JP2634419B2 - 充電回路 - Google Patents

充電回路

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスイッチングレギュレータのトランスの2次
巻線に誘起される電圧を直流電源の電圧に加算して電池
の充電を行う充電回路に関するものである。
[従来の技術] 従来の直流電源を電源として電池を充電する充電回路
としては第14図に示すものがある。この充電回路では、
直流電源1をスイッチングレギュレータ2及びこのスイ
ッチングレギュレータ2出力を整流する出力ダイオード
D0を介して電池3に供給しており、スイッチングレギュ
レータ2のトランスTの2次巻線L2を直流電源1に直列
に接続してある。なお、この充電回路のスイッチングレ
ギュレータ2は必ずしも昇圧型である必要はなく、降圧
型であっても良い。いま、直流電源1の電圧をVin、ス
イッチングレギュレータ2の出力電圧であるトランスT
の2次巻線L2に誘起される電圧をVsoとすると、電池3
に印加されるこの充電回路の出力電圧Voは、 Vo=Vin+Vso となる。また、この充電回路の充電電流をIoとすると、
スイッチングレギュレータ2の出力Woは、 Wo=Vso・Io となる。ところで、第15図に示す昇圧型のスイッチング
レギュレータ2のトランスTの2次巻線L2に誘起される
電圧で電池3を充電する一般の充電回路では、出力Wo
は、 Wo=Vo・Io となり、大型で高出力のスイッチングレギュレータ2が
必要であった。これに対して、上記第14図の充電回路で
は直流電源1の電圧Vinにスイッチングレギュレータ2
の出力電圧Vsoを加算するだけであるので、スイッチン
グレギュレータ2の出力電圧を低くでき、充電回路が小
型・軽量・低コストとなる利点がある。
ところが、上述の充電回路で、もし過放電状態にある
電池3を充電する場合や、あるいは直流電源1の電圧Vi
nが変動する場合で、充電する電池3の電圧Voより直流
電源1の電圧Vinが高いとき、スイッチングレギュレー
タ2が動作しなくなる。つまり、充電する電池3の電圧
Voより直流電源1の電圧Vinが高いときには、その電圧
差により直流電源1より直接に2次巻線L2及び出力ダイ
オードD0を介して電流が流れ、第16図(a)に示す極性
の電圧が2次巻線L2に発生し、この電圧の極性は第16図
(b)に示す通常のスイッチングレギュレータ2のスイ
ッチング動作により2次巻線L2に誘起される電圧(この
場合にはVo>Vin)の極性とは逆になり、このため2次
巻線L2の電圧によりスイッチングレギュレータ2のトラ
ンスTの1次巻線L1及び帰還巻線LBの電圧が打ち消さ
れ、スイッチングレギュレータQ0が動作しなくなり、ス
イッチングレギュレータ2が発振動作できなくなるため
である。この場合には、直流電源1の電圧Vinにスイッ
チングレギュレータ2の出力電圧Vsoが加算されないた
め、充電電流Ioは、直流電源1の電圧Vinと電池電圧Vo
との電位差Vin−Voを2次巻線L2の抵抗分と出力ダイオ
ードD0の順方向電圧によって定まる抵抗分とで除した値
となり、電位差Vin−Voが小さい場合充電電流Ioも小さ
くなる。電源電圧Vinを一定にした場合の充電電流Ioと
出力電圧Voとの関係は第17図に示すようになる。もし、
Vin>Voの状態で充電が開始されると、充電により電池
電圧Voが上昇し、Vin−Voが小さい状態となり、充電電
流Ioが小さくなり、充電時間が長くなる。但し、この状
態でもVin−Vo≒0となれば、2次巻線L2の逆バイアス
がなくなり、スイッチングレギュレータ2が動作して大
電流で電池3の充電は可能となる。第18図にVin>Vo状
態からの充電と、Vo<Vin状態からの充電との差を示
す。上述のVin>Voとなるケースは、内蔵された12Vの蓄
電池を有する電源装置を走行中の車のバッテリを電源と
して充電する場合で、内蔵された蓄電池が過放電してい
る時や、走行中の車のバッテリが上昇した時、または逆
に内蔵された12Vの蓄電池を電源としてバッテリのあが
った車のバッテリチャージを行った場合で、車のバッテ
リが過放電されている時などに発生し、どちらも短時間
で急速な充電が必要であるため、非常に大きな不具合と
