JP2616596C - - Google Patents

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JP2616596C
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optical disk
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は2枚の基板を貼り合わせてなる光ディスクに関する。 【0002】 【従来の技術】 高密度可換媒体として光ディスクが注目され、国際標準化作業が進められてい
る。90mm書換型光ディスクカートリッジのドラフトプロポーザルDP100
90が1990年1月にISO(International Standard Organization)で
作成された。 【0003】 この規格は、86mm直径の光ディスクを対象にしており、厚さ1.2mmの
ポリカーボネート基材に一層の光磁気記録面を形成したもので、その容量が12
8MBの片面ディスクである。 【0004】 片面構造は、磁界変調によるオーバーライトを可能にする目的と薄くて取扱い に便利なカートッジの提供、さらにはドライブの薄型化を狙ったものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、ディスクが片面であることなどからディスク一枚当たりの容量
が少なく、光ディスクの大容量性を生かせないという課題があった。 【0006】 この課題を解決するために、両面構造にすることが考えられる。しかしながら
単に両面にすると従来のディスクに比べ、厚さが2倍になる。ディスク厚が2倍
になるということは、このディスクを入れたカートリッジの厚みもまた増えるこ
とになり、従来の規格の光ディスクを対象として作られた従来の記録再生装置に
、装填することすらできなくなる。 【0007】 また別の解決策として、記録密度を上げることが考えられる。そのためには絞
りレンズとして、高い開口数NA(Numerical Aperture=h/f,h:レンズ
の有効像高,f:焦点距離)のものを用いることが必要である。しかし、ディス
クの基材の厚さが、その障害となる。すなわち、基材の厚みにより、高いNAの
レンズを用いることには限界がある。 【0008】 本発明の第1の目的は、従来の同じサイズの光ディスクを用いた光ディスク記
録再生装置に比べて、3倍以上記録容量の大きい光ディスク記録再生装置を提供
することである。 【0009】 本発明の第2の目的は、本発明の光ディスク記録再生装置に用いるのに適した
光ヘッドを提供することである。 【0010】 本発明の第3の目的は、本発明の光ディスク記録再生装置に用いるのに適した
記録容量の大きい光ディスクを提供することである。 【0011】 本発明の第4の目的は、従来のカートリッジ規格で作られる光ディスク記録再 生装置に装填する事が可能な両面の光ディスクを提供することである。 【0012】 本発明の第5の目的は、片面光ディスクと互換性を持った両面光ディスクが記
録再生できる光ヘッドを提供することである。 【0013】 【課題を解決するための手段】 【0014】 本発明の光ディスクは、例えば、情報を記録再生可能な相変化材料からなる情
報層と、略0.6mmの厚さの第1および第2のディスク基材とを備え、前記第
1のディスク基材と前記第2のディスク基材の間に前記情報層を挟むように前記
第1および第2のディスク基材を貼り合わせてなるものであって、前記光ディス
クの外形厚を1.4mm以下とすることを特徴とするものである。また、例えば
、情報層と、略0.6mmの厚さの第1および第2のディスク基材とを備え、前
記第1のディスク基材と前記第2のディスク基材の間に前記情報層を挟むように
前記第1および第2のディスク基材を貼り合わせてなる光ディスクであって、前
記光ディスクの外形厚を1.4mm以下とすることを特徴とするものである。 【0015】 【作用】 本発明は上記した構成により、絞りレンズを高NA化した場合でもディスクの
傾きの影響を小さく抑えることができ、また、機械的な強度も十分で、ゴミの影
響も小さく、従来ディスクと互換性のある光ディスクを提供できる。 【0016】 【実施例】 以下本発明の実施例の光ディスク記録再生装置について、図面を参照しながら
説明する。 【0017】 図1において、1は光ディスク2を収納するカートリッジ、2は信号を記録再
生する光ディスク、8は信号を記録再生するトラックを形成した記録面、23は
カートリッジ1のディスク基材厚を識別するための識別穴である。6はコリメー ト光16を出射する固定光学部、7はコリメート光16を光ディスク2の記録面
8のトラックに絞る可動光学部、9は半導体レーザ、10はレーザ9の出射光を
平行光に整形するコリメートレンズ、11は光ディスク2からの反射光をレーザ
