JP2616400B2 - 多目的競技場設備 - Google Patents

多目的競技場設備

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JP2616400B2 JP23849693A JP23849693A JP2616400B2 JP 2616400 B2 JP2616400 B2 JP 2616400B2 JP 23849693 A JP23849693 A JP 23849693A JP 23849693 A JP23849693 A JP 23849693A JP 2616400 B2 JP2616400 B2 JP 2616400B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、競技場の形態を適宜変
化させて、野球、サッカー、アメリカンフットボール、
ボクシング、コンサートその他種々の目的に使用できる
ようにした多目的競技場設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の競技場設備として、例え
ば、競技場を囲うようにして固定観覧席を設けるととも
に、その固定観覧席の内周対向位置に、平面視略三日月
形の移動観覧席をそれぞれ配設し、それらの移動観覧席
をそれぞれ固定観覧席の内周に沿って水平回転移動させ
ることができるようにしたものが知られている。しかし
て、このものは、野球場として使用する際には、両移動
観覧席を相寄る位置に移動させて扇形のスペースを確保
することができ、サッカーやフットボール場として使用
する場合には、両移動観覧席を略平行に対峙する位置に
まで移動させて方形状のスペースを確保することができ
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のもの
は、固定観覧席と、配設位置を変更可能な移動観覧席の
みからなっているため、競技場の形状を変化させること
はできるが、観覧席の面積を増減させることはできな
い。そのため、目的によっては移動観覧席を移動させた
残余部分に無駄なデッドスペースが形成されることにな
り、常に高いスペース効率を確保するのが難しいという
問題がある。
【0004】本発明は、かかる問題点を解消することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る多目的競技場設備は、競技場を
囲むようにして固定観覧席と、移動観覧席と、退避観覧
席とを配設してなるものであって、移動観覧席は、競技
場の使用形態を変更すべく移動するように構成されてお
り、退避観覧席は、移動観覧席の全部又は一部と重合可
能な領域に配設され、移動観覧席が前記領域に移動する
際に該移動観覧席と干渉しない位置まで没入退避し得る
ように構成されていることを特徴とする。なお、この明
細書でいう競技場とは、野球、サッカー、アメリカンフ
ットボール、ボクシング等のスポーツのみならず、コン
サート、ミュージカル、演劇、講演会等にも利用可能な
平面領域を意味している。
【0006】最も少ない動作量で退避観覧席に確実な退
避動作を行わせる態様としては、昇降による退避動作を
挙げることができる。その場合、退避観覧席の面積を可
及的に広く確保するには、退避観覧席を、昇降動作のみ
を行う昇降動作区域と、昇降動作及び移動観覧席に対す
る水平従動を行う昇降水平動作区域とからなるものにす
るのが好ましい。昇降水平動作区域は、退避時に相互に
干渉しないようにして複数設けてもよい。
【0007】本発明の好適な実施態様としては、固定観
覧席を、略円弧状をなす外固定観覧区域と、この外固定
観覧区域の内周に隣設された部分円弧状をなす内固定観
覧区域とを備えてなるものにすると共に、その内固定観
覧区域の両端近傍部分に、前記外固定観覧区域の内周に
隣接する外移動観覧区域と、前記内固定観覧区域の内周
に隣接する内移動観覧区域とを具備してなる移動観覧席
をそれぞれ設け、その外移動観覧区域と前記内固定観覧
区域との間に退避観覧席を配設したものを挙げることが
できる。
【0008】使用目的に応じてより多様に競技場の形態
