JP2640595B2 - 反復性をもつサンプル化されたアナログ信号のコード化方法およびその装置 - Google Patents

反復性をもつサンプル化されたアナログ信号のコード化方法およびその装置

Info

Publication number
JP2640595B2
JP2640595B2 JP3307267A JP30726791A JP2640595B2 JP 2640595 B2 JP2640595 B2 JP 2640595B2 JP 3307267 A JP3307267 A JP 3307267A JP 30726791 A JP30726791 A JP 30726791A JP 2640595 B2 JP2640595 B2 JP 2640595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
samples
coded
sub
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3307267A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05206955A (ja
Inventor
アルホンシューズ マリア バン デア クロット アドリアナス
ランバータス アドリアナス バン ラベステイジン ロベルタス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONIN PII TEII TEII NEEDERU NV
Original Assignee
KONIN PII TEII TEII NEEDERU NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=19857655&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2640595(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by KONIN PII TEII TEII NEEDERU NV filed Critical KONIN PII TEII TEII NEEDERU NV
Publication of JPH05206955A publication Critical patent/JPH05206955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2640595B2 publication Critical patent/JP2640595B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques
    • G10L19/08Determination or coding of the excitation function; Determination or coding of the long-term prediction parameters
    • G10L19/09Long term prediction, i.e. removing periodical redundancies, e.g. by using adaptive codebook or pitch predictor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反復性をもつサンプル化
されたアナログ信号をコード化する方法に関する。特に
はコード化すべき信号セグメント毎に対して、より大き
な先行するセグメント中をサーチしてできるだけ類似す
る信号セグメントを常に(1つのサンプル間隔毎に)捜
し、そして見出された最も類似するセグメントとコード
化すべき信号セグメントとの間の「差信号」及び見出さ
れた最も類似するセグメントの参照時刻とコード化すべ
き信号セグメントの参照時刻との間の「両時刻間のサン
プル数Dで表される差」を決定するような上記方法に関
する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】例えば話信号のような強い
一貫性のあるアナログ信号は、それぞれ特定の持続時間
をもつ信号の連続セグメントについて一連の変換を連続
的に実行することにより、効果的にサンプリング及びコ
ード化され得ることが知られている。このための公知の
変換の1つは、線形予測コーディング(LPC:Lin
ear Predictive Coding)であ
り、参考文献の一例として、L.R.ラビナー、R.
W.シェーファー『話信号のデジタル処理』(プレンテ
ィス・ホール、米国ニュージャージー州、第8章)があ
る。同書によれば、LPCは特定の持続時間(話信号の
場合には例えば20ms)をもつ信号セグメントに対し
て用いられ、これは短期コーディングと考えられてい
る。また短期予測のみならず長期予測(LTP:Lon
g−Term Prediction)を利用すること
も知られており、この2つの技術を組み合わせることに
よって、非常に有効なコーディングが得られる。LTP
の原理は、P.バリー他「欧州無線電話ネットワークの
ための話コーダー・デコーダー」、『周波数』第42
巻、No.2−3、1988年、85〜93頁に記載さ
れている。
【0003】LTPにおいてコード化されるべき信号
セグメントに対し、それに最大限可能な類似性をもつセ
グメントを求めて、特定長さでそのセグメントに先行す
る信号周期にサーチがなされ、コード化されるべきセグ
メントと見出されたセグメントとの間の差を表す信号と
及び見出されたセグメントから経過した時間を表す信号
がコード化されて伝送される。これにより、伝送される
