JP2617156B2 - 小径同軸コネクタの成端方法 - Google Patents

小径同軸コネクタの成端方法

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JP2617156B2 JP4325972A JP32597292A JP2617156B2 JP 2617156 B2 JP2617156 B2 JP 2617156B2 JP 4325972 A JP4325972 A JP 4325972A JP 32597292 A JP32597292 A JP 32597292A JP 2617156 B2 JP2617156 B2 JP 2617156B2
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気コネクタの成端
技術に関するもので、特に、小径同軸コネクタの同軸ケ
ーブルに接続する成端方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気部品の動作速度の向上及び電気部品
の小型化に伴って、系の性能を制限せず、かつあまり高
価でない電気コネクタの設計及び生産がますます困難と
なってきている。これは、高速データ転送のために同軸
ケーブルが使用されるコンピュータシステムに関する用
途において、特に顕著である。
【0003】こうした用途において、電気コネクタの大
きさは、装置の小型化を試みているコンピュータの製造
者やユーザーにおいて、非常に重要な問題である。同様
に、非常に高速で動作するコンピュータにおいては、電
気コネクタの性能も非常に重要なものとなっている。同
軸ケーブルは、比較的均一で、その全長に亘って所定の
インピーダンスを有しており、系に伝搬する信号の劣化
を減少するために、すべての電気接続において、このイ
ンピーダンスを保持し、またはインピーダンスをこれに
一致させることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気コネクタ
は、寸法が大きいか、高価であるか若しくは電気的な性
能が十分でないといった欠点を有している。特に、系の
設計者が、高い電気的な性能を必要としている場合、当
該設計者は、通信産業においてのみ使用されるように設
計されたコネクタを使用しなければならなかった。これ
らのコネクタは、性能的には優れているものの、信号端
子毎にプリント回路基板の0.5平方インチ程度の面積
を占有する。さらに、これらのコネクタのコストは、コ
ンピュータシステムにおいて通常使用されるコネクタに
対して、ライン当たり100倍程度となってしまう。し
かしながら、一般にコンピュータシステムに使用されて
いるコネクタは、電気性能的な欠陥を有しており、系全
体の性能を許容出来ないほどに低く制限するので、上記
の問題は単なる付帯的な事項である。
【0005】小径のシールドされた同軸コネクタ10及
びケーブルの成端も、成端を完全にするために各構成部
材を操作し、正確に配置しなければならないので、同様
に複雑な作業となる。同軸ケーブルは、中央の信号導体
と外側のシールド導体または接地線を同軸コネクタ10
のそれぞれの部分に接続しなければならないため、こう
した成端の困難さは明らかである。
【0006】本発明は、同軸コネクタを同軸ケーブルに
接続する新規な方法により、上記の問題を解消しようと
するものである。
【0007】そこで、本発明の目的は、同軸コネクタを
同軸ケーブルに接続するための、新規で、改良された成
端方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の同軸ケーブル1
2の信号線は、絶縁体で包囲されている。ケーブルシー
ルド及び接地線は、信号線に沿って長さ方向に延びてお
り、信号線を完全に包囲しているとともに、絶縁体によ
って信号線から電気的に絶縁されている。信号線及びシ
ールド部材の全体を包囲して絶縁性シースが設けられ
る。
【0009】そして、前側部及び後側のチャンネル状部
56を有する細長い接地シールド18同軸コネクタ10
に設けられる。前側部は、ピンコンタクト14の絶縁体
16に固定される。同軸ケーブル12の接地線は、チャ
ンネル状部56で接地シールド18に成端される。信号
線は、ピンコンタクト14に接続され、一方ピンコンタ