9に実質的に戻すことなくフォトディテクタ14側に反射して信号を検出するた
めの偏光ビームスプリッタ、12はλ/4板、13は非点収差を発生させるシリ
ンドリカルレンズ、14は光ディスク2からの反射光を受光してサーボ信号や再
生信号を検出するフォトディテクタ、15はコリメートレンズ10をフォーカシ
ングやトラッキングするために動かすアクチュエータ、16はコリメート光、1
7は全反射ミラー、18はコリメート光16を光ディスク2の記録面8に集光す
る絞りレンズ、19は平行平板、20は平行平板19の交換機構、38はディス
ク基材厚み差によるディスククランプ位置の変化を補正するために絞りレンズ1
8をフォーカス方向に移動するアクチュエータである。 【0018】 3はカートリッジ1に設けた識別穴23から、収納された光ディスク2の基材
厚みを判別するための識別穴検出素子、4は光ディスク2を回転させるモータ、
5は光ディスク2を固定してモータ4で回転させる回転軸、21は可動光学部7
を目的トラックに移送するリニアモータ、22は可動光学部7を案内するレール
、24は光ディスク2の識別信号である。 【0019】 以上のように構成された光ディスク記録再生装置について以下説明する。図1
において光ヘッドは、固定光学部6と可動光学部7に分割され、可動光学部7は
回転する光ディスク2の径方向にリニアモータ21でレール22に沿って目的ト
ラックに移送される。 【0020】 コリメートレンズ10で集光されたレーザ9のコリメート光16は全反射ミラ
ー17で反射されて、絞りレンズ18で光ディスク2の記録面8にほぼ垂直に集
光される。光ディスク2からの反射光は、λ/4板12の作用で偏光ビームスプ
リッタ11でほぼ全反射され、シリンドリカルレンズ13を介してフォトディテ
クタ14に入射する。フォトディテクタ14は、シリンドリカルレンズ13の非 点収差でフォーカス誤差信号を、またファーフィールド・プッシュプル法でトラ
ッキング誤差信号を検出する。光ディスク2の面振れによって生ずる絞りレンズ
18のフォーカスずれは、コリメートレンズ10をアクチュエータ15で駆動す
ることによって合焦点状態にする。 【0021】 レーザ9をデータ信号で記録パワーレベルで強度変調すると対応したトラック
にデータが記録される。 【0022】 図2において、従来の単板ディスク25と本発明の両面光ディスク26は同じ
ディスク外形厚tを有している。 【0023】 図2(a)において、27は厚さt1 のポリカーボネートなどの透明樹脂の基
材、28は記録面に設けられた案内溝などを形成したトラックで、記録薄膜34
として光磁気記録薄膜或いは相変化記録薄膜が形成されている。29は紫外線硬
化樹脂などからなる保護層である。 【0024】 図2(b)において、30、31は、基材27と同じポリカーボネートなどの
透明樹脂やガラスからなる厚さt2 の基材である。32、33は記録面で、案内
溝を形成したトラックに記録薄膜35、36としては相変化記録薄膜が形成され
ている。これら記録面32、33は、接着層37で張り合わせてある。t3 は、
平行平板19の厚みである。 【0025】 基材厚は、例えば、t=1.4mm、t1 =1.2mm、t2 =0.6mmで
ある。 【0026】 図2(a)の単板ディスク25の記録膜が光磁気薄膜の場合は、予め消去動作
で磁化方向を一様にそろえたトラック28に、絞りレンズ18で1μm以下に絞
った強度変調されたレーザ光を基材27側から照射し、照射ピットをキューリー
温度以上に昇温させ、バイアス磁界で磁化を反転して記録を行う。読み出しは、 トラック28のピットの磁化方向によって照射レーザ光の反射光の偏光が、カー
効果で変化する状態を検出して行う。 【0027】 一方、図2(b)の両面光ディスク26で記録膜が相変化媒体の場合は、基材
30側或いは基材31側からレーザ光を記録面のトラック32、33に対して照
射し、レーザ光の照射条件に応じて結晶状態とアモルファス状態、またはアモル
ファス状態と別のアモルファス状態の可逆的相変化現象を生じる相変化記録が行
われ、再生は微弱なレーザ光をトラックに照射してその反射光の強度変化で行わ
れる。すなわち、レーザ光は記録パワー、消去パワー、再生パワーの3レベルで
変調され、記録膜上で記録パワーが照射された部分は融点以上に加熱された後、
急冷されてアモルファス状態になり信号が記録される。消去パワーが照射された
部分は結晶化温度以上で融点以下の温度に加熱され、結晶状態となる(すなわち
消去される)。このように相変化記録では、トラック32あるいはトラック33
に、依然に記録された信号を消去しながら同時に新しい信号を記録する、いわゆ
るダイレクトオーバライトが可能である。 【0028】 なお、以上のオーバライト動作を従来の光磁気ディスク25で行うためにバイ
アス磁界を信号で変調しながら一定強度のレーザ光を照射する磁界変調記録があ
る。図2(a)の光磁気ディスク25は、この磁界変調記録が可能なように0.