べき情報の軽減(圧縮)が可能になる。LTPの基本原
理は最大の類似性をもつ信号セグメントを常に見出せる
わけではないので、LTP原理の改善がHLTP(高分
解LTP)の名のもとで提案されてきた。HLTPの可
能な実行が、J.S.マーキス他「CELPコーディン
グにおける部分遅れを伴うピッチ予測」、『ユアロスピ
ーチ89』、話通信技術に関するヨーロッパ会議、パ
リ、1989年9月に記載されている。HLTPの場合
には、補挿法によって先行する信号周期のサンプリング
周波数を増加させて、最大の類似性をもつ信号セグメン
トが見つかる機会を増大する。しかし、HLTPの欠点
は、後に詳述するように、コーディングの複雑さがLT
Pの場合よりも大きいため、操作の数が著しく増えるこ
とである。
【0004】
【本発明の構成】本発明の目的は、特定の持続を有する
先行周期において最大の類似性をもつセグメントが見つ
かる機会が、HLTPの場合と同じだけの操作の数を増
やさずに増大する、LTP原理の改善が得られる方法を
提供することである。
【0005】このため事前に任意に決定されたサンプリ
ング周波数係数Obに対して本発明は、まず常に2つの
連続するサンプルの間に値0をもつサンプルを(Ob−
1)個置くことによってコード化すべきセグメントの
ンプル数を増加させ、先行セグメント中のサンプル数も
また同様の方法で増加させ、該先行セグメント中におい
て複数のサブセグメントCdを決定し、而してコード化
すべきセグメントの参照時刻と各サブセグメントCdの
参照時刻との間の差すなわちオーバーサンプリング後の
各サンプル数Ddが式:Dd=(D*Ob)/d、但し
式中d=1,2,3,4,,,n(nは正の整数)であ
りOb及びnはDdが常に整数になるよう選ばれる:を
満たし、該サブセグメントCdにおいて、コード化すべ
きセグメント中の前記にサンプル数を増加させた以前の
元のサンプルからDdだけ隔たって所定位置のサンプル
の値を補挿法により決定し、そしてコード化すべきセグ
メントに最も類似する1つのサブセグメントCdを決定
する、反復性をもつサンプリングされたアナログ信号の
コード化法を提供する。
【0006】また本発明は、コード化すべき信号のサン
プリング装置、所定の第1数のサンプルを含むコード化
すべき信号セグメントの分割装置、第2数のサンプルを
含む先行信号セグメントの分割装置、1つのサンプル期
間毎に、第1セグメントのサンプル値を、先行セグメン
トの一部をなして第1数のサンプルを含む部分セグメン
トの対応するサンプル値と常に比較する装置、コード化
すべき信号セグメントと最大の類似性をもつサブセグメ
ントの決定装置、コード化すべきセグメントと見つけら
れたサブセグメントの間の差を表す信号の決定装置およ
びコード化すべきセグメントにおける参照時刻と見つけ
られたサブセグメントにおける参照時刻の間のサンプル
数Dの決定装置、さらにコード化すべき信号セグメント
を所定因子Obによってオーバーサンプリングする装
置、Ddの値をDd=(D×Ob)/d、(ここでd=
2,3,4,・・・,n)で決定する装置、それぞれの
dについて補挿法によって元のサンプル値に関わる時刻
からDdだけ異なるあらゆる時刻でのサンプル値を決定
する装置、及びコード化すべきセグメントのサンプル値
とdの値に対して決定されたサンプル値と相関させる装
置とからなる、本発明の方法を実施するための装置も提
供する。
【0007】
【実施例】本実施例における用語「予報」は前記用語
「予測」と同一である。図1aは、話信号のような強い
反復性のある信号のサンプル化されたバージョンの時間
領域における例である。LTPとHLTPの原理を説明
するために、5msの持続時間をもつセグメントの前方
に、最大の類似性をもつ5msほどのセグメントを求め
てサーチが15msの先行周期においてなされ、サンプ
リング周波数は8kHzであると仮定する。これに関連
して、コード化すべきセグメントは、セグメントA、周
期15msのセグメントB、および最大の類似性をもつ
求めているセグメントCに区切られる。これらのセグメ
ントは図1aに示されている。周知のLTPの原理で
は、セグメントAの送信の前にはセグメントAのサンプ
ルに直接関係のある信号は何も送信されない。第一にセ
グメントAとセグメントCの間の差信号が決まると生じ
るサンプル値に関係のある信号及び第二にセグメントA
とセグメントCの間の時間差に関する信号(たとえば、
セグメントAの頭とセグメントCの頭の間のサンプル数
Dで表される)が送信されるということである。上記送
信された信号を受けるデコーダーにおいて、(たとえば
常に15msの先行するサンプルがメモリーにストアさ
れているように)セグメントCは原則的にデコーダー内
で既知であり、これよりセグメントAが形成可能であ
る。その先行セグメントからのサンプルがセグメントA
とCの頭の間のサンプル数の差Dを表す信号によりメモ
リーから読み出され、次いでセグメントAは、セグメン
トA、Cのサンプル値の間の差を表す信号によって形成
される。
【0008】LTP原理の煩雑さは次の通りである。ま
ずセグメントAが40サンプル、セグメントBは120
サンプルであるとする。この場合セグメントBは、セグ
メントB上をサンプル間隔に等しいステップでセグメン
トAの全体を「シフトする」ことにより81ステップで
調べられ、そしてその各ステップ毎に相関技術を用いて
相関値が決定され一致の程度が決定される必要がある。
この相関値R(k)は、次式で計算される。 ここでNはセグメントAにおけるサンプル数で40、k
はセグメントB内のサブセグメント(セグメントCの
能性がある)の初期値で0,・・・,80、そしてmは
セグメントA内のサンプル数である。
