JP2610800B2 - インク経路接続機構 - Google Patents
インク経路接続機構Info
- Publication number
- JP2610800B2 JP2610800B2 JP59244048A JP24404884A JP2610800B2 JP 2610800 B2 JP2610800 B2 JP 2610800B2 JP 59244048 A JP59244048 A JP 59244048A JP 24404884 A JP24404884 A JP 24404884A JP 2610800 B2 JP2610800 B2 JP 2610800B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- hollow tube
- intermediate hollow
- recording head
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、インク経路接続機構に関し、特に、インク
ジェット記録装置における記録ヘッドへのインク供給系
で実施するのに好適なインク経路接続機構に関する。
ジェット記録装置における記録ヘッドへのインク供給系
で実施するのに好適なインク経路接続機構に関する。
〔従来技術〕 インクジェット記録装置は、インク容器内のインクを
記録ヘッドへ導き、該記録ヘッドに設けた複数のノズル
を印字データ信号に基づいて駆動することにより用紙に
向かってインクを噴出して記録していくように構成さ
れ、プリンタやファクシミリなどに採用されている。
記録ヘッドへ導き、該記録ヘッドに設けた複数のノズル
を印字データ信号に基づいて駆動することにより用紙に
向かってインクを噴出して記録していくように構成さ
れ、プリンタやファクシミリなどに採用されている。
シリアル記録装置では、記録ヘッドは用紙に沿って移
動するキャリジ上に搭載され、インク容器は該キャリジ
（可動側）または装置本体（固定側）に装着される。ま
た、カラー印字の場合は、複数組（例えば黒、赤、青、
黄の４組）の記録ヘッド及びインク容器が使用される。
動するキャリジ上に搭載され、インク容器は該キャリジ
（可動側）または装置本体（固定側）に装着される。ま
た、カラー印字の場合は、複数組（例えば黒、赤、青、
黄の４組）の記録ヘッド及びインク容器が使用される。
ところで、この種のインクジェット記録装置における
記録ヘッドへのインク供給管としては、インク容器と記
録ヘッドとを直接結ぶチューブ（ビニールチューブな
ど）、あるいは記録ヘッド支持部材（ヘッド取付け部
材）に設けたコネクタを介して記録ヘッド側及びインク
容器側のインク供給管を接続する構造が考えられ、前者
は取扱い性がわるく記録ヘッド交換時の再接続に手間を
要するという難点がある。
記録ヘッドへのインク供給管としては、インク容器と記
録ヘッドとを直接結ぶチューブ（ビニールチューブな
ど）、あるいは記録ヘッド支持部材（ヘッド取付け部
材）に設けたコネクタを介して記録ヘッド側及びインク
容器側のインク供給管を接続する構造が考えられ、前者
は取扱い性がわるく記録ヘッド交換時の再接続に手間を
要するという難点がある。
一方、後者の中間コネクタを使用するものは、取扱い
性にすぐれインク供給管の脱着が容易であるという利点
があるが、従来の中間コネクタは金属製のパイプを記録
ヘッド支持部材に直接固定していたので、記録ヘッドを
位置決め固定する場合にコネクタと記録ヘッド側のイン
ク供給管との間に位置ずれに対する吸収能がなく、記録
ヘッド装着時にコネクタ及びインク供給管に無理な力が
作用し、耐久性が低下したり、インク漏れが生じやすい
という問題がある。
性にすぐれインク供給管の脱着が容易であるという利点
があるが、従来の中間コネクタは金属製のパイプを記録
ヘッド支持部材に直接固定していたので、記録ヘッドを
位置決め固定する場合にコネクタと記録ヘッド側のイン
ク供給管との間に位置ずれに対する吸収能がなく、記録
ヘッド装着時にコネクタ及びインク供給管に無理な力が
作用し、耐久性が低下したり、インク漏れが生じやすい
という問題がある。
本発明は上記従来技術に鑑みてなされたものであり、
本発明の目的は、複数の記録ヘッドをヘッド取付け用の