2mm程度の厚さの保護層29と光磁気媒体を形成したトラックを有する厚さ1
.2mmの基材で構成され、保護層29側に磁気ヘッドを配置可能なように考慮
されている。 【0029】 しかしながら磁界変調記録は、図2(b)のような比較的厚い基材を張り合わ
せた両面ディスク構造では、磁界ビームの広がりで記録周波数特性が悪く、かつ
磁界強度の減衰から磁気ヘッド変調電力が大きくなるので使用が困難である。 【0030】 図1の光ディスク記録再生装置の絞りレンズ18は、基材厚t1 の光ディスク
を想定したレンズであって、両面光ディスク26の基材厚t2 では大きな収差を 生じる。そこで、平行平板19を挿入して基材厚による光路程(=屈折率×厚さ)
の差を補正する。基材の屈折率を考慮すると、平行平板27の厚みt3 は、(n1
t1−n2t2)/n3 である。ここで、n1、n2、n3 はそれぞれ基材27、30
(31)および平行平板19の屈折率である。例えば、n1、n2、n3 が同じ値
(例えば、1.5)で、t1=1.2mm、t2=0.6mmであれば、t3は0
.6mmである。 【0031】 上記説明においては、2種類の光ディスクに対し、平行平板を1枚設ける構成
に付いて説明したが、一般的にはm種類の光ディスクに対し、平行平板は、装着
する光ディスクの基材の厚みの種類に応じて複数枚設けられる。 【0032】 各光ディスクの基材の厚みを、t1、t2、・・・tm 各光ディスクの屈折率を
n1、n2、・・・nm 平行平板の厚みと屈折率をT1、T2、・・・Tm;N1、N
2、・・・Nm とすると n1t1+N1T1=n2t2+N2T2=・・・=nmtm+TmNm=一定 の関係になるように、T1、T2、・・・Tm;N1、N2、・・・Nmは選ばれる。 【0033】 平行平板は、m種類の光ディスクに対し、m種類なくてもよい。例えば、図2
(b)の例では、T1=0,T2=t3,N2=n3 であるように平行平板を挿入し
ない状態を基準とすることにより、m−1種類でよい。また複数の平行平板を組
み合わせることにより、より少ない種類で構成することが、光ディスクの基材の
厚みの種類によっては可能である。例えば、N1T1+N2T2=TmNm の関係が
成立するときには、2枚の平行平板で代用することが出来る。 【0034】 次に図2(a)の単板ディスク25および両面光ディスク26が、図1の光デ
ィスク記録再生装置にローディングされたときの光ヘッドの動作について以下説
明する。 【0035】 カートリッジ1がモータ4の回転軸5に装着されると、識別穴検出素子3はカ ートリッジ1の識別穴23を検出して、装着された光ディスク2の基材厚を示す
識別信号24を出力する。制御CPU(図示せず)は、識別信号24をもとに絞
りレンズ18の出射面への平行平板19の脱着を交換機構20に指示する。 【0036】 すなわち、ローディングされた光ディスク2が単板ディスク25(基材厚t1=
1.2mm)の場合は、平行平板19は装着されない。ローディングされた光デ
ィスク2が両面光ディスク26の場合には、平行平板19が装着される。コリメ
ートレンズ10で集光されたレーザ9のコリメート光16は全反射ミラー17で
反射されて、絞りレンズ18で光ディスク2の記録面8にほぼ垂直に集光し、フ
ォーカスされる。なお、基材厚が異なると、光ディスクをモータ回転テーブルに
固定するクランプ基準面と記録薄膜34と35(36)との距離が変化するが、
