JP2021003828A - 射出成形機の異常検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂漏れをより確実に検出できる射出成形機の異常検出装置を提供すること。【解決手段】固定金型及び前記固定金型に対して移動自在な可動金型からなる金型を備え、前記固定金型と前記可動金型とが型閉じされた前記金型の内部に形成される複数のキャビティそれぞれに樹脂を充填して、各キャビティにおいて成形品を製造する射出成形機2の異常を検出する異常検出装置であって、成形中の前記固定金型及び前記可動金型のうちの少なくとも一方の金型面の画像を検査対象画像として取得する画像取得部50と、前記検査対象画像と基準画像との比較に基づいて、異常の発生している前記キャビティを検出する異常検出部60と、異常検出部60により異常の発生が検出された前記キャビティの識別情報と異常信号とを対応付けて出力する信号出力部70と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、射出成形機の異常検出装置に関する。
従来、可動金型と固定金型との間に形成されるキャビティ(空洞)内に樹脂を充填して成形品を製造する射出成形機が知られている。射出成形機では、生産効率を向上させるため、1つの金型に複数のキャビティを設け、1回の成形で多数の成形品を製造することが行われている。このうち、ホットランナー式と呼ばれる金型を使用した射出成形では、複数のキャビティと連通するランナー(樹脂流路)がヒータにより加熱されるため、ランナー内の樹脂を溶融した状態に保つことができる。ホットランナー式の射出成形機は、1回の成形サイクルが終了した後もランナー内で樹脂が固まることがなく、次の成形サイクルにおいて、ランナー内の樹脂をキャビティに充填できるため、樹脂の無駄が少ないという利点がある。
一方、ホットランナー式の射出成形機では、固定金型の樹脂流出部からの樹脂漏れにより樹脂の流通が阻害され、射出時に過大な樹脂圧力が発生して金型を破損したり、成形品の外観に成形不良が発生したりすることがある。これを解決するため、各キャビティ内の樹脂圧を測定することにより、異常の発生を検出するようにした射出成形機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、固定金型の樹脂流出部にバルブゲートと呼ばれる開閉手段を設け、供給される樹脂圧に応じてバルブゲートを制御することにより、樹脂漏れを防止するようにした射出成形機が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−86495号公報 特開2010−131812号公報
上述した従来技術の射出成形機では、樹脂流出部からの樹脂漏れを検出したり、バルブゲートを制御したりするために、樹脂圧を検出するセンサを設ける必要がある。しかし、従来技術の射出成形機では、センサを設けるために金型の形状が複雑になるうえ、成形品の形状や大きさによっては、センサを設置できないこともあり得る。また、複数のキャビティのそれぞれにセンサを設けた場合、各センサの検出感度にばらつきがあったり、一部のセンサに故障があったりすると、樹脂漏れを正確に検出できないことが考えられる。
したがって、射出成形機においては、樹脂漏れをより確実に検出することが望まれている。
本開示の一態様は、固定金型及び前記固定金型に対して移動自在な可動金型からなる金型を備え、前記固定金型と前記可動金型とが型閉じされた前記金型の内部に形成される複数のキャビティそれぞれに樹脂を充填して、各キャビティにおいて成形品を製造する射出成形機の異常を検出する異常検出装置であって、成形中の前記固定金型及び前記可動金型のうちの少なくとも一方の金型面の画像を検査対象画像として取得する画像取得部と、前記検査対象画像と基準画像との比較に基づいて、異常の発生している前記キャビティを検出する異常検出部と、前記異常検出部により異常の発生が検出された前記キャビティの識別情報と異常信号とを対応付けて出力する信号出力部と、を備える。
本開示の一態様によれば、射出成形機の樹脂漏れをより確実に検出できる。
