JP2625341B2 - 配量封体 - Google Patents

配量封体

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JP2625341B2
JP2625341B2 JP4349149A JP34914992A JP2625341B2 JP 2625341 B2 JP2625341 B2 JP 2625341B2 JP 4349149 A JP4349149 A JP 4349149A JP 34914992 A JP34914992 A JP 34914992A JP 2625341 B2 JP2625341 B2 JP 2625341B2
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ring
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エム.ミューラー ブルース
ジェイ.ダニエルズ リチャード
アール.ノッティンガム ジョン
エイ.パナセウィクツ デール
イー.ウィルソン ギュイ
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アプターグループ,インコーポレイテッド
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/20Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
    • B65D47/24Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat
    • B65D47/241Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat the valve being opened or closed by actuating a cap-like element
    • B65D47/242Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat the valve being opened or closed by actuating a cap-like element moving helically
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    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/20Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
    • B65D47/2006Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge formed by a rigid spout outlet opened by tilting of the spout outlet

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器のための封体に関す
るものであり、より具体的には閉鎖姿勢と開口した配量
姿勢との間で操作することの出来る配量封体に関するも
のである。
【0002】
【発明の背景及び従来技術の問題点】流動物質とともに
用いる容器に対しては、この口部に取付ける形式の封体
や、同封体が容器中味を配量するためのフリップフロッ
プ式注口乃至ノズル組立体を含んでいる構造のものが提
案されている。例えば、米国特許第4,776,501
号、第4,645,086号及び第3,516,581
号を参照されたい。
【0003】前記引用特許に開示された封体の場合、オ
ペレータが封体の頂部かつ後方部分を押し下げないと封
体を配量姿勢へと枢動させることが出来ない。一方、米
国特許第4,838,460号は封体にして傾斜式アク
チュエータが回転可能カラー内に装着されており、カラ
ーの回転がカムリングによって行なわれるとアクチュエ
ータは閉鎖及び開口位置間で傾斜する。
【0004】米国特許第4,838,460号に開示さ
れた如き回転可能カラー内の傾斜式アクチュエータはそ
の意図する目的に対してはほぼ満足に作用するかもしれ
ないが、構造上及び操作上の利点を備えた改良された配
量封体を提供することが望ましいであろう。
【0005】具体的に言えば、カム駆動システムにして
封体の比較的小さな領域内に配置可能で、封体のまわり
全体又は大部分に延びる円周方向カム軌道を必要としな
いカム駆動システムを提供することが望ましいであろ
う。
【0006】更には、もしもそのような改善された構造
物の諸部品が比較的容易に製造出来、容易に組立てられ
れば好ましいことであろう。
【0007】加えるに、もしもそのような改良された構
造が機能上の細かい部品や説明のための技術用語や指標
が実質的に無い「ハイスタイル」な外形形状を提供出来
るならば有利であろう。
【0008】最後に、封体を自動、高速キャッピング機
械内で容器に装着する際出会うトルク、又は封体の使用
中人が誤まってか又は故意にきわめて高いトルクを封体
に加える際生ずるトルクを受容出来る改良された構造を
提供することは望ましいであろう。
【0009】本発明は改良された封体にして前述の利点
及び特徴を備えた構造を備えることの出来る改良された
封体を提供している。
【0010】
【発明の要約】本発明は新規な配量封体にして、実質的
に機能的な細かい部品が外に表われたり説明的術語があ
らわれていないモダンで清潔な設計を行なえる配量封体
を提供している。前記封体部品は製造が比較的容易であ
り、組立ても容易である。同封体構造はこれを自動キャ
ッピング機械の使用により容器に装着する際加わる顕著
なトルクを受容することが可能である。
【0011】前記封体は容器開口において容器に装着さ
れるベースを含んでいる。このベースは例えば適当なね
じ係合により容器上にしっかりと保持されるので、同ベ
ースは封体の通常の操作中には容器に対する回転は防止
される。前記ベースは容器開口と導通するための排出通
路を画成している。
【0012】アクチュエータがベース上に装着されてい
るが、同アクチュエータはこれとベースの間において中
心軸線のまわりの実質的かつ相対的な回転運動を起すの
を防止されている一方、アクチュエータの前記排出通路
を閉塞する閉鎖位置及び同排出通路からの流出を許容す
る開口位置間における動きは受容されている。好ましい
実施例においては、前記アクチュエータをベース上に装
着するためにヒンジ装置が設けてあり、同ヒンジ装置は
前記ベース排出開口から隔置されている。
【0013】好ましい形態においては、前記ヒンジ装置
は前記ベース上において一対の隔置台座を含んでおり、
各台座は少なくとも部分的に円筒状の噛合い表面を備え
た振子部材を画成している。前記アクチュエータは一対
の隔置された軸受部材を備えており、同部材の各々は前
記振子部材の一つと噛合ってアクチュエータの傾斜を受
容するための少なくとも部分的に円筒状の軸支表面を画
成している。
【0014】前記ベース上には前記中心軸線のまわりに
おいてベースとアクチュエータに関して回転するようカ
ラー乃至リングが装着されている。前記リング及びアク
チュエータはいっしょになって前記開閉位置間における
アクチュエータの傾斜を行なわせるための協働カム駆動
装置を画成している。
【0015】本発明の一つの特徴によれば、前記カム駆
動装置は好ましくは前記リングから半径方向内向きに延
