JP2623403B2 - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JP2623403B2
JP2623403B2 JP4114617A JP11461792A JP2623403B2 JP 2623403 B2 JP2623403 B2 JP 2623403B2 JP 4114617 A JP4114617 A JP 4114617A JP 11461792 A JP11461792 A JP 11461792A JP 2623403 B2 JP2623403 B2 JP 2623403B2
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義昭 市村
一樹 西東
昌司 梅里
昌広 山田
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
NEC Corp
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NEC Corp
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータと周辺機
器等とを接続するためのケーブルの端部に設けられる同
軸コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の同軸コネクタの雄側コネクタ1
は、図6に示すように、略円筒状を成して先端部が内側
に若干すぼまった外部導体2の内部にインシュレータ3
を介して筒状の内部導体4が設けられ、かつ、内部導体
4の中間部に内側へ延出する弾性接触片4aが設けられ
ている。また、従来の同軸コネクタの雌側コネクタ5
は、端部に内側へ傾斜した弾性接続片6aを有する外部
導体6の内部にインシュレータ7を介して芯状の内部導
体8が設けられ、かつ、内部導体8の端部がインシュレ
ータ7から突出している。そして、雄側コネクタ1が雌
側コネクタ5に挿入されると、弾性接触片6aが外部導
体2に弾性力により接触すると共に弾性接続片4aが内
部導体8に弾性力により接触するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の同軸コネク
タにおいては、雄側コネクタ1を雌側コネクタ5に対し
て抜き差しする際の弾性接触片4a,6aによる摺動抵
抗力が大きいから、抜き差しが容易でないし、コネクタ
の支持部に負担が集中するから耐久性がないという問題
がある。特に、このような同軸コネクタを多数配列した
コネクタ集合体では大きな問題となる。
【0004】本発明の課題は、簡単にしかも確実に接続
することができ、さらに耐久性がある同軸コネクタを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内部コ
ンタクトの周囲にインシュレータを介して外部コンタク
トが同心円状に配置された略円柱状であって、端部に略
直交する二平面を有する半円柱状の突出部が形成された
雄側コネクタと、内部コンタクトの周囲にインシュレー
タを介して外部コンタクトが同心円状に配置された略円
柱状であって、端部に略直交する二平面を有する半円柱
状の突出部が形成され、拡開可能な弾性を有し、前記雄
側コネクタの突出部を抜き差し自由な径を有する金属環
状部材が外側に嵌合固定された雌側コネクタとを具備
し、前記雄側コネクタの半円柱状の突出部を、前記雌側
コネクタの半円柱状の突出部と前記金属環状部材とで形
成される半円柱状の空間に、挿入嵌合し、挿入方向と直
交する方向に前記雄側コネクタを傾け、前記金属環状部
材の弾性力により前記雄側コネクタと雌側コネクタとを
接続することを特徴とする同軸コネクタが得られる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
【0007】図1において、符号Hはハウジングを示し
ている。このハウジングは、前板H1 と後板H2 とから
なる。前板H1 には挿入孔H3 が形成されている。後板
2には接続孔H4 が形成されている。前記ハウジング
Hの前板H1 は、上方へ移動可能で、一定範囲移動した
ら係止することができるようになっている。後板H2
接続孔H4 部には雌側コネクタ14が固定される。この
接続孔H4 に対向する前板H1 の挿入用孔H3 部には雄
側コネクタ10が挿入される。
【0008】前記雄側コネクタ10は、一方の同軸ケー
ブルCの端部に連結されている。この雄側コネクタ10
は、内部コンタクト11と、インシュレータ12と、外
部コンタクト13とが同心円状に密接配置された略円柱
状に形成されている。雄側コネクタ10の端部に半部を
切り欠いたように半円柱状の突出部10aが形成されて
いる。
【0009】図3に示すように、内部コンタクト11
は、同軸ケーブルCの端部の内部導体C1 を露出させた
もので同軸ケーブルCと一体をなしている。内部コンタ
クト11の端部には、突出部10aを形成するように直
交する二平面11a,11bが形成されている。これら
の平面11a,11bには金属メッキが施されている。
【0010】なお、同軸ケーブルCの端部は、予め外皮
4 及びインシュレータC2 をそれぞれ剥いで、その部
分の外部導体C3 を外皮C4 上に折り返すことにより、
内部導体C1 及び外部導体C3 を露出させてある。
【0011】内部コンタクト11の周囲は、端部を揃え
てインシュレータ12により覆れている。インシュレー
タ12は、円筒状をなし、一端部において突出部10a
を形成するように直交する二平面12a,12bが形成
されている。これらの平面12a,12bは、内部コン
タクト11の直交する二平面11a,11bと連続して
いる。そして、内部コンタクト11は、インシュレータ
12に挿入されると、一端面が同軸ケーブルCのインシ
ュレータC2 の端面及び外部導体C3 の折り返し端部に
突き当たる。
【0012】インシュレータ12の周囲は、端部を揃え
て外部コンタクト13により覆れている。外部コンタク
ト13は、円筒状をなし、一端部に直交する二平面13
a,13bが形成されている。これらの平面13a,1
3bは、インシュレータ12の直交する二平面12a,
12bと連続している。この外部コンタクト13は、イ
ンシュレータ12及び同軸ケーブルCの端部が挿入され
て嵌合し、かつ、外部導体C3 と電気的に接続された状
態で固定されている。
【0013】また、前記雌側コネクタ14は、他方の同
軸ケーブルCの端部に連結されている。雌側コネクタ1
4は、図4に示すように、雄側コネクタ10と同様に、
略同径同大の内部コンタクト15の周囲にインシュレー
タ16を介して外部コンタクト17が同心円状に密着配
置された略円柱状に形成されている。この雌側コネクタ
14は、端部に半部が切り欠かれたように半円柱状の突
出部14aが形成されている。そして、外部コンタクト
17がインシュレータ16及び同軸ケーブルCの端部と
嵌合した状態で、雌側コネクタ14はハウジングHの嵌
合孔H4 に固定されている。
【0014】前記雌側コネクタ14の外部コンタクト1
7の周囲は、先端から間隔をおいて金属環状部材として
の環状スプリング18により覆われている。環状スプリ
ング18は、円筒状の金属管材からなり、雄側コネクタ
10を自由に挿入することができる程度の径を有し、か
つ、軸方向にスリット18aが設けられている。従っ
て、環状スプリング18は、開口を拡開可能な周方向の
ばね力を有する。環状スプリング18は、外部コンタク
ト17に接触して電気的に接続される。この状態で環状
スプリング18はハウジングH又は外部コンタクト17
に固定されている。環状スプリング18の内部には、突
出部14aの切り欠き形状に沿って半円柱状の空間Sが
形成される。
【0015】上記実施例の同軸コネクタは、図1に示す
ように、雄側コネクタ10の突出部10aを雌側コネク
タ14の環状スプリング18内の半円柱空間S内に挿入
して、図2に示すように、雄側コネクタ10を挿入方向
に対して雌側コネクタ14の突出部14a側に傾けるこ
とにより接続する。環状スプリング18内の空間Sは雄
側コネクタ10の突出部10aより大きいので、摺動抵
抗なく挿入される。雄側コネクタ10を傾けると、ハウ
ジングHの前板H1 がこれに従って上方へ移動しなが
ら、突出部14aの先端直線縁と突出部10aの垂直面
とが接触し、また突出部10aの先端湾曲縁と環状スプ
リング18の内面とが接触する。これにより、内部コン
タクト11aと内部コンタクト15aとが電気的に接続
され、また外部ンタクト13と環状スプリング18と
が電気的に接続される。環状スプリング18ばね力に
抗して径が押し開かれると、そのばね力により、突出部
14aと環状スプリング18との間に突出部10aが弾
圧的に挟み込まれ、またハウジングHの前板H 1 が係止
されることにより固定される。このときの傾ける力は僅
かである。
【0016】即ち、図中ハウジングHの上板から接触点
A,Bまでの長さをl,Lとし、接触点A,Bでの反力
をP,Fとすると、雄側コネクタ10にかかるモーメン
トは、Pl=FLより、P=FL/lとなり、かつ、雄
側コネクタ10にかかる力Wは、W=P−Fであるか
ら、W=P−F=FL/l−F=F(L−l)/lとな
る。よって、L/l−をlに対して小さく設定するほ
ど、Wは相当小さくなる。
【0017】なお、図5に示すように、上記実施例の雄
側コネクタ10の内部コンタクト11を同軸ケーブルの
内部導体の形状のままとしてもよい。要するに、突出部
10aの露出した内部コンタクト11と突出部14aの
それ15aとが接触しつつ突出部14aと環状スプリン
グ18との間に突出部10aが弾圧的に挟み込まれれば
内部導体の形状は問わない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、抜き差しに摺動抵抗がなく、
傾動させるだけで簡単にしかも確実に接続することがで
き、かつ、簡単に取り外すことができ、さらに支持部に
負担をかけることもないから耐久性がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例における挿入状態を示す縦断
面図である。
【図2】本発明の1実施例における傾動状態を示す縦断
面図である。
【図3】図1の雄側コネクタを示す斜視図である。
【図4】図1の雌側コネクタを示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例における雄側コネクタを示
す斜視図である。
【図6】従来の同軸コネクタを示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 雄側コネクタ 10a 突出部 11 内部コンタクト 12 インシュレータ 13 外部コタクト 14 雌側コネクタ 14a 突出部 15 内部コンタクト 16 インシュレータ 17 外部コンタクト 18 金属環状部材 18a 割 H ハウジング H1 前板 H2 後板 H3 挿入用孔 H4 接続孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅里 昌司 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 山田 昌広 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−199309(JP,U) 実開 平2−8884(JP,U) 実開 平1−122280(JP,U) 実開 昭63−482(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部コンタクトの周囲にインシュレータ
    を介して外部コンタクトが同心円状に配置された略円柱
    状であって、端部に略直交する二平面を有する半円柱状
    の突出部が形成された雄側コネクタと、内部コンタクト
    の周囲にインシュレータを介して外部コンタクトが同心
    円状に配置された略円柱状であって、端部に略直交する
    二平面を有する半円柱状の突出部が形成され、拡開可能
    な弾性を有し、前記雄側コネクタの突出部を抜き差し自
    由な径を有する金属環状部材が外側に嵌合固定された雌
    側コネクタとを具備し、前記雄側コネクタの半円柱状の
    突出部を、前記雌側コネクタの半円柱状の突出部と前記
    金属環状部材とで形成される半円柱状の空間に、挿入嵌
    合し、挿入方向と直交する方向に前記雄側コネクタを傾
    け、前記金属環状部材の弾性力により前記雄側コネクタ
    と雌側コネクタとを接続することを特徴とする同軸コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の同軸コネクタにおい
    て、前記雌側コネクタに、これを内部に固定するための
    ハウジングを設け、このハウジングの雌側コネクタに対
    向する板が前記雄側コネクタの挿入用孔を有し、かつ、
    コネクタの挿入方向に垂直な方向へ移動し係止可能にし
    たことを特徴とする同軸コネクタ。
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JPH05315031A JPH05315031A (ja) 1993-11-26
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JPH01122280U (ja) * 1988-02-13 1989-08-18
JPH028884U (ja) * 1988-06-30 1990-01-19

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