JP2647163B2 - 電子検紙機の昇隆装置 - Google Patents
電子検紙機の昇隆装置Info
- Publication number
- JP2647163B2 JP2647163B2 JP22796988A JP22796988A JP2647163B2 JP 2647163 B2 JP2647163 B2 JP 2647163B2 JP 22796988 A JP22796988 A JP 22796988A JP 22796988 A JP22796988 A JP 22796988A JP 2647163 B2 JP2647163 B2 JP 2647163B2
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- JP
- Japan
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- electronic paper
- inspection machine
- light receiving
- paper inspection
- receiving unit
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明は、ウエブの穴等の欠点を検出する電子検紙機
の昇降装置に関する。
の昇降装置に関する。
(B)従来の技術 ウエブの通し始め及び通し終り時、或いは保守作業時
に上下に昇降させる受光部体からなる電子検紙機の昇降
装置及び方法は、次のものが一般的である。
に上下に昇降させる受光部体からなる電子検紙機の昇降
装置及び方法は、次のものが一般的である。
即ち、受光部体の両端或いは中央部をスルリューネジ
を用いる機構で支持し、ギヤードモーター等で定速でス
クリューネジを回すことにより、受光部体を上下に昇降
させる装置及び方法であり、或いは、受光部体の両端或
いは中央部をエアシリンダー、又は油圧シリンダーで支
持し、シリンダーロッドを定速で作動させることによ
り、受光部体を上下に昇降させる装置及び方法であり、
更には、受光部体の両端或いは中央部をスクリューネジ
を用いる機構で支持し、複雑な電気回路を組み、インバ
ーター等でモーターを所要のカーブで変速してスクリュ
ーネジを回すことにより、受光部体を上下に昇降させる
装置及び方法である。
を用いる機構で支持し、ギヤードモーター等で定速でス
クリューネジを回すことにより、受光部体を上下に昇降
させる装置及び方法であり、或いは、受光部体の両端或
いは中央部をエアシリンダー、又は油圧シリンダーで支
持し、シリンダーロッドを定速で作動させることによ
り、受光部体を上下に昇降させる装置及び方法であり、
更には、受光部体の両端或いは中央部をスクリューネジ
を用いる機構で支持し、複雑な電気回路を組み、インバ
ーター等でモーターを所要のカーブで変速してスクリュ
ーネジを回すことにより、受光部体を上下に昇降させる
装置及び方法である。
(C)発明が解決しようとする課題 しかし、従来のスクリューネジ、或いはエアーシリン
ダー、又は油圧シリンダーによって、受光部体を定速で
上下に昇降させる装置及び方法を用いると、始動時及び
停止時にショックがあるため、受光部体の内部の機器、
或いは外部の支持部が破損することが多く、又、複雑な
電気回路を組み、インバーター等でモーターを所要のカ
ーブで変速して、スクリューネジを回して、受光部体を
上下に昇降させる装置及び方法を用いると、所要設備金
額が大きくなり、そして、インバーターが故障を起こす
ことが多く、保守上での労力が大きいという問題点があ
った。
ダー、又は油圧シリンダーによって、受光部体を定速で
上下に昇降させる装置及び方法を用いると、始動時及び
停止時にショックがあるため、受光部体の内部の機器、
或いは外部の支持部が破損することが多く、又、複雑な
電気回路を組み、インバーター等でモーターを所要のカ
ーブで変速して、スクリューネジを回して、受光部体を
上下に昇降させる装置及び方法を用いると、所要設備金
額が大きくなり、そして、インバーターが故障を起こす
ことが多く、保守上での労力が大きいという問題点があ
った。
本発明の目的は、破損がなく、安価な、等速円運動を
するアームを利用して、受光部体をサインカーブで変速
して、上下にスライドして昇降させる装置を提供するこ
とにある。
するアームを利用して、受光部体をサインカーブで変速
して、上下にスライドして昇降させる装置を提供するこ
とにある。
(D)課題を解決するための手段 固定した光源部体12と、上下に昇降する受光部体11か
らなる電子検紙機において、等速円運動をするアーム1
の先端のピン2に保持した支持チェーン3により、受光
部体11をサインカーブで変速して、上下にスライドして
昇降させることを特徴とする電子検紙機の昇降装置であ
る。
らなる電子検紙機において、等速円運動をするアーム1
の先端のピン2に保持した支持チェーン3により、受光
部体11をサインカーブで変速して、上下にスライドして