第1実施形態における射出成形システム1の機能ブロック図である。 射出成形機2の構成を示す概念図である。 金型10の内部に形成されるキャビティの配置と形状を示す概念図である。 基準画像Gb(0)〜Gb(3)の一例を示す図である。 検査対象画像G(0)〜G(3)の一例を示す図である。 制御装置3において実行される異常検出プログラムの処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態における射出成形システム1Aの機能ブロック図である。 第3実施形態における射出成形システム1Bの機能ブロック図である。 第3実施形態における射出成形機2Bの構成を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書に添付した図面は、いずれも模式図であり、理解しやすさ等を考慮して、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から変更又は誇張している。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における射出成形システム1の機能ブロック図である。図2は、射出成形機2の構成を示す概念図である。
本明細書等においては、図2に示すように、可動金型12(後述)の移動方向をX方向とする。X方向において、可動金型12が固定金型11から離れる方向をX1方向、可動金型12が固定金型11に接近する方向をX2方向とする。
図1に示すように、射出成形システム1は、射出成形機2、制御装置3、カメラ4、表示装置5及び操作入力部6を備えている。
射出成形機2は、固定金型11と可動金型12(後述)との間に形成されるキャビティ内に樹脂を充填して成形品を製造する装置である。射出成形機2は、図2に示すように、金型10、トグル機構装置20及び射出装置30を備えている。金型10、トグル機構装置20及び射出装置30は、図1に示す制御装置3と通信媒体(不図示)を介して接続されている。
図2に示すように、金型10は、固定金型11と、可動金型12と、を備えている。固定金型11及び可動金型12は、タイバー15により連結されている。
固定金型11は、成形面に凹型部を有する金型である。固定金型11は、金型10のX2側に設けられ、固定プラテン13に支持されている。固定プラテン13は、タイバー15に沿ってX(X1−X2)方向に移動しないように構成されている。そのため、固定金型11は、X(X1−X2)方向に移動しない。
固定金型11には、後述する射出装置30のノズル30Nと接続されるスプルー16が形成されている。スプルー16は、射出装置30から供給された樹脂が流れ込む流路である。スプルー16の出口側の端部には、樹脂流出部17が形成されている。樹脂流出部17は、樹脂が金型10へ充填される際の入口となる部分である。樹脂流出部17には、開閉機構としてのバルブゲート(不図示)が設けられている。なお、図2では、固定金型11及び可動金型12において、キャビティを形成する金型面(成形面)の図示を省略している。
可動金型12は、成形面に凸型部を有する金型である。可動金型12は、金型10のX1側に設けられ、可動プラテン14に支持されている。可動プラテン14は、トグル機構装置20(後述)に連結されており、タイバー15に沿ってX(X1−X2)方向に移動自在に構成されている。そのため、可動金型12は、可動プラテン14と共にX(X1−X2)方向に移動自在となる。可動金型12を、X2側の型閉じ位置まで移動させて固定金型11と共に型締めすると、固定金型11と可動金型12との間に、上述した凹型部と凸型部とからなるキャビティC(0)〜C(3)(後述)が形成される。キャビティC(0)〜C(3)の内部に射出装置30から樹脂を充填することにより、キャビティC(0)〜C(3)のそれぞれにおいて成形品を製造できる。
ここで、金型10の内部に形成されるキャビティC(0)〜C(3)について説明する。
図3は、金型10の内部に形成されるキャビティの配置と形状を示す概念図である。
図4は、基準画像Gb(0)〜Gb(3)の一例を示す図である。図5は、検査対象画像G(0)〜G(3)の一例を示す図である。
一例においては、固定金型11と可動金型12とを型閉じすると、図3に示すように、金型10の内部には、4つのキャビティC(0)、C(1)、C(2)及びC(3)が形成されるものとする。本実施形態において、C(0)、C(1)、C(2)及びC(3)は、各キャビティの識別情報である。以下、キャビティC(0)〜C(3)を総称して、「キャビティ」ともいう。キャビティC(0)〜C(3)のそれぞれの中央部分には、樹脂流出部17が開口している。なお、樹脂流出部17は、図2に示すように、固定金型11に形成されているが、図3では、キャビティC(0)〜C(3)に、それぞれ樹脂流出部17が開口している様子を模式的に示している。
