JP2639102B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JP2639102B2 JP13049189A JP13049189A JP2639102B2 JP 2639102 B2 JP2639102 B2 JP 2639102B2 JP 13049189 A JP13049189 A JP 13049189A JP 13049189 A JP13049189 A JP 13049189A JP 2639102 B2 JP2639102 B2 JP 2639102B2
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/02Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ディーゼルエンジン用の燃料噴射弁に関す
るもので、詳しくは、弁本体の側面部に燃料噴射ポンプ
より加圧供給される高圧燃料を導く接続部材を取り付け
た構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の燃料噴射弁として、燃料噴射ポンプか
らの高圧燃料をニードル弁の先端に加圧すると共に、ニ
ードル弁背面のばね室内の燃料を排出し、ニードル弁を
ばね力に抗してリフトさせることにより、燃料を噴射す
るものがある。この燃料噴射弁では、弁本体の側面部に
取付穴を形成し、この取付穴に、燃料噴射ポンプからの
高圧燃料を導くための接続部材を螺着する構成を有して
いる。ところが、接続部材を弁本体に堅牢に保持するた
めには、弁本体を大径化して弁本体の取付穴を深く形成
する必要があり、このため弁本体の小径化への支障とな
っていた。
このような問題を解決する技術として、例えば、特公
昭57−38783号公報のものが知られている。すなわち、
弁本体の軸心に形成した燃料通路を貫通するまで深い取
付穴を形成し、この取付穴に接続部材を螺着すると共
に、接続部材の先端面と取付穴の底面により導入通路と
接続通路とのとの間をシールするシール部を形成し、さ
らに取付穴の入口側に燃料通路から外部へ漏れ出る燃料
をシールするシール部を形成したものである。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の技術においては、燃料の油密確保のた
め、高い加工精度が要求されるシール部を2箇所設けな
ければならない。このため製造が面倒であり、しかも、
取付穴が燃料通路を貫通して形成され、かつ接続部材の
ネジ部が燃料通路に露出している構成であることから、
接続部材のネジ部に付着している加工切粉が燃料通路を
介してばね室へ流入して、ニードル弁の摺動面などに噛
み込む等の不具合が発生しやすいという問題があった。
本発明は、上記従来の技術の問題を解消することを課
題とし、弁本体の軸心付近にて交差する2つの通路を同
一面で2箇所形成されるシール部によりシールする構成
により、シール性を向上させると共に、加工切粉の発生
箇所を燃料排出通路に露出させず、故障の少ない燃料噴
射弁を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するためになされた本発明は、 弁本体内に、噴射孔を開閉するニードル弁を収納し、
このニードル弁の開閉動作により燃料溜りの燃料を供給
・排出する燃料通路を弁本体内の軸線に沿って有すると
共に、 この弁本体の軸線に沿った側方に、ニードル弁の先端
部に対して高圧燃料を導く導入通路を形成し、 この導入通路に、弁本体側面部の取付穴に螺着した接
続部材の接続通路を接続した燃料噴射弁において、 上記燃料溜りに接続された燃料通路の一部を接続部材
の外周を迂回するように形成し、 上記弁本体の取付穴の底面と接続部材の先端面とによ
り、接続通路及び導入通路と燃料通路との間をシールす
るシール部を形成すると共に、燃料通路と取付穴及び接
続部材との間をシールするシール部を形成し、両シール
部を同一面上に形成したことを特徴とする。
[作用] 本発明の燃料噴射弁では、燃料噴射ポンプからの高圧
燃料が接続部材内の接続通路、弁本体内の導入通路を通
じてニードル弁の先端に対して加えられ、その燃料圧に
よりニードル弁は、ばね力に抗し、燃料溜り内の燃料を
燃料通路を介して排出してリフトし、これにより噴射孔
から燃料が噴射される。
本燃料噴射弁では、高圧燃料の供給を行う接続通路及
び導入通路と、ニードル弁の開弁に伴って燃料を排出す
る燃料通路とが、取付穴に螺着された接続部材を用い
て、弁本体の軸心付近にて交差する位置関係に形成され
ているが、これらの交差している通路間のシール構造
は、接続部材の先端面と取付穴の底面とによる同一面で
形成されているために、高い加工精度により2箇所のシ
ール部を形成することができ、よってシール性が向上す
る。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
第1図は燃料噴射弁を一部破断した断面図である。同
図において、燃料噴射弁1の弁本体3内には、閉塞ばね
5を収納したばね室7が形成されている。このばね室7
は、弁本体3に対して同軸的に形成された燃料通路9を
介して燃料排出導管(図示省略)に接続されており、ま
た、弁本体先端の噴射孔(図示省略)を開閉し、かつ閉
塞ばね5により付勢されているニードル弁(図示省略)
の一端部を収納している。
また、弁本体3には、その軸線に対して交差する通路
13aと、ばね室7の側方に設けられ、かつニードル弁の
先端の圧力室(図示省略)に接続された通路13bとから
構成される導入通路13が形成されている。この導入通路
13の通路13aには、取付穴15のネジ部17で螺着された接
続部材19の接続通路21が接続している。この接続通路21
には、燃料噴射ポンプ23に連通している圧力導管(図示
省略)が接続される。
このような通路間等のシール構造は、以下の構成にな
っている。すなわち、弁本体3の取付穴15は、軸心付近
に達するまで穿設されており、その底面が円錐状のテー
パ面25に形成され、そのテーパ面25の斜面中央付近に環
状溝27が形成されている。一方、この取付穴15に螺着さ
れる接続部材19の先端は、シール部材29を介して上記テ
ーパ面25に密着状態で押圧するテーパ面31となってい
る。
上記構成の動作は、従来と同様であり、つまり、燃料
ポンプ23からの高圧燃料は、圧力導管、接続通路21、導
入通路13を介してニードル弁の先端に加えられ、燃料噴
射時に、ばね室7の燃料が燃料通路9、環状溝27により
構成される環状溝33を通り、さらに燃料通路9を介して
排出されることによりばね5の付勢力に抗してニードル
弁が開く。
このような動作をする燃料噴射弁1における本実施例
の特徴的なシール構造の作用について説明すると、接続
部材19を取付穴15に螺着して接続部材19の先端のテーパ
面31をシール部材29を介してテーパ面25に対して押圧す
ると、接続通路21及び導入通路13と環状通路33との間に
シール部材29の内周部によるシール部が形成されると共
に、燃料通路9と取付穴15のネジ部17側との間にシール
部材29の外周部によるシール部が形成される。
よって、両シール部は、同一のテーパ面25、31巻に介
在する1つのシール部材29の両側に構成されることにな
るので、各テーパ面25、31の加工などを高精度に、かつ
簡単に行え、しかも、高いシール性を得ることができ
る。
また、ばね室7に通じる燃料通路9の環状溝33には、
シール部材29が面しているだけで、従来の技術のように
接続部材19のネジ部が露出しないので、加工時の切粉が
ばね室7に流入することがなく、これに伴う不具合が生
じることもない。
次に、上記実施例のシール構造に係る変形例として、
第2図ないし第5図の構成であってもよい。
すなわち、第2図の実施例は、第1図に示す環状溝27
を設けなくて、分割したシール部材29a、29bを用いると
共に、その間の間隙を環状通路33bとする構成であり、
また、第3図はシール部材を廃止し、接続部材19の先端
面と取付穴17の底面とを直接密接させた構成であり、さ
らに、第4図は燃料通路9の環状通路33dを接続部材19
の外周部に刻設したものであり、いずれの実施例におい
ても、ばね室7の燃料を排出する燃料通路9の一部を構
成する環状通路33b、33、33dが、接続部材19の先端外周
に沿って形成されている構成であればよい。
また、第5図に示す実施例のように、接続部材19の先
端面を平面に形成すると共に、弁本体3の取付穴17の底
面を平面に形成し、その底面に環状溝33eを形成し、そ
の間にシール部材29cを挟持させ、シール部材29cの内周
部及び外周部の2箇所にてシール作用を行わせることに
より、上記実施例と同様な効果を奏することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、弁本体の軸心
付近にて交差する2つの通路を同一面上に形成した2箇
所のシール部によりシールする構成を採ることにより、
シール性を向上させることができる。
また、接続部材を取り付けるためのネジ部を燃料通路
に臨ませていないので、加工時に発生する切粉がニード
ル弁等に噛み込むことがなく、よって、故障も少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による燃料噴射弁の要部を示
す断面図、第2図ないし第5図は他の実施例による燃料
噴射弁の要部を示す断面図である。 1……燃料噴射弁、3……弁本体、5……ばね、7……
ばね室(燃料溜り)、9……燃料通路、13……導入通
路、15……取付穴、19……接続部材、21……接続通路、
25、31……テーパ面、29、29a、29b、29c……シール部
材、33、33a、33d、33e……環状通路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁本体内に、噴射孔を開閉するニードル弁
    を収納し、このニードル弁の開閉動作により燃料溜りの
    燃料を供給・排出する燃料通路を弁本体内の軸線に沿っ
    て有すると共に、 この弁本体の軸線に沿った側方に、ニードル弁の先端部
    に対して高圧燃料を導く導入通路を形成し、 この導入通路に、弁本体側面部の取付穴に螺着した接続
    部材の接続通路を接続した燃料噴射弁において、 上記燃料溜りに接続された燃料通路の一部を接続部材の
    外周を迂回するように形成し、 上記弁本体の取付穴の底面と接続部材の先端面とによ
    り、接続通路及び導入通路と燃料通路との間をシールす
    るシール部を形成すると共に、燃料通路と取付穴及び接
    続部材との間をシールするシール部を形成し、両シール
    部を同一面上に形成したことを特徴とする燃料噴射弁。
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