【0009】この相関技術をもっと詳細に説明するため
に、すでに述べたL.R.ラビナーの文献の147頁に
参照事項が記載されている。もちろん、他の相関技術も
原理的に使うことができ、同様に2つの群のサンプル値
の間の一致を決めるための他の技術も使うことができる
が、この「他の技術」は相関という定義の中に含まれる
と思われる。
【0010】相関値を計算するために、各kの値に対し
40回の乗算と39回の加算が必要なので、計算の全回
数は81×79=6399となる。
【0011】すでに述べたように、LTP原理を使う際
の問題点は、セグメントAと最大の類似性をもつセグメ
ントCが常に見つかるとは限らないことである。このこ
とを図1bに示す。同図から、明らかなように、信号波
形(サンプルの包絡線)に関してセグメントC1はセグ
メントAと最大の類似性を示しているが、セグメントC
2のサンプル値はセグメントAのサンプル値と最大の類
似性を示しているので、セグメントC2は差信号を作る
ためにセグメントAからの減算に対する最適なセグメン
トとして誤って選ばれる。HLTP原理は、この点、セ
グメントBにおけるサンプリング周波数が、たとえば1
2の率で大きくなっているので、改善されている。これ
により、正しいセグメントCが見つかる可能性がふえ
る。前述のように、これは相当複雑になる。すなわち、
セグメントBのサンプリング周波数は、補挿技術によっ
て12の率だけ大きくなり、すべての中間サンプルは7
つの既知サンプルから計算されるものと思われる。
【0012】セグメントBは12×120=1440個
のサンプルを含んでいる。中間サンプルを計算するため
に、(120×11)×7=9240回の乗算と(12
0×11)×6=7920回の加算、すなわち計171
60回の計算が必要である。
【0013】セグメントAのサンプリング周波数も、値
0の11個のサンプルを後の既知の2つのサンプルの間
に挿入することにより、12の率だけ大きくなる。14
40個のサンプルをもつセグメントBは、セグメントA
をセグメントBの上に再シフトすることにより、961
回のステップでサーチされなければならない。相関値R
(k)の計算において、LTP原理のために説明した前
記式(1)が使われる。同時に、中間サンプル値に対す
る相関値を計算する必要はないので、k(k=0,・・
・,960)のすべての値に対し、LTPの場合と同様
に、79回の計算が必要である。
【0014】HLTPに必要な全計算数は、したがって
(961×79)+17160=93097である。
【0015】このことは、前記サンプリング周波数にお
ける増大仮定と補挿法を伴って、HLTP原理の煩雑さ
はLTP原理の煩雑さの約14.5倍であることを意味
している。
【0016】このHLTP原理の例において、セグメン
トAの初めと見つけられたセグメントCの初めとの間の
隔たりDは、再び、2つの時刻の間のサンプル数(96
1よりも大きくない)で表されるので、10ビットで再
生される。
【0017】本発明によれば、最大の類似性をもつセグ
メントCは、HLTP原理よりも煩雑でない下記の方法
で見つけられる。その見つかる可能性は、LTP原理の
場合よりも大きい。
【0018】本発明によれば始めに、コードすべきセグ
メントAに最も類似するセグメントCが、セグメントA
に先行する先行セグメントB中において上記LTP法に
従って捜される。このセグメントCはセグメントAから
サンプル数Dだけ離れている。本発明によれば次いで、
サンプリング周波数がOb(例えば12)だけ増加され
る。Obはサンプリング周波数の増分であり、本発明実
施の前に任意に例えば5,10,12又は100等が選
ばれよう。このオーバーサンプリングの結果、見出され
たセグメントCはセグメントAから(D×Ob)に等し
い距離だけ離れる。その後に、セグメントAから(D×
Ob)/d、(式中d=1,2,3,4・・・でありう
る)だけ離れるセグメントCdについて、それがd=1
のLTP法で求めた先のセグメントC(以降セグメント
C1と呼ぶ)よりもさらに大きなセグメントA類似性を
示すか否かが決定される。
【0019】dのどの値に対して、セグメントCdがセ
グメントC1よりもセグメントAについてよく一致する
かどうかはセグメントA、Bの長さに従うことから調査
がなる。最良の一致が見られるdの値は、doptim
umと表される。
【0020】LTPとHLTPの煩雑さに対して、本発
明の方法のそれは、次のように計算される。すなわち、
セグメントA、BのLTP原理の例と同一の持続時間
(それぞれ5ms、15ms)と、LTP原理の例と同
一のサンプリング周波数(8kHz)が仮定されるな
ら、セグメントC1を見つけるのに6399回の操作が
必要である。
【0021】この例においてd=2,3,4のセグメン
トCdを捜すためにサンプリング周波数をOb例えば1
2で増加させる。Ob=12の場合には2つの連続既知
サンプルの間に値が0の11個のサンプルを置き、所定
位置にあるサンプルに対してのみ(たとえば7個の既知
のサンプルを補挿することにより)真のサンプル値を計
算する。計算されるこれらの所定位置は、セグメントA
の元のサンプルからDdだけ離れたところにあるサンプ
ルの位置である。セグメントAのサンプリング周波数も
増し、HLTPの場合のように、値が0の11個のサン
プルを、2つの既知サンプルの間に置くことによってな
される。それゆえセグメントAは480個のサンプルか
らなり、そのうち元のサンプルつまり最大40個の値は
0でない。この結果、最大40個の中間サンプルの値の
みが、セグメントCdにおいて公知の補挿方法を用いて
計算され、HLTPの場合のように440個全ての中間
サンプルの値が計算される必要はない。各セグメントC
