JP2630516B2 - 船体傾き防止装置を有するヨット - Google Patents

船体傾き防止装置を有するヨット

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JP2630516B2
JP2630516B2 JP3205369A JP20536991A JP2630516B2 JP 2630516 B2 JP2630516 B2 JP 2630516B2 JP 3205369 A JP3205369 A JP 3205369A JP 20536991 A JP20536991 A JP 20536991A JP 2630516 B2 JP2630516 B2 JP 2630516B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船体の傾きを防止する装
置を有するヨットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヨットにおいて、通常マストは船
体に固定されているために、急に突風が吹いたり、帆走
中に例えはジャイビングのようにセールに対し風の力が
急に大きく働く場合などに、帆の傾きと共に船体が大き
く傾きバランスを失い倒れてしまう(沈する)ことがあ
る。従来、このような場合の船体の傾きを防止する装置
として、例えば特公昭56−36117号が提案されて
いる。上記の構成は、デッキと船底を有する船体部、帆
支持マスト及びキール構造からなり、マストとキールは
船体部から旋回可能に支持され、水力又は機械的手段に
より作用的に連結され、同時にキール構造とマストの旋
回は船体と独立して旋回するように形成されている。上
記の装置は、帆に急な風を受けた場合、マストが傾いて
も、船体と独立しマストが傾くために船体は傾かず、更
にキールには重りが取りつけられマストと反対方向に傾
くように形成されているために、キールは常に垂直に戻
ろうとし、同時にマストもキールと連動して垂直に戻ろ
うとするため、マストの傾きを復元することができるも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術は、船体の傾き防止効果はあるものの、マストの傾
きを重りだけで復元しようとすると大きな重りが必要で
あり、そのような大きな重りをセンターボートやキール
に取り付けた場合、ヨットの速度を大きく低下させてし
まうという問題点があった。本発明は上記従来技術の欠
点を解消するもので、ヨットの沈を防止してさらにヨッ
トの速度を低下させない優れた船体の傾き防止装置を有
するヨットを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明船体傾き防止装置
を有するヨットは、マストを支えるマスト支持具と該支
持具がマストを船体部から進行方向に対して左右に回転
可能に設けられたマスト支持具軸受けと、センターボー
ドを支持するセンターボード支持具と該支持具がセンタ
ーボードを船体部から進行方向に対して左右に回転可能
に設けられたセンターボード支持具軸受けを有し、上記
マスト支持具とセンターボード支持具が、マストの回転
に対してセンターボードが該マストの回転方向と反対
向に回転するように連設されている船体傾き防止装置を
有するものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図面は本発明の1実施例を示し、図1は本発
明船体傾き防止装置を有するヨットの外観を示す側面
図、図2は図1のヨットにおける要部を示す説明図、図
3は図2に示す船体傾き防止装置部を船尾方向から見た
場合を示す説明図である。図1、図2及び図3に示すよ
うに、本発明船体傾き防止装置を有するヨット1は、マ
スト2の下端部を支えるマスト支持具3を有し、該支持
具3はマスト支持具軸受け4によりマスト2が船体5の
進行方向に対し左右に回転可能に設けられ、センターボ
ード6を支持するセンターボード支持具7を有し該セン
ターボード支持具7は船体5にセンターボード支持具軸
受け8により船体5の進行方向に対し左右に回転可能に
設けられ、上記マスト支持具3とセンターボード支持具
7は、上記マスト2が回転して傾く際、センターボード
6が該マスト2と同じ方向に傾くように、センターボー
ド6がマストの回転方向と反対方向に回転するように形
成されている船体傾き防止装置9を有している。上記の
