JP2615800B2 - タイミング抽出回路 - Google Patents
タイミング抽出回路Info
- Publication number
- JP2615800B2 JP2615800B2 JP63090542A JP9054288A JP2615800B2 JP 2615800 B2 JP2615800 B2 JP 2615800B2 JP 63090542 A JP63090542 A JP 63090542A JP 9054288 A JP9054288 A JP 9054288A JP 2615800 B2 JP2615800 B2 JP 2615800B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- clock
- amplifier
- circuit
- output
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタイミング抽出回路に関し、特に符号化され
た信号からクロックを抽出するタイミング抽出回路に関
する。
た信号からクロックを抽出するタイミング抽出回路に関
する。
この種のタイミング抽出回路は、同軸ケーブルや光フ
ァイバを介して信号伝送を行う場合に広く用いられてい
る。例えば、金子尚志,PCM通信の技術,第84〜88頁,産
報社(昭和51年)がある。
ァイバを介して信号伝送を行う場合に広く用いられてい
る。例えば、金子尚志,PCM通信の技術,第84〜88頁,産
報社(昭和51年)がある。
第2図と第3図は従来のタイミング抽出回路一例のブ
ロック図である。第2図の従来例は、光ファイバ30を介
して伝送された光信号は、光受信器32によって電気信号
に変換されて入力信号39となる。この入力信号39からタ
イミング抽出回路33よってデータ信号35とクロック信号
36を抽出する。抽出した信号は符号化復号化路37によっ
て信号処理回路38の入力出力信号に適合する形式に変換
される。処理後の信号は、再び符号化復号化回路37によ
って符号化されて出力信号40となる。出力信号40は光送
信器34により光信号に変換されて、光ファイバ31を介し
て次の端局に送出される。
ロック図である。第2図の従来例は、光ファイバ30を介
して伝送された光信号は、光受信器32によって電気信号
に変換されて入力信号39となる。この入力信号39からタ
イミング抽出回路33よってデータ信号35とクロック信号
36を抽出する。抽出した信号は符号化復号化路37によっ
て信号処理回路38の入力出力信号に適合する形式に変換
される。処理後の信号は、再び符号化復号化回路37によ
って符号化されて出力信号40となる。出力信号40は光送
信器34により光信号に変換されて、光ファイバ31を介し
て次の端局に送出される。
第3図の従来例の信号入力端子1は、図2の入力信号
39を接続する端子である。タンク回路4は水晶や表面弾
性波素子を用いたバンドパスフィルタである。このフィ
ルタの共振周波数はクロックの周波数に一致させてお
く。タンク回路4によって抽出されたクロックは振幅が
小さいため増幅器5で増幅してロジック信号振幅にす
る。アンプ5の出力信号はクロック出力端子15から出力
されこれは第2図のクロック36に相当する。このクロッ
ク36はD形フリップフロップ2のクロック入力端子CLK
にも接続されていてデータ信号とクロックの同期をとる
のに用いられる。クロックと同期したデータ信号は、デ
ータ出力端子3に接続され、これは、第2図のデータ信
号35に相当する。
39を接続する端子である。タンク回路4は水晶や表面弾
性波素子を用いたバンドパスフィルタである。このフィ
ルタの共振周波数はクロックの周波数に一致させてお
く。タンク回路4によって抽出されたクロックは振幅が
小さいため増幅器5で増幅してロジック信号振幅にす
る。アンプ5の出力信号はクロック出力端子15から出力
されこれは第2図のクロック36に相当する。このクロッ
ク36はD形フリップフロップ2のクロック入力端子CLK
にも接続されていてデータ信号とクロックの同期をとる
のに用いられる。クロックと同期したデータ信号は、デ
ータ出力端子3に接続され、これは、第2図のデータ信
号35に相当する。
上述した従来のタイミング抽出回路は、入力信号の
“0"から“1"へおよび“1"から“0"への遷移回数が変動
すると、タンク回路4の出力信号の振幅が変化する。こ
の信号を十分な振幅に増幅するために、増幅器5の増幅
率は十分に大きい必要がある。
“0"から“1"へおよび“1"から“0"への遷移回数が変動
すると、タンク回路4の出力信号の振幅が変化する。こ
の信号を十分な振幅に増幅するために、増幅器5の増幅
率は十分に大きい必要がある。
一方、入力信号の遷移回数が十分大きいときには、増
幅器5に要求される増幅率は1に近いもので足りる。こ
のようなシステムに増幅率の大きい増幅器を適用する
と、電源ラインに重畳される雑音信号や、電磁誘導雑音
信号がともに大きい増幅率で増幅されてしまうので、増
幅器の出力信号にはジッタが多く含まれてしまうという
欠点がある。
幅器5に要求される増幅率は1に近いもので足りる。こ
のようなシステムに増幅率の大きい増幅器を適用する
と、電源ラインに重畳される雑音信号や、電磁誘導雑音
信号がともに大きい増幅率で増幅されてしまうので、増
幅器の出力信号にはジッタが多く含まれてしまうという
欠点がある。
本発明のタイミング抽出回路は、入力信号から抽出し
たクロックを出力するタンク回路と、前記入力信号の遷
移回数に比例した制御電圧を出力する遷移回数検出回路
と、前記制御電圧に応じた増幅率で前記クロックを増幅
し出力する増幅器と、前記入力信号を前記増幅器の出力
に同期したデータを出力する手段とを有している。
たクロックを出力するタンク回路と、前記入力信号の遷
移回数に比例した制御電圧を出力する遷移回数検出回路
と、前記制御電圧に応じた増幅率で前記クロックを増幅
し出力する増幅器と、前記入力信号を前記増幅器の出力
に同期したデータを出力する手段とを有している。
