JP2633241B2 - ライトバルブを用いた表示装置 - Google Patents
ライトバルブを用いた表示装置Info
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- JP2633241B2 JP2633241B2 JP62007642A JP764287A JP2633241B2 JP 2633241 B2 JP2633241 B2 JP 2633241B2 JP 62007642 A JP62007642 A JP 62007642A JP 764287 A JP764287 A JP 764287A JP 2633241 B2 JP2633241 B2 JP 2633241B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ライトバルブを用いた表示装置に関するも
のである。
のである。
（従来の技術） 光源から一定強度で放射される光線束を、入力信号に
応じて部分的に反射あるいは透過することにより投影画
像を得る装置はライトバルブと言われており、油膜を用
いるもの電気光学結晶を使用するもの等が知られてい
る。
応じて部分的に反射あるいは透過することにより投影画
像を得る装置はライトバルブと言われており、油膜を用
いるもの電気光学結晶を使用するもの等が知られてい
る。
後者の電気光学結晶を真空容器に封入したものは、電
気光学結晶の表面にビデオ信号によって強度変調された
電子で電荷像を蓄積形成して、電気光学結晶に光学的変
化（例えば屈折率変化）を発生させ、光源と偏光板を組
み合わせて投影画像を得ることができる。
気光学結晶の表面にビデオ信号によって強度変調された
電子で電荷像を蓄積形成して、電気光学結晶に光学的変
化（例えば屈折率変化）を発生させ、光源と偏光板を組
み合わせて投影画像を得ることができる。
第３図は、電気光学結晶を使用したライトバルブ表示
装置の構成を示すブロック図である。第３図において、
符号１で示すものは、ライトバルブであり、このライト
バルブ１の真空容器内には電子銃３および電子光学結晶
２が封入されている。電気光学結晶２の電子銃に対向す
る面（電荷蓄積面）には高抵抗誘電体ミラー21が設けら
れている。電子銃３には、ビデオ信号源５からの像情報
が接続されている。この情報により強度変調された電子
ビームは、偏向コイル４が発生する偏向磁界によって偏
向されて電気光学結晶２の高抵抗誘電体ミラー21の各所
に順次与えられ蓄積される。この蓄積電荷の分布に対応
して、電気光学結晶２内に屈折率分布が形成される。
装置の構成を示すブロック図である。第３図において、
符号１で示すものは、ライトバルブであり、このライト
バルブ１の真空容器内には電子銃３および電子光学結晶
２が封入されている。電気光学結晶２の電子銃に対向す
る面（電荷蓄積面）には高抵抗誘電体ミラー21が設けら
れている。電子銃３には、ビデオ信号源５からの像情報
が接続されている。この情報により強度変調された電子
ビームは、偏向コイル４が発生する偏向磁界によって偏
向されて電気光学結晶２の高抵抗誘電体ミラー21の各所
に順次与えられ蓄積される。この蓄積電荷の分布に対応
して、電気光学結晶２内に屈折率分布が形成される。
光源12からの読み出し光は、コリメーティングレンズ
10で平行光線にされて偏光子７を介してビームスプリッ
タ６を通り電気光学結晶２に入射される。電気光学結晶
２に入射され高抵抗誘電体ミラー21に達した光はここで
反射され、更にビームスプリッタ６で反射され、検光子
８、レンズ13を介してスクリーン11上に投影される。
10で平行光線にされて偏光子７を介してビームスプリッ
タ６を通り電気光学結晶２に入射される。電気光学結晶
２に入射され高抵抗誘電体ミラー21に達した光はここで
反射され、更にビームスプリッタ６で反射され、検光子
８、レンズ13を介してスクリーン11上に投影される。
このときライトバルブ１の高抵抗誘電体ミラー21へ
は、ビデオ信号源５からの像情報がビデオレート（１フ
レーム分の画像を書き込むのに要する時間、我国の標準
テレビジョン方式においては1/30秒）で書込まれ、消去
は第４図に示す１フレームの最後の垂直帰線消去期間に
相当する期間に行われる。この消去は結晶印加電圧を変
化させる共に蓄積された電荷パターンに、一様な電子ビ
ームを電気光学結晶２の高抵抗誘電体ミラー21の全面に
一斉に与えて、高抵抗誘電体ミラー21からの２次電子放
