JP2625403B2 - 自動生産システム - Google Patents

自動生産システム

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JP2625403B2
JP2625403B2 JP12866995A JP12866995A JP2625403B2 JP 2625403 B2 JP2625403 B2 JP 2625403B2 JP 12866995 A JP12866995 A JP 12866995A JP 12866995 A JP12866995 A JP 12866995A JP 2625403 B2 JP2625403 B2 JP 2625403B2
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秀彦 矢野
時二 赤羽
泰俊 近
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セントラル自動車株式会社
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ボデー等の生産を
ロボットを用いて自動化した自動生産システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両ボデー等の生産設備では、ロボット
が用いられて自動化が図られている。
【0003】例えば、生産ラインにおいて、被加工物
(車両ボデー等)が治具で固定され、治具に対して位置
決めされて据え付けられたロボットが、治具に固定され
た被加工物に溶接等の加工を施す。
【0004】この場合、車種が異なり、あるいは、モデ
ルチェンジ等がなされるときには、車種間で、あるい
は、モデルチェンジの前後で製品の形状変更が生ずる。
また、生産量が増減調整される場合もある。
【0005】形状変更や生産量調整等の生産変動に対処
するのに、生産設備について各動作は変更しないで、被
加工物の搬送速度や搬送タイミングを調整することが可
能である。
【0006】しかし、設備が稼動しない時間が増えて、
稼動率の低下が考えられる。そこで、生産変動に対処す
るのに、ロボットの動作を変更することがなされる。ロ
ボットの動作変更は、ティーチングデータの変更やプロ
グラムの変更を要する。ティーチングデータの変更やプ
ログラムの変更は、生産ライン内で直接に入力して行う
か、又は、生産ライン外のコンピュータ上で作成した情
報をロボットに転送して行う。
【0007】しかし、ロボットは据え付け位置が固定さ
れているので、稼動範囲が制限されて自由度が小さく、
所望の動作変更規模に対応できないことが考えられる。
【0008】更に、ロボットの据え付け位置が固定され
ているために、ロボットの異常時の補修やロボットの保
守点検は、生産ライン領域内において行うことを要し、
他から干渉を受け補修や保守点検の作業スペースに制約
が生ずる等、作業がしづらく、非効率的であり、長時間
を要し、設備の稼動率が低下する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、生産変動への対応自由度を大きくし、また、生産
変動によっても、あるいは、ロボットの異常、ロボット
の保守点検によっても、稼動率を下げることのない自動
生産システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る自動生産システムは、生産ライン領
域外に設けられるターミナルレールと、生産ライン領域
内に複数本設けられ、それらがターミナルレールと直列
に連接された位置から、それぞれが個々に連接方向と直
角の方向へ移動駆動される可動レールと、それぞれが個
々にターミナルレール及び可動レールに沿って移動駆動
される複数のキャリヤと、それぞれが個々に各キャリヤ
に支持され、作業ツールを交換自在とするツールチェン
ジャを有し、取り付けられる作業ツールに応じて作動さ
れる複数のロボットと、前記ロボットを生産ライン領域
外から生産ライン領域内の指定位置へ配するとともに、
指定位置から生産ライン領域外へ戻すべく、可動レー
ル、キャリヤを制御する制御手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0011】
【作用】例えば、製品が車両ボデーである場合、車種が
異なったり、モデルチェンジ等がなされたりすると、車
種間で、あるいは、モデルチェンジの前後で製品の形状
変更が生じ、又は、同じ車種でも、あるいは、同じモデ
ルでも生産量が増減調整されて生産変動が起きる。
【0012】上記構成によれば、そのような生産変動に
応じて、ロボットの個数やロボットの位置等が指定さ
れ、それに基づき、可動レール、キャリヤが制御され
る。
【0013】すなわち、可動レールがターミナルレール
と直列に連接された位置で、キャリヤがターミナルレー
ルから可動レールへそれらレールに沿って移動すること
により、キャリヤに支持されたロボットが、生産ライン
領域外から生産ライン領域内へ搬送される。キャリヤが
それぞれ各可動レールに到った後は、各可動レールがレ
ール連接方向と直角の方向へ移動し、また、キャリヤが
