JP2645396B2 - オリゴペプチドならびに関連化合物の合成法 - Google Patents

オリゴペプチドならびに関連化合物の合成法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオリゴペプチド及び関連化合物の合成法に関
し、更に詳細にはスペーサーとして4−(2−ヒドロキ
シエチルスルホニル)ジヒドロシンナモイル基を導入し
たセルロースアセテート誘導体を高分子担体として用
い、そのスペーサーの末端水酸基上にペプチド鎖を構築
することを特徴とするオリゴペプチドならびに関連化合
物の合成に関するものである。
〔従来の技術及びその課題〕
ペプチド類の化学合成は液相法ならびに固相法の二法
によつて、種々の縮合剤を用いて広く行われている
(「ザ ペプチド(the Peptides)」第1巻(1966),S
chrder及びRuhke著、Academic Press,U.S.A及び「ペ
プチド合成」泉屋ら、丸善株式会社(1975))。
なかでも、固相法は試薬や縮合剤を過剰に必要とする
が、固相担体と未反応の試薬等との分離をロ過するだけ
て簡単に行えるなどの長所を有し、迅速合成が可能とな
るところから、大量のサンプルの合成は不可能であつて
も、広く利用されてきている。しかしながら、固相法で
オリゴペプチド鎖を構築した場合、フツ化水素酸で処理
して固相担体からの脱着と保護基の除去を同時に行うこ
とが必要であるため、C−末端だけが遊離の、オリゴペ
プチド・ユニツトの導入に利用できるような誘導体を調
製することは不可能である。それに対して、液相法は試
薬や縮合剤を少過剰使用するだけで各縮合反応を行うこ
とができるが、縮合反応を行うたびにクロマトグラフ等
による精製操作を必要とするところから、大量合成が可
能であるものの長時間を要し、迅速性に欠けている。そ
のような見地から、縮合反応を液相的一系で行うことが
でき、かつ別の溶媒中、高分子担体を析出させて、分離
を固相で行えるようにしようとする試みがバイヤーら
{E.Bayer und M.Mutter,Chem. Ber.,107,1344−1352
(1974)}によつて報告されている。この方法は分子量
15,000程度のポリエチレングリコールの末端水酸基にペ
プチド鎖を構築することを特徴とするものであるが、担
持量が固相法と同程度で0.11mmol/gと低く、大量サンプ
ルの合成には適していない。
〔課題を解決するための手段〕
斯る実情において本発明者らは液相法と固相法両者の
長所を兼ね備えた高純度オリゴペプチド類の新規な大量
合成法に関し、鋭意研究をおこなつた結果、次の式
(I) で表わされる、4−(2−ヒドロキシエチルスルホニ
ル)ジヒドロシンナモイル基をスペーサーとして有する
セルロースアセタート誘導体を担体として用い、そのス
ペーサーの末端水酸基上でペプチド鎖を構築すれば上記
目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、式(I)で表わされるセルロー
スアセタート誘導体を高分子担体として用いることを特
徴とするオリゴペプチド及び関連化合物飯の合成法であ
る。
本発明において用いる式(I)の高分子担体は、セル
ロースアセテートから常法により調製されるもので、す
でに本発明者らはオリゴヌクレオチド類の合成に用いて
優れた結果を得ているものである。すなわち、高分子担
体(I)がオリゴヌクレオチド類の化学合成に広く用い
られているピリジンに易溶性であるところから、ピリジ
ン中で縮合反応を行つてそのスペーサー末端水酸基にオ
リゴヌクレオチオ鎖を構築し、難溶性を示すエタノール
中に反応液を注いで、目的のオリゴヌクレオチド鎖を担
持した高分子担体(I)を析出させて、ロ過することに
よつて未反応の試薬等から分離するという一連の操作を
行い、大量の高純度オリゴヌクレオチドが簡便に得られ
ることを明らかにしている〔K.Kamaike,S.Yamakage,Y.H
asegawa,and Y.Ishido,Nucleic Acids Res.,Symp.Ser.,