なる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、直流電源の電圧が電池電圧より高
い場合でも、スイッチングレギュレータの発振を可能と
し、大電流で電池を急速充電することができる充電回路
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明では直流電源をス
イッチングレギュレータを介して電池に供給し、スイッ
チングレギュレータのトランスの2次巻線を直流電源に
直列に接続して、トランスの2次巻線に誘起される電圧
を直流電源の電圧に加算して電池の充電を行う充電回路
において、上記直流電源の電圧が電池電圧より高い場合
に電池のスイッチングレギュレータへの接続及び切離し
を継続的に行うスイッチング手段をスイッチングレギュ
レータ出力と電池との間に設けるようにしてある。
また、関連発明においては、スイッチングレギュレー
タ出力を整流して電池に印加する出力ダイオード、及び
スイッチングレギュレータのトランスの2次巻線の抵抗
分の和よりも小さな抵抗値を有するダイオードを出力ダ
イオード及び2次巻線に並列に接続するようにしてあ
る。
(作用) 本発明は、上述のように直流電源の電圧が電池電圧よ
り高い場合に電池のスイッチングレギュレータへの接続
及び切離しを継続的に行うスイッチング手段をスイッチ
ングレギュレータ出力と電池との間に設けることによ
り、スイッチ手段により一度電池をスイッチングレギュ
レータから切り離してスイッチングレギュレータを動作
させ、その出力に再び電池をつないで電池電圧を上昇さ
せて電池電圧を電源電圧に近付け、トランスの2次巻線
の逆バイアスをなくして、スイッチングレギュレータを
継続動作させるようにしてある。
また、関連発明ではスイッチングレギュレータ出力を
整流して電池に印加する出力ダイオード、及びスイッチ
ングレギュレータのトランスの2次巻線の抵抗分の和よ
りも小さな抵抗値を有するダイオードを出力ダイオード
及び2次巻線に並列に接続することにより、電池電圧よ
りも電源電圧が高い場合には並列接続されたダイオード
を介して電池電圧と電源電圧との電位差による電流を流
して、2次巻線が逆バイアスされないようにし、スイッ
チングレギュレータを継続動作させるようにしてある。
(実施例1) 第1図及び第2図に特定発明の一実施例を示す。本実
施例では、直流電源1が供給されると動作する発振IC4a
からなる発振回路4と、この発振回路4出力でオンオフ
するリレーRyとでスイッチ手段を構成し、上記リレーRy
の接点rを出力ダイオードD0と電池3との間に接続して
ある。
直流電源1が接続されると、発振回路4は発振を開始
し、リレーRyはその発振回路4出力によりオンオフを繰
り返す。ここで、直流電源1の電圧Vinが電池電圧Voよ
り高い場合、リレーRyのオン時にはリレーRyの接点rが
閉成して、スイッチングレギュレータ2は上述の従来例
にて説明した理由により動作しないが、リレーRyがオフ
の時にはリレーRyの接点rが開成して電池3が切り離さ
れるため、スイッチングレギュレータ2の出力がオープ
ンになり、スイッチングレギュレータ2が動作し、大き
な出力を発生する。そして、リレーRyが再びオンして接
点rが閉成したときには、上記出力による充電電流が電
池3に流れ、電池電圧Voはその大きな電流により急上昇
する。この充電により電池電圧Voが直流電源1の電圧Vi
nに近付くと、スイッチングレギュレータ2はリレーRy
のオン時でも動作するようになる。このようにしてスイ
ッチングレギュレータ2が動作すると、大電流による電
池3の充電が継続され、電池電圧Voは上昇を続け、再び
Vin>Voとなることはなく、スイッチングレギュレータ
2の動作は継続し、従来例より短時間で充電が完了する
ことになる。なお、この場合、リレーRyのオン時間は長
く、オフ時間は短くするように発振回路4のデューティ
を設定する必要がある。つまり、リレーRyのオフ時間に
は電池3には充電電流が流れないので、リレーRyのオフ
時間を長くすると充電時間が長くなるためである。第2
図に従来例との充電特性の比較を示す。なお、図中の実
線が本実施例を示し、破線が従来例を示す。
(実施例2) 第3図に特定発明の他の実施例を示す。本実施例では
スイッチ手段を発振回路4とトランジスタQ1とで構成
し、発振回路4出力でトランジスタQ1の導通を制御する
