JP2637784B2 - 液体を連続的に殺菌するためのプラント - Google Patents

液体を連続的に殺菌するためのプラント

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JP2637784B2 JP63216204A JP21620488A JP2637784B2 JP 2637784 B2 JP2637784 B2 JP 2637784B2 JP 63216204 A JP63216204 A JP 63216204A JP 21620488 A JP21620488 A JP 21620488A JP 2637784 B2 JP2637784 B2 JP 2637784B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ミルクのような液体の連続的に殺菌するた
めのプラントであって、好ましくは予熱された後の殺菌
前のミルクを蒸気が供給される殺菌室内に噴射し、蒸気
及びミルクを一緒に保有室に誘導して、そこで蒸気によ
って加熱されたミルクを所与の時間留め置くようにした
プラントに関する。
ミルクを殺菌するためのプラントは公知であって、こ
のようなプラントは、UHT−プラント、即ち超高温プラ
ントと称されることがある。これらのプラントでは、ミ
ルクが約140〜148℃の温度に加熱されるように、殺菌室
に供給されたミルクに蒸気を噴射する。続いて、ミルク
を所謂保有室に誘導し、そこではミルクを加熱された状
態で所与の時間(約2〜5秒)留め置く。次いでミルク
は溢れ管を通って真空室に誘導される。この真空室で
は、ミルクが前記真空室を出るときの該ミルクの実質的
含有量が蒸気を供給される前の場合と同じであるよう
に、蒸気から生じた水分を再び除去する。真空室内の処
理の後、ミルクは通常ホモジナイザーに導入され、冷却
及び包装される。得られたミルクは、2〜3ケ月又はそ
れい上の貯蔵可能期間を有する。しかしミルクは、程度
の差こそあれ煮沸したような味がして味の点で低温殺菌
ミルクの比ではないという欠点にさいなまれることが多
い。煮沸したような味はとりわけ、殺菌室中でミルクが
前記室の壁の内側に焼け易く、当該ミルク粒子が前記殺
菌室に長く滞留して残りのミルクを煮沸されたような味
にしてしまうことによる。好ましくない煮沸されたよう
な味のミルクは、加熱されたミルク中に包含される気体
によって殺菌室の底部にある出口で泡が形成されること
にも起因する。これも、一部のミルクの殺菌室内の滞留
時間を長引かせる結果となる。
上記問題点を解決する提案の中には、殺菌室の壁の底
部部分に隣接する冷却ジャケット及び保有室の壁の少な
くとも一部に隣接する冷却ジャケットを提供することに
よるものがある。冷却ジャケットは当該壁を、前記壁の
内側の温度が当該蒸気圧での水の沸点よりわずかに低い
ような温度にするようにしてある。
本発明の目的は、低温殺菌ミルクと同じ味の品質の製
品を製造できるプラントを提供することであって、更に
特定すると、殺菌室中に、必要によっては保有室中に
も、過長に滞留するミルク粒子がほとんどないプラント
を提供することである。
上記目的を達成すべく本発明によれば、ミルクのよう
な液体を連続的に殺菌するために、好ましくは予熱され
た後の殺菌前のミルクを蒸気が供給される殺菌室内
(1)に噴射し、蒸気及びミルクを一緒に保有室(3)
に誘導し、そこで蒸気によって加熱されたミルクを所与
の時間留め置くようにしたプラントであって、前記殺菌
室の頂部にはミルクのための少なくとも1列の下向きの
出口開口(14,15)を有しており、前記開口が前記殺菌
室の中心の周りに円形に配置されて、且つミルクが分離
された噴流(16,17)になって殺菌室内に流入できるよ
うになっており、更に殺菌室の内壁の頂部には一様に分
布する蒸気入口開口(60)を設けてあり、前記蒸気入口