No.17,89(1986);釜池、長谷川、石戸、糖質シンポジ
ウム講演要旨集、p.25(1987,7月,東京);K.Kamaike,
Y.Hasegawa,and Y.Ishido,Tetrahedron Lett.,29
(6),647−650(1988)〕。
本発明方法を実施するには、まず高分子担体(I)を
塩化メチレン、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、あ
るいは塩化メチレン−DMF混合溶媒等の溶媒中、均一系
で縮合剤の存在下にBoc−アミノ酸、Boc−オリゴペプチ
ド−OH誘導体、あるいはO−グリコシル−Boc−セリン
−または−トレオニン−OH誘導体と処理する導入および
脱Boc化の反応操作を繰り返し行つて目的とするペプチ
ド鎖の構築を行う。ついで、得られた反応液を大量のエ
タノール等の中に激しく撹拌しながら注げば、官能基が
完全に保護された、目的のオルゴペプチド鎖を担持した
セルロース誘導体が析出し、これをロ過すれば、容易に
分取できる。更に、セルロース担体に担持されたオリゴ
ペプチド誘導体はフツ化テトラブチルアンモニウム・3
水和物と処理して高分子担体からC−末端が遊離の誘導
体として容易に取り出すことができる。
次に、ロイシン−エンケフアリン誘導体、すなわちBo
c−Tyr(OBn)−Gly−Gly−Phe−Leu−OH〔化合物
(2)〕の合成を例に本発明について、以下に具体的に
説明する。標記の高分子担体(1)を用いる2の合成
は、段階的縮合法とフラグメント縮合法の二法があるの
で、これらについて示した。
1) 段階的縮合法:塩化メチレン中、ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド:(DCCI)と4−ジメチルアミノピリ
ジン(DMAP)の存在下、高分子担体(I)のスペーサー
末端水酸基にBoc−Leu−OHを縮合、導入したのち、1/5
容程度に濃縮し、30倍容のエタノール中へ激しく撹拌し
ながら注ぎ、白色の析出物をロ取、乾燥する。これを塩
化メチレンに溶解し、塩化水素飽和塩化メチレン溶液と
処理したのち、減圧濃縮、乾燥し、再びこれを塩化メチ
レン溶液とする。別に、塩化メチレン中、Boc−Phe−OH
にトリエチルアミンの存在下、塩化ジメチルホスフイノ
チオイルを作用させてBoc−Phe化に用いる混合酸無水物
Boc−Phe−OP(S)Me2を調製しておく。これを上記の
塩化メチレン溶液に加えてBoc−Phe−Leu−高分子担体
(I)とし、同様にして減圧濃縮したのち、過剰量のエ
タノール中に注いで、白色の析出物をロ取、乾燥する。
ついで、Boc−Gly−OHについて2回、およびBoc−Tyr
(OBn)OHについて1回の導入反応を順次繰り返すこと
により、Boc−Tyr(OBn)−Gly−Gly−Phe−Leu−高分
子担体(I)〔化合物(3)〕が得られる。化合物
(3)を塩化メチレン溶液とし、これをフツ化テトラブ
チルアンモニウム・3水和物と室温で処理したのち、1/
5容程度に減圧濃縮して、約30倍容のエタノール中に激
しく撹拌しながら滴下する。析出物をロ別し、ロ液を減
圧濃縮する。残留部を酢酸エチルに溶解、乾燥、減圧濃
縮し、得られる粗生成物をHPLCで分析したところ、図1
のようなクロマトグラムが得られた。さらに、これを分
取TLCとLH−20によるゲルロ過によつて精製したころ、
図2のようなHPLクロマトグラムを与えた。こうして得
られた化合物(2)は再結晶すると鋭い融点を示し、元
素分析も予定の構造を支持する結果を与えた。
2) フラグメント縮合法:上記の方法に従つてBoc−T
yr(OBn)−Gly−Gly−OH(1.5mol.当量)をH−Phe−L
eu−高分子担体(I)塩酸塩とアジ化ジメチルホスフイ
ノチオイル、Me2P(S)−N3(1.5mol.当量)およびト
リエチルアミン(2.5mol.当量)の存在下にDMF中で縮合
させたのち、得られた化合物(3)から化合物(2)を
1)と全く同様にして取り出した。得られたサンプルは