ようにしてある。上記トランジスタQ1は第1の実施例の
リレーRyと出力ダイオードD0との役目を為し、低コスト
化が図れる。
(実施例3) 第4図及び第5図に特定発明のさらに他の実施例を示
す。上述の第1の実施例では充電中は常にリレーRyがオ
ンオフしているため、リレーRyのオフ期間が充電中に必
ずあり、このため平均充電電流を落とし、充電時間を長
くするという問題がある。また、スイッチングレギュレ
ータ2が発振動作を開始した後は、リレーRyをオンオフ
させる必要はない。また、Vin>Voの時でも充電電流Io
が充分に大きい場合はリレーRyをオンオフさせる必要は
ない。つまり、Vin>Voの時で充電電流Ioが充分に大き
い時に、リレーRyをオンオフさせて電池電圧Voを上昇さ
せても、電池電圧Voは電源電圧Vinに近付かないため、
スイッチングレギュレータ2は動作せず、逆に平均充電
電流を減らし、電池電圧Voの上昇を妨げてスイッチング
レギュレータ2が動作するまでの時間を延ばす、つまり
は充電完了までの時間を延ばす結果となる。そこで、本
実施例ではVin>Voで、且つIo<一定値の時以外はリレ
ーRyのオンオフを停止し、リレーRyを常にオン状態にす
るようにしてある。このため、電源電圧Vinと電池電圧V
oとを比較するコンパレータ5と、充電電流Ioを一定値
と比較するコンパレータ6とを設け、このコンパレータ
5,6出力で発振回路4の発振を止めて、発振IC4a出力を
常時ハイレベルにするようにしてある。更に詳しくは、
上記コンパレータ5は電池電圧Voが電源電圧Vinより高
くなったことを検出するもので、電池電圧Voが電源電圧
Vin以上になると出力がローレベルとなる。また、コン
パレータ6は電池3と直列に接続された抵抗R1にて充電
電流Ioを電圧に変換し、ツエナダイオードZDのツエナ電
圧を基準電圧として、充電電流I0が一定値より大きいこ
とを検出し、このように充電電流Ioが一定値より大きい
とき出力がローレベルとなる。なお、本実施例の発振回
路4の発振IC4aのアース端子と直流電源1のアースとの
間にはトランジスタQ2を接続してあり、このトランジス
タQ2を夫々のコンパレータ5,6出力で制御して発振IC4a
の発振を停止する。つまり、コンパレータ5,6のいずれ
かの出力がローレベルであると、トランジスタQ2がオフ
となるので、発振IC4aのアースが浮くために発振IC4aに
は電源が供給されず、発振が停止し、発振IC4a出力はハ
イレベルに保持され、従ってリレーRyはオン状態に保た
れ、接点rは常時オンとなる。第5図は本実施例と第1
の実施例との比較を示す図であり、本実施例の充電特性
を実線で、第1の実施例の充電特性を破線で示してあ
る。本実施例によればVin>Voで、且つIo<一定値の時
以外はリレーRyのオンオフを停止するので、第5図に示
すようにさらに充電時間を短くできる。
(実施例4) 第6図及び第7図に特定発明のさらに他の実施例を示
す。上述の第3の実施例ではリレーRyのオンオフでスイ
ッチングレギュレータ2の動作が継続できるか否かを、
充電電流Ioのレベルで判断していたが充電電流Ioを検知
する場合、一般的には抵抗RIのような抵抗の両端電圧に
変換して検知するため、どうしても損失が発生してしま
う。損失はIo2RIであるので、充電電流Ioのような大き
な電流が流れる場合、損失も当然に大きく、結果的に充
電電流Ioを下げ、スイッチングレギュレータ2の動作ま
での時間を延ばすことになり、充電完了までの時間が長
くなる。
ところで、スイッチングレギュレータ2が動作しない
時の充電電流Ioは、従来の技術の項で説明したように、
電位差Vin−Voを出力ダイオードD0と2次巻線L2の抵抗
分で除したものである。出力ダイオードD0と2次巻線L2
の抵抗分は既知のものであるので、充電電流Ioは電位差
Vin−Voで代わりに検知できる。そこで、本実施例では
コンパレータ7で電源電圧VinからツエナダイオードZD2
のツエナ電圧を引いた値と電池電圧Voとを比較して充電
電流Ioを検出するようにしてある。つまり、ツエナダイ
オードZD2のツエナ電圧により充電電流Ioが一定値以上
であるかどうかを検出する。この場合、電池電圧Voと電
源電圧Vinとの差が小さくなって充電電流Ioが小さくな
