JP2641254B2 - 充填包装装置 - Google Patents

充填包装装置

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JP2641254B2 JP63128201A JP12820188A JP2641254B2 JP 2641254 B2 JP2641254 B2 JP 2641254B2 JP 63128201 A JP63128201 A JP 63128201A JP 12820188 A JP12820188 A JP 12820188A JP 2641254 B2 JP2641254 B2 JP 2641254B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は充填包装技術の分野において利用され、特に
チューブ状のフイルム包材に内容物を充填する充填包装
装置に関する。
〔従来の技術〕
食品等の内容物はチューブ状のフイルム包材に充填包
装される。特に、食品にあっては無菌状態で包装するた
めに、包材としてチューブ状のフイルム包材(以下単に
「フイルム包材」という。)が用いられる。このフイル
ム包材は、内圧をかけながらプラスチック材を薄い筒状
袋体として引き出して成形した後、これの内面同士を接
面せしめて扁平にしかつこれを例えばロール状にして使
用に備えるものである。かかるフイルム包材は始端と末
端以外は完全に密封された袋状なので外から菌が入り込
むことはない。そして、使用の際、すなわち充填包装の
際に始めてフイルム包材は走行中にその側縁が切開され
て、そこから内容物が充填されると共に上記側縁は充填
位置直後でシールされ、またフイルムの長手方向の適宜
設定された間隔ごとに幅方向にシール及び切断されて、
製品としての包装体が次々と得られる。かかる、充填包
装するための装置としては、例えば特開昭53−131190号
に開示されている。この公知の装置では、フイルム包材
は側縁でなく幅方向の中央位置にて縦に二つに切断され
て、二系統の包装を行うようになってはいるものの、一
方の系統をみれば上記中央の切断縁は、記述の切開され
る側縁と同じである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のごとくのフイルム包材はフイルム自体が密着性
を有し、特に無菌充填包装用のものにあっては包材の成
形時に離型剤を用いることができないために内面が、例
えば塩化ビニリデン樹脂(PVDC)のとき、PVDC自体の強
い粘着性のために強く密着している。上述の特開昭53−
131190号に開示されている装置にあっては、側縁の切開
された部分から充填管をフイルム包装体内に臨ましめ、
内面が互に密着したフイルムは上記充填管によって離隔
されその空間に内容物が充填される。したがって、フイ
ルムの離隔は充填管にて急激になされ、しかもフイルム
包材の幅方向にて対称になされず、充填位置より下方に
ある送りローラにより送られる際にフイルム包材には、
しわが発生する。また、上記装置は、切開部分と反対側
の側縁には縦に延びる棒状の案内体が設けられている
が、これはフイルム包材の斜行を防止するものであり、
上記しわの発生は阻止できない。
本発明は、上記の問題を解決し、内面が密着している
フイルム包材の表裏のフイルムを充填位置前にて予め幅
方向に対称的に離隔せしめてしわの発生しない包装体を
得ることのできる充填包装装置を提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、上記の目的は、内面が接面するよう
に偏平に圧せられたチューブ状のフイルム包材を下方に
走行せしめ、該フイルム包材の走行中に該フイルムの側
縁部を切開する切開手段を設け、先端にノズル体が接続
された充填管の切開開始位置にて側方より上記フイルム
包材内に臨ましめ、上記充填管の下方位置にてフイルム
包材の切開部分をシールするシール手段を備えるものに
おいて、 充填管のフイルム包材への挿入位置よりも上方位置に
て上記フイルム包材の接面するフイルムの内面同士を離
隔せしめるための、離隔手段を備え、 ノズル体は充填管との接続位置から下方に延び下端に