クト14は接地シールド18の前側部に保持される。接
地シールド18のチャンネル状部56は、接地線及び信
号線の端部の周囲に形成される。この要領により、端末
処理のすべての単独のステップにおいてコネクタの二つ
の構成部材のみを保持し、操作することが必要となる。
【0010】特に、以下に説明するように、接地シール
ド18は、打ち抜き、成形された金属部材で形成されて
いる。接地シールド18の前側部は、前側部をチューブ
状に形成し、絶縁体の前側部にクランプすることによっ
てピンコンタクト14の絶縁体16に固定される。接地
シールド18のチャンネル状部は、同軸ケーブル12を
収容するために開放溝形状に形成される。同軸ケーブル
12が、この接地シールド18のチャンネル状部56に
収容されると、同軸ケーブル12の信号線は、ピンコン
タクト14に接着可能となり、同軸ケーブル12の接地
線は、接地シールド18のチャンネル状部56に接着ま
たは係合状態に保持することが出来るものとなる。次い
で、接地シールド18のチャンネル状部56の開放溝が
相互に接合されたピンコンタクト14と信号線及び成端
されたケーブルの接地線の周囲に形成されまたは閉止さ
れる。
【0011】
【実施例】まず、図1について説明すれば、全体を参照
符号10で示す。本発明において使用される小径同軸コ
ネクタは、全体的に参照符号12で示す三線同軸ケーブ
ルが成端されるものとして示されている。同軸コネクタ
10は、概括的に参照符号14で示すピンコンタクト1
4と、概括的に参照符号16で示す成形被覆された絶縁
体(図4)と、及び概括的に参照符号18で示される管
状の接地シールドを有している。
【0012】図2に示すように、ピンコンタクト14
は、その長さ方向の主要部または大部分の長さに亘っ
て、ほぼ均一な断面を有している。好適実施例におい
て、その主要部に沿ったピンコンタクト14の断面は、
円形となっている。ピンコンタクト14は、さらに、一
対の相互に離間した不連続部22を有しており、これら
の不連続部22は、図示の実施例においては、円形断面
の他の部分に対して平坦な部分を形成している。ピンコ
ンタクト14は、また平坦に形成された端部24を、先
端部またはコンタクト端26と反対側の端部に有してい
る。端部24は、信号線27(図3)の以下に説明する
ろう付け、溶接等による接着のためにより広い接合面を
形成するために、コイニング処理によって平坦化され
る。なお、要すれば、接着作業時における接合圧を最大
とするための凸形形状、半田を保持するための凹形形状
等の他の形状に端部24を形成することも可能である。
【0013】図3は、三線同軸ケーブルを同軸コネクタ
10に接続する直前の形状で示している。同軸ケーブル
12は、絶縁ジャケット28で包囲された信号線または
コア27を有している。一対の接地線30は、絶縁ジャ
ケット28の近傍において同軸ケーブル12の外側誘電
シース32の内側で、同軸ケーブルの長さ方向に沿って
配設されている。導電性シールド34は、外側誘電シー
ス32の内側に配置され、接地線30及び絶縁ジャケッ
ト28を包囲し、これらに接合している。外側誘電シー
ス32及び導電性シールド34は、参照符号36で示す
ように切り欠かれ、接地線30の所定長を露出させてお
り、絶縁ジャケット28は、参照符号38で示す位置で
切り欠かれて所定長の信号線27を露出させている。こ
こで、ケーブルの信号線27及び接地線30は各別に被
覆を切り欠かれていることが明らかとなろう。換言すれ
ば、絶縁ジャケット28は、外側誘電シース32の端部
36より所定の長さで延びている。接地線30は、露出
された絶縁ジャケット28の長さよりも短い長さで切り
欠かれている。これによって信号線27と接地線30の
短絡が防止される。
【0014】図2とともに図4に関して説明すれば、絶
縁体16は、ピンコンタクト14の回りに、コンタクト
端26の後側から端部24に亘って、被覆成形されてい
る。二つの絶縁体部40,42の間には、間隙44が形
成される、絶縁体部は、ピンコンタクト14の回りに、
所望形状のモールド内で、プラスチック等の誘電材料に
よってモールド成形される。前側絶縁体部40には、以
下に説明する目的で小径部または逃げ部46が設けられ
ている。
【0015】後側絶縁体部42は、絶縁体部の長さ方向
に(即ちピンコンタクト14の軸線方向に)、その部分