ったということは、電源電圧VinからツエナダイオードZ
D2のツエナ電圧を引いた値より電池電圧Voが大きくなっ
たことを意味し、このときコンパレータ7の出力がハイ
レベルとなるようにしてある。従って、電池電圧Voが電
源電圧VinからツエナダイオードZD2のツエナ電圧を引い
た値より低いとき、このコンパレータ7出力にてリレー
Ryを発振回路4出力に接続して、リレーRyをオンオフさ
せるようにしてある。第7図は本実施例と第3の実施例
の実施例との充電特性の比較を示す図であり、抵抗RI
損失がないだけ充電時間は短くなっている。
(実施例5) 第8図乃至第10図に関連発明の一実施例を示す。上述
の特定発明においてはリレーRy等のスイッチ手段により
一度電池3をスイッチングレギュレータ2から切り離
し、スイッチングレギュレータ2を動作させ、その出力
に再び電池3をつないで電池電圧Voを上昇させてVo≒Vi
nとし、2次巻線L2の逆バイアスをなくし、スイッチン
グレギュレータ2を継続動作させるものであったが、Vi
n》Voの場合2次巻線L2の逆バイアスが大きく、Vo≒Vin
まで達しないので、スイッチングレギュレータ2は継続
動作しなかった。
そこで、本実施例では2次巻線L2と出力ダイオードD0
とに並列にダイオードD1を接続してある。このダイオー
ドD1としては例えばショットキーダイオードを用いるこ
とにより、2次巻線L2と出力ダイオードD0の抵抗分より
小さい抵抗値にする。このため、Vin>Voの時の電位差
による電流は、2次巻線L2と出力ダイオードD0を通ら
ず、ダイオードD1を通って流れ、2次巻線L2は逆バイア
スされなくなる。つまり、本実施例ではVin》Voであっ
ても2次巻線L2は殆ど逆バイアスされないため、スイッ
チングレギュレータ2は動作し、大きな充電電流Ioを電
池3に流すことができる。本実施例と特定発明との充電
特性の比較を第9図に示す。この第9図により明らかな
ように、本関連発明に係る実施例の場合、電池電圧Voが
電源電圧Vinより小さくなってもスイッチングレギュレ
ータ2により大きな充電電流Ioが得られることが分か
る。このスイッチングレギュレータ2の動作の限界は、
2次巻線L2及び出力ダイオードD0の抵抗分とダイオード
D1の抵抗分との差であり、ダイオードD1の品種を選んだ
り、2次巻線L2の巻線径を変えたりして、その差を調節
すればVinレベルに近付けたり、遠ざけたりできる。な
お、このような場合抵抗を出力ダイオードD0あるいはダ
イオードD1に直列に接続する方法も考えられるが、この
場合には損失になるので好ましくない。但し、スイッチ
ングレギュレータ2の動作の限界がVinレベルより遠い
と、その時の充電電流Ioが非常に大きくなり、回路素子
や直流電源配線や電池3に破壊や劣化を招く危険性があ
る。第10図は従来例と本実施例との比較を示す図であ
り、同じく過放電された電池3を充電した時の充電特性
である。第10図から明らかなように本実施例は初期から
スイッチングレギュレータ2が動作し、常に大電流で電
池3を充電していることが分かる。従って、本実施例の
方が当然に充電時間は短くなる。
(実施例6) 第11図に関連発明の他の実施例を示す。上述の第5の
実施例では、スイッチングレギュレータ2が動作してい
るため、関連発明の第1の実施例にて説明したようにと
もすればVin》Voの時に大電流が流れ過ぎることがあ
る。そこで、電池3に直列に接続された抵抗RIにて充電
電流Ioを電圧変換し、この電圧をコンパレータ8でツエ
ナダイオードZD3のツエナ電圧を基準電圧と比較して、
充電電流Ioが限界電流以上に大きくなった場合、コンパ
レータ8出力でスイッチングレギュレータ2の動作を停
止するようにしてある。つまり、コンパレータ8出力を
ローレベルにしてスイッチングトランジスタQ0のベース
電流を引き込み、スイッチングレギュレータ2の動作を
停止させるようにしてある。
(実施例7) 第12図及び第13図に関連発明のさらに他の実施例を示
す。本実施例は特定発明の第4実施例の思想を本関連発
明に適用したものであり、充電電流Ioは電位差Vin−Vo
で定まるので、充電電流Ioの限界は電位差Vin−Voで定
まる。従って、電源電圧VinからツエナダイオードZD4
ツエナ電圧を引いた電圧Vo′を、充電電流Ioが限界レベ
