JP2635223B2 - 成形装置 - Google Patents

成形装置

Info

Publication number
JP2635223B2
JP2635223B2 JP646191A JP646191A JP2635223B2 JP 2635223 B2 JP2635223 B2 JP 2635223B2 JP 646191 A JP646191 A JP 646191A JP 646191 A JP646191 A JP 646191A JP 2635223 B2 JP2635223 B2 JP 2635223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
molding
gate
optical sensor
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP646191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04279310A (ja
Inventor
輝与嗣 羽賀
直樹 伊藤
保彦 田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Toyo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Toyo Kagaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Toyo Kagaku Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP646191A priority Critical patent/JP2635223B2/ja
Publication of JPH04279310A publication Critical patent/JPH04279310A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2635223B2 publication Critical patent/JP2635223B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固定側板と可動側
との間にキャビティを形成する成形金型により成形を行
う成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の金型の断面図、図15は
その可動側を示す平面図で、図中1は固定側型板、2は
固定側取付板、3はスプールブッシュ、4は固定側取付
板2に固着されたロケィティングリング、5は可動側型
板、6はスペーサブロック、7は可動側取付板、8は突
出しピン、9はリターンピン、10、11は突出し板、
12は成形機の突出し動作を突出し板10、11に伝達
する突出ロッド、13はスプール、14a〜14fはラ
ンナ、15a〜15dはゲート、16aはキャビティ
A、16bはキャビティB、16cはキャビティC、1
6dはキャビティDである。
【0003】次に動作について述べる。図14に示す成
形金型を成形機のダイプレートに装着し、成形機のノズ
ルをスプールブッシュ3に当接させた後、予め設定され
た成形条件によりスクリュウを前進させ、溶融材料を金
型内に射出させる。溶融材料はスプール13、ランナ1
4a〜14f、ゲート15a〜15dを経て、キャビテ
ィA16a〜キャビティD16d内へ充填される。その
後所定の保圧時間を経過後、スクリューは回転しながら
後退し、次ショットの材料の計量を始める。このとき材
料はヒータによる加熱と摩擦熱により溶融しながら加熱
シリンダ内へ供給され、射出開始位置で停止する。射出
後冷却時間(熱硬化性樹脂の場合は硬化時間)が経過し
た後、可動側型板5を固定側型板1より離せば、成形品
は可動側型板5に付着して取出される。ついで成形機の
突出し機構を作動して突出しロッド12により突出し板
10を押すと、突出し板10、11に固定された突出し
ピン8が成形品を押し、成形品は可動側型板5より取り
出される。ついで可動側型板5を固定側型板1に接近さ
せると、リターンピン9が固定側型板1に当接し、突出
しピン8と突出し板10、11は元の位置に戻され、可
動側型板5は固定側型板1に当接する。ついで次のショ
ットの溶融材料が射出され、上記操作を繰り返すことに
よって、成形品は連続的に生産されるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の成形金型による
射出成形においては、材料の形状や粒度のバラツキ、強
化材の分布のバラツキ、それに熱硬化性樹脂にあっては
材料製造時の熱履歴のバラツキなどがあるため、材料の
計量のバラツキを生じやすい。また材料の溶融温度に影
響を与え、流動性にバラツキが生じ、材料がキャビティ
末端に到達するまでに固化して、成形品の充填不足など
のトラブルを発生させることとなる。こうした充填不足
は、成形品に強度不足や外観不良などの致命的欠陥を発
生させる原因となるため、射出成に当たっては、上記
充填不足の発生を防止する意味で、材料を必要量以上に
計量して成形することが多い。
【0005】また材料の計量以外に他の要素すなわち周
囲温度や湿度、金型の加熱シリンダ温度、成形機の再現
性、作業者の練度の差などが加わって、材料の過充填を
起こす場合もある。こうした場合、金型内の圧力が上昇
し、バリや寸法異常あるいは離型不良などの現象を発生