樹脂流出部17が開口している固定金型11の成形面は、カメラ4(後述)によりキャビティC(0)〜C(3)の画像として撮像される。本実施形態では、キャビティC(0)〜C(3)の画像として、基準画像Gb(0)、Gb(1)、Gb(2)、Gb(3)及び検査対象画像G(0)、G(1)、G(2)、G(3)が撮像される。
基準画像Gb(0)〜Gb(3)は、樹脂漏れが発生していない正常時に撮像された画像であり、射出成形作業を実施する前に予め撮像される。図4に示すように、基準画像Gb(0)〜Gb(3)は、樹脂流出部17に樹脂漏れが発生していない成形面の画像となる。
検査対象画像G(0)〜G(3)は、1成形サイクルにおいて、固定金型11と可動金型12とを型閉じする前に撮像される画像である。1成形サイクルとは、金型の型閉じ、射出(樹脂の充填)、型開き、成形品の取り出し、金型の型閉じまでの連続した1工程をいう。検査対象画像G(0)〜G(3)は、1成形サイクル毎に撮像される。図5に示す検査対象画像G(0)〜G(3)の例では、検査対象画像G(1)とG(2)に映し出された樹脂流出部17に樹脂漏れ(図5では、垂れている樹脂をドット模様で示している)が発生している。
基準画像Gb(0)〜Gb(3)及び検査対象画像G(0)〜G(3)の範囲は、図3に示すように、座標軸X−Yの原点(0)からの位置により特定される。
基準画像Gb(0)及び検査対象画像G(0)は、座標(10、110)と座標(90、190)で囲まれた範囲の画像である。
基準画像Gb(1)及び検査対象画像G(1)は、座標(110、110)と座標(190、190)で囲まれた範囲の画像である。
基準画像Gb(2)及び検査対象画像G(2)は、座標(10、10)と座標(90、90)で囲まれた範囲の画像である。
基準画像Gb(3)及び検査対象画像G(3)は、座標(110、10)と座標(190、90)で囲まれた範囲の画像である。
なお、図3では、説明の都合上、紙面の左右方向及び上下方向を座標軸X−Yの方向としている。
再び、図1及び図2を参照して、射出成形システム1の構成を説明する。
可動金型12には、エジェクタ装置(不図示)が連結されている。エジェクタ装置は、金型10で製造された成形品を可動金型12から排出する装置である。エジェクタ装置は、可動金型12の成形面からエジェクタピン(不図示)をX2側に突き出して、可動金型12の成形面から成形品を排出する。
トグル機構装置20は、可動金型12を固定金型11に対してX(X1−X2)方向に移動させることにより、金型の開閉(型閉じ、型開き)、型締め等を行う装置である。トグル機構装置20は、可動プラテン14を移動させるための動力源として、サーボモータ21(図1参照)を備えている。サーボモータ21は、後述する可動部制御部40(制御装置3)により回転方向及び回転量が制御されるモータである。サーボモータ21は、可動部制御部40から送信される型閉じ信号により駆動され、可動プラテン14をタイバー15に沿って固定プラテン13と接近する方向(X2方向)へ移動させる。また、サーボモータ21は、可動部制御部40から送信される型開き信号により駆動され、可動プラテン14をタイバー15に沿って固定プラテン13から離れる方向(X1方向)へ移動させる。
射出装置30は、型閉じされた金型10の内部に、溶融した高温の樹脂を充填する装置である。射出装置30は、キャビティC(0)〜C(3)に連通するランナーにヒータ(不図示)が設けられたホットランナー式の射出装置として構成されている。図2に示すように、射出装置30は、先端のノズル30Nが固定金型11に設けられたスプルー16と接続されている。射出装置30は、サーボモータ31を備え、固定金型11(金型10)はサーボモータ32及びヒータ33を備えている。
サーボモータ31は、可動部制御部40から送信される射出制御信号により駆動されるモータである。サーボモータ31を駆動して、射出装置30のシリンダ内に設けられたスクリュー機構(不図示)を前進させることにより、溶融した樹脂が金型10に向けて供給される。
サーボモータ32は、可動部制御部40から送信されるバルブゲート制御信号により駆動されるモータである。サーボモータ32を駆動して、樹脂流出部17に設けられたバルブゲート(不図示)を開状態とすることにより、金型10の内部に樹脂が充填される。また、サーボモータ32を駆動して、バルブゲートを閉状態とすることにより、金型10への樹脂の充填が停止される。