に沿って延びる切り欠き48を有しており、この切り欠
き48を通って、ピンコンタクト14の端部24にアク
セス出来るようにしている。切り欠きの内壁74は、図
4及び図7に示すように、その底部から、以下に説明す
る目的で分割されている。絶縁体部42の後端は、以下
に説明する目的で平坦面50を有している。絶縁体部4
2は、さらに、一対の溝52(図4及び図7)を切り欠
き48と反対側の下側部に形成されている。溝52は、
絶縁体部42の底部を通って延びており、ピンコンタク
ト14の端部24の下側部に対するアクセスを可能とし
ている。一対の溝52は、信号線27を接着する時に、
溝間のプラスチックによってピンコンタクト14が十分
に支持されるように配置される。
【0016】被覆成形中において、ピンコンタクト14
が両側で支持されることが望ましい。これは、ピンコン
タクト14のコンタクト端26において、絶縁体部4
0,42の間の間隙44内及び、切り欠き48及び溝5
2によって露出された平坦な端部24の両側において支
持することにより達成することが出来る。この要領によ
ってピンコンタクト14を支持することによって、バリ
がコンタクト端26及び端部24にまで延びることを実
質的に防止することが出来る。さらに、ピンコンタクト
14を三点で支持することによって、ピンコンタクト1
4の直線性を確保することも可能となる。
【0017】なお、図2及び図4の比較において、ピン
コンタクト14の平坦な不連続部22は、図4では隠れ
た状態となっている。これらの不連続部は、被覆成形さ
れた絶縁体部40,42内に位置して、ピンコンタクト
14に対する被覆成形されたプラスチック材料の保持性
を向上させている。絶縁体部の被覆成形は、不連続部2
2との組み合わせによる、ピンコンタクト14に対する
絶縁体部の固着性を与えるために、単にピンコンタクト
14を絶縁体部に摺動嵌合させるよりも好ましいもので
ある。さらに、被覆成形によって、非常に小さい、絶縁
体等の構成部材を取り扱う必要を減少する。
【0018】図3,図4とともに図5について説明すれ
ば、打ち抜き、成形された接地シールド18が、露出さ
れたピンコンタクト14及び信号線27に隣接した終端
部とともに図5に示されている。接地シールド18は、
前側絶縁体部40(図4)を包囲する管状の前側部54
と、後側絶縁体部42を収容するチャンネル状部56と
を有しており、チャンネル状部56は、図3に示すよう
に前処理された同軸ケーブル12の端部及び、当該部分
の未処理部分を収容している。
【0019】管状の前側部54は、分割線54aに沿っ
て長さ方向に分割されており、管状の前側部は前側絶縁
体部40においてかしめられて被覆成形されたピン組み
立て体を接地シールド18内に保持する。管状の前側部
54の金属は、分割線54aに沿った部分58において
のこ歯状の凹凸が付されている。かしめ作業の後に、こ
の凹凸は、被覆成形されたピン組立体を、同軸コネクタ
のインピーダンスを変化させるような絶縁体部40の実
質的な変形を生じることなく保持することを助ける。
【0020】接地シールド18の管状の前側部54は、
一対(図5には一方のみを示す)の弾性フィンガ60を
有しており、これらの弾性フィンガは接地シールド18
の両側に設けられて、対応するコネクタ82(図9)の
ボア80aの部分に係合する。従って、図4に関して説
明したように、絶縁体部40の小径部46は、同軸コネ
クタ10をボア80a(図9)に挿入する時に、放射方
向内向きに弾性フィンガ60の移動を吸収するように配
設される。各弾性フィンガ60は、外側に突出したまた
は半円形状の先端のコンタクト端60aを有している。
この形状は、接合面積を減少させて、所定の付勢力にお
いて高い接合圧を生成するように構成される。高い接合
圧は、接合の信頼性を向上する。
【0021】図6は、接地シールド18及び絶縁体16
とともに弾性フィンガ60の一つの先端部の詳細な構成
を示している。図より明らかなように、弾性フィンガ
は、接地シールド18の管状前側部54と一体に形成さ
れ、この管状前側部より片持ち梁状に後側に延びてい
る。弾性フィンガの幅広の基部70及び接地シールド1
8の前端部64(図6)の破線73の間に介在する金属
バンド72の部分は、弾性フィンガ60が弾性変形され
た時にベルトがねじれる寸法で形成されている。従っ