対応する可動レールに沿って移動して、ロボットが指定
位置に配される。
【0014】生産終了後、可動レールがターミナルレー
ルと直列に連接される位置へ移動し、キャリヤが可動レ
ールからターミナルレールへそれらレールに沿って移動
することにより、ロボットが生産ライン領域外へ戻され
る。
【0015】製品の形状変更や生産量の増減による生産
変動に応じてロボットの動作変更が求められる。ロボッ
トは可動レールの移動範囲内で、また、キャリヤの移動
範囲内で指定位置を変更できるので、ロボットの動作変
更について自由度が大きい。
【0016】また、生産終了後、ロボットが生産ライン
領域内から生産ライン領域外へ戻された後は、生産ライ
ン領域外で、ロボットの保守点検が可能となる。生産ラ
イン領域外での保守点検作業は他から干渉を受けること
なく十分な作業スペースが得られる等、容易で効率的で
あり、短時間で済み、生産ライン稼動再開までの時間が
短縮化される。なお、保守点検の一方で、別途のロボッ
トを生産ライン領域内の指定位置に配することが直ちに
可能であり、それによれば、生産ライン稼動再開までの
時間は、より短縮化される。
【0017】更に、生産ライン稼動中に、ロボットが異
常を生じた場合にも、生産終了後にロボットが生産ライ
ン領域外へ戻されるのと同様に、ロボットが生産ライン
領域外へ戻されて、生産ライン領域外でロボットの補修
が可能となる。生産ライン領域外での補修作業は他から
干渉を受けることなく十分な作業スペースが得られる
等、容易で効率的であり、短時間で済み、ロボット異常
に伴う生産ライン停止時間が短縮化される。なお、補修
の一方で、正常な他のロボットを生産ライン領域内中の
指定位置に配することが直ちに可能であり、それによれ
ば、ロボット異常に伴う生産ライン停止時間は、より短
縮化される。
【0018】このように、生産変動への対応自由度が大
きく、また、生産変動によっても、あるいは、ロボット
の異常、ロボットの保守点検によっても、稼動率を下げ
ることがない。
【0019】
【実施例】本発明に係る自動生産システムの一実施例
を、図1乃至図5に基づき説明する。
【0020】図1に示すように、生産ライン領域内10
(境界線11を介して矢印10の側の区域)において、
複数の可動レール12、14、16が延び方向(長手方
向)を同一方向として配置され、生産ライン領域外34
には、可動レール12、14、16の延び方向と同一の
方向へ延びるターミナルレール18が設けられる。可動
レール12、14、16は、それらがターミナルレール
と直列に連接された位置(図2、図3に示す位置)を得
るとともに、それぞれが個々に、連接方向と直角の方向
へ延びる固定レール20に沿って、連接方向と直角の方
向へ案内されて移動可能となる(図1、図4に示すよう
に個々に任意の位置を得る)ようにされる。可動レール
12、14、16の移動方向は矢印Aで図示される。
【0021】可動レール12、14、16は、図示を省
略するねじ機構等を介して駆動モータ22によって駆動
される。
【0022】可動レール12、14、16、ターミナル
レール18には、これらに沿って、複数のロボットキャ
リヤ(キャリヤ)24が移動自在となるように設けられ
る。ロボットキャリヤ24の移動方向は矢印Bで図示さ
れる。各ロボットキャリヤは、図示は省略するが、ロボ
ットキャリヤ24側の案内ローラが可動レール12、1
4、16、ターミナルレール18の外面を転動すること
により、可動レール12、14、16、ターミナルレー
ル18に沿って案内移動される。同じく図示は省略する
が、可動レール12、14、16、ターミナルレール1
8にラックが設けられるとともに、ロボットキャリヤ2
4にピニオンが設けられる。ラックとピニオンとは噛合
されてラックピニオン機構を構成し、ピニオンがロボッ
トキャリヤ24側の駆動モータ26で回転駆動されて、
ロボットキャリヤ24が個々に、自走式に駆動される。
【0023】それぞれのロボットキャリヤ24にはロボ
ット28が個々に支持される。各ロボット28は、下部
に、ツールチェンジャ30を備え、ツールチェンジャ3
0は溶接ガン32や図示を省略する搬送具等を交換可能
に取り付けることができる。溶接ガン32には、溶接タ
イマー33が接続される。
【0024】生産ライン領域外34(境界線11を介し
て矢印34の側の区域)では、ターミナルレール18の
可動レール12、14、16と反対側に、複数に分割さ
れた格納レール36が延設される。各格納レール36
は、ターミナルレール18の延長線上の位置から、格納
レール36の延び方向と直角の方向へ、その方向に延び
る固定レール39に沿って案内移動され、図示を省略す
るねじ機構等を介して駆動モータ38で駆動される。待
機レール36の移動方向は矢印Cで図示される。
【0025】各ロボットキャリヤ24は、自走用コント
ローラ40と、ロボットコントーラ42とを備える。自
走用コントローラ40は、図5に示すように、モータド
ライバ44を介して駆動モータ26と接続され、また、
駆動モータ26に設けられたエンコーダ46と接続され
る。これにより、ロボットキャリヤ24が位置制御され
る。ロボットコントーラ42は、作業ツールに応じてロ