出を利用して行われる。なお、１フレーム分の画像の書
き込みは、画像情報がビデオレートで送られ書き込まれ
るため、1/30秒で行なわれる。また、ライトバルブ１に
は、読み出し光を照射し続けた状態で書込みと読み出し
が行われる。
は、ビデオ信号源５からの像情報がビデオレート（１フ
レーム分の画像を書き込むのに要する時間、我国の標準
テレビジョン方式においては1/30秒）で書込まれ、消去
は第４図に示す１フレームの最後の垂直帰線消去期間に
相当する期間に行われる。この消去は結晶印加電圧を変
化させる共に蓄積された電荷パターンに、一様な電子ビ
ームを電気光学結晶２の高抵抗誘電体ミラー21の全面に
一斉に与えて、高抵抗誘電体ミラー21からの２次電子放
出を利用して行われる。なお、１フレーム分の画像の書
き込みは、画像情報がビデオレートで送られ書き込まれ
るため、1/30秒で行なわれる。また、ライトバルブ１に
は、読み出し光を照射し続けた状態で書込みと読み出し
が行われる。
（発明が解決しようとする課題） 上述の、書き込み用の電子ビームは、電気光学結晶２
の表面を第５図に示すように走査し、順次電荷像を蓄積
していく。したがって、第５図のＡ点およびその付近に
比較してＢ点およびその付近の画像が目に蓄積される時
間は短くなり、Ｂ点およびその付近の画像の方が暗く見
える。なお第５図のＡ点およびＢ点は第４図のA,Bの時
点に対応する点である。
の表面を第５図に示すように走査し、順次電荷像を蓄積
していく。したがって、第５図のＡ点およびその付近に
比較してＢ点およびその付近の画像が目に蓄積される時
間は短くなり、Ｂ点およびその付近の画像の方が暗く見
える。なお第５図のＡ点およびＢ点は第４図のA,Bの時
点に対応する点である。
この輝度のむらはいわゆる広義のジェーディングとし
て認識されてしまう。また、この欠点を除去しようと１
フレームの書き込み後、読み出し光を照射して読み出
し、その後読み出し光をオフして消去し、再び次の画面
を書込む方式も考えるられが、読み出し光を照射する時
間（投影時間）が短く、断続することになりデッドタイ
ムが多く問題がある。
て認識されてしまう。また、この欠点を除去しようと１
フレームの書き込み後、読み出し光を照射して読み出
し、その後読み出し光をオフして消去し、再び次の画面
を書込む方式も考えるられが、読み出し光を照射する時
間（投影時間）が短く、断続することになりデッドタイ
ムが多く問題がある。
本発明の目的は、輝度むらの発生およびデッドタイム
の発生を防止することができると共に、ビデオレートの
画像表示を可能にするライトバルブを用いた表示装置を
提供することにある。
の発生を防止することができると共に、ビデオレートの
画像表示を可能にするライトバルブを用いた表示装置を
提供することにある。
（課題を解決するための手段） 本発明のライトバルブを用いた表示装置は、画像情報
に基づき電子ビームで走査し、電気光学結晶の表面に設
けられた誘電体ミラーに電荷を蓄積することにより、奇
数フレームの画像が書き込まれる第１のライトバルブ
と、画像情報に基づき電子ビームで走査し、電気光学結
晶の表面に設けられた誘電体ミラーに電荷を蓄積するこ
とにより、偶数フレームの画像が書き込まれる第２のラ
イトバルブと、前記第１のライトバルブ及び前記第２の
ライトバルブに書き込まれている画像を読出し投影する
投影手段と、前記投影手段による前記第１のライトバル
ブからの画像の読出しを遮断する第１の電気光学光シャ
ッタと、前記投影手段による前記第２のライトバルブか
らの画像の読出しを遮断する第２の電気光学光シャッタ
と、前記第１のライトバルブに対して消去信号を出力し
た後、ビデオレートで奇数フレームの画像を書き込むた
めの画像書込み信号を出力すると共に、この第１のライ
トバルブに対する画像書込み信号の出力期間中、前記第
１の電気光学光シャッタに対してシャッタを閉じるため
の信号を出力し、前記第２のライトバルブに対して消去
信号を出力した後、ビデオレートで偶数フレームの画像
を書き込むための画像書込み信号を出力すると共に、こ
の第２のライトバルブに対する画像書込み信号の出力期
間中、前記第２の電気光学光シャッタに対してシャッタ
を閉じるための信号を出力する信号切換手段とを備え、
前記第１のライトバルブに対する奇数フレームの画像の
消去及び書込みと、前記第２のライトバルブに対する偶
数フレームの画像の消去及び書込みとを交互に行ない、