ルに達する電圧とし、この電圧Vo′と電池電圧Voとを比
較して、電源電圧Voが大きいとき第13図に示すようにス
イッチングレギュレータ2の動作を停止するようにして
ある。
[発明の効果] 本発明は上述のように、直流電源をスイッチングレギ
ュレータを介して電池に供給し、スイッチングレギュレ
ータのトランスの2次巻線を直流電源に直列に接続し
て、トランスの2次巻線に誘起される電圧を直流電源の
電圧に加算して電池の充電を行う充電回路において、上
記直流電源の電圧が電池電圧より高い場合に電池のスイ
ッチングレギュレータへの接続及び切離しを継続的に行
うスイッチング手段をスイッチングレギュレータ出力と
電池との間に設けてあるので、スイッチ手段により一度
電池をスイッチングレギュレータから切り離してスイッ
チングレギュレータを動作させ、その出力に再び電池を
つないで電池電圧を上昇させて電池電圧を電源電圧に近
付け、トランスの2次巻線の逆バイアスをなくして、ス
イッチングレギュレータを継続動作させることができ、
このため電池電圧より電源電圧が高い場合にもスイッチ
ングレギュレータを発振させて大電流で電池を急速に充
電することができる。
また、関連発明にあっては、スイッチングレギュレー
タ出力を整流して電池に印加する出力ダイオード、及び
スイッチングレギュレータのトランスの2次巻線の抵抗
分の和よりも小さな抵抗値を有するダイオードを出力ダ
イオード及び2次巻線に並列に接続してあるので、電池
電圧よりも電源電圧が高い場合には並列接続されたダイ
オードを介して電池電圧と電源電圧との電位差による電
流を流して、2次巻線が逆バイアスされないようにで
き、このためスイッチングレギュレータを継続動作させ
ることができ、従って電池電圧より電源電圧が高い場合
にもスイッチングレギュレータを発振させて大電流で電
池を急速に充電することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は特定発明の一実施例の回路図、第2図は同上と
従来例との充電特性の比較を示す特性図、第3図は他の
実施例の回路図、第4図はさらに他の実施例の回路図、
第5図は同上の特性図、第6図はさらに他の実施例の回
路図、第7図は同上の特性図、第8図は関連発明の一実
施例の回路図、第9図及び第10図は同上の特性図、第11
図は他の実施例の回路図、第12図はさらに他の実施例の
回路図、第13図は同上の特性図、第14図は従来例の回路
図、第15図はさらに他の従来例の回路図、第16図
(a),(b)は夫々第14図回路の問題点の説明図、第
17図及び第18図は第14図回路の特性図である。 1は直流電源、2はスイッチングレギュレータ、3は電
池、4は発振回路、Tはトランス、L2は2次巻線、D0
出力ダイオード、Ryはリレー、rは接点、V0は電池電
圧、Vinは電源電圧、D1はダイオードである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源をスイッチングレギュレータを介
    して電池に供給し、スイッチングレギュレータのトラン
    スの2次巻線を直流電源に直列に接続して、トランスの
    2次巻線に誘起される電圧を直流電源の電圧に加算して
    電池の充電を行う充電回路において、上記直流電源の電
    圧が電池電圧より高い場合に電池のスイッチングレギュ
    レータへの接続及び切離しを継続的に行うスイッチング
    手段をスイッチングレギュレータ出力と電池との間に設
    けて成ることを特徴とする充電回路。
  2. 【請求項2】直流電源をスイッチングレギュレータを介
    して電池に供給し、スイッチングレギュレータのトラン
    スの2次巻線を直流電源に直列に接続して、トランスの
    2次巻線に誘起される電圧を直流電源の電圧に加算して
    電池の充電を行う充電回路において、上記スイッチング
    レギュレータ出力を整流して電池に印加する出力ダイオ
    ード、及びスイッチングレギュレータのトランスの2次
    巻線の抵抗分の和よりも小さな抵抗値を有するダイオー
    ドを出力ダイオード及び2次巻線に並列に接続して成る
    ことを特徴とする充電回路。
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