びるカム部材を含んでおり、前記アクチュエータは前記
カム部材を駆動噛合い的に収納するためにらせんの一部
分に沿って延びる少なくとも一つの溝を画成している。
【0016】本発明の別の特徴によれば、前記リングは
好ましくは半径方向内向きに延びる停止部材を含んでい
る。前記ベース乃至アクチュエータは前記停止部材と軸
線方向に整合した当接部を画成している。かくして、前
記リングが選定された方向に回転すると、前記溝内に前
記カム部材が搬送されて、アクチュエータが前記開閉位
置の一方へと動かされるとともに、前記停止部材が前記
当接部と噛合い状態に搬送され、その方向への更なる回
転が防止される。
【0017】前記カム駆動装置の好ましい形態において
は、前記アクチュエータは一対の隔置溝を画成してお
り、同溝の各々は(1)前記ヒンジ装置から円周方向に
隔置されるとともに、(2)らせんの一部分にして他方
の部分に実質的に等しい部分を画成しており、(3)互
いに対して円周方向にオフセットされるもアクチュエー
タ上において同一の軸線方向位置を備えている。前記リ
ングは前記溝内に収納されるようにした一対のカム部材
を備えている。
【0018】本発明の別の特徴によれば、前記リング又
はベースのいづれかの少なくとも一部分は一時的な半径
方向偏倚を受容する程度に可撓的である。更には、前記
ベースは外向きに突出するフランジを画成している。前
記リングは同フランジのまわりにほぼ円筒状の内側表面
を備えている。前記リングは前記内側表面から内向きに
突出し、遠隔内側端部内に終結している少なくとも1つ
の下側保持部材を画成している。
【0019】前記リングは更に前記内側表面から内向き
に突出し、前記下側保持部材から軸線方向に隔置してい
る少なくとも1つの上側保持部材を画成している。前記
上側保持部材は前記下側保持部材に向けてほぼ軸線方向
に対面している噛合い表面を備えている。前記下側保持
部材は前記上側保持部材に向けてほぼ軸線方向に対面し
ている支持表面を画成している。
【0020】前記下側保持部材は更に、下側保持部材の
遠隔内側端部から前記リング円筒状内側表面に向けて、
前記支持表面と案内表面間の軸線方向距離が前記下側保
持部材の内側端部からの半径方向距離の増大とともに増
大するよう延びている案内表面を画成している。この構
造により、前記ベースは前記リング内への挿入が許容さ
れるが、その際には前記下側保持部材の内側端部を通っ
てのベースフランジの動きを受容するべく前記ベース乃
至リングの少なくとも一部分を半径方向に偏倚せしめる
よう前記リングフランジが前記下側保持部材案内表面に
よって案内される。こうすることにより、ベースフラン
ジは前記リング上側及び下側保持部材間に係止させられ
る。
【0021】
【実施例】本発明は多くの異なる実施形態が可能である
が、明細書本文及び付図は本発明を例示するため幾つか
の具体的実施例のみを開示している。しかしながら、本
発明はそのような実施例に限定されると受取るべきでは
ない。本発明の範囲は請求の範囲において記述されてい
る。
【0022】説明の簡便さのために、本発明の封体は通
常の(直立した)作動位置において説明されており、上
側、下側、水平等の用語はこの位置を参照して使用され
ている。しかしながら、本発明の封体は説明される位置
以外の配向においても製造し、貯蔵し、搬送し、使用
し、販売し得るものである。
【0023】本発明の配量封体の第1の実施例が図1に
例示されており、同図においては封体は全体として参照
番号20によって表わされている。封体20は首部23
(図6)又は他の適当な構造によって画成された通常の
開口を備えることの出来る容器22上に装着することが
出来る。
【0024】図3において最も良く示されているよう
に、前記封体20は容器22に取付けるための封体ベー
ス24を含んでいる。例示された第1の実施例において
は、回転可能なカラー又はリング25が封体ベース24
に装着されているが、回転可能カラー又はリング25は
直接容器22に取付けられている訳ではない。ベース2
4は全体として円筒状の周縁壁26及びベース24の頂
部を横切って延びる全体として横方向の封体壁、デッキ
又はフランジ28とを含んでいる。
【0025】封体ベース24の円筒状壁26は容器口の
まわりで容器首23(図6)の頂部外側周縁と(図示せ
ぬ例えばねじにより)噛合うようにされている。他の適
当な係合手段装置(例えば回転防止ストップ部材を備え
たスナップフィットビード)を設けて封体ベース24を
容器22上にしっかり固体することが可能である。かく
すればベース24が容器に十分しっかりと固定されるの
で、封体20の通常の使用中におけるベース24と容器
22の間の相対的回転が防止される。別法として、用途
に応じて、封体ベース24は容器22から離れられない
ように、又はこれと一体に形成させることが可能であ
る。
【0026】図6に示すように、環状シーリングリング
30を設けて容器口において容器首の内側エッジと噛合
うようにし、気密シールの効果を得ることが出来る。
【0027】封体ベース24は図3、図4、図6及び図
7において最も良く例示されているように排出通路40
を含んでいる。好ましい実施例においては、封体ベース
24はフランジ28のデッキから上向きに突出している
排出チューブ42を含んでおり、排出通路40はチュー
ブ42内に画成されている。前記チューブ42はフラン
ジ28から排出通路40を経てチューブ42の下側端部
において容器内部と導通している。
【0028】封体ベース24はフランジの周縁において
フランジ28から上向きに突出する当接部材44(図
3、図4、図6及び図7)を含んでいる。当接部44は
封体20の作動中以下に詳細を示す態様においてリング
25の部分と間欠的に噛合うようにされている。
【0029】封体ボディ24は最も良好には図1、図
2、図3、図6、図7及び図8に例示されているように
ノズル組立体又はアクチュエータ60を収納している。
前記アクチュエータ60は協働する頂部壁62(図1、
図2、図3、図6及び図7)並びに懸架正面フランジ6
4(図2、図3及び図8)を含んでいる。
【0030】アクチュエータ60は又一対の隔置され、
懸架した軸受部材71(図3、図6及び図7)を備えて
おり、該部材71は排出通路40から隔置されている。
部材71はベース24と協働して、排出通路40をふさ
ぐ閉鎖位置(図1)と排出通路40の流出を許容する開
口位置(図2)の間でのアクチュエータ60の傾斜を許
容するヒンジ装置を画成している。
【0031】封体ベース24は特に一対の隔置された台
座66(図3、図4、図6及び図7)を含んでおり、該
台座は一対の対面する振子部材68を画成している。こ
れら振子部材の各々は少なくとも部分的に円筒状の噛合
い表面70を備えている。アクチュエータ軸受部材71
の各々は内向きに面した軌道またはレッジ72を含んで
おり、該レッジ72は少なくとも部分的に円筒状の軸受
表面74を備えている(図6)。前記レッジ72は一端
が台座振子部材68の一方の部分的に円筒状の表面70
と噛合うことによってアクチュエータ60のベース24
に対する傾斜を受容している。
【0032】本発明の好ましい形態においては、ベース
台座66及び/又はアクチュエータ軸受部材71はアク
チュエータ60をベース24上に組付けるのに十分な可
撓性を有している。特に、前記台座66は内向きに偏倚
可能なるよう十分に可撓性を持たせても良く、及び/又
はアクチュエータ軸受部材71はアクチュエータ60及
びベース24が図6に例示された初め閉じている関係へ
と押込まれた時に外向きに偏倚する十分な可撓性を持た
せることが出来る。各ベース振子部材68が強制的に分