この第１のライトバルブに書込まれた奇数フレームの画
像及びこの第２のライトバルブに書込まれた偶数フレー
ムの画像を交互に投影することを特徴とする。
に基づき電子ビームで走査し、電気光学結晶の表面に設
けられた誘電体ミラーに電荷を蓄積することにより、奇
数フレームの画像が書き込まれる第１のライトバルブ
と、画像情報に基づき電子ビームで走査し、電気光学結
晶の表面に設けられた誘電体ミラーに電荷を蓄積するこ
とにより、偶数フレームの画像が書き込まれる第２のラ
イトバルブと、前記第１のライトバルブ及び前記第２の
ライトバルブに書き込まれている画像を読出し投影する
投影手段と、前記投影手段による前記第１のライトバル
ブからの画像の読出しを遮断する第１の電気光学光シャ
ッタと、前記投影手段による前記第２のライトバルブか
らの画像の読出しを遮断する第２の電気光学光シャッタ
と、前記第１のライトバルブに対して消去信号を出力し
た後、ビデオレートで奇数フレームの画像を書き込むた
めの画像書込み信号を出力すると共に、この第１のライ
トバルブに対する画像書込み信号の出力期間中、前記第
１の電気光学光シャッタに対してシャッタを閉じるため
の信号を出力し、前記第２のライトバルブに対して消去
信号を出力した後、ビデオレートで偶数フレームの画像
を書き込むための画像書込み信号を出力すると共に、こ
の第２のライトバルブに対する画像書込み信号の出力期
間中、前記第２の電気光学光シャッタに対してシャッタ
を閉じるための信号を出力する信号切換手段とを備え、
前記第１のライトバルブに対する奇数フレームの画像の
消去及び書込みと、前記第２のライトバルブに対する偶
数フレームの画像の消去及び書込みとを交互に行ない、
この第１のライトバルブに書込まれた奇数フレームの画
像及びこの第２のライトバルブに書込まれた偶数フレー
ムの画像を交互に投影することを特徴とする。
（作用） 本発明のライトバルブを用いた表示装置は、第１のラ
イトバルブ及び第２のライトバルブに対する画像の書込
みを、ビデオレートで交互に行なうと共に、第１のライ
トバルブからの画像の読出しを遮断する第１の電気光学
光シャッタ及び第２のライトバルブからの画像の読出し
を遮断する第２の電気光学光シャッタに対して、信号切
換手段から、シャッタを閉じるための信号を交互に出力
することにより、輝度むらの発生およびデッドタイムの
発生を防止することができ、また、第１のライトバルブ
に書込まれた画像及び第２のライトバルブに書込まれた
画像を、交互に高速で投影できる。
イトバルブ及び第２のライトバルブに対する画像の書込
みを、ビデオレートで交互に行なうと共に、第１のライ
トバルブからの画像の読出しを遮断する第１の電気光学
光シャッタ及び第２のライトバルブからの画像の読出し
を遮断する第２の電気光学光シャッタに対して、信号切
換手段から、シャッタを閉じるための信号を交互に出力
することにより、輝度むらの発生およびデッドタイムの
発生を防止することができ、また、第１のライトバルブ
に書込まれた画像及び第２のライトバルブに書込まれた
画像を、交互に高速で投影できる。
（実施例） 以下、第１図及び第２図を参照して本発明の実施例を
説明する。
説明する。
第１図は、本発明によるライトバルブを用いた表示装
置の実施例を示すブロック図である。
置の実施例を示すブロック図である。
第１のライトバルブ41および第２のライトバルブ42は
それぞれ図３を用いて説明したライトバルブ１と同様の
構成を有するものである。即ち、ライトバルブ41、42の
真空容器内には電子銃および電気光学結晶が封入されて
おり、電気光学結晶の電子銃に対向する面（電荷蓄積
面）には高抵抗誘電体ミラーが設けられている。また、
電子銃には、後述のビデオ信号切換回路44からのビデオ
信号が接続されている。
それぞれ図３を用いて説明したライトバルブ１と同様の
構成を有するものである。即ち、ライトバルブ41、42の
真空容器内には電子銃および電気光学結晶が封入されて
おり、電気光学結晶の電子銃に対向する面（電荷蓄積
面）には高抵抗誘電体ミラーが設けられている。また、
電子銃には、後述のビデオ信号切換回路44からのビデオ
信号が接続されている。
ビデオ信号発生回路43は、ビデオ信号を発生する回路
であり、この発生したビデオ信号を信号切換回路44に入
力する。信号切換回路44は、ビデオ信号発生回路43から
のビデオ信号（ａ），（ｂ）を１フレーム毎に第１のラ
イトバルブ41と第２のライトバルブ42とに切換え供給す