固定部材に位置決め固定する際に、各記録ヘッドごとに
異なるインク導入口と中間中空管との位置ズレをラジア
ル方向の変位が可能なゴム状弾性体を用いることで確実
に緩衝することができ、接続部に無理な力が作用せず、
接続の信頼性及び耐久性が向上し、さらに、カラー記録
におけるインクの着弾精度を維持した状態のままで記録
ヘッドの位置決めをインク供給側との連結に影響されず
に確実に達成することができるインク経路接続機構を提
供することである。
本発明の目的は、複数の記録ヘッドをヘッド取付け用の
固定部材に位置決め固定する際に、各記録ヘッドごとに
異なるインク導入口と中間中空管との位置ズレをラジア
ル方向の変位が可能なゴム状弾性体を用いることで確実
に緩衝することができ、接続部に無理な力が作用せず、
接続の信頼性及び耐久性が向上し、さらに、カラー記録
におけるインクの着弾精度を維持した状態のままで記録
ヘッドの位置決めをインク供給側との連結に影響されず
に確実に達成することができるインク経路接続機構を提
供することである。
本発明は、上記目的を達成するため、インクを記録ヘ
ッド内に導入するための導入口を有する記録ヘッドの複
数を交換可能に且つ相互間の位置精度を維持してキャリ
ジ上に固定する固定部材に対して取付けられ、前記複数
の記録ヘッドそれぞれの導入口に対応して連結可能とさ
れるとともに、インクを前記記録ヘッドに供給するイン
ク供給管とも連結可能とされ、前記導入口と前記インク
供給管との連結に利用される中間中空管と、前記中間中
空管を取付けるための前記固定部材に設けられた円状開
口部に対して前記中間中空管を取付ける円筒状中間中空
管取付け部材と、を有するインク経路接続機構であっ
て、前記中間中空管取付け部材は、前記複数の記録ヘッ
ド毎に対応して設けられたゴム状弾性体であって、前記
中間中空管の周囲を覆うように配されるとともに、前記
開口部内に差し込まれ、前記ゴム状弾性体の弾性を利用
したラジアル方向の変位を可能とし、前記中間中空管と
前記記録ヘッドの導入口との位置関係の不一致を一致さ
せ、前記中間中空管と前記記録ヘッドの導入口との連結
を可能とし、前記複数の記録ヘッドの相互の位置精度の
維持を可能にしたことを特徴とする。
ッド内に導入するための導入口を有する記録ヘッドの複
数を交換可能に且つ相互間の位置精度を維持してキャリ
ジ上に固定する固定部材に対して取付けられ、前記複数
の記録ヘッドそれぞれの導入口に対応して連結可能とさ
れるとともに、インクを前記記録ヘッドに供給するイン
ク供給管とも連結可能とされ、前記導入口と前記インク
供給管との連結に利用される中間中空管と、前記中間中
空管を取付けるための前記固定部材に設けられた円状開
口部に対して前記中間中空管を取付ける円筒状中間中空
管取付け部材と、を有するインク経路接続機構であっ
て、前記中間中空管取付け部材は、前記複数の記録ヘッ
ド毎に対応して設けられたゴム状弾性体であって、前記
中間中空管の周囲を覆うように配されるとともに、前記
開口部内に差し込まれ、前記ゴム状弾性体の弾性を利用
したラジアル方向の変位を可能とし、前記中間中空管と
前記記録ヘッドの導入口との位置関係の不一致を一致さ
せ、前記中間中空管と前記記録ヘッドの導入口との連結
を可能とし、前記複数の記録ヘッドの相互の位置精度の
維持を可能にしたことを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第１図は本発明を実施するのに好適なインクジェット
記録装置の要部を示す模式的斜視図である。第１図にお
いて、用紙１をバックアップするとともに所定ピッチで
矢印方向に紙送りするプラテンローラ２の前方にはこれ
と平行にガイドシャフト３が設置され、該ガイドシャフ
ト３には用紙１に沿って矢印Ｐ−Ｒ方向に往復動するキ
ャリジ４が案内支持され、該キャリジ４上にはインクジ
ェット記録ヘッド（図示の例では４個のインクジェット
記録ヘッド）５が搭載されている。
記録装置の要部を示す模式的斜視図である。第１図にお
いて、用紙１をバックアップするとともに所定ピッチで
矢印方向に紙送りするプラテンローラ２の前方にはこれ
と平行にガイドシャフト３が設置され、該ガイドシャフ
ト３には用紙１に沿って矢印Ｐ−Ｒ方向に往復動するキ
ャリジ４が案内支持され、該キャリジ４上にはインクジ
