JP2638506B2 - 移動通信システム - Google Patents
移動通信システムInfo
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- JP2638506B2 JP2638506B2 JP6237089A JP23708994A JP2638506B2 JP 2638506 B2 JP2638506 B2 JP 2638506B2 JP 6237089 A JP6237089 A JP 6237089A JP 23708994 A JP23708994 A JP 23708994A JP 2638506 B2 JP2638506 B2 JP 2638506B2
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Description
し、特に、複数の基地局を備えて同一無線周波数で送信
を行う際の送信方式に関する。
テムが知られている。図示の移動無線システム(例え
ば、列車無線システム)では、例えば、サービスゾーン
がAゾーン及びBゾーンに分かれており、Aゾーン及び
Bゾーンはそれぞれ複数の小ゾーンに分割されている。
そして、各小ゾーン毎に基地局(送信局)が配置されて
いる。図示の例では、Aゾーンは三つの小ゾーンに分割
され同様にして、Bゾーンも複数の小ゾーンに分割され
ている。
至13が配置され、Bゾーンには基地局21が配置され
ている(図2ではBゾーンでは基地局21のみが示され
ている)。基地局11乃至13及び基地局21は等間隔
に配置されており、これら基地局11乃至13及び21
は伝送線路を介して交換機31に接続され、この交換機
31には中央局32が接続されている。
同一無線周波数を用いており、中央局32ではAゾーン
内の移動体(例えば、列車)へ情報を送る際には、交換
機31を制御して、交換機31を介して基地局11乃至
13に情報を送る。基地局11乃至13では同一の無線
周波数を用いてこの情報を送出する。
信局)が同一無線周波数を用いているため、図3に斜線
で示す区間(斜線区間)において、干渉が生じる。この
干渉によって、斜線区間に存在する受信局(移動体)で
は受信品質が劣化する。
め、一般には、各基地局において、送信周波数発生用発
振器として高価な温度補償形恒温槽付きの発振器を用い
て、局間周波数差を所定値以内とし、かつ伝送信号(変
調信号)の局間遅延時間差を等価させる遅延補償回路が
必要である。加えて、局間変調度差を予め定められた値
以内に維持する手段を備える必要がある。
は、例えば、「鉄道と電気技術」1992,1,VO
L.3,No.1,67頁(社団法人日本鉄道電気技術
協会発行)に記載されている。
移動無線システムでは、干渉防止のため、高価なハード
ウェアが必要であるばかりでなく、システム調整コス
ト、維持保守コストがかかってしまうという問題点があ
る。さらに、伝送信号が高速になると、受信品質の劣化
を防止できなくなってしまうという問題点がある。
化を防止することのできる移動通信システムを提供する
ことにある。
基地局によってサービスエリアを規定して、該サービス
エリア内に位置する移動体と前記基地局の内少なくとも
一つを用いて通信を行う移動通信システムにおいて、前
記複数の基地局には互いに異なる送信タイムスロットが
割り当てられており、前記複数の基地局はそれぞれ同一
無線周波数を用いて割り当て送信タイムスロットによっ
て送信信号を送出する送出手段を有することを特徴とす
る移動通信システムが得られる。
送信信号を受けた際、該複数の送信信号のうち正常な送
信信号を受信信号とする受信手段を有しており、さら
に、前記複数の基地局は伝送路を介して中央局に接続さ
れており、前記中央局は、前記基地局毎に割り当てられ
たタイムスロットを用いて伝送信号を前記伝送路に送出
する伝送手段と、前記基地局は前記割り当てタイムスロ
ットを選択して前記伝送信号を受ける選択手段を有して
いる。
る。
は中央局41及び複数の基地局42乃至44を備えてお
り、これら基地局42乃至44は、予め定められた間隔
をおいて配置されている。そして、基地局42乃至44
は伝送路45を介して中央局41に接続されている。中
央局41は伝送信号送出部41a及びディジタル信号化
及びスロット分配部41bを備えている。
受信局46に情報A乃至Cを送る際、伝送信号送出部4
1aから情報A乃至Cを有する伝送信号(アナログ信
号)が送出される(図2(a))。この伝送信号はディ
ジタル信号化及びスロット分配部41bに与えられ、こ
のディジタル信号化及びスロット分配部41bでは、ま
ず、伝送信号をディジタル信号に変換した後、このディ
ジタル信号のフォーマットを予め設定されたフォーマッ
トに変換する。例えば、1フレームが3タイムスロット
からなるディジタル信号にフォーマット変換する。そし
て、第1のフレームの各タイムスロット(つまり、第1
乃至第3のタイムスロット)にはそれぞれ情報Aが、第
2のフレームの各タイムスロットにはそれぞれ情報B
が、第3のフレームの各のタイムスロットには情報Cが
配置される。そして、このディジタル信号はディジタル
伝送信号として伝送路45に送出される。
タイムスロットが割り当てられており、同様にして、基
地局43及び44には各フレームにおいて第2及び第3
のタイムスロットが割り当てられている。基地局42で
は、ディジタル伝送信号を受けた際、各フレームの第1
のタイムスロットのみを取り込み、所定の無線周波数を
用いて第1の送信信号を送出する。従って、第1の送信
信号は基地局42に割り当てられた第1のタイムスロッ
トで送られることになる(図2(b))。基地局43で
は、ディジタル伝送信号を受けた際、各フレームの第2
のタイムスロットのみを取り込み、上記の所定の無線周
波数を用いて第2の送信信号を送出する。従って、第2
の送信信号は基地局43に割り当てられた第2のタイム
