JP2640488B2 - 消臭剤及びその製法 - Google Patents
消臭剤及びその製法Info
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- JP2640488B2 JP2640488B2 JP63088468A JP8846888A JP2640488B2 JP 2640488 B2 JP2640488 B2 JP 2640488B2 JP 63088468 A JP63088468 A JP 63088468A JP 8846888 A JP8846888 A JP 8846888A JP 2640488 B2 JP2640488 B2 JP 2640488B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はアンモニア等の悪臭を消臭する耐久性に優れ
た消臭剤及びその製法に関する。
た消臭剤及びその製法に関する。
<従来の技術> 従来、消臭剤は活性炭、ゼオライト等の物理吸着性を
利用したものや硫酸第1鉄の様な化学反応性を利用した
ものが知られているが、前者の物理吸着性を利用したも
のは極性の強いアンモニア等の悪臭を吸着する効果が劣
り、後者の化学反応性を利用したものは水溶液として利
用され、使用方法が限定され、又耐久性に欠けたもので
あった。この改良として繊維学会誌42,P50(1986)のよ
うに硫酸第一鉄/アスコルビン酸系、又は繊維学会誌4
1,P267(1985)のように第二鉄フタロシアニン等が提案
されているが、これらも水分の無い状態での耐久性に欠
け安定性に欠けるものであり、水性液としても長時間空
気に触れると効果が悪くなり、高分子成形物に含有させ
ると成型時の熱で性能低下をきたし易く、後加工で高分
子成形物に含有させようとすると全く洗濯等の耐久性に
乏しいものである。
利用したものや硫酸第1鉄の様な化学反応性を利用した
ものが知られているが、前者の物理吸着性を利用したも
のは極性の強いアンモニア等の悪臭を吸着する効果が劣
り、後者の化学反応性を利用したものは水溶液として利
用され、使用方法が限定され、又耐久性に欠けたもので
あった。この改良として繊維学会誌42,P50(1986)のよ
うに硫酸第一鉄/アスコルビン酸系、又は繊維学会誌4
1,P267(1985)のように第二鉄フタロシアニン等が提案
されているが、これらも水分の無い状態での耐久性に欠
け安定性に欠けるものであり、水性液としても長時間空
気に触れると効果が悪くなり、高分子成形物に含有させ
ると成型時の熱で性能低下をきたし易く、後加工で高分
子成形物に含有させようとすると全く洗濯等の耐久性に
乏しいものである。
<発明が解決しようとする課題> 本発明はかかる従来の消臭剤の問題点を解決し、耐久
性に優れた消臭剤及びその製法を提供するものである。
性に優れた消臭剤及びその製法を提供するものである。
<課題を解決するための手段> 本発明の要旨は、アミドオキシム基と該基に配位し
た、鉄、銅、錫、銀及びコバルトからなる群から選ばれ
る少なくとも1つの金属イオンを含有するアンモニアま
たは/および硫化水素に対して反応性を有する消臭剤お
よびアミドオキシム基含有化合物を鉄、銅、錫、銀及び
コバルトからなる群から選ばれる少なくとも1つの金属
イオンを含有する水溶液中で熱処理する請求項1記載の
消臭剤の製法にある。
た、鉄、銅、錫、銀及びコバルトからなる群から選ばれ
る少なくとも1つの金属イオンを含有するアンモニアま
たは/および硫化水素に対して反応性を有する消臭剤お
よびアミドオキシム基含有化合物を鉄、銅、錫、銀及び
コバルトからなる群から選ばれる少なくとも1つの金属
イオンを含有する水溶液中で熱処理する請求項1記載の
消臭剤の製法にある。
なお、特公昭32−10192号公報には、シアノ基含有重
合体のシアノ基をその一部がアミドオキシム基に転換さ
れるまでヒドロキシルアミンと反応した重合体、及び該
重合体に第2鉄イオンを配位させ着色した重合体が開示
されている。それに対して、本発明は金属イオンの状態
では不安定である金属イオンをヒドロキシルアミンとシ
