JP2620528B2 - ネストカスコード入出力段を有する絶縁ゲート電界効果トランジスタの電流ミラー増幅器 - Google Patents
ネストカスコード入出力段を有する絶縁ゲート電界効果トランジスタの電流ミラー増幅器Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
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- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/34—DC amplifiers in which all stages are DC-coupled
- H03F3/343—DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only
- H03F3/345—DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only with field-effect devices
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05F—SYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
- G05F3/00—Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
- G05F3/02—Regulating voltage or current
- G05F3/08—Regulating voltage or current wherein the variable is dc
- G05F3/10—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
- G05F3/16—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
- G05F3/20—Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
- G05F3/26—Current mirrors
- G05F3/262—Current mirrors using field-effect transistors only
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- H03F3/45076—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタで構成される電流ミラー増幅器に関し、特に、
ネストカスコード(nested-cascode) 入出力手段で構成
される電流ミラー増幅器に関するものである。
ンジスタで構成される電流ミラー増幅器に関し、特に、
ネストカスコード(nested-cascode) 入出力手段で構成
される電流ミラー増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以
下、“IGFET”とする)を使用した一番簡単な電流
ミラー増幅器(以下、“CMA”とする)の構造は、た
いていCMAの入出力端子にそれぞれ接続されるそれぞ
れのドレイン電極と、CMAの共通端子に接続されるそ
れぞれのソース電極と、相互接続点を有するそれぞれの
ゲート電極とを有する相互に類似している第1及び第2
IGFETを使用する。第1IGFETはCMAの入力
端子から第1及び第2IGFETのゲート電極間の相互
接続点の接続によるドレイン−ゲート帰還が提供され
る。IGFETは、バイポーラトランジスタのような電
流制御素子でない電荷制御素子である。したがって、I
GFETを使用するこのようなCMA構造では、バイポ
ーラトランジスタを使用する構造的に類似したCMAと
対照してみるとき、何の静的帰還電流エラーも存在する
ことはない。
下、“IGFET”とする)を使用した一番簡単な電流
ミラー増幅器(以下、“CMA”とする)の構造は、た
いていCMAの入出力端子にそれぞれ接続されるそれぞ
れのドレイン電極と、CMAの共通端子に接続されるそ
れぞれのソース電極と、相互接続点を有するそれぞれの
ゲート電極とを有する相互に類似している第1及び第2
IGFETを使用する。第1IGFETはCMAの入力
端子から第1及び第2IGFETのゲート電極間の相互
接続点の接続によるドレイン−ゲート帰還が提供され
る。IGFETは、バイポーラトランジスタのような電
流制御素子でない電荷制御素子である。したがって、I
GFETを使用するこのようなCMA構造では、バイポ
ーラトランジスタを使用する構造的に類似したCMAと
対照してみるとき、何の静的帰還電流エラーも存在する
ことはない。
【0003】一番簡単なこのようなCMA構造におい
て、第1IGFETはドレイン−ゲート帰還接続により
自動調節されるソース−ゲート電位を有する“マスタ”
トランジスタで、第2IGFETは“マスタ”トランジ
スタのソース−ゲート電位と共に調節されるソースゲー
ト電位を有する“スレーブ”トランジスタである。IG
FETは正常にバイポーラトランジスタよりアーリ効果
(Early effect) に影響を受ける。そこで、“マスタ”
及び“スレーブ”トランジスタとしてIGFETを使用
するCMAにおいて、時々“スレーブ”トランジスタは
カスコード出力段で共通ゲート増幅器トランジスタが続
く共通ソース増幅器トランジスタとして使用される。I
GFETを使用するさらに複雑なCMAでも帰還によっ
て調節される“マスタ”トランジスタを識別できるの
で、CMAの入力電流に比例する各CMAの出力電流を
伝導させるために、CMAの入力電流とこれによって調
節されるそれぞれの“スレーブ”トランジスタを伝導さ
せる。
て、第1IGFETはドレイン−ゲート帰還接続により
自動調節されるソース−ゲート電位を有する“マスタ”
トランジスタで、第2IGFETは“マスタ”トランジ
スタのソース−ゲート電位と共に調節されるソースゲー
ト電位を有する“スレーブ”トランジスタである。IG
FETは正常にバイポーラトランジスタよりアーリ効果
(Early effect) に影響を受ける。そこで、“マスタ”
及び“スレーブ”トランジスタとしてIGFETを使用
するCMAにおいて、時々“スレーブ”トランジスタは
カスコード出力段で共通ゲート増幅器トランジスタが続
く共通ソース増幅器トランジスタとして使用される。I
GFETを使用するさらに複雑なCMAでも帰還によっ
て調節される“マスタ”トランジスタを識別できるの
で、CMAの入力電流に比例する各CMAの出力電流を
伝導させるために、CMAの入力電流とこれによって調
節されるそれぞれの“スレーブ”トランジスタを伝導さ
せる。
【0004】CMAに使用されるIGFETはエンハン
スメントモードトランジスタであるので、スレーブIG
FETは伝導、あるいは“遮断”を切り抜けることがで
きる。マスタ及びスレーブIGFETのチャネル電流対
ソース−ゲート電位特性の整合あるいは比率は素子がよ
り増加形につくられるか、あるいは特性上遮断とは距離
が遠いほど一層よい傾向がある。これら特性の近接した
整合あるいは比率はよりよい電流ミラー動作に対する否
定としての正弦波である。CMAでマスタ及びスレーブ
IGFETがさらに増加形につくられるか、あるいは特
性上遮断とは距離が遠いほど閾電圧VT またはチャネル
を通じるなんらの伝導を維持するのに必要なソース−ゲ
ート電位は少なくとも1V、そしてよい幾Vに上昇す
る。上述したようにIGFETを使用する一番簡単なC
MA構成で、増加するVT はCMA動作に必要な共通端
子と入力端子との間の入力電位を増加させる。一般に、
CMA動作を得るためにマスタとスレーブ素子としてI
GFETを使用したCMAの共通端子と入力端子との間
の入力電位の増加はこれら素子に対してVT が増加する
ほど明らかである。1V以上のCMAの入力電位は、た
とえ電源レールの間に蓄積され得る電流モード段の数が
減少しても5V以上の電源電圧を使用するIGFET集
積回路では一般的に大きな問題ではなく、電源レール間
の電流経路を追加に必要とし、望ましくない別途の電力
消耗を起こす。1V程度以上のCMAの入力電位は、例
えば3V程度のより低い電源電圧を使用するIGFET
集積回路では許容されることができない。3V以下の電
源電圧を使用するIGFET集積回路は、特に、バッテ
リ駆動装置に対する電子設計者の注目を引いている。
スメントモードトランジスタであるので、スレーブIG
FETは伝導、あるいは“遮断”を切り抜けることがで
きる。マスタ及びスレーブIGFETのチャネル電流対
ソース−ゲート電位特性の整合あるいは比率は素子がよ
り増加形につくられるか、あるいは特性上遮断とは距離
が遠いほど一層よい傾向がある。これら特性の近接した
整合あるいは比率はよりよい電流ミラー動作に対する否
定としての正弦波である。CMAでマスタ及びスレーブ
IGFETがさらに増加形につくられるか、あるいは特
性上遮断とは距離が遠いほど閾電圧VT またはチャネル
を通じるなんらの伝導を維持するのに必要なソース−ゲ
ート電位は少なくとも1V、そしてよい幾Vに上昇す
る。上述したようにIGFETを使用する一番簡単なC
MA構成で、増加するVT はCMA動作に必要な共通端
子と入力端子との間の入力電位を増加させる。一般に、
CMA動作を得るためにマスタとスレーブ素子としてI
GFETを使用したCMAの共通端子と入力端子との間
の入力電位の増加はこれら素子に対してVT が増加する
ほど明らかである。1V以上のCMAの入力電位は、た
とえ電源レールの間に蓄積され得る電流モード段の数が
減少しても5V以上の電源電圧を使用するIGFET集
積回路では一般的に大きな問題ではなく、電源レール間
の電流経路を追加に必要とし、望ましくない別途の電力
消耗を起こす。1V程度以上のCMAの入力電位は、例
えば3V程度のより低い電源電圧を使用するIGFET
集積回路では許容されることができない。3V以下の電
源電圧を使用するIGFET集積回路は、特に、バッテ
リ駆動装置に対する電子設計者の注目を引いている。
【0005】1976年4月27日にO.H.Schade2
世に特許許与された米国特許第3,953,807号
「電流増幅器」を参考として本願明細書に示す。この特
許において、図1は電流ミラー増幅器の入力段で相互に
カスコード接続された第1及び第2IGFETと、CM
Aの出力段で相互にカスコード接続された第3及び第4
IGFETとで構成されたCMAを示している。第1及
び第3IGFETは第2及び第4IGFETのソース電
極にそれぞれ接続するドレイン電極を有するそれぞれの
カスコード接続で共通ソース増幅器接続にあり、第1及
び第3IGFETのゲート電極は第1IGFETのドレ
イン電極からの直接帰還によってバイアスされる。第2
及び第4IGFETはCMAの入力端子とCMAの出力
端子にそれぞれ接続するドレイン電極を有するそれぞれ
のカスコード接続で共通ゲート増幅器接続にあり、第2
及び第4IGFETのゲート電極はCMA入力端子から
の直接帰還によってバイアスされる。このような形態の
CMAに対する入力電位はしきい電圧の2倍を超える。
ただし、1V程度のVTSを有するIGFETでも入力電
位は2Vを超えやすい。
世に特許許与された米国特許第3,953,807号
「電流増幅器」を参考として本願明細書に示す。この特
許において、図1は電流ミラー増幅器の入力段で相互に
カスコード接続された第1及び第2IGFETと、CM
Aの出力段で相互にカスコード接続された第3及び第4
IGFETとで構成されたCMAを示している。第1及
び第3IGFETは第2及び第4IGFETのソース電
極にそれぞれ接続するドレイン電極を有するそれぞれの
カスコード接続で共通ソース増幅器接続にあり、第1及
び第3IGFETのゲート電極は第1IGFETのドレ
イン電極からの直接帰還によってバイアスされる。第2
及び第4IGFETはCMAの入力端子とCMAの出力
端子にそれぞれ接続するドレイン電極を有するそれぞれ
のカスコード接続で共通ゲート増幅器接続にあり、第2
及び第4IGFETのゲート電極はCMA入力端子から
の直接帰還によってバイアスされる。このような形態の
CMAに対する入力電位はしきい電圧の2倍を超える。
ただし、1V程度のVTSを有するIGFETでも入力電
位は2Vを超えやすい。
【0006】米国特許第3,953,807号の構成に
おいて、IGFETを使用したCMAの動作に必要な静
止(quiescent)動作入出力電位を減少させようとする所
望が久しい間あってきているのが明白である。この特許
において、図2は図1のCMAの変形を示すもので、自
己バイアスされる第2IGFETが電流の順方向伝導の
ために直列接続接合タイオードに代替される。この直列
接続の接合ダイオードにかかる電圧降下は自己バイアス
されるIGFETのソース−ゲート電圧VGSより低いの
で、第4IGFETのソース−フォロアの作用は第3I
GFETにそのVGSより小さいソース−ドレイン電圧V
DSを配置させる。このように、その共通ソース増幅器ト
ランジスタのVDSがVGSより小さく動作されるカスコー
ドをトランジスタ回路の設計者は“ネスト(nested) ”
カスコードと称する。自己バイアスされるIGFETの
ソース−ゲート電圧VGSより低いこの直列接続接合ダイ
