JP2623243B2 - ゴルフボールの選別方法及び装置 - Google Patents
ゴルフボールの選別方法及び装置Info
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- JP2623243B2 JP2623243B2 JP62024044A JP2404487A JP2623243B2 JP 2623243 B2 JP2623243 B2 JP 2623243B2 JP 62024044 A JP62024044 A JP 62024044A JP 2404487 A JP2404487 A JP 2404487A JP 2623243 B2 JP2623243 B2 JP 2623243B2
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- ball
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- balls
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はゴルフボールの種類を、機械的選別する方法
及び装置に関する。
及び装置に関する。
(従来の技術) ゴルフ業界においてはゴルフ用具の高性能化、高機能
化の要求が増々高まり、ゴルフボールについても、1mで
も長い飛距離を争い、ラージボール、スモールボールま
たは、ワンピースボール、ツーピースボール等をはじ
め、種々のゴルフボールが開発されている。
化の要求が増々高まり、ゴルフボールについても、1mで
も長い飛距離を争い、ラージボール、スモールボールま
たは、ワンピースボール、ツーピースボール等をはじ
め、種々のゴルフボールが開発されている。
このボールの多様化に伴い、ゴルフ練習場において
も、個人個人の好みにより特定種類のボールを使用して
練習するという傾向が一般化してきている。
も、個人個人の好みにより特定種類のボールを使用して
練習するという傾向が一般化してきている。
このためゴルフ練習場では、従来のボールの回収作業
の他に、種類ごとのボールの選別作業を行わなければな
らないが、この作業は1つ1つ人間の手と目に頼らざる
を得ず、多くの時間と費用を要し、効率がきわめて悪い
ものであった。
の他に、種類ごとのボールの選別作業を行わなければな
らないが、この作業は1つ1つ人間の手と目に頼らざる
を得ず、多くの時間と費用を要し、効率がきわめて悪い
ものであった。
そこで、このゴルフボールの種類を自動的に選別しう
る方法が強く望まれていたが、従来、これに対する有効
且つ実用的な提案はなされていなかった。
る方法が強く望まれていたが、従来、これに対する有効
且つ実用的な提案はなされていなかった。
従来のゴルフボールについての提案としては、磁気吸
着による散乱しているボールの回収(例えば実開59−16
1)、または、ロストボールの探知(例えば実開61−487
56)を目的としたものが見られるが、これらはいずれ
も、磁石によるボールの回収、金属探知機によるロスト
ボールの探知のみを目的としており、ボールの種類を選
別するという着想は全く示されていなかった。
着による散乱しているボールの回収(例えば実開59−16
1)、または、ロストボールの探知(例えば実開61−487
56)を目的としたものが見られるが、これらはいずれ
も、磁石によるボールの回収、金属探知機によるロスト
ボールの探知のみを目的としており、ボールの種類を選
別するという着想は全く示されていなかった。
またこれらの提案は、いずれも、ゴルフボールの規格
(寸法、重量等)、及び、ボールの飛距離についてまで
十分配慮されたものはなく、特に高い飛距離特性の要求
を満足した、実用的なゴルフボールを使用しうる提案は
従来全く存在しなかった。すなわち、磁石吸着やロスト
ボールの探知を可能とするためには、かなり多量な磁石
または金属を使用せねばならないが、これではゴルフボ
ールの飛距離の著しい低下をさけることができなかっ
た。
(寸法、重量等)、及び、ボールの飛距離についてまで
十分配慮されたものはなく、特に高い飛距離特性の要求
を満足した、実用的なゴルフボールを使用しうる提案は
従来全く存在しなかった。すなわち、磁石吸着やロスト
ボールの探知を可能とするためには、かなり多量な磁石
または金属を使用せねばならないが、これではゴルフボ
ールの飛距離の著しい低下をさけることができなかっ
た。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来ゴルフボールの選別は人間の手作業に
より行なわざるを得ず、多くの時間、及び経費を必要と
するという問題点があった。
より行なわざるを得ず、多くの時間、及び経費を必要と
するという問題点があった。
本発明は、かかる事情に鑑みて成されたものであり、
その目的とするところは、ゴルフボールの種類を、機械