アノ基との反応により生成した官能基に配位させ安定化
して利用するものであり、その化学反応性、触媒反応
性、物理吸着性により従来の消臭剤に無い著しい消臭作
用効果を奏する消臭剤を提供するものである。
合体のシアノ基をその一部がアミドオキシム基に転換さ
れるまでヒドロキシルアミンと反応した重合体、及び該
重合体に第2鉄イオンを配位させ着色した重合体が開示
されている。それに対して、本発明は金属イオンの状態
では不安定である金属イオンをヒドロキシルアミンとシ
アノ基との反応により生成した官能基に配位させ安定化
して利用するものであり、その化学反応性、触媒反応
性、物理吸着性により従来の消臭剤に無い著しい消臭作
用効果を奏する消臭剤を提供するものである。
更に、任意の形状で利用可能であり使用目的に応じた
形態で提供しうる利点を有する。
形態で提供しうる利点を有する。
本発明の消臭剤は化学式 で示されるアミドオキシム基を含有する化合物を基体と
するもので、ポリアクリロニトリルアミドオキシム、グ
ルタロニトリルアミドオキシム、アセトアミドオキシム
等高分子、低分子化合物が挙げられ、また、シアノ基含
有化合物をブレンド又はグラフト重合してシアノ基を導
入した後、ヒドロキシルアミンでシアノ基を変性した化
合物であってもよい。アミドオキシム基以外にカルボキ
シル基、シアノ基等金属イオンと配位性の高い基が併存
することは好ましいことである。
するもので、ポリアクリロニトリルアミドオキシム、グ
ルタロニトリルアミドオキシム、アセトアミドオキシム
等高分子、低分子化合物が挙げられ、また、シアノ基含
有化合物をブレンド又はグラフト重合してシアノ基を導
入した後、ヒドロキシルアミンでシアノ基を変性した化
合物であってもよい。アミドオキシム基以外にカルボキ
シル基、シアノ基等金属イオンと配位性の高い基が併存
することは好ましいことである。
本発明における消臭剤においては、アミドオキシム基
に金属イオンが安定に対で配位しているものと思われ
る。金属イオンを該官能基に配位させるには該官能基含
有化合物を金属イオンを含む水溶液中で熱処理する方法
により達成される。
に金属イオンが安定に対で配位しているものと思われ
る。金属イオンを該官能基に配位させるには該官能基含
有化合物を金属イオンを含む水溶液中で熱処理する方法
により達成される。
本発明で金属イオンを該官能基含有化合物に配位させ
て導入する量は1000ppm以上必要である。該官能基は金
属イオン同等当量近く含有されていることが望ましい。
本発明の消臭剤の形状はアミドオキシム基を含有する化
合物の選択により、液状、ゲル状、パウダー、成型物等
使用目的に合わせて任意に選択することができる。表面
積の高い繊維状あるいは微粒子のパウダー等は性能を高
める上で好適である。
て導入する量は1000ppm以上必要である。該官能基は金
属イオン同等当量近く含有されていることが望ましい。
本発明の消臭剤の形状はアミドオキシム基を含有する化
合物の選択により、液状、ゲル状、パウダー、成型物等
使用目的に合わせて任意に選択することができる。表面
積の高い繊維状あるいは微粒子のパウダー等は性能を高
める上で好適である。
なお、アミドオキシム基は、下記のような 互変異性体が考えられ、金属イオンの配位の状態は必ず
しも明らかでないが、アミドオキシム基一個に対し金属
イオン一個以上の飽和吸着量を示すことから2個の窒素
及び又は酸素原子とキレート結合して安定化していると
思われる。
しも明らかでないが、アミドオキシム基一個に対し金属
イオン一個以上の飽和吸着量を示すことから2個の窒素
及び又は酸素原子とキレート結合して安定化していると
思われる。
また、アクリル繊維のシアノ基をヒドロキシルアミン
により変性した繊維は、アクリル繊維の溶剤であるジメ
チルホルムアミドに膨潤し著しい形態変化を生ずるが溶
解はしない、これに対し、該繊維に銅イオンを配位させ
て繊維状の消臭剤とすると、80℃でも全く膨潤も溶解も
しない。これは、銅イオンの配位によって別異な高分子
構造になったことを示している。
により変性した繊維は、アクリル繊維の溶剤であるジメ
