JP2531382Y2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
- Publication number
- JP2531382Y2 JP2531382Y2 JP1991049881U JP4988191U JP2531382Y2 JP 2531382 Y2 JP2531382 Y2 JP 2531382Y2 JP 1991049881 U JP1991049881 U JP 1991049881U JP 4988191 U JP4988191 U JP 4988191U JP 2531382 Y2 JP2531382 Y2 JP 2531382Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- substrates
- antenna device
- element substrate
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、移動無線等の基地局
に用いられるアンテナ装置の改良に関するものである。
に用いられるアンテナ装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のアンテナ装置の外形図であ
り、図において１は、無給電素子基板、２は給電素子基
板、３は地板基板、４は無給電素子基板１、給電素子基
板２および地板基板３を所定の間隔を保持するためのウ
レタンフォーム、５は上記１から４を覆うための誘電
体、たとえばガラス繊維強化ポリエステル樹脂を積層し
たカバーである。さらに、１０は鉄塔等に取り付けられ
た円管柱であり、１１は上記１〜５で構成されたアンテ
ナを円管柱に取り付けるためのアンテナ取付金具であ
る。
り、図において１は、無給電素子基板、２は給電素子基
板、３は地板基板、４は無給電素子基板１、給電素子基
板２および地板基板３を所定の間隔を保持するためのウ
レタンフォーム、５は上記１から４を覆うための誘電
体、たとえばガラス繊維強化ポリエステル樹脂を積層し
たカバーである。さらに、１０は鉄塔等に取り付けられ
た円管柱であり、１１は上記１〜５で構成されたアンテ
ナを円管柱に取り付けるためのアンテナ取付金具であ
る。
【０００３】従来のアンテナ装置は上記のように構成さ
れており、給電素子基板３に電力を供給することによ
り、給電素子基板２が励振され、無給電素子基板１によ
り所望のビーム巾を得、移動局と送・受信を行なうもの
である。アンテナ内部には、その放射特性を劣化させる
水が侵入することを妨げるために、３枚の基板を誘電体
のガラス繊維強化ポリエステル樹脂からなる角形カバー
５にて保護している。またアンテナは移動局を送・受信
を行なう為に高い鉄塔上に据付けられる為、８０ｍ／ｓ
ｅｃの強風速で破壊しないだけの強度を必要とする為、
基板１、２、３とウレタン４、カバー５は各々接着し、
サンドイッチ構造物とする必要がある。
れており、給電素子基板３に電力を供給することによ
り、給電素子基板２が励振され、無給電素子基板１によ
り所望のビーム巾を得、移動局と送・受信を行なうもの
である。アンテナ内部には、その放射特性を劣化させる
水が侵入することを妨げるために、３枚の基板を誘電体
のガラス繊維強化ポリエステル樹脂からなる角形カバー
５にて保護している。またアンテナは移動局を送・受信
を行なう為に高い鉄塔上に据付けられる為、８０ｍ／ｓ
ｅｃの強風速で破壊しないだけの強度を必要とする為、
基板１、２、３とウレタン４、カバー５は各々接着し、
サンドイッチ構造物とする必要がある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
以上のように構成されているので、３枚の基板１、２、
３とウレタン４を各々接着し、ガラス繊維強化ポリエス
テル樹脂を積層し、カバー５を成形しなければならず、
接着と確実な防水処理とする積層作業は手作業となる為
時間を要するので、アンテナの組立コストが高い、とい
う問題点があった。また、外形は基板の形状にならうこ
とから角形になるので、この時風を受ける荷重値は坑力
係数が約２．０となり、アンテナの受ける風荷重が大き
いという問題点があった。
以上のように構成されているので、３枚の基板１、２、
３とウレタン４を各々接着し、ガラス繊維強化ポリエス
テル樹脂を積層し、カバー５を成形しなければならず、
接着と確実な防水処理とする積層作業は手作業となる為
時間を要するので、アンテナの組立コストが高い、とい
う問題点があった。また、外形は基板の形状にならうこ
とから角形になるので、この時風を受ける荷重値は坑力
係数が約２．０となり、アンテナの受ける風荷重が大き
いという問題点があった。
【０００５】この考案は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、アンテナの組立コストを低減で
きるとともにアンテナの受ける風荷重を小さくできるア
ンテナ装置を得ることを目的としている。
ためになされたもので、アンテナの組立コストを低減で
きるとともにアンテナの受ける風荷重を小さくできるア
ンテナ装置を得ることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案に係るアンテナ
装置は地板基板、給電素子基板、無給電素子基板の３枚
の基板を誘電体のスぺーサにより所定の間隔となるよう
に固定し、３枚の基板を誘電体であるガラス繊維強化ポ
リエステル樹脂成形品の丸形パイプに装着したものであ
る。
装置は地板基板、給電素子基板、無給電素子基板の３枚
の基板を誘電体のスぺーサにより所定の間隔となるよう
に固定し、３枚の基板を誘電体であるガラス繊維強化ポ
リエステル樹脂成形品の丸形パイプに装着したものであ
る。
【０００７】
【作用】この考案においては、地板基板、給電素子基
板、無給電素子基板を誘電体のスペーサにより固定し一
体化したものを、ガラス繊維強化ポリエステル樹脂成形
の丸形パイプ内に装着することにより、アンテナの組立
コストを低減することができる。
板、無給電素子基板を誘電体のスペーサにより固定し一
体化したものを、ガラス繊維強化ポリエステル樹脂成形
の丸形パイプ内に装着することにより、アンテナの組立
コストを低減することができる。
【０００８】さらに、パイプの形状を角形から丸形にす
ることにより、風荷重を低減することができる。
ることにより、風荷重を低減することができる。
【０００９】
