JP2641029B2 - ドアハンガ構造 - Google Patents
ドアハンガ構造Info
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- JP2641029B2 JP2641029B2 JP5470794A JP5470794A JP2641029B2 JP 2641029 B2 JP2641029 B2 JP 2641029B2 JP 5470794 A JP5470794 A JP 5470794A JP 5470794 A JP5470794 A JP 5470794A JP 2641029 B2 JP2641029 B2 JP 2641029B2
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Description
に関するものであり、より詳しくは、ドアを自動開閉す
るための装置においてドアを吊り下げるためのハンガ構
造を改良したものに関する。
装置と称されているものがある。この装置がそのように
いわれているのは、ドアがビニールで代表される合成樹
脂を主体にしてつくられているからである。かかるドア
は、透明合成樹脂などのシートパネルからなるために室
内外の視認性がよい。また、ドアが下部を拘束されずに
吊り下げられたものであるから、作業者とか運搬車とか
これ以外の器物が接触したときの事故も起こりがたい。
その他、衛生管理(防虫、防塵)、公害防止(防音、防
塵)、室温管理(冷、暖房)などが要求されたり、倉庫
や工場とかのように開閉頻度が高かったりする場合の出
入口に好適なものである。
ネルを自動ドア装置に組み込むときの従来例を示してい
る。ちなみに図11・図12の例では、ボルトcを介し
て角材bをハンガローラ金具aに固定したり吊込金具d
をボルトeで角材bに固定したりしてシートパネルfを
吊り込むようにしており、図13・図14の例では、吊
込金具dをボルトeで直接ハンガローラ金具aに固定す
るようにしている。
dを角材bに取り付けるために多数のネジ孔加工が必要
になる。図13・図14のものは、シートパネルfの組
み込み長さや重量に応じた強度をもたせるため、ハンガ
ローラ金具用のものとしてかなりの肉厚をもつ材料が必
要となる。しかもこの種の自動ドア装置においては、通
常の自動ドア装置にみられる振れ止め部品(例:ブロッ
ク・ローラなど)やガイドレールを装置下部に取り付け
ることが構造上できないので、風による揺れや開閉動作
にともなう振れによりハンガローラgが偏摩耗するおそ
れがある。ということは、これを考慮に入れた場合にハ
ンガローラgの耐久性が必要になるということである。
振れ止め部品(図示せず)を取り付けたり、ベースレー
ルh側に形成したレール溝(図示せず)内をハンガロー
ラgが移動したりするというように、ハンガローラgへ
の影響をできるだけ少なくす るような構造が採用されて
いる。
来手段には、摩耗したハンガローラgを新たなものと交
換する上で難点がある。これはシートパネルfを外した
後、さらにハンガローラ金具aを外さなければならない
という構造上の制約を受けるために、ハンガローラ交換
時の作業性が悪くなるということである。それに作業性
の悪さが高所での作業をより危険性なものにしてしま
う。
ハンガローラに加わる荷重の分散化をはかり耐久性を向
上させるというのが第1の目的である。本発明の第2の
目的はシートパネルやハンガローラ金具を取り外すこと
なしに、高所でのローラ交換作業を簡便・迅速・安全に
することや、部品種を少なくして安価なドアハンガを提
供するということである。
固定用であるボルトのボルト通溝を適切に構成すること
により、各種形状の吊金具を使用できるようにしたり、
シートパネルの着脱可能な吊り込みを簡便に行なわせる
ようにしたりすることを目的とする。
ドアハンガ構造は所期の目的を達成するために下記の課
題解決手段を特徴とする。すなわち請求項1に記載され
たドアハンガ構造は、フラットバーに取り付けられた長
い本体ベースと、本体ベースに対して走行自在に組み付
けられる長いハンガと、ハンガに取り付けられて本体ベ
ースとハンガとの間に介在されるハンガローラ・ローラ
交換用ハンガローラ・振れ止めローラと、ハンガにて吊
り支えられるシートパネルとを備えていること、およ
び、本体ベースにおける下部平板部の下面が下向きに開
口された振れ止めローラガイド溝に なっているととも
に、ベースレールが本体ベースの長さ方向に沿って下部
平板部の上面に形成されていること、および、ハンガが
垂直な背板部と水平な下部平板部とを有するものであ
り、これら背板部・下部平板部が直角に交差結合してア