ェット記録ヘッド（図示の例では４個のインクジェット
記録ヘッド）５が搭載されている。
これらの記録ヘッド５は、第１図〜第３図に示すごと
く、キャリジ４上に固定したヘッド取付け台６に固定さ
れている。
く、キャリジ４上に固定したヘッド取付け台６に固定さ
れている。
第２図及び第３図において、各記録ヘッド５には、上
下位置規制用の着座面７と該着座面から下方へ突出した
下向き突出部８が形成され、一方、固定部材としての前
記ヘッド取付け台６には、各記録ヘッド５の着座面７に
当接する支持面（上面）９と各記録ヘッドの下向き突出
部８が嵌合される複数の開口12とが形成されている。
下位置規制用の着座面７と該着座面から下方へ突出した
下向き突出部８が形成され、一方、固定部材としての前
記ヘッド取付け台６には、各記録ヘッド５の着座面７に
当接する支持面（上面）９と各記録ヘッドの下向き突出
部８が嵌合される複数の開口12とが形成されている。
各記録ヘッド５は、その下向き突出部８を前記開口12
に嵌合させることにより前後（第３図中の左右）の位置
を規制され、その着座面７を前記支持面９に当接させる
ことにより上下の位置を規制されるようになっている。
に嵌合させることにより前後（第３図中の左右）の位置
を規制され、その着座面７を前記支持面９に当接させる
ことにより上下の位置を規制されるようになっている。
然して、ヘッド取付け部材としてのヘッド取付け台６
の各開口12の一側面と各記録ヘッド５の側面（第２図中
の左側面）との間にはそれぞれくさび状のヘッド押え部
材10が挿入され、該ヘッド押え部材10をボルト11でヘッ
ド取付け台６に締付け開口12内へ押し込むことにより、
そのくさび効果で記録ヘッド５を前記開口12の側面（第
２図中の右側面）に圧接して左右及び垂直度の位置決め
をするようになっている。
の各開口12の一側面と各記録ヘッド５の側面（第２図中
の左側面）との間にはそれぞれくさび状のヘッド押え部
材10が挿入され、該ヘッド押え部材10をボルト11でヘッ
ド取付け台６に締付け開口12内へ押し込むことにより、
そのくさび効果で記録ヘッド５を前記開口12の側面（第
２図中の右側面）に圧接して左右及び垂直度の位置決め
をするようになっている。
したがって、各記録ヘッド５は、これを各開口12に嵌
合するとともにヘッド押え部材10をねじ締結することに
より、ヘッド取付け部材（ヘッド取付け台）６に対し、
それぞれ独立して正確な位置及び姿勢で固定され、各記
録ヘッド５の前面（インク吐出面）に設けたノズル群13
は正確な位置に設置される。
合するとともにヘッド押え部材10をねじ締結することに
より、ヘッド取付け部材（ヘッド取付け台）６に対し、
それぞれ独立して正確な位置及び姿勢で固定され、各記
録ヘッド５の前面（インク吐出面）に設けたノズル群13
は正確な位置に設置される。
なお、記録ヘッド５の本体部分及びヘッド取付け台６
は、ノズル駆動による昇温を防止するため、アルミなど
の放熱効果にすぐれた材質で形成することが好ましい。
は、ノズル駆動による昇温を防止するため、アルミなど
の放熱効果にすぐれた材質で形成することが好ましい。
ヘッド取付け台６の各記録ヘッド５の近傍位置（図示
の例では４箇所）には第４図に示すようなインク供給管
を接続するためのコネクタが設けられている。
の例では４箇所）には第４図に示すようなインク供給管
を接続するためのコネクタが設けられている。
第４図において、ヘッド取付け台６に形成された段付
き孔14に対し、中間中空管としての中空ピン15が中間中
空管取付け部材としての円筒状のゴム状弾性体16を介し
て装着されている。図示の例では、中空ピン15の２箇所
に形成した円周溝に止め輪17、17が掛合され、これらの
止め輪で前記ゴム状弾性体16、16を挟持するとともに一
方の（上側の）ゴム状弾性体16を孔14の段部に係合させ
ることにより、中空ピン15はヘッド取付け台６に対し弾
性変位可能に確実に装着されている。
き孔14に対し、中間中空管としての中空ピン15が中間中
空管取付け部材としての円筒状のゴム状弾性体16を介し
て装着されている。図示の例では、中空ピン15の２箇所
に形成した円周溝に止め輪17、17が掛合され、これらの
止め輪で前記ゴム状弾性体16、16を挟持するとともに一