て、有効バネレートは、弾性フィンガ60と金属バンド
72のねじれ効果を組合わせられることとなる。このた
め、弾性フィンガ60は、そのコンタクト端60aにお
いて所望の接合力を発揮しながら短く形成することが可
能となる。
【0022】図5に戻って説明すれば、前側絶縁体部4
0のテーパを付された前端部62は、接地シールド18
の管状前側部54の前端64を越えて突出する。管状前
側部54の前端64は、前側絶縁体部40の小径部46
に、小径部の前側ショルダ66の後側でかしめ込まれ
る。従って、シールド組立体がボア80に挿入された時
に、テーパを付された絶縁体16の前端部62は、管状
前側部54の前端64がボアの入口に衝突することを防
止する。
【0023】図5には、ピンコンタクト14の端部24
の上側部に当接して配置された同軸ケーブル12の信号
線27が示されている、信号線27は、切り欠き48内
に配置され、切り欠きの分割された内壁74に案内され
て、ピンコンタクト14の端部24上に配置される。後
側絶縁体部42の外側壁は、接地シールド18のチャン
ネル状部56が図1に示すように閉止された後にチャン
ネル状部56がピンコンタクト14または信号線27に
接触する可能性を減少させる。即ち、チャンネル状部5
6がピンコンタクト14または信号線27に接触するよ
うに閉止される時に変形されると、内壁74がチャンネ
ル状部56によって変形されて、ピンコンタクト及び信
号線を絶縁する。信号線27が、後側絶縁体部42の上
側の平坦面50に位置される。信号線27は、次いで、
ピンコンタクト14の平坦な端部24にろう付け等によ
り接着することができる。
【0024】さらに、図1,図5及び図8に示すよう
に、接地シールド18のチャンネル状部56は、ケーブ
ルの導電性シールド34と重合して成端部のシールドを
完全として、電波の放出を防止する。ピンコンタクトと
シールドの位置関係を保持し、所望の誘電定数を有する
絶縁体を選択することによって、制御されたインピーダ
ンスの同軸コネクタを実現することができる。
【0025】図7及び図8には、ピンコンタクト14及
び接地シールド18に対する信号線27及び接地線30
の位置がより明確に示されている。これらの図より分か
るように、接地線30は、接地シールド18のチャンネ
ル状部56の内側底部に係合するように下向きにおり曲
げられている。接地線30は、チャンネル状部56を閉
止する前に、接地シールド18に接合される。これは、
以下に説明するようにろう付け、溶接または半田付けに
よって行われる。図7に示すように、接地シールド18
のチャンネル状部56の底部は平坦に形成されており、
これに対する接地線30の接合を容易としている。図7
にはさらに、信号線27をピンコンタクト14の平坦な
端部24に接合する要領が示されている。
【0026】本発明の同軸コネクタ10を製造するため
に、ピンコンタクト14が、まず図2に示すような所望
の形状に形成される。絶縁体16は、次いで、ピンコン
タクト14の回りに被覆成形される。接地シールド18
は、打ち抜かれ、前側部54がほぼ管状となり、その寸
法が絶縁体部40よりも僅かに大きくなるように成形さ
れる。チャンネル状部56は、開放された形状(図5)
に形成され、信号線27及び接地線30を接続するため
に、ピンコンタクト14の端部24及び接地シールド1
8の内側部をアクセス可能とする。
【0027】接地シールド18の前側部54は、前側絶
縁体部40の回りに形成されて、絶縁体16及びピンコ
ンタクト14に対して、接地シールドを取り付ける。接
地線30は、接地シールド18のチャンネル状部56に
ろう付けされ、信号線27は、ピンコンタクト14にろ
う付けされる。接地シールド18のチャンネル状部56
が、変形されて、接地シールド18をほぼ円筒状に閉止
する。
【0028】各線は、ピンコンタクト14及び接地シー
ルド18に接合されるが、実際的には、構成部材にメッ
キ被覆がなされているので、この接合はろう付けによっ
て行われる。特に、ピンコンタクト14と接地シールド
18は、少なくともろう付け部分においてニッケルメッ
キされ、信号線27及び接地線30は、銀で形成される
か若しくは銀メッキ材料で形成される。線のピンコンタ
クト14及び接地シールド18の各部分に対する上記の
要領による接続によって、成端部における全体の横方向
面積が、かしめ留め、絶縁変位等による成端方法に比較
