JP2616518B2 - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
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- JP2616518B2 JP2616518B2 JP3214132A JP21413291A JP2616518B2 JP 2616518 B2 JP2616518 B2 JP 2616518B2 JP 3214132 A JP3214132 A JP 3214132A JP 21413291 A JP21413291 A JP 21413291A JP 2616518 B2 JP2616518 B2 JP 2616518B2
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- Japan
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- air volume
- center
- female screw
- adjusting plate
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、換気用風量調節機能
を有する換気装置に関するものである。
を有する換気装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７は、例えば実開昭６１−１５１１４
７号公報に示された従来の換気装置を示す断面図であ
り、図において、１０は換気口本体、１１は外筒で、ダ
クト２１に接続されている。１３は開閉体で、ガイド筒
１２内に可動自在に摺接させている。またガイド筒１２
は手前ほど広くなる傾斜状に形成されている。
７号公報に示された従来の換気装置を示す断面図であ
り、図において、１０は換気口本体、１１は外筒で、ダ
クト２１に接続されている。１３は開閉体で、ガイド筒
１２内に可動自在に摺接させている。またガイド筒１２
は手前ほど広くなる傾斜状に形成されている。
【０００３】次に上記のものの動作について説明する。
つまみ１５を指先でつまみ、押し込むことにより、点線
の位置を占め、開口部は塞がれ、つまみ１５を引き出す
ことにより実線の位置を占め全開状態となる。
つまみ１５を指先でつまみ、押し込むことにより、点線
の位置を占め、開口部は塞がれ、つまみ１５を引き出す
ことにより実線の位置を占め全開状態となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の換気装置は以上
のように構成されているので、全開時の風路の圧損が高
いため、換気量が減少するばかりでなく、給気に用いた
とき、風力によって開閉体が移動し、所定の風量が設定
できない等の問題があった。また正面から見てインテリ
ア性が良好でなく、フィルタの装着及びフィルタの着脱
については全く考慮されていない。
のように構成されているので、全開時の風路の圧損が高
いため、換気量が減少するばかりでなく、給気に用いた
とき、風力によって開閉体が移動し、所定の風量が設定
できない等の問題があった。また正面から見てインテリ
ア性が良好でなく、フィルタの装着及びフィルタの着脱
については全く考慮されていない。
【０００５】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、風路の圧力損失を極力低下さ
せ得るとともに、室内の装飾性を損うことなく、又給気
等に使用したとき侵入する塵埃を除去できるフィルタの
取付けが可能な換気装置を得ることを目的とする。
るためになされたもので、風路の圧力損失を極力低下さ
せ得るとともに、室内の装飾性を損うことなく、又給気
等に使用したとき侵入する塵埃を除去できるフィルタの
取付けが可能な換気装置を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る換気装置
は、上記目的を達成するために、換気装置本体内に、そ
の中心に雌ねじ部を位置させるブラケットを架設し、円
筒状の風量調整板の中心内側に垂設した雄ねじ杆を上記
雌ねじ部に螺合させることにより、風量調整板を無段階
的に進退自在とし、この風量調整板の中心と、上記ブラ
ケットの中心間に介裝させる圧縮コイルばねの上端を、
上記雌ねじ部の外側段差部によって径を小さくした筒状
部の外周に嵌合保持させ、回動させながら風量調整板の
開口度を調節するとともに、風力により風量調整板が意
に反して動かないように、圧縮コイルばねの介装によっ
て回動抵抗を与え、コイルばねと雄ねじ杆との干渉を防
止し、さらに、要すれば整流兼フィルタ支持用リブ上に
ドーナツ盤状フィルタを挿入するような構成にしてあ
る。
は、上記目的を達成するために、換気装置本体内に、そ
の中心に雌ねじ部を位置させるブラケットを架設し、円
筒状の風量調整板の中心内側に垂設した雄ねじ杆を上記
雌ねじ部に螺合させることにより、風量調整板を無段階
的に進退自在とし、この風量調整板の中心と、上記ブラ
ケットの中心間に介裝させる圧縮コイルばねの上端を、
上記雌ねじ部の外側段差部によって径を小さくした筒状
部の外周に嵌合保持させ、回動させながら風量調整板の
開口度を調節するとともに、風力により風量調整板が意
に反して動かないように、圧縮コイルばねの介装によっ
て回動抵抗を与え、コイルばねと雄ねじ杆との干渉を防
止し、さらに、要すれば整流兼フィルタ支持用リブ上に
ドーナツ盤状フィルタを挿入するような構成にしてあ
る。
【０００７】
【作用】この発明における換気装置は、円形状の風量調
整板が圧縮コイルばねによる回動抵抗により所望の位置