ングル形状をなしているとともに、ハンガローラサポー
トガイド溝がハンガの長さ方向に沿ってハンガ背板部の
上部内面に形成されていたり、振れ止めローラサポート
ガイド溝がハンガの長さ方向に沿ってハンガ下部平板部
の上面に形成されてされていたりするものであること、
および、ハンガローラ・ローラ交換用ハンガローラ・振
れ止めローラが、いずれもローラを軸支したローラ支持
板とローラ支持板の外面に固定された中間板とを有する
ものであること、および、複数のハンガローラとローラ
交換用ハンガローラとが、これらの中間板をハンガのハ
ンガローラサポートガイド溝内に嵌め込まれてハンガに
取り付けられているとともに、複数の振れ止めローラ
も、これらの中間板をハンガの振れ止めローラサポート
ガイド溝内に嵌め込まれてハンガに取り付けられている
こと、および、ハンガローラとローラ交換用ハンガロー
ラとが本体ベースのベースレール上に乗せられたり、振
れ止めローラが振れ止めローラが本体ベースの振れ止め
ローラガイド溝内に嵌め込まれたりして、ハンガが本体
ベースに対して走行自在に組み付けられていることを特
徴とする。
所期の目的を達成するために下記の課題解決手段を特徴
とする。すなわち請求項2に記載されたドアハンガ構造
は、フラットバーに取り付けられた長い本体ベースと、
本体ベースに対して走行自在に組み付けられる長いハン
ガと、ハンガに取り付けられて本体ベースとハンガとの
間に介在されるハンガローラ・ローラ交換用ハンガロー
ラ・振れ止めローラと、ハンガにて吊り支えられるシー
トパネルとを備えていること、および、本体ベースにお
ける下部平板部の下面が下向きに開口された振れ止めロ
ーラガイド溝になっているとともに、ベースレールが本
体ベースの長さ方向に沿って下部平板部の上面に形成さ
れていること、および、ハンガが垂直な背板部と水平な
下部平板部とを有するものであり、これら背板部・下部
平板部が直角に交差結合してアングル形状をなしている
とともに、ハンガローラサポートガイド溝がハンガの長
さ 方向に沿ってハンガ背板部の上部内面に形成されてい
たり、振れ止めローラサポートガイド溝がハンガの長さ
方向に沿ってハンガ下部平板部の上面に形成されてされ
ていたり、さらに複数の互いに並列した断面略T字形の
ボルト通溝がハンガの長さ方向沿ってハンガ下部平板部
の下面に形成されていたりするものであること、およ
び、ハンガローラ・ローラ交換用ハンガローラ・振れ止
めローラが、いずれもローラを軸支したローラ支持板と
ローラ支持板の外面に固定された中間板とを有するもの
であること、および、複数のハンガローラとローラ交換
用ハンガローラとが、これらの中間板をハンガのハンガ
ローラサポートガイド溝内に嵌め込まれてハンガに取り
付けられているとともに、複数の振れ止めローラも、こ
れらの中間板をハンガの振れ止めローラサポートガイド
溝内に嵌め込まれてハンガに取り付けられていること、
および、ハンガローラとローラ交換用ハンガローラとが
本体ベースのベースレール上に乗せられたり、振れ止め
ローラが振れ止めローラが本体ベースの振れ止めローラ
ガイド溝内に嵌め込まれたりして、ハンガが本体ベース
に対して走行自在に組み付けられていること、および、
複数のボルトがこれらの頭部を各ボルト通溝内に嵌め込
まれているいるとともに、該各ボルトとこれらに対応す
るナットとを介してシートパネルの吊込み金具がハンガ
に固定されていることを特徴とする。
一例として以下のようになる。本体ベースはこれをフラ
ットバーに取り付ける。ハンガの場合は、はじめ、ハン
ガのハンガローラサポートガイド溝や振れ止めローラサ
ポートガイド溝の端部から中間板をそれぞれ挿入してハ
ンガローラ・ローラ交換用ハンガローラ・振れ止めロー
ラをハンガに組み込む。つぎに、ハンガローラや振れ止
めローラについてこれらの中間板をハンガの両端部に固
定したり、両端部のハンガローラ間にある所望数のロー
ラ交換用ハンガローラについてもこれらの中間板をハン
ガに固定したりして、各ローラを所定の位置に配設す
る。一方、ハンガのボルト通溝には、シートパネル吊込
金具を固定するためのボルトを複数個挿入しておく。
ーラ・ローラ交換用ハンガローラを介して本体ベースの
ベースレール上に走行自在に吊り掛けられるとともに、
振れ止めローラを本体ベースの振れ止めローラサポート
ガイド溝内に嵌め込まれるというものであり、さらに、
こうしたハンガにシートパネル吊込金具が取り付けられ
たり、その吊込金具によりシートパネルが吊り支えられ
たりするというものである。かくてシートパネルは本体
ベースに対して走行自在になり、開閉操作することがで