dに対し最大40×(7乗算+6加算)=520個の計
算だけが、補挿法による中間サンプル値の計算に必要で
ある。(同様の方法によってセグメントAに付いても、
中間サンプルの値が計算される。)それゆえ、これは3
個のセグメントCdに対しては、1560回の計算を意
味している。前記相関技術によってセグメントAをセグ
メントCdと比較するには、各セグメントCdに対し、
40+39=79回の計算が必要である。すなわち、3
個のセグメントCdに対しては、237回の計算にな
る。
【0022】セグメントC1を決定し、それに続いて3
つの適切なセグメントCdをセグメントAと比較するの
に必要な全計算回数は、本発明の方法によれば、639
9+1560+237=8197である。決定されたD
dの値が12で割られるなら、関係するセグメントCd
がすでにLTP原理による第1サーチ手続きにおいて調
べられていることを意味し、したがって再びなされる必
要はない。この場合、必要な計算回数は8197よりも
小さい。
【0023】本発明によれば、HLTP原理に対して簡
単化ができ、最も類似するセグメントCが見つかる可能
性はLTP原理の場合よりも大きい。たとえば、他の長
さのセグメントA、Bの場合、セグメントCdが4より
も大きな値のdに対して調べられたとしても、本発明に
よる方法はHLTP原理による方法よりも簡単である。
最大の類似性をもつセグメントCdが見つかり、d o
ptimumが分かれば、それに関するDdも計算でき
る。この例において、Ddの値は1〜120、d op
timumの値は1〜4であるので、Ddとd opt
imumの値を送信するのに全部で必要なのは9ビット
以下である。これはHLTPの場合よりも効率がよい。
【0024】さらに本発明によれば、最も類似するセグ
メントCを見つける可能性を大きくするために、Dd=
(D×Ob)/d+epsだけ離れたところにあるセグ
メントCdも調べられる。ここで、esp=−(Ob−
1),・・・,−2,−1,1,2,・・・,(Ob−
1)、またはこれらの値の一部である。実際には、たと
えばeps=−2,,1,1,2で十分である。HLT
P原理を使うとしても、図1cのようになる。セグメン
トC2は、セグメントAにより近いところにあるセグメ
ントC1よりも、セグメントAに類似している。しか
し、さらに詳しく見れば、セグメントC1が実際には求
めるセグメントである。なぜなら、信号に現れ、たとえ
ば話の場合に現れる基本的な規則性Pが、声帯の基本振
動数によって決まり、セグメントAとC2の間の隔たり
D2によってではなく、セグメントAとC1の間の隔た
りD1によって決まるからである。この現象は、たとえ
ばノイズがあることによる。
【0025】信号の基本的規則性Pが、セグメントCが
見つかる毎に見つかることは重要である。なぜなら、送
信されたコード化信号が解読される端部で、隔たりDで
表される規則性がデコーダーによって解読された信号に
再び与えられるからである。この規則性が連続コード化
セグメントの間であまりにしばしば乱されると、解読さ
れた信号に好ましくない混信を与える。この混信はHL
TPとLTPにおいては、すでに知られている問題であ
る。
【0026】本発明によってこれを解決するために、上
記方法によって最大の類似性をもつセグメントCdが見
つかった後、式(1)を使って相関値Rdを計算する
際、最高値(以下、Rmaxという)がそのセグメント
Cdに対して見つけられ、セグメントAからより少しの
隔たりDしか離れていないところにあり、q×Rmax
(q<1、たとえばq=0.8)よりも大きな相関値R
dをもつセグメントCdがあるかどうか調べられる。す
べてのセグメントCdのうち、その相関値Rdが上記関
係を満たす、すなわちセグメントAに最も近いところに
あるセグメントCdは、1以上の最大の類似性をもつセ
グメントがあるにもかかわらず、最適のセグメントとし
て選ばれる。セグメントAにより近いところにあるその
ようなセグメントCは、コード化すべき(話)信号の特
性からみてより小さな値のDのため、最も正当なセグメ
ントであるという洞察に基づいている。調べられたCd
がいずれも上記関係を満たさなければ、セグメントC1
が選ばれる。信号の規則性Pを考慮した、最適セグメン
トCを探すための上記方法を、図2のフローチャートに
示す。この規則性を決定するための原理は、従来のLT
P、HLTP技術でも使い得ることを指摘しておく。そ
の場合、どの相関値Riがq×Rmax(q<1、たと
えばq=0.8)よりも大きいか、調べる必要がある。
それに関する隔たりDi、またはDi×Obのうち、最
小の隔たりが選ばれ、D optimumと呼ばれる。
D optimumは、Rmax>Rmax×qの場合
なので、Dより大きくならない。本発明は反復性をもつ
アナログ信号をコード化する方法にも関し、所定の第1
数のサンプルからなるコード化すべき信号セグメントに
対し、第1数よりも大きな所定の第2数のサンプルを含
む先行セグメントにおいてサーチがなされ、コード化す
べき信号セグメントを1つのサンプル期間内に、第2数
のサンプルを含むセグメントの一部をなす第1数のサン
プルを含むセグメントと比較し、差信号が最大類似セグ
メントとコード化すべきセグメントとの間、およびコー
ド化すべきセグメントの参照時刻と最大類似セグメント
の参照時刻との間で決定され、2つの時刻の間のサンプ
ル数Dで表され、コード化すべきセグメントと比較され
た部分セグメントのうち、R≧qである相関値Rをもつ
セグメントが、最大の類似性をもつ部分セグメントとし
て選ばれる。q<1のとき、Rmaxは部分セグメント
と先行セグメントおよびコード化すべきセグメントとの
相関において見つけられ、最小の値Dをもつ。