る。これにより、第１のライトバルブ41及び第２のライ
トバルブ42の電気光学結晶の表面に設けられた高抵抗誘
電体ミラーにビデオ信号に対応した画像が書きこまれ
る。即ち、このビデオ信号により強度変調された電子ビ
ームは、偏向コイルが発生する偏向磁界によって偏向さ
れ、電荷が電気光学結晶の高抵抗誘電体ミラーの各所に
順次与えられ蓄積される。
であり、この発生したビデオ信号を信号切換回路44に入
力する。信号切換回路44は、ビデオ信号発生回路43から
のビデオ信号（ａ），（ｂ）を１フレーム毎に第１のラ
イトバルブ41と第２のライトバルブ42とに切換え供給す
る。これにより、第１のライトバルブ41及び第２のライ
トバルブ42の電気光学結晶の表面に設けられた高抵抗誘
電体ミラーにビデオ信号に対応した画像が書きこまれ
る。即ち、このビデオ信号により強度変調された電子ビ
ームは、偏向コイルが発生する偏向磁界によって偏向さ
れ、電荷が電気光学結晶の高抵抗誘電体ミラーの各所に
順次与えられ蓄積される。
また、信号切換回路44からは第１の光学シャッタ45お
よび第２の光学シャッタ46を交互にオン，オフする信号
電圧（ｃ），（ｄ）も出力されている。第１の光学シャ
ッタ45および第２の光学シャッタ46は電気光学結晶（例
えばKDP（KH2PO4）,PLZT（Pb,La,Zr,Ti））を偏光板で
はさんだ構成をしており、信号電圧（ｃ），（ｄ）の印
加によって透過光が遮断される。
よび第２の光学シャッタ46を交互にオン，オフする信号
電圧（ｃ），（ｄ）も出力されている。第１の光学シャ
ッタ45および第２の光学シャッタ46は電気光学結晶（例
えばKDP（KH2PO4）,PLZT（Pb,La,Zr,Ti））を偏光板で
はさんだ構成をしており、信号電圧（ｃ），（ｄ）の印
加によって透過光が遮断される。
投影用の光源となるキセノンランプ47からの光は、コ
リメーティングレンズ48でコリメートされ偏光子60を介
して、プリズム49,50により形成されるビームスプリッ
タに入射する。ビームスプリッタを直進した光は第１の
光学シャッタ45が開いているときに第１のライトバルブ
41の電気光学結晶に書き込まれた画像を読み出し、ビー
ムスプリッタで反射された読み出し光は検光子61、投影
レンズ51を介してスクリーン52に投影される。
リメーティングレンズ48でコリメートされ偏光子60を介
して、プリズム49,50により形成されるビームスプリッ
タに入射する。ビームスプリッタを直進した光は第１の
光学シャッタ45が開いているときに第１のライトバルブ
41の電気光学結晶に書き込まれた画像を読み出し、ビー
ムスプリッタで反射された読み出し光は検光子61、投影
レンズ51を介してスクリーン52に投影される。
一方、ビームスプリッタで反射された光は、第２の光
学シャッタ46が開いているときに第２のライトバルブ42
のライトバルブ42の電気光学結晶に書き込まれた画像を
読み出し、ビームスプリッタを透過した光は検光子61、
投影レンズ51を介してスクリーン52に投影される。
学シャッタ46が開いているときに第２のライトバルブ42
のライトバルブ42の電気光学結晶に書き込まれた画像を
読み出し、ビームスプリッタを透過した光は検光子61、
投影レンズ51を介してスクリーン52に投影される。
次に、第２図を参照して実施例の表示装置の動作を説
明する。
明する。
投影用のキセノンランプ47は起動時から点灯され常時
読み出し投影可能な状態を形成しており、ビデオ信号発
生回路43もテレビジョン信号を発生している。
読み出し投影可能な状態を形成しており、ビデオ信号発
生回路43もテレビジョン信号を発生している。
第１のライトバルブ41は、信号切換回路44からの出力
（ａ）（消去および書込み信号）により、消去の後に書
込みが行われる。即ち、信号切換回路44から、まず、消
去信号が第１のライトバルブ41に供給され、第１のライ
トバルブ41の電気光学結晶に書き込まれている画像を消
去する。その後、書込み信号が第１のライトバルブ41に
供給され、１フレーム分の画像の書込みを行なう。な
お、この１フレーム分の画像の書込みは、ビデオレート
（1/30秒）で行なわれる。
（ａ）（消去および書込み信号）により、消去の後に書
込みが行われる。即ち、信号切換回路44から、まず、消
去信号が第１のライトバルブ41に供給され、第１のライ
トバルブ41の電気光学結晶に書き込まれている画像を消
