JP2639142B2 - 冷気循環形オープンショーケースの除霜方式 - Google Patents
冷気循環形オープンショーケースの除霜方式Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/068—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans
- F25D2317/0684—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans the fans allowing rotation in reverse direction
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Defrosting Systems (AREA)
Description
スの除霜方式に関する。
ショーケースの構成を第3図に示す。図において、1は
前面を開放した本体ケース、2,3は本体ケース1の外
箱,内箱、4は内箱3の庫内に設置した上下多段の商品
陳列棚、5は庫内照明灯であり、外箱2と内箱3との間
には内箱3の周囲を取り巻くように冷気循環路6が形成
され、該冷気循環路6の内部には冷凍機のエバポレータ
である冷却器7,冷気循環送風用の庫内ファン8、および
冷気吹出口に装備した空気整流体9などが装備されてい
る。
運転する。これにより冷気循環路6には実線矢印Aの冷
気が循環通風して本体ケース1の前面開口部に冷気エア
カーテンA′を吹出し形成し、外気熱の侵入を遮へいし
て庫内に陳列した商品を保冷する。
して、いわゆる逆転エアデフロストと呼ばれる除霜方式
が本発明と同じ出願人より既に提案されて公知である。
(特開昭62−182571号公報) この除霜方式は、タイマにより所定の除霜サイクル
(例えば6時間置きに1日4回)で運転モードを保冷運
転から除霜に切換え、かつ除霜時には冷却器を停止する
とともに庫内ファンを正転から逆転に切換え、除霜終了
前に冷却器温度が所定温度まで上昇した時点で庫内ファ
ンを逆転から再び正転に戻すように運転制御するもので
ある。
ーケースについて説明すると、庫内ファン8には可逆転
モータが採用されており、タイマ制御により所定の除霜
サイクルで運転モードが保冷から除霜に切換わると、冷
却器7を停止するとともに庫内ファン8を保冷運転時の
正転から逆転に切換える。これにより冷気循環路6内で
の送風方向が点線矢印Bのようになり、保冷運転時に形
成されていた前面開口部のエアカーテンが実質的に消滅
してケース上部のエアカーテン吹出口から周囲空気が吸
い込まれ、冷却器7を通過した後にケース下部のエアカ
ーテン吸込口より周囲へ排気される。したがって、この
逆転送風により保冷運転の過程で冷却器7の表面に生じ
た霜が周囲空気の保有する熱で除霜されるようになる。
分に進んで冷却器温度が所定温度(例えば8℃)まで上
昇したところで庫内ファンを逆転から再び正転に切換
え、さらに除霜水の水切り時間(例えば7分)が経過し
た時点で除霜を終了して運転モードを再び保冷運転に切
換える。
る熱を除霜熱として有効に利用するので、ヒータ除霜方
式などのように電力を消費することがなく節電化が図れ
る反面、ヒータ除霜方式などに比べて除霜に要する時間
が多少長くなる。しかも除霜中は冷却器の運転を停止し
ているために、除霜時間が長くなると庫内陳列商品の品
温が次第に上昇する。
に据付けて使用されるものであり、開店中の営業時間帯
に除霜が行われた場合には、除霜時間が長引くと商品の
冷えが悪くなる他、商品の包装箱表面に露付きが生じ、
このために商品を手にした客に品質面での不安感を与え
るおそれがある。しかも営業時間帯(主として日中)は
店舗内への客の出入りもあって店内におけるショーケー
スの周囲温度も比較的高く、保冷停止に伴う庫内への外
気熱の侵入の他に庫内照明灯の輻射熱も加わるので、庫
内陳列商品の品温上昇が大きくなる傾向を示す。
除霜終了の設定温度を故意に低めて除霜時間,つまり保
冷停止時間を短縮しようとすると、除霜の際に冷却器に
付着している霜を完全に除霜できずに霜の解け残りが生
じ、このような状態で保冷,除霜を繰り返すと次第に霜
の解け残り量が増大してショーケースの保冷性能そのも
のが極端に低下するような事態となる。
店中での除霜時間を短縮してこの間の商品の品温上昇,
品質劣化を抑制しつつ、開店,閉店の時間帯を含む1日
単位でのトータルで霜の解け残りなしに完全除霜できる
ようにした冷気循環形オープンショーケースの除霜方式
を提供することを目的とする。
エアデフロスト方式を対象に、庫内ファンを逆転から正