充填のための開口を有し、 上記離隔手段は、フイルム包材の幅方向中央位置で上
記ノズル体の上部に取りつけられた上方に向け先細りの
錐頭部をもつ柱体と、切開部分と反対側でフイルム包材
の内側縁を案内するフィン状の案内部材を備えている、 ことにより達成される。
ここで、離隔手段はその頭部が、上方に向け先細りの
錐状をなしていればよく、例えば、水平面の断面形状が
フイルム包材の幅方向にそのまま長く延びている形状で
あっても、フイルム包材の幅方向中央部に円錐状として
存在する携帯としてもよい。
〔作用〕
以上のごとくの本発明によれば、フイルム包材は充填
管よりも手前位置にて離隔手段の錐状の頭部にて徐々に
離隔せられ充填位置ではすでに十分な空間が保たれてお
り、充填時に無理な力を受けない。しかも、上記離隔
は、フイルム包材の幅方向に対して対称になされるので
以後の送りによっても、しわ等は発生しない。又、フイ
ルム包材は案内部材により内側縁が案内されているので
斜行しない。
〔実施例〕
以下、添付図面をもとづいて本発明の一実施例を説明
する。
第1図において扁平にされたフイルム包材Fは、原反
(図示せず)から引き出された後、ガイドローラ1,2,3
を経て下方に案内されて走行している。上記フイルム包
材Fの走行は、両側縁にてフイルム包材を挟圧回転する
送りローラ4A,4Bよりなる送り手段4にてなされてい
る。
上記ガイドローラ2の直前位置には、フイルム包材の
側縁(図では右側縁)を切開する切開手段としてのナイ
フ5が配設されている。該ナイフ5は特に上記位置に限
定されず、例えばガイドローラ2と3の間でもよい。
一方、上記ガイドローラ2,3の右側方定法位置にはホ
ッパー6に切換弁7を介して二つのピストンポンプ8,9
が配設されており、両ポンプによって交互に定量だけ内
容物を送り出す充填管10が下方に延びている。充填管10
は、ガイドローラ3の下方位置で、横方向に屈曲せられ
て切開されたフイルム包材Fの内部に進入されており、
先端には下方に延び下端が開口せるノズル体11を有して
いる。ノズル体11は、上記フイルム包材への充填管10の
進入位置より上方位置に、上部が円錐状の頭部12Aをな
し下部が柱部12Bをなす柱体で成る離隔手段12が取りつ
けられている。本実施例では離隔手段12はノズル体11に
対して一体的に形成されている。ここで、上記離隔手段
12は、その直径(フイルム包材Fに対し直角方向の寸
法)すなわち、円錐状の頭部12Aの基部の外径が上記充
填管10の直径より大なることが必要である。また、上記
離隔手段12には、切開部分と反対側のフイルム包材の内
側縁を案内するフィン状の案内部材12Cが設けられ、離
隔手段の一部をなしている。なお、離隔手段は図示のも
のに限られず、例えば、上方に先細りの錐形をなし水平
面での断面形状がフイルム包材の幅方向に長く延びてい
る形態とすることもできる。
上記充填管10のノズル体11への接続部分の直下位置に
は切開されたフイルム包材の二枚のフイルムを挟圧する
挟圧ローラ13が配されており、さらにその直下には、上
記二枚のフイルムの側縁にて、フイルムを挟圧しながら
加熱する加熱体14、ロール状のシール体15がシール手段
として順次配されており、切開されたフイルム包材Fは
シール体15の下の送り手段4により下方に送られながら
シールされるようになっている。
ノズル体11の下方位置には、内容物が充填されたフイ
ルム包材を間欠的に両面から圧して内容物が存在しない
しごき部分を形成する、横方向に長いしごきローラ16が
配されている。そして、その直下には、上記しごきロー
ラ16と同期して、フイルム包材の送り速度と同じ速度で
降下しながらフイルム包材を圧して上記しごき部分を幅
(横)方向にシールするための、上下往復動する公知の
シールユニット17が配されている。本実施例では、近接
した二つの線状のシール部分を形成するようになってい
る。さらに、上記シールユニット17の下方には、これと
同期して、上記近接した二つ線状のシール部分の間を切
断する刃体18Aをもつ公知の切離しユニット18が配設さ
れている。
なお、19は切り離された製品を一つづつ所定位置へ搬
送するためのシュートである。
次に以上のごとくの本実施例装置の動作について説明
する。