離させられ、アクチュエータ軸受部材レッジ72の頂部
に配置される過程をスムーズに行えるようにするため、
各振子部材68の頂部は図3及び図4において参照番号
76で示したように面取りされているのが好ましい。更
には、各軸受部材71の底部エッジは図3、図7及び図
8において参照番号73で示すように面取りされてい
る。
【0033】アクチュエータ60のベース台座66への
装着を容易にするため、アクチュエータ軸受部材71の
各々は底部内側エッジに沿って面取り部材73(図6及
び図7)を備えているのが好ましい。
【0034】アクチュエータ60が封体ベース24に枢
着される時に、アクチュエータ60は以降詳細に述べる
新規な手段装置を用いて前記閉鎖位置(図1及び図6)
から開口位置(図2及び図7)へと枢動させることによ
り、アクチュエータの前方端部が封体カラー又はリング
25の頂部上方で露出されるようにすることが可能であ
る。
【0035】アクチュエータ60は頂部壁62の底部表
面上においてある構造体を含んでおり、同構造体はアク
チュエータ60の配向に応じて容器排出チューブ42か
らの流動物質の配量を許容せしめるか又は通路40を閉
塞して排出チューブ42からの流出を防止せしめるかの
作用を行なう。特に図6及び図7に示すように、アクチ
ュエータ60は前方に延びるノズル又はチャンネル70
を含んでおり、該ノズルは部分的に円筒状のシーリング
壁79と合流し、この内部へと開口している。壁79は
アクチュエータ60が図6に例示するように閉鎖位置に
ある時には排出チューブ42の上側周縁を取囲み、これ
をシールする。例えば、前記壁79は排出チューブ42
の外側周縁のまわりにシールを形成しており、これはチ
ューブ42の正面において参照番号80で示されてお
り、チューブ42の後方においては参照番号84により
示されている。
【0036】好ましくは、シーリング栓86がアクチュ
エータ頂部壁62の底部から下向きに突出している。前
記シーリング栓86は全体として円筒状又は環状の形状
を備えており、排出チューブ42の頂部において開口中
に進入することで、アクチュエータが図6に例示するよ
うに閉鎖位置にある時にチューブ42内の排出通路40
をシーリング的に閉塞するようにされている。
【0037】他方、アクチュエータ60が図7に示すよ
うに配量位置へと傾斜される時には、シーリング栓86
の正面部分は排出チューブ42の頂部から離れるよう傾
斜することにより、流動物質を配量ノズル70を介して
チューブ42内の排出通路から流出することを許容せし
める。アクチュエータ60が図7に示すような配量位置
へと傾斜される時には、壁79はまだ排出チューブ42
の上側端部の外側周縁をシールし続けているので、容器
の中味はノズル70内に配量されている間排出チューブ
42の頂部のまわりに漏出することは出来ない。
【0038】ツイストリングすなわちカラー25はこれ
をベース24及びアクチュエータ60の両者に対して封
体ベース24上で回転的に装着するための新規な構造を
含んでいる。より具体的には、図3及び図4に示すよう
に前記リング25は3つの下側保持部材91、92及び
93を画成している。リング25は又3つの上側保持部
材101、102及び103を画成しており、これらの
部材の各々はリング25の内側表面から内向きに突出し
ている。前記上側保持部材101、102及び103は
前記下側保持部材91、92及び93から軸線方向に隔
置されている。
【0039】図5に例示したように、封体ベース24の
フランジ28は前記上側保持部材(例えば図5に例示さ
れた上側保持部材102と下側保持部材(例えば図5に
例示された下側保持部材92)との間に収納される。こ
の目的のため各上側保持部材101、102及び103
は図5に例示した上側保持部材102のための表面10
8のような係合表面を備えており、当該表面は全体とし
ては下側保持部材91、92及び93に向けて軸線方向
に対面している。各下側保持部材は図5に例示された下
側保持部材92のための支持表面112のような支持表
面を画成しており、当該表面は全体として上側保持部材
101、102及び103に向けて軸線方向に上向きに
対面している。
【0040】前記下側保持部材の各々は又図5の下側保
持部材92のためのガイド表面116のようなガイド表
面を画成しており、当該表面116は下側保持部材の遠
隔内側端部からリング25の円筒状内側表面に向けて延
びている。図5に例示した下側保持部材92上のガイド
表面116のような、各下側保持部材上のガイド表面の
配列の特徴は保持部材の内側端部からリング25の内側
表面に向けての延び方が、支持表面112とガイド表面
116の間の軸線方向距離を下側保持部材の内側端部か
らの半径方向外向き距離の増大にともなって増大させる
ように行なわれているということである。
【0041】封体ベース24のフランジ28は3つの隔
置された面取り部120(図3及び図4)を備えてお
り、これら面取り部の各々は封体20の最初の組立時中
にリング下側保持部材91、92又は93の1つと整合
するようにされている。保持部材91、92及び93並
びにベースフランジ28をこのように面取りした新しい
構造を採用することによりリング25及びベース24の
組立てが容易化される。更には、リング25又はベース
24又は両者の少なくとも一部分は一時的な半径方向変
形を許容する程度に十分な可撓性を有している。
【0042】最初リング25及びベース24を組付ける
ためにはこれらリング25及びベース24は実質的に図
3に示す如く軸線方向整合状態に並べられる。ベース2
4及びリング25が最初図3に例示する如く組立て状態
に配向された時には、ベースフランジ面取り部120は
全体としてリング下側保持部材91、92及び93と軸
線方向に整合させられる。更には、ベース上の上向きに
突出した当接部44は図4に例示した如くリングの上側
保持部材102の端部と隣接するように整合させられ
る。
【0043】次に相対運動が行なわれてベースフランジ
28がリング上側保持部材101、102及び103と
下側保持部材91、92及び93の間で定位置に位置決
めされる。この状態は図4に示してあるが、上側保持部
材102と下側保持部材92に対しては図5においてよ
り詳細に示されている。
【0044】リング25とベース24の間で前記相対運
動が行なわれると、ベースフランジ28が(図5に例示
した下側保持部材92上のガイド表面116のような)
リング下側保持部材ガイド表面に沿ってこれと接触しな
がら移動する。この滑動係合は図3及び図5に例示した
ようにベースフランジ28の上側エッジ上に設けたベベ
ル部乃至面取り部120の存在により助長される。
【0045】十分に大きく、相対する軸線力がリング2
5及びベース24に加えられた時には、これら部品の一
方又は両方には半径方向に一時的ではあるが十分な偏倚
量又は変形量が発生するので、フランジ28は下側保持
部材91、92及び93の内側端部を通るように滑動
し、前記下側保持部材と上側保持部材101、102及
び103の間に停留する。
【0046】封体部品の組立ての好ましい形態において
は、前記リング25及びベース24が最初に前述の如く
組付けられる。以降には、アクチュエータキャップ60
がリング25内に、かつ又封体ベース24の台座66上
へと押し下げられ、台座振子部材68とアクチュエータ
軸受部材71とが前述の如く噛合わされる。
【0047】アクチュエータ60がリング25内のベー
ス24に適正に装着された時、アクチュエータ60及び
リング25内の新規な構造体が協働してアクチュエータ