チルホルムアミドに膨潤し著しい形態変化を生ずるが溶
解はしない、これに対し、該繊維に銅イオンを配位させ
て繊維状の消臭剤とすると、80℃でも全く膨潤も溶解も
しない。これは、銅イオンの配位によって別異な高分子
構造になったことを示している。
この消臭剤中の金属イオンとアンモニア、アミン等の
悪臭は錯体を作り吸着され硫化水素、メチルメルカプタ
ン等の悪臭はイオウが結合され吸着されるものと思われ
る。
悪臭は錯体を作り吸着され硫化水素、メチルメルカプタ
ン等の悪臭はイオウが結合され吸着されるものと思われ
る。
本発明でアミドオキシム基に配位させる金属イオンは
アンモニア、硫化水素と反応しやすい金属のイオンであ
り、特に銅、鉄、錫、銀の金属イオンが好ましく用いら
れる。金属イオンの価数は任意に選べる。アミドオキシ
ム基との配位結合は硫酸銅、塩化第二銅、硫酸第二鉄、
塩化第一錫、塩化第二錫、硝酸銀等の水溶液にアミドオ
キシム基を含有する化合物を浸漬し熱処理して行われ
る。熱処理は40〜120℃で行われる。熱処理と金属イオ
ン含有水溶液の浸漬は別工程でも同一工程でも任意に行
われる。
アンモニア、硫化水素と反応しやすい金属のイオンであ
り、特に銅、鉄、錫、銀の金属イオンが好ましく用いら
れる。金属イオンの価数は任意に選べる。アミドオキシ
ム基との配位結合は硫酸銅、塩化第二銅、硫酸第二鉄、
塩化第一錫、塩化第二錫、硝酸銀等の水溶液にアミドオ
キシム基を含有する化合物を浸漬し熱処理して行われ
る。熱処理は40〜120℃で行われる。熱処理と金属イオ
ン含有水溶液の浸漬は別工程でも同一工程でも任意に行
われる。
<実施例> 以下、本発明を実施例により説明する。
なお、実施例中の%は重量%を意味する。又ヒドロキ
シルアミンとシアノ基との反応により生成した官能基の
含有量はオレンジII(酸性染料)の染着量よりアミドオ
キシム基に換算して求め、金属の含有量は炭化物の原子
吸光分析で行なった。
シルアミンとシアノ基との反応により生成した官能基の
含有量はオレンジII(酸性染料)の染着量よりアミドオ
キシム基に換算して求め、金属の含有量は炭化物の原子
吸光分析で行なった。
実施例1 アクリロニトリル/メチルアクリレート/メタクリル
スルホン酸ソーダ=91.2%/8.0%/0.8%からなるアクリ
ル繊維3d×51mmを硫酸ヒドロキシルアミン30%owf(対
繊維重量)及び第二リン酸ソーダ45%owfの浴比1:20の
水溶液中で沸騰下で60分間処理し水洗しアミドオキシム
含有繊維を得た。この繊維を更に硫酸銅10%owf、浴比
1:20の水溶液中で沸騰下30分処理し、70℃で湯洗し、焼
70℃で乾燥してアミドオキシム基310meq/kg、銅18600pp
m含有の繊維を得た。370mlの三角フラスコにアンモニア
を1020ppm、硫化水素を700ppm、メチルメルカプタンを1
20ppm入れ、得られた繊維を1gずつ封入し、30分後残っ
た濃度を測定したところ、それぞれ0.5,0,0.3ppmで優れ
た消臭効果を示した。又この繊維をサンシヤインウエザ
オメーター300時間(約1年の屋外暴露に相当)、加水
分解テスト70℃×90〜100%RH×1週間(約3年の室内
放置に相当)、JISL−0217の103法に規定する家庭洗濯
を10回行ったもの、ドライクリーニング3回行ったもの
をそれぞれ1gを1100,1060,1080,1050ppmのアンモニア濃
度に調整した370mlの三角フラスコに封入し、30分後の
アンモニア濃度を測定したところ0.4,0.5,0.6,0.3ppmと
極めて優れた耐久性のある消臭効果を示した。
スルホン酸ソーダ=91.2%/8.0%/0.8%からなるアクリ
ル繊維3d×51mmを硫酸ヒドロキシルアミン30%owf(対
繊維重量)及び第二リン酸ソーダ45%owfの浴比1:20の
水溶液中で沸騰下で60分間処理し水洗しアミドオキシム
含有繊維を得た。この繊維を更に硫酸銅10%owf、浴比
1:20の水溶液中で沸騰下30分処理し、70℃で湯洗し、焼
70℃で乾燥してアミドオキシム基310meq/kg、銅18600pp
m含有の繊維を得た。370mlの三角フラスコにアンモニア
