JP2618142B2 - 受信アンテナ - Google Patents

受信アンテナ

Info

Publication number
JP2618142B2
JP2618142B2 JP30505091A JP30505091A JP2618142B2 JP 2618142 B2 JP2618142 B2 JP 2618142B2 JP 30505091 A JP30505091 A JP 30505091A JP 30505091 A JP30505091 A JP 30505091A JP 2618142 B2 JP2618142 B2 JP 2618142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
sphere
antenna
receiving coil
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30505091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05145322A (ja
Inventor
宏 武良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP30505091A priority Critical patent/JP2618142B2/ja
Publication of JPH05145322A publication Critical patent/JPH05145322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2618142B2 publication Critical patent/JP2618142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送用又は通信衛
星用等の受信アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の衛星放送用受信アンテナには、図
7に示すように衛星1 に正しく方位角と仰角を調整した
パラボラ形もしくはフラット形のアンテナ2 を、支柱3
に支持させるようにしたものがある。また、フラット形
のアンテナの場合、図8及び図9に示すように直径Dが
10mmで、高さH1 が 4mmになるように導体を 1 1/6巻き
に巻いて成る受信コイル5 を形成し、この受信コイル5
を図10及び図11に示すように金属プレート6,7 間に
60個以上並べ、金属プレート6 の下部より電波を集める
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、図
10及び図11に示すフラット形のアンテナを始め、パ
ラボラ形の場合に於いてもアンテナを正しく衛星に向け
ることが重要である。従って、住宅を構成する壁面、屋
根面又はベランダ等に取付ける場合、アンテナは独自の
方位角(国内では220.9 〜 216.2゜) と、仰角(国内で
は29.1〜53.6゜)を向いており、このためアンテナは風
圧、積雪、ゴミの滞積など受信障害の要素も大きくなる
し、また住宅の景観、バランスの点からも好ましい形態
とは云い難かった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、風圧、積雪、
ゴミの滞積などの受信障害の要素も少なく、また住宅の
景観、バランスの点からも好ましい形態の衛星放送用ア
ンテナを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の技術的手段は、一対の金属プレート16,17
と、内部に受信コイル20を設けた多数の球体19とを備
え、前記一対の金属プレート16,17 間に多数の球体19が
挟持され、各球体19を金属プレート16,17 間で転動させ
て各球体19の受信コイル20の向きを可変調整可能にする
ように、一方の金属プレート17が他方の金属プレート16
に対して板面方向に移動自在とされている点にある。
【0006】
【作用】アンテナをベランダ等に取付ける場合、一方の
金属プレート17を板面方向に移動させることにより、多
数の球体19が金属プレート16,17 間で同時に転動し、各
球体19の受信コイル20の向きが可変調整され、各受信コ
イル20を衛星の方向に正しく向けることができる。従っ
てアンテナ自体は方位角及び仰角を調整する必要はな
く、単にベランダ等に載置固定すればよく、アンテナを
ベランダ等に容易かつ確実に取付け得る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
ると、図1及び図2において、11はアンテナケースで、
円形の底壁部12と底壁部12外周から立上った側壁部13と
側壁部13上端から30゜〜35゜の角度で内方上りに傾斜し
た上壁部14とを有する箱形に形成され、ケース11の上端
には円形の開口部15が設けられている。16はジュラルミ
ン等により構成した下金属プレートで、アンテナケース
11の下部に収納固定されている。17はジュラルミン等に
より構成した上金属プレートで、アンテナケース11の開
口部15を塞ぐように配置されている。
【0008】図1乃至図3において、19は球体で、下金
属プレート16上に多数配置されると共に、各球体19上に
上金属プレート17が載置され、一対の金属プレート16,1
7 間に多数の球体19が挟持されている。各球体19内には
受信コイル20が収納されて球体19内面に接着剤等によっ
て固着されている。この受信コイル20は、例えば直径D
が10mmで高さH1 が 4mm程度になるように導体を 1 1/6
巻きに巻いて成る。前記上金属プレート17は、下金属プ
レート16に対して板面方向即ち図1に示すX軸及びZ軸
方向に移動自在であって、上金属プレート17を板面方向
に移動させることにより、各球体19を金属プレート16,1
7 間で転動させて各球体19の受信コイル20の向きを可変
調整できるようになっている。
【0009】各球体19の内面に内部導体23が接着され、
この内部導体23に受信コイル20の下側端部が接触するこ
とにより、内部導体23は受信コイル20に接続されてい
る。球体19外面の下金属プレート16側に外部導体24が接
着され、内部導体23と外部導体24とは球体19に貫通配置
した連結導体25により互いに接続されている。下金属プ
レート17の上面には略全面に亘って絶縁材26が固着され
ると共に、この絶縁材26上に各球体19の外部導体24に対
応して接続導体27が固着されている。前記接続導体27及
び外部導体24は球体19の転動範囲に亘る大きさを有し、
球体19の転動に拘わらず接続導体27と外部導体24との接
続が常に維持されるようになっている。この外部導体24
に集電用ケーブル28が接続され、集電用ケーブル28は下
金属プレート16を厚み方向に貫通して下面から取出さ
れ、図外のコンバータに接続されている。
【0010】31は固定コイルで、アンテナケース11内の
金属プレート16,17 の周囲に全周に亘って多数設けら
れ、各固定コイル31はアンテナケース11の上壁部14下面
に外方に向けて傾斜した状態で取付けられており、各固
定コイル31の方位角は微小角度ずつ順次異ならされてい
る。各固定コイル31の受信信号は図4に示す制御部32に
入力される。この制御部32は、図4及び図5に示すステ
ッピングモータ33,34 を制御するためのもので、ステッ
ピングモータ33,34 の制御により、上金属プレート17を
受信コイル20の受信のゲインが最大になるように移動さ
せる。即ち、ステッピングモータ33は、正逆駆動により
リンク機構35を介して上金属プレート17をX軸方向に移
動させ、ステッピングモータ34は正逆駆動によりリンク
機構36を介して上金属プレート17をZ軸方向に移動させ
るように構成されており、前記制御部32は、ステッピン
グモータ33,34 の駆動によって、固定コイル31のうちの
受信の最大ゲインの固定コイル31の方向に上金属プレー
ト17を移動させ、各受信コイル20の受信のゲインが最大
になるときにステッピングモータ33,34 の駆動を停止
し、これにより各球体19の受信コイル20を衛星の向きに
自動調整するようになっている。
【0011】
【発明の効果】なお、本発明の受信アンテナは、衛星放
送用受信アンテナに限らず、通信衛星用その他の受信ア
ンテナにも適用実施できる。本発明によれば、一対の金
属プレート16,17 と、内部に受信コイル20を設けた多数
の球体19とを備え、前記一対の金属プレート16,17 間に
多数の球体19が挟持され、各球体19を金属プレート16,1
7 間で転動させて各球体19の受信コイル20の向きを可変
調整可能にするように、一方の金属プレート17が他方の
金属プレート16に対して板面方向に移動自在とされてい
るので、一方の金属プレート17の板面方向への移動によ
って、各受信コイルを正しく衛星の方向に向けることが
でき、従ってアンテナを取付る場合、単にアンテナをベ
ランダその他に載置固定すればよく、このためアンテナ
は風圧、積雪、ゴミの滞積など受信障害の要素も大きく
なるし、また住宅の景観、バランスの点からも好ましい
形態のものになる。しかも受信コイルの方向の調整は、
一方の金属プレート17の移動によって簡単になすことが
でき、アンテナの取付け乃至方向調整を容易かつ確実に
なし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側断面図である。
【図2】平面図である。
【図3】側断面図である。
【図4】平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】作用説明用の側断面図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【図8】受信コイルの平面図である。
【図9】受信コイルの側面図である。
【図10】従来例を示す側面図である。
【図11】平面図である。
【符号の説明】
16 下金属プレート 17 上金属プレート 19 球体 20 受信コイル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の金属プレート(16)(17)と、内部に
    受信コイル(20)を設けた多数の球体(19)とを備え、前記
    一対の金属プレート(16)(17)間に多数の球体(19)が挟持
    され、各球体(19)を金属プレート(16)(17)間で転動させ
    て各球体(19)の受信コイル(20)の向きを可変調整可能に
    するように、一方の金属プレート(17)が他方の金属プレ
    ート(16)に対して板面方向に移動自在とされていること
    を特徴とする受信アンテナ。
JP30505091A 1991-11-20 1991-11-20 受信アンテナ Expired - Lifetime JP2618142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30505091A JP2618142B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 受信アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30505091A JP2618142B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 受信アンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05145322A JPH05145322A (ja) 1993-06-11
JP2618142B2 true JP2618142B2 (ja) 1997-06-11