60の開口及び閉鎖位置間における傾斜作用を行なうた
めのユニークなカム駆動手段装置を画成する。より具体
的には、アクチュエータ前方フランジ64は図3及び図
8に例示された如く一対の隔置された溝131及び13
2を画成している。前記溝131及び132は台座66
とアクチュエータ軸受部材71間の協働噛合いによって
画成されたヒンジ手段装置から円周方向に隔置されてい
る。
【0048】各溝131及び132はらせん曲線の一部
分を画成している。溝131及び132のらせん部分は
実質的に同一である。溝131及び132は互いに対し
て円周方向にオフセットしているが、アクチュエータフ
ランジ64上では実質的に同一の軸線方向上位置にあ
る。
【0049】前記溝131はアクチュエータフランジ6
4の一方の側方エッジに開口しており、配量チャンネル
70の下方の閉鎖部分134において終結している。同
様にして、溝132はアクチュエータフランジ64の他
方の側方エッジにおいて開口しており、チャンネル70
の下方の閉鎖部分136において終結している。図8に
おいて見られるように、前記溝端部部分134及び13
6は溝のらせん形状の一部をなしていない。むしろ、前
記端部部分134及び136の各々は封体の長手方向軸
線をほぼ横切る方向に延びる(非らせん状の)小さな円
弧を画成している。
【0050】前記カラー乃至リング25は図3及び図4
に例示されたような一対の半径方向内向きに延びるカム
部材151及び152を画成している。アクチュエータ
60が最初前述の如くリング25内において封体24に
装着されると、カム部材152はまず溝132の端部部
分136内に収納され、カム部材151は図8における
実線で例示された如く他方の溝131の開口端部を少し
越えた地点に配置される。封体の初期組立て中カム部材
152の溝131内への位置決めを助けるために、アク
チュエータフランジ64の底部部分には図6に示すよう
に内向きに延びる、カーブしたか又は傾斜したリードが
設けられている。このリードの存在により、アクチュエ
ータ60が最初リング25内のベース24上に押し下げ
られた時、カム部材152の溝弧状部分136内への進
入が容易化される。
【0051】最初組付けられた状態においては、封体は
「閉鎖」状態にある。この閉じた配向においては、封体
ベース24上の上向きに突出する当接部材44(図4及
び図6)はリング上側保持部材102の端部と隣接す
る。組立てられ、閉じられた封体はかくして容器22の
如き入れ物に適用される。
【0052】好ましくは、前記封体20は慣用の高速
度、キャッピング装置によって自動的に容器22に適用
されるが、同装置の詳細は本発明の一部を構成するもの
ではない。もしも封体ベース24に容器22の首部上の
相手方ねじと噛合うための通常の右手ねじが設けられて
いる場合には、封体20は、図1及び図4を参照する
と、矢印160で示される如く時計方向に回転させられ
る。典型的には、前記自動キャッピング機械は封体20
を容器22上にねじ込むためリング25の外側表面を把
持する。
【0053】閉じられた封体20がかくして容器22に
適用された時には、リング上側保持部材102が図4に
示される如くベース当接部44と噛合う。こうすること
によりリング25及びベース24間の係合が促進され、
ベース24は容器22の首部上へとねじ止めされる。
【0054】理解されるように、カム部材152は溝1
32の短かい水平方向弧状部分136内に配置されてお
り、弧状部分136の閉鎖端部から隔置されているの
で、アクチュエータ60には何らの回転力又はトルクを
も伝達しない。封体を容器122上にねじ込むための駆
動力はリング上側保持部材102からベース24の比較
的大きな当接部材44へと伝達され、カム部材152が
封体適用工程中において基本的には溝部分136の壁と
駆動的に噛合ってはいないが故に、前記カム部材152
は、より剛固なリング上側保持部材102及びベース当
接部44がさらされるような比較的高いねじり応力を許
容するように設計する必要は無い。かくして、カム部材
152はリング25から突出している横断面積及び溝1
32内に内向きに突出している長さの両者に関して比較
的小さなものとすることが出来る。前記カム部材151
も同様にして小さくすることが出来る。何故ならばカム
部材151は封体が閉鎖位置にあって、最初容器に適用
される時に完全に溝131の端部を越えているからであ
る。
【0055】(封体が閉鎖姿勢にある間に)封体を容器
22に取付けた後には同封体20はカラー乃至リング2
5を(図2における矢印164で示すように半時計方向
に)回転することにより配量姿勢へと容易に開口するこ
とが出来る。図4を参照すると、リングが(図4の矢印
160の方向とは反対に)反時計方向に回転するにつれ
て上側保持部材102は、全ての3つの上側保持部材1
01、102及び103がベースフランジ28の頂部の
まわりを移動するにつれて、封体ベース当接部44から
運び去られる。リング25の反時計方向におけるこの初
期の回転中において、ベース当接部44又はベース24
のいかなる部分もがリング25と積極的な駆動関係状態
に係合することは無い。従って、ベース24は容器22
の首部としっかり噛合った状態を保持する。
【0056】リング25が図2の矢印164の方向に回
転すると、カム部材152(図8)が溝132のらせん
部分内へと回転進入し、これによりアクチュエータ60
の前方は(図8の破線で示す位置並びに図7の実線で示
す位置へと)上向きに駆動される。同時に、カム部材1
51は溝131の開口端部へと進入し、やはりアクチュ
エータ60の前方を上向きに駆動するのを助勢する。
【0057】完全に上昇し、開口した位置(図7及び図
8)においては、カム部材152は溝132の開口端部
から抜け出ており、カム部材151は図8の想像線で例
示したように溝131の短かい円弧状部分134に進入
している。しかしながら、カム部材151が前記短かい
円弧状部分134の端部迄運び去られる以前に、リング
上側保持部材103(図4)がベース当接部44と噛合
い状態に入り、リング25が更に回転するのは防止され
る。かくして、カム部材151は溝円弧状部分134の
端部と噛合うことは許容されない。従って、カム部材1
51は大きなせん断応力は受けない。よってカム部材1
51の横断面の厚味はアクチュエータ60を傾斜するこ
とに関連した比較的小さなカム作動力を受容するに十分
な大きさでありさえすれば良い。
【0058】アクチュエータ60が(図2及び図7の如
く)開口姿勢にある時には中味は容器から配量されるこ
とが出来る。典型的には、容器22は可撓性のある壁を
備えており、該壁を圧搾することにより容器中味をアク
チュエータ60の配量チャンネル70から外へ注出する
ことが可能である。アクチュエータを閉じたい時には、
リング25を反対方向に(図2の矢印164と反対方向
に)廻し戻すことで溝内のカム部材151及び152の
運動を逆転させ、アクチュエータを閉鎖位置へと駆動し
てやることが可能である。
【0059】所望とあらば、封体の別の形態において
(例示せず)ベース当接部44は省略することも出来
る。そのような設計においては、アクチュエータ溝13
1及び132にはそれぞれ前記短い円弧状部分134及
び136は設けてやる必要が無いであろう。この場合カ
ム部材151はリング25の開口位置への回転の終結に
おいて溝131の端部と噛合うようにされるであろう
し、カム部材152はアクチュエータ60の閉鎖位置に
おける溝132の端部と噛合うようにされるであろう。
カム部材151及び152はかくて端末応力を受容出来
