JP2614932B2 - 並列運転電源制御装置 - Google Patents

並列運転電源制御装置

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JP2614932B2 JP2120719A JP12071990A JP2614932B2 JP 2614932 B2 JP2614932 B2 JP 2614932B2 JP 2120719 A JP2120719 A JP 2120719A JP 12071990 A JP12071990 A JP 12071990A JP 2614932 B2 JP2614932 B2 JP 2614932B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は並列運転電源制御装置に関し、特に複数の安
定化電源から共通の負荷に対して電源を供給するように
した電源システムにおける並列運転電源制御装置に関す
るものである。
従来技術 従来のこの種の電源制御装置では、並列運転される各
々の電源に対して、定格出力電流付近に動作点を有する
出力電圧垂下回路を設けている。この出力電圧垂下回路
は一つの電源に負荷電流が集中しようとすると、定格出
力電流付近で出力電圧が低下し始めるようになってお
り、よってそれ以上の電流の増加を防止する機能を有す
る。
この様な出力電圧垂下回路を有する電源の並列運転制
御方式では、並列運転される各々の電源の出力電流は平
衡していないのが普通であり、一部の電源に対して常に
大きな電流が流れて大きな負荷が加わっていることがあ
る。
この様な状態で、外来ノイズ等が混入すると、大きな
負荷が加わっている電源において電流の異常発生が検出
され、その電源の運転停止を招来することになる。その
結果、残余の電源にて負荷への電流供給が続行され、運
転停止中の電源は正常にもかかわらず、以降運転を停止
して運用効率が悪くなるという欠点がある。
発明の目的 そこで、本発明はかかる従来技術の欠点を除去すべく
なされたものであって、その目的とするところは、運用
効率を向上可能な並列運転電源制御装置を提供すること
にある。
発明の構成 本発明によれば、電流異常を検出する電流異常検出回
路と、この電流異常の検出に応答して電源の切断をなす
投入切断制御回路とを、各々が有する複数の安定化電源
により、共通負荷に並列に安定化電源出力を供給するよ
う構成された並列運転電源制御システムであって、前記
安定化電源の少なくとも1つの電流異常検出回路による
電流異常の検出に応答して、前記電流異常検出回路に対
してリセット信号を発生する手段を設け、このリセット
動作により電流異常が検出された安定化電源の投入をな
すようにしたことを特徴とする並列運転電源制御装置が
得られる。
実施例 次に、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明の実施例のシステムブロック図であ
る。本実施例は複数のスイッチング電源2・1〜2・N
とこれ等電源を制御する制御部1とからなる。制御部1
は、電源2・1〜2・Nの各出力が並列接続された安定
化出力端子41からの電圧がフィードバックされており、
出力安定化制御信号42を各々の電源へ送信する。
制御部1は各々の電源に対して投入/切断信号43を送
信し、安定化出力の投入/切断を指示する。更に、制御
部1は各々の電源から電圧異常信号46・1〜46・N及び
電流異常信号45・1〜45・Nを入力し、電圧異常信号に
より電圧異常の発生を検出した場合、投入/切断信号43
により安定化出力の切断を指示する。
制御部1が電流異常信号により電流異常を検出した場
合においては、複数の電源のうち、電流異常信号を送信
している電源の台数を計測し、例えば1台の電源のみが
電流異常である場合は、正常な電源のみによる並列運転
を行なうために、投入/切断信号43により安定化出力の
投入を継続する指示を行ない、複数の電源が電流異常に
ある場合は、投入/切断信号43により安定化出力の切断
を指示する。
制御部1は投入/切断信号43により複数の電源に対し
て安定化出力の投入を指示するに先立って、リセット信
号44を各々の電源へ送信する。各々の電源はこのリセッ
ト信号44を受信すると異常検出回路のラッチをリセット
する。
また、本実施例の並列運転電源装置では、制御部1が
電源に対して安定化出力の投入を指示してから、最初
に、複数の電源のうち1台の電源のみが電流異常を発生
した場合においてのみ、制御部1はリセット信号44を各
々の電源へ送信し、制御部1が電源に対して安定化出力
の投入を指示してから、2回以上の電流異常発生におい
ては、リセット信号44の送信は行なわないという機能を
設けている。
このことは、1回のみの電流異常発生はノイズによる
間欠的な単発的障害であり、2回以上の電流異常発生は
定常的な障害と考えられるからである。
電源2・1〜2・Nは安定化出力が全て並列接続され
て図示せぬ共通負荷へ電源供給を行っている。また、各
々の電源は同等の機能を各々が有しているので、電源2
・1を代表として説明する。
電源2・1は電流帰還回路11と、DC−DCコンバータ回
路12と、パルス幅制御回路13と、投入/切断制御回路14
と、過不足電流検出回路15と、過不足電圧検出回路16と
から構成されている。
投入/切断制御回路14は制御部1からの投入/切断信
号43を受信すると、パルス幅制御回路13へ制御の開始/
停止を指示する。また、投入/切断制御回路14は過不足
電流検出回路または過不足電圧検出回路からの異常発生
信号を受信すると、パルス幅制御回路13へ制御の停止を
指示する。但し、異常発生信号が解除された場合は、再
び制御の開始を指示する。
パルス幅制御回路13は投入/切断制御回路14から制御
の開始を指示されると、制御部1からの出力安定化制御
信号42を受信し、DC−DCコンバータ回路12のスイッチン
グ素子を駆動するためのスイッチング信号を出力し、ま
た投入/切断制御回路14から制御の停止を指示される
と、DC−DCコンバータ回路12のスイッチング素子を駆動
するためのスイッチング信号の出力を停止する。
さらに、パルス幅制御回路13は、電流帰還回路11から
DC−DCコンバータ回路12が出力している電流の大きさを
入力し、定格電流を越える電流を出力している場合に
は、安定化出力の電圧を下げて、出力電流が定格値を越
えないように作用する(出力電圧垂下制御)。
DC−DCコンバータ回路12は非安定電圧を入力し、パル
ス幅制御回路13からのスイッチング信号により安定化電
圧を出力する。電流帰還回路11はDC−DCコンバータ回路
12が出力している電流値を電圧値に変換し、パルス幅制
御回路13及び過不足電流検出回路15に送信する。
過不足電流検出回路15は電流帰還回路11から出力電流
の大きさを入力し、過不足電流の発生を検出すると、電
流異常信号を投入/切断制御回路14及び制御部1へ送信
する。また、過不足電流検出回路15は制御部1からリセ
ット信号44を受信すると、電流異常信号の送信を停止す
る。但し、再び過不足電流を検出した場合は再度電流異
常信号の送信を行なう。
過不足電圧検出回路16はDC−DCコンバータ回路12の安
定化出力電圧を入力し、過不足電圧の発生を検出する
と、電圧異常信号を投入/切断制御回路14及び制御部1
へ送信する。また、過不足電圧検出回路15は制御部1か
らリセット信号44を受信すると、電圧異常信号の送信を
停止する。但し、再び過不足電圧を検出した場合は、再
度電圧異常信号の送信を行なう。
通常、過不足電流検出回路15は、定格電流の大きさを
基準値として、この基準値と電源の出力電流の大きさと
の比較動作において、パルス幅制御回路13の電流帰還に
よる制御が正常に動作しない場合や、負荷の異常により
制御可能範囲を越えた場合に、過不足電流を発生するこ
とにより電流異常信号を送信する。
一般的に、これらを原因とする電流異常の発生におい
ては、電源の再投入においても、再び電流異常を発生す
る。しかし、並列接続されるそれぞれの電源の出力電流
は殆ど平衡していないために、普通は一部の電源に対し
て常に大きな電流が流れて大きな負荷が加わり、外来ノ
イズ等の混入においては電流の異常発生として誤検出
し、電源装置は電源異常を検出した電源以外の電源によ
って冗長運転を開始することがある。この場合は、電源
の再投入指示を行なうと、電源は冗長運転から通常運転
へ切換わり、正常に安定化電圧を出力する。
したがって、この誤検出を防止するために、電源の投
入指示を行ってから、最初に発生する電流異常の際に
は、電流異常を発生している電源が1台の場合にのみ、
制御部1がリセット信号44を送信する。電源がリセット
信号を受信すると、電流異常を発生している電源は再投
入を行ない、1台の電源の電流異常により冗長運転とな
っている電源装置を、通常運転に切換えることができる
のである。
尚、上記実施例では、1台の電源において電流異常が
検出された場合にのみ、リセット信号を発生してその過
・不足電流検出回路のラッチを解除し、再び全電源の並
列運転を行うよう制御しているが、1台の電源の電源異
常にみならず、2〜3台の電源に電流異常が検出された
場合にも、上記と同様な制御を行っても良いことは勿論
である。
発明の効果 叙上の如く、本発明によれば、制御部が電源に対して
電源投入指示を実行してから最初に少くとも1台の電源
の出力に電流異常が検出されたときにのみ、その電源異
常検出回路にリセットをかけて、再並列運転指示を与え
るようにしたので、各電源の出力電流のバランスが外来
ノイズ等により大きく崩れて単発的に電流異常となって
も、再度通常の並列運転に早急に復帰可能となるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例のシステムブロック図である。 主要部分の符号の説明 1……制御部 2・1〜2・N……電源 14……投入/切断制御回路 15……過・不足電流検出回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電流異常を検出する電流異常検出回路と、
    この電流異常の検出に応答して電源の切断をなす投入切
    断制御回路とを、各々が有する複数の安定化電源によ
    り、共通負荷に並列に安定化電源出力を供給するよう構
    成された並列運転電源制御システムであって、前記安定
    化電源の少なくとも1つの電流異常検出回路による電流
    異常の検出に応答して、前記電流異常検出回路に対して
    リセット信号を発生する手段を設け、このリセット動作
    により電流異常が検出された安定化電源の投入をなすよ
    うにしたことを特徴とする並列運転電源制御装置。
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