Family

ID=17940514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30505091A Expired - Lifetime JP2618142B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 受信アンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2618142B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05145322A (ja) 1993-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4815574B2 (ja) 移動通信基地局のアンテナビーム制御装置
EP2460227A2 (en) Enclosed antenna system for receiving broadcasts from multiple sources
JP3364295B2 (ja) 衛星放送受信用平面アレーアンテナ
JP2618142B2 (ja) 受信アンテナ
US20090174620A1 (en) Phased array antenna having the highest efficiency at slant angle
JP2618143B2 (ja) 受信アンテナ
JP2618141B2 (ja) 受信アンテナ
US4739337A (en) Mobile mechanically steerable satellite tracking antenna
WO1985002720A1 (en) Low profile scanning antenna
JP4222245B2 (ja) 移動体通信装置
JP3355895B2 (ja) アンテナ装置
US4890189A (en) Lightning protective device for mobile radar antenna
CN216354769U (zh) 一种车载动中通卫星天线
JPH06104780A (ja) 衛星放送受信用自動追尾アンテナ装置
JP2624611B2 (ja) ポーラマウントを有する衛星放送受信用パラボラアンテナ
US4794401A (en) Rotation mechanism for a waveguide feeder
JPH07263939A (ja) 移動体搭載用衛星アンテナ装置
KR200259666Y1 (ko) 캡스턴 스텝 모터를 이용한 이동체용 위성 안테나 장치
CN209747733U (zh) 2.4米低轨道卫星接收天线
JP2000341013A (ja) 球面支持型アンテナ機構
JPH04268474A (ja) 衛星放送用アンテナ装置
CN113594675A (zh) 一种车载动中通卫星天线
JPH0578018U (ja) アンテナ装置
JP3046583U (ja) アンテナ装置
JP2531382Y2 (ja) アンテナ装置