を1020ppm、硫化水素を700ppm、メチルメルカプタンを1
20ppm入れ、得られた繊維を1gずつ封入し、30分後残っ
た濃度を測定したところ、それぞれ0.5,0,0.3ppmで優れ
た消臭効果を示した。又この繊維をサンシヤインウエザ
オメーター300時間(約1年の屋外暴露に相当)、加水
分解テスト70℃×90〜100%RH×1週間(約3年の室内
放置に相当)、JISL−0217の103法に規定する家庭洗濯
を10回行ったもの、ドライクリーニング3回行ったもの
をそれぞれ1gを1100,1060,1080,1050ppmのアンモニア濃
度に調整した370mlの三角フラスコに封入し、30分後の
アンモニア濃度を測定したところ0.4,0.5,0.6,0.3ppmと
極めて優れた耐久性のある消臭効果を示した。
実施例2 実施例1で得たアミドオキシム基含有繊維(310meq/k
g)を硫酸第二鉄20%の水溶液に浸漬してピックアップ
率90%で搾液した後98℃×30分間スチーミングし70℃で
湯洗い、乾燥後、鉄18000ppmを含有した繊維を得た。初
期、サンシヤインウエザオメーター300時間後、加水分
解テスト70℃×90〜100%RH×1週間、家庭洗濯10回、
ドライクリーニング3回したものをそれぞれ1gをアンモ
ニア2050,2000,2030,2100,2060ppmに調整した370mlの三
角フラスコの中に封入し30分後残濃度を測定し18,20,1
9,21ppmと極めて優れた消臭性能及び耐久性を示した。
g)を硫酸第二鉄20%の水溶液に浸漬してピックアップ
率90%で搾液した後98℃×30分間スチーミングし70℃で
湯洗い、乾燥後、鉄18000ppmを含有した繊維を得た。初
期、サンシヤインウエザオメーター300時間後、加水分
解テスト70℃×90〜100%RH×1週間、家庭洗濯10回、
ドライクリーニング3回したものをそれぞれ1gをアンモ
ニア2050,2000,2030,2100,2060ppmに調整した370mlの三
角フラスコの中に封入し30分後残濃度を測定し18,20,1
9,21ppmと極めて優れた消臭性能及び耐久性を示した。
実施例3 ジビニルベンゼン16.2モル%、アクリロニトリル72.3
モル%、トルエン80容量%(モノマーに対して)の溶液
50mlを水470ml、ゼラチン1%、水溶液30ml、硫酸ナト
リウム30g及び炭酸カルシウム5gに加え、モノマーに対
して1%(wt/容量)の過酸化ベンゾイルを溶解する。
1時間かけて60℃に昇温し、3時間重合を行い90℃にし
て1時間撹拌し重合を完結した。内容物を分離し1N塩酸
を加えて炭酸カルシウムを分解し、温水ついでメタノー
ルで洗浄し粒状の重合体を得た。この重合体に対して塩
酸ヒドロキシルアミンの5%メタノール溶液をシアノ基
に対して1.5倍モル量加え60℃で5時間と80℃で1時間
反応させることによりアミドオキシム基含有粒状重合体
を得た。この重合体に塩化第1錫7%(対重合体重量)
の水溶液に浸漬して沸騰下30分間処理して70℃で湯洗し
錫37100ppmを含有するアミドオキシム基含有重合体を得
た。この重合体を初期、サンシヤインウエザオメーター
300時間、加水分解テスト1時間を行ったものをそれぞ
れアンモニア1050,1100,1080ppmの370mlの三角フラスコ
に1g封入し、30分後測定したところ残濃度13,12,13ppm
と極めて優れた耐久性消臭性能を示した。
モル%、トルエン80容量%(モノマーに対して)の溶液
50mlを水470ml、ゼラチン1%、水溶液30ml、硫酸ナト
リウム30g及び炭酸カルシウム5gに加え、モノマーに対
して1%(wt/容量)の過酸化ベンゾイルを溶解する。
1時間かけて60℃に昇温し、3時間重合を行い90℃にし
て1時間撹拌し重合を完結した。内容物を分離し1N塩酸
を加えて炭酸カルシウムを分解し、温水ついでメタノー
ルで洗浄し粒状の重合体を得た。この重合体に対して塩
酸ヒドロキシルアミンの5%メタノール溶液をシアノ基
に対して1.5倍モル量加え60℃で5時間と80℃で1時間
反応させることによりアミドオキシム基含有粒状重合体