1)で得た標品と同定した。1)に述べた段階的縮合法
と比較すると、このフラグメント縮合法による場合は化
合物(2)の収率が向上するだけでなく、その純度も改
善されるため、その精製操作も簡略化することができ
る。
〔発明の効果〕
上記1)および2)に述べた反応は規模を任意に拡大
できることは自明であり、目的とするオリゴペプチドを
大量に合成することが可能である。すなわち、オリゴペ
プチドには、アンギオツンテンシンI(ヒト){Asp−A
rg−Val−Tyr−Ile−His−Pro−Phe−His−Leu}、ブラ
ジキニン{Arg−Pro−Phe−His−Leu}、ブラジキニン
{Arg−Pro−Pro−Gly−Phe−Ser−Pro−Phe−Arg}、
ブラジキニン−ポテンシエーターB−(マムシ){Pyr
−Gly−Leu−Pro−Pro−Arg−Pro−Lys−Ile−Pro−Pr
o}、CCK−オクタペプタイド(26−33)(スルフエート
フオーム){Asp−Tyr(SO3H)−Met−Gly−Trp−Met−
Asp−Phe−NH2}、ロイシン−エンケフアリン{Tyr−Gl
y−Gly−Phe−Leu}、メチオニン−エンケフアリン{Ty
r−Gly−Gly−Phe−Met}、ガストリンI(ヒト){Pyr
−Gly−Pro−Trp−Leu−Glu−Glu−Glu−Glu−Glu−Ala
−Tyr−Gly−Trp−Met−Asp−Phe−NH2}、黄体ホルモ
ン放出ホルモン〔LH−RH〕{Pyr−His−Trp−Ser−Tyr
−Gly−Leu−Arg−Pro−Gly−NH2}、 サブスタンスP{Arg−Pro−Lys−Pro−Gln−Gln−Ph
e−Phe−Gly−Leu−Met−NH2}、甲状線刺激ホルモン放
出ホルンモン〔TRH〕{Pyr−His−Pro−NH2 H2O}、あ
るいは といつた生理活性を有するものが知られている。また、
ムチン型糖タンパク質分子のなかには、セリンやトレオ
ニンの水酸基にD−グルコサミンやD−ガラクトサミン
がグリコシル基として導入されたグリコシド・ユニツト
が組み込まれて散在しており、抗原性の発現に深く関わ
つていると考えられており、そのクラスター構造の構築
にも強い関心が寄せられている。こうした高純度オリゴ
ペプチドならびに関連化合物の大量合成が本発明の高分
子担体(I)を用いることによつて可能となる。
〔実施例〕 以下、実施例について本発明を具体的に説明するが、
本発明はこれによつて限定されるものではない。
実施例1 ロイシン−エンケフアリン誘導体(Boc−Tyr(OBn)−G
ly−Gly−Phe−Leu−OH:化合物(2))の合成: 1) Boc−Leu−高分子担体(I)の合成 精製した塩化メチレン(50ml)に4−(2−ヒドロキ
シエチルスルホニル)ジヒドロシンナモイル基をスペー
サーとして導入したセルロースアセタート誘導体(高分
子担体(I):スペーサー担持量は1.10mmol/g)(2.99
10g,3.29mmol)を溶解した溶液にBoc−Leu−OH(2.466
g,3mol.等量)、DCCI(2.036g,3mol.等量)、ついでDMA
P(1.2058g,3mol.等量)を加えて、室温で5時間撹拌し
た。反応混合液を減圧濃縮して約10mlとし、これをエタ
ノール(300ml)中に激しく撹拌しながら滴下した。析
出物をロ過して乾燥し、白色粉末(3.4700g,76.2%)を
得た。元素分析の実測値がN:1.27%であることから、Bo
c−Leu担持量は0.907mmol、すなわち縮合収率は82.5%
となつた。
2) Boc−Phe−Leu−高分子担体(I)の合成 Boc−Leu−高分子担体(I)(3.4700g)を精製塩化
メチレン(20ml)に溶解し、これに飽和塩化水素−塩化
メチレン溶液(100ml)を加えたのち、室温で5時間撹
拌した。得られた反応混合液を減圧濃縮し、更にポンプ
の減圧下に乾燥した。残渣に精製塩化メチレン(20ml)
を加え、ついでトリエチルアミン(362μ)を加え
て、1時間撹拌した。これとは別に、Boc−Phe−OH(1.