を変化させたい場合には、移動観覧席を、相互に分離動
作可能な複数のブロックから構成されたものにしておく
のがよい。
【0009】また、他の好適な実施態様としては、固定
観覧席を、略円弧状をなし対向する2箇所に切欠領域を
形成してなるものにし、それら各切欠領域の近傍部分
に、切欠領域内において周方向移動可能な外移動観覧区
域と、固定観覧席の内周に隣接する内移動観覧区域とを
具備してなる移動観覧席をそれぞれ設け、その外移動観
覧区域の少なくとも一端と固定観覧席との間に退避観覧
席を配設したものを挙げることができる。
【0010】
【作用】本発明によれば、移動観覧席を移動させて競技
場の形状を変化させることができるだけでなく、移動観
覧席を移動させた跡に残される領域にも、観覧席を配設
することができる。しかも、この領域に移動観覧席が復
帰して重合する場合には、その領域に配設された退避観
覧席を移動観覧席と干渉しない位置まで退避させること
ができる。よって、このようなものであれば、あらゆる
使用態様において最大限の観覧面積を確保することが可
能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図7を参照
して説明する。
【0012】この多目的競技場設備Aは、図1に示すよ
うに、競技場1を囲むようにして固定観覧席2と、競技
場1の使用形態を変更すべく移動するように構成された
移動観覧席3と、退避観覧席4とを配設してなる。
【0013】競技場1は、平面的な基盤11により構成
され、その上で野球、サッカー、フットボール、コンサ
ート等種々の催しを行うことができるようになってい
る。
【0014】固定観覧席2は、略円弧状をなす外固定観
覧区域21と、この外固定観覧区域21の内周に隣設さ
れた部分円弧状をなす内固定観覧区域22とを備えてな
るもので、図2に模式的に示すような固定段床23上に
図示しない多数の椅子を配列させてなる。なお、この実
施例では、前記外固定観覧区域21の上に、二階固定観
覧区域25を設けているが、図1および図3〜図7にお
いては、説明の便宜上、この二階固定観覧区域25の図
示を省略する。
【0015】移動観覧席3は、図1に示すように、前記
固定観覧席2の内固定観覧区域22の両端22a近傍部
分にそれぞれ設けられたもので、前記外固定観覧区域2
1の内周21aに隣接する外移動観覧区域31と、前記
内固定観覧区域22の内周22bに隣接する内移動観覧
区域32とを具備しており、図2に模式的に示すような
移動段床33上に図示しない多数の椅子を配列させてな
る。前記移動段床33は、駆動車輪34と従動車輪35
を有した移動フレーム36により支持されており、前記
駆動車輪34を前記移動フレーム36に搭載した駆動機
構37により駆動することによって競技場1の基盤面1
1a上を移動し得るようになっている。なお、この移動
観覧席3の外移動観覧区域31の外周縁には複数のガイ
ドローラ38が設けてあり、これらガイドローラ38を
固定観覧席2の内周部分に設けたガイドレール24によ
り案内することによって、該移動観覧席3が固定観覧席
2の内周に沿って移動し得るようにしてある。この実施
例の移動観覧席3の内移動観覧区域32は2つのブロッ
ク32A、32Bから構成されている。これら両ブロッ
ク32A、32Bは連結して一体に移動させることもで
きるが、相互に分離して独立移動させることもできるよ
うにしてある。
【0016】退避観覧席4は、移動観覧席3の一部と重
合可能な領域に配設され、移動観覧席3が前記領域に移
動する際に該移動観覧席3と干渉しない位置まで没入退
避し得るように構成されている。具体的には、この退避
観覧席4は、昇降動作のみを行う昇降動作区域41と、
昇降動作及び移動観覧席3に対する水平従動を行う昇降
水平動作区域42とからなるもので、前記各区域41、
42は図2に模式的に示すような昇降段床41a,42
a上に図示しない多数の椅子を配設してなり、固定観覧
席2の内固定観覧区域22と、移動観覧席3の外移動観
覧区域31との間に形成される領域に配設されている。
昇降動作区域41は、図2に模式的に示す適宜な昇降機
構43、44に支持されて使用位置aからその真下に設