る程度の強度を与えて作らねばならぬであろう(即ち十
分大きな横断面積を備えねばならぬであろう)。加える
に、カム部材152は封体が最初容器に適用される時に
(すなわちリング25が図4で例示される矢印160の
方向に回転される時に)封体取付けトルクを受容出来る
程度に十分強くなくてはならないであろう。
【0060】リング25及び封体ベース24間の噛合い
はアクチュエータ60を作動させるための相対回転運動
を許容しながら軸線方向保持力を提供するであろう別の
形態を取ることも可能である。例えば、リング25上に
はより多くの数の、又はより少ない数の上側保持部材1
01、102及び103を設けてやることが可能であ
る。同様にして、より多くの又はより少ない数の下側保
持部材91、92及び93をリング25上に設けてやる
ことが出来る。別法として、前記保持部材は他の適当な
構造を備えることが出来る。
【0061】図1乃至図8に例示された本発明の封体は
(部材151及び152に類似の)単一カム部材と協働
するための(溝131及び132と類似した)単一カム
溝を含むことが出来る。そのような構造の場合には、溝
のらせん形状は長手方向軸線に対してより急峻な角度を
画成することになるが、この状態はより肉厚の又はより
長い前方フランジ又はスカート64を設けることにより
受容することが可能である。
【0062】本発明の封体の第2の実施例が図9から図
15において例示されており、同図においては封体は全
体として番号220により示されている。封体220は
容器222上に装着するようにされているが、容器22
2は首部又は適当な構造体(例示せず)によって画成さ
れる慣用的開口を備えることが出来る。
【0063】図11及び図12において最も良く例示さ
れているように、封体220は容器222に取付けるた
めの封体ベース224を含んでいる。好ましくは、ベー
ス224はアクチュエータ260を含む構造体の一体部
品としてモールド成形されており、当該アクチュエータ
260は可撓的ストラップフランジ266を介してベー
ス224に接続されている。
【0064】回転可能なカラー乃至リング225が封体
ベース224に装着されている。カラー乃至リング22
5は直接容器222には取付けられていない。
【0065】図12及び図14において最も良く例示さ
れるように、封体ベース224は全体として円筒状の周
縁壁またはフランジ226と、全体として横断方向の封
体壁乃至デッキ228を含んでいる。図11及び図14
において最も良く例示されているように、周縁壁226
はヒンジストラップ266の下方に切欠き227を画成
している。
【0066】封体ベース224は径の小さい円筒状壁2
23を含んでおり、当該壁は(図示せぬ)容器口のまわ
りにおいて容器222の口の頂部の外側周縁と係合する
ようにされている。この実施例においては、スナップ係
合のビード229(図14及び図15)が壁223の内
側上に設けられており、(図示せぬ)容器首上の適当な
手段装置(例えばスナップ係合のビード)と噛合ってい
る。加えるに、壁223の内側にはビード229上方に
おいて回転防止リブ231及び233が設けられてお
り、容器首の外側上に設けた(図示せぬ)類似のリブと
噛合っている。これらは容器222上での封体220の
回転を防止する作用を行なっている。
【0067】環状シールリング230を最良には図14
及び図15に例示した如く設けて、容器口において容器
首部の内側エッジと噛合わせ緊密なシールを行なわせる
ことが出来る。
【0068】封体ベース224は図12、図14及び図
15に例示される如く排出通路240を含んでいる。排
出チューブ242はデッキ228から上向きに突出して
おり、排出通路240はチューブ242内に画成されて
いる。チューブ242はデッキ228を通り、排出通路
240を経てチューブ242の下側端部において容器内
部と導通している。
【0069】封体ボディ224は図11、図14及び図
15において最も良く例示されているように、アクチュ
エータ260の傾斜を受容出来るよう同アクチュエータ
を担持している。アクチュエータ260は以下に詳細を
述べる新規な手段装置を介して閉鎖位置(図9及び図1
4)から開口位置(図10及び図15)へと枢動可能で
あり、かくすればアクチュエータ260の前方端部は封
体カラー乃至リング225の頂部上方に露出する。
【0070】アクチュエータ260は頂部壁262を備
えており、該壁262はアクチュエータ260が閉鎖位
置(図14)にある時には、実質的に完全にリング22
5の内部を横切って延びている。アクチュエータ260
は頂部壁262の底部表面上に設けた構造体であって、
アクチュエータ260の姿勢に応じ、容器排出チューブ
242からの流動物質の配量を許容するか又は通路24
0を閉塞して排出口242からの流出を防止するかの機
能を果たす構造体を含んでいる。
【0071】特に図14及び図15に示すように、アク
チュエータ260は前方に延びるノズル乃至チャンネル
270を含んでおり、該チャンネルは全体として円筒状
のシーリング壁271(図12)と合流し、この内部に
開口している。図14に例示したように、シーリング壁
271はアクチュエータ260が閉じられた時(図1
4)にはチューブ242の上側周縁をシールする。図1
4はチューブ242の前方をシールしている壁271の
前方部分280を示しており、図15はチューブ242
の後方部分をシールしている壁271の後方部分284
を例示している。
【0072】好ましくは、シーリング栓286がアクチ
ュエータ頂部壁262の底部から下向きに突出してい
る。シーリング栓286は全体として円筒状の又は環状
の形状を備えており、排出チューブ242の頂部におい
て開口内に進入し、アクチュエータ260が図14に例
示された閉鎖位置にある時にチューブ242内の排出通
路240をシール状態で閉じるようにされている。
【0073】他方、アクチュエータ260が図15に例
示した如く配量位置に傾斜すると、シーリング栓286
の前方部分が排出チューブ242の頂部から離れるよう
に傾斜し、物質はチューブ242内の排出通路から配量
ノズル270を経て外部へと流出することが許容され
る。アクチュエータ260が図15に例示した配量位置
へと傾斜した時には、シーリング壁271の下側部分は
まだ排出チューブ242の上側端部の外側周縁をシール
し続けるので、容器の中味はノズル270内には配量さ
れるものの排出チューブ242の頂部のまわりには漏出
することが出来ない。
【0074】図12、図14及び図15に例示したよう
に、アクチュエータ260は又以下詳細を述べる態様に
よりリング225と噛合う切欠き265を画成するカム
従動子部材264をも含んでいる。カム従動子部材26
4はアクチュエータ260上において配量チャンネル2
70の下方へと下向きに懸架している。
【0075】カム従動子部材264は封体ベースデッキ
228から上向きに突出する2つの隔置された壁267
間において横方向に拘束されている。壁267は拘束手
段として機能し、ベース224に対するアクチュエータ
260の回転的又は角度的変位を防止している。
【0076】図11に例示したように、リング225は
らせんの一部分を画成した、内向きに突出する傾斜路2
51を含んでいる。傾斜路251はアクチュエータ26
0のカム従動子部材264内の切欠き265内に収納さ
れるようにされている。
【0077】リング225は又3個の円周方向に隔置さ
れた上側保持部材301、302及び303をも含んで
いる。前記上側保持部材は円筒状壁226の頂部におい