させることとなる。特に熱硬化性樹脂の場合は、材料が
加熱シリンダ内に多量に残ると、次ショットの材料の熱
反応が変化するとともに、流動性が変化して充填不足や
ゲートシールが発生し、金型内の圧力が異常に上昇して
金型のたわみやひらきを起こし、成形品のバリを厚くす
るだけでなく、金型のコアやキャビティのエッジの摩耗
を促進し、金型の寿命を短縮させることとなる。バリが
厚くなると、ディフラシャなどのバリ仕上げでは、バリ
を十分に除去できず、手仕上げによる追加仕上げを必要
とするため、コストアップを招く。また充填の過不足が
限度を越えると、成形品の離型不良を呼び、金型のピン
など強度の小さい部分が破損し、金型寿命の低下、修理
費用の増加などメンテナンスコストが増嵩することとな
る。
【0006】さらに成形品によっては、バリが残ると機
能不良となることがあり、こうした場合は、充填不足に
よる不良品の発生を犠牲にしても計量を少なめにして成
形するため、生産性は低下し、良品選別に時間を要する
ことから検査費用は増嵩し、コストアップを招くことと
なる。
【0007】上記従来装置の難点を防止するため、例え
ば特開昭61ー63428号公報や、実開平1ー996
09号公報に開示されているように、金型内に溶融樹脂
圧センサを配置し、該センサにより樹脂圧を検出し、そ
れに応じてキャビティゲート部の開口量を調整する技術
がある。図16は前者を示す金型の断面図で、金型のキ
ャビティ80に樹脂圧センサ81を配置し、この樹脂圧
センサ81の検知信号に基いて駆動装置84を操作し、
トーピード83の位置を制御することにより、ゲート部
82の開口量を調整しようとするものである。また図1
7は後者を示す金型の断面図で、金型のゲート88付近
に樹脂圧検知センサ87を設けるとともに、主ランナ9
1からキャビティ86に分岐する分岐ランナ89に流量
調節弁90を備え、樹脂圧検知センサ87の出力信号で
流量調節弁90の開度を調節しようとするものである。
【0008】しかしながら、上記いずれの方式とも、熱
安定性のよい、また温度により硬化と軟化との可逆性を
有する熱可塑性樹脂を使用するホットランナ方式の成形
に限り使用できるものである。すなわち上記方式におい
ては、成形機の加熱シリンダや前者におけるランナ8
5、ゲート部82、後者における主ランナ91、分岐ラ
ンナ89およびゲート88に材料が残留するため、熱安
定性の悪い材料、例えば熱分解による材料物性の変化、
ガスの発生による流動の変化などを発生しやすい材料
や、可逆性を有しない熱硬化性樹脂などでは、次ショッ
トの成形品が成形不良や成形不能を起こすことがあるの
で使用することはできない。したがって加熱シリンダ内
に溶融材料を残留させないため、毎ショット押切り成形
を行い、またランナ、ゲート部の材料を、ショット毎に
成形金型外へ取出す必要があり、前記従来例のような成
形を行っている。また上記樹脂圧センサ81の情報に応
じてゲート部82の開口量を調整し、樹脂圧を適正値に
保持し得ても、樹脂圧力は材料のバラツキ、温度、湿
度、成形機のバラツキあるいは加熱時間の変化による熱
反応のバラツキなどにより変化し、またキャビティの場
所によっても変化に差があるため、設定値の樹脂圧力に
達しさえすれば、キャビティが完全に充填されて充填不
足は起こらないと簡単には言えない。樹脂圧センサの先
で流動性異常により早期に固化が発生した場合は、充填
不足があっても圧力は上昇するので、圧力と樹脂材料の
充填状態とは必ずしも一致しない。
【0009】また後者に示されるような、溶融樹脂圧検
知センサ87の情報により、流量調節弁90の開度を調
節する方式においても、樹脂量をキャビティを完全に充
填するに必要な量に調節することは、前者同様に不可能
である。本方式はトライショット時のゲートバランスの
調節に使用する目的のものである。
【0010】またこのように材料の充填状態と必ずしも
一致しない樹脂圧センサの情報により樹脂量を制御すれ
ば、逆に成形条件を悪くする場合もあり、適切かつ安定
した成形を行うためにはこの方式は問題があり、熱安定
性の悪い材料の場合はさらに制御が困難となる。また上
述したように、樹脂圧力と材料の充填状態とは必ずしも
一致しないため、充填不足品と良品とが混在し、その選
別に時間と費用とを費やすこととなる。
【0011】図18は特開昭55ー86727号公報に
開示された技術を示す金型の断面図である。この方式に
おいては、金型のキャビティゲート93に対応する位置
に、先端に溝94aを形成した棒体94を設け、任意の
位置に配置した圧力または温度検出装置95の信号に応
じて駆動装置96により棒体94の進退及び回動動作を
制御し、溶融樹脂のキャビティ92への流入状態を制御
しようとするものである。
【0012】この方式も、熱安定性のよい熱可塑性樹脂
を使用し、成形機の加熱シリンダ内に材料を残留させる
クッション成形を前提としたものであり、前者同様熱安
定性の悪い材料には使用できない。また検出装置95も
圧力または温度によるもので、前者同様の問題点があ
る。
【0013】本発明は従来装置の上記問題点を解消する
ためになされたもので、充填不良の発生を所定値以下に
押さえ、厚バリを発生せず、良品と不良品との選別を容
易にし、かつ金型の摩耗破損の少ない成形装置を提供し
ようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る成形装置においては、金型内の各キャ
ビティに、該キャビティ内に充填される溶融材料の充填
状況を検知するための光センサと、該光センサの情報に
より開閉するキャビティ用ゲートを設けた。
【0015】また上記各キャビティに備えた光センサと
キャビティ用ゲート開閉装置に加えて、金型内に入口ゲ
ートを具備するオーバフロー部と、金型内圧力を検知す
るための圧力センサと、成形装置にタイマを備えた。
【0016】さらに上記各センサの情報を入力し、それ
に応じて成形条件の制御及び成形品の分類を行うための
制御装置を、成形装置に備えた。
【0017】
【作用】本発明に係る金型は、各キャビティ毎に光セン
サとキャビティゲートの開閉装置を備えているので、光
センサによりキャビティ内の材料充填を検知し、それに
応じてキャビティ用のゲートを閉じる操作は各キャビテ
ィ毎に行われる。このためあるキャビティに発生した材
料不足による異常圧力上昇が、他のキャビティに影響せ
ず、したがって成形品にバリ発生が少なく、厚バリが発
生しない。
【0018】また金型に上記キャビティと併せオーバフ
ロー部を設けるとともに、金型内圧力を検知する圧力セ
ンサと成形装置にタイマを備え、上記キャビティに備え
た光センサと、圧力センサと、タイマのいずれかの出力
信号により、上記オーバフロー部のゲートを開き、キャ
ビティを充填した以上の余分の材料はオーバフロー部に
放出する。この結果成に当たって材料、成条件、周
囲温度と湿度、金型温度、加熱シリンダ温度、成形機の
再現性などのバラツキを吸収できるように多量に計量し
ていても、余材はオーバフロー部へ放出されて成形機の
加熱シリンダ内には余材は残留しないため、次ショット
も安定して成形を行うことができる。
【0019】またキャビティ内の材料不足により、キャ
ビティの充填と関係なく金型内圧力が上昇するなどの異
常が発生すると、上記圧力センサは該圧力上昇を検知し
て信号を出力し、オーバフロー部用ゲートを開いて余材
をオーバフロー部へ放出するため、金型内圧力は制限圧
力内に保持され、金型の撓み、ひらきによる成形品の厚
バリの発生や寸法異常あるいは離型不良などのトラブル
はなくなり、金型の摩耗や破損を少なくすることができ
る。
【0020】また成形機に備えた上記制御装置により、
光センサ及び圧力センサの情報を組合わせて、より適切
な成形条件の判定と調整を行うことができ、最適な成形
条件で成形することが可能となる。
【0021】さらに上記制御装置により、光センサと圧
力センサとの情報を組合わせて、成形品の良品、充填不
足、過充填を検出し分類することができるし、さらに分
類装置と組合わせることにより、自動的に上記分類を行
い、取り出すことができる。
【0022】さらに成形品の充填状況の検知に、材料の
充填状態と必ずしも一致しない樹脂圧センサを避けて光
センサを使用することにより、成形品中の充填不足品と
良品との選別の精度が大巾に向上する。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す成形金型の断
面図、図2はその可動側金型の平面図で、図中1〜16
は従来装置と同一または相当部品、17a〜17dはベ
ント、18a〜18dは光センサA1〜D1、19a〜
19dは光センサA2〜D2、20は支持金具、21a
〜21dはゲートピンA〜D、22a〜22dはシリン
ダA〜D、23はオーバフロー部、24はオーバフロー
部23のゲートを開閉するゲートピンF、25はシリン
ダF、26、27は空気あるいは油の配管、28は突出
しピン、29は圧力センサ、29aはその受圧部、30
は溶融材料、30aは余材である。
【0024】図にみるように、成形金型内の各キャビテ
ィA、B、C、Dそれぞれに、光センサ18a〜18
d、19a〜19dを配置するとともに、ゲートピンA
〜D21a〜21dとシリンダA〜D22a〜22dと
よりなるゲート開閉装置を備えた。光センサB1(18
b)、同B2(19b)は、支持金具20に装着されて
固定側型板1内に挿入配置され、その情報は成形装置の
制御部に出力される。
【0025】なお図1ではキャビティB16bだけ示さ
れているが、他のキャビティA、C、Dについてもキャ
ビティBと同様に、光センサ18a、18c、18d及
び19a、19c、19dが配置されている。これは他
の部品ゲートピン21a〜21dやシリンダ22a〜2
2dあるいはゲートピンF24についても同様である。
【0026】シリンダB22bは、キャビティ用のゲー
ト 15bを開閉するゲートピンB21bを作動させる
ためのもので、可動側取付板7に連結されている。また
シリンダF25は、オーバフロー部のートを開閉する
ゲートピンF24を作動させるためのもので、可動側取
付板7に装着されている。
【0027】上記シリンダ22b、25の配管26、2
7は、図4に示すように、ソレノイドバルブを経てエア
コンプレサあるいは油ポンプ(図示せず)に接続されて
いる。
【0028】オーバフロー部23はスプールの末端から
分岐して形成されており、スプール13とオーバフロー
部23とを連絡するランナの途中にゲートを設け、該ゲ
ートは上記のようにゲートピンF24により開閉され
る。
【0029】突出しピン28はオーバフロー部23内の
材料を取り出すためのものである。圧力センサ29は突
出し板10に形成された溝10a内に配置され、圧力セ
ンサの受圧部29aに突出しピン8が当接されている。
圧力センサ29は圧力センサコントローラを介し成形装
置制御部に接続されている。
【0030】次に動作について説明する。図1におい
て、溶融材料30がスプール13、ランナ14a〜14
f、ゲート15bを経てキャビティB16b内に充填さ
れ、さらにベント17に流れると、光センサB118b
が充填を感知し、図4にみるように、光センサコントロ
ーラを介し、充填完了信号を制御部に出力する。制御部
において、保圧時間が経過すると信号B11が出力さ
れ、図4にみるように、ソレノイドバルブによりシリン
ダB22bが作動してゲート15bを閉じる。なお他の
キャビティA、C、Dについても同様に動作するが、光
センサ18a〜18dが材料の充填を検知しその情報を
出力する時間は、当然のことながら、各キャビティによ
り遅速がある。また上記動作は通常は光センサA1〜D
118a〜18dの情報により行われ、光センサA2〜
D219a〜19dが情報を出力するのは、例えば材料
の流動性がよい場合や材料の計量が多い場合である。
【0031】さらに上記光センサの出力信号のうち最も
遅い出力信号により、シリンダF25が作動し、ゲート
ピンF24によりオーバフロー部23のゲートが開き、
余材30aがオーバフロー部23内へ放出される。図3
はこの状態を示している。
【0032】充填不足のキャビティの発生などで金型内
圧力が制限圧力を越えた場合は、光センサ18bは情報
を出力しないが圧力センサ29がこれを検知し、その信
号を圧力センサコントローラを介し制御部に出力して、
ソレノイドバルブ、シリンダFを作動し、ゲートピンF
24によりオーバフロー部23のゲートを開いて、余材
30aをオーバフロー部23内へ放出させる。
【0033】また溶融材料不足、材料不良、あるいは成
形機故障などの場合は、光センサは機能せず、金型内圧
力も制限圧力を越えないため圧力センサ29は機能しな
いが、このときは時間制限タイマが設定時間に応じて信
号を出力し、上記同様オーバフロー部23のゲートを開
いて、余材30aをオーバフロー部23内へ放出させ
る。このように、光センサ18b、圧力センサ29ある
いはタイマのいずれかの信号により、オーバフロー部2
3のゲートが開き、余材30aがオーバフロー部23内
へ放出されるのである。
【0034】射出が終わると、スクリュウは回転しなが
ら後退し、材料の計量を行い射出開始位置で停止する。
このとき材料の計量値が変更されていると、射出開始位
置が変わることとなる。成形品の冷却時間経過後、可動
側型板5を固定側型板1から離す。このとき成形品は可
動側型板に付着して取り出され、ついで成形機の突出し
ロッド12が突出し板10を押すと、突出し板10、1
1に固定された突出しピン8が成形品を押し、成形品が
可動側型板5より取り出され、搬出ロボットにより成形
品分類装置に送られる。
【0035】ついで可動側型板5を固定側型板1に当接
させて両者は閉じられる。このとき光センサに異常があ
れば成形は停止する。ゲートピン21aおよびゲートピ
ンF24のリセットを行い、突出しピン8、28及び突
出し板10、11を元の位置に戻し、次のショットを開
始する。このようにして成形品は連続生産される。
【0036】成形品分類装置に送られた成形品は、光セ
ンサ18b及び圧力センサ29の情報に応じて、表1に
示すように、自動的に分類されて取り出される。すなわ
ち光センサB1(18b)が動作しない場合はキャビテ
イ内への材料の充填不足であるから、成形品は充填不足
品で不良品である。また光センサB1(18b)が動作
するか、光センサB1(18b)、B2(19b)両方
が動作し、圧力センサ29が不動作の場合は、成形品は
良品である。また光センサB1(18b)、圧力センサ
29が動作した場合は、成形品は過充填品で不良品であ
る。
【0037】
【表1】
【0038】また本発明に係る成形装置においては、上
記光センサ18a〜19d、圧力センサ29及び時間制
限タイマの情報を、成形機に備えたコンピュータを含む
制御装置に入力することにより、次ショットの成形条件
変更の要否を判定し、必要な場合は成形機の制御部へ信
号を出力して成形条件の変更を行うことができる。
【0039】図5は成形条件の制御のフローチャートで
ある。フローチャートにおいて、成形条件Aでスタート
し、光センサA1〜D1の動作をチェックし(ステップ
100)、すべてが動作した場合は圧力センサの動作を
チェックし(ステップ101)、動作しない場合は光セ
ンサA2〜D2の動作個数をチェックする(ステップ1
03)。その結果動作個数が2個以下の場合は成形条件
Aは変更の必要なしとして(ステップ108)、次のシ
ョットに進むが、ステップ103において、動作個数が
3または4個の場合は、光センサA2〜D2が動作する
成形品の個数をチェックし(ステップ104)、個数が
設定値以下の場合はそのまま次ショットへ進み、設定値
以上の場合は材料の計量を減少させ(ステップ10
5)、さらに連続計量減少の回数をチェックし(ステッ
プ107)、その回数が所定値以下の場合は次ショット
に進み、所定値以上の場合は現在の成形条件をチェック
し(ステップ109)、成形条件がA、Bの場合は、そ
成形条件をそれぞれC、に変更し(ステップ11
1、112)、次ショットへ進む。また成形条件がCの
場合は、成形異常と判定(ステップ110)、成形条件
を見直し(ステップ127)、成形条件をAに変更し
(ステップ128)、次ショットへ進む。ステップ10
2において、圧力センサの動作回数が設定値以上の場合
は、ステップ109に進み、上記と同様に動作する。
【0040】ステップ100において、光センサA1〜
D1すべてが動作しない場合は、圧力センサの動作をチ
ェックし(ステップ113)、動作した場合は目視また
はカメラなどにより成形品の離型状態をチェックし(ス
テップ114)、不良であればそのときの成形品の個数
をチェックし(ステップ116)、設定値以下であれば
成形条件は変更せず(ステップ118)次ショットへ進
み、設定値以上であれば、成形異常と判定し(ステップ
117)、成形条件を見直し(ステップ127)、成形
条件を変更して(ステップ128)次ショットへ進む。
ステップ114において、成形品の離型状況が不良の場
合は、さらに圧力センサ動作回数を設定値と比較し(ス
テップ115)、設定値以下であれば成形条件は正常と
して次ショットへ進むが、設定値以上の場合は現在の成
形条件をチェックし(ステップ123)、成形条件を変
更し(ステップ124、125、126)、次ショット
へ進む。ステップ113において、圧力センサが動作し
なかった場合は、光センサA1〜D1の動作個数をチェ
ックし(ステップ119)、動作個数が1個でもあると
きは、光センサA1〜D1の不動作の成形品の数をチェ
ックし(ステップ120)、設定値以下であれば次ショ
ットへ進むが、設定値以上の場合は材料の計量を増加さ
せ(ステップ121)、さらに該計量増加の連続回数を
チェックし(ステップ122)、回数が所定値以下であ
れば、そのまま次ショットへ進むが、所定値以上であれ
ば現在の成形条件をチェックし(ステップ123)、成
形条件を変更し(ステップ124、125、126)、
次ショットへ進む。
【0041】このように各センサの情報と成形品の品質
や離型状況のチェック機能とを組み合わせることによ
り、成形条件の判定並びに制御を行うことができるので
ある。
【0042】本実施例においては、キャビティの充填を
検知する光センサをベント17a〜17dに配置した
が、熱可塑性樹脂など後仕上げを嫌う成形品について
は、キャビティの最終充填部に配置してもよい。
【0043】図6は金型に光センサを具備する2個のオ
ーバフロー部を備えた他の実施例を示す成形金型の可動
側の平面図、図7はその断面図で、本実施例は材料が多
い場合や、成形条件の変更などを行う際の精度を上げる
ため前記実施例における各センサの情報以外の情報を求
めるために考えられたものである。図中23aは第1の
オーバフロー部、23bは第2のオーバフロー部、23
cは第1のオーバフロー部23aと第2のオーバフロー
部23bとを繋ぐランナ、23dはベント、28aは第
1のオーバフロー部23aの材料を取出す突出しピン、
28bは第2のオーバフロー部23bの材料を取り出す
突出しピン、31はオーバフロー部間に設けられた光セ
ンサF1、32はオーバフロー部の末端部分に設けられ
た光センサF2で、支持金具20に装着されて固定側型
板1内に挿入配置されている。光センサB1(18b)
は、キャビティA、C、D内に配置された他の光センサ
A1、C1、D1と同様に、キャビティB内に配置され
ている。各光センサの出力は光センサコントローラを介
して成形装置の制御部に入力する。上記以外は前記実施
例と同様な構成である。
【0044】次に本実施例の動作を説明する。図6にお
いて、溶融材料30がスプール13、ランナ14a〜1
4f、ゲート15bを経て、キャビティB16b内に充
填され、さらにベント17bに流れると、光センサB1
(18b)が材料30の充填を検知し、図9に示すよう
に、充填完了の信号を光センサコントローラを介して成
形装置の制御部に入力する。その後保圧時間が経過する
と、制御部より信号B11が出力され、ソレノイドバル
ブ、シリンダB22bを作動してゲートピンB21bに
よりキャビティゲートを閉じる。図8はこの状態を示し
ている。他のキャビティA、C、Dについても同様に動
作する。
【0045】各キャビティへの材料30の充填が完了す
ると、制御部より信号が出力され、ソレノイドバルブ、
シリンダF25が作動してゲートピンF24によりオー
バフロー部のゲートを開き、余材30aが第1のオーバ
フロー部23a内へ放出される。充填不足のキャビティ
の発生などにより、金型内の圧力が制限圧力を越えた場
合には、圧力センサ29がその圧力を検知し、その情報
を圧力センサコントローラを介して制御部に出力する。
溶融材料不足などで金型内圧力が制限圧力を越えず、圧
力センサ29が動作しない場合は、時間制限タイマの出
力により、ゲートピンF24によりオーバフロー部のゲ
ートを開き、余材30aをオーバフロー部23aに放出
する。
【0046】材料の計量を多目にした場合に、充填不足
のキャビティが発生した場合などは、余材30aの量も
多くなり、余材30aは第1のオーバフロー部23aか
らランナ23cを経て第2のオーバフロー部23bへ放
出される。このとき光センサF131が余材30のオ
ーバフロー部23aへの放出を検知し、信号を出力す
る。
【0047】また成形品の離型不良を起こす恐れのある
充填不足やゲートシールが発生すると、余材30aはベ
ント23dに達し、光センサF232が充填を検知し信
号を出力する。このように上記光センサ18b、圧力セ
ンサ29、タイマの情報に加え、オーバフロー部の光セ
ンサ31、32の情報をコンピュータに入力することに
より、次のショットの成形条件変更の要否を判定し、必
要な場合は制御部へ信号を出力し、成形条件の変更を行
うことができる。図11は成形条件の制御の一例を示す
フローチャートである。該チャートは第5図に示す前記
フローチャートとほぼ相似しているので説明は省略す
る。その後の動作は前記実施例と同様に行われる。
【0048】また本実施例における光センサA1〜D1
(18a〜18d)、光センサF1(31)、光センサ
F2(32)、圧力センサ29の情報を組合わせること
により、成形品の良品及び不良品の判定を行うことがで
きる。表2は上記各センサの動作の有無を組合わせて成
形品の良否を判定したものである。こうしたセンサの情
報と分類装置とを組合わせ、成形品の自動分類を行うこ
とができる。
【0049】
【表2】
【0050】また第2の実施例のオーバフロー部に設け
た光センサを第1の実施例に設けてもよい。
【0051】上記実施例は成形品のバリ発生防止、金型
の長寿命化あるいは成形品の分類を目的としているが、
多点ゲートの成形装置においては、光センサを各箇所に
設け、各ゲートを開閉することにより、ソリの防止、ウ
エルドラインのコントロールに使用することができる。
【0052】なお上記実施例におけるゲートの開閉は、
溶融材料を直接塞き止めあるいは開放する方法である
が、ゲートの開閉方法はこの方法に限定されるものでは
ない。図11〜図15はゲートの開閉方法の他の実施例
を示すもので、図にみるように、リンク機構を利用し、
開口部を回転させて開閉するように構成されている。
【0053】図において、ゲート管A50、ゲート管B
51は、それぞれに溝50a、51aを形成し、溝50
a、51a内の材料を突き出すための突出しピン52
は、突出し板10、11内に挿入固定されている。53
はレバー管A、54はレバー管Bで、ゲート管A50、
ゲート管B51が挿入され、ピン55で連結されてい
る。取付板56は固定側型板5にボルト57により固着
され、シリンダA58a、シリンダB58bはボルト5
9により取付板56に固着されている。また支点板60
は取付板56にボルトなどで固着され、レバーA61
a、レバーB61bは支点ボルト63により支点板60
に回転自在に軸着されている。第1リンクA64aはそ
の一端が連結ボルトA65によりレバー管A53に、他
端は連結ボルトB66によりレバーA61aに回転自在
に軸着され、レバー管A53とレバーA61aとを連結
している。連結金具A67aはシリンダA58aに、連
結金具B67bはシリンダB58bに装着されている。
第2リンクA68aはその一端が連結ボルトB66によ
りレバーA61aに、他端は連結ピン69、止め輪70
により連結金具A67aに回転自在に連結され、レバー
A61aと連結金具A67aとを連結している。第2リ
ンクA68bはその一端が連結ボルトB66によりレバ
ーB61bに、他端は連結ピン69、止め輪70により
連結金具B67bに回転自在に連結され、レバーB61
bと連結金具B67bとを連結している。
【0054】次に動作について説明する。充填を感知し
たセンサの出力信号により、シリンダA58a、シリン
ダB58bが作動すると、連結金具A、B67a、67
b、第2リンクA、B68a、68bが図11の左方に
移動し、レバーA、B61a、61bが上方へ回転し、
第1リンクA、B64a、64bが上方へ移動し、レバ
ー管A、B53、54、ゲート管A、B50、51が上
方へ回転して、図13にみるように、ゲートが閉じる。
一方成形機の突出し機構により、突出しロッド12が突
出し板10を押し、その結果突出し板10に固着された
突出しピン52が押され、押された突出しピン52によ
り、ゲート管50、51の溝50a、50b内の材料は
取り出される。この方式は回転方式であるため、金型内
圧力に対し弱い力で動作させることができる。またシリ
ンダを小さくすることができ、シリンダを動作させるた
めの空気や油の圧力を低くすることができる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、成形装置の金型において、金
型内の複数個のキャビティそれぞれに、キャビティ内の
材料の充填状態を検知するための光センサと、キャビテ
ィ用ゲートの開閉装置とを備え、充填完了後各キャビテ
ィ毎にそのゲートを閉じるよう構成したので、各キャビ
ティの成形品は他のキャビティにおける材料過不足によ
る異常圧力発生の影響を受けることがない。その結果バ
リの発生が少なく、厚バリ発生のない成形品が得られる
とともに、熱硬化性プラスチックでは、バリ仕上げ時間
が短縮され、バリが確実に除去出来るため、安価で高品
質の成形品が得られることとなった。
【0056】また本発明は、上記各キャビティに備えた
光センサとゲート開閉装置とに加え、成形金型にオーバ
フロー部と圧力センサと成形装置に時間制限タイマとを
備え、キャビティへの材料充填完了後、上記光センサに
よる充填完了の信号、または圧力センサによる金型内圧
力の制限圧力到達の信号または時間制限タイマによる設
定時間到達の信号のいずれかの信号に応じて、オーバフ
ロー部のゲートを開き、余材をオーバフロー部へ放出す
るように構成したので、材料、成形条件、周囲温度と湿
度、金型温度、加熱シリンダ温度、成形機の再現性など
のバラツキを吸収し得るように多めの材料計量を行って
いても、上記のように余材はオーバフロー部に放出さ
れ、成形機の加熱シリンダ内に材料が残留することがな
くなる。そのため次ショットも安定して成形することが
でき、生産性が向上することとなった。
【0057】また圧力センサにより材料過不足による金
型内の圧力上昇を検知し、その圧力が制限値を越すと信
号を出力してオーバフロー部のゲートを開くので、金型
内圧力を制限値以下に保持できることとなり、金型の撓
み、ひらきによる厚バリの発生、寸法異常、離型不良が
なく、金型の摩耗、破損を減少せしめ、金型のメンテナ
ンスコストの低下、金型寿命の向上、成形品品質の安定
化を計ることが可能となった。
【0058】さらに信頼性の低い樹脂圧センサに代えて
光センサによりキャビティ内の材料の充填状況を検出
し、成形条件を判定調整し制御するため、センサ出力の
信頼性が向上し、材料に無駄のない適切かつ安定した成
形条件で成形することが可能となり、不良品の低減、材
料費の低減、生産量の増加などによる品質の向上とコス
トダウンが可能となった。
【0059】またキャビティ及びオーバフロー部の光セ
ンサと圧力センサとの情報の組み合わせにより、成形品
を良品と充填不足品と過充填品とに分類することがで
き、さらに分類装置と組み合わせることにより、自動的
に分類し取出すことができるようになり、生産性の向上
を計れるようになった。
【0060】さらに成形装置に成形品の離型状況や成形
品の品質をチェックする手段を備え、上記各センサの情
報と併せて成形条件の判定や制御を行うように構成した
ので、操業中に成形条件を変更し常に最適の成形条件で
成形品を生産できることとなり、生産性を大きく向上さ
せることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である成形金型の断面図であ
る。
【図2】成形金型の可動側を示す平面図である。
【図3】溶融材料の充填を示す成形金型の断面図であ
る。
【図4】成形装置の制御の構成図である。
【図5】成形条件の制御を示すフローチャートである。
【図6】他の実施例の成形金型の可動側を示す平面図で
ある。
【図7】その断面図である。
【図8】材料の充填を示す断面図。
【図9】制御の構成図である。
【図10】成形条件の制御のフローチャートである。
【図11】他の実施例の成形金型の平面図である。
【図12】その一部断面図である。
【図13】その側面図である。
【図14】その側面図である。
【図15】その可動側平面図である。
【図16】従来の成形金型の断面図である。
【図17】従来の成形金型の断面図である。
【図18】従来の成形金型の断面図である。
【符号の説明】
17a〜17d ベント 18a〜18d 光センサA1〜D1 19a〜19d 光センサA2〜D2 20 支持金具 21a〜21d ゲートピンA〜D 22a〜22d シリンダA〜D 23 オーバフロー部 23a 第1のオーバフロー部 23b 第2のオーバフロー部 23c 第1のオーバフロー部23aと第2の
オーバフロー部23dとを繋ぐランナ 24 オーバフロー部23のゲートを開閉す
るゲートピンF 25 シリンダF 26、27 空気あるいは油の配管 28 突出しピン 28a、28b 突出しピン 29 圧力センサ 29a その受圧部、 30 溶融材料 30a 余材 31 光センサF1 32 光センサF2 50 ゲート管A 51 ゲート管B 50a、51a 溝 52 突出しピン 53 レバー管A 54 レバー管B 55 ピン 56 取付け板 57 ボルト 58a シリンダA 58b シリンダB 59 ボルト 60 支点板 61a レバーA 61b レバーB 63 支点ボルト 64a 第1リンクA 65 連結ボルトA 66 連結ボルトB 67a 連結金具A 67b 連結金具B 68a 第2リンクA 68b 第2リンクB 69 連結ピン 70 止め輪

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側型板と可動側型板との間にキャビ
    ティを備えてなる成形金型内に、溶融材料を圧入して部
    品を成形する成形装置が、 上記金型内の各キャビティに、該キャビティ内に充填さ
    れる溶融材料の充填状況を検知するための光センサと、
    該光センサの情報により開閉するキャビティ用ゲートを
    備えていることを特徴とする成形装置。
  2. 【請求項2】 固定側型板と可動側型板との間にキャビ
    ティを備えてなる成形金型内に、溶融材料を圧入して部
    品を成形する成形装置が、 上記金型内の各キャビティに、該キャビティ内に充填さ
    れる溶融材料の充填状況を検知するための光センサと、
    該光センサの情報により開閉するキャビティ用ゲートを
    備えるとともに、 金型内に1個または複数個の溶融材料のオーバフロー部
    オーバフロー部用ゲートを備え、上記オーバフロー部
    用ゲートが該光センサまたは該光センサと金型内圧力を
    検知する圧力センサの組合わせまたは該光センサと圧力
    センサとタイマの組合わせにより開放することを特徴と
    する成形装置。
  3. 【請求項3】 上記オーバフロー部が光センサを備えて
    いることを特徴とする請求項2に記載の成形装置。
  4. 【請求項4】 固定側型板と可動側型板との間にキャビ
    ティを備えてなる成形金型内に、溶融材料を圧入して部
    品を成形する成形装置が、 上記金型内の各キャビティに備えた光センサまたは光セ
    ンサと金型内の圧力を検知するための圧力センサとの情
    報を組合わせ、成形品のキャビティ内の充填状況の判定
    並びに成形品の充填状況別分類を行うように構成した制
    御装置を備えていることを特徴とする成形装置。
  5. 【請求項5】 固定側型板と可動側型板との間にキャビ
    ティを備えてなる成形金型内に、溶融材料を圧入して部
    品を成形する成形装置が、 成形品の離型状況検出手段を備え、該離型状況検出手
    段、上記金型の各キャビティ及びオーバフロー部に備え
    た光センサ並びに金型内の圧力を検知するための圧力セ
    ンサのいずれかの情報、あるいはそれぞれの情報の組み
    合わせに基き、成型条件の判定並びに制御を行うように
    構成されていることを特徴とする成形装置。
JP646191A 1991-01-23 1991-01-23 成形装置 Expired - Lifetime JP2635223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP646191A JP2635223B2 (ja) 1991-01-23 1991-01-23 成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP646191A JP2635223B2 (ja) 1991-01-23 1991-01-23 成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04279310A JPH04279310A (ja) 1992-10-05
JP2635223B2 true JP2635223B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=11639083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP646191A Expired - Lifetime JP2635223B2 (ja) 1991-01-23 1991-01-23 成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2635223B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105451962B (zh) * 2013-08-09 2018-05-08 日产自动车株式会社 注入控制方法及注入控制装置
JP7337881B2 (ja) * 2021-06-21 2023-09-04 三菱電線工業株式会社 成形装置及び成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04279310A (ja) 1992-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3018957B2 (ja) 射出成形機の最適成形条件設定システム
KR100842639B1 (ko) 컴퓨터 제어 성형 환경 및 적용 클램프 총톤수 제어 방법
JP5801924B2 (ja) 射出成形機の成形方法
EP3325247B1 (en) Method of injection molding using one or more external sensors as a virtual cavity sensor
CN108688107B (zh) 注射成型机及注射成型用信息处理装置
CN108688102A (zh) 注射成型机
US11618197B2 (en) Method for controlling a rate or force of a clamp in a molding system using one or more strain gauges
WO2018005025A1 (en) Method for monitoring and controlling an injection molding process using a strain gauge
US20230031650A1 (en) Systems and Approaches for Controlling an Injection Molding Machine
CN112218751A (zh) 用于与塑料熔体压力和塑料熔体流动位置相关的注射模制过程中气体辅助和气体背压的同时闭环控制的方法
EP0947305B1 (en) Injection mold clamp pressure optimization system and method
JP2635223B2 (ja) 成形装置
CN105818317B (zh) 注射成型机
JPH06339951A (ja) 射出成形用金型
JP2021003828A (ja) 射出成形機の異常検出装置
JP7293962B2 (ja) 成形品の品質異常予測システム
JP7391751B2 (ja) 管理装置
EP3885101A1 (en) Molding product inspection device and injection molding system
JPH04209004A (ja) 射出成形機の制御方法
EP3810393B1 (en) Method for controlling an injection molding machine
KR20100048392A (ko) 사출성형 장치 및 방법
CN110091464A (zh) 注射成型方法及模具装置
US20060110489A1 (en) Apparatus for measuring separation of mold parts
JP3282435B2 (ja) 射出プレス成形方法および射出プレス成形装置
JP2602189Y2 (ja) 射出成形装置