きるというものである。
頻度が高まったりした場合に摩耗して異音を発するよう
になる。このような事態が発生した場合にはローラ交換
が必要になる。ハンガローラを交換するときは、ハンガ
ローラの中間板を取り外した後、たとえばマイナスドラ
イバのような工具をハンガの背板部と本体ベースとの隙
間に差し込み、これをハンガローラのローラ部とか中間
板とローラ支持板との固定用ボルトとかに掛けてハンガ
ローラをハンガローラサポートガイド溝の長さ方向沿い
に引き出す。ハンガローラは、かかる操作により該ガイ
ド溝沿いに移動してその溝端から脱出する。
取り外したときには、ローラ交換用ハンガローラや他方
のハンガローラがシートパネル・ハンガなどの重量を支
持するものとなるので、シートパネルやハンガまでも取
り外す必要がない。
ついては、そのローラ支持板を中間板から取り外した
り、別途のローラ支持板に付設された新たなローラを該
中間板に取り付けたり、該中間板をハンガのハンガロー
ラサポートガイド溝に差し込んだりし、これを所定位置
まで移動してボルト止めするという手順でハンガに固定
する。この場合もシートパネルやハンガなどの重量をロ
ーラ交換用ハンガローラと他方のハンガローラとが支持
するというものであるため、ハンガローラの交換が容易
に行なえる。
シートパネルやハンガの重量を直接支持するものでない
から、摩耗しがたく・耐久条件がよく・交換頻度も少な
い。しかし摩耗のために振れ止めローラを交換するとき
は、ハンガローラの場合と同様、シートパネルを外すこ
となく固定用のボルトを緩め、ハンガの下部平板部と本
体ベースとの間(隙間)にローラスぺーサ(付属品)を
差し込み、これをローラ部分とかボルト部分とかに掛け
て振れ止めローラをを振れ止めローラサポートガイド溝
の長さ方向沿いに引き出す。振れ止めローラは、かかる
操作により該ガイド溝沿いに移動してその溝端から脱出
する。
ンガローラの場合と同様にして行なうことができる。ロ
ーラ交換用ハンガローラは基本的に取り換えることはな
い。
の各実施例を図面に基づいて説明する。
本体ベース1はアルミニウムを素材とする長い型材から
なる。本体ベース1は、より具体的には、垂直板部1a
・上部平板部1b・中間平板部1c・下部平板部1d・
左右の側板部1e・1fなどが一体化されているもので
ある。下部平板部1dの上面には横断面略半球状の長い
ベースレール2が形成されている。下部平板部1dと左
右の側板部1e・1fとは、下向きに開口された断面略
コ字形状の振れ止めローラガイド溝3を形成している。
ンガ4もアルミニウムを素材とする長い型材からなる。
ハンガ4は、より具体的には、垂直な背板部4aと水平
な下部平板部4bとが直角に交差結合してアングル形状
をなしているものである。
間部から内向きに突出した二つの平 板部4c・4dは、
これらの対向面に凹溝条4e、4fを有するものであ
る。しかも平板部4c・4dは、内向きに開口されたハ
ンガローラサポートガイド溝5を形成している。
上向きに開口された振れ止めローラサポートガイド溝6
がある。この振れ止めローラサポートガイド溝6は、上
述したハンガローラサポートガイド溝5に対して直角の
関係にある。
には、これの左右両側部・中間部に横断面略凸字形状と
なるように、下向きに開口された三つのボルト通溝7〜
9がある。これらボルト通溝7〜9は断面略T字形をな
すものである。したがって各ボルト通溝7〜9には、後
述するシートパネル吊込金具を固定するためのボルト1
0(図1参照)の頭部やボルト11(図1参照)の各頭
部を移動自在に嵌め込むことができるものである。
めローラサポートガイド溝6については、同一の仕様
(同一形状・同一寸法)のハンガローラ12や振れ止め
ローラ13を組み込むために同一寸法に形成されてい
る。
図4を参照して明らかなように、中間板14とローラ1
5とローラ支持板16とを主体にして構成されているも
のである。中間板14は細長い四角形板からなり、その
一側端の一角・他側端の一角にそれぞれネジ孔14bを
有するものであるとともに、その板面の中央部から立ち
上がるボルト14aを有するものである。ローラ支持板
16は、中間板14を下回る大きさの細長い四角形板か
らなり、その板面中央に通孔16aを有するものであ
る。二つのローラ15は、ローラ支持板16における板
面上の両端に回転自在に取り付けられている。したがっ
て、スプリングワッシャ19を中間板14をボルト14
aに嵌め込み、該ボルト14aがローラ支持板16の通
孔16aを貫通するようにローラ支持板16を中間板1
4上に重ね合わせ、さらに該ボルト 14aの貫通端に平