定した退避位置cまでの間で昇降し得るように構成され
ている。昇降水平動作区域42は、例えば、内外両縁部
分を昇降機構45,46に支持させて使用位置aとその
真下に設定した退避位置bまでの間で昇降し得るように
構成されている。なお、この昇降水平動作区域42の退
避位置bは、前記昇降動作区域41の退避位置cよりも
高い位置に設定してある。そして、昇降水平動作区域4
2がその退避位置42にまで降下すると、該昇降水平動
作区域42が、その内外両縁に軸着した案内ローラ42
aを案内レール47,48に支持させつつ水平方向にも
移動し得るようになっており、この昇降水平動作区域4
2が、退避位置cに存在する昇降動作区域41の上に重
合し得るようになっている。昇降水平動作区域42は、
移動観覧席3に従動して水平方向に移動するようになっ
ており、格別な駆動機構を省略できるようにしている。
すなわち、移動観覧席3の外移動観覧区域31と、前記
昇降水平動作区域42との間に図示しない係脱可能な連
結機構を設けておき、この連結機構により両者を連結し
た場合に、前記昇降水平動作区域42が前記移動観覧席
3に追従して水平移動し得るようになっている。
【0017】図1は、両移動観覧席3を略平行に対峙す
る位置まで移動させて競技場1をサッカー場として使用
する場合の例を示している。この場合には、前記退避観
覧席4の昇降動作区域41と、昇降水平動作区域42
は、固定観覧席2の内固定観覧区域22や移動観覧席3
の外移動観覧区域31と連続する使用位置aに停止させ
てある。
【0018】図3は、同じく両移動観覧席3を略平行に
対峙する位置にセットして、競技場1をアメリカンフッ
トボールに使用する場合の例を示している。
【0019】図4は、両移動観覧席3を相寄る方向に移
動させて、競技場1を野球に使用する場合の例を示して
いる。図1及び図3に示す状態から、この図4に示す状
態に変更するには、まず、退避観覧席4の昇降動作区域
41と昇降水平動作区域42をそれぞれ使用位置aから
各退避位置b,cまで降下させる。しかる後に、移動観
覧席3を移動させてその外移動観覧区域31を前記昇降
水平動作区域42上に重合させて一旦停止させる。その
状態で、前記外移動観覧区域31と前記昇降水平動作区
域42とを連結機構により結合し、再び移動観覧席3を
図中右方向に移動させる。その結果、昇降水平動作区域
42が移動観覧席3に付勢されて図中右方向に水平移動
を始めることになり、最終的に、昇降動作区域41上
に、昇降水平動作区域42と、移動観覧席3の外移動観
覧区域31とが重合して図4に示す状態となる。
【0020】図5は、両移動観覧席3を図4に示す状態
から若干離間させて、競技場1を例えば観客2万人規模
のコンサート等に使用する場合の例を示しており、12
はステージ、13はアリーナ席である。この例では、退
避観覧席4の昇降動作区域41のみを使用位置aに上昇
させ得る位置まで、移動観覧席3を移動させており、昇
降水平動作区域42は移動観覧席3の下に退避してい
る。この例では、移動観覧席3の一方のブロック32A
を他方のブロック32Bから分離させている。
【0021】図6は、競技場1を例えば観客3.5万人
規模のコンサート等に使用する場合の例を示すもので、
図5と略同じ位置に移動観覧席3を配置しており、14
はステージ、15はアリーナ席である。
【0022】図7は、競技場1を例えば観客5万人規模
のコンサート等に使用する場合の例を示すもので、16
はステージ、17はアリーナ席である。この例では、移
動観覧席2のブロック32Bをさらに図中左方向に移動
させて、退避観覧席4の昇降動作区域41のみならず、
昇降水平動作区域42をも表出させて使用位置aにセッ
トしている。
【0023】なお、本発明は、以上説明した実施例に限
定されないのは勿論であり、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形が可能である。
【0024】例えば、固定観覧席は、図8に示すような
ものにしてもよい、すなわち、この固定観覧席102
は、略円弧状をなすもので、対向する2箇所に切欠領域