て封体ベース224のまわりに画成された肩310(図
11乃至図15)上に収納されるようにされている。
【0078】リング225は又図11に例示される如く
2つの下側保持部材316及び318をも含んでいる。
下側保持部材316及び318は(下側保持部材316
に対して図14及び図15に例示したように)封体ベー
ス周縁壁226の底部エッジと噛合うようにされてい
る。
【0079】リング225を封体ベース224上に組付
け易くするために、下側保持部材316及び318の各
々はアングル状の側方表面を備えており、封体ベースの
周縁壁226は一対の角度の付いた切欠きを画成してい
る。これらの切欠き320は、その一つが図11におい
て見えているが、下側保持部材316及び318が封体
ベース壁226の側方を通って壁226の底部上定位置
へと軸線方向に変位するのを許容している。
【0080】アクチュエータ260、ヒンジストラップ
266及びベース224は典型的には図12に例示した
姿勢の一体構造物として熱可塑性材料からモールド成形
される。スリーブ225は別個にモールド成形される。
一体構造のベース224、ヒンジストラップ226及び
アクチュエータ260は次にリング225内の定位置へ
と配置され、カム傾斜路251がカム従動子切欠き26
5内に収納される。
【0081】組立中においては、リング上側保持部材3
01、302及び303を封体ベース肩310上に着座
せしめ、下側保持部材316及び318をしてベース側
壁切欠き(例えば図11の切欠き320)を通り、(下
側保持部材316に対して図14及び図15に例示する
如く)封体ベース周縁壁226の底部と噛合うよう駆動
せしめるべく相対的軸線方向運動が行なわれる。設計の
仕方によっては諸部品に可撓性部分を設けたり、又はツ
ーピース式又は分割式のリングを設けて組立てを行なう
のが望ましいか又は必要になるかも知れない。更には、
ベース224及びアクチュエータ260は最初別個のピ
ースとしてモールド成形してやることも可能である。こ
うするためにはストラップヒンジ66を適当なツーピー
スヒンジと置換えて、アクチュエータ260が最初封体
ベース224上に装着された時に同ヒンジが適当に係合
することが必要である。
【0082】封体が完全に組立てられた時には、リング
225が一方向又は他方向に回転すると、アクチュエー
タ260を上向き又は下向きに傾斜させることにより、
封体は開口又は閉口することは明白である。肩310上
には前記傾斜運動の所望の限界部分において適当な停止
部材を設けることが可能である。例えば、図11は停止
部材又は当接部材330を例示しているが、当該部材3
30はその一方の側においてリング上側保持部材301
の端部と係合可能であり、他方の側においてリング上側
保持部材303の端部と係合可能である。停止部材33
0の位置及び上側保持部材301及び303の間隔は、
アクチュエータ260が完全に開口位置(図15)にあ
る時に上側保持部材301が停止部材330と噛合い、
アクチュエータ260が完全に下降した、すなわち閉口
した位置(図14)にある時停止部材330と噛合うよ
うに選ばれている。
【0083】例示された両実施例(図1乃至図8及び図
9乃至図15)において、前記カム駆動装置はアクチュ
エータ及びリングの前方の比較的小さな領域に閉込めら
れている。また前記カム駆動装置は排出通路から隔置さ
れており、全体としてヒンジ装置と(実質的に)直径方
向に相対している。
【0084】理解されるように、本発明は種々の適当な
形状の新規な封体にして種々の容器とともに用い、又種
々の容器/封体取付けモードについて用い、かつ又種々
の用途において用いる封体の製造について包含してい
る。
【0085】本発明の封体は実質的に機能上の詳細部が
見えない「ハイスタイル」の外部形状を与える構造にお
いて、熱可塑性材料から容易にモールド成形してやるこ
とが可能である。
【0086】実際、本封体には平坦なアクチュエータ頂
部を取囲む平滑で円筒状のリングを設けることが出来る
ので、ユーザが容器上のそのような封体に出合った時に
は、同ユーザは典型的には(世界中で広く使用されてい
る慣用の右手ねじに対する)ねじをゆるめる方向にカラ
ーを回転させることにより封体を開口しようとするであ
ろう。例えユーザが以前にそのような封体を使用したこ
とが無かったとしても、同ユーザは疑い無くこれを通常
の態様でねじをゆるめるが如く開口しようとするであろ
う。もちろん、こうすることにより配量封体は配量、開
口姿勢へと移動することになる。
【0087】特別の指示が無くても本封体は通常の人々
によって容易に開口出来るので、本封体は開口の指示説
明部を設けること無く容器上に有効に用いることが可能
であると信じられる。かくして、封体の外側はしばしば
他のタイプの封体上に見られる説明の文字乃至指標で悩
されない「ハイスタイル」の平滑でこぎれいな外部表面
を提供することが出来る。
【0088】本発明の前述の詳細な説明及び例示図から
も容易に理解されるように、本発明の新規な概念又は原
理の精神及び範囲から離脱することなく多くの変更例及
び修整例が実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】閉鎖姿勢で示した本発明の封体の斜視図。
【図2】開口姿勢で示した前記封体の斜視図。
【図3】前記封体の拡大し、展開した斜視図。
【図4】カラー又はリング内に装着された封体の平面図
であり、アクチュエータはその下にある詳細構造を示す
ために省略してある。
【図5】図4の面5−5に沿って眺めた、大きく拡大し
た、断片的横断面図。
【図6】図1の面6−6に沿って眺めた、大きく拡大し
た、断片的横断面図。
【図7】図2の面7−7に沿って眺めた、大きく拡大し
た、断片的横断面図。
【図8】図6の面8−8に沿って眺めた横断面図であ
り、封体の傾斜した開口姿勢が想像線で示されている。
【図9】閉鎖姿勢における、本発明の封体の第2の実施
例の斜視図。
【図10】開口姿勢における、本発明の封体の第2の実
施例の斜視図。
【図11】前記第2の実施例の封体の拡大され、展開さ
れた斜視図。
【図12】再配列して封体リングとともに組立てる前に
おける成形のままの形状にある前記第2の実施例封体の
ボディ及びアクチュエータの斜視図。
【図13】封体の前記第2の実施例のリングの拡大した
平面図。
【図14】図9の面14−14に沿って眺めた、大いに
拡大した横断面図であり、容器は例示を簡便にするため
省略されている。
【図15】図10の面15−15に沿って眺めた、大い
に拡大した横断面図であり、容器は例示を簡便にするた
め省略されている。
【符号の説明】
20 封体 24 封体ベース 22 容器 25 リング 28 フランジ 30 リング 40 排出通路 42 排出チューブ 44 当接部 60 アクチュエータ 62 頂部壁 64 前方フランジ 71 軸支部材 66 台座 70 噛合い表面 74 軸支表面 68 振子部材 79 シーリング壁 80、84 シール 91、92、93 下側保持部材 101、102、103 上側保持部材 116 案内表面 112 支持表面 120 面取り 131、132 溝 151、152 カム部材 136 溝弧状部分 44 ベース当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン アール.ノッティンガム アメリカ合衆国オハイオ州モアーランド ヒルズ,ストンウッド ドライブ 60 (72)発明者 デール エイ.パナセウィクツ アメリカ合衆国オハイオ州ストロングス ビル,ササフラス ドライブ 15439 (72)発明者 ギュイ イー.ウィルソン アメリカ合衆国イリノイ州ウッドストッ ク,リンデン ドライブ 2345 (56)参考文献 特開 昭63−44457(JP,A) 実開 昭58−29951(JP,U) 特公 昭48−36657(JP,B1) 英国特許出願公開2182027(GB,A)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器のための配量封体であって、該封体