ワッシャ18を嵌め込んだりナット20をねじ込んだり
することによって、ハンガローラ12や振れ止めローラ
13が構成されている。
金具21も図1・図6・図7に示されているような長い
部材である。シートパネル吊込金具21は、断面略U字
形状のU型部21aと該U型部21aの上部両端から外
側へ対称に折れ曲がった平板部21bとを有するもので
あり、そのU型部21aには、一定の間隔をおいて複数
のT字型掛孔21cが切り欠き形成されている。
吊り支えられるシートパネル22を例示している。シー
トパネル22の上端部には、これを表裏両面から挟みつ
ける二枚の吊金具24・25がビス23で取り付けられ
ている。また、一方の吊金具24の上端部には、長さ方
向に一定の間隔をおいて一列に並んだ複数のT字型掛部
24aが形成されている。
ネル吊込金具21に掛け吊るすときには、シートパネル
22を略水平にした状態において、吊金具24のT字型
掛部24aを吊込金具21の各T字型掛孔21cに差し
込んだ後、その掛止部分を支点にしてシートパネル22
を水平から垂直に回動する。かくてシートパネル22は
シートパネル吊込金具21により吊り支えることが可能
になる。
ネル吊込金具21をハンガ4に固定するときは、図1の
ごとく、複数のボルト10をハンガ4のボルト通溝7・
8にあらかじめ差し込んでおき、その後、吊込金具21
の平板部21bをハンガ下部平板部4bの下面にあてが
い、それから、各ボルト10を吊込金具平板部21bの
各ボルト挿通孔21d(図7参照)に通してこれにナッ
ト26を締め付ける。
したもののほか、図9・図10のような既存のものを使
用することもできる。図9の当該吊込金具21は、複数
のボ ルト挿通孔21dを有する平板部21bと、平板部
21bの一端から下方へ直角に折り曲げた垂直板部21
eと、垂直板部21eの余端を上方へ略半円形状に折り
曲げた弯曲部21fとが一体に形成されたものである。
図10の当該吊込金具21は、複数のボルト挿通孔21
dを有する平板部21bと、平板部21bの一端から下
方へ直角に折り曲げた垂直板部21eと、垂直板部21
eの余端を上方へ略V字形状に折り曲げたりその端末を
さらに上方へ垂直に折り曲げたりしたV型部21gとが
一体に形成されたものである。また、これら弯曲部21
e・V型部21gには、当該吊込金具21の長さ方向に
一定の間隔をおいて一列に並んだ複数の掛止溝21hが
切り欠き形成されている。
吊込金具21をハンガ4に固定するときは、ハンガ4の
ボルト通溝7〜9のうち、中間部にある一つのボルト通
溝9にボルト11を差し込んでおき、これを平板部21
bのボルト挿通孔21dに通してナット26を締め付け
るということになる。
前記と同様に各掛止溝21hに吊金具24の各T字型掛
部24aを差し込んでシートパネル22を吊り支えるも
のとなる。
貫通しているボルト孔27は、ハンガローラサポートガ
イド溝5や振れ止めローラサポートガイド溝6に達する
ものである。図3において、ボルト孔27に挿入してね
じ込まれるボルト28は、ハンガローラ12や振れ止め
ローラ13の中間板14を各ガイド溝5、6に固定する
ためのものである。
同一仕様のハンガローラ12や振れ止めローラ13につ
いて、これらの中間板14をハンガローラサポートガイ
ド溝5や振れ止めローラサポートガイド溝6にその溝端
から差し込んで、ハンガローラ12・振れ止めローラ1
3をハンガ4に組込むというものである。この場合に お
けるハンガローラ12・振れ止めローラ13は、図6の
ごとく、ハンガ4の長さ方向における両端部に組み込
み、またローラ交換用ハンガローラ(ハンガローラ12
と同じもの)を、ハンガ4の長さやシートパネル22の
幅に応じ、ハンガローラ12と振れ止めローラ13との
間に所望数(複数)だけ上記と同様に組み込むのであ
る。
めローラ13・中間のハンガローラ12を位置決めして
から、複数のボルト28をボルト孔27(図3参照)に
挿入してねじ込む。このようにすると、ハンガローラ1
2の場合は、その中間板14のネジ孔14bにボルト2
8がねじ込まれて中間板14がハンガローラサポートガ
イド溝5の底部に強く押し付けられる。したがってハン
ガローラ12はハンガ4に固定される。
14の一端面がボルト28の先端で押し込まれるため
に、中間板14が振れ止めローラサポートガイド溝6の
内面の一部に強く押し付けられる。したがって振れ止め
ローラ13もハンガ4に固定される。
クス29の内側に固定されたフラットバー30にボルト
31で固定するというものである。この本体ベース1に
対するハンガ4の組み込みは、つぎのようにして行なわ
れる。
れた振れ止めローラ13を本体ベース1の振れ止めロー