開口が、前記殺菌室の内側に固定されたベル形装置(4
1)に設けられており、前記ベル形装置及び前記殺菌室
が、供給された蒸気が前記蒸気入口開口を通過する前に
広がるようにする円周方向蒸気配給室(18)を規定する
ことを特徴とする液体を連続的に殺菌するためのプラン
トが提供される。ミルクがプラントを通る間薄膜状に広
がって、供給された蒸気と出合う公知のプラントとは違
って、本発明はミルクの噴流が形成されるという効果が
ある。ミルクの各噴流は小滴に変換され、出口開口から
出た直後に供給された蒸気と出合い、これによってミル
クは急速に高温に加熱される。この方法ならばミルク粒
子よりも高温の前記殺菌室の部分にミルク粒子が接触し
ないので、殺菌室の部分でミルク粒子が焼けることはな
いことが保証される。得られたミルクは良質の味である
ことが分かった。
薄膜状又はカーテン状の流れに代わり噴流の形態で殺
菌室に供給されるミルクは、比較的高速で流れるので、
殺菌室内で生じ易い乱流を低減する。これならば、ミル
ク粒子が殺菌室の壁に衝突されることがないことも更に
保証される。
本発明では、蒸気入口開口は殺菌室の内側に固定して
ある別のベル形装置内に設けてあって、前記装置及び前
記殺菌室が共に円周方向蒸気配給室を規定し、そこでは
供給された蒸気が殺菌室への蒸気入口開口から出る前に
広がることができるので特に有益である。その結果、蒸
気は殺菌室の内部にゆっくり且つ安定して入って、更に
乱流の発生を低減する。
更に本発明では、蒸気入口開口は軸方向に広がる領域
内に設けてあるので、ミルクが殺菌室内の前記領域の下
方端部を通過する前に高い殺菌温度に加熱され、それに
よってミルク粒子がより高温の殺菌室部分に接触しない
ことが保証される。
本発明の配給室は、蒸気入口に隣接して設置してあり
且つ配給室の内部に蒸気を循環させる配給手段を備えて
いる。これによって、蒸気が均等に分配され、且つほぼ
層状であって均等に分配された蒸気の流れが供給され
る。
最後に本発明では少なくとも1つの空気出口を殺菌室
の頂部に備えることによって、ミルク中に包含された気
体を殺菌室の出口からミルクを随伴して排出することな
く容易に逃がすことができる。
添付の図面を参照して本発明を更に説明する。
第1図のミルク(例えば牛乳)を殺菌するためのプラ
ントは、パイプライン2を介して保有室3の底部と連通
する殺菌室1を備えている。溢れ管4は保有室3の底部
を通って上向きに前記保有室3内部の所与の高さまで延
伸し、且つ真空室6の入口5と連通している。真空室の
出口はその底部にあって、パイプライン7を介してホモ
ジナイザー8と連通している。ホモジナイザー8の出口
はパイプライン10を介して熱交換器9と連通している。
熱交換器の低温側は生ミルクの供給用のパイプライン
11に接続してある。生ミルクは、熱交換器9を通過して
からパイプライン12を通って殺菌室1の頂部に到達す
る。殺菌室1の頂部には、詳細は後記するが、殺菌室の
中心の周りに円形に列をなすように設けてある出口開口
14及び15(第2図参照)を包含する出口ヘッド13を備え
ている。生ミルクは熱交換器9内で予熱され、そこから
上記出口開口を通って細い噴流16及び17となって殺菌室
に流入する。殺菌室1の底部に向かう間にこれらの噴流
は次第に小滴に分割される。
蒸気配給室18は殺菌室1の上方端部の内側に沿って設
置してある。配給室は一様に分布する開口を介して殺菌
室1の内部と連通する。配給室18にはパイプライン19を
介して加圧蒸気が供給される。
冷却ジャケット20は殺菌室1の下方端部に沿ってその
周囲に延伸し、約110〜130℃の高温の液体を通す。温度
は厚さ約3mmの殺菌室1の壁に適合させてあり、殺菌室
1内の圧力は絶対圧約4barである。
液体は、熱交換器21からパイプライン22を通って殺菌
室1の下方端部に隣接する冷却ジャケット20に供給され
る。冷却ジャケット20の出口はパイプライン23を介して
