JP2635317B2 - 光デイスク - Google Patents

光デイスク

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JP2635317B2 JP61236896A JP23689686A JP2635317B2 JP 2635317 B2 JP2635317 B2 JP 2635317B2 JP 61236896 A JP61236896 A JP 61236896A JP 23689686 A JP23689686 A JP 23689686A JP 2635317 B2 JP2635317 B2 JP 2635317B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、書き込み可能な光デイスクに関する。更に
詳しくは、書き込み時及び再生時のトラツキング性能が
良好である書き込み可能な光デイスクに関する。
〔従来技術〕
書き込み可能な光デイスクでは、書き込む時のトラツ
キングを容易にするため、スパイラル状もしくは同心円
状の、半径方向に有限の幅と間隔を持つ、情報を記録す
るための他と区別し得る部分(A)を設ける必要があ
る。
通常は、基板表面に一定深さの溝を形成しており、案
内溝またはプリグループと呼ばれている。これは、溝の
深さ及び幅を制御することにより、溝の三次元的な形状
による光の回折及び干渉を利用するものであつて、記録
媒体自身の反射率はデイスク全面にわたつて同一であ
る。即ち、書込前の部分Aの記録媒体反射率をRA、Aに
はさまれた部分(B)の記録媒体反射率をRBとすればRA
=RBである。但し、RA、RBは、案内溝形状による回折及
び干渉の効果を含まない記録媒体自身の反射率である。
また特公昭60−25278号公報に見られるように、溝を
形成することなく、反射率を変化させる、即ち、RA≠RB
とすることによつてのみトラツキングのための部分Aを
設けているものもある。
〔本発明の解決しようとする問題点〕
まず、従来の書き込み可能型光デイスクのうち、溝構
造を有し、RA=RBであるものについて、問題点を説明す
る。
書き込み可能な光ディスクでは、ユーザーがデイスク
面にレーザー光(書き込みビーム)をあてることによ
り、部分Aに、孔、バブルなどの形成、結晶状態の変化
などによつて反射率の変化した部分(記録ピツト)を生
じさせて情報を記録する。再生時には、該ピツト部分の
反射率(RAP)と書き込みビームの当たらなかつた部分
(未記録部)の反射率(RA)との差を利用して情報を読
み出す。一方、トラツキングに用いられる信号は情報再
生信号の低周波成分だけであるので、再生時には情報記
録後の部分A全体の平均的な反射率がトラツキング特性
に大きな影響を与える。情報記録後の部分Aにおける記
録ピツトの占める面積割合をxとすると、情報が記録さ
れた後の部分Aの平均反射率(RAS)は、 RAS=xRAP+(1−x)RA となる。ここで、RA≠RAPのため、RA≠RASとなり、従つ
て、書き込む前にはRA=RBであるが、書き込み後(再生
時)にはRAS≠RBとなる。但し、RASは、案内溝形状によ
る回折及び干渉の効果を含まない記録後の部分Aの平均
反射率である。
ところで、トラツキングのための溝構造を有する光デ
イスクにおいて例えばプツシユプル方式でトラツキング
を行う場合、記録後のピツト部分の反射率(RAP)が書
き込み前の部分Aの反射率RAに比し極端に大きすぎた
り、また小さすぎると記録後の部分Aの中心部即ちピツ
ト列の中心をうまく追随できなくなるという欠点を生じ
た。
また、スリービーム方式でトラツキングを行う場合、
一般の装置では、部分Aまたは部分Bのうち主ビームの
反射光量が小さくなる方を追随するようになつているも
のが大半である。
半径方向に測定した部分Aの幅(XA)が同部分Bの幅
(XB)より小さい溝構造をしている光デイスクにおい
て、トラツキングは回折及び干渉の効果により部分Aの
中心部を追随するようになつている。しかし、書き込み
によつて記録後のピツト部分の反射率がある一定値を越
えて増大する場合、部分Aの記録後の平均反射率RASが
増大するので部分A、即ちピツト列を追随することがで
きなくなる。
この場合と逆に反射光量が大きくなる方を追随するタ
イプのスリービーム方式の装置では、記録後のピツト部
分の反射率RAPが小さくなると、RASが減少するので同様
にピツト列を追随できなくなる。
一方、溝構造を有することなくRA≠RBであるデイスク
については、溝構造による回折及び干渉の効果を利用で
きないので、例えばプツシユプル方式によるトラツキン
グエラー信号の強度が、溝を有する場合に比べて非常に
小さくなり、トラツキング上不利である。
書き込み用光デイスクにおいて再生時の信号強度を大
きくするためにはRAPがRAに比し十分に大きいか又は十
分に小さいのが良い。一方、前述したとおりトラツキン
グを考慮した場合RAPにはプツシユプル再生方式におい
ては、ある一定の上限又は下限が存在する。またスリー
ビーム方式による再生においては記録媒体の種類によつ
てはトラツキングが行えなくなることがある。
本発明の第1の目的は、書き込みによつて反射率が変
化した後もトラツキングがうまく行える光デイスクを提
供することにある。本発明の他の目的は記録後の記録ピ
ツト部分の反射率が著しく増大又は減少するタイプの記
録媒体においてもプツシユプル方式によるトラツキング
がうまく行える光デイスクを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] そこで本発明者らは、溝構造を有するデイスクについ
て、書き込みによる記録媒体の反射率変化の予測に基づ
いて、溝構造による回折及び干渉の効果を含まない記録
媒体自身の反射率RA及びRBをあらかじめ異なる値に設定
しておけば、上記のような不都合は避けられることを見
出し、本発明に到達した。
本発明によれば、上記目的は、書き込み可能な光デイ
スクにおいて半径方向に対して有限の幅及び間隔を持つ
スパイラル状または同心円状の情報を記録するための部
分Aと、Aにはさまれた部分Bを設け、部分Aと部分B
のいずれかを溝構造とし、Aにおける記録媒体の反射率
RAと、Bにおける記録媒体の反射率RBを、あらかじめ異
なる値にしておくことにより達成される。
半径方向に測定した部分Aの幅(XA)は通常0.3ない
し1.6μm、ピツチ(YA)は1ないし2μmであつて、X
A<YAである。XAと部分Bの幅(XB)の比は、通常1:4か
ら4:1の範囲にある。部分Aまたは部分Bは溝構造をし
ており、その深さ(d)は記録・再生用レーザの波長
(λ)に対して通常 (nは基板の屈折率)の範囲にあり、λ/8nであること
が好ましい。第7図に示すように、例えばプツシユプル
方式によるトラツキングエラー信号の強度は、同じRB/R
Aで比較すると、深さがλ/8nの場合に最も大きくなり、
トラツキング上有利となるからである。また、部分A
は、アドレス情報などのプリフオーマツトのために不連
続になつていてもよい。
RAとRBの比は記録媒体の種類により異なるが、1<RB
/RA≦1.5または、0.6≦RB/RA<1の範囲にあることが好
ましい。RB/RA>1.5またはRB/RA<0.6になると、例えば
プツシユプル方式で記録する場合、第1図及び第2図に
示すようなトラツキングエラー信号の部分的な極性反転
が起こり、記録時のトラツキング特性が悪化するからで
ある。ここで第1図及び第2図は、本発明に適用される
光デイスクの代表的な例示として部分Aが溝構造をして
おり、その深さがλ/8n(nは基板の屈折率:λはビー
ムの波長)、半径方向に測定した幅(XA)が0.65μmで
あり、且つピツチ(YA)が1.6μmのデイスクにおい
て、RA(又はRAS)とRBの比をパラメータとするトラツ
キングエラー信号と部分Aの中心からの距離の関係の計
算例を示す図である。
本発明において更に好ましくは、書き込みによる反射
率変化の予測に基づいて、RAとRBを設定するのがよい。
一般に記録媒体の種類により、RAを決定すれば最も良好
な信号を与える書き込み条件におけるRAPがほぼ定まる
ので、RBとRASの取り得る比の範囲を予測することがで
きる。
例えばプツシユプル方式で再生することを前提とした
用途向けのデイスクでは、前述の第1図及び第2図より
RBのRASに対する比を記録密度最大の場合にも0.6≦RB/R
AS≦1.5の範囲となるように設定するのが望ましい。
また、例えば溝構造による回折及び干渉の効果により
主ビームの反射光量が小さくなる部分を追随するタイプ
のスリービーム方式で再生することを前提とした用途向
けのデイスクでは、例えば部分Aが溝構造をしており、
その深さがλ/8n(n及びλは前述と同じ)、半径方向
に測定した幅(XA)が0.65μmであり、且つピツチ(Y
A)が1.6μmのデイスクにおいて、部分Aの中心からの
距離に対する反射光量及びトラツキングエラー信号の関
係はRA=RBの場合はそれぞれ第3図及び第5図に示され
るように、主ビームスポットが部分Aにある時には、溝
形状による回折及び干渉の効果によって、光ディスクで
反射されて検出器に戻る光量(反射光量)が小さくなる
ため、未記録部については部分Aを追随することができ
る。しかし、書き込みによつてRAS>RBとなる場合に
は、例えばRB/RASの比が0.7の場合には第4図に例示す
るように再生ビームが部分Aにある時の反射光量が大き
くなるため、部分Aの記録ピツト列を追随することがで
きなくなる。この場合のトラツキングエラー信号は、第
6図に例示するように部分A中心における傾きが第5図
の場合とは逆になつているため、書き込み前後において
トラツキングサーボ機構が逆に作動してしまうのであ
る。それ故、溝構造による回折及び干渉の効果により主
ビームの反射光量が小さくなる部分を追随するタイプで
は、記録密度最大の場合にも1≦RB/RASとなるように設
定するのが好ましい。
同様に溝構造による回折及び干渉の効果により主ビー
ムの反射光量が大きくなる部分を追随するタイプでは、
記録密度最大の場合にも1≧RB/RASとなるように設定す
るのが好ましい。
反射率変化の予測に基づいてRB/RAの比を設定する方
法の例を次に説明する。
例えば反射率増加型の記録媒体では、RA=RBのデイス
クではRB<RASとなるため、先に述べたように現在市場
に出回つているタイプのスリービーム方式の装置(溝構
造による回折及び干渉の効果により主ビームの反射光量
が小さくなる部分を追随するタイプ)では追随できなく
なるが、1<RB/RA≦1.5好ましくは1.1≦RB/RA≦1.5、
かつ1≦RB/RAS(max)となるように設定しておけば、
該装置で再生することが可能である。ここでRAS(max)
とは記録密度最大の場合の予測平均反射率である。
また、信号コントラストの高い反射率増加型記録媒体
で、RA=RBでは記録後RB/RAS<0.6となつてプツシユプ
ル方式ではトラツキング不良となる場合には、1<RB/R
A≦1.5好ましくは1.1≦RB/RA≦1.5、かつ0.6≦RB/RAS
(max)<1.5となるように設定しておけば信号コントラ
ストを損なうことなくプツシユプル方式で安定にトラツ
キングすることができる。
一方、反射率低下タイプの記録媒体の場合、溝構造に
よる回折及び干渉の効果により主ビームの反射光量が大
きくなる部分を追随するタイプのスリービーム方式の装
置では前述のように追随できなくなるので、0.6≦RB/RA
<1好ましくは0.6≦RB/RA≦0.9、かつRB/RAS(max)≦
1となるように設定しておけば、該装置で再生すること
が可能である。
更に、信号コントラストの高い反射率低下型の記録媒
体で、RA=RBでは記録後RB/RAS>1.5となつてプツシユ
プル方式では安定に追随できなくなるという場合、0.6
≦RB/RA<1、好ましくは0.6≦RB/RA≦0.9、かつ0.6<R
B/RAS(max)≦1.5となるように設定しておけば、信号
コントラストを損なうことなく、プツシユプル方式で安
定にトラツキングすることができる。
本発明において用いられる記録媒体の種類は特に限定
されない。レーザ光をあてることにより、部分A又は部
分Bに孔、バブルなどの形成、結晶状態の変化などによ
つて反射率の変化した部分(記録ピツト)を形成できる
ものなら何でもよい。
RAとRBが異なるデイスクは、例えば次のようにして作
ることができる。
デイスクの平均表面レベルに対して横方向(ディスク
の半径方向)に測定した規則的な周期が、記録・再生用
レーザの波長以下であつて、その深さが1μm以下であ
るような規則的な微細な凹凸構造を有し、該構造上に金
属薄膜を有するような記録媒体においては、記録媒体の
反射率は金属薄膜の種類及び厚さ等が一定の場合には凹
凸構造の深さに依存する。従つて、部分Aと部分Bにお
いて該凹凸構造の深さを異なる値にすることにより、RA
とRBの異なるデイスクを得ることができる。
上記のような微細な凹凸構造を有するデイスクは、例
えばガラス基板上にフオトレジストを用いて凹凸構造及
び溝構造を形成し、このマスター盤からNi電鋳により作
つたスタンパを用いて、プラスチツク基板に該凹凸構造
及び溝構造を転写することにより作られる。フオトレジ
ストで凹凸構造及び溝構造を形成するためには、凹凸構
造を形成するためのフオトレジスト全面にわたる干渉露
光(光量0〜E1)と溝構造を形成するための部分Aまた
は部分Bに対する選択的な露光(光量E2)が必要であ
る。例えばノボラツク−キノンジアジドタイプのポジ型
フオトレジスト及びアルカリ性現像液とからなる系のう
ち広い光量範囲にわたつて、露光量と現像後の残存レジ
スト膜厚が直線的な関係を示す組み合せを用いた場合に
は、部分A、Bとも同じ深さの凹凸構造となるが、光量
範囲が0からE1にある時とE2からE1+E2にある時とで露
光量と残存レジスト膜厚の関係が異なるような非線形の
組み合せを用いれば、部分Aと部分Bで凹凸構造の深さ
の異なるデイスクが得られる。
また、蒸着等の手段で溝構造を有する基板上に記録媒
体を全面均一に成膜した後で、部分Aまたは部分Bのい
ずれかを例えばレーザ加工することにより、その部分の
反射率だけを選択的に変化させて、RAとRBが異なるデイ
スクを得ることもできる。
[実施例] 以下、本実施例により本発明を具体的に説明するが、
本発明は実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1 デイスクの平均表面レベルに対して横方向(ディスク
の半径方向)に測定した凹凸の周期が約0.3μmであつ
て、その深さが0.5μm以下であるような規則的な凹凸
構造を有し、更にスパイラル状の溝構造が形成されてい
て、溝部分(部分A)の凹凸構造の深さが部分Bの凹凸
構造の深さより深く、部分Bは平坦に近いプラスチツク
基板上に金属薄膜を付与して、1<RB/RA≦1.5のデイス
クを得た。ここで、部分Aの幅4は0.65μm、ピツチは
1.6μm、部分Aの平均的な表面レベルの位置を、部分
Bの平均的な表面レベルの位置を基準としてデイスクの
厚さ方向に測定した深さは約70nmである。これに、デユ
ーテイ比50%でプツシユプル方式でトラツキングしなが
らテスト信号を記録し、一般に用いられる溝構造による
回折及び干渉の効果により主ビームの反射光量が小さく
なる部分を追随するようなスリービーム方式の装置で再
生したところ、トラツキングは可能であつてRB≧RASで
あることがわかつた。また、このデイスクを反射型光学
顕微鏡で観察すると、ピツト部は未記録部に比べて明か
るくなつており、ピツト列は部分Aに整然と書き込まれ
ていた。溝構造による回折及び干渉の効果により第3図
の場合と同様、再生ビームが部分Aにある時の方が反射
光量が小さくなるため、トラツキングが可能になつてい
るものと考えられる。また、この記録済みのデイスクを
プツシユプル方式で再生したところ、やはり良好なトラ
ツキング特性を示した。
比較例1 部分Aと部分Bにおける凹凸構造の深さが同一であつ
て、RA=RBであることの他は実施例1と同じ光デイスク
に、実施例1と同じ信号を記録し、実施例1と同じスリ
ービーム方式の装置で再生しようとしたところ、トラツ
キング不可能であつた。RAS>RBとなり、第4図の場合
と同様に、再生ビームが部分Bにある時の方が反射光量
が小さくなるためであると考えられる。
実施例2 深さ約70nmのスパイラル状の溝を有するプラスチツク
基板上に、Te、炭素、水素からなる反射率50%の非晶質
の膜を形成し、溝部分(部分A)を選択的にレーザ加工
して結晶化させることによりRA=80%として、RB/RA=
0.625のデイスクを得た。溝の幅は0.65μm、ピツチは
1.6μmである。このデイスクにプツシユプル方式でト
ラツキングしながらデユーティ比50%のテスト信号を記
録し、プツシユプル方式の装置で再生したところ、トラ
ツキング良好であつた。記録面を反射型光学顕微鏡で観
察すると孔が形成されており、該孔は未記録部より暗か
つた。また、ピツト列は部分Aに整然と書き込まれてい
た。RAP<RB<RAであるため、0.6<RB/RAS≦1.5になつ
ているものと考えられる。
比較例2 部分Aの選択的なレーザ加工をしなかつたためにRA=
RBであることの他は実施例2と同じ光デイスクに実施例
2と同様に信号を記録し、プツシユプル方式の装置で再
生しようとしたところ、トラツキング不安定で、良好な
再生信号が得られなかつた。RB/RAS>1.5になつたもの
と考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、波長λを持つ再生ビームの位置
とその時得られるプツシユプル方式によるトラツキング
エラー信号の関係の計算例を示す図であり、第1図はRA
またはRASに対するRBの比が1以上の場合、第2図はそ
の比が1以下の場合を示す。 第3図及び第4図は、波長λを持つ再生ビームの位置と
その時の反射光量との関係の計算例を示す図であり、第
5図及び第6図は、同位置とその時得られるスリービー
ム方式によるトラツキングエラー信号との関係の計算例
を示す図である。第3図及び第5図はRAまたはRASとRB
が等しい場合、第4図及び第6図はRAまたはRASに対す
るRBの比が1より小さい場合(RB/RAまたはRB/RASが0.7
の場合)である。 第7図は、第2図の中で、RAまたはRASに対するRBの比
が0.71の場合を例にとり、波長λを持つ再生ビームの位
置とその時得られるプツシユプル方式によるトラツキン
グエラー信号の関係を溝の深さをパラメータとした図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 司郎 岡山県倉敷市酒津青江山2045番地の1 株式会社クラレ内 審査官 中野 浩昌 (56)参考文献 特開 昭62−172542(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半径方向に対して有限の幅及び間隔をも
    つ、スパイラル状または同心円状の情報を記録するため
    の部分(A)と、部分(A)にはさまれた部分(B)と
    からなり、部分(A)または部分(B)を溝構造をして
    おり、記録方式が反射率増加タイプの光ディスクであっ
    て、溝構造による回折及び干渉の効果を含まない部分
    (A)における記録媒体自身の反射率RAと、部分(B)
    における記録媒体自身の反射率RBとが、1<RB/RA≦1.5
    なる関係を満足する書き込み可能な光ディスク。
  2. 【請求項2】再生時のトラッキング方式が、溝構造によ
    る回折および干渉の効果により主ビームの反射光量が小
    さくなる部分を追随するタイプのスリービーム方式であ
    ることを前提とする用途向けであって、記録後の部分
    (A)の溝構造による回折及び干渉の効果を含まない予
    測される平均反射率RASに対して記録密度最大の場合に
    も1<RB/RASとなるようにRB/RAを設定した特許請求の
    範囲第1項記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】再生時のトラッキング方式がプッシュプル
    方式であることを前提とする用途向けであって、記録後
    の部分(A)の予測される平均反射率RASに対して記録
    密度最大の場合にも、0.6≦RB/RAS<1.5となるようにRB
    /RAを設定した特許請求の範囲第1項記載の光ディス
    ク。
  4. 【請求項4】半径方向に対して有限の幅及び間隔をも
    つ、スパイラル状または同心円状の情報を記録するため
    の部分(A)と、部分(A)にはさまれた部分(B)と
    からなり、部分(A)または部分(B)は溝構造をして
    おり、記録方式が反射率低下タイプの光ディスクであっ
    て、溝構造による回折及び干渉の効果を含まない部分
    (A)における記録媒体自身の反射率RAと、部分(B)
    における記録媒体自身の反射率RBとが、0.6≦RB/RA<1
    なる関係を満足する書き込み可能な光ディスク。
  5. 【請求項5】再生時のトラッキング方式が、溝構造によ
    る回折及び干渉の効果により主ビームの反射光量が大き
    くなる部分を追随するタイプのスリービーム方式である
    ことを前提とする用途向けであって、記録後の部分
    (A)の溝構造による回折及び干渉の効果を含まない予
    測される平均反射率RASに対して記録密度最大の場合に
    もRB/RAS≦1となるようにRB/RAを設定した特許請求の
    範囲第4項記載の光ディスク。
  6. 【請求項6】再生時のトラッキング方式がプッシュプル
    方式であることを前提とする用途向けであって、溝構造
    による記録後の部分(A)の予測される平均反射率RAS
    に対して記録密度最大の場合にも、0.6<RB/RAS≦1.5と
    なるようにRB/RAを設定した特許請求の範囲第4項記載
    の光ディスク。
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