3157g,1.5mol.)の精製塩化メチレン(30ml)溶液に氷
冷下塩化ジメチルホスフイノチオイル(Me2P(S)Cl:5
01.4mg)の塩化メチレン(5ml)溶液およびトリエチル
アミン(544μ)を加えたのち、1時間撹拌し、in si
tuで混合酸無水物Boc−Phe−O−P(S)Me2を調製し
た。先の溶液に、これを加え、さらにトリエチルアミン
(544μ)を加えたのち、1時間撹拌した。反応混合
液を減圧濃縮して10mlとし、これをエタノール(3000m
l)に激しく撹拌しながら滴下した。析出物をロ取し
て、乾燥したところ、白色粉末(3.5285g)が得られ
た。
3) Boc−Gly−Phe−Leu−高分子担体(I)の合成 2)で得られた白色粉末の全量を用いて、2)と同様
に、トリエチルアミン(362μ)で塩酸塩を中和、Boc
−Gly−OH(683.2mg),トリエチルアミン(544μ
)、およびMe2P(S)Cl(501.4mg)を用いて混合酸
無水物を調製、ついで、これをトリエチルアミン(544
μ)を用いてH−Phe−Leu−高分子担体(I)に縮合
し、後処理することにより、Boc−Gly−Phe−Leu−高分
子担体(I)の白色粉末(3.5500g)を得た。
4) Boc−Gly−Gly−Phe−Leu−高分子担体(I)の
合成 3)の場合と全く同様な操作を行い、3)で得られた
生成物の全量から、目的物の白色粉末(3.5618g)を得
た。
5) Boc−Tyr(OBn)−Gly−Gly−Phe−Leu−高分子
担体(I)〔化合物(3)〕の合成 反応操作は上記2)、3)、4)の場合と全く同様
で、トリエチルアミン(362μ)による中和、Boc−Ty
r−(OBn)−OH(1.4486g),Me2P(S)Cl(501.4m
g)、およびトリエチルアミン(544μ)を用いる混合
酸無水物の調製、トリエチルアミン(362μ)による
縮合反応、ついで後処理を行い、目的物の白色粉末(3.
3721g)を得た。元素分析の実測値がN:3.76%であるこ
とから、この段階の縮合収率は88.8%と算出された。
6) Boc−Tyr(OBn)−Gly−Gly−Phe−Leu−高分子
担体(I)〔化合物(3)〕からのBoc−Tyr(OBn)−G
ly−Gly−Phe−Leu−OH〔化合物(2)〕の剥離 5)の生成物(1.6602g)を精製塩化メチレン(50m
l)に溶解し、これにフツ化テトラブチルアンモニウム
・3水和物(315mg)の精製塩化メチレン(3ml)溶液を
加え、室温で1時間撹拌した。反応混合液を減圧濃縮し
て約10mlとしたのち、これをエタノール(300ml)中に
激しく撹拌しながら滴下した。析出物をロ別したのち、
ロ液を減圧濃縮し、残部を酢酸エチル(50ml×3)で抽
出、水洗(20ml×3)した。有機層を分取し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥したのち、乾燥剤をロ別して、減圧
濃縮した。残部を乾燥したところ、目的物の粗生成532.
9mgが得られた。そのHPLCは図1の通りであつた。これ
を分取用TLC(展開溶媒=95:5:1クロロホルム−メタノ
ール−酢酸)、ついでLH−20を用いたゲルロ過によつて
精製し、目的物(206mg,収率31%)が得られた。この精
製標品は図2のようなHPLクロマトグラムを与えた。ま
た、再結晶(ヘキサン−エチルアセテートより)によつ
て融点148.8−149.6℃〔文献値{H.Kinoshita,K.Inomat
a,O.Miyano,and H.Kotake,Bull,Chem.Soc.Jpn.,52,2619
(1979)):融点149−150℃(エチルアセテートよ
り)〕の結晶を与えた。
元素分析: C40H61N5O9としての 計算値:C,64.53 H,6.77 N,9.40 実測値:C,64.72 H,7.04 N,9.61 実施例2 高分子担体(I)のスペーサー担持量を換え、スペー
サー担持量とペプチド収率の関係を調べた。
反応は、実施例1の1)〜2)と同一の反応により、
収率はBoc−Phe−Leu−高分子担体(I)の生成量から
求めた。この結果を下表に示す。
【図面の簡単な説明】
図1は、実施例1の6)で得た粗Boc−Tyr(OBn)−Gly
−Gly−Phe−Leu−OHのHPLCを示す図面である。 図2は、精製した同化合物のHPLCを示す図面である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の式(I) で表わされる、4−(2−ヒドロキシエチルスルホニ
    ル)ジヒドロシンナモイル基をスペーサーとして有する
    セルロースアセタート誘導体を高分子担体として用いる
    ことを特徴とするオリゴペプチド及び関連化合物の合成
    法。
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