して減少される。なお、接地線30及び信号線27の成
端において、半田付け、超音波溶接、加熱圧縮溶接、抵
抗溶接等の他の手段を用いることも可能である。
【0029】図9には、三つの同軸コネクタ10を収容
するコネクタハウジングの一部が、全体を参照符号84
で示す絶縁性ハウジングのボア81にケーブルハーネス
の一端においてピンコンタクト14を載置した状態で示
されている。このタイプのコネクタは、一般にケーブル
ハーネスの両端において成端される。ハウジングは、対
向するコネクタ82を収容するための収容キャビティ8
5を有している。ピンコンタクト14のコンタクト端2
6は、概括的に参照符号88で示す複数の雌型端子の片
持ち梁状アーム86の対に接合される。各雌型端子は、
対の絶縁体90内に配置されており、絶縁体90は、接
地ハウジング92の各ボア80に収容される。接地ハウ
ジング92は、プリント回路基板(図示せず)を、支柱
94によってプリント回路基板とハウジングの間に空隙
を存して搭載出来るように設計されている。雌型端子8
8は、適当な回路と接続するために適当なプリント回路
基板の孔に挿入し、または基板の孔に挿入するためのソ
ルダテール部96を有している。個別の同軸コネクタ1
0を絶縁ハウジング84に挿入した後に、それらは、後
側キャビティ98にエポキシ充填材97を充填すること
によってさらに固定される。
【0030】同軸コネクタ10を、コネクタ82の右端
部より矢印Iの向きで収容ボア80の小径部80aに挿
入する場合、先コンタクト端26が雌型端子88の片持
ち梁状アーム86を押し開く。同軸コネクタ10が完全
に挿入されると、接地シールド18の弾性フィンガ60
は、ボアの小径部80a内で接地ハウジング92の平坦
面に係合する。接地シールド18に接続された同軸ケー
ブル12の接地線30によって、上述したように、接地
線30は、接地シールド18及び弾性フィンガ60を介
して接地ハウジング92に接地される。
【0031】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、信号線
を、絶縁ジャケット28で包囲し、導電性シールド及び
接地線は、信号線に沿って長さ方向に延長して設け、信
号線を完全に包囲するように構成するとともに、絶縁ジ
ャケット28によって信号線から電気的に絶縁しさら
に、信号線及びシールド部材の全体を包囲して外側誘電
シースが設けられる。本発明によれば前側部及びチャン
ネル状部56を有する細長い接地シールドが設けられ、
前側部は、ピンコンタクト14の絶縁体に固定され、同
軸ケーブルの接地線は、チャンネル状部56で接地シー
ルド18に成端され、信号線は、ピンコンタクト14に
接続され、一方ピンコンタクト14は接地シールドの前
方に保持され、接地シールド18のチャンネル状部56
は、接地線及び信号線の端部の周囲を囲むように形成さ
れるので、端末処理のすべての単独のステップにおいて
コネクタの二つの構成部材のみを保持し、操作すること
で行うことが出来るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】完全に成端された状態の本発明の原理を実施し
た同軸コネクタの斜視図である。
【図2】図1のコネクタ内に収容されたピンコンタクト
の斜視図である。
【図3】図2のピンコンタクトに成端するように準備さ
れた状態の三線同軸ケーブル及び種々の構成部材を示す
図である。
【図4】絶縁手段を成形、被覆されたピンコンタクトの
斜視図である。
【図5】図4のピンコンタクト組立体及び図3のように
準備された同軸ケーブルを、成端した時の、接地シール
ドのチャンネル状部を開放した状態で示す斜視図であ
る。
【図6】弾性フィンガの一つを含む、接地シールドの管
状の前側部の部位の拡大概略正面図である。
【図7】図1の7−7線に沿った垂直断面図である。
【図8】図1の8−8線に沿った概略垂直断面図であ
る。
【図9】断面で示す接合した収容部に挿入され、成端さ
れた三つの同軸コネクタ組立体の斜視図である。
【符号の説明】
