JP2622656B2 - 積層シートの結束方法及びその装置 - Google Patents

積層シートの結束方法及びその装置

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JP2622656B2 JP5034869A JP3486993A JP2622656B2 JP 2622656 B2 JP2622656 B2 JP 2622656B2 JP 5034869 A JP5034869 A JP 5034869A JP 3486993 A JP3486993 A JP 3486993A JP 2622656 B2 JP2622656 B2 JP 2622656B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、網目を形成したシート
を複数枚重ね合わせて積層シートとし、上記網目に結束
糸を通して結束し複合材料を製作する方法及びその装置
に関するものである。ここで、上記シートの形態は限定
せず、x、y方向に配置した繊維を網目を残して織り合
わせた場合、又x、y、zの三軸方向に配置した繊維を
網目を残して織り合わせたもの、さらに孔を打抜きして
網目を形成したシート等が用いられる。また各シートが
1枚ずつ分離可能なシートでなく、連続した糸にて積層
シートを構成する場合もある。
【0002】
【従来の技術】複合材料にもその種類は色々あって、今
日あらゆる分野にそれぞれの特性を生かした複合材料が
用いられている。本発明が対象とする複合材料は主とし
て強化繊維を織ったり、編んだりして製作される複数枚
のシートを積層化した後でマトリックス化して構成する
ものである。強化繊維としては炭素繊維やガラス繊維、
アルミナ繊維等が用いられ、マトリックス樹脂としては
一般に熱硬化性エポキシ樹脂が多用されているが、この
他にも熱硬化性ポリイミド樹脂、熱可塑性ポリイミド樹
脂等の耐熱性に優れた樹脂が用いられる。
【0003】ところが、複数枚のシートを積層したもの
にマトリックス樹脂を含浸した複合材料では異方性が高
く、積層した上記シート間で剥離を生じることがある。
又多数枚のシートを積層する場合、マトリックス樹脂が
内部にまで十分含浸することが出来なく、所期の強度、
耐熱性等の機械的及び物理・化学的性質が得られないと
いった事態をまねく。勿論、このような点はシートを構
成する強化繊維の網目構造にも大きく影響する。
【0004】又、従来の複合材料の中にも等方性を向上
させるために立体織りした三軸配向材を用いたり、繊維
の配向方向の数を増加させて四軸配向材、五軸配向材…
なるものも存在し、このように高軸化することで異方性
は低下し、複合材としての上記機械的、及び物理・化学
的性質は向上する。しかし、このような高軸配向材を量
産することは決して容易でなく、コスト的にも高くな
り、その結果使用される用途は限られてしまう。
【0005】そこで、本発明の複合材料は網目を形成し
たシートを重ね合わせて積層し、上記網目にて作られる
貫通孔に強化繊維を挿入して結束し、その後で樹脂を含
浸させる等してマトリックス化する。上記結束糸は一連
の連結糸で、貫通孔に順次挿入され、したがって結束さ
れた積層シートの厚さ方向の物性は非常に高くなり、等
方性も向上する。そして、含浸されるマトリックス樹脂
は上記貫通孔を通して積層シートの隅々までゆきわた
り、複合材料としての物性が一段と高くなる。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】複数枚のシートを積
層して形成される貫通孔に結束糸を通すことは容易でな
く、手作業にて行なうのでは実用化することは出来な
い。本発明は上記積層シートの貫通孔に結束糸を通して
積層シートを結束する方法及びその装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る積層シート
の結束方法及びその装置は次の特徴をもって構成してい
る。この装置は積層シートを載せるテーブルを有し、積
層シートの上方には結束糸挿入ガイドを配置する。そし
て、積層シートは所定の位置からズレないように治具に
て固定され、この状態で上記結束糸挿入ガイドを貫通孔
へ挿入し、積層シートの下方にて円弧状のループを結束
糸でもって形成する。このループに側方から結接糸を挿
入して上記結束糸挿入ガイドを上昇して抜き取り、テー
ブルを移動させて次の貫通孔を結束糸挿入ガイドに位置
決めする。そして再び結束糸挿入ガイドを降下させて貫
通孔へ導き入れ、下方に形成したループに結接糸を挿入
して互いに係合させる。上記テーブルを移動させること
なく結束糸挿入ガイドを移動させるように構成すること
も出来る。
【0008】ここで、積層シートの貫通孔を結束糸挿入
ガイドと正確に位置決めするための上記テーブルは位置
決め装置を有す。又積層シートの厚みを調整するととも
に積層圧及び繊維密度を調整するためのシート押えを設
ける。それに前記結束糸挿入ガイドは中空パイプを用い
て下端部側面に小さい孔を形成し、この孔に結束糸を通
している。さらに側方から導かれる結接糸は結接糸挿入
装置を用いて上記結束糸が形成するループに挿入して互
いに係合する。以下、本発明の実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明が対象とする複合材料であっ
て、積層シートを結束糸と結接糸でもって結束した状態
の断面を示す概略図である。同図において1はシート、
2は結束糸、3は結接糸を示し、シート1は等間隔にて
網目を形成し、該網目を揃えて積層した積層シート4に
は上・下方向に連続した貫通孔5が形成されている。結
束糸2は上記貫通孔5、5…へ順次挿入されて、積層シ
ート4の下面6に配置した結接糸3と係合している。す
なわち、積層シート4は結束糸2と結接糸3とで結束さ
れる。
【0010】ここで、上記シート1の織編組織は特に限
定せず、一定間隔毎に網目が形成されているシート1で
あって、図2にその具体例を示す。図2は前記図1の下
面6を示した場合で、シート1は三軸織物で構成し、三
方向に配置した糸7a、7b、7cが互いに噛み合った
織組織となっている。そして等間隔で網目8、8…が形
成され、該網目8、8…には結束糸2、2…が挿通し、
該結束糸2、2…は結接糸3、3…と係合している。と
ころで、本発明は上記積層シート4を結束糸2、2…と
結接糸3、3…を介して結束する方法及び装置に関する
技術であって、この結束装置の実施例を図3に示す。
【0011】図3のaは正面図、bは側面図を表わし、
フレーム9には積層シート4を載せる台10があり、台
10の上部には結束糸挿入装置11が設けられ、フレー
ム9の後方には結束糸2、2…を巻き付けているボビン
12、12…を取着した架台13を配置している。結束
糸2、2…は各ボビン12、12…から引き出され、た
るみ取り装置14を経て、張力計測部15を通って上記
結束糸挿入装置11へ入る。結束糸挿入装置11には複
数本の結束糸挿入ガイド16、16…が互いに平行を成
して下方へ延びていて、結束糸2、2…はこの結束糸挿
入ガイド16、16…の空洞に挿通している。
【0012】又、フレーム9の横には結接糸給糸装置1
7が配置され、該結接糸給糸装置17から送り出される
結接糸3は結接糸挿入装置18へ導かれ、結接糸挿入装
置18をもって前記結束糸2、2…と係合するように結
接糸3を挿入する。結束糸挿入ガイド16、16…は所
定位置にて上・下動し、台10に固定した積層シート4
の貫通孔5、5…には降下する上記結束糸挿入ガイド1
6、16…が入り得るように台10は正確に位置決めさ
れている。そして、上記貫通孔5、5…は所定の等間隔
をおいて形成されているため、上記台10は結束糸挿入
ガイド16、16…の1ストローク毎に所定の位置へ移
動する。
【0013】図4は積層シート4の貫通孔5、5…の位
置を示した場合であって、前記図2に示すような三軸織
物にて構成したシート1の網目8、8…の位置関係は同
図のようになり、そのため結束糸挿入ガイド16、16
…はピッチ(P)をもって一列に配列され、上・下動す
る結束糸挿入ガイド16、16…に対して積層シート4
の貫通孔5、5…を一致させるために、結束糸挿入ガイ
ド16、16…の1ストローク毎に台10はX方向へ
(Lx )、Y方向へ(Ly )づつ移動する。
【0014】そして、X方向への移動方向は同図に示す
ごとく交互に変化する。勿論、この貫通孔5、5…の位
置はシート1の網目8、8…によって異なってくるた
め、結束糸挿入ガイド16、16のピッチ(P)並びに
台10の移動方向及び移動距離(Lx )、(Ly )は変
化する。したがって、台10の移動はACサーボモータ
を用い、上記台10の移動方向及び移動距離(Lx )、
(Ly )を適当に調整出来るようにコンピューターにて
制御する。
【0015】図5は積層シート4のシート押え装置19
を示す。積層シート4は複数枚のシート1、1…を重ね
合わせたもので、網目8、8…が一致するように周囲を
固定治具20によって止着しているが、積層シート4の
厚みを調整するとともに結束糸挿入ガイド16、16…
が貫通孔5、5…にスムーズに挿入するようにシート押
え装置19によって積層シート4の上・下面を押圧す
る。該シート押え装置19は上押え21と下押え22を
備え、上・下押え21、22はエヤーシリンダー23、
24によって作動し、所定の圧力にて押圧する。この上
・下押え21、22は結束糸挿入ガイド16、16…の
近くに設けられ、台10とともに動くことはなく、所定
の位置にて結束糸挿入ガイド16、16…が降下して貫
通孔5、5…に挿入される前に押圧し、貫通孔5、5…
から抜き出るまで押圧されている。
【0016】図6a、bは結束糸挿入装置11の詳細図
であり、細い針状の結束糸挿入ガイド16、16…はベ
ース25に取着されて下方へ延び、等間隔で配列されて
いる。そしてベース25はガイドテーブル26にガイド
されて上・下動し、この上・下動はガイドテーブル26
上端に設けているサーボモータ27によってなされる。
この結束糸挿入ガイド16、16…が降下して積層シー
ト4の貫通孔5、5…へ挿入される訳であって、各結束
糸挿入ガイド16、16…間距離(Q)は前記図4に示
す積層シート4の貫通孔5、5…間ピッチ(P)と等し
くなっている。
【0017】図7は1本の結束糸挿入ガイド16が貫通
孔5へ挿入されて結束糸2を通し、結接糸3と係合する
工程を示す。結束糸挿入ガイド16は内部を空洞化した
パイプ状でその先端(下端)は尖り、下端部の側面には
小さい孔が形成されている。結束糸2は上記結束糸挿入
ガイド16の中空部を通り、下端部の孔から出ており、
aのように結束糸2の一端を積層シート4の上面28に
て止着し、結束糸挿入ガイド16を降下してbのように
貫通孔5へ入れば結束糸2も貫通孔5へ導かれる。この
場合、結束糸2はボビン12から引き出され、結束糸挿
入ガイド16は積層シート4の下面6から大きく下方へ
突出するまで降下し、その後cのように上昇したところ
で停止する。このように、結束糸挿入ガイド16が降下
してから上昇すれば結束糸2は下端部の孔付近において
小さいループ29を形成する。
【0018】図8は結束糸挿入ガイド16がループ29
を形成した状態の詳細を示した場合で、孔30付近には
結束糸2のダブ付きによって上記ループ29が作られ
る。そして、このループ29には後述するところの結接
糸3が挿入し、dのように結束糸挿入ガイド16は上昇
する。したがって、結束糸2は上記結接糸3と係合する
ため抜け出ることはなく、貫通孔5には2本の結束糸
2、2が通される。この場合、結束糸2にはたるみ取り
装置14にて所定の張力が付与されて、積層シート4を
所定張力にて結束する。
【0019】図9は上記ループ29に結接糸3を通す場
合を示したもので、結接糸3はエヤーパイプ31の中空
部を通り、該エヤーパイプ31がスライドしてループ2
9に挿入する。全てのループ29、29…を通過したと
ころで結接糸3の先端をグリップしてエヤーパイプ31
は後退する。図10は結接糸挿入装置18を示してお
り、エヤーパイプ31はスライダー32に取着されて水
平に延び、スライダー32はサーボモータ33によって
テーブル34を移動する。ここでスライダー32に設け
たエヤーノズル35へ導き入れたエヤーは上記エヤーパ
イプ31の中空部を通して流出する。
【0020】したがって、該中空部に挿通した結接糸3
はエヤーの流れによって直伸し、フィードローラ36に
よって結接糸3を送り出すならば、該結接糸3は前記図
9のようにエヤーパイプ31の先端からさらに直伸状態
に保たれる。したがって、各結束糸挿入ガイド16、1
6…によって形成した結束糸2、2…のループ29、2
9…をエヤーパイプ31は通過し、エヤーパイプ31か
ら突出して伸びている先端部分をグリッパー37によっ
てグリップしてから後退する。
【0021】図11は結接糸3の挿入工程を示してお
り、aではエヤーパイプ31は後退し、グリッパー37
は開いている。bはエヤーパイプ31が前進して各ルー
プ29、29…を通過し、結接糸3の先端がグリッパー
37によってグリップされ、cではこのエヤーパイプ3
1が後退する。エヤーパイプ31が後退したところで結
束糸挿入ガイド16、16…は上昇して貫通孔5、5…
から抜き取られてループ29、29…は閉じ、結束糸
2、2…は上記結接糸3と係合し、カッター38によっ
て切断される。
【0022】そして、台10を移動させれば積層シート
4は動いてeのようになり、又再びエヤーパイプ31を
前進させてbのごとく各ループ29、29…を通過す
る。同図のように結接糸3を1ストロークごとに切断す
ることなく連続させることも出来る。図12は上記結接
糸3の軌跡を示した場合で、黒点は結束糸2、2…の断
面を表わしている。本発明の積層シート結束方法及びそ
の装置は上記実施例に限定はしないが、次のような効果
を得ることが出来る。
【0023】
【発明の効果】本発明はこのように複数枚のシートを重
ね合わせた積層シートを結束糸と結接糸にて結束して強
度、剛性並びに耐衝撃性等の優れた複合材料を作るもの
であるが、正確に位置決めされる台に積層シートを載
せ、結束糸挿入ガイドによって結束糸を貫通孔へ挿入
し、結接糸挿入装置のエヤーパイプによって結接糸を正
しく上記結束糸と係合させることが出来る。したがっ
て、この装置を用いることで、物性の優れた複合材料を
容易に製作することが可能となる。又、その装置は台又
は結束糸挿入ガイドのX、Y方向への移動距離はコンピ
ューターにて制御され、結束糸挿入ガイドのピッチを積
層シートの貫通孔に適したピッチに変更すれば、あらゆ
る形態の積層シートの結束を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層シートを結束した場合の概略断面図。
【図2】積層シートを結束した場合の下面図。
【図3】本発明の積層シート結束装置の実施例。
【図4】積層シートの貫通孔の位置関係。
【図5】シート押え装置の具体例。
【図6】結束糸挿入装置の具体例。
【図7】結束糸挿入ガイドにて貫通孔へ結束糸を挿入す
る工程。
【図8】結束糸挿入ガイドの下端部に形成した結束糸の
ループ。
【図9】結束糸にて形成したループにエヤーパイプを通
した状態。
【図10】結接糸挿入装置と結束糸挿入装置。
【図11】結接糸挿入工程。
【図12】結接糸の軌跡。
【符号の説明】
1 シート 2 結束糸 3 結接糸 4 積層シート 5 貫通孔 6 下面 7 糸 8 網目 9 フレーム 10 台 11 結束糸挿入装置 12 ボビン 13 架台 14 たるみ取り装置 15 張力計測部 16 結束糸挿入ガイド 17 結接糸給糸装置 18 結接糸挿入装置 19 シート押え装置 20 固定治具 21 上押え 22 下押え 23 エヤーシリンダー 24 エヤーシリンダー 25 ベース 26 ガイドテーブル 27 サーボモータ 28 上面 29 ループ 30 孔 31 エヤーパイプ 32 スライダー 33 サーボモータ 34 テーブル 35 エヤーノズル 36 フィードローラ 37 グリッパー 38 カッター

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網目を形成したシートを重ね合わせた積
    層シートの貫通孔へ結束糸を挿通して結束する方法にお
    いて、上記積層シートの上・下面を所定圧にて押圧し、
    中空部を有すパイプ状の結束糸挿入ガイドに結束糸を通
    し、上記貫通孔へ結束糸挿入ガイドを挿入してからある
    程度上昇させて、結束糸挿入ガイドの下端部に結束糸の
    ループを形成し、このループにエヤーパイプの中空部を
    通した結接糸を該エヤーパイプとともに貫通し、その先
    端をグリッパーにてグリップして後退し、さらに上記結
    束糸挿入ガイドを上昇させて貫通孔から抜き取り、次に
    積層シートを載せている台又は結束糸挿入ガイドを適当
    に移動させて隣接する貫通孔へ該結束糸挿入ガイドを順
    次挿入して結束することを特徴とする積層シートの結束
    方法。
  2. 【請求項2】 網目を形成したシートを重ね合わせた積
    層シートの貫通孔へ結束糸を挿通して結束する装置であ
    って、上記積層シートを載せる台を設け、該台はX、Y
    方向へ移動可能に制御され、台の上方には結束糸挿入装
    置を設け、結束糸挿入装置は複数本の結束糸挿入ガイド
    を下方へ延ばし、その中空部には結束糸を挿通して上・
    下動可能とし、又上記結束糸挿入装置の側方には結接糸
    挿入装置を配置し、この装置はスライダーからエヤーパ
    イプを水平に延ばし、エヤーパイプ内には結接糸を通
    し、さらに積層シートの上・下面を押圧するシート押え
    装置、並びに結束糸の張力を調整するたるみ取り装置を
    備えたことを特徴とする積層シートの結束装置。
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CN102011268B (zh) * 2010-12-23 2013-06-26 中材科技股份有限公司 一种用于将接结纱线锁住缠绕纱线的自动开口成型装置

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