これは絞りレンズ18を駆動するアクチュエータ38によって絞りレンズ位置を
移動することで補正される。また図1では光ヘッドの実施例として分離光学系を
示したが、通常の一体型光ヘッドでは、フォーカスアクチュエータでこれを兼ね
ることができることは言うまでもない。 【0037】 上記のように、光ディスク2の基材厚の差異を平行平板19で補正することに
よって、収差の少ない良好な集光結果を得ることができる。 【0038】 以上のように本実施例によれば、基材厚みの異なる光ディスクを一つの光ディ
スク記録再生装置で記録再生でき、単板ディスクのカートリッジと同じ厚みのカ
ートリッジで両面光ディスクを取り扱える。このことは、光ディスク記録容量を
2倍にできるとともに、単板光ディスク、両面光ディスクの互換性を持った光デ
ィスク記録再生装置を可能にする。 【0039】 次に本発明の光ディスク記録再生装置に用いるのに最適な光ディスクの実施例
について説明する。 【0040】 光記録の面記録密度Dは、光波長をλ、絞りレンズの開口数をNAとしてD∝ (NA/λ)2で与えられる。光波長λの短波長化は、半導体レーザ技術の進歩を
待たねばならない。現在、630nm〜670nmの半導体レーザの開発が急が
れているが、これ以下の波長のレーザを可能にする結晶材料はまだ実用に耐える
ものがなく、絞りレンズのNAを上げるのが現実的である。 【0041】 しかし、光ビームをディスク基板を通して記録層に照射して信号を記録再生す
るディスク構造では、ディスク基材の厚みや、ディスク傾きによって生じるコマ
収差と非点収差から、絞りレンズのNAが制限される。 【0042】 光ディスクで問題となるディスク傾きは0.5°以下であって、この程度では
非点収差の影響は少なくコマ収差が支配的である。このコマ収差は光ビームの強
度ピーク値すなわち、記録レーザピークパワーを低下させ、良好な信号記録を妨
げる。さらに、再生時には、クロストークが増え、信号のC/Nが低下する。 【0043】 例えば、光ビーム強度ピーク値の低下を数%以下に抑えるためには、1.2m
m基材ではディスク傾きが0.3度以下で、NAが0.5〜0.55以下のレン
ズが使用されるのが現状である。 【0044】 図3は、ディスク傾き0.2度、波長780nmのときのディスクの基材厚t
=1.2mm、0.6mm、0.3mmに対する光ビーム強度ピーク値を求めた
グラフである。 【0045】 t=1.2mmでは、NA=0.5で光ビーム強度ピーク値は約99%である
が、NA=0.85では強度ピーク値は約56%と大きく下がる。 【0046】 光ビーム強度ピーク値をNA=0.5と同程度の約97%以内の低下に抑え、
かつ、NA=0.65にするためには、基材厚t=0.6mm以下でなければな
らない。また、NA=0.75にするためには基材厚t=0.3mm以下でなけ
ればならない。 【0047】 一方、レプリカ製造工程のマスターディスクからの転写性、レプリカの機械的
な強度などの観点から、基材厚は、0.6mm以上が望ましく、また厚ければ口
述するようにゴミの影響が少ない。 【0048】 従って、0.65以上の高い絞り性能を持ったレンズを使用し、かつ十分な強
度を保つためには、ディスク基材は0.6mmが望ましい。。 【0049】 基材の厚みに対するゴミの影響は、基材厚が薄くなるにつれて顕著になる。こ
れは、基材表面のレーザ光の照射面積が低下するためであり、この影響は、P.W.
Bogels:″System coding parameters,mechanics and electro-mechanics of th
e reflective video disc player″,IEEE Trans.on Consumer Electronics)p3
09-317(Nov.,1976)(Fig.19参照)に報告されている。 【0050】 上記論文によれば、75μm程度の大きなゴミに対して0.6mm以上の厚み
では信号の劣化がなく、また20μm程度の小さなゴミなら0.3mm程度まで
信号の劣化がないことが述べられている。光ディスクがカートリッジに入ってい
ることを考慮すると、比較的小さなゴミを対象にすればよく、0.3mm程度の
基板でも交換可能な媒体として使える。 【0051】 また、薄い基材ではゴミの付着による信号振幅への影響は従来の厚い基板に比
較して大きくなるので、記録薄膜としては、0.2度程度の偏波面の回転で信号
を検出する光磁気材料よりも、20〜30%の反射率変化で信号を検出する相変
化材料が望ましい。 【0052】 90mm光ディスクカートリッジの国際標準化案では、基材厚みは1.4mm
以下と規定され、ディスクを収納するカートリッジの厚みは6mmである。標準
化では単板ディスク構造で容量は片面分の128MBである。しかしながら、上
記の基材厚を0.6mm以下とした両面光ディスク構造にすれば、同じ6mm厚 のカートリッジを使用して、単板ディスクと互換性を持った2倍容量の光ディス
クが実現できる。 【0053】 さらに、ディスク基材の薄型化によって絞りレンズのNAが高められ、例えば
NA=0.65にすれば、光ディスク一枚当たりの容量は、(0.65/0.5
3)2×2面=3倍となり、容量は384MBとなる。 【0054】 以上のように本実施例によれば、単板ディスクと同じ厚みのカートリッジでデ
ィスク記録容量を3倍に大容量化した両面光ディスクが可能になる。 【0055】 また、コリメートレンズ10とレーザ9の光路中にビームスプリッタ11とλ
/4板12を配置した固定光学系6を示したが、レーザ9の直後にコリメートレ
ンズ10を配してコリメート光16をビームスプリッタ11とλ/4板12に入
射する光学系でもよい。 【0056】 また、以上で示した実施例は、本発明の説明に必要な最低限の構成要素を示し
たに過ぎず、たとえばサーボ・変復調信号処理・エラー訂正回路など、光ディス
ク記録再生装置を構成するのに必要な公知の手段が必要に応じて使用されること
はいうまでもない。 【0057】 【発明の効果】 以上のように本発明の光ディスクによれば、絞りレンズの高NA化で情報の高
密度化を可能にする。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例である光ディスク記録再生装置の主要部の構成図 【図2】 (a)は従来の片面の記録面を有する単板光ディスクの構造図 (b)は本発明の実施例である2面の記録面が形成された両面記録再生可能 な両面光ディスクの構造図である。 【図3】 ディスクの基材厚をパラメータとし、絞りレンズで記録層に集光された光ビー
ムのピーク強度と絞りレンズのNAとの関係を示すグラフである。 【符号の説明】 1 カートリッジ 2 光ディスク 3 識別穴検出素子 4 モータ 6 固定光学部 7 可動光学部 8 記録面 9 レーザ 10 コリメートレンズ 11 偏光ビームスプリッタ 12 λ/4板 13 シリンドリカルレンズ 14 フォトディテクタ 15 アクチュエータ 16 コリメート光 17 全反射ミラー 18 絞りレンズ 19 平行平板 20 交換機構 21 リニアモータ 22 レール 23 識別穴 24 識別信号 25 単板光ディスク 26 両面光ディスク 27、30、31 基材 28、32、33 トラック 29 保護層 34、35、36 記録薄膜 37 接着層 38 アクチュエータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 情報を記録再生可能な相変化材料からなる情報層と、略0.6
    mmの厚さの第1および第2のディスク基材とを備え、前記第1のディスク基材
    と前記第2のディスク基材の間に前記情報層を挟むように前記第1および第2の
    ディスク基材を貼り合わせてなる光ディスクであって、前記光ディスクの外形厚
    を1.4mm以下とすることを特徴とする光ディスク。 【請求項2】 情報層と、略0.6mmの厚さの第1および第2のディスク基
    材とを備え、前記第1のディスク基材と前記第2のディスク基材の間に前記情報
    層を挟むように前記第1および第2のディスク基材を貼り合わせてなる光ディス
    クであって、前記光ディスクの外形厚を1.4mm以下とすることを特徴とする
    光ディスク。

Family

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