的に自動選別する方法及び装置を提供することであり、
特に実用的な高い飛距離特性を有するゴルフボールの機
械選別を可能とする方法及び装置を提供することであ
る。
その目的とするところは、ゴルフボールの種類を、機械
的に自動選別する方法及び装置を提供することであり、
特に実用的な高い飛距離特性を有するゴルフボールの機
械選別を可能とする方法及び装置を提供することであ
る。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は、以下からなる本発明によって達成されう
る。すなわち、本発明は金属軟磁性材料をゴルフボール
のプラスチック及び/又はゴム材、すなわち樹脂分に対
して0.01〜15wt%の範囲で混入することにより、区別を
設けたゴルフボールを当該ボールの磁性を磁気センサー
を用いて測定することにより、ゴルフボールの種類を、
機械的に選別することを特徴とする方法及び装置であ
る。
る。すなわち、本発明は金属軟磁性材料をゴルフボール
のプラスチック及び/又はゴム材、すなわち樹脂分に対
して0.01〜15wt%の範囲で混入することにより、区別を
設けたゴルフボールを当該ボールの磁性を磁気センサー
を用いて測定することにより、ゴルフボールの種類を、
機械的に選別することを特徴とする方法及び装置であ
る。
以下、本発明の具体的構成について説明する。
当該ボールの磁性を検出する磁気センサーとしては、
種々のものが利用できるが、主なものを以下説明する。
種々のものが利用できるが、主なものを以下説明する。
本発明のゴルフボールを選別する第1の方法として
は、ラージボール、スモールボール、ワンピースボー
ル、ツーピースボール等々、ゴルフボールの種類によ
り、金属軟磁性材料の混入の有無、および/または、そ
の量により区別を設け、各ゴルフボールのインダクタン
スの相違を測定する事によりゴルフボールの種類の選別
を自動的に行う方法である。
は、ラージボール、スモールボール、ワンピースボー
ル、ツーピースボール等々、ゴルフボールの種類によ
り、金属軟磁性材料の混入の有無、および/または、そ
の量により区別を設け、各ゴルフボールのインダクタン
スの相違を測定する事によりゴルフボールの種類の選別
を自動的に行う方法である。
インダクタンスの測定方法としては、LCRメーターを
使用することができる。
使用することができる。
この方法を実施する装置は、第1図に示すように、空
心コイル内にゴルフボールを入れて、ゴルフボールのイ
ンダクタンスを測定することにより簡便に行うことがで
きる。
心コイル内にゴルフボールを入れて、ゴルフボールのイ
ンダクタンスを測定することにより簡便に行うことがで
きる。
ゴルフボールを機械的に選別する第2の方法として
は、前記の様に金属軟磁性材料により区別を設けたゴル
フボールを、各ボールのインダクコンスの相違を利用
し、LC共振回路により、インダクタンス(L)の変化を
共振周波数(f)の変化として測定する事により選別す
る方法である。周波数変化を測定する方法としては第2
図に示すように、ゴルフボールを空心検出コイル中を通
過させ、その際に生じるインダクタンスの変化を、この
コイルと接続される、LC共振回路に生じる周波数変化と
して測定することができる。これらの方法を実施する装
置は、第4図に示すように、選別するボールの供給を行
う供給部(5)、ボールを磁性検出部へ導出する誘導管
部又は、樋部(6)、磁性検出部へのボールの到達を検
出するフォトセンサー部(4)、通過するボールのイン
ダクタンス値等の磁気特性を測定する磁性検出部
(7)、測定した値をデジタル又はアナログ処理して出
力信号に変換する信号処理回路部(8)、この出力信号
により、ボールを選別するシャッター等の選別機構部
(9)、及び選別されたボールを収容する収容部(10)
からなる。
は、前記の様に金属軟磁性材料により区別を設けたゴル
フボールを、各ボールのインダクコンスの相違を利用
し、LC共振回路により、インダクタンス(L)の変化を
共振周波数(f)の変化として測定する事により選別す
る方法である。周波数変化を測定する方法としては第2
図に示すように、ゴルフボールを空心検出コイル中を通
過させ、その際に生じるインダクタンスの変化を、この
コイルと接続される、LC共振回路に生じる周波数変化と
して測定することができる。これらの方法を実施する装
置は、第4図に示すように、選別するボールの供給を行
う供給部(5)、ボールを磁性検出部へ導出する誘導管
部又は、樋部(6)、磁性検出部へのボールの到達を検
出するフォトセンサー部(4)、通過するボールのイン
ダクタンス値等の磁気特性を測定する磁性検出部
(7)、測定した値をデジタル又はアナログ処理して出
力信号に変換する信号処理回路部(8)、この出力信号
により、ボールを選別するシャッター等の選別機構部
(9)、及び選別されたボールを収容する収容部(10)