ボット28を作動制御する。
【0026】また、可動レール12、14、16の駆動
モータ22に対応して可動レールコントローラ48が設
けられ、可動レールコントローラ48は、図5に示すよ
うに、モータドライバ50を介して駆動モータ22と接
続され、また、駆動モータ22に設けられたエンコーダ
52と接続される。これにより、可動レール12、1
4、16が位置制御される。
【0027】更に、格納レール36の駆動モータ38に
対応して格納レールコントローラ54が設けられ、格納
レールコントローラ54は、図5に示すように、モータ
ドライバ56を介して駆動モータ38と接続され、ま
た、駆動モータ38に設けられたエンコーダ58と接続
される。これにより、格納レール36が位置制御され
る。
【0028】生産ライン領域外34にはホストコンピュ
ータ60が設けられ、ホストコンピュータ60には、自
走用コントローラ40、ロボットコントローラ42、可
動レールコントローラ48、格納レールコントローラ5
4がそれぞれ接続される。ホストコンピュータ60と自
走用コントローラ40とは、トランスミッター62を用
いて、アンテナ64、66間の無線で接続される。ホス
トコンピュータ60とロボットコントローラ42とは、
LAN(情報通信システム)用の同軸ケーブル68を用
い、中継ボックス70を介して接続される。ホストコン
ピュータ60と可動レールコントローラ48、待機レー
ルコントローラ54とは、LAN(情報通信システム)
用の同軸ケーブル68を用いてそれぞれ接続される。ホ
ストコンピュータ60に予めプログラムを設定入力する
ことにより、それに基づき、ロボット28を生産ライン
領域外34から生産ライン領域内10中の指定位置に配
すべく、また、ロボット28を指定位置から生産ライン
領域外34へ戻すべく、可動レール12、14、16、
ロボットキャリヤ24が制御されるとともに、作業ツー
ルに対応すべく、ロボット28が制御される。
【0029】ホストコンピュータ60、自走用コントロ
ーラ40、ロボットコントローラ42、可動レールコン
トローラ48、格納レールコントローラ54は、制御手
段を構成する。
【0030】次に、上記実施例の作用を説明する。例え
ば、製品が車両ボデーである場合、車種が異なったり、
モデルチェンジ等がなされたりすると、車種間で、ある
いは、モデルチェンジの前後で製品の形状変更が生じ、
又は、同じ車種でも、あるいは、同じモデルでも生産量
が増減調整されて生産変動が起きる。
【0031】上記実施例によれば、そのような生産変動
に応じて、生産情報(車種、生産量等)がホストコンピ
ュータ60に入力される。生産情報によって、ロボット
28の個数やロボット28の位置、ロボットの動作等が
指定され、自走用コントローラ40、ロボットコントー
ラ42、可動レールコントローラ48等を介して、可動
レール12、14、16、ロボットキャリヤ24、ロボ
ット28等が制御される。
【0032】すなわち、生産情報によれば例えば3台の
ロボットが必要である場合、図2に示すように、ロボッ
トキャリヤ24がターミナルレール18に一列に待機し
ている状態から、可動レール12、14、16がターミ
ナルレール18と直列に連接された位置で、3台のロボ
ットキャリヤ24がターミナルレール18から可動レー
ル12、14、16へそれらレールに沿って順次に移動
して、ロボットキャリヤ24に支持されたロボット28
が、生産ライン領域外34から生産ライン領域内10へ
搬送される。図3に示すように、ロボットキャリヤ28
がそれぞれ各可動レール12、14、16に到った後
は、図4に示すように、各可動レール12、14、16
がレール連接方向と直角の方向(矢印Aの方向)へ移動
し、また、ロボットキャリヤ24が対応する可動レール
に沿って(矢印Bの方向へ)移動して、ロボット28が
指定位置に配される。
【0033】指定位置で、例えば、ひとつのロボット2
8には、溶接ガン32が取り付けられ、他のロボット2
8には、搬送具が取り付けられる。それら取り付け後、
溶接ガン32が、図示を省略する治具に固定された被加
工物に溶接を施し、搬送具が、作業工程間で被加工物の
搬送を行うように、ロボット28が作動制御される。
【0034】生産終了後、ロボット28から作業ツール
が外され、可動レール12、14、16がターミナルレ
ール18と直列に連接される位置へ復帰移動し、ロボッ
トキャリヤ24が可動レール12、14、16からター
ミナルレール18へそれらレールに沿って移動すること
により、ロボット28が生産ライン領域外34へ戻され
る。
【0035】製品の形状変更や生産量の増減による生産
変動に応じてロボット28の動作変更が求められる。ロ
ボット28は可動レール12、14、16の移動範囲内
で、また、ロボットキャリヤ24の移動範囲内で指定位
置を変更できるので、ロボット28の動作変更について
自由度が大きい。
【0036】また、生産終了後、ロボット28が生産ラ
イン領域内10から生産ライン領域外34へ戻された後
は、生産ライン領域外34で、ロボット28の保守点検
が可能となる。ターミナルレール18において、ロボッ
ト28の保守点検が可能である他、ロボットキャリヤ2