熱交換器21の入口に連通している。
冷却ジャケット24は保有室3の周囲に延伸しており、
前記冷却ジャケット24の入口はパイプライン25を介して
熱交換器21の出口と連通し、前記冷却ジャケット24の出
口はパイプライン26を介して熱交換器21の入口と連通し
ている。
それぞれ殺菌室1及び保有室3にある冷却ジャケット
20及び24は隣接する壁の部分を約140〜148℃の殺菌温度
よりも低い温度、特に当該蒸気圧力での水の沸点より僅
かに低い温度にするようにしてある。
プラントが稼動中には、生ミルクはパイプライン11及
び12と熱交換器9を通って殺菌室1まで流れる。上記し
たように生ミルクは細い噴流16及び17となって殺菌室に
入る。殺菌室に放出されるやミルクの噴流16及び17はパ
イプライン19を通して供給された蒸気流に出会い、する
と蒸気がミルクを殺菌温度に加熱する。加熱されたミル
クはパイプライン2を通って保有室3に入り、そこでミ
ルクは所与の時間(2〜3秒)留め置かれる。次に、ミ
ルクは溢れ管4を通って真空室6に入り、そこではミル
クの実質的含有量がミルクが殺菌室に入る以前の実質的
含有量に等しくなるまで液体が除去される。真空室6か
ら出たミルクはホモジナイザー8に入り、次いで熱交換
器9を通って更に処理される。熱交換器9内では供給さ
れた生ミルクにこのミルクが熱を放出し、前記生ミルク
が予熱を受けるようにする。真空室6中で除去された水
分は頂部で吸引され、パイプライン27を通って熱交換器
28に到達する。熱交換器28内では、パイプライン29を通
って熱交換器21に誘導される冷却水に熱が放出される。
熱交換器21内では、冷却ジャケット20及び24のための液
体の温度は前記冷却ジャケット20及び24を通過後には低
下させられている。
第2図には殺菌室をより詳細に示してある。殺菌室の
頂部にはミルク用の出口ヘッド13が備えてあり、前記出
口ヘッド13はそれぞれ円形に設置してある出口開口14及
び15を包含する。ミルクは、2つの円周方向室又は環状
室31及び32を包含する配給ヘッド30を通って出口ヘッド
13に供給される。環状室31及び32は殺菌室1の中心軸の
周りに共軸を為して延伸する。外側の環状室31は円形に
設けられた出口開口14を介して殺菌室1の内部と連通し
ており、且つ内側の環状室32は円形に設けられた出口開
口15を介して殺菌室1の内部と連通している。2つの環
状室31及び32は相互に分離され且つそれぞれの入口連結
部33及び34に連結されており、所望の通り生ミルクの供
給用のパイプライン12に連結ができている。プラントの
稼動容量によって、連結部33を使用するか又は連結部34
を使用するかを決定する。本発明の好適具体例では、1
時間に8000のミルクの流量を必要とする場合には連結
部33及びそれと関係する出口14を使用し、1時間に4000
のミルクの流量を必要とする場合には連結部34及びそ
れと関係する出口15を使用する。
通し口35が出口ヘッド13の中央に設置してあって、こ
れは中央室36を介して頭部に位置する連結部37と連通し
ている。通し口35の内側にはボール形ノズル38がネジで
固定してあるが、図のように前記ノズル38の表面には多
数の通過開口が一様に分布している。このノズルは2つ
の役目をする。まずプラントが稼動中には放出された気
体がノズル38を通って連結部37から逃げることができ
る。次に殺菌室を清浄にするときにノズル38を通して洗
浄用液体を殺菌室に噴射することができる。
出口ヘッド13は、それぞれ配給ヘッド30及び殺菌室1
の壁にある円周方向フランジ39及び40間に、詳細は不図
示であるが、ボルト又はネジで固定してある。同時に、
殺菌室1の壁にあるフランジ40の内側にはベル形装置41
もボルト又はネジで固定してある。装置41は切頭円錐形
部分42と円筒形部分43とから成り、前記2つの部分は相