【0027】図3aは、コード化ユニット10と解読ユ
ニット30からなる話信号の場合の本発明による方法を
実施するためのコード化・解読システムのブロック図で
ある。マイク11から運ばれるアナログ信号は、ローパ
ス・フィルター12によって帯幅を限定され、アナログ
・デジタル・コンバーター13でアナログ信号を表すサ
ンプル値列に変換される。コンバーター13の出力信号
は、短期予報フィルター14および短期分析ユニット1
5の入力に与えられる。これらは上記短期予報を与え、
分析ユニットI5は短期予報フィルター係数の形で出力
信号を出し、これはデコーダー30に送られる。フィル
ター14とユニット15の構造と動作は当業者によく知
られており、本発明の本質にそれ以上の重要性をもたな
いので、これ以上の説明は省く。
【0028】アナログ入力信号の一連の等間隔サンプル
からなるフィルター14の出力信号は、回路16へ送ら
れ、所定数(上記サンプル中の40サンプル)が常に一
連の到来サンプルから分割され、本発明による方法の一
部が実施される長期予報分析ユニット17に送られる。
このユニット17は図3bに詳細に示され、セグメント
Aを分割するためのユニット18(ユニット16の出力
信号もこの目的のために使われる)と、セグメントBを
分割するためのユニット19からなる。ユニット18、
19の出力信号は回路20へ送られ、上記のような方法
で相関値RcがセグメントC1に対して計算され、D
の値が決められる。Dの計算値はデコーダー30へ送ら
れるとともに、予め選ばれたdとObの値に基づいて差
値Ddを計算するためのユニット21にも送られる。値
DdとセグメントBは、セグメントCdを計算するため
にユニット22に送られる。計算されたCdは、回路2
3に送られ、セグメントAに基づいて、式(1)によっ
て異なるセグメントCdに対する相関値Rcdが計算さ
れる。回路24において、相関値RcとRcdは、互
いに比較され(図2参照)、d optimumが上記
方法で決定されてデコーダーに送られる。
【0029】ユニット25で決められる最適セグメント
Cdは、引き算ユニット26において対応するセグメン
トAのサンプルからサンプル毎に引き算され、残った差
信号はユニット27においてそれ自身知られた方法で定
量化され、ユニット28でコード化されて解読ユニット
30に送られる。
【0030】解読ユニット30において、受け取られた
差信号はデコーダー31で解読され、セグメントCd
optは値Dとd opt、および先に受け取られて再
構築されている信号セグメントBから、ユニット32内
で再構築される。加算器33において、コード化された
差信号とセグメントCd optが、セグメントAを再
構築するために、サンプル毎に加算される。再構築され
たセグメントAと受け取られた短期予報フィルター係数
は、それ自身知られた方法と同様に、送られた信号サン
プルを再構築する逆短期予報フィルター34に送られ
る。フィルター34の出力信号は、デジタル・アナログ
・コンバーター35においてアナログ信号に変換され、
パスフィルター36を通してスピーカー37に送られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】LTP原理を説明するための各波形図である。
【図2】本発明の方法を説明するためのフローチャート
である。
【図3】(a)本発明の実施例のブロック図である。
【図4】(b)本発明の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
10:コード化ユニット、11:マイク、13:アナロ
グ・デジタル・コンバーター、30:解読ユニット、3
1:デコーダー、35:デジタル・アナロゴ・コンバー
ター、37:スピーカー
フロントページの続き (72)発明者 ロベルタス ランバータス アドリアナ ス バン ラベステイジン オランダ国 2275 ティービー ボーバ ーグ ホークウエー 46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反復性をもつサンプル化されたアナログ
    信号をコード化する方法であって、 サンプル化されたアナログ信号において所定の第1サン
    プル数からなるコード化すべき信号セグメントA毎に対
    して、該コード化すべきセグメントAに先行する先行信
    号セグメントB中をサーチして、該先行セグメントB中
    にあって該コード化すべきセグメントAに最も類似する
    信号サブセグメントCを捜し; 而して該先行セグメントBのもつ所定第2サンプル数は
    第1サンプル数より大きく、該サブセグメントCのもつ
    サンプル数は第1サンプル数と等しく、そして該サーチ
    はコード化すべきセグメントAを、1サンプル間隔毎
    に、先行セグメントBのそれぞれ対応するサブセグメン
    トCと比較してなされるもので、 該最も類似するサブセグメントと該コード化すべきセグ
    メントAとを比較して差信号を得て、そして、 該最も類似するセグメントの参照時刻と該コード化すべ
    きセグメントAの参照時刻との間の、各参照時刻間のサ
    ンプル数Dで表される、差を得るものにおいてさらに、 値がゼロである(Ob−1)個のサンプルを該コード化
    すべきセグメントAのそれぞれ連続する元の2サンプル
    間毎に挿入することにより、該コード化すべきセグメン
    トAの第1サンプル数を増加させ、 値がゼロである(Ob−1)個のサンプルを該先行セグ
    メントBのそれぞれ連続する元のサンプル間毎に挿入
    することにより、該先行セグメントBの第2サンプル数
    を増加させ;而して上記これらサンプル数増加工程を以