昇降させることを特徴とする電子検紙機の昇降装置であ
る。
(E)実施例 本発明を、実施例の図面に基づき、説明する。
第1図は、本発明の、電子検紙機の昇降装置の実施例
を示す組立図であり、第2図は、先端にピンを持ち等速
円運動をするアーム機構の実施例を示す正面図及び側面
図である。
を示す組立図であり、第2図は、先端にピンを持ち等速
円運動をするアーム機構の実施例を示す正面図及び側面
図である。
電子検紙機の光源部体12は、フレーム10に固定されて
おり、電子検紙機の受光部体11は、左右にLMガイドを持
ち、フレーム10の内側に取り付けたスライドレール13で
左右方向を支持され、長さ調整用のターンバックル9を
付けた2本のチェーン3によって、上下方向に支持され
ている。
おり、電子検紙機の受光部体11は、左右にLMガイドを持
ち、フレーム10の内側に取り付けたスライドレール13で
左右方向を支持され、長さ調整用のターンバックル9を
付けた2本のチェーン3によって、上下方向に支持され
ている。
チェーン3は、スプロケット7、8を介して、アーム
1の先端のピン2に、コネクター4により結び付けられ
ている。
1の先端のピン2に、コネクター4により結び付けられ
ている。
チェーン18は、ピン17でスプロケット5にはめ込ま
れ、スプロケット19を介して、長さ調整用のターンバッ
クル20を持ち、エアーシリンダー16に結び付けられてい
る。
れ、スプロケット19を介して、長さ調整用のターンバッ
クル20を持ち、エアーシリンダー16に結び付けられてい
る。
アーム1とスプロケット5は、シャフト15に組み込ま
れ、シャフト15の両端は、ベアリングユニット6により
支持されている。
れ、シャフト15の両端は、ベアリングユニット6により
支持されている。
以下の様に構成された装置において、受光部体11を昇
降させる方法は次の通りである。
降させる方法は次の通りである。
ウエブの通し始め及び通し終り時、或いは保守作業時
に、受光部体11を上昇させる場合は、エアーシリンダー
16にエアーを入れ、シリンダーロッドを左右方向へ等速
で動かす。すると、ターンバックル20を持つチェーン18
が引かれ、スプロケット5が左回転をする。そこで、シ
ャフト15に共に固定して取付けられているアーム1も左
回転をする。アーム1の両先端には、2本のピン2があ
り、コネクタ4により2本のチェーン3を支持している
ので、2本のチェーン3の右側は左方向へ、左側は右方
向へ、それも、スプロケット5の等速円運動から変換さ
れる、ピン2とスプロケット8の外接点とを結ぶ方向の
ベクトルの速度、即ちスタート時とストップ時は遅く、
中間でトップスピードとなるサインカーブに乗った速度
で引っ張られるので、2本のチェーン3によりその重量
を支えられた電子検紙機の受光部体11は、サインカーブ
速度で上昇するのである。
に、受光部体11を上昇させる場合は、エアーシリンダー
16にエアーを入れ、シリンダーロッドを左右方向へ等速
で動かす。すると、ターンバックル20を持つチェーン18
が引かれ、スプロケット5が左回転をする。そこで、シ
ャフト15に共に固定して取付けられているアーム1も左
回転をする。アーム1の両先端には、2本のピン2があ
り、コネクタ4により2本のチェーン3を支持している
ので、2本のチェーン3の右側は左方向へ、左側は右方
向へ、それも、スプロケット5の等速円運動から変換さ
れる、ピン2とスプロケット8の外接点とを結ぶ方向の
ベクトルの速度、即ちスタート時とストップ時は遅く、
中間でトップスピードとなるサインカーブに乗った速度
で引っ張られるので、2本のチェーン3によりその重量
を支えられた電子検紙機の受光部体11は、サインカーブ
速度で上昇するのである。
受光部体11を下降させる場合は、今と逆向きにエアー
を入れ、受光部体11の自重でチェーン18、3を逆方向に
動かすことにより、同じくサインカーブ速度で、受光部
体11を下降させることが出来るのである。
を入れ、受光部体11の自重でチェーン18、3を逆方向に
動かすことにより、同じくサインカーブ速度で、受光部
体11を下降させることが出来るのである。
なお、アーム1の長さは、電子検紙機の受光部体11が
スライドする距離に応じた長さ、それも、スタート時と
ストップ時の速度が限り無くゼロに近くなるように設定
するのが良い。
スライドする距離に応じた長さ、それも、スタート時と
ストップ時の速度が限り無くゼロに近くなるように設定
するのが良い。
また、チェーン3、18はワイヤー等を使用しても良
く、チェーン3は、左右2本でなく、中央部の1箇所と
しても良い。
く、チェーン3は、左右2本でなく、中央部の1箇所と
しても良い。
また、エアーシリンダー16は、油圧による方式のもの
でも良く、ギヤードモーター等で駆動する方式のもので
も良い。
でも良く、ギヤードモーター等で駆動する方式のもので
も良い。
また、電子検紙機の受光部体11をスライドさせる方向
は、上下方向のみでなく、左右方向でも良いことは言う
までもない。
は、上下方向のみでなく、左右方向でも良いことは言う