互に接続してある。円筒形部分43の下方端部は外側に傾
斜した円周方向フランジ44を備えている。図に示すよう
にベル形装置は、軸方向に連続するセクション45、46及
び47に分割される。2つのセクション46及び47は、切頭
円錐形部分42の中央から円筒形部分43の下方端部まで広
がっており、図に見られるように一様に分布する孔60を
有している。図ではわずかな孔しか示してはいないが、
この孔60は前記セクション上至る所に一様に分布してい
る。これらの孔60が、上記のようにベル形装置41及び殺
菌室1の壁間に規定される蒸気配給室18に供給された蒸
気を通過させる。
蒸気はパイプスタブ48を通して供給される。パイプ基
底部48の内側の円周方向流路49の壁には通し口61を設け
てあり、通し口61の内側には供給された蒸気が出合うプ
レート50が設置してある。蒸気はプレートから両側に流
れ、円周方向流路49内を循環する。円周方向流路49は、
内側はベル形装置41の上方セクション45によって規定さ
れ、外側、即ち蒸気配給室18に向かい合う側は、蒸気を
配給室18に通過させる孔(詳細は不図示)を有する壁62
によって規定される。円周方向流路49及び配給室18に向
うその孔によって、蒸気が確実に配給室18に均等に分配
される。同時に、蒸気がベル形装置41にある孔60を通っ
て殺菌室1の内部に低速でほぼ層をなして流れるよう
に、蒸気の運動を沈静にすることができる。
冷却ジャケット20は殺菌室1の下方部分に見える。冷
却ジャケットの内部には、適当に固定された細い湾曲し
た棒の形態の流れ抑制手段(flow−preventing means)
52、53、54及び55を備えることができる。流れ抑制手段
は、殺菌室1の壁がその周囲全体にわたって均一の温度
であるように、冷却ジャケット20を通る冷却液体の流れ
経路を確実に分配する。冷却ジャケット20の入口を参照
番号56で示し、出口を参照番号57で示す。
殺菌室を使用するときには上記のようにミルクが、処
理されるべき必要な流量に従って円形に設けてある開口
14を通るか又は円形に設けてある開孔15を通って流れ
る。ミルクは小さな噴流になって出ると直ぐに、ベル形
装置41にある孔60を通して供給される蒸気に暴露され
る。ベル形装置41の軸方向の広がりは、全てのミルク粒
子がベル形装置の下方セクションを離れる前に所望の殺
菌温度約140〜148℃に加熱されるように選択された。ミ
ルク粒子は殺菌室の底部に向かって均質な流れとなって
落下する間に、供給されたほとんど全ての蒸気を吸収す
る。
殺菌室1の使用中は、冷却ジャケット20の反対側で水
で凝縮されることによって液体の薄膜が形成される。こ
の薄膜は殺菌室1の底部に向かって流れる。このためミ
ルク粒子が殺菌室の壁上で焼けるのが防止される。前記
ミルク中に存在する気体の加熱から生じるミルクのキャ
ビテーションは、凝縮可能な物質の成分、即ち蒸気又は
その他の成分のために潰れる。続いて除去された気体は
ノズル38を通って逃げるので、その結果ミルクが速やか
に殺菌室1の出口を通って保有室3に直接入る流れを妨
げるものは何もなくなる(第1図参照)。つまり殺菌室
1に過度に長く滞留するミルク粒子はなくなる。
ベル形装置41及びそれに関連する出口ヘッド13は洗浄
するのが非常に容易であって、ノズル38を通して中に洗
浄用液体を噴射することによって容易に実施される。
本発明は好適具体例について説明してある。しかし本
発明の主旨から離れずとも多くの変更をすることができ
る。冷却ジャケット20及び24は、例えば、幾つかのセク
ションに分割し、それぞれの熱交換器から液体を供給す
ることができる。更に本発明は勿論、普通のミルク以外
にも、例えば豆乳、ココナッツミルク、澱粉ベースの製
品及びその他の栄養素含有液体といった多くの製品を処
理できるように、処理されるべき製品に適合される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプラントの好適具体例の概略図であ