転に切換える設定温度について庫内照明灯の点灯,消灯
を条件に異なる温度を設定し、庫内照明灯の点灯時の設
定温度を消灯時の設定温度よりも低い温度に定めて除霜
を行うものとする。
から正転に戻す際の設定温度(冷却器の表面温度)につ
いて、庫内照明灯の消灯時,つまり閉店状態で行う除霜
での設定温度は、生鮮食料品用のショーケースを例とし
て例えば8℃に設定し、これに対して庫内照明灯の点灯
時,つまり開店状態で行う除霜での設定温度は例えば5
℃の低い温度に設定するものとする。なお、この温度設
定は例えば2個の除霜サーモで別々に設定し、庫内照明
灯のオン,オフ条件により除霜サーモのいずれかを選択
した上で、その除霜サーモの動作により庫内ファンを逆
転から正転に切換えるよう制御することで対応できる。
が低い分だけ除霜開始から除霜終了までの時間が短く、
したがって冷却器に多少の霜の解け残りが生じるおそれ
もあるが、庫内陳列商品の品温上昇の度合は小さく、商
品を手にした客に信頼感を与えることができる。一方、
客の居ない閉店中の時間帯に行う除霜では、設定温度を
高く設定してあるので、霜の解け残りを生じることなく
冷却器に付着している霜を完全に除霜できる。しかも多
くの場合に店舗は夜間を閉店とするので周囲温度も低
く、かつ閉店中はショーケースの庫内照明灯を消灯し、
さらに前面開口部をナイトカバーで覆って外気熱の侵入
をできるだけ抑えるようにしているので、逆転エアデフ
ロストによる除霜時間が多少長引いても庫内陳列商品の
品温が大きく上昇して品質を劣化させるおそれはない。
としたトータルで除霜を行うことにより、ショーケース
の保冷性能に支障を与えることなく完全な除霜を行いつ
つ、しかも開店中の時間帯では除霜に伴う庫内陳列商品
の品温上昇を最小限に抑えて商品の品質維持,並びに客
の信頼感を得ることができる。
内ファンの制御回路図、第2図はショーケースの庫内温
度特性とともに表した除霜制御動作のタイムチャート図
である。
ァンモータ、11はファンモータ10の回転切換リレー、1
2,13はそれぞれ設定温度が異なる除霜サーモ、14は除霜
サーモ12と13の切換リレー、15は庫内照明灯5の回路ス
イッチ、16は除霜タイマである。
却器7の表面検出温度により動作するものであり、生鮮
食料品用のショーケースを例に、除霜サーモ12の動作設
定温度t1は例えば5℃に、除霜サーモ13の動作設定温度
t2はt1よりも高い例えば8℃に設定されている。また、
除霜サーモ12,ないし13のいずれかが動作すると回転切
換リレー11が応動し、その接点を逆転側から正転側に切
換える。一方、除霜サーモ切換リレー14は庫内照明灯5
の点灯時(スイッチ15がオン)には除霜サーモ12を選択
し、消灯時(スイッチ15がオフ)には除霜サーモ13を選
択するように動作する。また、除霜タイマ16は除霜サイ
クルをT時間として、T時間おきに除霜開始信号を出力
し、その信号により図示されてない冷凍機の運転を停止
するとともに、前記した回転切換リレー11の接点を正転
側から逆転側に切換える。
所定の時間間隔にて運転モードが保冷運転から除霜に切
換わった際に、店舗が開店中でショーケースの庫内照明
灯5が点灯状態にあれば、除霜サーモ切換リレー14が動
作して除霜サーモ12を選択する。そして、逆転エアデフ
ロストによる除霜の進行に伴い冷却器の温度が次第に上
昇し、除霜サーモ12の設定温度t1に達して除霜サーモ12
が動作すると、回転切換リレー11が作動して庫内ファン
8が逆転から正転に切換わる。その後にあらかじめ設定
した除霜水の水切り時間(例えば7分程度)が経過する
と、除霜が終了して再び保冷運転に移行する。一方、店
舗の閉店後にショーケースの庫内照明灯5を消灯すれ
ば、除霜サーモ切換リレー14が除霜サーモ13を選択す
る。したがって閉店の時間帯に除霜が開始した場合に
は、冷却器温度が除霜サーモ13の設定温度t2に達するま
では庫内ファン8の逆転によるエアデフロストが継続
し、除霜サーモ13が動作した時点で回転切換リレー11を
介して庫内ファン8が逆転から正転に切換わり、さらに
除霜水の水切り時間を経た後に除霜が終了して再び保冷
運転に戻る。
びに庫内温度特性の様子を第2図に示す。なお、図中の
T1,T2は店舗開店中の時間帯に行われる除霜の開始,終
了時間を、T3,T4は店舗閉店中の時間帯に行われる除霜
の開始,終了時間を示しており、T1−T3の時間間隔が除
霜タイマで設定した除霜サイクルTに相応し、またT1−
T2,T3−T4がそれぞれ開店中,閉店中で行う除霜の所要
時間を表す。
択される除霜サーモ12の設定温度t1は消灯時に選択され