次に、本発明について、図面を参照して説明する。第
1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
信号入力端子1には、クロック成分を含む信号が入力
される。この入力信号からタンク回路4によってクロッ
ク成分を抽出し、増幅器5によって増幅した後、D形フ
リップフロップ2によってデータとクロックとの同期を
とる。同期化されるデータは、データ出力端子3から送
出される。
される。この入力信号からタンク回路4によってクロッ
ク成分を抽出し、増幅器5によって増幅した後、D形フ
リップフロップ2によってデータとクロックとの同期を
とる。同期化されるデータは、データ出力端子3から送
出される。
遷移回数検出回路6は、入力信号の“0"から“1"へお
よび“1"から“0"への遷移回数を検出し、その値に比例
した電圧を出力する。
よび“1"から“0"への遷移回数を検出し、その値に比例
した電圧を出力する。
増幅器5は、遷移回数検出回路6の出力電圧に従っ
て、その増幅率が変化するよう、電圧制御形の増幅器を
用いている。増幅器5の出力であるクロックは、D形フ
リップフロップ2と、クロック出力端子15に接続されて
いる。
て、その増幅率が変化するよう、電圧制御形の増幅器を
用いている。増幅器5の出力であるクロックは、D形フ
リップフロップ2と、クロック出力端子15に接続されて
いる。
このようにすると、遷移回数が多いとき(例えば入力
がマンチェスタ符号のとき)は、増幅器5の増幅率は10
dBとして、タンク回路4の損失を補償する値に定め、 一方、遷移回数が少いとき(符号化されていないNRZ
(Non Return to Zero)信号を入力したとき)は、増幅
器5の増幅率を20〜30dB程度上昇させることにより増幅
器5の出力振幅を一定値に保つことができる。
がマンチェスタ符号のとき)は、増幅器5の増幅率は10
dBとして、タンク回路4の損失を補償する値に定め、 一方、遷移回数が少いとき(符号化されていないNRZ
(Non Return to Zero)信号を入力したとき)は、増幅
器5の増幅率を20〜30dB程度上昇させることにより増幅
器5の出力振幅を一定値に保つことができる。
以上説明したように、本発明は入力信号の遷移回数に
対応して増幅器の増幅度を可変することにより、不要信
号が増幅されてクロックのジッタが増加することを防止
できるという効果がある。
対応して増幅器の増幅度を可変することにより、不要信
号が増幅されてクロックのジッタが増加することを防止
できるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図と
第3図は従来のタイミング抽出回路の一例のブロック図
である。 1……信号入力端子、2……D形フリップフロップ、3
……データ出力端子、4……タンク回路、5……増幅
器、6……遷移回数検出回路、15……クロック出力端
子、30,31……光ファイバ、32……光受信器、33……タ
イミング抽出回路、34……光送信器、35……データ信
号、36……クロック、37……符号化・復号化回路、38…
…信号処理回路、39……入力信号、40……出力信号。
第3図は従来のタイミング抽出回路の一例のブロック図
である。 1……信号入力端子、2……D形フリップフロップ、3
……データ出力端子、4……タンク回路、5……増幅
器、6……遷移回数検出回路、15……クロック出力端
子、30,31……光ファイバ、32……光受信器、33……タ
イミング抽出回路、34……光送信器、35……データ信
号、36……クロック、37……符号化・復号化回路、38…
…信号処理回路、39……入力信号、40……出力信号。
Claims (1)
- 【請求項1】入力信号から抽出したクロックを出力する
タンク回路と、前記入力信号の遷移回数に比例した制御
電圧を出力する遷移回数検出回路と、前記制御電圧に応
じた増幅率で前記クロックを増幅し出力する増幅器と、
前記入力信号を前記増幅器の出力に同期したデータを出
力する手段とを有することを特徴とするタイミング抽出
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63090542A JP2615800B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | タイミング抽出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63090542A JP2615800B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | タイミング抽出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01261037A JPH01261037A (ja) | 1989-10-18 |
JP2615800B2 true JP2615800B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=14001301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63090542A Expired - Lifetime JP2615800B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | タイミング抽出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2615800B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP63090542A patent/JP2615800B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01261037A (ja) | 1989-10-18 |
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