オードにかかる電圧降下は、もしIGFETのVTSが非
常に小さい場合は、“ネスト”カスコード出力段を有す
るCMAの入力電圧が減少する結果をもたらす。
おいて、IGFETを使用したCMAの動作に必要な静
止(quiescent)動作入出力電位を減少させようとする所
望が久しい間あってきているのが明白である。この特許
において、図2は図1のCMAの変形を示すもので、自
己バイアスされる第2IGFETが電流の順方向伝導の
ために直列接続接合タイオードに代替される。この直列
接続の接合ダイオードにかかる電圧降下は自己バイアス
されるIGFETのソース−ゲート電圧VGSより低いの
で、第4IGFETのソース−フォロアの作用は第3I
GFETにそのVGSより小さいソース−ドレイン電圧V
DSを配置させる。このように、その共通ソース増幅器ト
ランジスタのVDSがVGSより小さく動作されるカスコー
ドをトランジスタ回路の設計者は“ネスト(nested) ”
カスコードと称する。自己バイアスされるIGFETの
ソース−ゲート電圧VGSより低いこの直列接続接合ダイ
オードにかかる電圧降下は、もしIGFETのVTSが非
常に小さい場合は、“ネスト”カスコード出力段を有す
るCMAの入力電圧が減少する結果をもたらす。
【0007】より低いVT のIGFETを有する直列接
続の接合ダイオードは、単に1V程度のVT を有するI
GFETのVGSより数十分の数V程度の入力電位を有す
るCMAを得るために単一の結合ダイオードあるいは直
列接続のショットキー障壁ダイオードにも代替可能であ
る。ある状況下で、特に3V以下の電源電圧を使用する
集積回路において、もし“ネスト”カスコード出力段を
有するCMAの入力電位がさらに減少することが可能で
あれば望ましい。
続の接合ダイオードは、単に1V程度のVT を有するI
GFETのVGSより数十分の数V程度の入力電位を有す
るCMAを得るために単一の結合ダイオードあるいは直
列接続のショットキー障壁ダイオードにも代替可能であ
る。ある状況下で、特に3V以下の電源電圧を使用する
集積回路において、もし“ネスト”カスコード出力段を
有するCMAの入力電位がさらに減少することが可能で
あれば望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した“ネスト”カ
スコード出力段を有するCMAはバイアスダイオードが
集積回路の基板にある電極を有していないので、半導体
の分離領域で製造されなければならないという点で望ま
しくない。これはある製造技術、例えば相補形金属酸化
物半導体(以下“CMOS”とする)技術では望ましく
ない。
スコード出力段を有するCMAはバイアスダイオードが
集積回路の基板にある電極を有していないので、半導体
の分離領域で製造されなければならないという点で望ま
しくない。これはある製造技術、例えば相補形金属酸化
物半導体(以下“CMOS”とする)技術では望ましく
ない。
【0009】したがって本発明の目的は、その構成にお
いて、集積回路の基板に対して電位が浮動する半導体接
合を必要とせずにIGFETネストカスコード入出力段
を有するCMAを提供することにある。米国特許第3,
953,807号において、図6は単に1V程度のVT
を有するIGFETのVGSより数十分の数V程度の入力
電位を有するIGFETを使用するCMAを示すもので
ある。このCMAにおいて、第1及び第3IGFETの
ゲート電極はCMAの入力端子からの直接帰還によって
バイアスされる。第2及び第4IGFETのゲート電極
は抵抗分圧器を通じるドレイン−ゲート電圧帰還を有す
る共通ソース増幅器接続で、また他のIGFETから形
成される基準電圧回路から約1.5VGSのバイアス電位
が供給される。約1.5VGSのバイアス電位は、この他
のIGFETのソースとドレイン電極との間に接続され
る抵抗分圧器の入力にかけて現われる。
いて、集積回路の基板に対して電位が浮動する半導体接
合を必要とせずにIGFETネストカスコード入出力段
を有するCMAを提供することにある。米国特許第3,
953,807号において、図6は単に1V程度のVT
を有するIGFETのVGSより数十分の数V程度の入力
電位を有するIGFETを使用するCMAを示すもので
ある。このCMAにおいて、第1及び第3IGFETの
ゲート電極はCMAの入力端子からの直接帰還によって
バイアスされる。第2及び第4IGFETのゲート電極
は抵抗分圧器を通じるドレイン−ゲート電圧帰還を有す
る共通ソース増幅器接続で、また他のIGFETから形
成される基準電圧回路から約1.5VGSのバイアス電位
が供給される。約1.5VGSのバイアス電位は、この他
のIGFETのソースとドレイン電極との間に接続され
る抵抗分圧器の入力にかけて現われる。
【0010】本発明のまた他の目的は、その構成におい
て、電力を消耗する基準電圧回路あるいは抵抗電位分割
器を備える必要のないIGFETネストカスコード入出
力段を有するCMAを提供することにある。1981年
4月7日にC.F.Wheatley二世に特許許与された米国
特許第4,260,946号“REFERENCE VOLTAGE CIRC
UIT USING NESTED DIODE MEANS" は、共通ソース増幅器
IGFETと共通ゲート増幅器IGFETが類似したそ
れぞれのチャネル幅対チャネル長さ(以下、“W/
L”)比を有するが、ゲート電極の下部への半導体のド
ーピングが相互に異なるIGFETのカスコード接続が
開示されている。したがって、それらの各チャネルを通
じる同一の電流流れに対して共通ゲート増幅器IGFE
Tは共通ソース増幅器IGFETより小さいVGSを有す
る。これは、それら電極が共に接続されるように、さら
に共通ゲート増幅器IGFETのドレイン電極からの帰
還によってバイアスされるように許容する。この帰還
は、IGFETの直列に接続されたチャネルにより共通
ソース増幅器IGFETのソース電極と共通ゲート増幅
器IGFETのドレイン電極との間に印加される電流の
直列伝導を制御する。共通ソース増幅器IGFETのV
GSより小さい共通ゲート増幅器IGFETのVGSは、そ
のチャネルを通じる伝導のために十分なVDSを有する共
通ソース増幅器IGFETに備える。
て、電力を消耗する基準電圧回路あるいは抵抗電位分割
器を備える必要のないIGFETネストカスコード入出
力段を有するCMAを提供することにある。1981年
4月7日にC.F.Wheatley二世に特許許与された米国
特許第4,260,946号“REFERENCE VOLTAGE CIRC
UIT USING NESTED DIODE MEANS" は、共通ソース増幅器
IGFETと共通ゲート増幅器IGFETが類似したそ
れぞれのチャネル幅対チャネル長さ(以下、“W/
L”)比を有するが、ゲート電極の下部への半導体のド
ーピングが相互に異なるIGFETのカスコード接続が
開示されている。したがって、それらの各チャネルを通
じる同一の電流流れに対して共通ゲート増幅器IGFE
Tは共通ソース増幅器IGFETより小さいVGSを有す
る。これは、それら電極が共に接続されるように、さら
に共通ゲート増幅器IGFETのドレイン電極からの帰
還によってバイアスされるように許容する。この帰還
は、IGFETの直列に接続されたチャネルにより共通
ソース増幅器IGFETのソース電極と共通ゲート増幅
器IGFETのドレイン電極との間に印加される電流の
直列伝導を制御する。共通ソース増幅器IGFETのV
GSより小さい共通ゲート増幅器IGFETのVGSは、そ
のチャネルを通じる伝導のために十分なVDSを有する共
通ソース増幅器IGFETに備える。
【0011】1986年John Wiley&Sons社の版権所有
で、R,Gregorian とG.C.Temes が編集した“Anal
og MOS Integrated Circuits for Signal Precessing"
という本で、副単元4.16の"High-Performance CMOS Op-
Amps" はIGFETカスコードをバイアスするための回
路について記述されている。第1及び第2バイアス網I
GFETは相対的大きく相対的に小さい。特に4:1の
W/L比を有するチャネルをそれぞれ備える。第1及び
第2バイアス網IGFETはそれぞれ実際に中間に挿入
されたインピーダンスなしにそれぞれのドレイン−ゲー
ト直接帰還により自動調節されるソース−ゲート電位V
GSを有し、別途にチャネルに印加される基準電流を伝導
させるためにチャネルを調節する。
で、R,Gregorian とG.C.Temes が編集した“Anal
og MOS Integrated Circuits for Signal Precessing"
という本で、副単元4.16の"High-Performance CMOS Op-
Amps" はIGFETカスコードをバイアスするための回
路について記述されている。第1及び第2バイアス網I
GFETは相対的大きく相対的に小さい。特に4:1の
W/L比を有するチャネルをそれぞれ備える。第1及び
第2バイアス網IGFETはそれぞれ実際に中間に挿入
されたインピーダンスなしにそれぞれのドレイン−ゲー
ト直接帰還により自動調節されるソース−ゲート電位V
GSを有し、別途にチャネルに印加される基準電流を伝導
させるためにチャネルを調節する。
【0012】第1バイアス網IGFETは静止動作ゲー
ト電位を決定するそれのVGSを静止動作ソース電位に基
準となるカスコードにある共通ソース増幅器IGFET
に印加し、第2バイアス網IGFETは静止動作ゲート
電位を決定するそれのVGSをカスコード接続にある共通
ソース増幅器IGFETの静止動作ソース電位に基準と
なるカスコード接続にある共通ゲート増幅器IGFET
に印加する。
ト電位を決定するそれのVGSを静止動作ソース電位に基
準となるカスコードにある共通ソース増幅器IGFET
に印加し、第2バイアス網IGFETは静止動作ゲート
電位を決定するそれのVGSをカスコード接続にある共通
ソース増幅器IGFETの静止動作ソース電位に基準と
なるカスコード接続にある共通ゲート増幅器IGFET
に印加する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるCMAは同
一の伝導形の第1,第2,第3,及び第4電界効果トラ
ンジスタ(以下、“FET”とする)を備える。第1及
び第2FETはCMAの入力段で相互にネストカスコー
ド接続され、第3及び第4FETはCMAの出力段で相
互にネストカスコード接続される。第2及び第4FET
のドレインはCMAの入力端子と出力端子にそれぞれ接
続され、第1及び第3FETのソースはCMAの共通端
子に接続される。CMAの入力端子での電位は第1,第
2,第3,及び第4FETのゲート電極の相互接続に印
加され、それらチャネルを通じる電流伝導を制御してC
MAの動作を遂行する。第1FETと第2FETとの構
成上の相違は、第1FETのソース−ゲート電圧がそれ
らそれぞれのチャネルを通じる電流の直列伝導に応答し
て第2FETのソース−ゲート電圧を超過するように
し、第3FETと第4FETとの類似した構造上の相違
は第3FETのソース−ゲート電圧がそれらそれぞれの
チャネルを通じる電流の直列伝導に応答して第4FET
のソース−ゲート電圧を超えるようにする。この構成に
おいての相違あるいは各ネストカスコード接続で直列に
接続されるFETチャネルの幅対長さの差異あるいはこ
の両者の差異は、各ネストカスコード接続で直列に接続
されるFETチャネルがそれぞれ誘起される半導体領域
の相互に異なるドーピングを含むことができる。
一の伝導形の第1,第2,第3,及び第4電界効果トラ
ンジスタ(以下、“FET”とする)を備える。第1及
び第2FETはCMAの入力段で相互にネストカスコー
ド接続され、第3及び第4FETはCMAの出力段で相
互にネストカスコード接続される。第2及び第4FET
のドレインはCMAの入力端子と出力端子にそれぞれ接
続され、第1及び第3FETのソースはCMAの共通端
子に接続される。CMAの入力端子での電位は第1,第
2,第3,及び第4FETのゲート電極の相互接続に印
加され、それらチャネルを通じる電流伝導を制御してC
MAの動作を遂行する。第1FETと第2FETとの構
成上の相違は、第1FETのソース−ゲート電圧がそれ
らそれぞれのチャネルを通じる電流の直列伝導に応答し
て第2FETのソース−ゲート電圧を超過するように
し、第3FETと第4FETとの類似した構造上の相違
は第3FETのソース−ゲート電圧がそれらそれぞれの
チャネルを通じる電流の直列伝導に応答して第4FET
のソース−ゲート電圧を超えるようにする。この構成に
おいての相違あるいは各ネストカスコード接続で直列に
接続されるFETチャネルの幅対長さの差異あるいはこ
の両者の差異は、各ネストカスコード接続で直列に接続
されるFETチャネルがそれぞれ誘起される半導体領域
の相互に異なるドーピングを含むことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適の実施例を添付の図面を
参照して詳細に説明する。下記の説明において、
“m”,“n”,“p”はそれぞれ正数を代数学的に表
わすもので、“m”は常に1より大きい。これら正数の
任意の二つは相互に同じであり、あるいは相互に異なる
こともできる。