    降はオーバーサンプリングと称し、 それぞれ該増加した第2サンプル数からなる該先行セグ
    メントB中にあってそれぞれ該増加した第1サンプル数
    からなるサブセグメントCdを見つけだす為に捜査が実
    行されるものであり、その際の捜査されるサブセグメン
    トCdは、コード化すべきセグメントAの参照時刻とサ
    ブセグメントCdの参照時刻との間の時間方向に存在す
    るオーバーサンプリング後サンプル数で表されるサンプ
    ル数Ddが、関係式Dd=(D×Ob)/d(式中d=
    2,3,4,,,nであってnは正の整数であってOb
    及びnはDdが常に整数になるよう選ばれる)を満たす
    ものであり、 それぞれ該増加した第2サンプル数からなる該先行セグ
    メントB中にあってそれぞれ該増加した第1サンプル数
    からなる各サブセグメントCdとコード化すべき信号セ
    グメントAとを該比較する工程の前に、各サブセグメン
    トCdの非ゼロサンプル間のサンプル値を所定の時間方
    向位置で補挿法により変更し;而してその予め定められ
    た時間方向の各位置は、第1サンプル数が増加せしめら
    れる以前に存在していたコード化すべきセグメントA中
    における元のサンプルからそれぞれDdだけ隔たって位
    置するものであり、そして、 該所定の時間方向位置で該補挿法により変更した値をも
    つのサブセグメントCdを用いて、該コード化すべきセ
    グメントAに最も類似する信号サブセグメントCdをサ
    ーチする工程を実行することを特徴とする、反復性をも
    つサンプル化されたアナログ信号のコード化方法。
  2. 【請求項2】 コード化すべきセグメントAと各1つの
    サブセグメントCdの間の比較がさらに、Dd=(D×
    Ob)/d+eps、ここでeps=−(Ob−1),
    ・・・−2,−1,0,+1,+2,・・・(Ob−
    1)の範囲でepsがその中の少なくとも一部に等し
    い:が成立する場合のサブセグメント毎に実施されるこ
    とを特徴とする、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 該サブセグメントCdのうち、コード化
    すべきセグメントAのサンプルとの相関値RdがRd≧
    q×Rmax 、(式中q<1であり、Rmax は各サブセグ
    メントCdとコード化すべきセグメントAとの相関にお
    いて見出される最大相関値である)を満たして、そして
    Dに対し最小関連値を生むサブセグメントCdが、最も
    類似するサブセグメントCdとして選ばれることを特徴
    とする、請求項1又は2の方法。
  4. 【請求項4】 反復性をもつサンプル化されたアナログ
    信号をコード化する方法であって、 サンプル化されたアナログ信号において所定の第1サン
    プル数からなるコード化すべき信号セグメントA毎に対
    して、該コード化すべきセグメントAに先行する先行信
    号セグメントB中をサーチして、該先行セグメントB中
    にあって該コード化すべきセグメントAに最も類似する
    信号サブセグメントCを捜し; 而して該先行セグメントBのもつ所定第2サンプル数は
    第1サンプル数より大きく、該サブセグメントCのもつ
    サンプル数は第1サンプル数と等しく、そして該サーチ
    はコード化すべきセグメントAを、1サンプル間隔毎
    に、先行セグメントBのそれぞれ対応するサブセグメン
    トCと比較してなされるもので、 該最も類似するサブセグメントと該コード化すべきセグ
    メントAとを比較して差信号を得て、そして、 該最も類似するセグメントの参照時刻と該コード化すべ
    きセグメントAの参照時刻との間の、各参照時刻間のサ
    ンプル数Dで表される、差を得るものにおいて、 該コード化すべきセグメントAと比較される該先行セグ
    メントB中にある該サブセグメントCのうち、コード化
    すべきサブセグメントAのサンプルとの相関値RdがR
    d≧q×Rmax 、(式中q<1であり、Rmax は各サブ
    セグメントCdとコード化すべきセグメントAとの相関
    において見出される最大相関値である)を満たす場合
    で、そしてそうした関係をもつものからDに対し最小関
    連値を生むサブセグメントが、最も類似するサブセグメ
    ントCとして選ばれることを特徴とする、反復性をもつ
    サンプル化されたアナログ信号のコード化方法。
  5. 【請求項5】 コード化すべき信号をサンプリングする
    サンプリング装置、該サンプリング装置に結合され、所
    定の第1数のサンプルを含むコード化すべき信号セグメ
    ントAを分割する第1分割装置、 該サンプリング装置に結合され、第1数より大きい所定
    の第2数のサンプルを含んで該セグメントAに先行する
    先行セグメントBを分割する第2分割装置、 該第1分割装置と該第2分割装置に結合され、1サンプ
    ル間隔づつシフトされる幾つかのサブセグメントCに対
    して、該コード化すべきセグメントのサンプル値を、
    該先行セグメントB中にあって該第1数のサンプルを含
    む該サブセグメントCの対応するサンプル値と、1サン
    プル間隔毎に、比較する比較装置、 該比較装置に結合され、該コード化すべきセグメントA
    と最大の類似性をもつサブセグメントCを選択する選択
    装置、 該選択装置に結合され、該コード化すべきセグメントA
    と該選択されたサブセグメントCとの間の差を表す信号