ラガイド溝3に下方から嵌め込む。つぎにハンガローラ
12の中間板14をハンガローラサポートガイド溝5の
溝端から同溝に差し込むと同時にローラ15を本体ベー
ス1のベースレール2上に掛けて、ハンガローラ12を
ハンガローラサポートガイド溝5に組み込む。
サポートガイド溝5内においてベー スレール2上を移動
可能なものとなる。したがって所定位置まで移動させた
後のハンガローラ12をボルト28でハンガ4に固定す
るということにより、ハンガ4は本体ベース1に対して
長さ方向へスライド自在になるように組み込まれる。
12を取り外すときに用いられるマイナス型のドライバ
を示し、33は振れ止めローラ13を取り外すときに用
いられるローラスぺーサーを示す。ローラスぺーサー3
3は、ハンガローラ12・振れ止めローラ13を取り外
すために、標準付属品としてドアハンガに装備されてい
るものである。
ガ構造は、シートパネルを吊り込めるようにハンガが長
く形成されていてこれを所望の長さに切断して使用する
ことができるから、任意の位置にハンガローラを複数組
み込むことができる。このような構造の場合はハンガロ
ーラに加わる荷重の分散をはかることができ、ひいては
ハンガ構造の耐久性を向上させることができる。また、
ハンガローラサポートガイド溝には両側のハンガローラ
のほか、これらの間に最初からローラ交換用ハンガロー
ラを複数組み込んでおくことができる。したがってハン
ガローラ交換のとき、ローラ交換用ハンガローラが全体
を吊り込んでいるという状況において、シートパネルや
ハンガを取り外すことなく当該交換作業を簡便・迅速・
安全に行なうことができる。振れ止めローラについても
同様に、これの組み込と交換を簡便に行なうことができ
る。
構造は、また、ハンガローラサポートガイド溝や振れ止
めローラサポート溝に対し、同一仕様のハンガローラや
振れ止めローラを組み込むことができるというものであ
るから部品種が少なくなり、これをして部品の製作コス
トを下げたり構造全体のコストダンをはかったりするこ
とができる。
構造は、請求項1の技術的事項を要部にしているので、
上記の同様の効果を有するものである。しかも請求項2
のものは、ハンガ下部平板部の下面に設けられたボルト
通溝に複数のボルトを差し込んでおくことで、シートパ
ネル吊込金具を簡単に組み込み固定することができた
り、異形の各種吊込金具も容易に組み込み固定すること
ができたりする。
実施例を示した使用状態の縦断側面図である。
いて示した斜視図である。
示した斜視図である。
ローラに共用されるローラを示した分解斜視図である。
組み込んだものからハンガローラや振れ止めローラを取
り外した状態の一部切り欠き斜視図である。
シートパネルを吊り込んだものを示した一部切り欠き正
面図である。
一部切り欠いて示した斜視図である。
ネル吊金具とを一部切り欠いて示した斜視図である。
施例をこれの使用状態とともに示した縦断側面図であ
る。
外の一実施例をこれの使用状態とともに示した縦断側面
図である。
る。
置の正面図である。
ある。
置の正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 フラットバーに取り付けられた長い本体
ベースと、本体ベースに対して走行自在に組み付けられ
る長いハンガと、ハンガに取り付けられて本体ベースと
ハンガとの間に介在されるハンガローラ・ローラ交換用
ハンガローラ・振れ止めローラと、ハンガにて吊り支え
られるシートパネルとを備えていること、および、本体
ベースにおける下部平板部の下面が下向きに開口された
振れ止めローラガイド溝になっているとともに、ベース
レールが本体ベースの長さ方向に沿って下部平板部の上
面に形成されていること、および、ハンガが垂直な背板
部と水平な下部平板部とを有するものであり、これら背
板部・下部平板部が直角に交差結合してアングル形状を
なしているとともに、ハンガローラサポートガイド溝が
ハンガの長さ方向に沿ってハンガ背板部の上部内面に形
成されていたり、振れ止めローラサポートガイド溝がハ
ンガの長さ方向に沿ってハンガ下部平板部の上面に形成
されてされていたりするものであること、および、ハン
ガローラ・ローラ交換用ハンガローラ・振れ止めローラ
が、いずれもローラを軸支したローラ支持板とローラ支
持板の外面に固定された中間板とを有するものであるこ
と、および、複数のハンガローラとローラ交換用ハンガ
ローラとが、これらの中間板をハンガのハンガローラサ
ポートガイド溝内に嵌め込まれてハンガに取り付けられ
ているとともに、複数の振れ止めローラも、これらの中
間板をハンガの振れ止めローラサポートガイド溝内に嵌