参照して詳細に説明する。下記の説明において、
“m”,“n”,“p”はそれぞれ正数を代数学的に表
わすもので、“m”は常に1より大きい。これら正数の
任意の二つは相互に同じであり、あるいは相互に異なる
こともできる。
【0015】図1に示すCMAは、入力端子IN1と出
力端子OUT11と共通端子COM1とを備えている。
第1IGFET Q11はカスコード入力段の共通ソー
ス増幅器トランジスタで、この入力段で第2IGFET
Q12は共通ゲート増幅器トランジスタである。第3
IGFET Q13はカスコード出力段の共通ソース増
幅器トランジスタで、この出力段で第4IGFET Q
14は共通ゲート増幅器トランジスタである。IGFE
T Q11,Q12,Q13,Q14のゲート電極はノ
ードN1で接続される。その動作において、入力電位は
IGFET Q11及びQ12の直列接続されるチャネ
ルを通じて、そして共通端子COM1から入力端子IN
1への入力電流の流れに応答して入力端子IN1で現わ
れる。この入力電位は、実質的に中間に挿入されるイン
ピーダンスなしに直結DC1を経由してノードN1に印
加される。
力端子OUT11と共通端子COM1とを備えている。
第1IGFET Q11はカスコード入力段の共通ソー
ス増幅器トランジスタで、この入力段で第2IGFET
Q12は共通ゲート増幅器トランジスタである。第3
IGFET Q13はカスコード出力段の共通ソース増
幅器トランジスタで、この出力段で第4IGFET Q
14は共通ゲート増幅器トランジスタである。IGFE
T Q11,Q12,Q13,Q14のゲート電極はノ
ードN1で接続される。その動作において、入力電位は
IGFET Q11及びQ12の直列接続されるチャネ
ルを通じて、そして共通端子COM1から入力端子IN
1への入力電流の流れに応答して入力端子IN1で現わ
れる。この入力電位は、実質的に中間に挿入されるイン
ピーダンスなしに直結DC1を経由してノードN1に印
加される。
【0016】IGFET Q11,Q12のそれぞれの
チャネルは相互に同一のW/L(チャネル幅対チャネル
長)比を有する。IGFET Q13,Q14はIGF
ETQ11,Q12のW/L比よりn倍だけ大きい相互
に同一のW/L比を有するそれぞれのチャネルを備え
る。IGFET Q11,Q12,Q13,Q14のチ
ャネルのW/L比の1:1:n:nの関係をこれらチャ
ネルの近くに丸印の1とnで表わす。第1IGFET
Q11と第3IGFET Q13のチャネルのW/L比
間の1:n比は、入力端子IN1と出力端子OUT11
との間の電流利得が−nである図1のCMAの電流制御
を決定する。これは、IGFET Q11及びQ13が
それぞれ図1のCMAのマスタ及びスレーブトランジス
タだからである。共通端子COM1を通じて流れる全体
の電流は、入力端子IN1を通じて流れる入力電流と出
力端子OUT11を通じて流れる出力電流との和とな
り、したがって共通端子COM1を通じて流れる全体の
電流は入力端子IN1を通じて流れる入力電流の(n+
1)倍となる。
チャネルは相互に同一のW/L(チャネル幅対チャネル
長)比を有する。IGFET Q13,Q14はIGF
ETQ11,Q12のW/L比よりn倍だけ大きい相互
に同一のW/L比を有するそれぞれのチャネルを備え
る。IGFET Q11,Q12,Q13,Q14のチ
ャネルのW/L比の1:1:n:nの関係をこれらチャ
ネルの近くに丸印の1とnで表わす。第1IGFET
Q11と第3IGFET Q13のチャネルのW/L比
間の1:n比は、入力端子IN1と出力端子OUT11
との間の電流利得が−nである図1のCMAの電流制御
を決定する。これは、IGFET Q11及びQ13が
それぞれ図1のCMAのマスタ及びスレーブトランジス
タだからである。共通端子COM1を通じて流れる全体
の電流は、入力端子IN1を通じて流れる入力電流と出
力端子OUT11を通じて流れる出力電流との和とな
り、したがって共通端子COM1を通じて流れる全体の
電流は入力端子IN1を通じて流れる入力電流の(n+
1)倍となる。
【0017】IGFET Q11,Q12は、米国特許
第4,260,946号でC.F.Wheatley二世によっ
て記述されたようなネストダイオード手段を使用する基
準電圧回路に配列され、このネストダイオード手段は本
願明細書に開示されている発明により、IGFETQ1
3,Q14のカスコード接続をバイアスするのに使用さ
れる。IGFET Q11,Q12は同一の物理寸法を
有し、そのそれぞれのゲート電極の下部への半導体のド
ーピングを除外してはすべての面で根本的に同一であ
る。これらドーピングは、IGFET Q11において
ドレイン−ソース電流が伝導される所定の程度に至るの
に必要なソース−ゲート電圧の閾電圧VTが、IGFE
T Q12の場合より正の値となるように選択される。
図1には、(標準増加形FET記号を使用して示すよう
に)相対的にさらに明白な増加形特性を有するMOSト
ランジスタとしてのIGFET Q11と、(米国特許
第4,260,946号でWheaatley により基板電極と
ソース−ドレイン電極それぞれの間に破線の記号で示す
ように)相対的にあまり明白でない増加形特性を有する
MOSトランジスタとしてのIGFET Q12を示
す。すなわち、IGFET Q11は所定のドレイン−
ソース電流IDSに対してIGFET Q12より高いソ
ース−ゲート電圧VGSを有する。IGFET Q12の
ソースフォロア動作において、より低いソース−ゲート
電圧VGSはIGFET Q11のより高いソース−ゲー
ト電圧VGSから減算されてIGFET Q11に、伝導
に必要な、望ましくは飽和伝導に必要な正のソース−ド
レイン電圧VDSを提供する。集積FET回路設計の技術
に熟練した者において、ゲート電極の下部への半導体の
ドーピングを除いたすべての面で根本的に同一のトラン
ジスタのソース−ゲート電位差は動作温度が同一で、ド
レイン−ソース電流が同じであれば一定に維持されるこ
とはよく知られている。例えば、1978年1月10日
にTobey 二世等に許与された米国特許第4,068,1
34号“BARRIER HEIGHT VOLTAGE REFERENCE"を参照す
る。
第4,260,946号でC.F.Wheatley二世によっ
て記述されたようなネストダイオード手段を使用する基
準電圧回路に配列され、このネストダイオード手段は本
願明細書に開示されている発明により、IGFETQ1
3,Q14のカスコード接続をバイアスするのに使用さ
れる。IGFET Q11,Q12は同一の物理寸法を
有し、そのそれぞれのゲート電極の下部への半導体のド
ーピングを除外してはすべての面で根本的に同一であ
る。これらドーピングは、IGFET Q11において
ドレイン−ソース電流が伝導される所定の程度に至るの
に必要なソース−ゲート電圧の閾電圧VTが、IGFE
T Q12の場合より正の値となるように選択される。
図1には、(標準増加形FET記号を使用して示すよう
に)相対的にさらに明白な増加形特性を有するMOSト
ランジスタとしてのIGFET Q11と、(米国特許
第4,260,946号でWheaatley により基板電極と
ソース−ドレイン電極それぞれの間に破線の記号で示す
ように)相対的にあまり明白でない増加形特性を有する
MOSトランジスタとしてのIGFET Q12を示
す。すなわち、IGFET Q11は所定のドレイン−
ソース電流IDSに対してIGFET Q12より高いソ
ース−ゲート電圧VGSを有する。IGFET Q12の
ソースフォロア動作において、より低いソース−ゲート
電圧VGSはIGFET Q11のより高いソース−ゲー
ト電圧VGSから減算されてIGFET Q11に、伝導
に必要な、望ましくは飽和伝導に必要な正のソース−ド
レイン電圧VDSを提供する。集積FET回路設計の技術
に熟練した者において、ゲート電極の下部への半導体の
ドーピングを除いたすべての面で根本的に同一のトラン
ジスタのソース−ゲート電位差は動作温度が同一で、ド
レイン−ソース電流が同じであれば一定に維持されるこ
とはよく知られている。例えば、1978年1月10日
にTobey 二世等に許与された米国特許第4,068,1
34号“BARRIER HEIGHT VOLTAGE REFERENCE"を参照す
る。
【0018】IGFET Q13及びQ14は同一の物
理寸法を有し、それぞれのゲート電極の下部への半導体
のドーピングを除外したすべて面で根本的に同一であ
る。IGFET Q13のゲート電極の下部への半導体
のドーピングはIGFET Q11のゲート電極の下部
への半導体のドーピングと同一で、IGFET Q14
のゲート電極下部への半導体のドーピングはIGFET
Q12のゲート電極の下部への半導体のドーピングと
同一である。したがって、IGFET Q13の閾電圧
VT はIGFET Q11のVT がIGFET Q12
のVT を超過する量だけIGFET Q14のVT を超
過する。IGFET Q14のソースフォロア動作にお
いて、それのさらに低い電圧VGSはIGFET Q13
のより高い電圧VGSから減算されてIGFET Q13
に、伝導に必要な、望ましくは飽和伝導に必要な正のソ
ース−ドレイン電圧VDSを提供する。
理寸法を有し、それぞれのゲート電極の下部への半導体
のドーピングを除外したすべて面で根本的に同一であ
る。IGFET Q13のゲート電極の下部への半導体
のドーピングはIGFET Q11のゲート電極の下部
への半導体のドーピングと同一で、IGFET Q14
のゲート電極下部への半導体のドーピングはIGFET
Q12のゲート電極の下部への半導体のドーピングと
同一である。したがって、IGFET Q13の閾電圧
VT はIGFET Q11のVT がIGFET Q12
のVT を超過する量だけIGFET Q14のVT を超
過する。IGFET Q14のソースフォロア動作にお
いて、それのさらに低い電圧VGSはIGFET Q13
のより高い電圧VGSから減算されてIGFET Q13
に、伝導に必要な、望ましくは飽和伝導に必要な正のソ
ース−ドレイン電圧VDSを提供する。
【0019】図2のCMAは、入力端子IN2と出力端
子OUT21と共通端子COM2とを備えている。第1
IGFET Q21はカスコード入力段の共通ソース増
幅器トランジスタで、この入力段で第2 IGFET
Q22は共通ゲート増幅器トランジスタである。第3I
GFET Q23はカスコード出力段の共通ソース増幅
器トランジスタで、この出力段で第4IGFET Q2
4は共通ゲート増幅器トランジスタである。IGFET
Q21,Q22,Q23、及びQ24のゲート電極は
ノードN2で接続される。動作において、入力電位はI
GFET Q21及びQ22の直列に接続されるチャネ
ルを通じて、そして共通端子COM1から入力端子IN
2に流れる入力電流に応答して入力端子IN2で現われ
る。この入力電位は、実質的に中間に挿入されるインピ
ーダンスなしに直結DC2を経由してノードN2に印加
される。
子OUT21と共通端子COM2とを備えている。第1
IGFET Q21はカスコード入力段の共通ソース増
幅器トランジスタで、この入力段で第2 IGFET
Q22は共通ゲート増幅器トランジスタである。第3I
GFET Q23はカスコード出力段の共通ソース増幅
器トランジスタで、この出力段で第4IGFET Q2
4は共通ゲート増幅器トランジスタである。IGFET
Q21,Q22,Q23、及びQ24のゲート電極は
ノードN2で接続される。動作において、入力電位はI
GFET Q21及びQ22の直列に接続されるチャネ
ルを通じて、そして共通端子COM1から入力端子IN
2に流れる入力電流に応答して入力端子IN2で現われ
る。この入力電位は、実質的に中間に挿入されるインピ
ーダンスなしに直結DC2を経由してノードN2に印加
される。
【0020】図2に示すCMAにおいて、IGFET
Q21,Q22,Q23,及びQ24は図1のCMAの
IGFET Q11,Q12,Q13,及びQ14と異
なる。IGFET Q21,Q22,Q23,及びQ2
4は、すべてそれらのチャネルが形成される領域でゲー
ト電極の下部への同一のドーピングを有する半導体を備
えて、同一の障壁高さがそれらのVTSを決定する。それ
ぞれのチャネルの近くに丸印のmと1で示すように、第
2IGFET Q22のチャネルのW/L比は第1IG
FET Q21のチャネルのW/L比に比べて1より大
きいm倍だけさらに大きい。それぞれのチャネルの近く
に丸印のmnとnで表わすように、第4IGFET Q
24のチャネルのW/L比にも第3IGFET Q23
のチャネルのW/L比よりm倍だけさらに大きい。
Q21,Q22,Q23,及びQ24は図1のCMAの
IGFET Q11,Q12,Q13,及びQ14と異
なる。IGFET Q21,Q22,Q23,及びQ2
4は、すべてそれらのチャネルが形成される領域でゲー
ト電極の下部への同一のドーピングを有する半導体を備
えて、同一の障壁高さがそれらのVTSを決定する。それ
ぞれのチャネルの近くに丸印のmと1で示すように、第
2IGFET Q22のチャネルのW/L比は第1IG
FET Q21のチャネルのW/L比に比べて1より大
きいm倍だけさらに大きい。それぞれのチャネルの近く
に丸印のmnとnで表わすように、第4IGFET Q
24のチャネルのW/L比にも第3IGFET Q23
のチャネルのW/L比よりm倍だけさらに大きい。