る除霜サーモ13の設定温度t2よりも低く設定して庫内フ
ァンを逆転から正転に切換えるようにしているので、開
店時間帯で行う除霜の際には冷却器に多少の霜の解け残
りが生じるおそれもあるが、その除霜時間(T1−T2)は
閉店時間帯に行う除霜時間(T3−T4)に比べて短く、し
たがって開店中での除霜による庫内陳列商品の品温上昇
は小さくて済む。一方、閉店中での除霜では前記の設定
温度を十分高くしているので、除霜時間は開店中での除
霜に比べて長くなるが冷却器に付着している霜が完全に
除霜されることになる。しかも閉店中の時間帯(主とし
て夜間)は周囲温度も低く、かつ庫内照明灯も消灯して
いるので照明灯の発生熱も加わることがなく、さらにシ
ョーケースの前面をナイトカバーで覆って外気熱の侵入
を抑えているので、除霜時間が多少長引いても商品の品
温上昇の程度は除霜時間が長引く割に小さく、品質劣化
を来すおそれは少ない。
内照明灯が点灯している開店時間帯での除霜時には、除
霜開始から終了までの時間を短縮して庫内陳列商品の品
温上昇を低く抑えつつ、店舗の開店,閉店時間帯を含め
た1日を単位とするトータルでの除霜により完全な除霜
が遂行でき、しかも商品の品温上昇を抑えて品質維持を
図ることができる。
路図、第2図は庫内温度特性とともに示した除霜タイム
チャート図、第3図は冷気循環形オープンショーケース
の構成断面図である。図において、 1:本体ケース、5:庫内照明灯、7:冷却器、8:庫内ファ
ン、10:可逆転式ファンモータ、11:回転切換リレー、1
2,13:除霜サーモ、14:除霜サーモ切換リレー、16:除霜
タイマ、T:除霜サイクル時間、t1,t2:設定温度。
Claims (1)
- 【請求項1】所定の除霜サイクルで運転モードを保冷運
転から除霜に切換え、かつ除霜時には冷却器を停止する
とともに庫内ファンを正転から逆転に切換え、除霜終了
前に冷却器温度が所定温度まで上昇した時点で庫内ファ
ンを逆転から正転に戻すよう制御するとともに、庫内フ
ァンを逆転から正転に切換える設定温度について庫内照
明灯の点灯,消灯を条件に異なる温度を設定し、庫内照
明灯の点灯時の設定温度を消灯時の設定温度よりも低い
温度に定めたことを特徴とする冷気循環形オープンショ
ーケースの除霜方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31279089A JP2639142B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 冷気循環形オープンショーケースの除霜方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31279089A JP2639142B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 冷気循環形オープンショーケースの除霜方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03175250A JPH03175250A (ja) | 1991-07-30 |
JP2639142B2 true JP2639142B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=18033438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31279089A Expired - Lifetime JP2639142B2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 冷気循環形オープンショーケースの除霜方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2639142B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101891993B1 (ko) * | 2017-01-19 | 2018-08-28 | 주식회사 신진에너텍 | 급냉실 냉동실 냉장실의 3단계 냉각 시스템 |
-
1989
- 1989-12-01 JP JP31279089A patent/JP2639142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03175250A (ja) | 1991-07-30 |
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