4を格納レール36へ移動させた後に格納レール36を
移動させ(図2に鎖線で示す)、その上で、ロボット2
8の保守点検を行うことも可能である。生産ライン領域
外34でのロボット28の保守点検作業は他から干渉を
受けることなく十分な作業スペースが得られる等、容易
で効率的であり、短時間で済み、生産ライン稼動再開ま
での時間が短縮化される。なお、ロボットキャリヤ24
から保守点検に係るロボット28を外して別途のロボッ
ト28を取り付け、あるいは、別途のロボットキャリヤ
24を用いて、保守点検の一方で、その別途のロボット
28を生産ライン領域内10中の指定位置に配すること
が直ちに可能であり、それによれば、生産ライン稼動再
開までの時間は、より短縮化される。
【0037】更に、生産ライン稼動中に、ロボット28
が異常を生じた場合にも、生産終了後にロボット28が
生産ライン領域外34へ戻されるのと同様に、ロボット
28が生産ライン領域外34へ戻されて、生産ライン領
域外34でロボット28の補修が可能となる。ロボット
28の保守点検の場合と同様に、ターミナルレール18
において、ロボット28の補修が可能である他、ロボッ
トキャリヤ24を格納レール36へ移動させた後に格納
レール36を移動させ、その上で、ロボット28の補修
を行うことも可能である。生産ライン領域外34での補
修作業は他から干渉を受けることなく十分な作業スペー
スが得られる等、容易で効率的であり、短時間で済み、
ロボット異常に伴う生産ライン停止時間が短縮化され
る。なお、ロボットキャリヤから補修に係るロボットを
外して正常のロボット28を取り付け、あるいは、正常
な他のロボット28を支持した別途のロボットキャリヤ
24を用いて、補修の一方で、正常な他のロボット28
を生産ライン領域内10の指定位置に配することが直ち
に可能であり、それによれば、ロボット異常に伴う生産
ライン停止時間は、より短縮化される。
【0038】このように、生産変動への対応自由度が大
きく、また、生産変動によっても、あるいは、ロボット
28の異常、ロボット28の保守点検によっても、稼動
率を下げることがない。
【0039】なお、必要とされるロボット28が3台で
なく、例えば、2台である場合には、可動レール12、
14、16のうちの1本には、ロボットキャリヤ24が
位置しないことになる。
【0040】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく種々の変更が可能である。例えば、本発明は、車両
ボデー以外の他の製品についても適用可能であり、ま
た、ロボット28、ロボットキャリヤ24、可動レール
12、14、16のそれぞれの個数は上記実施例に限定
されない。
【0041】
【発明の効果】本発明の自動生産システムによれば、生
産変動への対応自由度を大きくし、また、生産変動によ
っても、あるいは、ロボットの異常、ロボットの保守点
検によっても、稼動率を下げることのない優れた効果が
奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動生産システムの一実施例を示す斜
視図である。
【図2】本実施例の自動生産システムの待機状態を示す
平面図である。
【図3】図2の次の状態を示す図2に対応する図であ
る。
【図4】図3の次の状態を示す図2に対応する図であ
る。
【図5】本実施例の自動生産システムに係るブロック図
である。
【符号の説明】
10 生産ライン領域内 12、14、16 可動レール 18 ターミナルレール 24 ロボットキャリヤ(キャリヤ) 28 ロボット 30 ツールチェンジャ 32 溶接ガン(作業ツール) 34 生産ライン領域外 40 自走用コントーラ(制御手段) 42 ロボットコントローラ(制御手段) 48 可動レールコントローラ(制御手段) 60 ホストコンピュータ(制御手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産ライン領域外に設けられるターミナ
    ルレールと、 生産ライン領域内に複数本設けられ、それらがターミナ
    ルレールと直列に連接された位置から、それぞれが個々
    に連接方向と直角の方向へ移動駆動される可動レール
    と、 それぞれが個々にターミナルレール及び可動レールに沿
    って移動駆動される複数のキャリヤと、 それぞれが個々に各キャリヤに支持され、作業ツールを
    交換自在とするツールチェンジャを有し、取り付けられ
    る作業ツールに応じて作動される複数のロボットと、 前記ロボットを生産ライン領域外から生産ライン領域内
    の指定位置へ配するとともに、指定位置から生産ライン
    領域外へ戻すべく、可動レール、キャリヤを制御する制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする自動生産システム。
JP12866995A 1995-05-26 1995-05-26 自動生産システム Expired - Lifetime JP2625403B2 (ja)

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