JP2641585B2 - 燃焼器用の同軸型噴射器 - Google Patents
燃焼器用の同軸型噴射器Info
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- JP2641585B2 JP2641585B2 JP3823390A JP3823390A JP2641585B2 JP 2641585 B2 JP2641585 B2 JP 2641585B2 JP 3823390 A JP3823390 A JP 3823390A JP 3823390 A JP3823390 A JP 3823390A JP 2641585 B2 JP2641585 B2 JP 2641585B2
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- combustor
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高温の燃焼ガスを得るための燃焼器に用いる
燃焼器用同軸型噴射器に関するものである。
燃焼器用同軸型噴射器に関するものである。
従来の燃焼器用同軸型噴射器においては文献「小型溝
構造液水冷却燃焼器の研究（１）」（1981年８月、航空
宇宙技術研究所発行）に記載のように同軸上に設けられ
た内側噴射器の出口端面を外側噴射器の出口端面に比し
燃焼器側よりみて引つ込ませる構造となつていた。具体
的な構造を第３図に示す。図において、１は燃焼器本
体、２は外側噴射器、３は内側噴射器である。
構造液水冷却燃焼器の研究（１）」（1981年８月、航空
宇宙技術研究所発行）に記載のように同軸上に設けられ
た内側噴射器の出口端面を外側噴射器の出口端面に比し
燃焼器側よりみて引つ込ませる構造となつていた。具体
的な構造を第３図に示す。図において、１は燃焼器本
体、２は外側噴射器、３は内側噴射器である。
上記従来技術は内側噴射器より噴出する酸化済（中心
側噴流）を外側噴射器よりの周囲の噴流（燃料）で混合
させ燃焼を得るものである。特に内側噴射器出口端面を
引つ込ますことにより外側噴流を内側に向けて混合の度
合を強めてある。この場合、火炎が内側噴射器出口まわ
りに保炎し焼損が発生しやすい問題があつた。
側噴流）を外側噴射器よりの周囲の噴流（燃料）で混合
させ燃焼を得るものである。特に内側噴射器出口端面を
引つ込ますことにより外側噴流を内側に向けて混合の度
合を強めてある。この場合、火炎が内側噴射器出口まわ
りに保炎し焼損が発生しやすい問題があつた。
本発明の目的はこの火炎の付着を防止し、焼損が防止
し得る燃料効率を良くした噴射器を提供するにある。
し得る燃料効率を良くした噴射器を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の燃焼器用の同軸
型噴射器は、燃焼室側の内側通路出口端3Aが外側通路出
口端2Aより燃焼室側に突出し、内側通路６と外側通路５
の一部にオリフィス6A及び淀み部13とオリフィス４に連
通する淀み部12を設けることにある。
型噴射器は、燃焼室側の内側通路出口端3Aが外側通路出
口端2Aより燃焼室側に突出し、内側通路６と外側通路５
の一部にオリフィス6A及び淀み部13とオリフィス４に連
通する淀み部12を設けることにある。
この構成であると、同軸型噴射器を構成する内側噴射
器出口端が外側噴射器出口端より突き出ていることによ
り火炎が出口端に付着しない。それによつて燃焼器特に
噴射器の焼損が防止できる。また燃焼効率を良くするこ
とが出来る。
器出口端が外側噴射器出口端より突き出ていることによ
り火炎が出口端に付着しない。それによつて燃焼器特に
噴射器の焼損が防止できる。また燃焼効率を良くするこ
とが出来る。
以下、本発明の一実施例を第１図，第２図により説明
する。図中１は燃焼器本体である。燃料は通路５より供
給され噴射器（外）２上に設けられたオリフイス４を介
して燃焼室９に噴出される。点火器８にて着火がなさ
れ、酸化剤は通路b,6より供給され、噴射器（内）３を
介して燃焼室９に噴射され、高温の燃焼ガスが得られ
る。又外側通路５はオリフィス４と連通すると共に、内
側通路６と外側噴射器１の間に形成した燃焼室９に連通
し、燃焼室側の内側通路の出口端3Aが外側通路の出口端
2Aより燃焼室側に突出し、内側通路６と外側通路５の一
部にオリフィス6A及び淀み部13とオリフィス４に連通す
る淀み部12を設ける。
する。図中１は燃焼器本体である。燃料は通路５より供
給され噴射器（外）２上に設けられたオリフイス４を介
して燃焼室９に噴出される。点火器８にて着火がなさ
れ、酸化剤は通路b,6より供給され、噴射器（内）３を
介して燃焼室９に噴射され、高温の燃焼ガスが得られ
る。又外側通路５はオリフィス４と連通すると共に、内
側通路６と外側噴射器１の間に形成した燃焼室９に連通
し、燃焼室側の内側通路の出口端3Aが外側通路の出口端
2Aより燃焼室側に突出し、内側通路６と外側通路５の一
部にオリフィス6A及び淀み部13とオリフィス４に連通す
る淀み部12を設ける。
本実施例によれば、噴射器（内）３より噴出する酸化
剤に、噴射器（外）２より噴出する燃料が混合し、噴射
器（内）出口端3aが、噴射器（外）出口端2aより突き出
ており、火炎が付着しにくく、焼損が防止出来る効果が
ある。又本発明の燃焼器用の同軸型噴射器では、燃焼室
側の内側通路の出口端3Aが外側通路の出口端2Aより燃焼
室側に突出し、内側通路６と外側通路５の一部にオリフ
ィス6A及び淀み部13とオリフィス４に連通する淀み部12
を設けることにより、上流側の高圧の空気及び酸化剤例
えば水素ガスがオリフィス４、オリフィス6Aを通過し、
高スピードで淀み部12、13に流れる。淀み部12、13で高
スピードの空気及び水素ガスを一定のスピードに落し
て、一定の流れとして、燃焼室９に送り込んで安定した
燃焼を出来るようにので、従来の噴射器に比べて燃焼効
率を向上させることが出来る。
剤に、噴射器（外）２より噴出する燃料が混合し、噴射
器（内）出口端3aが、噴射器（外）出口端2aより突き出
ており、火炎が付着しにくく、焼損が防止出来る効果が
ある。又本発明の燃焼器用の同軸型噴射器では、燃焼室
側の内側通路の出口端3Aが外側通路の出口端2Aより燃焼
室側に突出し、内側通路６と外側通路５の一部にオリフ
ィス6A及び淀み部13とオリフィス４に連通する淀み部12
を設けることにより、上流側の高圧の空気及び酸化剤例
えば水素ガスがオリフィス４、オリフィス6Aを通過し、
高スピードで淀み部12、13に流れる。淀み部12、13で高
スピードの空気及び水素ガスを一定のスピードに落し
て、一定の流れとして、燃焼室９に送り込んで安定した
燃焼を出来るようにので、従来の噴射器に比べて燃焼効
率を向上させることが出来る。
上記では、噴射器（外）２から燃料を噴出させ、噴射
器（内）３より酸化剤を噴出する組合せで説明したが、
燃料を噴射器（内）３、酸化剤を噴射器（外）２より噴
出することも出来る。
器（内）３より酸化剤を噴出する組合せで説明したが、
燃料を噴射器（内）３、酸化剤を噴射器（外）２より噴
出することも出来る。
また、第２図では同軸噴射器１ケの場合であるが同軸
噴射器が複数個にて構成された燃焼器においても同様で
ある。
噴射器が複数個にて構成された燃焼器においても同様で
ある。
本発明によれば、内側の噴射器の出口端を外側の噴射
器の出口端より突き出させており、火炎の付着を防止で
きるので燃焼器の焼損が防止できる効果がある。また燃
焼効率を良くすることが出来る。
器の出口端より突き出させており、火炎の付着を防止で
きるので燃焼器の焼損が防止できる効果がある。また燃
焼効率を良くすることが出来る。
第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図は本発明
に係る同軸型噴射器を用いる燃焼器の一例を示す断面
図、第３図は従来の同軸型噴射器の一例を示す断面図で
ある。 ２……噴射器（外）、2a……噴射器（外）出口端面、 ３……噴射器（内）、3a……噴射器（内）出口端面。
に係る同軸型噴射器を用いる燃焼器の一例を示す断面
図、第３図は従来の同軸型噴射器の一例を示す断面図で
ある。 ２……噴射器（外）、2a……噴射器（外）出口端面、 ３……噴射器（内）、3a……噴射器（内）出口端面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高草木 常彦 茨城県日立市幸町３丁目１番１号 株式 会社日立製作所日立工場内 (72)発明者 吉田 正博 茨城県日立市幸町３丁目１番１号 株式 会社日立製作所日立工場内 (72)発明者 石ケ森 勲 茨城県日立市幸町３丁目１番１号 株式 会社日立製作所日立工場内 (72)発明者 二宮 一芳 神奈川県横浜市神奈川区宝町２番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 桑原 卓雄 神奈川県横浜市神奈川区宝町２番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 光野 実 神奈川県横浜市神奈川区宝町２番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭64−38414（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】内側噴射器３に形成された内側通路６が燃
焼室９に連通し、内側通路６の外側に配置された外側噴
射器２に外側通路５を形成し、外側通路５は端部に設け
たオリフィス４と、オリフィスと連通すると共に内側通
路６と外側噴射器１の間に形成し且つ燃焼室９に連通
し、燃焼室側の内側通路出口端3Aが外側通路出口端2Aよ
り燃焼室側に突出し、内側通路６と外側通路５の一部に
オリフィス6A及び淀み部13とオリフィス４と連通する淀
み部12を設けることを特徴とする燃焼器用の同軸型噴射
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3823390A JP2641585B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 燃焼器用の同軸型噴射器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3823390A JP2641585B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 燃焼器用の同軸型噴射器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03244905A JPH03244905A (ja) | 1991-10-31 |
| JP2641585B2 true JP2641585B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=12519583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3823390A Expired - Fee Related JP2641585B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 燃焼器用の同軸型噴射器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2641585B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL2072895T3 (pl) | 2007-12-18 | 2014-12-31 | Electrolux Home Products Corp Nv | Palnik gazowy z ulepszonym przewodem na powietrze pierwotne |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP3823390A patent/JP2641585B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03244905A (ja) | 1991-10-31 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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