JP2637386B2 - ハンガー装置 - Google Patents

ハンガー装置

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JP2637386B2
JP2637386B2 JP7165852A JP16585295A JP2637386B2 JP 2637386 B2 JP2637386 B2 JP 2637386B2 JP 7165852 A JP7165852 A JP 7165852A JP 16585295 A JP16585295 A JP 16585295A JP 2637386 B2 JP2637386 B2 JP 2637386B2
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hanger
cabinet
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clothes
hanger device
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孝 鈴木
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SANKA KOGYO KK
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、簡易な構造で使い易
く、かつ、収納効率に優れたハンガー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、衣類乾燥用キャビネットや収納用
キャビネットにはハンガーを吊り下げるパイプ類が設置
されることが多く、特に、衣類乾燥用キャビネット等に
設置するハンガー装置としては、手動ハンドル等でハン
ガー吊り用のパイプを前方側に倒し、衣類を掛けたハン
ガーを吊るした後、パイプをキャビネット内に収納操作
させる構造のものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、衣
類乾燥用キャビネットや通常の収納用キャビネット内に
設置されるハンガー装置としては、パイプ類を設置する
という簡易なものでは衣類を収納する際にキャビネット
の奥まで体を入れなければ収納ができず、収納作業が面
倒であるとともに、衣類同士の干渉作用により多くの衣
類を収納できないという欠点があった。
【0004】また、使い易さを考慮して手動ハンドル等
でハンガーを掛けるパイプ類を傾倒操作する構造のもの
では構造が複雑であり、また、その都度ハンドル操作を
必要とするなど、使い勝手の面でも問題があった。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、衣類乾燥用キャビネットや収納用キャビネ
ットに設置されるハンガー装置であって、構造が簡単で
かつ使い易く、しかも、キャビネット内が狭いスペース
でも多くの衣類の収納を可能とした収納効率に優れたハ
ンガー装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るハンガー装置は、キャビネットの天井
内面に、後端側を支点として傾倒可能に支持されたサポ
ートパイプと、スライド機構を介して上記サポートパイ
プの軸方向に沿ってスライド可能に支持されたハンガー
本体と、サポートパイプの前端側をキャビネットの天井
内面に着脱可能に保持するロック機構とから構成されて
いることを特徴とする。
【0007】上記キャビネットとしては、衣類乾燥用キ
ャビネット、あるいは収納キャビネット等が考えられ
る。
【0008】更に、ハンガー本体を2本並列に配設し、
左右のハンガー本体には、交互にハンガー係止用谷部が
設定されていることが特徴である。
【0009】
【作用】以上の構成から明らかなように、ハンガー装置
を使用する際には、ハンガー本体を手前に引き寄せれ
ば、ロック機構が自動的に解除され、サポートパイプを
手前側に傾倒操作した後、サポートパイプに沿ってハン
ガー本体を手前側にスライド操作すれば、身を乗り出す
ことなく、衣類をかけたハンガーを手際よくハンガー本
体に吊り下げることができる。
【0010】更に、本発明に係るハンガー装置は通常は
天井面にロックされ、ロック解除操作より傾斜状となる
サポートパイプと、このサポートパイプの軸方向に沿っ
て手前側にスライド操作できるハンガー本体とから構成
されているため、構造が簡易、かつ、コンパクトであ
る。
【0011】また、ハンガー本体として2本のロッドを
並列配置して、かつ、各ロッドの谷部を左右千鳥状に設
定すれば、狭いスペースでも多くの衣類の収納が可能と
なる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るハンガー装置の一実施例
について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1は衣類乾燥用キャビネットに適用した
ハンガー装置を示す斜視図、図2は同ハンガー装置の構
成を示す断面図、図3乃至図7は本発明に係るハンガー
装置の使用形態をそれぞれ示す斜視図並びに断面図であ
る。
【0014】図1,図2において、符号10は衣類乾燥
用のキャビネットを示し、このキャビネット10は前面
側を開口した箱体として構成され、前面側に観音開き状
に開閉扉11が設置されており、キャビネット10内部
に空気循環式除湿タイプの衣類乾燥機12が設置されて
いる。
【0015】本発明に係るハンガー装置20はキャビネ
ット10の天井13内面に設置されており、このハンガ
ー装置20は、手前側に傾倒できるように後端側を支点
として回動可能に支持された2本のサポートパイプ30
と、このサポートパイプ30にスライド可能に支持され
たハンガー本体40と、サポートパイプ30をキャビネ
ット10の天井13内面に着脱可能に保持できるロック
機構50とから大略構成されている。
【0016】更に詳しくは、キャビネット10の天井1
3内面には、それぞれ前後側に取付座金60,61(リ
ヤ側を60,フロント側を61として区別する)が天井
13にビス止め固定されており、リヤ側の取付座金60
にサポートパイプ30が回動支点31を基に回動可能に
取り付けられている。
【0017】なお、このサポートパイプ30の回動範囲
としては、サポートパイプ30の前端末が下方向に20
0mmのストロークで傾倒可能となるように構成されて
いる。
【0018】そして、このサポートパイプ30の外周に
円筒状のスライダー32が各左右のパイプ30の前後に
その軸方向に沿って摺動可能に嵌め込まれており、左右
のスライダー32は連結ロッド33により連結され、更
に連結ロッド33に固着された取付脚片34をハンガー
本体40に溶接することにより、ハンガー本体40はサ
ポートパイプ30の軸方向に沿って安定状態でスライド
可能となっている。
【0019】上記ハンガー本体40は並列に配置された
2本のロッドで構成されており、ハンガー係止用谷部4
1a,41bが左右千鳥状になるように波形形状に設定
されている。
【0020】なお、ハンガー本体40の前端にはレイン
フォースロッド42が設置され、衣類を掛けたときにハ
ンガー本体40が変形しないように配慮されている。
【0021】一方、ロック機構50は、キャビネット1
0の天井13内面フロント側にビス止めされている取付
座金61に設置されており、このロック機構50は、コ
イルスプリング61により図2中反時計廻り方向に常時
バネ付勢されたフック片52からなり、サポートパイプ
30の手前側に取り付けられている受け金具35と係合
してハンガー装置10のロック状態を維持する。
【0022】本発明に係るハンガー装置10は、以上の
ように構成されており、次に具体的な使用形態について
図3乃至図7を基に詳細に説明する。
【0023】まず、キャビネット10内に衣類を収納す
るには、図3,図4に示すように、フロント側の取付座
金61に設置されたロック機構50の解除を行なう。
【0024】すなわち、図2中、ハンガー本体40を矢
印方向に引き寄せ、フック片52をコイルスプリング5
1のバネ力に抗して押圧操作すれば、ロック状態を簡単
に解除できる。
【0025】そして、その後サポートパイプ30を支点
31を基に前端側を下方向に押し下げ、サポートパイプ
30を傾倒操作する。
【0026】なお、このとき、サポートパイプ30の傾
倒ストロークを一定(本実施例では200mm)にして
所定角度の傾斜状態を維持するようにフロント側の取付
座金61とサポートパイプ30の前端側とを連結するチ
ェーン62が設置されている。
【0027】次いで、図5,図6に示すように、サポー
トパイプ30の軸方向に沿ってハンガー本体40を手前
側にスライド操作させるが、このハンガー本体40のス
ライドストロークとしては、本実施例では240mmに
設定されており、ハンガー本体40のハンガー係止用谷
部41a,41bを固定ポイントとして、衣類70を掛
けたハンガー71を係止すればよい。
【0028】次いで、ハンガー本体40を奥側に後退さ
せた後、サポートパイプ30をキャビネット10の天井
13内面に沿わせるようにサポートパイプ30の前端側
を上方に押し上げ、サポートパイプ30の受け金具35
とフロント側の取付座金61に設けたロック機構50の
フック片52とを係合させれば、図7に示すようにキャ
ビネット10内部に衣類70を手際良く収納することが
できる。
【0029】このように、本発明に係るハンガー装置1
0は、傾倒可能なサポートパイプ30と、このサポート
パイプ30にスライド可能に支持されるハンガー本体4
0と、サポートパイプ30を所定位置でロックするロッ
ク機構50とから構成されており、従来の手動ハンドル
式のものに比べ、構造が簡易、かつ、コンパクトであ
り、しかも、ハンガー本体40を手前側にスライド操作
させるため、実際のハンガーの吊下げ作業が簡単かつ容
易に行なえ、使い勝手が著しく向上するという利点があ
る。
【0030】更に、ハンガー本体40は2本のロッドの
ハンガー係止用谷部41a,41bを千鳥状に交互に設