方の（上側の）ゴム状弾性体16を孔14の段部に係合させ
ることにより、中空ピン15はヘッド取付け台６に対し弾
性変位可能に確実に装着されている。
なお、図示の例では、下側の止め輪17とゴム状弾性体
16との間にインク供給の有無を検出するための電極板18
が挟持されている。この電極板18は、インクの導電性を
利用してインク供給管部分の導通性の有無によりインク
供給を検知するものである。
16との間にインク供給の有無を検出するための電極板18
が挟持されている。この電極板18は、インクの導電性を
利用してインク供給管部分の導通性の有無によりインク
供給を検知するものである。
中空ピン15は通常金属パイプで作られ、その下端部に
は、ゴムチューブ19を介して、インク容器（図示せず）
へ至るインク供給管（例えばビニールチューブ）20が接
続されている。
は、ゴムチューブ19を介して、インク容器（図示せず）
へ至るインク供給管（例えばビニールチューブ）20が接
続されている。
一方、中空ピン15の上端部には、ゴムチューブ21を介
して、記録ヘッド５のインク導入口を形成するインク供
給管（図示のように突出したチューブ状金具を含む）22
が接続されている。
して、記録ヘッド５のインク導入口を形成するインク供
給管（図示のように突出したチューブ状金具を含む）22
が接続されている。
以上説明したインク経路接続機構によれば、記録ヘッ
ド５をヘッド取付け部材６に位置決め固定するに際し、
そのインク供給管22を中空管（中空ピン）15の一端部に
接続する場合、該中空管15の弾性支持により位置ずれを
吸収することができる。
ド５をヘッド取付け部材６に位置決め固定するに際し、
そのインク供給管22を中空管（中空ピン）15の一端部に
接続する場合、該中空管15の弾性支持により位置ずれを
吸収することができる。
したがって、記録ヘッド５の装着に際し、中空ピン15
やインク供給管22などに無理な力が作用することはな
く、接続部の耐久性及びインク漏れ防止機能を向上させ
ることができる。
やインク供給管22などに無理な力が作用することはな
く、接続部の耐久性及びインク漏れ防止機能を向上させ
ることができる。
また、ヘッド取付け台６に設けた中空ピン15を介して
インク供給管20、22を接続するので、記録ヘッド５の交
換時の取扱い性を向上させることもできる。この場合、
中空ピン15は、図示のように記録ヘッド５側のインク供
給管22のすぐ近くに設置し、上方から直ちに嵌合接続で
きるように構成することが好ましい。
インク供給管20、22を接続するので、記録ヘッド５の交
換時の取扱い性を向上させることもできる。この場合、
中空ピン15は、図示のように記録ヘッド５側のインク供
給管22のすぐ近くに設置し、上方から直ちに嵌合接続で
きるように構成することが好ましい。
なお、上記実施例では複数個（４個）の記録ヘッド５
を使用する場合を示したが、これは１個又は４個以外の
複数個の場合でも同様である。
を使用する場合を示したが、これは１個又は４個以外の
複数個の場合でも同様である。
また、図示のゴム状弾性体16、16は分割型にしたが、
これは一体型にすることもできる。
これは一体型にすることもできる。
以上の説明から明かなごとく、本発明によれば、イン
クを記録ヘッド内に導入するための導入口を有する記録
ヘッドの複数を交換可能に且つ相互間の位置精度を維持
してキャリジ上に固定する固定部材に対して取付けら
れ、前記複数の記録ヘッドそれぞれの導入口に対応して
連結可能とされるとともに、インクを前記記録ヘッドに
供給するインク供給管とも連結可能とされ、前記導入口
と前記インク供給管との連結に利用される中間中空管
と、前記中間中空管を取付けるための前記固定部材に設
けられた円状開口部に対して前記中間中空管を取付ける
円筒状中間中空管取付け部材と、を有するインク経路接
続機構であって、前記中間中空管取付け部材は、前記複
数の記録ヘッド毎に対応して設けられたゴム状弾性体で
あって、前記中間中空管の周囲を覆うように配されると
ともに、前記開口部内に差し込まれ、前記ゴム状弾性体
の弾性を利用したラジアル方向の変位を可能とし、前記
中間中空管と前記記録ヘッドの導入口との位置関係の不
一致を一致させ、前記中間中空管と前記記録ヘッドの導