【0021】それぞれのチャネルの近くに丸印の1とn
で示すように、第1IGFET Q21のチャネルのW
/L比は第3IGFET Q23のチャネルのW/L比
と1:n比の関係がある。第1IGFET Q21と第
3IGFET Q23のチャネルのW/L比の間のこの
1:n比は、入力端子IN2と出力端子OUT21との
間に電流利用が−nである図2のCMAの電流利得を決
定する。これは、IGFET Q21,Q23がそれぞ
れ図2のCMAのマスタ及びスレーブトランジスタだか
らである。共通端子COM2を通じる全体の電流は、入
力端子IN2を通じて流れる入力電流の(n+1)倍と
なる。
で示すように、第1IGFET Q21のチャネルのW
/L比は第3IGFET Q23のチャネルのW/L比
と1:n比の関係がある。第1IGFET Q21と第
3IGFET Q23のチャネルのW/L比の間のこの
1:n比は、入力端子IN2と出力端子OUT21との
間に電流利用が−nである図2のCMAの電流利得を決
定する。これは、IGFET Q21,Q23がそれぞ
れ図2のCMAのマスタ及びスレーブトランジスタだか
らである。共通端子COM2を通じる全体の電流は、入
力端子IN2を通じて流れる入力電流の(n+1)倍と
なる。
【0022】図3に示すCMAは、入力端子IN3と出
力端子OUT31と共通端子COM3とを備えている。
第1IGFET Q31はカスコード入力段の共通ソー
ス増幅器トランジスタであり、この入力段で第2IGF
ET Q32は共通ゲートトランジスタである。第3I
GFET Q33はカスコード出力段の共通ソース増幅
器トランジスタで、この出力段で第4IGFET Q3
4は共通ゲート増幅器トランジスタである。IGFET
Q31,Q32,Q33,及びQ34のゲート電極はノ
ードN3で接続される。動作において、入力電位は第1
IGFET Q31と第2IGFET Q32の直列に
接続されるチャネルを通じて、そして共通端子COM1
から入力端子IN3への入力電流の流れに応答して入力
端子IN3で現われる。この入力電位は実質的に中間に
挿入されるインピーダンスなしに直結DC3を経由して
ノードN3に印加される。
力端子OUT31と共通端子COM3とを備えている。
第1IGFET Q31はカスコード入力段の共通ソー
ス増幅器トランジスタであり、この入力段で第2IGF
ET Q32は共通ゲートトランジスタである。第3I
GFET Q33はカスコード出力段の共通ソース増幅
器トランジスタで、この出力段で第4IGFET Q3
4は共通ゲート増幅器トランジスタである。IGFET
Q31,Q32,Q33,及びQ34のゲート電極はノ
ードN3で接続される。動作において、入力電位は第1
IGFET Q31と第2IGFET Q32の直列に
接続されるチャネルを通じて、そして共通端子COM1
から入力端子IN3への入力電流の流れに応答して入力
端子IN3で現われる。この入力電位は実質的に中間に
挿入されるインピーダンスなしに直結DC3を経由して
ノードN3に印加される。
【0023】それぞれのチャネルの近くに丸印の1とn
で示すように、第1IGFET Q31のチャネルのW
/L比は第3IGFET Q33のチャネルのW/L比
と1:n比の関係がある。第IGFET Q31と第3
IGFET Q33のチャネルのW/L比の間のこの
1:n比は、入力端子IN3と出力端子OUT31との
間の電流利得が−nである図3のCMAの電流利得を決
定する。これは、第1IGFET Q31と第3IGF
ET Q33がそれぞれ図3のCMAのマスタ及びスレ
ーブトランジスタだからである。共通端子COM3を通
じる全体の電流は入力端子IN3を通じて流れる入力電
流の(n+1)倍となる。
で示すように、第1IGFET Q31のチャネルのW
/L比は第3IGFET Q33のチャネルのW/L比
と1:n比の関係がある。第IGFET Q31と第3
IGFET Q33のチャネルのW/L比の間のこの
1:n比は、入力端子IN3と出力端子OUT31との
間の電流利得が−nである図3のCMAの電流利得を決
定する。これは、第1IGFET Q31と第3IGF
ET Q33がそれぞれ図3のCMAのマスタ及びスレ
ーブトランジスタだからである。共通端子COM3を通
じる全体の電流は入力端子IN3を通じて流れる入力電
流の(n+1)倍となる。
【0024】それぞれのチャネルの近くに丸印のmと1
で示すように、第2IGFET Q32のチャネルのW
/L比は第1IGFET Q31のチャネルのW/L比
に比べてより1より大きいm倍だけさらに大きい。それ
ぞれのチャネルの近くに丸印のmnとnで示すように、
第4IGFET Q34のチャネルのW/L比は第3I
GFET Q33のチャネルのW/L比よりm倍だけさ
らに大きい。また、IGFET Q31及びQ33のゲ
ート電極の下部への半導体のドーピングは、IGFET
Q32及びQ34のチャネルのW/L比よりm倍だけ
小さいIGFET Q31及びQ33のチャネルのW/
L比によって提供される増加分以外に、類似した量だけ
IGFET Q31及びQ33のVGSがIGFET Q
32及びQ34のVGSに対して増加するようにIGFE
T Q32及びQ34のゲート電極の下部への半導体の
ドーピングに対して関係がある。
で示すように、第2IGFET Q32のチャネルのW
/L比は第1IGFET Q31のチャネルのW/L比
に比べてより1より大きいm倍だけさらに大きい。それ
ぞれのチャネルの近くに丸印のmnとnで示すように、
第4IGFET Q34のチャネルのW/L比は第3I
GFET Q33のチャネルのW/L比よりm倍だけさ
らに大きい。また、IGFET Q31及びQ33のゲ
ート電極の下部への半導体のドーピングは、IGFET
Q32及びQ34のチャネルのW/L比よりm倍だけ
小さいIGFET Q31及びQ33のチャネルのW/
L比によって提供される増加分以外に、類似した量だけ
IGFET Q31及びQ33のVGSがIGFET Q
32及びQ34のVGSに対して増加するようにIGFE
T Q32及びQ34のゲート電極の下部への半導体の
ドーピングに対して関係がある。
【0025】図4に示す複数出力CMAは図1のCMA
の変形で、第5IGFET Q15と第6IGFET
Q16で構成される第2ネストカスコード出力段によっ
て提供されるまた他の出力端子OUT12を有する。そ
れぞれのチャネルの近くに丸印のpで表わすように、第
6IGFET Q16のチャネルのW/L比は第5IG
FET Q15のチャネルのW/L比と同一である。そ
れぞれのチャネルの近くに丸印の1とpで示すように、
第1IGFET Q11のチャネルのW/L比は第5I
GFET Q15のチャネルのW/L比と1:p比の関
係がある。第1IGFET Q11と第3IGFET
Q13と第5IGFET Q15のチャネルのW/L比
の間の1:n:pは入力端子IN1と出力端子OUT1
1との間の電流利得が−nで、入力端子IN1と出力端
子OUT12との間の電流利得が−pである図4のCM
Aの電流利得を決定する。これは、IGFET Q1
1,Q13,Q15がそれぞれ図4のCMAマスタトラ
ンジスタ、第1スレーブトランジスタ、第2スレーブト
ランジスタだからである。共通端子COM11を通じて
流れる全体の電流は、入力端子IN1を通じて流れる入
力電流の(p+n+1)倍となる。
の変形で、第5IGFET Q15と第6IGFET
Q16で構成される第2ネストカスコード出力段によっ
て提供されるまた他の出力端子OUT12を有する。そ
れぞれのチャネルの近くに丸印のpで表わすように、第
6IGFET Q16のチャネルのW/L比は第5IG
FET Q15のチャネルのW/L比と同一である。そ
れぞれのチャネルの近くに丸印の1とpで示すように、
第1IGFET Q11のチャネルのW/L比は第5I
GFET Q15のチャネルのW/L比と1:p比の関
係がある。第1IGFET Q11と第3IGFET
Q13と第5IGFET Q15のチャネルのW/L比
の間の1:n:pは入力端子IN1と出力端子OUT1
1との間の電流利得が−nで、入力端子IN1と出力端
子OUT12との間の電流利得が−pである図4のCM
Aの電流利得を決定する。これは、IGFET Q1
1,Q13,Q15がそれぞれ図4のCMAマスタトラ
ンジスタ、第1スレーブトランジスタ、第2スレーブト
ランジスタだからである。共通端子COM11を通じて
流れる全体の電流は、入力端子IN1を通じて流れる入
力電流の(p+n+1)倍となる。
【0026】図5に示す複数出力CMAは図2のCMA
の変形であって、第5IGFETQ25と第6IGFE
T Q26で構成される第2ネストカスコード出力段に
よって提供されるまた他の出力端子OUT22を有す
る。それぞれのチャネルの近くに丸印の1とpで表わす
ように、第1IGFET Q21のチャネルのW/L比
は第5IGFET Q25のチャネルのW/L比と1:
p比の関係がある。第1IGFET Q21と第3IG
FET Q23と第5IGFET Q25のチャネルの
W/L比の間の1:n:p比は入力端子IN2と出力端
子OUT21との間の電流利得が−nで、入力端子IN
2と出力端子OUT22との間の電流利得が−pである
図5のCMAの電流利得を決定する。これは、IGFE
T Q21,Q23,Q25がそれぞれ図5のCMAの
マスタトランジスタ、第1スレーブトランジスタ、第2
スレーブトランジスタだからである。共通端子COM2
1を通じて流れる全体の電流は、入力端子IN2を通じ
て流れる入力電流の(p+n+1)倍となる。それぞれ
のチャネルの近くに丸印のmpとpで示すように、第6
IGFET Q26のチャネルのW/L比は第5IGF
ET Q25のチャネルのW/L比よりm倍だけ大き
く、これは第6IGFET Q26のVGSが第5IGF
ET Q25のVGSより小さくする。
の変形であって、第5IGFETQ25と第6IGFE
T Q26で構成される第2ネストカスコード出力段に
よって提供されるまた他の出力端子OUT22を有す
る。それぞれのチャネルの近くに丸印の1とpで表わす
ように、第1IGFET Q21のチャネルのW/L比
は第5IGFET Q25のチャネルのW/L比と1:
p比の関係がある。第1IGFET Q21と第3IG
FET Q23と第5IGFET Q25のチャネルの
W/L比の間の1:n:p比は入力端子IN2と出力端
子OUT21との間の電流利得が−nで、入力端子IN
2と出力端子OUT22との間の電流利得が−pである
図5のCMAの電流利得を決定する。これは、IGFE
T Q21,Q23,Q25がそれぞれ図5のCMAの
マスタトランジスタ、第1スレーブトランジスタ、第2
スレーブトランジスタだからである。共通端子COM2
1を通じて流れる全体の電流は、入力端子IN2を通じ
て流れる入力電流の(p+n+1)倍となる。それぞれ
のチャネルの近くに丸印のmpとpで示すように、第6
IGFET Q26のチャネルのW/L比は第5IGF
ET Q25のチャネルのW/L比よりm倍だけ大き
く、これは第6IGFET Q26のVGSが第5IGF
ET Q25のVGSより小さくする。
【0027】図6の複数出力CMAは図3のCMAの変
形で、第5IGFET Q35と第6IGFET Q3
6で構成される第2ネストカスコード出力段によって提
供されるまた他の出力端子OUT32を有する。それぞ
れのチャネルの近くに丸印の1とpで表わすように、第
1IGFET Q31のチャネルのW/L比は第5IG
FET Q35のチャネルのW/L比と1:p比の関係
がある。第1IGFET Q31と第3IGFET Q
33と第5IGFET Q35のチャネルのW/L比の
間の1:n:p比は入力端子IN3と出力端子OUT3
1との間の電流利得が−nで、入力端子IN3と出力端
子OUT32との間の電流利得が−pである図6のCM
Aの電流利得を決定する。これは、IGFET Q3
1,Q33,Q35がそれぞれ図6のCMAマスタトラ
ンジスタ、第1スレーブトランジスタ、第2スレーブト
ランジスタだからである。共通端子COM31を通じて
流れる全体の電流は、入力端子IN3を通じて流れる入
力電流の(p+n+1)倍となる。それぞれのチャネル
の近くに丸印のmpとpで示すように、第6IGFET
Q36のチャネルのW/L比は第5IGFET Q3
5のチャネルのW/L比によりm倍だけ大きく、これは
第6IGFET Q36のVGSが第5IGFET Q3
5のVGSより小さくする。また、第5IGFET Q3
5のゲート電極の下部への半導体のドーピングはIGF
ET Q31及びQ33のゲート電極の下部への半導体
のドーピングと同一で、第6IGFET Q36のゲー
ト電極の下部への半導体のドーピングはIGFET Q
32及びQ34のゲート電極の下部への半導体ドーピン
グと同一である。これはIGFET Q36のVGSをI
GFET Q31のVGSより小さくしてIGFET Q
35のVDSをIGFETQ31のVDSと同一に増加さ
せ、入力端子IN3と出力端子OUT32との間の電流
利得をIGFET Q31及びQ35でのアーリ効果に
もかかわらず値−pにさらに近く維持させる。
形で、第5IGFET Q35と第6IGFET Q3
6で構成される第2ネストカスコード出力段によって提
供されるまた他の出力端子OUT32を有する。それぞ
れのチャネルの近くに丸印の1とpで表わすように、第
1IGFET Q31のチャネルのW/L比は第5IG