10 同軸コネクタ 12 同軸ケーブル 14 ピンコンクタト 16 絶縁体 18 接地シールド 24 端部 26 コンタクト端 27 信号線 28 絶縁ジャケット 30 接地線 40,42 絶縁体部 54 前側部 56 チャンネル状部 60 弾性フィンガ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレン エイ ランドグラフ アメリカ合衆国 イリノイ州 ナパービ ル ロシス ストリート 12 エスオー (72)発明者 ハスマック シャー アメリカ合衆国 イリノイ州 ウイート ン アブイコート 1600 (72)発明者 エリック ステンストローム アメリカ合衆国 イリノイ州 ワーレン ビル ロレイン 530 サウス 3

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸コネクタ10と同軸ケーブル12を
    接続するために、前記同軸コネクタ10を絶縁体16に
    よって一部を包囲されるとともに前記コネクタに挿通す
    る細長いピンコンタクト線14と、絶縁体16を包囲す
    る細長い接地シールド部材18とによって構成し、前記
    同軸ケーブル12を内側絶縁ジャケット28に包囲され
    た信号線27と、前記絶縁ジャケット28を包囲する導
    電性シールド34と、前記導電性シールド34を包囲す
    る外側誘電シース32と、前記外側誘電シース32と前
    記絶縁ジャケット28間で前記信号線27に沿って延び
    る少なくとも一つの接地線30とによって構成し、 打ち抜き、成形された金属材料で形成され、前側部54
    とチャンネル状部56とを有する細長い接地シールド部
    材18を設け、 絶縁体16によって包囲されたピンコンタクト14を前
    記接地シールド部材18の前側部54に固定して、前記
    ピンコンタクト14の一部を前記接地シールド部材18
    のチャンネル状部56内に配設し、 前記接地シールド部材18のチャンネル状部56内に、
    前記外側誘電シース32及び内側絶縁ジャケット28を
    除去した前記同軸ケーブル12の端部を配置し、前記少
    なくとも一つの接地線30を前記接地シールド部材18
    に実質的な変形を生起することなく接地シールド部材1
    8のチャンネル状部56に電気的及び機械的に接合固定
    し、 ピンコンタクト14及び絶縁体16を、前記ピンコンタ
    クト14の実質的な変形を生起することなく前記接地シ
    ールド部材18によって保持しながら、前記信号線を、
    前記接地シールド部材18のチャンネル状部56内のピ
    ンコンタクト14の露出された部分24に電気的及び機
    械的に接合固定し、 前記同軸ケーブル12の端部の回りに前記接地シールド
    部材18のチャンネル状部56を閉止するようにしたこ
    とを特徴とする同軸コネクタの同軸ケーブルに対する成
    端方法。
  2. 【請求項2】 前記接地シールド部材18の前側部54
    は、前記前側部54の変形によって前記ピンコンタクト
    14の絶縁体16に固定されることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記接地シールド部材18のチャンネル
    状部56を閉止する工程は、同軸ケーブル12の周囲に
    おいて、前記チャンネル状部56を変形させることによ
    って行なわれる請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記接地シールド部材18のチャンネル
    状部56を、当該チャンネル状部56を同軸ケーブル1
    2の周囲において変形させる以前に、シールドされたケ
    ーブルを収容するためにチャンネル形状に変形させる工
    程を有する請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記両接合固定工程が、ろう付けによっ
    て行なわれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記接地シールド部材18の前側部54
    を、前記ピンコンタクト14の絶縁体16を包囲するチ
    ューブに形成する工程を有することを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
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