入口との連結を可能とし、前記複数の記録ヘッドの相互
の位置精度の維持を可能にした構成とするので、複数の
記録ヘッドをヘッド取付け用の固定部材に位置決め固定
する際に、各記録ヘッドごとに異なるインク導入口と中
間中空管とのラジアル方向の位置ズレを確実に緩衝する
ことができ、接続部に無理な力が作用せず、接続の信頼
性及び耐久性が向上し、さらに、カラー記録におけるイ
ンクの着弾精度を維持した状態のままで記録ヘッドの位
置決めをインク供給側との連結に影響されずに確実に達
成することができるインク経路接続機構が提供される。
クを記録ヘッド内に導入するための導入口を有する記録
ヘッドの複数を交換可能に且つ相互間の位置精度を維持
してキャリジ上に固定する固定部材に対して取付けら
れ、前記複数の記録ヘッドそれぞれの導入口に対応して
連結可能とされるとともに、インクを前記記録ヘッドに
供給するインク供給管とも連結可能とされ、前記導入口
と前記インク供給管との連結に利用される中間中空管
と、前記中間中空管を取付けるための前記固定部材に設
けられた円状開口部に対して前記中間中空管を取付ける
円筒状中間中空管取付け部材と、を有するインク経路接
続機構であって、前記中間中空管取付け部材は、前記複
数の記録ヘッド毎に対応して設けられたゴム状弾性体で
あって、前記中間中空管の周囲を覆うように配されると
ともに、前記開口部内に差し込まれ、前記ゴム状弾性体
の弾性を利用したラジアル方向の変位を可能とし、前記
中間中空管と前記記録ヘッドの導入口との位置関係の不
一致を一致させ、前記中間中空管と前記記録ヘッドの導
入口との連結を可能とし、前記複数の記録ヘッドの相互
の位置精度の維持を可能にした構成とするので、複数の
記録ヘッドをヘッド取付け用の固定部材に位置決め固定
する際に、各記録ヘッドごとに異なるインク導入口と中
間中空管とのラジアル方向の位置ズレを確実に緩衝する
ことができ、接続部に無理な力が作用せず、接続の信頼
性及び耐久性が向上し、さらに、カラー記録におけるイ
ンクの着弾精度を維持した状態のままで記録ヘッドの位
置決めをインク供給側との連結に影響されずに確実に達
成することができるインク経路接続機構が提供される。
第１図は本発明を実施するのに好適なインクジェット記
録装置の要部構成を示す模式的斜視図、第２図は第１図
中のキャリジの記録ヘッド取付け部の一部断面正面図、
第３図は第２図中の線III−IIIに沿った断面図、第４図
は第２図中の線IV−IVに沿った拡大断面図である。 １……用紙、２……プラテンローラ、３……ガイドシャ
フト、４……キャリジ、５……記録ヘッド、６……ヘッ
ド取付け台、７……着座面、８……記録ヘッドの突出部
（係合部）、９……支持面、10……ヘッド押え部材、11
……記録ヘッド固定用のねじ、12……ヘッド取付け台の
開口、13……ノズル群、15……中空ピン（インク供給
管）、16……ゴム状弾性体、20……インク容器側のイン
ク供給管、22……記録ヘッド側のインク供給管。
録装置の要部構成を示す模式的斜視図、第２図は第１図
中のキャリジの記録ヘッド取付け部の一部断面正面図、
第３図は第２図中の線III−IIIに沿った断面図、第４図
は第２図中の線IV−IVに沿った拡大断面図である。 １……用紙、２……プラテンローラ、３……ガイドシャ
フト、４……キャリジ、５……記録ヘッド、６……ヘッ
ド取付け台、７……着座面、８……記録ヘッドの突出部
（係合部）、９……支持面、10……ヘッド押え部材、11
……記録ヘッド固定用のねじ、12……ヘッド取付け台の
開口、13……ノズル群、15……中空ピン（インク供給
管）、16……ゴム状弾性体、20……インク容器側のイン
ク供給管、22……記録ヘッド側のインク供給管。
Claims (2)
- 【請求項１】インクを記録ヘッド内に導入するための導
入口を有する記録ヘッドの複数を交換可能に且つ相互間
の位置精度を維持してキャリジ上に固定する固定部材に
対して取付けられ、前記複数の記録ヘッドそれぞれの導
入口に対応して連結可能とされるとともに、インクを前
記記録ヘッドに供給するインク供給管とも連結可能とさ
れ、前記導入口と前記インク供給管との連結に利用され
る中間中空管と、前記中間中空管を取付けるための前記
固定部材に設けられた円状開口部に対して前記中間中空