マスト支持具3はマスト2を上から差し込み固定できる
形状に形成されている。又、センターボード支持具7
は、センターボード6の取付けや取り外しを容易に行う
ためや、又センターホードを下げる割合を自由にできる
ように、センターボード支持具軸受け8に対して、後方
に延設した延設部12を設け、側面からみた場合にL字
状に形成されている。そして船体5のセンターボード支
持具の延設部12周辺には船体5を貫通する穴13が設
けられ、該延設部12及びセンターボード6の回転を妨
げないように形成されている。尚、穴13はカタマラン
等の構造のヨットの場合には特に設けなくてもよい。
【0006】マスト支持具3とセンターボード支持具7
を、センターボード6がマスト2の回転方向と反対方向
に回転するように連設する手段は特に限定されない。図
2及び図3は機械的手段を用いてマスト支持具3とセン
ターボード支持具7を連設した場合の例である。この場
合、図2及び図3に示すように、マスト支持具3の先端
付近に突起14を設け、一方センターボード支持具7に
溝15を設け、上記の突起14が溝15の中を移動する
ように形成したものである。尚、突起14と溝15はマ
スト回転軸Aとセンターボード回転軸Bの間に設けられ
ている。上記マスト回転軸Aは、船体の前部をデッキ面
10より高く形成して、回転軸Aがデッキ面10よりも
高くなるように設けられている。また、センターボード
回転軸Bは、船体5を貫通す穴13をなるべく小さく設
け、更にセンターボード延設部12がヨットのスピード
を減殺しないような位置で船底面11の上部の適宜の位
置に設けられている。
【0007】図5は船体傾き防止装置の他の例を示し、
船体傾き防止装置9は図5に示すように突起14をセン
ターボード支持具7に設け溝15をマスト支持具3に設
け、該溝15の形状を広がりを持たせて形成している。
このように船体傾き防止装置において、突起14と溝1
5は、必ずしも突起14をマスト支持具3に設け溝15
をセンターボード支持具7へ設けるのみならず、任意に
形成することができる。又、溝15の形状も細長い形状
だけに限らない。溝15の形状を図5に示す如く楕円形
状に形成することもできる。
【0008】マスト支持具軸受け4の回転軸Aとセンタ
ーボード回転軸Bの高さ(位置)、突起14の位置、溝
15の位置や大きさ等は、ヨットの船体、セールの大き
さ、形状やセンターボードの大きさ等の各条件により、
安定性と回転性を満たすように適宜決めればよい。又、
マスト2とセンターボード6の左右への回転の割合は、
例えば図6に示すようにマスト支持具3とセンターボー
ド支持具7の連結を歯車により行い、該歯車のギア比が
変更できるように設け、回転軸Aと回転軸Bを中心とす
る各々の作動回転半径の比を変えることによって例え
ば、図6に示すギアをXの位置で連結した場合にはセン
ターボード6の動きに対してマスト2の動きが大きくな
り、Yの位置で連結した場合にはその逆にセンターボー
ド6の動きに対してマスト2の動きが小さくなるよう
に、任意に変更することができる。本発明において、ブ
ーム20はマスト支持具3の低い位置(又はマストの下
端)に取付けるのが好ましい。ブーム20をマストの下
端に近い部分に取りつけることで、よりセイルやマスト
の重心を下げることができ、水に浮かんで停止している
状態や走行状態でマスト2が傾いて船体が不安定になる
虞れが少なくなり望ましい。
【0009】本発明ヨットは上記の船体傾き防止装置を
有していればよく、ヨットの種類、大きさ等限定されな
い。尚、セールの仕様やセンターボードの大きさ等は、
ヨットの性能(船体、要求されるスピード、及び安定性
及びマストの角度等)を考慮しつつ適宜決めることがで
きる。船体5の材質は通常のヨットに使用されるものが
使用できるが、好ましくはフォーム材等の浮力材と軽金
属又はFRP、PP、ABS等の合成樹脂材による構成
が望ましい。マスト2は特に回転軸付近に大きな力が加
わる為、その材質構造には配慮が必要である。
【0010】次に本発明の作用を説明する。図4は、本
発明ヨットの船体傾き防止装置の作用を示す説明図であ
り、図3に示す装置のマストが傾いた場合の船体傾き防
止装置の状態を示す。図4に示すように、例えばマスト
2が矢印16方向(船体5の進行方向に対して右側)へ
回転して傾いた場合、マスト支持具3がマスト支持具軸
受け4の回転軸Aを中心に回転し、突起14はマスト2
と逆方向((船体5の進行方向に対して左側)へ傾く