先ず、チューブ状のフイルム包材Fは原反から引き出
されてガイドローラ1,2,3を経て、送り手段4(送りロ
ーラ4Aと4B)によって下方に送られる。その際、、上記
フイルム包材Fはガイドローラ2の直前にあるナイフ5
によって走行中に側縁が切り取られて切開される。な
お、切り取られた長い耳状片F′は図示せぬローラ等に
より引き取られ処分される。
ガイドローラ3を通過したフイルム包材Fは、充填管
10のノズル体11への接続部分に達する前に、円錐状の頭
部12Aによって二枚の密着せるフイルムが離隔される。
その際、頭部12Aの最大径(柱部12Bの径でもある)は、
上記充填管10の径よりも大きいために、フイルム包材F
の右側縁の切開部分は十分に開口され充填管10から不都
合な力を受けない。そして、上記二枚のフイルムは、走
行するにしたがって頭部12Aによってその離隔が次第に
幅方向に伝わってゆく。そして、切開部分と反対側、す
なわち左側縁はフィン状の案内部材12Cによって案内さ
れ、フイルム包材Fは斜行することなく送られる。上記
二枚のフイルムの離隔は、幅方向に対称に、しかもその
間隔が次第に広がるようになされるので、しわ等が発生
することはない。
フイルム包材Fの切開部分は、充填管10のノズル体11
への接続部分の直下ですぐに挟圧ローラ13によって挟圧
され、しかる後、加熱体14によって加熱された後にシー
ル体15によってシールされて再びチューブ状となる。
一方、充填管10には、ホッパー内の内容物たる原料
が、交互に作動するピストンポンプ8,9から切換弁7を
経て間欠的に送り込まれ、再びチューブ状となったフイ
ルム包材F内へ、ノズル体11の下部開口から上記内容物
が充填される。
しかる後、内容物が充填されたフイルム包材Fはしご
きローラ16によって局部的にしごき部分が形成され、該
部分が次にシールユニット17によってシールされた後、
切離しユニット18により切り離されて一つ一つの製品と
なってシュート19に落下する。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のごとくチューブ状のフイルム包材の
側縁を切開して、そこから内容物を充填する際に、充填
管の位置よりも上方の位置に、断面が錐状をなす隔離手
段を設けたので、充填直前に無理なく二枚の密着せるフ
イルムを隔離でき、しかも案内部材によって送りの際に
しわが生ぜず、シール不良や、製品としての外観不良と
いった問題を解消できるという効果をもたらす。しか
も、そのための構造はきわめて簡単で、従来のこの種の
装置に簡単な追加工事を施すことにより容易に実施でき
るという経済的効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置を示す斜視図である。 5……切開手段(ナイフ) 10……充填管 12……離隔手段 12A……頭部 12B……柱部 12C……案内部材 14,15……シール体 F……フイルム包材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面が接面するように偏平に圧せられたチ
    ューブ状のフイルム包材を下方に走行せしめ、該フイル
    ム包材の走行中に該フイルムの側縁部を切開する切開手
    段を設け、先端にノズル体が接続された充填管の切開開
    始位置にて側方より上記フイルム包材内に臨ましめ、上
    記充填管の下方位置にてフイルム包材の切開部分をシー
    ルするシール手段を備えるものにおいて、 充填管のフイルム包材への挿入位置よりも上方位置にて
    上記フイルム包材の接面するフイルムの内面同士を離隔
    せしめるための離隔手段を備え、 ノズル体は充填管との接続位置から下方に延び下端に充
    填のための開口を有し、 上記離隔手段は、フイルム包材の幅方向中央位置で上記
    ノズル体の上部に取りつけられた上方に向け先細りの錐
    頭部をもつ柱体と、切開部分と反対側でフイルム包材の
    内側縁を案内するフィン状の案内部材を備えていること
    を特徴とする充填包装装置。
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