    は 前記容器の開口において該容器に装着されたベースにし
    て、該ベースは前記封体の通常の操作中は前記容器に対
    しての回転が拘束されており、かつ又容器開口と導通す
    るよう排出通路を画成しているベースと、 アクチュエータにして前記ベースとアクチュエータの間
    の中心軸線まわりにおける実質的な相対回転運動を防止
    するよう前記ベース上に装着される一方、前記排出通路
    を閉塞する水平な閉鎖位置と前記排出通路からの流出を
    許容する角度をなした開口位置間におけるアクチュエー
    タの傾斜運動は受容されているアクチュエータと、 前記中心軸線のまわりにおいて前記ベース及びアクチュ
    エータに対して回転するよう前記ベース上に装着された
    リングにして、該リングは(1)半径方向内向きに延び
    るカム部材と(2)半径方向内向きに延びていて該カム
    部材から分離されている停止部材とを画成しているリン
    グを有し、 前記アクチュエータは少なくとも一つの溝を画成してお
    り、該溝は前記カム部材を駆動噛合い状態で収納してお
    り、 前記ベース及びアクチュエータの一方は前記停止部材と
    軸線方向に同じ高さに位置して該停止部材と軸線方向に
    整合する当接部を画成しており、かくして前記リングが
    選定された方向に回転すると、前記溝内の前記カム部材
    は前記アクチュエータをして前記開口及び閉鎖位置の一
    方へと移動せしめるよう搬送せしめ、前記停止部材をし
    て前記当接部と噛合わせ前記方向への更なる回転を防止
    するよう搬送せしめている配量封体。
  2. 【請求項2】 容器のための配量封体であって、該封体
    は 前記容器の開口において該容器に装着されたベースにし
    て、該ベースは前記封体の通常の操作中は前記容器に対
    しての回転が拘束されており、かつ又容器開口と導通す
    るよう排出通路を画成しているベースと、 アクチュエータにして、前記ベースとヒンジ装置によっ
    て担持されており、前記ヒンジ装置は前記ベース排出通
    路から横断方向に隔置されることにより前記アクチュエ
    ータをして、前記排出通路を閉塞する閉鎖位置と前記排
    出通路の流出を許容する開口位置の間における前記アク
    チュエータの傾斜を受容せしめるよう前記ベース上に装
    着しているアクチュエータと、 前記ベースとアクチュエータ間の1つの中心軸線のまわ
    りにおける実質的な相対的回転運動を防止せしめるよう
    に、前記ベース上に設けられた拘束手段と、 前記ベース及びアクチュエータに対して前記中心軸線の
    まわりを回転するよう前記ベース上に装着されたリング
    にして、前記リング及びアクチュエータはいっしょにな
    って前記アクチュエータの前記傾斜を行なうためのカム
    動装置を協働的に画成しており、前記カム駆動装置は
    前記ベース排出通路から隔置されるとともに、前記ヒン
    ジ装置とほぼ直径方向に相対しているリングとを有して
    いる配量封体。
  3. 【請求項3】 容器のための配量封体であって、該封体
    は 前記容器に対する開口において該容器に装着されたベー
    スにして、該ベースは前記封体の通常の操作中は前記容
    器に対する回転が拘束されており、かつ又前記容器開口
    と導通するよう排出通路を画成しているベースと、 前記ベース上に装着されたアクチュエータにして、中心
    軸線のまわりにおける前記ベースとアクチュエータの間
    の実質的な相対的回転運動を防止するとともに、前記排
    出通路を閉塞する閉鎖位置と前記排出通路からの流出を
    許容する開口位置の間における前記アクチュエータの傾
    斜を受容するよう装着されたアクチュエータと、 前記中心軸線のまわりを前記ベース及びアクチュエータ
    に対して回転するよう前記ベース上に装着されたリング
    にして、当該リングとアクチュエータはいっしょになっ
    て前記アクチュエータの前記傾斜を行なうためのカム駆
    動装置を協働的に画成しているリングとを有し、 前記ベースは一対の隔置された台座を含んでおり、各台
    座は少なくとも部分的に円筒状である一つの噛合い表面
    を備えた振子部材を画成しており、前記アクチュエータ
    は一対の隔置された軸受部材を備えており、各部材は前
    記振子部材の一方と噛合って前記アクチュエータの傾斜
    を受容せしめるため少なくとも部分的に円筒状である軸
    支表面を画成している配量封体。
  4. 【請求項4】 容器のための配量封体であって、該封体
    は 前記容器開口において該容器に装着するようにしたベー
    スにして、該ベースは前記封体の通常の操作中において
    は前記容器に対する回転が拘束されているとともに、前
    記容器開口と導通させるための排出通路を画成している
    ベースと、 前記ベース上に装着されたアクチュエータにして、中心
    軸線のまわりにおける前記ベースとアクチュエータ間の
    実質的な相対的回転運動を防止し、かつ又前記排出通路
    を閉塞する閉鎖位置と前記排出通路からの流出を許容す
    る開口位置の間において前記アクチュエータの傾斜を受
    容するためのアクチュエータと、 前記中心軸線のまわりで前記ベースとアクチュエータに
    対して回転するよう前記ベース上に装着されたリングに
    して、当該リング及びアクチュエータはいっしょになっ
    て前記開口及び閉鎖位置の間における前記アクチュエー
    タの前記傾斜を行なうための協働カム駆動装置を画成し
    ているリングとを有し、 前記リング及びベースの少なくとも一部分は一時的な半
    径方向偏倚を受容する程度に可撓的であり、前記ベース
    はフランジを画成しており、前記リングは前記フランジ
    のまわりに全体として円筒状の内側表面を備えており、
    前記リングは前記内側表面から内向きに突出し、遠隔内
    側端部に終結している少なくとも1つの下側保持部材を
    画成しており、前記リングは更に前記内側表面から内向
    きに突出した保持部材にして前記下側保持部材から軸線
    方向に隔置されている少なくとも1つの上側保持部材を
    画成しており、前記上側保持部材は前記下側保持部材に
    向けて全体として軸線方向に対面している噛合い表面を
    備えており、前記下側保持部材は前記上側保持部材に向
    けて全体として軸線方向に対面している支持表面を画成
    しており、前記下側保持部材は更に前記下側保持部材の
    前記遠隔内側端部から延びる案内表面を画成しており、
    かくて前記支持表面と案内表面間の軸線距離は前記下側
    保持部材の前記内側端部からの半径距離とともに増大し
    ているので、前記ベースを前記リング内に挿入する際に
    は前記リングフランジを前記下側保持部材によって案内
    し、前記ベース及びリングの一方の少なくとも一部分を