    を決定する第1決定装置、 該選択装置に結合され、該コード化すべきセグメントA
    の基準時刻と該選択されたサブセグメントCの基準時刻
    との間のサンプル数Dを決定する第2決定装置、 該第1分割装置に結合され、それぞれ2つの連結する元
    のサンプル間に所定数のサンプルを挿入して該コード化
    すべきセグメントAをオーバーサンプリングする第1オ
    ーバーサンプリング装置、 該第2分割装置に結合され、それぞれ2つの連続する元
    のサンプル間に所定数のサンプルを挿入して該先行セグ
    メントBをオーバーサンプリングする第2オーバーサン
    プリング装置、 該第2決定装置に結合され、値DdをDd=(×O
    b)/d、(式中d=2,3,4,・・・nであり、n
    は正の整数であり、Obはオーバーサンプリングの大き
    さを表す整数)より決定する第3決定装置、 該第2オーバーサンプリング装置と該第3決定装置に結
    合され、それぞれ該増加した第2数のサンプルからなる
    先行セグメントB中にあってそれぞれ該増加した第1数
    のサンプルからなるサブセグメントCdを決定する第4
    決定装置であって、当該サブセグメントCdが、コード
    化すべきセグメントAの参照時刻とサブセグメントCd
    の参照時刻との間の時間方向に存在するオーバーサンプ
    リング後サンプル数で表されるサンプル数Ddが、関係
    式Dd=(D×Ob)/d(式中d=2,3,4,,,
    nであってnは正の整数であってOb及びnはDdが常
    に整数になるよう選ばれる)を満たすものを決定する第
    4決定装置、 該第4決定装置に結合され、各サブセグメントCdの非
    ゼロサンプル間のサンプル値を、所定の時間方向位置で
    補挿法により変更させ、而して所定の時間方向位置は
    当該第1のサンプル数が増加せしめられる以前に存在し
    ていた元のサンプルであるコード化すべきセグメントA
    中の元のサンプルから、それぞれDdだけ隔たって位置
    するものであって上記の変更をする変更装置、および コード化されるべきサンプル値とdの値に対して決定さ
    れたサンプル値Cdとの相関をとる装置、 からなる反復性をもつアナログ信号のコード化装置。
JP3307267A 1990-09-10 1991-09-10 反復性をもつサンプル化されたアナログ信号のコード化方法およびその装置 Expired - Lifetime JP2640595B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL9001985 1990-09-10
NL9001985A NL9001985A (nl) 1990-09-10 1990-09-10 Werkwijze voor het coderen van een analoog signaal met een herhalend karakter en een inrichting voor het volgens deze werkwijze coderen.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05206955A JPH05206955A (ja) 1993-08-13
JP2640595B2 true JP2640595B2 (ja) 1997-08-13

Family

ID=19857655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3307267A Expired - Lifetime JP2640595B2 (ja) 1990-09-10 1991-09-10 反復性をもつサンプル化されたアナログ信号のコード化方法およびその装置

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP0475520B1 (ja)
JP (1) JP2640595B2 (ja)
AT (1) ATE137354T1 (ja)
CA (1) CA2050979C (ja)
DE (1) DE69119005T2 (ja)
DK (1) DK0475520T3 (ja)
ES (1) ES2089113T3 (ja)
FI (1) FI105624B (ja)
NL (1) NL9001985A (ja)
NO (1) NO302549B1 (ja)
PT (1) PT98900B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI116992B (fi) * 1999-07-05 2006-04-28 Nokia Corp Menetelmät, järjestelmä ja laitteet audiosignaalin koodauksen ja siirron tehostamiseksi
US7388201B2 (en) 2005-05-13 2008-06-17 National University Of Singapore Radiation detector having coated nanostructure and method
CN117176177B (zh) * 2023-11-03 2024-02-06 金乡县林业保护和发展服务中心(金乡县湿地保护中心、金乡县野生动植物保护中心、金乡县国有白洼林场) 一种用于林业信息的数据共享方法及系统

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5648688A (en) * 1979-09-28 1981-05-01 Hitachi Ltd Sound analyser
EP0280827B1 (en) * 1987-03-05 1993-01-27 International Business Machines Corporation Pitch detection process and speech coder using said process

Also Published As

Publication number Publication date
CA2050979C (en) 1996-05-21
FI914261A (fi) 1992-03-11
EP0475520A2 (en) 1992-03-18
DE69119005T2 (de) 1996-11-28
EP0475520A3 (en) 1992-09-30
FI914261A0 (fi) 1991-09-10
ES2089113T3 (es) 1996-10-01
FI105624B (fi) 2000-09-15
ATE137354T1 (de) 1996-05-15
JPH05206955A (ja) 1993-08-13
NL9001985A (nl) 1992-04-01
CA2050979A1 (en) 1992-03-11
DE69119005D1 (de) 1996-05-30
NO302549B1 (no) 1998-03-16
PT98900A (pt) 1994-01-31
NO913448D0 (no) 1991-09-03
PT98900B (pt) 1999-02-26
NO913448L (no) 1992-03-11
EP0475520B1 (en) 1996-04-24
DK0475520T3 (da) 1996-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5371853A (en) Method and system for CELP speech coding and codebook for use therewith
US7321851B2 (en) Method and arrangement in a communication system
EP0573216B1 (en) CELP vocoder
US5265190A (en) CELP vocoder with efficient adaptive codebook search
KR100426514B1 (ko) 복잡성이감소된신호전송시스템
EP0266620A1 (en) Method of and device for speech signal coding and decoding by parameter extraction and vector quantization techniques
JPH07319496A (ja) 入力音声信号の速度を変更する方法
JPH03505929A (ja) 適応変換コード化の改良
JP2707564B2 (ja) 音声符号化方式
US5179594A (en) Efficient calculation of autocorrelation coefficients for CELP vocoder adaptive codebook
HUT58157A (en) System and method for coding speech
KR101108637B1 (ko) 디지털 신호 압축 시의 코딩에 사용되는 멀티펄스딕셔너리의 인덱스간 트랜스 코딩
JPH04270398A (ja) 音声符号化方式
US5673364A (en) System and method for compression and decompression of audio signals
Nikolić et al. Low complex forward adaptive loss compression algorithm and its application in speech coding
JP2640595B2 (ja) 反復性をもつサンプル化されたアナログ信号のコード化方法およびその装置
US5822721A (en) Method and apparatus for fractal-excited linear predictive coding of digital signals
KR100323487B1 (ko) 버스트여기선형예측
US5696875A (en) Method and system for compressing a speech signal using nonlinear prediction
US5809456A (en) Voiced speech coding and decoding using phase-adapted single excitation
JP2958726B2 (ja) 反復性をもつサンプル化アナログ信号をコード化しデコードするための装置
JP2000509847A (ja) 音声信号を伝送する伝送システム
JPH08251039A (ja) チャネル上での情報伝達のための方法
US5528629A (en) Method and device for coding an analog signal having a repetitive nature utilizing over sampling to simplify coding
Chang et al. Smoothed DPCM codes

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080502

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 15