FET Q35のチャネルのW/L比と1:p比の関係
がある。第1IGFET Q31と第3IGFET Q
33と第5IGFET Q35のチャネルのW/L比の
間の1:n:p比は入力端子IN3と出力端子OUT3
1との間の電流利得が−nで、入力端子IN3と出力端
子OUT32との間の電流利得が−pである図6のCM
Aの電流利得を決定する。これは、IGFET Q3
1,Q33,Q35がそれぞれ図6のCMAマスタトラ
ンジスタ、第1スレーブトランジスタ、第2スレーブト
ランジスタだからである。共通端子COM31を通じて
流れる全体の電流は、入力端子IN3を通じて流れる入
力電流の(p+n+1)倍となる。それぞれのチャネル
の近くに丸印のmpとpで示すように、第6IGFET
Q36のチャネルのW/L比は第5IGFET Q3
5のチャネルのW/L比によりm倍だけ大きく、これは
第6IGFET Q36のVGSが第5IGFET Q3
5のVGSより小さくする。また、第5IGFET Q3
5のゲート電極の下部への半導体のドーピングはIGF
ET Q31及びQ33のゲート電極の下部への半導体
のドーピングと同一で、第6IGFET Q36のゲー
ト電極の下部への半導体のドーピングはIGFET Q
32及びQ34のゲート電極の下部への半導体ドーピン
グと同一である。これはIGFET Q36のVGSをI
GFET Q31のVGSより小さくしてIGFET Q
35のVDSをIGFETQ31のVDSと同一に増加さ
せ、入力端子IN3と出力端子OUT32との間の電流
利得をIGFET Q31及びQ35でのアーリ効果に
もかかわらず値−pにさらに近く維持させる。
【0028】図4〜図6の複数出力段CMAのそれぞれ
はより多いネストカスコード出力段を含むように変形さ
れることが可能である。図1〜図6のCMAでIGFE
Tがnチャネル形で示しているが、その代わりにpチャ
ネル形IGFETを使用して類似したCMAが構成され
得る。図7は図1あるいは図4のCMAで入力端子IN
1とゲート相互接続ノードN1との間の直結DC1、あ
るいは図2や図5のCMAで入力端子IN2とゲート相
互接続ノードN2との間の直結DC2、もしくは図3や
図6のCMAで入力端子IN3とゲート相互接続ノード
N3との間の直結DC3を代替できるソースフォロア回
路を示す。また他のIGFET QSFは入力端子IN
1,IN2,IN3のうちいずれか一つに該当する端子
INにそのゲート電極が接続され、ゲート相互接続ノー
ドN1,N2,N3のうちいずれか一つに該当するゲー
ト相互接続ノードNにそのソース電極が接続される。I
GFET QSFのドレイン電極は正の動作電位を受信
する端子B+に接続され、IGFET QSFのソース
電極はソース負荷抵抗Rを通じて負の動作電位を受信す
る端子B−に接続される。ソース負荷抵抗Rは、CMA
が非常に速い電流の非導通能力を持たなければならない
とき、ゲート相互接続ノードNでキャパシタンスをさら
に速く放電させるための手段を提供する。CMAの入力
電位の増加はチャネルが誘起されるソースフォロアIG
FET QSFのゲート電極の下部に半導体をドーピン
グして減少可能になるので、IGFET QSFを空乏
層式素子または減少したVT の増加形素子となるように
する。本発明の原理を実現するまた他のCMAとして、
ソースフォロアを代替できる該当業界によく知られてい
る零−オフセット電圧フォロア回路もある。
はより多いネストカスコード出力段を含むように変形さ
れることが可能である。図1〜図6のCMAでIGFE
Tがnチャネル形で示しているが、その代わりにpチャ
ネル形IGFETを使用して類似したCMAが構成され
得る。図7は図1あるいは図4のCMAで入力端子IN
1とゲート相互接続ノードN1との間の直結DC1、あ
るいは図2や図5のCMAで入力端子IN2とゲート相
互接続ノードN2との間の直結DC2、もしくは図3や
図6のCMAで入力端子IN3とゲート相互接続ノード
N3との間の直結DC3を代替できるソースフォロア回
路を示す。また他のIGFET QSFは入力端子IN
1,IN2,IN3のうちいずれか一つに該当する端子
INにそのゲート電極が接続され、ゲート相互接続ノー
ドN1,N2,N3のうちいずれか一つに該当するゲー
ト相互接続ノードNにそのソース電極が接続される。I
GFET QSFのドレイン電極は正の動作電位を受信
する端子B+に接続され、IGFET QSFのソース
電極はソース負荷抵抗Rを通じて負の動作電位を受信す
る端子B−に接続される。ソース負荷抵抗Rは、CMA
が非常に速い電流の非導通能力を持たなければならない
とき、ゲート相互接続ノードNでキャパシタンスをさら
に速く放電させるための手段を提供する。CMAの入力
電位の増加はチャネルが誘起されるソースフォロアIG
FET QSFのゲート電極の下部に半導体をドーピン
グして減少可能になるので、IGFET QSFを空乏
層式素子または減少したVT の増加形素子となるように
する。本発明の原理を実現するまた他のCMAとして、
ソースフォロアを代替できる該当業界によく知られてい
る零−オフセット電圧フォロア回路もある。
【0029】図4〜図6に示し、図7によって変形され
た二重出力CMAはそれぞれの一定の電流負荷を電流ミ
ラー増幅器IGFETと相補の伝導形の差動増幅器対の
IGFETのドレインに提供するために接続される出力
端子を有することができる。そのような場合、nとpは
同一に選択される。nとpが1となるように選択される
CMAも特定応用に使用される特別の興味がある。
た二重出力CMAはそれぞれの一定の電流負荷を電流ミ
ラー増幅器IGFETと相補の伝導形の差動増幅器対の
IGFETのドレインに提供するために接続される出力
端子を有することができる。そのような場合、nとpは
同一に選択される。nとpが1となるように選択される
CMAも特定応用に使用される特別の興味がある。
【0030】図8は、平衡−非平衡終端変換器として図
1〜図3のCMAのうちいずれか一つを使用する差動入
力相互コンダクタンス増幅器を示している。図8の差動
入力相互コンダクタンス増幅器の端子B−とB+はその
負と正の動作電源電圧レールを3V程度の動作電源の負
と正の端子に接続させるためである。図8の差動入力相
互コンダクタンス増幅器は、ソース接続差動増幅器対の
pチャネルIGFETQ41及びQ42のそれぞれのゲ
ート電極に接続される非反転入力端子NINと反転入力
端子IINを備えている。IGFET Q41及びQ4
2は、それぞれのソース電極の間のテール接続でのノー
ドN4に流れ込む一定の電流を有する長いテール対接続
で配列される。この電流は負のレールに接続されるソー
ス電極と、ドレイン電極の直結によりゲート電極にダイ
オード接続される他のpチャネルIGFET Q44の
ソース−ドレイン電位により順方向バイアスされるゲー
ト電流を有するまた他のpチャネルIGFET Q43
のドレイン電極に流れ込む。IGFET Q43,Q4
4はブリーダー抵抗RBを通じてダイオード接続された
IGFET Q44に流れる電流と、ノードN4からQ
43のドレイン電極に流れ込むテール電流との間に電流
利得が2である簡単なCMAを形成する。2の電流利得
はIGFET Q44のW/L比の2倍につくられるI
GFETQ43のW/L比により、通常は類似したチャ
ネル長さを有し、IGFET Q44のチャネル幅より
2倍ひろいIGFET Q43のチャネルをつくって設
定される。この関係を、図8でIGFET Q43のソ
ースの近くに丸印の“2”とIGFET Q44のソー
スの近くに丸印の“1”で表わす。ブリーダー抵抗RB
を通じて流れる電流はオームの法則に従って設定され
る。すなわち、ダイオード接続されるpチャネルIGF
ET Q44とダイオード接続されたnチャネルIGF
ET Q50にかかる電圧降下だけ足りない端子B−と
B+との間に印加される3V程度の動作電圧に相応する
抵抗RBにかかる電圧は、抵抗RBの抵抗値で割って抵
抗RBを通じて流れる電流を決定する。
1〜図3のCMAのうちいずれか一つを使用する差動入
力相互コンダクタンス増幅器を示している。図8の差動
入力相互コンダクタンス増幅器の端子B−とB+はその
負と正の動作電源電圧レールを3V程度の動作電源の負
と正の端子に接続させるためである。図8の差動入力相
互コンダクタンス増幅器は、ソース接続差動増幅器対の
pチャネルIGFETQ41及びQ42のそれぞれのゲ
ート電極に接続される非反転入力端子NINと反転入力
端子IINを備えている。IGFET Q41及びQ4
2は、それぞれのソース電極の間のテール接続でのノー
ドN4に流れ込む一定の電流を有する長いテール対接続
で配列される。この電流は負のレールに接続されるソー
ス電極と、ドレイン電極の直結によりゲート電極にダイ
オード接続される他のpチャネルIGFET Q44の
ソース−ドレイン電位により順方向バイアスされるゲー
ト電流を有するまた他のpチャネルIGFET Q43
のドレイン電極に流れ込む。IGFET Q43,Q4
4はブリーダー抵抗RBを通じてダイオード接続された
IGFET Q44に流れる電流と、ノードN4からQ
43のドレイン電極に流れ込むテール電流との間に電流
利得が2である簡単なCMAを形成する。2の電流利得
はIGFET Q44のW/L比の2倍につくられるI
GFETQ43のW/L比により、通常は類似したチャ
ネル長さを有し、IGFET Q44のチャネル幅より
2倍ひろいIGFET Q43のチャネルをつくって設
定される。この関係を、図8でIGFET Q43のソ
ースの近くに丸印の“2”とIGFET Q44のソー
スの近くに丸印の“1”で表わす。ブリーダー抵抗RB
を通じて流れる電流はオームの法則に従って設定され
る。すなわち、ダイオード接続されるpチャネルIGF
ET Q44とダイオード接続されたnチャネルIGF
ET Q50にかかる電圧降下だけ足りない端子B−と
B+との間に印加される3V程度の動作電圧に相応する
抵抗RBにかかる電圧は、抵抗RBの抵抗値で割って抵
抗RBを通じて流れる電流を決定する。
【0031】IGFET Q41及びQ42のドレイン
電流は、ノードN5及びN6で第1及び第2入力電流と
して2入力・2出力の電流ミラー増幅器DCMA1のそ
れぞれの入力接続から流れ込む。ノードN7は正の動作
電圧レールへの共通接続である。2入力・2出力の電流
ミラー増幅器DCMA1は、その第1及び第2入力電流
にそれぞれ応答して第1及び第2出力電流を供給する。
これら第1及び第2出力電流は、それぞれノードN8で
の出力接続を通じてCMAの入力接続に供給され、ノー
ドN9での出力接続を通じて図8の差動入力相互コンダ
クタンス増幅器の出力端子OUTに供給される。電流ミ
ラー増幅器CMAは負の動作電圧レールの共通接続と図
8の差動入力相互コンダクタンス増幅器の出力端子OU
Tへの出力接続を有する。電流ミラー増幅器CMAはn
が1である図1,図2,及び図3に示した形態のうち一
つである。
電流は、ノードN5及びN6で第1及び第2入力電流と
して2入力・2出力の電流ミラー増幅器DCMA1のそ
れぞれの入力接続から流れ込む。ノードN7は正の動作
電圧レールへの共通接続である。2入力・2出力の電流
ミラー増幅器DCMA1は、その第1及び第2入力電流
にそれぞれ応答して第1及び第2出力電流を供給する。
これら第1及び第2出力電流は、それぞれノードN8で
の出力接続を通じてCMAの入力接続に供給され、ノー
ドN9での出力接続を通じて図8の差動入力相互コンダ
クタンス増幅器の出力端子OUTに供給される。電流ミ
ラー増幅器CMAは負の動作電圧レールの共通接続と図
8の差動入力相互コンダクタンス増幅器の出力端子OU
Tへの出力接続を有する。電流ミラー増幅器CMAはn
が1である図1,図2,及び図3に示した形態のうち一
つである。
【0032】2入力・2出力の電流ミラー増幅器DCM
A1は、本発明の概念に従って増加形pチャネルIGF
ET Q50,Q51,Q52,Q53,Q54,Q5
5,Q56,Q57,Q58,及びQ59で構成され
る。各ソースの近くに丸印の“1”で表わすように、ダ
イオード接続されるIGFET Q50とマスタトラン
ジスタQ51,Q52とスレーブトランジスタQ53,
Q54は類似したW/L比を有する。マスタトランジス
タQ51,Q52は共通ソース増幅器の構成で接続さ
れ、共通ゲート増幅器構成でそれぞれ接続されるIGF
ET Q55,Q56とはそれぞれカスコード接続され
る。スレーブトランジスタQ53,Q54は共通ソース
増幅器構成で接続され、共通ゲート増幅器構成でそれぞ
れ接続されるIGFET Q57,Q58とはそれぞれ
カスコード接続される。IGFETQ55,Q56,Q
57,及びQ58のゲート電極がそれぞれ接続されるノ
ードN5は、ダイオード接続されたIGFET Q50
のチャネルにかかる電圧降下により、正の動作電圧B+
のレールから電位がオフセットされる。各ソース電極の
近くに丸印の“m”で示すように、IGFET Q5
5,Q56,Q57,及びQ58は類似したW/Lを有
する。ここで、mはIGFET Q55,Q56,Q5
7,及びQ58のソース−ゲートオフセット電圧がIG
FET Q50のソース−ゲートオフセット電圧より十
分に小さいように4以上である。このIGFET Q5
0にはIGFET Q51,Q52,Q53,及びQ5
4がQ55,Q56,Q57,及びQ58とネストカス
コード動作のために十分なソース−ドレイン電圧が提供
される。
A1は、本発明の概念に従って増加形pチャネルIGF
ET Q50,Q51,Q52,Q53,Q54,Q5
5,Q56,Q57,Q58,及びQ59で構成され
る。各ソースの近くに丸印の“1”で表わすように、ダ
イオード接続されるIGFET Q50とマスタトラン
ジスタQ51,Q52とスレーブトランジスタQ53,
Q54は類似したW/L比を有する。マスタトランジス
タQ51,Q52は共通ソース増幅器の構成で接続さ
れ、共通ゲート増幅器構成でそれぞれ接続されるIGF
ET Q55,Q56とはそれぞれカスコード接続され
る。スレーブトランジスタQ53,Q54は共通ソース
増幅器構成で接続され、共通ゲート増幅器構成でそれぞ
れ接続されるIGFET Q57,Q58とはそれぞれ
カスコード接続される。IGFETQ55,Q56,Q
57,及びQ58のゲート電極がそれぞれ接続されるノ
ードN5は、ダイオード接続されたIGFET Q50
のチャネルにかかる電圧降下により、正の動作電圧B+
のレールから電位がオフセットされる。各ソース電極の
近くに丸印の“m”で示すように、IGFET Q5
5,Q56,Q57,及びQ58は類似したW/Lを有
する。ここで、mはIGFET Q55,Q56,Q5
7,及びQ58のソース−ゲートオフセット電圧がIG
FET Q50のソース−ゲートオフセット電圧より十
分に小さいように4以上である。このIGFET Q5
0にはIGFET Q51,Q52,Q53,及びQ5
4がQ55,Q56,Q57,及びQ58とネストカス
コード動作のために十分なソース−ドレイン電圧が提供
される。
【0033】ノードN5での電流ミラー増幅器DCMA
1の入力接続のうちの一つからマスタトランジスタQ5
1のゲート電極への帰還接続がある。この帰還接続はI
GFET Q51,Q55のネストカスコード接続をし
てノードN5からIGFETQ41によって要求され、
IGFET Q55のドレイン電極からノードN5に供
給されるドレイン電流を供給するようにする。この帰還
接続により、マスタトランジスタQ51に対して設定さ
れるソース−ゲート電位はQ51と、そのカスコード共
通ゲート増幅器トランジスタQ55がQ41によって要
求されるドレイン電流を伝導させることができるので、
スレーブトランジスタQ53に対するソース−ゲート電
位として印加され、Q53とそのカスコード共通ゲート
増幅器トランジスタQ57をしてQ57のドレイン電極
からノードN8にQ41によって要求されるドレイン電
流と同じ量の電流を供給させる。
1の入力接続のうちの一つからマスタトランジスタQ5
1のゲート電極への帰還接続がある。この帰還接続はI
GFET Q51,Q55のネストカスコード接続をし
てノードN5からIGFETQ41によって要求され、
IGFET Q55のドレイン電極からノードN5に供
給されるドレイン電流を供給するようにする。この帰還
接続により、マスタトランジスタQ51に対して設定さ
れるソース−ゲート電位はQ51と、そのカスコード共
通ゲート増幅器トランジスタQ55がQ41によって要
求されるドレイン電流を伝導させることができるので、
スレーブトランジスタQ53に対するソース−ゲート電
位として印加され、Q53とそのカスコード共通ゲート
増幅器トランジスタQ57をしてQ57のドレイン電極
からノードN8にQ41によって要求されるドレイン電
流と同じ量の電流を供給させる。
【0034】ノードN6での電流ミラー増幅器DCMA
1の入力接続のうちの他の一つからマスタトランジスタ
Q52のゲート電極への帰還接続がまた存在する。この
帰還接続はQ52とQ56のネストカスコード接続をし
てノードN6からQ42によって要求され、Q56のド
レイン電極からノードN6に供給されるドレイン電流を
供給するようにする。この帰還接続によりマスタトラン
ジスタQ52に対して設定されるソース−ゲート電位は
Q52とそのカスコード共通ゲート増幅器トランジスタ
Q56がQ42によって要求されるドレイン電流を伝導
させることができるので、スレーブトランジスタQ54
に対するソースゲート電位として印加されて、Q54と
そのカスコード共通ゲート増幅器トランジスタQ58を
介してQ58のドレイン電極からノードN6にQ42に
よって要求されるドレイン電流と同じ量の電流を供給さ
せる。
1の入力接続のうちの他の一つからマスタトランジスタ
Q52のゲート電極への帰還接続がまた存在する。この
帰還接続はQ52とQ56のネストカスコード接続をし
てノードN6からQ42によって要求され、Q56のド
レイン電極からノードN6に供給されるドレイン電流を
供給するようにする。この帰還接続によりマスタトラン
ジスタQ52に対して設定されるソース−ゲート電位は
Q52とそのカスコード共通ゲート増幅器トランジスタ
Q56がQ42によって要求されるドレイン電流を伝導
させることができるので、スレーブトランジスタQ54
に対するソースゲート電位として印加されて、Q54と
そのカスコード共通ゲート増幅器トランジスタQ58を
介してQ58のドレイン電極からノードN6にQ42に
よって要求されるドレイン電流と同じ量の電流を供給さ
せる。
【0035】端子NINとIINに印加される入力電圧
が同じとき、IGFET Q41,Q42によって要求
されるドレイン電流は表面的には同一である。2入力・
2出力電流ミラー増幅器DCMA1は入力接続であるノ
ードN5,N6でこれら形式上同一の電流要求に応答
し、その出力接続であるノードN8,N9から形式上同
一の電流を供給する。電流ミラー増幅器DCMA1によ
りノードN8からCMAの入力接続に供給される電流は
その出力接続で類似した量の電流を要求するようにし
て、電流ミラー増幅器DCMA1によりノードN9から
供給される電流をシンクする。2端子抵抗負荷(図8に
図示せず)の第1端子に接続する差動入力相互コンダク
タンス増幅器の端子OUTでの電位は、その抵抗負荷の
第2端子に印加される電位によって決定される。
が同じとき、IGFET Q41,Q42によって要求
されるドレイン電流は表面的には同一である。2入力・
2出力電流ミラー増幅器DCMA1は入力接続であるノ
ードN5,N6でこれら形式上同一の電流要求に応答
し、その出力接続であるノードN8,N9から形式上同
一の電流を供給する。電流ミラー増幅器DCMA1によ
りノードN8からCMAの入力接続に供給される電流は
その出力接続で類似した量の電流を要求するようにし
て、電流ミラー増幅器DCMA1によりノードN9から
供給される電流をシンクする。2端子抵抗負荷(図8に
図示せず)の第1端子に接続する差動入力相互コンダク
タンス増幅器の端子OUTでの電位は、その抵抗負荷の
第2端子に印加される電位によって決定される。
【0036】また他の抵抗負荷配列において、抵抗電位
分割器は差動入力相互コンダクタンス増幅器の端子OU
Tで共に接続されるそれぞれの第1端子と正の動作電圧
B+レールと負の動作電位B−レールにそれぞれ接続さ
れるそれぞれの第2端子を有する一対の抵抗から形成さ
れる。差動入力相互コンダクタンス増幅器の端子OUT
での直流バイアス電位は、もし端子OUTが抵抗電位分
割器を形成する一対の抵抗の相互に接続される第1端子
から分離されると、抵抗電位分割器によって設定される
電位と実際に同一である。
分割器は差動入力相互コンダクタンス増幅器の端子OU
Tで共に接続されるそれぞれの第1端子と正の動作電圧
B+レールと負の動作電位B−レールにそれぞれ接続さ
れるそれぞれの第2端子を有する一対の抵抗から形成さ
れる。差動入力相互コンダクタンス増幅器の端子OUT
での直流バイアス電位は、もし端子OUTが抵抗電位分
割器を形成する一対の抵抗の相互に接続される第1端子
から分離されると、抵抗電位分割器によって設定される
電位と実際に同一である。
【0037】端子NINとIINとの間の入力信号電圧
はQ41とQ42によって要求されるドレイン電流を不
平衡にし、2入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA1
のノードN8とN9から供給する出力電流においての相
応する不平衡をもたらす。電流ミラー増幅器CMAは2
入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA1がそのノード
N8及びN9から供給する出力電流の差が、差動入力相
互コンダクタンス増幅器の端子OUTとこの端子OUT
が接続される第2端子抵抗負荷(図8に図示せず)を通
じて流れるようにする。
はQ41とQ42によって要求されるドレイン電流を不
平衡にし、2入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA1
のノードN8とN9から供給する出力電流においての相
応する不平衡をもたらす。電流ミラー増幅器CMAは2
入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA1がそのノード
N8及びN9から供給する出力電流の差が、差動入力相
互コンダクタンス増幅器の端子OUTとこの端子OUT
が接続される第2端子抵抗負荷(図8に図示せず)を通
じて流れるようにする。
【0038】IGFET Q43,Q44の簡単なCM
A接続は、Q43のドレイン電位を負の動作電源電圧B
−以上の約1Vの単に
A接続は、Q43のドレイン電位を負の動作電源電圧B
−以上の約1Vの単に
【0039】
【数1】
【0040】程度となることにする。そこで、Q41及
びQ42のゲート電極はソース−ゲートオフセット電位
以上の1Vの単に
びQ42のゲート電極はソース−ゲートオフセット電位
以上の1Vの単に
【0041】
【数2】
【0042】だけ低い静止動作電圧にバイアスされ得
る。ノードN5,N6は正の動作電源電圧B+からただ
ソース−ゲートオフセット電位だけオフセットされる。
閾電圧が約1Vと仮定すると、Q41,Q42,Q5
1,及びQ55のネストカスコード接続とQ52,Q5
6のネストカスコード接続の3V動作が容易になる。Q
53及びQ57のネストカスコード接続と共通ゲート増
幅器トランジスタを有する電流ミラー増幅器CMAのマ
スタトランジスタのネストカスコード接続は直列に接続
され、3VのB電源から満足に動作可能である。Q54
〜Q58のネストカスコード接続と共通ゲート増幅器ト
ランジスタを有する電流ミラー増幅器CMAのスレーブ
トランジスタのネストカスコード接続は直列に接続され
て3VのB電源から満足に動作することができる。出力
スイングは任意の方法でCMAの電流ミラー作用に影響
せずに負の動作電源電圧B−の
る。ノードN5,N6は正の動作電源電圧B+からただ
ソース−ゲートオフセット電位だけオフセットされる。
閾電圧が約1Vと仮定すると、Q41,Q42,Q5
1,及びQ55のネストカスコード接続とQ52,Q5
6のネストカスコード接続の3V動作が容易になる。Q
53及びQ57のネストカスコード接続と共通ゲート増
幅器トランジスタを有する電流ミラー増幅器CMAのマ
スタトランジスタのネストカスコード接続は直列に接続
され、3VのB電源から満足に動作可能である。Q54
〜Q58のネストカスコード接続と共通ゲート増幅器ト
ランジスタを有する電流ミラー増幅器CMAのスレーブ
トランジスタのネストカスコード接続は直列に接続され
て3VのB電源から満足に動作することができる。出力
スイングは任意の方法でCMAの電流ミラー作用に影響
せずに負の動作電源電圧B−の
【0043】
【数3】
【0044】程度内で、あるいは電流ミラー増幅器DC
MA1が電流ミラー作用に影響せずに正の動作電源電圧
B+の
MA1が電流ミラー作用に影響せずに正の動作電源電圧
B+の
【0045】
【数4】
【0046】程度内で行える。大部分の3VのB電源範
囲にかかっているさらに大きいスイングが線形成及び応
答速度においてのある折衷案より可能になる。図9は2
入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA1が2入力・2
出力電流増幅器DCMA2に代替されるのを除いて、図
8と類似した差動入力相互コンダクタンス増幅器を示
す。図9の2入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA2
は図8の共通ゲート増幅器トランジスタQ55,Q5
6,Q57,及びQ58が共通ゲート増幅器トランジス
タQ65,Q66,Q67,及びQ68に代替されると
いう点で、図8に示す電流ミラー増幅器CMA1と異な
る。Q65,Q66,Q67,及びQ68は各ソース電
極の近くに丸印の“1”で表わすように、ダイオード接
続されたQ50と、マスタトランジスタQ51,Q52
とスレーブトランジスタQ53,Q54が相互に類似し
たW/L比を有する。Q65,Q66,Q67,及びQ
68のゲート電極の下部への半導体のドーピングは、Q
50,Q51,Q52,Q53,及びQ54のゲート電
極の下部への半導体のドーピングと異なる。これは、Q
65,Q66,Q67,及びQ68のソースゲートオフ
セット電圧がQ51,Q52,Q53,及びQ54がQ
65,Q66,Q67,及びQ68とのネストカスコー
ド動作のために十分なソース−ドレイン電圧が提供され
るQ50のソース−ゲートオフセット電圧より十分に小
さく行われる。
囲にかかっているさらに大きいスイングが線形成及び応
答速度においてのある折衷案より可能になる。図9は2
入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA1が2入力・2
出力電流増幅器DCMA2に代替されるのを除いて、図
8と類似した差動入力相互コンダクタンス増幅器を示
す。図9の2入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA2
は図8の共通ゲート増幅器トランジスタQ55,Q5
6,Q57,及びQ58が共通ゲート増幅器トランジス
タQ65,Q66,Q67,及びQ68に代替されると
いう点で、図8に示す電流ミラー増幅器CMA1と異な
る。Q65,Q66,Q67,及びQ68は各ソース電
極の近くに丸印の“1”で表わすように、ダイオード接
続されたQ50と、マスタトランジスタQ51,Q52
とスレーブトランジスタQ53,Q54が相互に類似し
たW/L比を有する。Q65,Q66,Q67,及びQ
68のゲート電極の下部への半導体のドーピングは、Q
50,Q51,Q52,Q53,及びQ54のゲート電
極の下部への半導体のドーピングと異なる。これは、Q
65,Q66,Q67,及びQ68のソースゲートオフ
セット電圧がQ51,Q52,Q53,及びQ54がQ
65,Q66,Q67,及びQ68とのネストカスコー
ド動作のために十分なソース−ドレイン電圧が提供され
るQ50のソース−ゲートオフセット電圧より十分に小
さく行われる。
【0047】図10は2入力・2出力電流ミラー増幅器
DCMA1が2入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA
3に代替されるのを除外し、図8と類似した差動入力相
互コンダクタンス増幅器を示す。図9の電流ミラー増幅
器DCMA3と、図8の共通ゲート増幅器トランジスタ
Q55,Q56,Q57,及びQ58が共通ゲート増幅
器トランジスタQ75,Q76,Q77,及びQ78に
代替されるという点で、図8に示す電流ミラー増幅器D
CMA1とは異なる。Q75,Q76,Q77及びQ7
8は各ソース電極の近くに丸印の“m”で示すように、
Q50,Q51,Q52,Q53,及びQ54のW/L
比よりm倍だけさらに大きい同一のW/L比を有する。
Q75,Q76,Q77,及びQ78のゲート電極の下
部への半導体ドーピングはQ50,Q51,Q52,Q
53,及びQ54のゲート電極の下部への半導体ドーピ
ングとは異なる。これはQ51,Q52,Q53,及び
S54にQ75,Q76,Q77,及びQ78とネスト
カスコード動作のために十分なソース−ドレイン電圧を
提供するように、Q75,Q76,Q77,及びQ78
のソース−ゲートオフセット電圧がQ50のソースゲー
ト−オフセット電圧に対してさらに減少するように行わ
れる。
DCMA1が2入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA
3に代替されるのを除外し、図8と類似した差動入力相
互コンダクタンス増幅器を示す。図9の電流ミラー増幅
器DCMA3と、図8の共通ゲート増幅器トランジスタ
Q55,Q56,Q57,及びQ58が共通ゲート増幅
器トランジスタQ75,Q76,Q77,及びQ78に
代替されるという点で、図8に示す電流ミラー増幅器D
CMA1とは異なる。Q75,Q76,Q77及びQ7
8は各ソース電極の近くに丸印の“m”で示すように、
Q50,Q51,Q52,Q53,及びQ54のW/L
比よりm倍だけさらに大きい同一のW/L比を有する。
Q75,Q76,Q77,及びQ78のゲート電極の下
部への半導体ドーピングはQ50,Q51,Q52,Q
53,及びQ54のゲート電極の下部への半導体ドーピ
ングとは異なる。これはQ51,Q52,Q53,及び
S54にQ75,Q76,Q77,及びQ78とネスト
カスコード動作のために十分なソース−ドレイン電圧を
提供するように、Q75,Q76,Q77,及びQ78
のソース−ゲートオフセット電圧がQ50のソースゲー
ト−オフセット電圧に対してさらに減少するように行わ
れる。
【0048】図8,図9,及び図10の差動入力相互コ
ンダクタンス増幅器は相互コンダクタンス逓倍器あるい
は同期検出器としての動作を許容するように変形され得
る。これは、マスタトランジスタ役割をするまた他のp
チャネルIGFETを有するCMA構成で、スレーブト
ランジスタQ44でないQ43によって展開されること
ができるように、ダイオード接続されたQ44からQ4
3のゲート電極を分離し、変調された電圧を受信するよ
うにQ43のゲート電極を配列して遂行される。
ンダクタンス増幅器は相互コンダクタンス逓倍器あるい
は同期検出器としての動作を許容するように変形され得
る。これは、マスタトランジスタ役割をするまた他のp
チャネルIGFETを有するCMA構成で、スレーブト
ランジスタQ44でないQ43によって展開されること
ができるように、ダイオード接続されたQ44からQ4
3のゲート電極を分離し、変調された電圧を受信するよ
うにQ43のゲート電極を配列して遂行される。
【0049】2入力・2出力電流ミラー増幅器DCMA
1,DCMA2,及びDCMA3は、その出力回路のネ
ストカスコード接続されたトランジスタのW/L比をそ
の入力回路のネストカスコード接続されたトランジスタ
のW/L比よりp(ここで、“p”は通常1の所定倍で
ある正数)倍だけ大きくするので、それぞれ変形も可能
になる。これは、その出力電流がそれぞれの入力電流の
うちいずれか一つに対して−1の電流利得よりは−pの
電流利得を表わすようにする。DCMA1,DCMA
2,及びDCMA3と類似しているが、pチャネルIG
FETでないnチャネルIGFETを使用して構成され
た2入力・2出力も本発明のまた他の実施例となる。
1,DCMA2,及びDCMA3は、その出力回路のネ
ストカスコード接続されたトランジスタのW/L比をそ
の入力回路のネストカスコード接続されたトランジスタ
のW/L比よりp(ここで、“p”は通常1の所定倍で
ある正数)倍だけ大きくするので、それぞれ変形も可能
になる。これは、その出力電流がそれぞれの入力電流の
うちいずれか一つに対して−1の電流利得よりは−pの
電流利得を表わすようにする。DCMA1,DCMA
2,及びDCMA3と類似しているが、pチャネルIG
FETでないnチャネルIGFETを使用して構成され
た2入力・2出力も本発明のまた他の実施例となる。
【図1】本発明の一実施例による電流ミラー増幅器の概
略図である。
略図である。
【図2】本発明の他の実施例による電流ミラー増幅器の
概略図である。
概略図である。
【図3】本発明のまた他の実施例による電流ミラー増幅
器の概略図である。
器の概略図である。
【図4】本発明による複数の出力電流ミラー増幅器の概
略図である。
略図である。
【図5】本発明による複数の出力電流ミラー増幅器の概
略図である。
略図である。
【図6】本発明による複数の出力電流ミラー増幅器の概
略図である。
略図である。
【図7】本発明の他の実施例により、図1〜図6に示す
電流ミラー増幅器のうちいずれか一つにつくられること
ができる変形の概略図である。
電流ミラー増幅器のうちいずれか一つにつくられること
ができる変形の概略図である。
【図8】ネストカスコード入出力段を有するIGFET
ミラー増幅器を使用した差動入力相互コンダクタンス増
幅器の概略図である。
ミラー増幅器を使用した差動入力相互コンダクタンス増
幅器の概略図である。
【図9】ネストカスコード入出力段を有するIGFET
ミラー増幅器を使用した差動入力相互コンダクタンス増
幅器の概略図である。
ミラー増幅器を使用した差動入力相互コンダクタンス増
幅器の概略図である。
【図10】ネストカスコード入出力段を有するIGFE
Tミラー増幅器を使用した差動入力相互コンダクタンス
増幅器の概略図である。
Tミラー増幅器を使用した差動入力相互コンダクタンス
増幅器の概略図である。
Q11〜Q16,Q21〜Q26,Q31〜Q36,Q
41〜Q44,Q50〜Q58 IGFET Q65〜Q68,Q65〜Q68 共通増幅器トランジ
スタ CMA 電流ミラー増幅器 DCMA1,DCMA2,DCMA3 2入力・2出力
電流ミラー増幅器
41〜Q44,Q50〜Q58 IGFET Q65〜Q68,Q65〜Q68 共通増幅器トランジ
スタ CMA 電流ミラー増幅器 DCMA1,DCMA2,DCMA3 2入力・2出力
電流ミラー増幅器
Claims (32)
- 【請求項1】 電流ミラー増幅器において、 それぞれのゲート電極と、それぞれのソース電極と、そ
れぞれのドレイン電極と、そのソース電極とドレイン電
極との間に第1,第2,第3,及び第4電界効果トラン
ジスタで他のチャネルの幅対長さ比に所定の比率で幅対
長さ比を有するそれぞれのチャネルを備え、前記第1電
界効果トランジスタのドレイン電極は前記第2電界効果
トランジスタのソース電極に接続され、前記第3電界効
果トランジスタのドレイン電極は前記第4電界効果トラ
ンジスタのソース電極に接続される構成を有する同一伝
導形の前記第1,第2,第3,及び第4電界効果トラン
ジスタと、 前記第2電界効果トランジスタのドレインに電極に接続
され、入力電流に応答して入力電位が現われ、前記入力
電流を受けるための入力端子と、 前記入力電位を前記第1及び第3電界効果トランジスタ
のゲート電極に印加するための手段と、 前記第4電界効果トランジスタのドレイン電極に接続さ
れる第1出力端子と、 実質的に中間に挿入されるインピーダンスなしに前記第
1及び第3電界効果トランジスタのソース電極に接続さ
れる共通端子と、 前記第1,第2,第3,及び第4電界効果トランジスタ
のゲート電極の相互接続とよりなり、 それぞれのチャネルを通じる電流の直列伝導に応答して
前記第1電界効果トランジスタのソース−ゲート電圧
が、前記第2電界効果トランジスタのソース−ゲート電
圧より所定の量だけ大きく、 それぞれのチャネルを通じる電流の直列伝導に応答し
て、前記第3電界効果トランジスタのソース−ゲート電
圧が前記第4電界効果トランジスタのソース−ゲート電
圧より所定の量だけ大きいことを特徴とする電流ミラー
増幅器。 - 【請求項2】 前記入力電位を前記第1及び第3電界効
果トランジスタのゲート電極に印加するための手段は、
前記入力端子の実質的に中間に挿入されるインピーダン
スなしに前記第1,第2,第3,及び第4電界効果トラ
ンジスタのゲート電極の前記相互接続で構成される請求
項1記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項3】 前記入力電位を前記第1及び第3電界効
果トランジスタのゲート電極に印加するための手段は、
前記第1,第2,第3,及び第4電界効果トランジスタ
と同一の伝導形の第5電界効果トランジスタのソースフ
ォロア接続で構成される請求項1記載の電流ミラー増幅
器。 - 【請求項4】 前記第1,第2,第3,及び第4電界効
果トランジスタと同一の伝導形を有し、前記第1,第
2,第3,及び第4電界効果トランジスタのゲート電極
の前記相互接続から接続されたそれぞれのゲート電極
と、それぞれのソース電極とそれぞれのドレイン電極と
の間にそれぞれのチャネルを備えており、第5電界効果
トランジスタのソース電極は前記共通端子に接続され、
前記第5電界効果トランジスタのドレイン電極は第6電
界効果トランジスタのソース電極に接続される構成を有
する前記第5及び第6電界効果トランジスタと、 前記第6電界効果トランジスタのドレイン電極が接続さ
れる第2出力端子とを更に備え、 それぞれのチャネルを通じる電流の直列伝導に応答して
前記第5電界効果トランジスタのソース−ゲート電圧が
前記第6電界効果トランジスタのソース−ゲート電圧よ
り所定の量だけ大きいことを特徴とする請求項1記載の
電流ミラー増幅器。 - 【請求項5】 前記入力電位を前記第1及び第3電界効
果トランジスタのゲート電極に印加するための手段は、
前記入力端子の実質的に中間に挿入されるインピーダン
スなしに前記第1,第2,第3,及び第4電界効果トラ
ンジスタのゲート電極が相互接続で構成される請求項4
記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項6】 前記入力電位を前記第1及び第3電界効
果トランジスタのゲート電極に印加するための手段は、
前記第1,第2,第3,第4,第5,及び第6電界効果
トランジスタと同一の伝導形の第7電界効果トランジス
タのソースフォロア接続で構成される請求項4記載の電
流ミラー増幅器。 - 【請求項7】 前記第3及び前記第5電界効果トランジ
スタのチャネルは相互に同一のそれぞれの幅対長さ比を
有する請求項4記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項8】 前記第1及び前記第3電界効果トランジ
スタのチャネルは相互に同一のそれぞれの幅対長さ比を
有する請求項7記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項9】 前記第1及び前記第3電界効果トランジ
スタのチャネルは相互に同一のそれぞれの幅対長さ比を
有する請求項1記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項10】 前記第1及び第2電界効果トランジス
タのチャネルがそれぞれ形成される半導体の領域は、前
記第1電界効果トランジスタの障壁高さが前記第2電界
効果トランジスタの障壁高さを超過できるように異なっ
てドーピングされ、前記第3及び第4電界効果トランジ
スタのチャネルがそれぞれ形成される半導体の領域は、
前記第3電界効果トランジスタの障壁高さが前記第4電
界効果トランジスタの障壁高さを超過できるように異な
ってドーピングされることを特徴とする請求項1記載の
電流ミラー増幅器。 - 【請求項11】 前記第2電界効果トランジスタのチャ
ネルの幅対長さ比は前記第1電界効果トランジスタのチ
ャネルの幅対長さ比に比べて1より大きいm倍だけ大き
く、前記第4電界効果トランジスタのチャネルの幅対長
さ比は前記第3電界効果トランジスタのチャネルの幅対
長さ比より前記m倍だけ大きいことを特徴とする請求項
1記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項12】 電流ミラー増幅器において、 所定のドーピングの半導体それぞれの領域上部のそれぞ
れのゲート電極と、それぞれのソース電極と、それぞれ
のドレイン電極と、そのソース電極とドレイン電極との
間のそれぞれのチャネルを備えており、第3及び第4電
界効果トランジスタのチャネルは第1及び第2電界効果
トランジスタのチャネルの幅対長さのn(nは正数)倍
である相互に同一の幅対長さ比を有し、前記第1電界効
果トランジスタのドレイン電極は前記第2電界効果トラ
ンジスタのソース電極に接続され、前記第3電界効果ト
ランジスタのドレイン電極は前記第4電界効果トランジ
スタのソース電極に接続され、第1及び第2電界効果ト
ランジスタがそれぞれ形成される半導体の領域は、第1
電界効果トランジスタの障壁高さが第2電界効果トラン
ジスタの障壁高さを所定の量だけ超過できるように相互
に異なってドーピングされ、第3及び第4電界効果トラ
ンジスタがそれぞれ形成される半導体の領域は、第3電
界効果トランジスタの障壁高さが第4電界効果トランジ
スタの障壁高さを前記所定の量だけ超過できるように相
互に異なってドーピングされる構成を有する相互に同一
の伝導形の前記第1,第2,第3,及び第4電界効果ト
ランジスタと、 前記第2電界効果トランジスタのドレイン電極が接続さ
れ、入力電流に応答して入力電位が現われ、前記入力電
流を受信するための入力端子と、 前記入力電位を前記第1及び第3電界効果トランジスタ
のゲート電極に印加するための手段と、 前記第4電界効果トランジスタのドレイン電極が接続さ
れる第1出力端子と、 実質的に中間に挿入されるインピーダンスなしに前記第
1及び第3電界効果トランジスタのソース電極が接続さ
れる共通端子と、 前記第1,第2,第3、及び第4電界効果トランジスタ
のゲート電極の相互接続とを備えることを特徴とする電
流ミラー増幅器。 - 【請求項13】 前記入力電位を前記第1及び第3電界
効果トランジスタのゲート電極に印加するための手段
は、前記入力端子の実質的に中間に挿入されるインピー
ダンスなしに前記第1,第2,第3,及び第4電界効果
トランジスタのゲート電極の前記相互接続で構成される
請求項12記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項14】 前記入力電位を前記第1及び第3電界
効果トランジスタのゲート電極に印加するための手段
は、前記第1,第2,第3,及び第4電界効果トランジ
スタと同一の伝導形の第5電界効果トランジスタのソー
スフォロア接続で構成される請求項12記載の電流ミラ
ー増幅器。 - 【請求項15】 前記第1,第2,第3,及び第4電界
効果トランジスタと同一の伝導形を有し、前記第1,第
2,第3,及び第4電界効果トランジスタのゲート電極
の前記相互接続から接続されるそれぞれのゲート電極
と、それぞれのソース電極とそれぞれのドレイン電極と
の間にそれぞれのチャネルを備えており、第5電界効果
トランジスタのソース電極は前記共通端子に接続され、
前記第5電界効果トランジスタのドレイン電極は第6電
界効果トランジスタのソース電極に接続され、第5及び
第6電界効果トランジスタが形成される半導体の領域は
第5電界効果トランジスタの障壁高さが第6電界効果ト
ランジスタの障壁高さを所定の量だけ超過できるように
相互に異なってドーピングされる前記第5及び第6電界
効果トランジスタと、前記第6電界効果トランジスタの
ドレイン電極が接続される第2出力端子とをさらに備え
ることを特徴とする請求項12記載の電流ミラー増幅
器。 - 【請求項16】 前記第5及び第6電界効果トランジス
タのチャネルは、前記第1及び第2電界効果トランジス
タのチャネルの幅対長さ比のp倍である同一の幅対長さ
比を有する請求項15記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項17】 前記nは前記pと同一である請求項1
6記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項18】 前記nは1である請求項17記載の電
流ミラー増幅器。 - 【請求項19】 前記第1及び第3電界効果トランジス
タのチャネルは相互に同一のそれぞれの幅対長さ比を有
する請求項12記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項20】 電流ミラー増幅器において、 それぞれのゲート電極と、それぞれのソース電極と、そ
れぞれのドレイン電極と、第1,第2,第3,及び第4
電界効果トランジスタの他のものと同一の所定のドーピ
ングの半導体領域に形成されるソース電極とドレイン電
極との間のそれぞれのチャネルを備えており、前記第1
電界効果トランジスタのドレイン電極は前記第2電界効
果トランジスタのソース電極に接続され、前記第3電界
効果トランジスタのドレイン電極は前記第4電界効果ト
ランジスタのソース電極に接続される構成を有する同一
の伝導形の前記第1,第2,第3,及び第4電界効果ト
ランジスタと、 前記第2電界効果トランジスタのドレイン電極が接続さ
れ、入力電流に応答して入力電位が現われ、前記入力電
流を受信するための入力端子と、 前記入力電位を前記第1及び第3電界効果トランジスタ
のゲート電極に印加するための手段と、 前記第4電界効果トランジスタのドレイン電極が接続さ
れる第1出力端子と、 実質的に中間に挿入されたインピーダンスなしに前記第
1及び第3電界効果トランジスタのソース電極が接続さ
れる共通端子と、 前記第2電界効果トランジスタのチャネルの幅対長さ比
が前記第1電界効果トランジスタのチャネルの幅対長さ
比に比べて1より大きいm倍だけ大きく、前記第4電界
効果トランジスタのチャネルの幅対長さ比が前記第3電
界効果トランジスタのチャネルの幅対長さ比より前記m
倍だけ大きい構成を有する前記第1,第2,第3,第4
電界効果トランジスタのゲート電極の相互接続とを備え
ることを特徴とする電流ミラー増幅器。 - 【請求項21】 前記入力電位を前記第1及び第3電界
効果トランジスタのゲート電極に印加するための手段
は、前記入力端子の実質的に中間に挿入されたインピー
ダンスなしに前記第1,第2,第3,及び第4電界効果
トランジスタのゲート電極の前記相互接続で構成される
請求項20記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項22】 前記第1及び第3電界効果トランジス
タのチャネルは相互に同一の幅対長さ比を有する請求項
21記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項23】 前記入力電位を前記第1及び第3電界
効果トランジスタのゲート電極に印加するための手段
は、前記第1,第2,第3,及び第4電界効果トランジ
スタと同一の伝導形の第5電界効果トランジスタのソー
スフォロア接続で構成される請求項20記載の電流ミラ
ー増幅器。 - 【請求項24】 前記第1及び第3電界効果トランジス
タのチャネルは相互に同一の幅対長さ比を有する請求項
23記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項25】 前記第1,第2,第3,及び第4電界
効果トランジスタと同一の伝導形を有し、前記第1,第
2,第3,及び第4電界効果トランジスタのゲート電極
の前記相互接続から接続されるそれぞれのゲート電極
と、それぞれのソース電極とそれぞれのドレイン電極と
の間にそれぞれのチャネルを備えており、第5電界効果
トランジスタのソース電極は前記共通端子に接続され、
前記第5電界効果トランジスタのドレイン電極は第6電
界効果トランジスタのソース電極に接続され、前記第6
電界効果トランジスタのチャネルの幅対長さ比は前記第
5電界効果トランジスタのチャネルの幅対長さ比よりm
倍大きい構成を有する前記第5及び第6電界効果トラン
ジスタと、 前記第6電界効果トランジスタのドレイン電極が接続さ
れる第2出力端子とをさらに備えることを特徴とする請
求項20記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項26】 前記第1,第3,第5電界効果トラン
ジスタのチャネルは相互に同一のそれぞれの幅対長さ比
を有する請求項25記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項27】 前記第1及び第3電界効果トランジス
タのチャネルは相互に同一のそれぞれの幅対長さ比を有
する請求項20記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項28】 電流ミラー増幅器において、 それぞれのゲート電極と、それぞれのソース電極と、そ
れぞれのドレイン電極と、そのソース電極とドレイン電
極との間に第1,第2,第3,及び第4電界効果トラン
ジスタの他のもののチャネルの幅対長さ比に所定の比率
の幅対長さ比を有するそれぞれのチャネルを備え、前記
第1電界効果トランジスタのドレイン電極は前記第2電
界効果トランジスタのソース電極に接続され、前記第3
電界効果トランジスタのドレイン電極は前記第4電界効
果トランジスタのソース電極に接続される構成を有する
同一の伝導形の前記第1,第2,第3,第4,及び第5
電界効果トランジスタと、 前記第2電界効果トランジスタのドレイン電極が接続さ
れ、入力電流に応答して入力電位が現われ、前記入力電
流を受信するための入力端子と、 前記入力電位を前記第1及び第3電界効果トランジスタ
のゲート電極に印加するための手段と、 前記第4電界効果トランジスタのドレイン電極が接続さ
れる第1出力端子と、 前記第1,第3,及び第5電界効果トランジスタのソー
ス電極が実質的に中間に挿入されるインピーダンスなし
に接続される共通端子と、 前記第5電界効果トランジスタのドレイン電極が接続さ
れ、電位がバイアス電流に応答して現われ、前記第2,
第4,及び第5電界効果トランジスタのゲート電極の相
互接続に印加される構成を有し、前記入力電流と同一の
極性の前記バイアス電流を受信するためのバイアス端子
とよりなり、 それぞれのチャネルを通じる電流の直列伝導に応答し
て、前記第1電界効果トランジスタのソース−ゲート電
圧が前記第2電界効果トランジスタのソース−ゲート電
圧より所定の量だけ大きく、 それぞれのチャネルを通じる電流の直列伝導に応答し
て、前記第3電界効果トランジスタのソース−ゲート電
圧が前記第4電界効果トランジスタのソース−ゲート電
圧より所定の量だけ大きいことを特徴とする電流ミラー
増幅器。 - 【請求項29】 前記入力電位を前記第1及び第3電界
効果トランジスタのゲート電極に印加するための手段
は、前記入力端子の実質的に中間に挿入されるインピー
ダンスなしに前記第1及び第3電界効果トランジスタの
ゲート電極の前記相互接続で構成される請求項28記載
の電流ミラー増幅器。 - 【請求項30】 前記第1及び第2電界効果トランジス
タのチャネルがそれぞれ形成される半導体の領域は、前
記第1電界効果トランジスタの障壁高さが前記第2電界
効果トランジスタの障壁高さを超過できるように相互に
異なってドーピングされ、前記第3及び第4電界効果ト
ランジスタのチャネルがそれぞれ形成される半導体の領
域は前記第3電界効果トランジスタの障壁高さが前記第
4電界効果トランジスタの障壁高さを超過できるように
相互に異なってドーピングされ、前記第1,第3,及び
第5電界効果トランジスタのチャネルがそれぞれ形成さ
れる半導体の領域が相互に類似してドーピングされるこ
とを特徴とする請求項28記載の電流ミラー増幅器。 - 【請求項31】 前記第2電界効果トランジスタのチャ
ネルの幅対長さ比は前記第1電界効果トランジスタのチ
ャネルの幅対長さ比に比べて1より大きいm倍だけ大き
く、前記第4電界効果トランジスタのチャネルの幅対長
さ比は前記第3電界効果トランジスタのチャネルの幅対
長さ比より前記m倍だけ大きい請求項30記載の電流ミ
ラー増幅器。 - 【請求項32】 前記第2電界効果トランジスタのチャ
ネルの幅対長さ比は前記第1電界効果トランジスタのチ
ャネルの幅対長さ比に比べて1より大きいm倍だけ大き
く、前記第4電界効果トランジスタのチャネルの幅対長
さ比は前記第3電界効果トランジスタのチャネルの幅対
長さ比より前記m倍だけ大きい請求項28記載の電流ミ
ラー増幅器。
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