ヒータ33は、固定金型11の樹脂流出部17を加熱する装置である。ヒータ33は、キャビティC(0)〜C(3)のそれぞれの樹脂流出部17に設けられている。樹脂流出部17から、それぞれのキャビティC(0)〜C(3)に充填される樹脂の温度は、可動部制御部40からヒータ33に送信される温度制御信号により調節される。
制御装置3は、射出成形機2のトグル機構装置20、射出装置30、金型10等の装置と電気的に接続されており、これら各装置の動作を制御する装置である。制御装置3は、CPU(中央処理装置)、メモリ等を含むマイクロプロセッサユニットにより構成される。制御装置3を構成する各部は、射出成形機2の動作を制御するためのアプリケーションプログラム(例えば、射出動作プログラム、異常検出プログラム)を記憶部90から読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働して、各種の機能を実現する。
制御装置3は、図1に示すように、可動部制御部40、画像取得部50、異常検出部60、信号出力部70、樹脂温度制御部80及び記憶部90を備えている。制御装置3において、可動部制御部40の動作は、射出動作プログラムに従って実行される。画像取得部50、異常検出部60、信号出力部70及び樹脂温度制御部80の動作は、異常検出プログラムに従って実行される。画像取得部50、異常検出部60、信号出力部70及び樹脂温度制御部80は、本実施形態において、射出成形機2の異常検出装置を構成する。
可動部制御部40は、トグル機構装置20、射出装置30等の可動機構を備えた装置(可動部)の動作を制御する。射出動作プログラムによるトグル機構装置20、射出装置30等の制御は、一般的な射出成形機の制御と同じであるため、説明を省略する。
画像取得部50は、1成形サイクルにおいて、固定金型11と可動金型12とを型閉じする前に、カメラ4(後述)に撮影指示信号を送信して、固定金型11の金型面の画像を撮像させる。カメラ4で撮像された画像は、検査対象画像G(0)〜G(3)として記憶部90に記憶される。
異常検出部60は、1成形サイクル毎に取得された検査対象画像G(0)〜G(3)と、予め撮像された基準画像Gb(0)〜Gb(3)とをそれぞれ比較することにより、異常の発生しているキャビティを検出する。例えば、パターンマッチングの手法を用いて、検査対象画像G(0)〜G(3)が、それぞれ対応する基準画像Gb(0)〜Gb(3)と一致(又は類似)するか否かを照合することにより、検査対象画像G(0)〜G(3)の各キャビティについて、異常の有無を判定することができる。
信号出力部70は、キャビティの識別情報C(0)〜C(3)と判定信号a(0)〜a(3)とを対応付けて、樹脂温度制御部80へ送信する。判定信号は、キャビティに異常がない又はあることを示す「0」、「1」の情報(フラグ)である。具体的には、信号出力部70は、異常が発生していないキャビティの識別情報には、異常無しを示す「0」のフラグを付けた判定信号を対応付けて送信する。例えば、検査対象画像G(0)に異常がなければ、キャビティの識別情報C(0)に、判定信号a(0)=0を対応付けて樹脂温度制御部80へ送信する。一方、信号出力部70は、異常が発生しているキャビティの識別情報には、異常有りを示す「1」のフラグを付けた判定信号(異常信号)を対応付けて、樹脂温度制御部80へ送信する。例えば、検査対象画像G(1)に異常があれば、キャビティの識別情報C(1)に、判定信号a(1)=1を対応付けて樹脂温度制御部80へ送信する。
樹脂温度制御部80は、信号出力部70から送信される、キャビティの識別情報C(0)〜C(3)と対応付けられた判定信号に基づいて、該当するキャビティの異常の有無を判定し、異常があると判定されたキャビティに充填される樹脂の温度を変更する。具体的には、樹脂温度制御部80は、異常があると判定されたキャビティに樹脂を充填する樹脂流出部17を加熱するヒータ33(図2参照)の温度を制御して、樹脂の温度を変更する。例えば、キャビティに樹脂漏れが発生している場合、ヒータ33の温度を低くして、樹脂の流動性を低下させることにより樹脂漏れを防止する。
記憶部90は、射出成形機2で実行される各種プログラム、データ等が記憶される記憶装置である。記憶部90は、例えば、半導体メモリ、ハードディスク装置等により構成される。記憶部90には、カメラ4で撮像された基準画像Gb(0)〜Gb(3)、検査対象画像G(0)〜G(3)等が記憶される。また、記憶部90には、アプリケーションプログラムとして、例えば、射出動作プログラム、異常検出プログラムが記憶される。