定すれば、衣類70同士の干渉が回避でき、ハンガー7
1が移動してしまうことがなく、多量の衣類を収納する
ことができるという利点がある。
【0031】以上は本発明に係るハンガー装置10を衣
類乾燥用のキャビネット10に適用した実施例である
が、この他に収納キャビネットやクローゼット等に本発
明に係るハンガー装置10を設置しても良く、使い勝手
の良さや収納効率の向上など、上述実施例と同様の作用
効果をもたらすことができ、本発明に係るハンガー装置
は広範囲に利用できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るハンガ
ー装置は、以下に記載する格別の作用効果を有する。
【0033】(1)請求項1記載のハンガー装置によれ
ば、傾倒可能なサポートパイプと、このサポートパイプ
にスライド可能に支持されるハンガー本体と、サポート
パイプをロックするロック機構とから構成されており、
構造が簡単かつコンパクトであり、かつ、安上がりに実
施できるという効果を有する。
【0034】(2)請求項1記載のハンガー装置によれ
ば、傾倒可能なサポートパイプと、このサポートパイプ
に支持され、手前側にスライド可能なハンガー本体と、
サポートパイプをロックするロック機構とから構成され
ているため、実際に衣服を吊り下げる場合、サポートパ
イプに沿ってハンガー本体を手前側に引き寄せればキャ
ビネット内に身を乗り出さずとも簡単に衣服を収納する
ことができ、使い勝手に優れるという効果を有する。
【0035】(3)請求項2記載のハンガー装置によれ
ば、ハンガー本体を並列状の2本のロッドで構成し、こ
のロッドのハンガー係止用谷部を左右千鳥状に設定する
というものであるから、ハンガーの固定点を多く設定す
ることができ、衣類同士の干渉により収納容積が制限さ
れることがなく、多くの衣類を狭いスペース内に収容で
き、収納効率に優れるという効果を有する。
【0036】(4)請求項3記載のハンガー装置によれ
ば、衣類乾燥用キャビネット内に本願のハンガー装置を
設置するというものであるから、多くの衣類を素早く収
納できるため、乾燥作業に伴なう作業性の向上、並びに
乾燥効率を高めることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンガー装置を衣類乾燥用キャビ
ネットに設置した状態を示す斜視図。
【図2】図1に示すハンガー装置の構成を示す縦断面
図。
【図3】本発明に係るハンガー装置におけるサポートパ
イプの傾倒状態を示す斜視図。
【図4】図3に示すハンガー装置の断面図。
【図5】本発明に係るハンガー装置におけるハンガー本
体のスライド状態を示す斜視図。
【図6】図5に示すハンガー装置の断面図。
【図7】衣類乾燥用キャビネット内に衣類を収納した状
態を示す斜視図。
【符号の説明】
10 キャビネット 13 天井 20 ハンガー装置 30 サポートパイプ 32 スライダー 35 受け金具 40 ハンガー本体 50 ロック機構 51 コイルスプリング 52 フック片 60,61 取付座金 62 チェーン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット(10)の天井(13)内
    面に、後端側を支点(31)として傾倒可能に支持され
    たサポートパイプ(30)と、スライド機構を介して上
    記サポートパイプ(30)の軸方向に沿ってスライド可
    能に支持されたハンガー本体(40)と、サポートパイ
    プ(30)の前端側をキャビネット(10)の天井(1
    3)内面に着脱可能に保持するロック機構(50)とか
    ら構成されていることを特徴とするハンガー装置。
  2. 【請求項2】 ハンガー本体(40)は、2本並列に配
    設されるとともに、左右のハンガー本体(40)には交
    互にハンガー係止用谷部(41a,41b)が設定され
    ていることを特徴とする請求項1記載のハンガー装置。
  3. 【請求項3】 キャビネット(10)は衣類乾燥用キャ
    ビネットであることを特徴とする請求項1,2記載のハ
    ンガー装置。
JP7165852A 1995-06-30 1995-06-30 ハンガー装置 Expired - Lifetime JP2637386B2 (ja)

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JPH0910485A JPH0910485A (ja) 1997-01-14
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US7097051B2 (en) 2003-08-15 2006-08-29 Maytag Corporation Hanger rod for drying cabinet

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Effective date: 19970227