【実施例】実施例１． 図１は、この考案の一実施例を示す図であり１〜３およ
び１０、１１は従来のものと全く同一である。６は基板
１、２、３を所定の間隔に保持するためのプラスチック
製のスペーサ、７は一体化した基板１、２、３全体を装
着するための１本のＦＲＰ製の丸形パイプ、８はパイプ
７内に水が侵入することを防ぐための円形カバーであ
る。
び１０、１１は従来のものと全く同一である。６は基板
１、２、３を所定の間隔に保持するためのプラスチック
製のスペーサ、７は一体化した基板１、２、３全体を装
着するための１本のＦＲＰ製の丸形パイプ、８はパイプ
７内に水が侵入することを防ぐための円形カバーであ
る。
【００１０】前記のように構成されたアンテナ装置にお
いては、３枚の基板１、２、３をスペーサ６により容易
に保持し一体化した３枚の基板を丸形パイプ７内に装着
し、円形カバー８を取り付けるだけで、アンテナ装置が
容易に組み立てられる。
いては、３枚の基板１、２、３をスペーサ６により容易
に保持し一体化した３枚の基板を丸形パイプ７内に装着
し、円形カバー８を取り付けるだけで、アンテナ装置が
容易に組み立てられる。
【００１１】また丸形パイプ７を用いることにより、図
２に示すように風の流線を乱すことが少なくなるため、
角形カバー５に比較して坑力係数が約２．０から約１．
２と小さくなり、風荷重を約４０％低減することができ
る。
２に示すように風の流線を乱すことが少なくなるため、
角形カバー５に比較して坑力係数が約２．０から約１．
２と小さくなり、風荷重を約４０％低減することができ
る。
【００１２】
【考案の効果】以上のように、この考案によればスペー
サにより３枚の基板を容易に保持し、パイプ内に装着
し、カバーを取り付けるように構成したので、アンテナ
の組立てコストを低減することができ、また１本の丸形
パイプを使用することでアンテナの風荷重を小さくする
ことができる。
サにより３枚の基板を容易に保持し、パイプ内に装着
し、カバーを取り付けるように構成したので、アンテナ
の組立てコストを低減することができ、また１本の丸形
パイプを使用することでアンテナの風荷重を小さくする
ことができる。
【図１】この考案の実施例１を示す外観図である。
【図２】この考案を説明するための風の流線図である。
【図３】従来のアンテナ装置を示す外観図である。
１ 無給電素子基板 ２ 給電素子基板 ３ 地板基板 ４ ウレタンフォーム ５ ガラス繊維強化ポリエステル樹脂からなる角形カバ
ー ６ スペーサ ７ 丸形パイプ ８ カバー ９ 流線 １０ 円管柱 １１ アンテナ取付金具
ー ６ スペーサ ７ 丸形パイプ ８ カバー ９ 流線 １０ 円管柱 １１ アンテナ取付金具
フロントページの続き (72)考案者 佐々木 信安 鎌倉市上町屋214番地 湘菱電子株式会 社内 (72)考案者 板橋 康弘 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会 社 鎌倉製作所内 (72)考案者 増島 俊雄 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会 社 鎌倉製作所内 (72)考案者 古野 孝允 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会 社 鎌倉製作所内 (56)参考文献 特開 平４−306006（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−158307（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭50−70847（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 電波を送受信する無給電素子、給電素子
および基板の３枚の基板と、上記３枚の基板を所定の間
隔に保持する為のスペーサ、内部に上記３枚の基板全体
を装着する断面が円形の１本のパイプと、上記パイプの
両端を覆うカバー、鉄塔等に取り付けられる円管柱、ア
ンテナを上記円管柱に取り付けるアンテナ取付具とから
構成されるアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991049881U JP2531382Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991049881U JP2531382Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | アンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0623303U JPH0623303U (ja) | 1994-03-25 |
| JP2531382Y2 true JP2531382Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=12843386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991049881U Expired - Lifetime JP2531382Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531382Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5070847U (ja) * | 1973-06-21 | 1975-06-23 | ||
| SE7608301L (sv) * | 1975-08-08 | 1977-02-09 | Messerschmitt Boelkow Blohm | Hogfrekvensbandkabel |
| JPS60158307U (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-22 | 株式会社東芝 | マイクロストリツプアンテナ |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP1991049881U patent/JP2531382Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0623303U (ja) | 1994-03-25 |
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