カメラ4は、固定金型11の金型面を撮像する装置である。カメラ4には、例えば、CCD又はCMOSイメージセンサを備えたデジタルカメラが用いられる。カメラ4は、図2に示すように、金型10から離れた場所に設置してもよいし、キャビティを近接して撮像するように、金型10で成形された成形品を金型10から取り出すロボット(不図示)のハンド部に設置してもよい。カメラ4は、制御装置3と通信媒体(不図示)を介して接続されている。カメラ4は、画像取得部50(制御装置3)から送信される撮影指示信号に従って、固定金型11の金型面を、キャビティC(0)〜C(3)の画像として撮像する。カメラ4で撮像された検査対象画像G(0)〜G(3)は、制御装置3の記憶部90に記憶される。なお、樹脂漏れが発生していない基準画像Gb(0)〜Gb(3)についても、予めカメラ4により撮像される。
表示装置5は、各種のデータ、メッセージ、図形等を表示可能なディスプレイ装置である。例えば、異常検出部60において異常の発生が検出されたキャビティの画像を表示装置5に表示させることにより、管理者は、該当するキャビティに発生した異常の種類、程度を判別できる。表示装置5は、制御装置3と通信媒体(不図示)を介して接続されている。
操作入力部6は、管理者が各種の文字情報、数値データ、操作指示、動作指示等を入力可能な装置である。操作入力部6は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルディスプレイ等(いずれも不図示)により構成される。操作入力部6は、制御装置3と通信媒体(不図示)を介して接続されている。
次に、射出成形システム1の制御装置3で実行される異常検出プログラムの処理内容を、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
図6は、制御装置3において実行される異常検出プログラムの処理手順を示すフローチャートである。なお、射出成形システム1において、異常検出プログラムの処理は、射出制御プログラムの処理と並行して実行される。
図6に示すステップS101において、画像取得部50(制御装置3)は、キャビティC(0)〜C(3)のカウント値となる変数iを0にセットする。
ステップS102において、画像取得部50は、1成形サイクルにおいて、固定金型11と可動金型12とが型閉じされる前か否かを判定する。ステップS102において、画像取得部50により、固定金型11と可動金型12とが型閉じされる前であると判定された場合、処理はステップS103へ移行する。一方、ステップS102において、画像取得部50により、固定金型11と可動金型12とが型閉じされる前ではない判定された場合、処理はステップS102へ移行する。
ステップS103(ステップS102:YES)において、画像取得部50は、キャビティ数のカウント値である変数iが4未満か否かを判定する。ステップS103において、画像取得部50により、変数iが4未満であると判定された場合、処理はステップS104へ移行する。一方、ステップS103において、画像取得部50により、変数iが4を超えると判定された場合、処理はステップS111へ移行する。
ステップS104(ステップS103:YES)において、画像取得部50は、カメラ4に撮影指示信号を送信して、キャビティC(i)の検査対象画像G(i)を撮像させる。例えば、変数iが0であれば、キャビティC(0)の検査対象画像G(0)を撮像させる。画像取得部50は、カメラ4により撮像された検査対象画像G(i)を記憶部90に記憶させる。
ステップS105において、異常検出部60は、画像取得部50により取得された検査対象画像G(i)と基準画像Gb(i)とを比較することにより、キャビティC(i)に異常が発生しているか否かを判定する。ステップS105において、異常検出部60により、キャビティC(i)に異常が発生していない判定された場合、処理はステップS106へ移行する。一方、ステップS105において、異常検出部60により、キャビティC(i)に異常が発生していると判定された場合、処理はステップS107へ移行する。
ステップS106(ステップS105:YES)において、信号出力部70は、キャビティの識別情報C(i)に、判定信号a(i)=0(異常無し)を対応付けて樹脂温度制御部80へ送信する。例えば、図5に示すように、キャビティC(0)とC(3)に異常がない場合、信号出力部70は、キャビティC(0)の識別情報と、キャビティC(3)の識別情報に、それぞれ判定信号a(i)=0(異常無し)を対応付けて樹脂温度制御部80へ送信する。
ステップS107(ステップS105:NO)において、信号出力部70は、キャビティの識別情報C(i)に、判定信号a(i)=1(異常有り)を対応付けて樹脂温度制御部80へ送信する。例えば、図5に示すように、キャビティC(1)とC(2)に異常がある場合、信号出力部70は、キャビティC(1)の識別情報と、キャビティC(2)の識別情報に、それぞれ判定信号a(i)=1(異常有り)を対応付けて樹脂温度制御部80へ送信する。
ステップS108において、樹脂温度制御部80は、信号出力部70から送信された、キャビティの識別情報C(i)と対応付けられた判定信号a(i)に基づいて、キャビティC(i)に異常があるか否かを判定する。ステップS108において、樹脂温度制御部80により、キャビティC(i)に異常があると判定された場合、処理はステップS109へ移行する。一方、ステップS108において、樹脂温度制御部80により、キャビティC(i)に異常がないと判定された場合、処理はステップS110へ移行する。
ステップS109(ステップS108:YES)において、樹脂温度制御部80は、キャビティC(i)に樹脂を充填する樹脂流出部17を加熱するヒータ33(図2参照)の温度を制御して、樹脂の温度を低くするように変更する。
ステップS110において、画像取得部50は、変数iを+1として、ステップS103へ移行する。
ステップS111(ステップS103:NO)において、画像取得部50は、可動部制御部40により実行されている成形サイクルが終了したか否かを判定する。ステップS111において、画像取得部50により、成形サイクルが終了したと判定された場合、本フローチャートの処理は、終了する。一方、ステップS111において、画像取得部50により、成形サイクルが終了していないと判定された場合、処理はステップS101へ移行する。
上述した第1実施形態の射出成形システム1によれば、例えば、以下のような効果を奏する。
第1実施形態の射出成形システム1は、1成形サイクル毎に取得された検査対象画像G(0)〜G(3)と、予め撮像された基準画像Gb(0)〜Gb(3)とを比較することにより、異常の発生しているキャビティを検出する。これによれば、第1実施形態の射出成形システム1では、センサにより樹脂圧を検出する方式のように、センサの検出感度のばらつきや故障により異常が検出できないという不具合が生じないため、樹脂漏れをより確実に検出できる。
第1実施形態の射出成形システム1において、画像を取得するカメラ4は、図2に示すように、金型10から離れた場所、或いは、金型10で成形された成形品を金型10から取り出すロボット(不図示)のハンド部に設置される。そのため、カメラ4は、金型10の動作や形状に影響を与えることがなく、成形品の形状や大きさにより設置場所に制約を受けることもない。したがって、第1実施形態の射出成形システム1は、既存の射出成形機に容易に適用できる。
第1実施形態の射出成形システム1において、画像取得部50は、検査対象画像G(0)〜G(3)として、固定金型11の金型面の画像を取得する。そのため、第1実施形態の射出成形システム1において、異常検出部60は、樹脂流出部17(図2参照)における樹脂漏れの有無をより正確に検出できる。
第1実施形態の射出成形システム1において、画像取得部50は、検査対象画像G(0)〜G(3)として、固定金型11と可動金型12とを型閉じする前に撮像される画像を取得する。そのため、第1実施形態の射出成形システム1において、異常検出部60は、金型10に樹脂が充填された後の樹脂流出部17における樹脂漏れの有無をより速やかに検出できる。
第1実施形態の射出成形システム1において、樹脂温度制御部80は、異常があると判定されたキャビティに樹脂を充填する樹脂流出部17を加熱するヒータ33の温度を制御して、樹脂の温度を変更する。そのため、第1実施形態の射出成形システム1は、樹脂流出部17における樹脂漏れや、樹脂の詰まりを、より効果的に抑制できる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態における射出成形システム1Aの機能ブロック図である。
第2実施形態の射出成形システム1Aは、制御装置3に樹脂供給制御部81を備える点が第1実施形態と相違する。第2実施形態の射出成形システム1Aにおいて、射出成形機2の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図7に示すように、第2実施形態の射出成形システム1Aは、制御装置3に樹脂供給制御部81を備えている。樹脂供給制御部81は、信号出力部70から送信される、キャビティの識別情報C(0)〜C(3)と対応付けられた判定信号に基づいて、該当するキャビティの異常の有無を判定し、異常があると判定されたキャビティに樹脂を充填するタイミングを変更する。第2実施形態の射出成形システム1では、図6に示すフローチャートのステップS109において、樹脂供給制御部81により上記処理が実行される。
具体的には、樹脂供給制御部81は、異常があると判定されたキャビティに樹脂を充填する樹脂流出部17に設けられたバルブゲート(不図示)を開閉するサーボモータ32(図1及び図2参照)を制御する。樹脂供給制御部81は、異常があると判定されたキャビティに対応するバルブゲートの開タイミングを制御することにより、樹脂流出部17における樹脂漏れを抑制する。例えば、キャビティに樹脂漏れが発生している場合には、射出動作の開始に対してバルブゲートの開タイミングが早すぎるので、バルブゲートの開タイミングを遅くして、樹脂漏れを抑制する。
第2実施形態の射出成形システム1Aにおいて、樹脂供給制御部81は、異常があると判定されたキャビティに対応するバルブゲートの開タイミングを制御する。そのため、第2実施形態の射出成形システム1Aによれば、樹脂流出部17における樹脂漏れを、より速やかに抑制できる。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態における射出成形システム1Bの機能ブロック図である。図9は、第3実施形態における射出成形機2Bの構成を示す概念図である。
第3実施形態の射出成形システム1Bは、制御装置3にロボット制御部82を備えると共に、射出成形機2Bにロボット装置100を備える点が第1実施形態と相違する。第3実施形態の射出成形システム1Bおいて、その他の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、第3実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部分には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図8に示すように、第3実施形態の射出成形システム1Bは、制御装置3にロボット制御部82(排出制御部)を備えている。また、第3実施形態の射出成形システム1Bは、図9に示すように、射出成形機2Bにロボット装置100(排出部)を備えている。
ロボット装置100は、成形後に金型10から成形品を取り出す装置である。ロボット装置100は、制御部、記憶部及び通信部(いずれも不図示)を備えており、制御装置3と通信媒体(不図示)を介して接続されている。なお、図9では、金型10に対するロボット装置100の位置を模式的に示している。
ロボット制御部82は、信号出力部70から送信される、キャビティの識別情報C(0)〜C(3)と対応付けられた判定信号に基づいて、該当するキャビティの異常の有無を判定し、異常があると判定されたキャビティで製造された成形品を排出するようにロボット装置100を制御する。本実施形態において、前述したエジェクタ装置(不図示)により排出される成形品は、良品として回収される。また、異常が発生しているキャビティで製造された成形品は、不良品としてロボット装置100により排出される。
第3実施形態の射出成形システム1Bにおいて、ロボット制御部82は、異常があると判定されたキャビティで製造された成形品を排出するようにロボット装置100を制御する。そのため、第3実施形態の射出成形システム1Bによれば、不良品となった成形品が、良品の成形品に紛れ込むことを抑制できる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本開示の技術的範囲内に含まれる。また、実施形態に記載した効果は、本開示から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、以下の説明では、第1〜第3実施形態を総称して「実施形態」ともいう。
(変形形態)
実施形態では、金型10の内部に4つのキャビティC(0)〜C(3)が形成される例について説明したが、キャビティの数は2つ以上あればよい。また、実施形態では、図3に示すように、キャビティC(0)〜C(3)の形状を星形とした例を示したが、キャビティC(0)〜C(3)は、どのような形状であってもよく、それぞれが異なる形状であってもよい。更に、樹脂流出部17の位置は、キャビティの中央部分に限定されない。
実施形態では、射出成形機2にカメラ4を1つ設けた例について説明したが、カメラ4を複数設けた構成としてもよい。本構成によれば、画像取得部50(図1参照)において、検査対象画像G(0)〜G(3)を、より速やかに取得できる。また、1つのカメラで4か所のキャビティを一度に撮像した後、画像を切り分けることにより検査対象画像G(0)〜G(3)を取得してもよい。
実施形態では、樹脂漏れが発生する可能性のある固定金型11の金型面を撮像した画像を検査対象画像とした例について説明したが、樹脂漏れにより不良品が成形される可動金型12の金型面を撮像した画像を検査対象画像としてもよい。また、固定金型11及び可動金型12の両方の金型面を撮像した画像を検査対象画像としてもよい。その場合、固定金型11及び可動金型12について、それぞれ異常の発生していない正常時に撮像した画像を基準画像として記憶しておけばよい。
第3実施形態の射出成形システム1Bにおいて、異常が検出された成形サイクルで製造された成形品を、ロボット装置100により、まとめて不良品として排出するようにしてもよい。また、第3実施形態の射出成形システム1Bにおいて、制御装置3に樹脂温度制御部80(第1実施形態)を設けて、樹脂の温度を変更する制御を実行してもよいし、制御装置3に樹脂供給制御部81(第2実施形態)を設けて、バルブゲートの開タイミングを制御する処理を実行してもよい。
1,1A,1B:射出成形システム、2,2B:射出成形機、3:制御装置、4:カメラ、10:金型、11:固定金型、12:可動金型、17:樹脂流出部、30:射出装置、40:可動部制御部、50:画像取得部、60:異常検出部、70:信号出力部、80:樹脂温度制御部、81:樹脂供給制御部、82:ロボット制御部、90:記憶部、100:ロボット装置

Claims (6)

  1. 固定金型及び前記固定金型に対して移動自在な可動金型からなる金型を備え、前記固定金型と前記可動金型とが型閉じされた前記金型の内部に形成される複数のキャビティそれぞれに樹脂を充填して、各キャビティにおいて成形品を製造する射出成形機の異常を検出する異常検出装置であって、
    成形中の前記固定金型及び前記可動金型のうちの少なくとも一方の金型面の画像を検査対象画像として取得する画像取得部と、
    前記検査対象画像と基準画像との比較に基づいて、異常の発生している前記キャビティを検出する異常検出部と、
    前記異常検出部により異常の発生が検出された前記キャビティの識別情報と異常信号とを対応付けて出力する信号出力部と、
    を備える射出成形機の異常検出装置。
  2. 前記キャビティの前記識別情報は、前記固定金型及び前記可動金型のうちの少なくとも一方の金型面における前記キャビティの位置情報である、請求項1に記載の射出成形機の異常検出装置。
  3. 前記検査対象画像は、1成形サイクルにおいて、前記固定金型と前記可動金型とを型閉じする前に取得される画像である、請求項1又は2に記載の射出成形機の異常検出装置。
  4. 前記信号出力部から出力される前記異常信号と対応付けられた前記識別情報に基づいて異常の発生が検出された前記キャビティを特定し、特定した前記キャビティに充填される樹脂の温度を変更する樹脂温度制御部を備える、請求項1から3までのいずれか一項に記載の射出成形機の異常検出装置。
  5. 前記信号出力部から出力される前記異常信号と対応付けられた前記識別情報に基づいて異常の発生が検出された前記キャビティを特定し、特定した前記キャビティへ樹脂を供給するタイミングを変更する樹脂供給制御部を備える、請求項1から3までのいずれか一項に記載の射出成形機の異常検出装置。
  6. 1又は複数の前記キャビティから成形品を排出する排出部と、
    前記信号出力部から出力される前記異常信号と対応付けられた前記識別情報に基づいて異常の発生が検出された前記キャビティを特定し、特定した前記キャビティで製造された成形品を排出するように前記排出部を制御する排出制御部と、を備える、請求項1から3までのいずれか一項に記載の射出成形機の異常検出装置。
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