り、第2図は第1図の殺菌室の鉛直方向拡大断面図であ
るが、明確化にために全ての部品を包含してはいない図
である。 1……殺菌室、2,7,10,11,12,19,22,23,25,26,27,29…
…パイプライン、3……保有室、4……溢れ管、5……
真空室の入口、6……真空室、8……ホモジナイザー、
9,21,28……熱交換器、13……出口ヘッド、14,15……出
口開口、16,17……噴流、18……配給室、20,24……冷却
ジャケット、30……分配ヘッド、31,32……管状室、33,
34……入口連結部、35,61……通し口、36……中央室、3
7……連結部、38……ボール形ノズル、39,40,44……円
周方向フランジ、41……ベル形装置、42……切頭円錐形
部分、43……円筒形部分、45,46,47……セクション、48
……パイプ基底部、49……円周方向流路、50……プレー
ト、52,53,54,56……流れ抑制装置、56……冷却ジャケ
ットの入口、,57……冷却ジャケットの出口、60……
孔、62……壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペール・グロステル・ニエルセン デンマーク国、デー・カー‐8600・シル ケボー、センソメルベイ・125 (56)参考文献 特開 昭58−63375(JP,A) 特開 昭56−64771(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミルクのような液体を連続的に殺菌するた
    めに、好ましくは予熱された後の殺菌前のミルクを蒸気
    が供給される殺菌室内(1)に噴射し、蒸気及びミルク
    を一緒に保有室(3)に誘導し、そこで蒸気によって加
    熱されたミルクを所与の時間留め置くようにしたプラン
    トであって、前記殺菌室の頂部にはミルクのための少な
    くとも1列の下向きの出口開口(14,15)を有してお
    り、前記開口が前記殺菌室の中心の周りに円形に配置さ
    れて、且つミルクが分離された噴流(16,17)になって
    殺菌室内に流入できるようになっており、更に殺菌室の
    内壁の頂部には一様に分布する蒸気入口開口(60)を設
    けてあり、前記蒸気入口開口が、前記殺菌室の内側に固
    定されたベル形装置(41)に設けられており、前記ベル
    ト形装置及び前記殺菌室が、供給された蒸気が前記蒸気
    入口開口を通過する前に広がるようにする円周方向蒸気
    配給室(18)を規定することを特徴とする液体を連続的
    に殺菌するためのプラント。
  2. 【請求項2】前記蒸気入口開口(60)は、ミルクが殺菌
    室内(1)の領域の下方端部を通過する前に高い殺菌温
    度に加熱されるように軸方向に広がる前記領域内に設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載のプラン
    ト。
  3. 【請求項3】前記蒸気配給室(18)が、蒸気入口に隣接
    して配置してあり且つ当該配給室の内部に蒸気を循環さ
    せる配給手段(49,50,61,62)を備えていることを特徴
    とする請求項1に記載のプラント。
  4. 【請求項4】少なくとも1つの空気出口(35)を前記殺
    菌室(1)の頂部に備えていることを特徴とする請求項
    1から3のいずれか一項に記載のプラント。
JP63216204A 1987-09-02 1988-08-30 液体を連続的に殺菌するためのプラント Expired - Fee Related JP2637784B2 (ja)

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