を保持し、又ドーナツ盤状フィルタのスリットを介しフ
ィルタを装着し、塵埃を除去する。
整板が圧縮コイルばねによる回動抵抗により所望の位置
を保持し、又ドーナツ盤状フィルタのスリットを介しフ
ィルタを装着し、塵埃を除去する。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面について説明
する。図１において、１は換気装置本体、２は本体に挿
入された取付用のスプリング、３ａは本体の中心にブラ
ケット３により支架された雌ねじ部、４は風量調整板
で、円形皿状のような美的形状を呈する。５はシャッタ
４の中心内側に垂設された雄ねじ杆で上記雌ねじ部３ａ
と螺合するものである。６は圧縮コイルばねで上記ブラ
ケット３と風量調整板４の各中心間に介装されていて、
その上端部は、上記雌ねじ部の外側に設けた段差部３ｂ
によって径を小さくした筒状部の外周９に嵌合保持され
ている。図２はこの段差部３ｂの拡大図である。
する。図１において、１は換気装置本体、２は本体に挿
入された取付用のスプリング、３ａは本体の中心にブラ
ケット３により支架された雌ねじ部、４は風量調整板
で、円形皿状のような美的形状を呈する。５はシャッタ
４の中心内側に垂設された雄ねじ杆で上記雌ねじ部３ａ
と螺合するものである。６は圧縮コイルばねで上記ブラ
ケット３と風量調整板４の各中心間に介装されていて、
その上端部は、上記雌ねじ部の外側に設けた段差部３ｂ
によって径を小さくした筒状部の外周９に嵌合保持され
ている。図２はこの段差部３ｂの拡大図である。
【０００９】図３はフィルタ７を示すもので、このフィ
ルタは多孔質合成瀘材その他のものからなり、ドーナツ
盤状に形成され、且つ一個所７ａが切離されている。８
は換気装置本体１の内側に放射状に突設させた整流兼フ
ィルタ支持用リブで、単なるフィルタの支持枠だけでな
く、吹出流を整流する機能を兼ね備えている。
ルタは多孔質合成瀘材その他のものからなり、ドーナツ
盤状に形成され、且つ一個所７ａが切離されている。８
は換気装置本体１の内側に放射状に突設させた整流兼フ
ィルタ支持用リブで、単なるフィルタの支持枠だけでな
く、吹出流を整流する機能を兼ね備えている。
【００１０】本発明による上記実施例においては、風量
調整板４とブラケット３との間に圧縮コイルばね６が介
在しているので、風量調整板４の回動には一定のトルク
が必要となるため、吹出流の力がはたらいても自動的に
回動することはなく、風量調整板４を所定量回動させる
ことにより、風量調整板４が上下に進退するから適切な
風量に変更できる。更に、これを一杯に押し上げれば吹
出流は完全に全閉される。これらの回動動作にあたり、
圧縮コイルばね６は上端が常に雌ねじ部の外側段差部３
ｂによって径を小さくした筒状部の外周９に嵌合保持さ
れている関係上雄ねじ杆と圧縮コイルばねが相互に干渉
を起す心配はない。
調整板４とブラケット３との間に圧縮コイルばね６が介
在しているので、風量調整板４の回動には一定のトルク
が必要となるため、吹出流の力がはたらいても自動的に
回動することはなく、風量調整板４を所定量回動させる
ことにより、風量調整板４が上下に進退するから適切な
風量に変更できる。更に、これを一杯に押し上げれば吹
出流は完全に全閉される。これらの回動動作にあたり、
圧縮コイルばね６は上端が常に雌ねじ部の外側段差部３
ｂによって径を小さくした筒状部の外周９に嵌合保持さ
れている関係上雄ねじ杆と圧縮コイルばねが相互に干渉
を起す心配はない。
【００１１】次にフィルタ７は切離されているので、切
離部を開いて挿入すれば、整流兼フィルタ支持用リブ８
上にセットされ、汚れたときは、着脱自在のため洗浄後
再利用ができる。
離部を開いて挿入すれば、整流兼フィルタ支持用リブ８
上にセットされ、汚れたときは、着脱自在のため洗浄後
再利用ができる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば風量調
整板を中心に垂設した雄ねじ杆により保持したことによ
り、風路の圧力損失を軽減することができ、円形の風量
調整板の回動により、吹出流の無段階的風量調整並びに
完全遮断を行うことができる。また、圧縮コイルばねの
介装により、風量調整板の回動には一定のトルクが必要
となるから、吹出流の力では風量調整板の位置が変わる
ことがなく、圧縮コイルばねの上端部が雌ねじ部の外側
段差部によって径を小さくした筒状部の外周に嵌合保持
されている関係上、圧縮コイルばねと雄ねじ杆との干渉
は起らず、スムーズな回動調整が行える利点がある。
整板を中心に垂設した雄ねじ杆により保持したことによ
り、風路の圧力損失を軽減することができ、円形の風量
調整板の回動により、吹出流の無段階的風量調整並びに
完全遮断を行うことができる。また、圧縮コイルばねの
介装により、風量調整板の回動には一定のトルクが必要
となるから、吹出流の力では風量調整板の位置が変わる
ことがなく、圧縮コイルばねの上端部が雌ねじ部の外側
段差部によって径を小さくした筒状部の外周に嵌合保持
されている関係上、圧縮コイルばねと雄ねじ杆との干渉
は起らず、スムーズな回動調整が行える利点がある。
【００１３】更に、本発明の請求項２によれば、放射状
に突設させた整流兼フィルタ支持用リブ上に、一部を切
離したドーナツ盤状のフィルタを簡単に脱着できるから
清浄効果があり、しかもこのリブにより吹出流が乱流を
生ずることなく整流されるから吹出効率も良い等の優れ
た効果がある。
に突設させた整流兼フィルタ支持用リブ上に、一部を切
離したドーナツ盤状のフィルタを簡単に脱着できるから
清浄効果があり、しかもこのリブにより吹出流が乱流を