め込まれてハンガに取り付けられていること、および、
ハンガローラとローラ交換用ハンガローラとが本体ベー
スのベースレール上に乗せられたり、振れ止めローラが
振れ止めローラが本体ベースの振れ止めローラガイド溝
内に嵌め込まれたりして、ハンガが本体ベースに対して
走行自在に組み付けられていることを特徴とするドアハ
ンガ構造。 - 【請求項2】 フラットバーに取り付けられた長い本体
ベースと、本体ベースに対して走行自在に組み付けられ
る長いハンガと、ハンガに取り付けられて本体ベースと
ハンガとの間に介在されるハンガローラ・ローラ交換用
ハンガローラ・振れ止めローラと、ハンガにて吊り支え
られるシートパネルとを備えているこ と、および、本体
ベースにおける下部平板部の下面が下向きに開口された
振れ止めローラガイド溝になっているとともに、ベース
レールが本体ベースの長さ方向に沿って下部平板部の上
面に形成されていること、および、ハンガが垂直な背板
部と水平な下部平板部とを有するものであり、これら背
板部・下部平板部が直角に交差結合してアングル形状を
なしているとともに、ハンガローラサポートガイド溝が
ハンガの長さ方向に沿ってハンガ背板部の上部内面に形
成されていたり、振れ止めローラサポートガイド溝がハ
ンガの長さ方向に沿ってハンガ下部平板部の上面に形成
されてされていたり、さらに複数の互いに並列した断面
略T字形のボルト通溝がハンガの長さ方向沿ってハンガ
下部平板部の下面に形成されていたりするものであるこ
と、および、ハンガローラ・ローラ交換用ハンガローラ
・振れ止めローラが、いずれもローラを軸支したローラ
支持板とローラ支持板の外面に固定された中間板とを有
するものであること、および、複数のハンガローラとロ
ーラ交換用ハンガローラとが、これらの中間板をハンガ
のハンガローラサポートガイド溝内に嵌め込まれてハン
ガに取り付けられているとともに、複数の振れ止めロー
ラも、これらの中間板をハンガの振れ止めローラサポー
トガイド溝内に嵌め込まれてハンガに取り付けられてい
ること、および、ハンガローラとローラ交換用ハンガロ
ーラとが本体ベースのベースレール上に乗せられたり、
振れ止めローラが振れ止めローラが本体ベースの振れ止
めローラガイド溝内に嵌め込まれたりして、ハンガが本
体ベースに対して走行自在に組み付けられていること、
および、複数のボルトがこれらの頭部を各ボルト通溝内
に嵌め込まれているいるとともに、該各ボルトとこれら
に対応するナットとを介してシートパネルの吊込み金具
がハンガに固定されていることを特徴とするドアハンガ
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5470794A JP2641029B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | ドアハンガ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5470794A JP2641029B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | ドアハンガ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07236566A JPH07236566A (ja) | 1995-09-12 |
JP2641029B2 true JP2641029B2 (ja) | 1997-08-13 |
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ID=12978279
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5470794A Expired - Lifetime JP2641029B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | ドアハンガ構造 |
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JP2013111376A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Okada Soshoku Kanamono Kk | 開閉式間仕切り構造 |
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1994
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