からなる。
次に本発明の方法及び装置に使用するゴルフボールに
ついて以下説明する。
ついて以下説明する。
本発明のゴルフボールは第5図に示すように、ボール
のゴム又はプラスチック材料内に金属軟磁性材料の粉末
を混合した構造を有する。本発明は、ワンピースボー
ル、ツーピースボール等のゴルフボールに適用でき、ボ
ール内部であれば、磁性材料はゴム材全体に分散させて
も良いし、塗装層下のゴム材表面近傍に分散させても良
い。
のゴム又はプラスチック材料内に金属軟磁性材料の粉末
を混合した構造を有する。本発明は、ワンピースボー
ル、ツーピースボール等のゴルフボールに適用でき、ボ
ール内部であれば、磁性材料はゴム材全体に分散させて
も良いし、塗装層下のゴム材表面近傍に分散させても良
い。
本発明で使用される金属軟磁性材料は、「金属軟磁性
材料」である事が好ましい。発明者は本発明にあたり、
ゴルフボールに混入すべき磁性材料について種々実験検
討を行った。
材料」である事が好ましい。発明者は本発明にあたり、
ゴルフボールに混入すべき磁性材料について種々実験検
討を行った。
実験の結果、金属軟磁性材料として有効なフェライト
等の酸化物磁性材料を使用した場合は、ゴルフボールの
飛距離が著しく低下する事が判明した。
等の酸化物磁性材料を使用した場合は、ゴルフボールの
飛距離が著しく低下する事が判明した。
さらに鋭意研究の結果、この原因は、酸化物中に含ま
れるO2がゴム系樹脂と反応し、ゴム系樹脂を軟化させる
ことにより生じることが分った。また金属軟磁性材料で
あっても、当該磁性材料の表面酸素含有量が5wt%を超
えると、当該磁性材料に含まれるO2により、ゴム材の軟
化が生じることも判明した。故に本発明の磁性材料は非
酸化物である金属軟磁性材料が好ましく、特に表面酸素
含有量が少ないほど好ましい。
れるO2がゴム系樹脂と反応し、ゴム系樹脂を軟化させる
ことにより生じることが分った。また金属軟磁性材料で
あっても、当該磁性材料の表面酸素含有量が5wt%を超
えると、当該磁性材料に含まれるO2により、ゴム材の軟
化が生じることも判明した。故に本発明の磁性材料は非
酸化物である金属軟磁性材料が好ましく、特に表面酸素
含有量が少ないほど好ましい。
ここで金属軟磁性材料としては、アモルファス合金、
Fe−Si系合金又は、Fe−Si−Al系合金等が適用できる
が、アモルファス合金が、飛躍離特性の点で最も好まし
い。これは、アモルファス合金が樹脂に対する「なじ
み」が悪い為に、樹脂に影響を及ぼすことが少ないこと
によるものと考えられる。
Fe−Si系合金又は、Fe−Si−Al系合金等が適用できる
が、アモルファス合金が、飛躍離特性の点で最も好まし
い。これは、アモルファス合金が樹脂に対する「なじ
み」が悪い為に、樹脂に影響を及ぼすことが少ないこと
によるものと考えられる。
また金属軟磁性材料を混入する場合の混入量はゴルフ
ボールのゴム材に対し0.01wt%〜15wt%の範囲である事
を要す。この限定の理由は、15wt%を超える場合は、衝
撃力でゴルフボールに割れが生ずるおそれがあり、ま
た、ゴム材等ゴルフボール素材と比較すると比重の重い
磁性材料を多量に入れるとコースボールとしての規格重
量45gからはずれてしまうので、練習ボールとしても実
用上使用できないことによる。また金属軟磁性材料の有
無により磁性特性の相違を検出するためには、0.01wt%
以上の金属軟磁性材料の添加が必要であるので上記範囲
とした。
ボールのゴム材に対し0.01wt%〜15wt%の範囲である事
を要す。この限定の理由は、15wt%を超える場合は、衝
撃力でゴルフボールに割れが生ずるおそれがあり、ま
た、ゴム材等ゴルフボール素材と比較すると比重の重い
磁性材料を多量に入れるとコースボールとしての規格重
量45gからはずれてしまうので、練習ボールとしても実
用上使用できないことによる。また金属軟磁性材料の有
無により磁性特性の相違を検出するためには、0.01wt%
以上の金属軟磁性材料の添加が必要であるので上記範囲
とした。
好ましくは、飛距離の低下をまねかない事及び磁気セ
ンサーの感度が良い事から1〜5wt%の範囲が良い。
ンサーの感度が良い事から1〜5wt%の範囲が良い。
又、本質的には、磁性材料がなにも混入されていない
ボールとボール特性が全く同じものが理想であるので、
磁性材料の混入量は、できるだけ少ない方が好ましい。
このため、磁気センサーは、なるべく安定して、少ない
量の磁性材料のある・なし、量を識別できるように磁性
材料0%の場合を基準とした差動検出回路を用いた磁気
検出にすることが好ましい。
ボールとボール特性が全く同じものが理想であるので、
磁性材料の混入量は、できるだけ少ない方が好ましい。
このため、磁気センサーは、なるべく安定して、少ない
量の磁性材料のある・なし、量を識別できるように磁性
材料0%の場合を基準とした差動検出回路を用いた磁気
検出にすることが好ましい。
(実施例1) 本発明を実施例に基づいてさらに説明する。
ゴム材に対し、アモルファス(Fe−Si−B系)粉末、
フェライト粉末、Fe−3.0%Si合金粉末、センダスト合
金粉末をそれぞれ混合したもの、無混合のものを、通の
工程により、ゴルフボールを作成し、前記第1図に示す
磁性検出手段であるLCRメータによりインダクタンス相
違による選別を行った。インダクタンス値は、 f=10KZz、0.35UZW、200TSにて測定した。また、ゴル
フボールの飛距離特性を表す「弾性力」と「ミート率」
も測定した。
フェライト粉末、Fe−3.0%Si合金粉末、センダスト合
金粉末をそれぞれ混合したもの、無混合のものを、通の
工程により、ゴルフボールを作成し、前記第1図に示す
磁性検出手段であるLCRメータによりインダクタンス相
違による選別を行った。インダクタンス値は、 f=10KZz、0.35UZW、200TSにて測定した。また、ゴル
フボールの飛距離特性を表す「弾性力」と「ミート率」
も測定した。
弾性力の測定方法は、レオメーターにてボールを10mm
つぶし、その時の荷重をロードセルにて測定して行っ
た。またミート率とは、スウィングロボットにてボール
を打つ場合のクラブヘッドスピードHvと、ボールの飛び
出し速度Bvとの比を言うが、Hvを45m/secに設定して行
った。
つぶし、その時の荷重をロードセルにて測定して行っ
た。またミート率とは、スウィングロボットにてボール
を打つ場合のクラブヘッドスピードHvと、ボールの飛び
出し速度Bvとの比を言うが、Hvを45m/secに設定して行
った。
この結果を表わしたものが第1表である。
第1表に示されるように、磁性材料の混入の有無及び
量によりインダクタンス差を検出し、ボールの選別が可
能であった。
量によりインダクタンス差を検出し、ボールの選別が可
能であった。
またボールの飛特性の点でも実用に耐え得るものであ
り、同一量の磁性材料添加したゴルフボールの特性を比
較すると特にアモルファス粉末を用いた場合には、ほと
んど弾性力ミート率の低下を示さない事が分かる。
り、同一量の磁性材料添加したゴルフボールの特性を比
較すると特にアモルファス粉末を用いた場合には、ほと
んど弾性力ミート率の低下を示さない事が分かる。
〔実施例2〕 次に、前記第2図に示す磁性検出手段により測定した
場合を示す。
場合を示す。
第2図に示す磁気センサー部にて、以下の順に磁気信
号をとりだす。まずフォトセンサーにてボールを検出
し、コイル中を通過する際の周波数変化を検出し、デジ
タル処理して、選別信号をとりだす。基本的には、第3
図に示す回路を用いてゴルフボールのもつインダクタン
スを検出して、選別に必要な信号を得た。
号をとりだす。まずフォトセンサーにてボールを検出
し、コイル中を通過する際の周波数変化を検出し、デジ
タル処理して、選別信号をとりだす。基本的には、第3
図に示す回路を用いてゴルフボールのもつインダクタン
スを検出して、選別に必要な信号を得た。
この得られた信号を、コンパレータに入れて、選別機
構部へ送る選別信号を得た。
構部へ送る選別信号を得た。
第2表にアモルファス合金を混入したボール(実施例
1のゴルフボール1〜3)が第2図で示す空心コイル部
を通過する際に生じる微小なインダクタンス変化を測定
した例を示す。
1のゴルフボール1〜3)が第2図で示す空心コイル部
を通過する際に生じる微小なインダクタンス変化を測定
した例を示す。
ここで基準発振周波数は、fO=238,190Hzとした。
又、第4表のΔfは、Δf=〔ボールの無い状態
(fO)〕−〔ボールの有る状態(f)〕である。
(fO)〕−〔ボールの有る状態(f)〕である。
第2表に示されるとおり、アモルファス粉末量を2倍
にすると、周波数変化量も約2倍となった。これによ
り、磁性材料の混入を有無及びその量により、周波数変
化を検出し、ボールの選別を行うことが可能であった。
にすると、周波数変化量も約2倍となった。これによ
り、磁性材料の混入を有無及びその量により、周波数変
化を検出し、ボールの選別を行うことが可能であった。
以上述べたように、本発明によれば従来、手作業によ
らざるをえなかった、ゴルフボールの選別を機械的に、
正確且つ効率良く選別することが可能となる。
らざるをえなかった、ゴルフボールの選別を機械的に、
正確且つ効率良く選別することが可能となる。
また、本発明によれば、高い飛距離特性を有するゴル
フボールの機械選別ができ、きわめて有用且つ実用的な
効果を有する。
フボールの機械選別ができ、きわめて有用且つ実用的な
効果を有する。
第1図は、本発明の磁性検出手段の一例を示す概略図、 第2図は、本発明の磁性検出手段の他の例を示す概略
図、 第3図は、本発明の信号処理回路の一例を示すブロック
図、 第4図は、本発明のゴルフボール選別装置の一例を示す
概略図、 第5図は、本発明の選別方法に使用するゴルフボールの
一例を示す断面図、 1……ゴルフボール、2……空心コイル、 3……LCRメーター、2′……検出コイル、 4……フォトセンサー、5……供給部、 6……誘導管部、7……磁性検出部、 8……信号処理回路、9a,9b,9c,9d……選別機構部、10
a,10b,10c,10d……収容部、 11……金属軟磁性材料粉末、12……ゴム材 13……塗装層
図、 第3図は、本発明の信号処理回路の一例を示すブロック
図、 第4図は、本発明のゴルフボール選別装置の一例を示す
概略図、 第5図は、本発明の選別方法に使用するゴルフボールの
一例を示す断面図、 1……ゴルフボール、2……空心コイル、 3……LCRメーター、2′……検出コイル、 4……フォトセンサー、5……供給部、 6……誘導管部、7……磁性検出部、 8……信号処理回路、9a,9b,9c,9d……選別機構部、10
a,10b,10c,10d……収容部、 11……金属軟磁性材料粉末、12……ゴム材 13……塗装層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿崎 公明 香川県大川郡白鳥町湊722番地の1 鎌 田利株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−72725(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】金属軟磁性材料をゴルフボールの樹脂分に
対して0.01〜15wt%の範囲で混入することにより区別を
設けたゴルフボールを当該ボールの磁性を磁気センサー
を用いて測定することによりゴルフボールの種類を機械
的に選別することを特徴とするゴルフボール選別方法。 - 【請求項2】空心コイル中のゴルフボールのインダクタ
ンスの変化を、このコイルと接続される共振回路に生じ
る共振周波数変化として検出する事を特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のゴルフボール選別方法。 - 【請求項3】金属軟磁性材料をゴルフボールの樹脂分に
対して0.01〜15wt%の範囲で混入することにより区別を
設けたゴルフボールと、当該ボールの磁性を検出するた
めの検出手段とを組合わせた、ゴルフボールの種類を機
械的に選別することを特徴とするゴルフボール選別装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62024044A JP2623243B2 (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | ゴルフボールの選別方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62024044A JP2623243B2 (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | ゴルフボールの選別方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63192472A JPS63192472A (ja) | 1988-08-09 |
JP2623243B2 true JP2623243B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=12127482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62024044A Expired - Lifetime JP2623243B2 (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | ゴルフボールの選別方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2623243B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021140788A1 (ja) * | 2020-01-08 | 2021-07-15 | 株式会社日立ハイテク | 検体搬送装置、検体分析システム、および検体前処理システム、並びに検体の搬送方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5072725A (ja) * | 1973-10-30 | 1975-06-16 |
-
1987
- 1987-02-04 JP JP62024044A patent/JP2623243B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63192472A (ja) | 1988-08-09 |
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