を得た。この重合体に塩化第1錫7%(対重合体重量)
の水溶液に浸漬して沸騰下30分間処理して70℃で湯洗し
錫37100ppmを含有するアミドオキシム基含有重合体を得
た。この重合体を初期、サンシヤインウエザオメーター
300時間、加水分解テスト1時間を行ったものをそれぞ
れアンモニア1050,1100,1080ppmの370mlの三角フラスコ
に1g封入し、30分後測定したところ残濃度13,12,13ppm
と極めて優れた耐久性消臭性能を示した。
<発明の効果> 本発明の消臭剤アンモニア等の悪臭を極めて効率よく
消臭し、又極めて耐久性に優れた任意の形状で利用しう
るものである。
消臭し、又極めて耐久性に優れた任意の形状で利用しう
るものである。
Claims (3)
- 【請求項1】アミドオキシム基と該基に配位した、鉄、
銅、錫、銀及びコバルトからなる群から選ばれる少なく
とも1つの金属イオンを含有するアンモニアまたは/お
よび硫化水素に対して反応性を有する消臭剤。 - 【請求項2】アミドオキシム基含有化合物を鉄、銅、
錫、銀及びコバルトからなる群から選ばれる少なくとも
1つの金属イオンを含有する水溶液中で熱処理する請求
項1記載の消臭剤の製法。 - 【請求項3】シアノ基がアクリル系繊維中のシアノ基で
ある特許請求の範囲第1項記載の消臭剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63088468A JP2640488B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 消臭剤及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63088468A JP2640488B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 消臭剤及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01259867A JPH01259867A (ja) | 1989-10-17 |
JP2640488B2 true JP2640488B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=13943606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63088468A Expired - Lifetime JP2640488B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 消臭剤及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640488B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01314570A (ja) * | 1988-06-16 | 1989-12-19 | Nippon Zeon Co Ltd | 脱臭剤 |
JP3851192B2 (ja) | 2001-07-11 | 2006-11-29 | 三菱レイヨン株式会社 | アクリル系複合繊維の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033761B2 (ja) * | 1978-03-22 | 1985-08-05 | 東邦ベスロン株式会社 | カチオン交換活性炭及びその製造法 |
JPS5937957A (ja) * | 1982-08-24 | 1984-03-01 | 理研香料工業株式会社 | 脱臭剤 |
-
1988
- 1988-04-11 JP JP63088468A patent/JP2640488B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01259867A (ja) | 1989-10-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |