JP2622075B2 - パウダスラッシュ成形方法 - Google Patents

パウダスラッシュ成形方法

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のインストル
メントパネルや、ヘッドレスト、アームレスト、又は、
コンソールボックス、その他クッション類や玩具類の表
皮乃至カバーとして使用される樹脂成形品の成形方法で
あるパウダスラッシュ成形方法に係わり、特に、その型
温度の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パウダスラッシュ成形方法を図3のグラ
フに基づいて説明する。図3において、横軸に時間の経
過に伴い順次行われる成形の各工程を示し、縦軸に前記
各工程での型温度を示している。パウダスラッシュ成形
方法は、スラッシュ成形型を加熱する予熱工程と、型表
面に樹脂パウダを供給する成形工程と、この樹脂パウダ
を加熱溶融して架橋させて安定した状態に変えるキュア
工程と、キュアされた樹脂を冷却固化する冷却工程と、
固化した樹脂を型から外す脱型工程とを1サイクルとし
て順次繰り返し、製品を成形する。
【0003】この時、良質の成形品を安定して量産する
には、成形型の型温度を各工程毎に一定の適切な温度に
することが重要なポイントとなる。特に、予熱工程では
次工程である成形に適した温度αになるまで予熱し、キ
ュア工程ではキュアに適した温度βを保つように、冷却
工程では次工程である脱型が容易になる温度γにまで下
げるようにしなければならない。そのため、従来のパウ
ダスラッシュ成形方法は、型別に各工程で供給する熱媒
の量若しくは熱媒又は冷媒の供給時間を一律に定めてい
た。
【0004】ところが、熱媒の量若しくは熱媒又は冷媒
の供給時間を一律に定めていても、型温度昇降曲線は、
図3中の実線に示すように、夏場と冬場とでは推移する
温度範囲が異なり、予熱後、キュア直前、脱型直前の温
度にかなりの幅α′、β′、γ′が生じ、又、この温度
の幅は、季節のみならず1日内の状況変化によっても生
じる。更に、予熱工程前の型温度においては、型替え直
後や休日、休憩後等の一旦、成形を中断して再開する時
の型温度と、成形サイクルを繰り返し継続中の型温度と
ではかなりちがってくる。そのため、従来のパウダスラ
ッシュ成形方法のように、各工程で供給する熱媒の量若
しくは熱媒又は冷媒の供給時間を型毎に一律に定める方
法では、良質の成形品を安定して量産するために、成形
型の型温度を各工程毎に一定な適切な温度にすることが
困難であった。
【0005】そこで、採られた従来の型温度調整方法
は、予熱工程後、上昇した型温度を成形前に測定し、成
形に適した許容温度範囲となっている場合にだけ、成形
工程に移り、許容温度範囲を上に越えている場合は、許
容温度範囲内に型温度が下がるまで放置し、又、許容温
度範囲を下に越えた場合は、予熱後の全工程、即ち、成
形工程、キュア工程、冷却工程、脱型工程と空運転する
という方法が採られた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の型温度調整方法では、成形品質の規格が厳し
くなり、許容温度範囲の幅が狭まると、予熱後の許容温
度範囲内に型温度がおさまらないことが頻繁になり、許
容温度範囲内に型温度がおさまるまで、型を放置した
り、空運転したりする回数が増え、稼働率の低下、エネ
ルギーロス等が増大するという問題を有していた。
【0007】本発明は、上記問題を鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、成形型の型温度を
各工程毎に一定の適切な温度にすることを容易にし、良
質の成形品を安定して量産することが可能なパウダスラ
ッシュ成形方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のパウダスラッシュ成形方法は、予熱工程、キ
ュア工程、冷却工程とを含み前記各工程で熱媒又は冷媒
を供給しながら製品を成形するパウダスラッシュ成形方
法において、各工程で適切な型温度を得るように、各工
程毎に型温度の昇降に関係する因子の温度を計測し、そ
の計測値を、予め重回帰分析により求められた型温度の
昇降に関係する因子の温度と各工程で供給する熱媒の
量、若しくは熱媒又は冷媒の供給時間との関係式に代入
し、この関係式により各工程で算出された値に基づいて
各工程で供給する熱媒の量、若しくは熱媒又は冷媒の供
給時間を変動させて成形する方法で、前記関係式が、予
熱工程、キュア工程では、熱媒の量又はその供給時間を
型温度と雰囲気温度の二次関数、及び、供給する熱媒温
度、炉内壁温度、材料の温度の一次関数として表したも
のであり、冷却工程では、冷媒の供給時間を雰囲気温度
と冷媒温度の一次関数として表したものである。
【0009】
【作用】上記手段によると、重回帰分析によって、各工
程毎に型温度の昇降に関係する因子の温度と、供給する
熱媒の量、若しくは熱媒又は冷媒の供給時間とが定量的
に関係づけられているので、前記温度因子から各工程で
適切な型温度を得るために必要な熱媒の量、若しくは熱
媒又は冷媒の供給時間を算出することができ、そして前
記算出された値に基づいて各工程で供給する熱媒の量、
若しくは熱媒又は冷媒の供給時間を変動させると、各工
程毎に一定の適切な型温度にすることが容易になる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明のパウダスラッシュ成形方法の設備形
態の一例である。図1に示す設備は、複数の成形用金型
をオンラインし、I予熱、II成形、IIIキュア、I
V冷却、V脱型と順次搬送を繰り返すことにより成形を
行う方式で、特に、I予熱工程がからの三段階に分
かれているものが示されている。
【0011】図1において、1は成形型、2及び3は予
熱及びキュア工程での加熱炉、4は冷却装置、5は材料
であり、加熱炉2のI予熱工程では、成形型1の上下
(表裏)から加熱する加熱炉となっている。そして、成
形型1の型温度を各工程毎に適切な温度にするための装
置として、熱風供給装置Q、上Q、下Q、Q、
Qキと、熱風供給時間を調節するバルブX、上X、
下X、X、Xキと、冷却水供給時間を調節するバル
ブX冷とが設置されている。
【0012】型温度の昇降に関係する因子の温度を測定
する温度計としては、各工程直前の型温度を測定するた
めの温度計T1、上T1、下T1、T1、T1
キと、各工程直前での熱媒温度を測定するための温度計
T2、上T2、下T2、T2、T2キと、IV
冷却工程直前での冷媒温度を測定するための温度計T2
冷と、各工程直前での炉内壁の温度を測定するための温
度計T3、上T3、下T3、T3、T3キと、
設備内の雰囲気温度を測定するための温度計T4と、材
料温度を測定するための温度計T5が設置されている。
【0013】上記パウダスラッシュ成形設備では、成形
型1がオンラインされた各工程設備を矢印方向に移動す
る。加熱炉2においては、I予熱工程で成形型1の片
面に炉内壁2aから熱媒である熱風を吹きつけ、I予熱
工程で成形型1の表裏(上下)に炉内壁2aから熱媒
である熱風を吹きつけ、I予熱工程で成形型1の片面
に炉内壁2aから熱媒である熱風を吹きつけるようにし
て、I予熱工程を経ると成形型1が成形に適した
温度αになるように、各工程の熱媒供給装置Q、上Q
、下Q、Qと、熱媒供給時間調節用バルブX、
上X、下X、Xとで熱風が調整されて徐々に昇温
していく。
【0014】次に、II成形工程で、成形に適した温度
αに昇温された成形型1に樹脂パウダの材料5を付着さ
せ、IIIキュア工程において、加熱炉3内で成形型1
に炉内壁3aから熱媒である熱風を吹きつけ、型温度が
キュアに適した温度βを保ように熱媒供給装置Qキ及び
熱媒供給時間調節用バルブXキとで調整しながらキュア
を行う。そして、IV冷却工程で、冷媒供給時間調節用
バルブX冷によって、冷媒である冷却水が調整され脱型
に適した温度γにまで下げられた後、V脱型がされる。
【0015】このようなパウダスラッシュ成形設備での
本発明のパウダスラッシュ成形方法による型温度調整方
法は、重回帰分析における重回帰式から求められた型温
度の昇降に関係する因子の温度と各工程で供給する熱媒
の量、若しくは熱媒又は冷媒の供給時間との関係式であ
る数1に示す関係式に、型温度の昇降に関係する因子の
温度T1、T2、T3、T4、T5を代入し、算出され
た値に基づいて、供給する熱媒の量Q、若しくは熱媒又
は冷媒の供給時間X、X冷を調整するものである。
【0016】
【数1】
【0017】ここで、T1、T2、T3、T4、T5は
それぞれ、各工程直前の型、熱媒又は冷媒、炉内壁、雰
囲気、材料の型温度に関係する因子を示している。2及
び2′式の熱媒供給時間Xは、算出された1及び1′式
の熱媒供給量Qが最高限度値を越えて供給時間により必
要な熱量を補う場合の式であり、通常、熱媒供時間は所
定値になっている。1式、2式及び1′式、2′式は、
図2に示すように一定の適正な昇降曲線を型温度が描く
ように、後述する重回帰式のT6(工程後の型温度)を
各工程毎の適切な型温度α、β(成形型によって異なる
定数値)に設定して得られたもので、3式も同様に冷却
工程における重回帰式の型温度を冷却工程に適切な型温
度γ(成形型によって異なる定数値)に設定して得られ
たものである。又、上記A、A′、B、B′C、及びa
乃至qそして、a′乃至q′の定数も、重回帰式によっ
て導かれた成形型毎に設定される定数である。
【0018】このような本発明のパウダスラッシュ成形
方法によれば、成形型の型温度を各工程毎に一定の適切
な温度にすることが容易になり、その結果、良質の成形
品を安定して量産することが可能である。本発明実施に
より、色規格の厳しい製品、又は、硬度規格の厳しい発
泡パウダスラッシュにおいては、従来よりも不良率が8
%から0.5%に激減し、通常の製品関しては、従来よ
りも不良率が3%から0%に激減した。
【0019】又、各測定値の代入、供給する熱媒の量、
若しくは熱媒又は冷媒の供給時間の算出は、各温度計に
接続されたコンピュータによって、各工程毎に瞬時に行
われ、その算出された値に基づいて速やかに熱媒や冷媒
が調整されるようになっているので、予熱後の型温度を
成形に適した許容温度範囲内におさめるために、作業者
が頻繁に各工程で供給する熱媒の量、若しくは熱媒又は
冷媒の供給時間の設定条件を変更してまわる必要がな
い。
【0020】例えば、表1を参照して説明すると、I予
熱工程においては、工程前の型温度T1として温度計
T1によって測定された測定値が代入され、熱媒温度
T2として温度計T2によって測定された測定値が代
入され、炉内壁温度T3としては温度計T3によって
測定された測定値が代入され、雰囲気温度T4として温
度計T4によって測定された測定値が代入され、材料温
度T5として温度計T5によって測定された測定値が代
入され、そして、各測定値の代入によって算出された熱
媒供給量又は時間に基づいて、予熱I工程での熱媒供
装置Q又はバルブXが作動することを示している。
このような作業が本発明のパウダスラッシュ成形方法で
は、各温度計に接続されたコンピュータによって、各工
程毎に瞬時に行われ、その算出された値に基づいて速や
かに熱媒や冷媒が調整されるようになっている。
【0021】
【表1】
【0022】ここで、各工程毎の型温度の昇降に関係す
る因子の温度と、供給する熱媒の量、若しくは熱媒又は
冷媒の供給時間とを定量的に関係づける関係式の求め方
について説明する。型温度の昇降に関係する因子とし
て、各工程直前の型温度T1と、熱媒又は冷媒温度T2
と、炉内壁の温度T3と、設備内の雰囲気温度T4と、
材料温度T5とを取り上げ、種々の実験を重ねた結果、
熱媒の供給量及び時間は、予熱工程、キュア工程におい
ては、型温度と雰囲気温度の二次関数、及び、供給する
熱媒温度、炉内壁温度、材料の温度の一次関数として表
されることが判明し、冷却工程においては、冷媒の供給
時間を雰囲気温度と冷媒温度の一次関数として表される
ことが判明した。
【0023】そこで、予熱I工程での重回帰式を T6=D+rQ+sX+tT12 +uT1+vT2+w
T3+xT42 +yT4+zT5 (ここで、T1は工程前の型温度、T6は工程後の型温
度を示し、Dとrからzは重回帰式を満たす定数であ
る。)とし、重回帰式の各工程後の型温度T6に、予熱
I工程後の所望型温度α(成形型により異なる定数)を
設定し、更に、X=(所定時間)を設定して得られたも
のが Q=E−rX−aT12 −bT1−cT2−dT3−eT42 −fT4−gT5 ・・・1式 であり、Q=(最高値)を設定したものが X=B−hT12 −jT1−kT2−lT3−mT42 −nT4−oT5 ・・・2式 である。
【0024】IIIキュア工程において用いられる1′
式及び2′式は、上記重回帰式のT6にIIIキュア工
程の所望型温度β(成形型により異なる定数)を設定
し、更に、X=(所定時間)を設定したものが1′式で
あり、Q=(最高値)を設定したものが2′式である。
IV冷却工程において用いられる3式も同様に冷却工程
における重回帰式の型温度を冷却工程に適切な型温度γ
(成形型によって異なる定数値)に設定して求められ
る。ここで、上記A、A′、B、B′C、及びa乃至q
そして、a′乃至q′は成形型毎に設定される定数であ
る。
【0025】尚、成形型の型温度を各工程毎に適切な温
度にするための調節方式としては、熱媒に熱風のみなら
ずオイル、金属粉等を使用して型を加熱する方式におい
ても、又、パウダスラッシュ成形方法の設備形態が、上
記記載のオンライン方式と異なり、各型固有に加熱、冷
却媒体経路、調整機能を有し、専属の回転装置にて材料
を供給スラッシュ成形するモジュール方式においても、
各工程毎に、型温度の昇降に関係する因子の温度を測定
し、その測定値を重回帰分析によって得られた関係式に
代入して熱媒の量、若しくは熱媒又は冷媒の供給時間を
算出し、その算出値に基づいて、前記各工程毎の供給す
る熱媒の量、若しくは熱媒又は冷媒の供給時間を変動さ
せ調節すると、成形型の型温度を各工程毎に一定の適切
な温度にすることが容易になる。
【0026】
【発明の効果】このように、本発明のパウダスラッシュ
成形方法は、各工程で適切な型温度を得るために必要な
熱媒の量、若しくは熱媒又は冷媒の供給時間が、重回帰
分析によって定量的に関係づけられた型温度の昇降に関
係する因子の温度から算出でき、その算出値に基づい
て、前記各工程毎の供給する熱媒の量、若しくは熱媒又
は冷媒の供給時間を変動させているので、成形型の型温
度を各工程毎に一定の適切な温度にすることが容易にな
り、その結果、良質の成形品を必要最小限のエネルギー
で安定して量産することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施のパウダスラッシュ成形方法の設備
を示す図である。
【図2】本発明における型温度昇降曲線を示すグラフで
ある。
【図3】従来の型温度昇降曲線を示すグラフである。
【符号の説明】
1 成形型 2、3 加熱炉 4 冷却装置 5 材料 I 予熱工程 II 成形工程 III キュア工程 IV 冷却工程 V 脱型工程 T1、上T1、下T1、T1、T1キ 型温度
計 T2、上T2、下T2、T2、T2キ 熱媒温
度計 T2冷 冷媒温度計 T3、上T3、下T3、T3、T3キ 炉内壁
温度計 T4 雰囲気温度計 T5 材料温度計 Q、上Q、下Q、Q、Qキ 熱風供給装置 X、上X、下X、X、Xキ、X冷 バルブ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予熱工程、キュア工程、冷却工程とを含
    み前記各工程で熱媒又は冷媒を供給しながら製品を成形
    するパウダスラッシュ成形方法において、 各工程で適切な型温度を得るように、各工程毎に型温度
    の昇降に関係する因子の温度を計測し、その計測値を、
    予め重回帰分析により求められた型温度の昇降に関係す
    る因子の温度と各工程で供給する熱媒の量、若しくは熱
    媒又は冷媒の供給時間との関係式に代入し、この関係式
    により各工程で算出された値に基づいて各工程で供給す
    る熱媒の量、若しくは熱媒又は冷媒の供給時間を変動さ
    せるパウダスラッシュ成形方法であり、 前記重回帰分析により求められた型温度の昇降に関係す
    る因子の温度と各工程で供給する熱媒の量、若しくは熱
    媒又は冷媒の供給時間との関係式が、 予熱工程、キュア工程では、熱媒の供給量又はその供給
    時間を、型温度と雰囲気温度の二次関数、及び、供給す
    る熱媒温度、炉内壁温度、材料の温度の一次関数として
    表したものであり、 冷却工程では、冷媒の供給時間を雰囲気温度と冷媒温度
    の一次関数として表したものであるパウダスラッシュ成
    形方法
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