管を取付ける円筒状中間中空管取付け部材と、を有する
インク経路接続機構であって、 前記中間中空管取付け部材は、前記複数の記録ヘッド毎
に対応して設けられたゴム状弾性体であって、前記中間
中空管の周囲を覆うように配されるとともに、前記開口
部内に差し込まれ、前記ゴム状弾性体の弾性を利用した
ラジアル方向の変位を可能とし、前記中間中空管と前記
記録ヘッドの導入口との位置関係の不一致を一致させ、
前記中間中空管と前記記録ヘッドの導入口との連結を可
能とし、前記複数の記録ヘッドの相互の位置精度の維持
を可能にしたことを特徴とするインク経路接続機構。 - 【請求項２】インク供給の有無を検出する検出手段をさ
らに備えていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
に記載のインク経路接続機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59244048A JP2610800B2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | インク経路接続機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59244048A JP2610800B2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | インク経路接続機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61121947A JPS61121947A (ja) | 1986-06-09 |
| JP2610800B2 true JP2610800B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=17112945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59244048A Expired - Lifetime JP2610800B2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | インク経路接続機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2610800B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5359357A (en) * | 1992-03-19 | 1994-10-25 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Ink-jet recording apparatus |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4836189U (ja) * | 1971-08-31 | 1973-04-28 | ||
| JPS6030178B2 (ja) * | 1976-11-30 | 1985-07-15 | 日立電線株式会社 | ケ−ブル固定装置 |
| JPS5829810Y2 (ja) * | 1978-07-10 | 1983-06-30 | 松下電器産業株式会社 | 風呂釜用接続パイプ取付部構造 |
| JPS58130180U (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-02 | 日産自動車株式会社 | ゴムプロテクタ |
| JPS59180034U (ja) * | 1983-05-17 | 1984-12-01 | 上西鉄工株式会社 | 油圧発生装置用の防振板 |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP59244048A patent/JP2610800B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61121947A (ja) | 1986-06-09 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |