JP2021003828A - 射出成形機の異常検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
したがって、射出成形機においては、樹脂漏れをより確実に検出することが望まれている。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における射出成形システム1の機能ブロック図である。図2は、射出成形機2の構成を示す概念図である。
本明細書等においては、図2に示すように、可動金型12(後述)の移動方向をX方向とする。X方向において、可動金型12が固定金型11から離れる方向をX1方向、可動金型12が固定金型11に接近する方向をX2方向とする。
射出成形機2は、固定金型11と可動金型12(後述)との間に形成されるキャビティ内に樹脂を充填して成形品を製造する装置である。射出成形機2は、図2に示すように、金型10、トグル機構装置20及び射出装置30を備えている。金型10、トグル機構装置20及び射出装置30は、図1に示す制御装置3と通信媒体(不図示)を介して接続されている。
固定金型11は、成形面に凹型部を有する金型である。固定金型11は、金型10のX2側に設けられ、固定プラテン13に支持されている。固定プラテン13は、タイバー15に沿ってX(X1−X2)方向に移動しないように構成されている。そのため、固定金型11は、X(X1−X2)方向に移動しない。
図3は、金型10の内部に形成されるキャビティの配置と形状を示す概念図である。
図4は、基準画像Gb(0)〜Gb(3)の一例を示す図である。図5は、検査対象画像G(0)〜G(3)の一例を示す図である。
基準画像Gb(0)〜Gb(3)は、樹脂漏れが発生していない正常時に撮像された画像であり、射出成形作業を実施する前に予め撮像される。図4に示すように、基準画像Gb(0)〜Gb(3)は、樹脂流出部17に樹脂漏れが発生していない成形面の画像となる。
基準画像Gb(0)及び検査対象画像G(0)は、座標(10、110)と座標(90、190)で囲まれた範囲の画像である。
基準画像Gb(1)及び検査対象画像G(1)は、座標(110、110)と座標(190、190)で囲まれた範囲の画像である。
基準画像Gb(2)及び検査対象画像G(2)は、座標(10、10)と座標(90、90)で囲まれた範囲の画像である。
基準画像Gb(3)及び検査対象画像G(3)は、座標(110、10)と座標(190、90)で囲まれた範囲の画像である。
なお、図3では、説明の都合上、紙面の左右方向及び上下方向を座標軸X−Yの方向としている。
可動金型12には、エジェクタ装置(不図示)が連結されている。エジェクタ装置は、金型10で製造された成形品を可動金型12から排出する装置である。エジェクタ装置は、可動金型12の成形面からエジェクタピン(不図示)をX2側に突き出して、可動金型12の成形面から成形品を排出する。
画像取得部50は、1成形サイクルにおいて、固定金型11と可動金型12とを型閉じする前に、カメラ4(後述)に撮影指示信号を送信して、固定金型11の金型面の画像を撮像させる。カメラ4で撮像された画像は、検査対象画像G(0)〜G(3)として記憶部90に記憶される。
操作入力部6は、管理者が各種の文字情報、数値データ、操作指示、動作指示等を入力可能な装置である。操作入力部6は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルディスプレイ等(いずれも不図示)により構成される。操作入力部6は、制御装置3と通信媒体(不図示)を介して接続されている。
図6は、制御装置3において実行される異常検出プログラムの処理手順を示すフローチャートである。なお、射出成形システム1において、異常検出プログラムの処理は、射出制御プログラムの処理と並行して実行される。
ステップS102において、画像取得部50は、1成形サイクルにおいて、固定金型11と可動金型12とが型閉じされる前か否かを判定する。ステップS102において、画像取得部50により、固定金型11と可動金型12とが型閉じされる前であると判定された場合、処理はステップS103へ移行する。一方、ステップS102において、画像取得部50により、固定金型11と可動金型12とが型閉じされる前ではない判定された場合、処理はステップS102へ移行する。
ステップS110において、画像取得部50は、変数iを+1として、ステップS103へ移行する。
第1実施形態の射出成形システム1は、1成形サイクル毎に取得された検査対象画像G(0)〜G(3)と、予め撮像された基準画像Gb(0)〜Gb(3)とを比較することにより、異常の発生しているキャビティを検出する。これによれば、第1実施形態の射出成形システム1では、センサにより樹脂圧を検出する方式のように、センサの検出感度のばらつきや故障により異常が検出できないという不具合が生じないため、樹脂漏れをより確実に検出できる。
図7は、第2実施形態における射出成形システム1Aの機能ブロック図である。
第2実施形態の射出成形システム1Aは、制御装置3に樹脂供給制御部81を備える点が第1実施形態と相違する。第2実施形態の射出成形システム1Aにおいて、射出成形機2の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
第2実施形態の射出成形システム1Aにおいて、樹脂供給制御部81は、異常があると判定されたキャビティに対応するバルブゲートの開タイミングを制御する。そのため、第2実施形態の射出成形システム1Aによれば、樹脂流出部17における樹脂漏れを、より速やかに抑制できる。
図8は、第3実施形態における射出成形システム1Bの機能ブロック図である。図9は、第3実施形態における射出成形機2Bの構成を示す概念図である。
第3実施形態の射出成形システム1Bは、制御装置3にロボット制御部82を備えると共に、射出成形機2Bにロボット装置100を備える点が第1実施形態と相違する。第3実施形態の射出成形システム1Bおいて、その他の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、第3実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
ロボット装置100は、成形後に金型10から成形品を取り出す装置である。ロボット装置100は、制御部、記憶部及び通信部(いずれも不図示)を備えており、制御装置3と通信媒体(不図示)を介して接続されている。なお、図9では、金型10に対するロボット装置100の位置を模式的に示している。
実施形態では、金型10の内部に4つのキャビティC(0)〜C(3)が形成される例について説明したが、キャビティの数は2つ以上あればよい。また、実施形態では、図3に示すように、キャビティC(0)〜C(3)の形状を星形とした例を示したが、キャビティC(0)〜C(3)は、どのような形状であってもよく、それぞれが異なる形状であってもよい。更に、樹脂流出部17の位置は、キャビティの中央部分に限定されない。
Claims (6)
- 固定金型及び前記固定金型に対して移動自在な可動金型からなる金型を備え、前記固定金型と前記可動金型とが型閉じされた前記金型の内部に形成される複数のキャビティそれぞれに樹脂を充填して、各キャビティにおいて成形品を製造する射出成形機の異常を検出する異常検出装置であって、
成形中の前記固定金型及び前記可動金型のうちの少なくとも一方の金型面の画像を検査対象画像として取得する画像取得部と、
前記検査対象画像と基準画像との比較に基づいて、異常の発生している前記キャビティを検出する異常検出部と、
前記異常検出部により異常の発生が検出された前記キャビティの識別情報と異常信号とを対応付けて出力する信号出力部と、
を備える射出成形機の異常検出装置。 - 前記キャビティの前記識別情報は、前記固定金型及び前記可動金型のうちの少なくとも一方の金型面における前記キャビティの位置情報である、請求項1に記載の射出成形機の異常検出装置。
- 前記検査対象画像は、1成形サイクルにおいて、前記固定金型と前記可動金型とを型閉じする前に取得される画像である、請求項1又は2に記載の射出成形機の異常検出装置。
- 前記信号出力部から出力される前記異常信号と対応付けられた前記識別情報に基づいて異常の発生が検出された前記キャビティを特定し、特定した前記キャビティに充填される樹脂の温度を変更する樹脂温度制御部を備える、請求項1から3までのいずれか一項に記載の射出成形機の異常検出装置。
- 前記信号出力部から出力される前記異常信号と対応付けられた前記識別情報に基づいて異常の発生が検出された前記キャビティを特定し、特定した前記キャビティへ樹脂を供給するタイミングを変更する樹脂供給制御部を備える、請求項1から3までのいずれか一項に記載の射出成形機の異常検出装置。
- 1又は複数の前記キャビティから成形品を排出する排出部と、
前記信号出力部から出力される前記異常信号と対応付けられた前記識別情報に基づいて異常の発生が検出された前記キャビティを特定し、特定した前記キャビティで製造された成形品を排出するように前記排出部を制御する排出制御部と、を備える、請求項1から3までのいずれか一項に記載の射出成形機の異常検出装置。
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