上記突起14はセンターボード支持具7に設けた溝15
の中にはめ込まれているために、溝15の中を移動する
と共に、センターボード支持具7を突起14と同じ方向
傾かせる。センターボード支持具7はセンターボード
回転軸Bを中心に、マストの回転方向とは反対方向に回
転する。従って、センターボード6はマスト2と同じ矢
印16方向(船体5の進行方向に対して右側)に傾く
上記船体傾き防止装置9は船体5とは別個に動くため
に、マスト2が傾いても船体が同時に傾くことを防止で
きる。そして、通常マスト2が傾くようにセールに風が
作用する場合、船体5は該マスト2の傾く方向に流され
ようとするため、水中にあるセンターボード6が矢印1
7の方向から水の抵抗力を受け、センターボード支持具
7に連設したマスト支持具3の回転を復元するように働
く。又、マスト2が上記と反対の方向に傾く場合、上記
同様にセンターボード6はマスト2と同じ方向に傾き
更に復元力も上記同様に働く。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ヨットはマ
スト支持具とセンターボード支持具が、マストの回転に
対してセンターボードが該マストの回転方向と反対方向
に回転するように連設されている船体傾き防止装置を有
しているため、風の力によりマストが船体とは別に傾い
て、船体の傾きを防ぎ、更にセンターボードがマストと
同じ方向に傾くことにより、船体の流される方向から水
の抵抗を大きく受けるために、マストの復元が容易に行
われ、従来の重りを利用してセンターボードを復元する
構造の船体傾き防止装置と比較して、センターボードに
大きな重りが不要であり、ヨットの沈を防止して更にヨ
ットの速度を低下させない効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明船体傾き防止装置を有するヨットの1例
を示す外観側面図である。
【図2】図1のヨットにおける船体傾き防止装置の要部
を示す説明図である。
【図3】図2の船体傾き防止装置を船尾から見た場合を
示す説明図である。
【図4】図1のヨットにおける船体傾き防止装置の作用
を示す説明図である。
【図5】船体傾き防止装置の他の例を示す説明図であ
る。
【図6】船体傾き防止装置のその他の例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ヨット 2 マスト 3 マスト支持具 4 マスト支持具軸受け 5 船体 6 センターボード 7 センターボード支持具 8 センターボード支持具軸受け 9 船体傾き防止装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マストを支えるマスト支持具と該支持具が
    マストを船体部から進行方向に対して左右に回転可能に
    設けられたマスト支持具軸受けと、センターボードを支
    持するセンターボード支持具と該支持具がセンターボー
    ドを船体部から進行方向に対して左右に回転可能に設け
    られたセンターボード支持具軸受けを有し、上記マスト
    支持具とセンターボード支持具が、マストの回転に対し
    てセンターボードが該マストの回転方向と反対方向に回
    転するように連設されている船体傾き防止装置を有する
    ことを特徴とする船体傾き防止装置を有するヨット。
JP3205369A 1991-07-22 1991-07-22 船体傾き防止装置を有するヨット Expired - Lifetime JP2630516B2 (ja)

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JPH0524576A JPH0524576A (ja) 1993-02-02
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5636117B2 (ja) 2012-04-16 2014-12-03 ヤマハ発動機株式会社 車両用音発生装置および車両用音発生方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5636117B2 (ja) 2012-04-16 2014-12-03 ヤマハ発動機株式会社 車両用音発生装置および車両用音発生方法

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