去する。その後、書込み信号が第１のライトバルブ41に
供給され、１フレーム分の画像の書込みを行なう。な
お、この１フレーム分の画像の書込みは、ビデオレート
（1/30秒）で行なわれる。
この書込み時に信号切換回路44から電圧信号（ｃ）が
第１の光学シャッタ45に印加されており、第１の光学シ
ャッタ45は閉じの状態にある。
第１の光学シャッタ45に印加されており、第１の光学シ
ャッタ45は閉じの状態にある。
この第１のライトバルブ41の書込み終了時点直前に、
第２のライトバルブ42に信号切換回路44から、まず、消
去信号が供給され、第２のライトバルブ42の電気光学結
晶に書き込まれている画像を消去される。その後、書込
み信号が第２のライトバルブ42に供給され、１フレーム
分の画像の書込みを行なう。なお、この１フレーム分の
画像の書込みも、第１のライトバルブ41への書込みと同
様にビデオレート（1/30秒）で行なわれる。
第２のライトバルブ42に信号切換回路44から、まず、消
去信号が供給され、第２のライトバルブ42の電気光学結
晶に書き込まれている画像を消去される。その後、書込
み信号が第２のライトバルブ42に供給され、１フレーム
分の画像の書込みを行なう。なお、この１フレーム分の
画像の書込みも、第１のライトバルブ41への書込みと同
様にビデオレート（1/30秒）で行なわれる。
この書込みの期間に信号切換回路44から出力（ｄ）が
第２の光学シャッタ46に印加されており、第２のライト
バルブ42は読み出し不能な状態にある。
第２の光学シャッタ46に印加されており、第２のライト
バルブ42は読み出し不能な状態にある。
このようにして書込みが終了したライトバルブの読み
出し中に他にライトバルブの書込みが行なわれ順次重ね
て投影される。
出し中に他にライトバルブの書込みが行なわれ順次重ね
て投影される。
（発明の効果） 本発明によれば、第１のライトバルブ及び第２のライ
トバルブに対する画像の書込みを、ビデオレートで交互
に行なうと共に、第１のライトバルブからの画像の読出
しを遮断する第１の電気光学光シャッタ及び第２のライ
トバルブからの画像の読出しを遮断する第２の電気光学
光シャッタに対して、信号切換手段から、シャッタを閉
じるための信号を交互に出力することにより、輝度むら
の発生およびデットタイムの発生を防止することがで
き、また、第１のライトバルブに書込まれた画像及び第
２のライトバルブに書込まれた画像を、交互に極めて高
速（ビデオレート）で投影できる。従って、動画の実時
間表示が可能になり、テレビジョンの画像と同様な、動
きの自然な画像を得ることができる。
トバルブに対する画像の書込みを、ビデオレートで交互
に行なうと共に、第１のライトバルブからの画像の読出
しを遮断する第１の電気光学光シャッタ及び第２のライ
トバルブからの画像の読出しを遮断する第２の電気光学
光シャッタに対して、信号切換手段から、シャッタを閉
じるための信号を交互に出力することにより、輝度むら
の発生およびデットタイムの発生を防止することがで
き、また、第１のライトバルブに書込まれた画像及び第
２のライトバルブに書込まれた画像を、交互に極めて高
速（ビデオレート）で投影できる。従って、動画の実時
間表示が可能になり、テレビジョンの画像と同様な、動
きの自然な画像を得ることができる。
第１図は、本発明によるライトバルブを用いた表示装置
の実施例を示すブロック図である。 第２図は、実施例の動作例を示す波形図である。 第３図は、従来のライトバルブを用いた表示装置の構成
例を示すブロック図である。 第４図は、従来の装置の動作例を示す波形図である。 第５図は、従来の装置の書込みのための走査線を示すグ
ラフである。 41……第１のライトバルブ、42……第２のライトバル
ブ、43……ビデオ信号発生回路、44……信号切換回路、
45……第１の光学シャッタ、46……第２の光学シャッ
タ、47……キセノンランプ、48……コリメーティングレ
ンズ、49,50……ビームスプリッタを構成するレンズ、5
1……投影レンズ、52……スクリーン、60……偏光子、6
1……検光子。
の実施例を示すブロック図である。 第２図は、実施例の動作例を示す波形図である。 第３図は、従来のライトバルブを用いた表示装置の構成
例を示すブロック図である。 第４図は、従来の装置の動作例を示す波形図である。 第５図は、従来の装置の書込みのための走査線を示すグ
ラフである。 41……第１のライトバルブ、42……第２のライトバル