スロットで送られることになる(図2(c))。同様に
して、基地局44では、ディジタル伝送信号を受けた
際、各フレームの第3のタイムスロットのみを取り込
み、上記の所定の無線周波数を用いて第3の送信信号を
送出する。従って、第3の送信信号は基地局44に割り
当てられた第3のタイムスロットで送られることになる
(図2(d))。図2(b)乃至(d)から容易に理解
できるように、第1乃至第3の送信信号は実質的に時分
割的に送られることになる。
それぞれ第1乃至第3の受信信号として受ける。この結
果、受信局46においては、図2(e)に示すように情
報Aが3個連続し、その後に情報Bが3個連続し、続い
て情報Cが3個連続する信号が与えられることになる。
そして、受信局46では各情報について正しく受信され
たものを選択して図2(f)に示す受信信号(生成信
号)を生成する。
干渉による受信品質の劣化を防止できるばかりでなく、
安価なシステムを提供できる。つまり、従来相互干渉に
よる受信品質の劣化を防止するための対策を行う必要が
なく、一つの無線送信周波数のみの割り当てによって広
いサービスエリアを確保するようにした移動通信システ
ムを構築できるという効果があり、電波の有効利用も図
れる。
の図である。
を示す図であり、(a)は伝送信号を示す図、(b)は
第1の送信信号を示す図、(c)は第2の送信信号を示
す図、(d)は第3の送信信号を示す図、(e)は受信
局に与えられる信号形態を示す図、(f)は受信局で選
択受信された信号を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の基地局によってサービスエリアを
規定して、該サービスエリア内に位置する移動体と前記
基地局の内少なくとも一つを用いて通信を行う移動通信
システムにおいて、前記複数の基地局には互いに異なる
送信タイムスロットが割り当てられており、前記複数の
基地局はそれぞれ同一無線周波数を用いて割り当て送信
タイムスロットによって送信信号を送出する送信手段を
備え、前記移動体は前記複数の基地局から前記送信信号
を受けた際該複数の送信信号のうち正常な送信信号を受
信信号とする受信手段を有することを特徴とする移動通
信システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載された移動通信システム
において、前記複数の基地局は伝送路を介して中央局に
接続されており、前記中央局は、前記基地局毎に割り当
てられたタイムスロットを用いて伝送信号を前記伝送路
に送出する伝送手段と、前記基地局は前記割り当てタイ
ムスロットを選択して前記伝送信号を受ける選択手段を
有することを特徴とする移動通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6237089A JP2638506B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 移動通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6237089A JP2638506B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 移動通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08102707A JPH08102707A (ja) | 1996-04-16 |
JP2638506B2 true JP2638506B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=17010251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6237089A Expired - Lifetime JP2638506B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 移動通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2638506B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11155167A (ja) * | 1997-11-21 | 1999-06-08 | Hitachi Denshi Ltd | 通信方式 |
JP2004320818A (ja) * | 2004-08-03 | 2004-11-11 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 移動無線通信システム |
CN104378135A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-02-25 | 天津七一二通信广播有限公司 | 数字模拟混合信令的重联通信转发电台 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2852058B2 (ja) * | 1989-01-13 | 1999-01-27 | 日本電気株式会社 | 一次元移動通信システム |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6237089A patent/JP2638506B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08102707A (ja) | 1996-04-16 |
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Legal Events
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