102aを形成しており、それら各切欠領域102aの
近傍部分に、該切欠領域102a内において周方向移動
可能な外移動観覧区域131と、固定観覧席102の内
周に隣接する内移動観覧区域132とを具備してなる移
動観覧席103をそれぞれ設けている。そして、その外
移動観覧区域131の一端131aと固定観覧席102
との間に退避観覧席104を配設している。しかして、
このようなものであれば、前記退避観覧席104を退避
させた上で、移動観覧席103を、図9に示すように、
相寄る方向に移動させて競技場101を野球に適した形
態に変更した場合に、移動観覧席103の外移動観覧席
131の他端131bと固定観覧席102との間に、ブ
ルペン等として利用可能なスペース112を形成するこ
とが可能となる。なお、このスペース112が広すぎる
場合には、該スペース112の外周側半分程度の領域に
退避観覧席を設けてもよい。
【0025】また、移動観覧席の形状や構造も、図示実
施例のものに限られず、例えば、分離不能なものや、3
個以上のブロックに分離できるもの等であってもよい。
【0026】さらに、退避観覧席の形状や構造も以上説
明したものに限定されるものではなく、例えば、使用位
置から退避位置まで降下した後、移動観覧席に付勢され
て水平移動し、固定観覧席の下に収納されるようなもの
であってもよい。あるいは、図1に示す実施例と同様な
観覧席配置のものにおいて、その退避観覧席204を、
図10に示すように、固定観覧席202の外固定観覧区
域221内に向かって水平移動させるようにしてもよ
い。すなわち、退避観覧席204は、競技場201に向
って漸次低くなる段床を備えているため、この退避観覧
席204を競技場201から遠ざかる方向に移動させて
固定観覧席202の外固定観覧区域221の下に一定距
離だけ割り込ませると、該退避観覧席204と移動観覧
席203が干渉し得なくなり、その上に移動観覧席20
3の外移動観覧区域231を重合させることが可能にな
る。退避観覧席204の総面積が移動観覧席203の外
移動観覧区域231の面積よりも大きい場合には、退避
観覧席204の全部または一部を固定観覧席202の真
下に完全に没入させるようにしてもよい。
【0027】さらに、競技場設備全体の形状は、真円に
限定されるものではなく、円形に近似した異形状、長円
形、楕円形、あるいは、多角形等であってもよい。ま
た、観覧席が競技場を完全に包囲しているものに限定さ
れるものでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成であるか
ら、移動観覧席を適宜移動させて競技場の形態を種々変
形させることによって、多くの目的に利用することがで
き、しかも、移動観覧席を移動させることにより形成さ
れる残余スペースにも観覧席を無理なく配置して高いス
ペース効率を確保することができるものである。
【0029】また、その残余スペースに配設する退避観
覧席を、請求項2記載の発明のように昇降動作によるも
のにしておけば、最小の動作量によりこの退避観覧席を
移動観覧席と干渉しない位置に退避させることができ、
競技場の形態変更を迅速かつ確実に行うことが可能とな
る。この際、請求項3記載の発明のように、退避観覧席
を、昇降動作のみを行う昇降動作区域と、昇降動作及び
移動観覧席に対する水平従動を行う1又は2以上の昇降
水平動作区域とからなるものにしておけば、その退避観
覧席をテレスコープ状にスライド移動させてその配置領
域を伸縮させることができるため、移動観覧席の移動距
離が大きい場合でも無理なく対応することが可能にな
る。
【0030】さらに、請求項4記載の発明によれば、移
動観覧席を比較的狭い範囲内で移動させることによっ
て、競技場の形態を、野球に適した扇形やサッカー、フ
ットボール等に適した長方形に変更することができる。
しかも、請求項5記載の発明のように、移動観覧席を、
相互に分離動作可能な複数のブロックから構成されたも
のにしておけば、使用目的に応じてより多様に競技場の
形態を変化させることができ、コンサートその他種々の
催しにも最適な状態で対処することが可能となるもので
ある。
【0031】また、請求項6記載の発明によれば、固定
観覧席の奥行きが全周に亘って略同一の場合であって
も、野球やサッカー等に適するように競技場の形態を適
宜変更できるように構成可能であり、しかも、退避観覧
席の設け方を次第で、ブルペン等として利用可能なスペ
ースを効率的に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略平面図
【図2】同実施例を示す模式的な断面図
【図3】同実施例の作用を説明するための概略平面図
【図4】同実施例の作用を説明するための概略平面図
【図5】同実施例の作用を説明するための概略平面図
【図6】同実施例の作用を説明するための概略平面図
【図7】同実施例の作用を説明するための概略平面図
【図8】本発明の他の実施例を示す模式的な平面図
【図9】同実施例を示す模式的な平面図
【図10】本発明のさらに他の実施例を示す図2相当の
模式断面図
【符号の説明】
1…競技場 2…固定観覧席 3…移動観覧席 4…退避観覧席 21…外固定観覧区域 21a…内周 22…内移動観覧区域 22a…両端 22b…内周 31…外移動観覧区域 32…内移動観覧区域 41…昇降動作区域 42…昇降水平動作区域 101…競技場 102…固定観覧席 102a…切欠領域 103…移動観覧席 104…退避観覧席 112…スペース 131…外移動観覧区域 132…内移動観覧区域 201…競技場 202…固定観覧席 203…移動観覧席 204…退避観覧席 221…外固定観覧区域 231…外移動観覧区域

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】競技場を囲むようにして固定観覧席と、移
    動観覧席と、退避観覧席とを配設してなるものであっ
    て、移動観覧席は、競技場の使用形態を変更すべく移動
    するように構成されており、退避観覧席は、移動観覧席
    の全部又は一部と重合可能な領域に配設され、移動観覧
    席が前記領域に移動する際に該移動観覧席と干渉しない
    位置まで没入退避し得るように構成されていることを特
    徴とする多目的競技場設備。
  2. 【請求項2】退避観覧席が、昇降により退避動作し得る
    ものであることを特徴とする請求項1記載の多目的競技
    場設備。
  3. 【請求項3】退避観覧席が、昇降動作のみを行う昇降動
    作区域と、昇降動作及び移動観覧席に対する水平従動を
    行う昇降水平動作区域とからなることを特徴とする請求
    項2記載の多目的競技場設備。
  4. 【請求項4】固定観覧席を、略円弧状をなす外固定観覧
    区域と、この外固定観覧区域の内周に隣設された部分円
    弧状をなす内固定観覧区域とを備えてなるものにすると
    共に、その内固定観覧区域の両端近傍部分に、前記外固
    定観覧区域の内周に隣接する外移動観覧区域と、前記内
    固定観覧区域の内周に隣接する内移動観覧区域とを具備
    してなる移動観覧席をそれぞれ設け、その外移動観覧区
    域と前記内固定観覧区域との間に退避観覧席を配設した
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の多目的競技
    場設備。
  5. 【請求項5】移動観覧席が、相互に分離動作可能な複数
    のブロックから構成されていることを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の多目的競技場設備。
  6. 【請求項6】固定観覧席を、略円弧状をなし対向する2
    箇所に切欠領域を形成してなるものにし、それら各切欠
    領域の近傍部分に、切欠領域内において周方向移動可能
    な外移動観覧区域と、固定観覧席の内周に隣接する内移
    動観覧区域とを具備してなる移動観覧席をそれぞれ設
    け、その外移動観覧区域の少なくとも一端と固定観覧席
    との間に退避観覧席を配設したことを特徴とする請求項
    1記載の多目的競技場設備。
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