ブ、43……ビデオ信号発生回路、44……信号切換回路、
45……第１の光学シャッタ、46……第２の光学シャッ
タ、47……キセノンランプ、48……コリメーティングレ
ンズ、49,50……ビームスプリッタを構成するレンズ、5
1……投影レンズ、52……スクリーン、60……偏光子、6
1……検光子。
Claims (1)
- 【請求項１】画像情報に基づき電子ビームで走査し、電
気光学結晶の表面に設けられた誘電体ミラーに電荷を蓄
積することにより、奇数フレームの画像が書き込まれる
第１のライトバルブと、 画像情報に基づき電子ビームで走査し、電気光学結晶の
表面に設けられた誘電体ミラーに電荷を蓄積することに
より、偶数フレームの画像が書き込まれる第２のライト
バルブと、 前記第１のライトバルブ及び前記第２のライトバルブに
書き込まれている画像を読出し投影する投影手段と、 前記投影手段による前記第１のライトバルブからの画像
の読出しを遮断する第１の電気光学光シャッタと、 前記投影手段による前記第２のライトバルブからの画像
の読出しを遮断する第２の電気光学光シャッタと、 前記第１のライトバルブに対して消去信号を出力した
後、ビデオレートで奇数フレームの画像を書き込むため
の画像書込み信号を出力すると共に、この第１のライト
バルブに対する画像書込み信号の出力期間中、前記第１
の電気光学光シャッタに対してシャッタを閉じるための
信号を出力し、前記第２のライトバルブに対して消去信
号を出力した後、ビデオレートで偶数フレームの画像を
書き込むための画像書込み信号を出力すると共に、この
第２のライトバルブに対する画像書込み信号の出力期間
中、前記第２の電気光学光シャッタに対してシャッタを
閉じるための信号を出力する信号切換手段とを備え、 前記第１のライトバルブに対する奇数フレームの画像の
消去及び書込みと、前記第２のライトバルブに対する偶
数フレームの画像の消去及び書込みとを交互に行ない、
この第１のライトバルブに書込まれた奇数フレームの画
像及びこの第２のライトバルブに書込まれた偶数フレー
ムの画像を交互に投影することを特徴とするライトバル
ブを用いた表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62007642A JP2633241B2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | ライトバルブを用いた表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62007642A JP2633241B2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | ライトバルブを用いた表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63175887A JPS63175887A (ja) | 1988-07-20 |
| JP2633241B2 true JP2633241B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=11671481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62007642A Expired - Fee Related JP2633241B2 (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | ライトバルブを用いた表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2633241B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60175034A (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-09 | Nec Corp | 液晶投写装置 |
-
1987
- 1987-01-16 JP JP62007642A patent/JP2633241B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63175887A (ja) | 1988-07-20 |
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