生ずることなく整流されるから吹出効率も良い等の優れ
た効果がある。
【図１】この発明の一実施例による換気装置の縦断面
図。
図。
【図２】図１の要部の拡大図。
【図３】フィルタの平面図。
【図４】図１の換気装置を天井穴のダクトに接続する直
前の斜視図。
前の斜視図。
【図５】図１の平面図。
【図６】図１の換気装置を側面に取付ける直前の斜視
図。
図。
【図７】従来技術を示す断面図。
１ 換気装置の本体 ２ 取付用スプリング ３ ブラケット ３ａ 雌ねじ部 ４ 風量調整板 ５ 雄ねじ杆 ６ 圧縮コイルばね ７ フィルタ ８ 整流兼フィルタ支持用リブ ９ 筒状部の外周
Claims (2)
- 【請求項１】 換気装置本体内に、その中心に雌ねじ部
を位置させるブラケットを架設し、円形状の風量調整板
の中心内側に垂設した雄ねじ杆を上記雌ねじ部に螺合さ
せることにより、風量調整板を無段階的に進退自在と
し、この風量調整板の中心と、上記ブラケットの中心間
に介装させる圧縮コイルばねの上端を、上記雌ねじ部の
外側段差部によって径を小さくした筒状部の外周に嵌合
保持させたことを特徴とする換気装置。 - 【請求項２】 換気装置本体の内側に放射状に突設させ
た整流兼フィルタ支持用リブ上に、一部を切離したドー
ナツ盤状のフィルタを装着した請求項１記載の換気装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3214132A JP2616518B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3214132A JP2616518B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539935A JPH0539935A (ja) | 1993-02-19 |
| JP2616518B2 true JP2616518B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=16650760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3214132A Expired - Lifetime JP2616518B2 (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2616518B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103574775A (zh) * | 2012-08-03 | 2014-02-12 | 三星电子株式会社 | 空调的室内单元 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3653977B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2005-06-02 | 三菱電機株式会社 | 給気調節装置 |
| AT410125B (de) * | 1999-02-12 | 2003-02-25 | Limot Elektromotorenbaugesells | Einbaugebläse |
| JP4305233B2 (ja) * | 2004-03-18 | 2009-07-29 | パナソニック株式会社 | 吹出しグリル |
| JP5404146B2 (ja) * | 2009-04-14 | 2014-01-29 | 東芝キヤリア株式会社 | 給気シャッター |
| JP4858732B1 (ja) * | 2010-09-30 | 2012-01-18 | 大建プラスチックス株式会社 | 換気口 |
| JP5075258B2 (ja) * | 2011-03-01 | 2012-11-21 | 株式会社ユニックス | 換気口カバー |
| JP6553424B2 (ja) * | 2015-06-30 | 2019-07-31 | 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 | 通気口用フィルター及び自然給排気装置 |
| KR102267416B1 (ko) * | 2019-04-26 | 2021-06-18 | 성경선 | 필터 교환형 환기 디퓨저 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52115551A (en) * | 1976-03-23 | 1977-09-28 | Western Trading Co Ltd | Ventilating system |
| JPH02131138U (ja) * | 1989-04-05 | 1990-10-31 |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP3214132A patent/JP2616518B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103574775A (zh) * | 2012-08-03 | 2014-02-12 | 三星电子株式会社 | 空调的室内单元 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0539935A (ja) | 1993-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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