までもない。
なお、本発明は、電子検紙機の昇降装置に関するもの
であるが、決められた範囲で、サインカーブで変速して
往復スライドさせる他の機器についても適用できること
は言うまでもない。
であるが、決められた範囲で、サインカーブで変速して
往復スライドさせる他の機器についても適用できること
は言うまでもない。
(F)発明の効果 本発明によれば、次の如き優れた効果を発揮する。
(1)受光部体をサインカーブで変速して上下に昇降さ
せるので、始動時及び停止時にショックがないため、受
光部体の内部の機器、或いは外部の支持部が破損するこ
とがなく、保守上での労力が軽減する。
せるので、始動時及び停止時にショックがないため、受
光部体の内部の機器、或いは外部の支持部が破損するこ
とがなく、保守上での労力が軽減する。
(2)等速円運動をするアームを利用した簡単な機構
で、サインカーブの変速を発生させることが出来るの
で、複雑な電気回路を組み、インバーター等でモーター
を所要のカーブで変速させる必要がないので、所要設備
金額が少なく、インバーターの故障による保守上での労
力が無くなる。
で、サインカーブの変速を発生させることが出来るの
で、複雑な電気回路を組み、インバーター等でモーター
を所要のカーブで変速させる必要がないので、所要設備
金額が少なく、インバーターの故障による保守上での労
力が無くなる。
第1図は、本発明の、電子検紙機の昇降装置の実施例を
示す組立図であり、第2図は、先端にピンを持ち、等速
円運動をするアーム機構の実施例を示す正面図及び側面
図である。 1……アーム 2……ピン 3……チェーン 4……コネクター 5……スプロケット 6……べアリングユニット 7、8……スプロケット 9、20……タンバックル 10……フレーム 11……電子検紙機受光部体 12……電子検紙機光源部体 13……スライドレール、 14……LMガイド 15……シャフト 16……エアーシリンダー 17……ピン 18……チェーン 19……スプロケット
示す組立図であり、第2図は、先端にピンを持ち、等速
円運動をするアーム機構の実施例を示す正面図及び側面
図である。 1……アーム 2……ピン 3……チェーン 4……コネクター 5……スプロケット 6……べアリングユニット 7、8……スプロケット 9、20……タンバックル 10……フレーム 11……電子検紙機受光部体 12……電子検紙機光源部体 13……スライドレール、 14……LMガイド 15……シャフト 16……エアーシリンダー 17……ピン 18……チェーン 19……スプロケット
Claims (1)
- 【請求項1】固定した光源部体12と、上下に昇降する受
光部体11からなる電子検紙機において、等速円運動をす
るアーム1の先端のピン2に保持した支持チェーン3に
より、受光部体11をサインカーブに変速して、上下にス
ライドして昇降させることを特徴とする電子検紙機の昇
降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22796988A JP2647163B2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 電子検紙機の昇隆装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22796988A JP2647163B2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 電子検紙機の昇隆装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0275939A JPH0275939A (ja) | 1990-03-15 |
JP2647163B2 true JP2647163B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=16869094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22796988A Expired - Fee Related JP2647163B2 (ja) | 1988-09-12 | 1988-09-12 | 電子検紙機の昇隆装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647163B2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-12 JP JP22796988A patent/JP2647163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0275939A (ja) | 1990-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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