    半径方向に偏倚させることで前記下側保持部材の前記内
    側端部を通っての前記ベースフランジの運動を受容させ
    るとともに、前記リング上側及び下側保持部材間への前
    記ベースフランジの着座を行なう状態での挿入が可能で
    ある配量封体。
  5. 【請求項5】 容器のための配量封体であって、該封体
    は 前記容器の開口において該容器に装着するようにしたベ
    ースにして、当該ベースは前記封体の通常の操作の際に
    は前記容器に対しての回転が拘束されており、かつ又容
    器開口と導通するよう排出通路を画成しているベース
    と、 前記ベース排出通路から半径方向に隔置されたヒンジ装
    置にして、同装置は前記アクチュエータを前記ベース上
    に装着することにより中心軸線のまわりにおいて前記ベ
    ースとアクチュエータ間の実質的な相対的回転運動を防
    止するとともに、前記排出通路を閉塞する閉鎖位置と前
    記排出通路からの流出を許容する開口位置の間における
    アクチュエータの傾斜を受容しているヒンジ装置と、 前記中心軸線のまわりで前記ベース及びアクチュエータ
    に対して回転するよう前記ベース上に装着されたリング
    とを有し、 前記アクチュエータは一対の隔置された溝を画成してお
    り、同溝は、(1)各々が前記ヒンジ装置から円周方向
    において隔置されており、(2)各々はらせんの一部分
    にして他部分と実質的に等しい一部分を画成しており、
    (3)互いに対して円周方向にオフセットしているも前
    記アクチュエータ上において同一の軸線方向位置を備え
    ており、 前記リングは一対のカム部材を画成しており、各部材は
    前記溝の1つ内に収納されており、かくして前記リング
    が選定された方向に回転すると、前記カム部材が前記溝
    内に搬送されて前記アクチュエータを前記ベースに対し
    て傾斜させる配量封体。
  6. 【請求項6】 請求項1、3又は5のいづれか1つの項
    に記載の封体において、 前記ベースは一対の隔置された台座を含んでおり、各台
    座は少なくとも円筒状である噛合い表面を備えた振子部
    材を画成しており、 前記アクチュエータはそれが前記開口位置にある時前記
    ベース排出開口と導通するための配量通路を画成してお
    り、前記アクチュエータは更に一対の隔置された軸受部
    材を備えており、各同部材は少なくとも部分的に円筒状
    である軸支表面を画成し、前記振子部材の1つと噛合う
    ことにより、前記開口及び閉鎖位置間において前記ベー
    スに対する前記アクチュエータの傾斜を受容しているこ
    とを特徴とする配量封体。
  7. 【請求項7】 請求項2、3又は4のいづれか1つの項
    に記載の配量封体において、前記カム駆動装置は前記ア
    クチュエータ内に画成された一対の隔置溝を含んでお
    り、該溝は (1)各々がらせんの一部分にして他部分と実質的に等
    しい一部分を画成しており、 (2)互いに対して円周方向にオフセットしているも前
    記アクチュエータ上で同一の軸線方向位置を備えてお
    り、 前記リングによって画成された一対のカム部材は各々が
    前記溝の1つ内に収納されており、前記リングが選定さ
    れた方向に回転すると、前記カム部材は前記溝内に搬送
    され、前記アクチュエータの前記傾斜をもたらすことを
    特徴とする配量封体。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3又は5のいづれか1つ
    の項に記載の封体において、前記リング及びベースの一
    方の少なくとも一部分は一時的な半径方向偏倚を受容す
    る程度に可撓的であり、前記ベースは外向きに突出する
    フランジを画成しており、前記リングは前記フランジの
    まわりに全体的に円筒状の内側表面を備えており、前記
    リングは保持部材にして前記内側表面から内向きに突出
    し、遠隔内側エッジに終結している少なくとも1つの下
    側保持部材を画成しており、前記リングは更に上側保持
    部材にして前記内側表面から内向きに突出するとともに
    前記下側保持部材から軸線方向に隔置されている少なく
    とも1つの上側保持部材を画成しており、前記上側保持
    部材は前記下側保持部材に向けてほぼ軸線方向に面して
    噛合い表面を備えており、前記下側保持部材は前記上側
    保持部材に向けてほぼ軸線方向に面して支持表面を画成
    しており、前記下側保持部材は更に前記下側保持部材の
    前記遠隔内側端部から前記リングの円筒状内側表面に向
    けて延びる案内表面を画成しており、前記支持表面と案
    内表面の間の軸線距離は前記下側保持部材の前記内側端
    部からの半径距離が増大するにつれて増大しており、か
    くして前記ベースは前記下側保持部材案内表面によって
    前記リングフランジを案内してやることによって、前記
    ベース及びリングの一方の少なくとも一部分を半径方向
    に偏倚せしめ、前記下側保持部材の前記内側端部を通っ
    ての前記ベースフランジのは動きを受容し、前記ベース
    フランジを前記リング上側及び下側保持部材の 間に係止
    させた状態で前記リング内に挿入可能であることを特徴
    とする配量封体。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載の封体において、前記ヒ
    ンジ装置は前記ベース及びアクチュエータと一体をな
    し、これに接続されているストラップであることを特徴
    とする配量封体。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の配量封体において、
    前記カム駆動装置は 前記リング上のらせんの一部分を画
    成する内向きに突出する傾斜路と、 前記傾斜路を収納するために前記アクチュエータ内に切
    欠きを画成しているカム従動子部材とを含むことを特徴
    とする配量封体。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の配量封体において、 前記ベースは2つの隔置され、相対面した環状表面を画
    成したフランジを含んでおり、前記表面はそれらの半径
    方向最外側の円周エッジにおいて周縁表面によって結合
    されており、 前記当接部は前記フランジ環状表面の一方から軸線方向
    に突出しており、 前記リングは前記アクチュエータベースフランジのまわ
    りでほぼ円筒状の内側表面を画成しており、 前記停止部材は前記フランジの一方の環状表面の一部分
    に重なるよう前記リング内側表面から内向きに延びる上
    側保持部材によって画成されていることを特徴とする配
    量封体。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の配量封体において、 前記ベースはフランジを含んでおり、 前記リング停止部材は前記リングカム部材とは別個に設
    けられており、前記カム部材から円周方向に隔置されて
    おり、 前記当接部が前記ベースフランジから上向きに突出し前
    記停止部材と噛合っていることを特徴とする配量封体。
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