JP2610684B2 - 金属製枕木 - Google Patents

金属製枕木

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JP2610684B2
JP2610684B2 JP1258445A JP25844589A JP2610684B2 JP 2610684 B2 JP2610684 B2 JP 2610684B2 JP 1258445 A JP1258445 A JP 1258445A JP 25844589 A JP25844589 A JP 25844589A JP 2610684 B2 JP2610684 B2 JP 2610684B2
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JP
Japan
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sleeper
track bed
metal
rail
roadbed
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彬夫 田中
義郎 永井
治生 清水
直勝 足立
好尚 佐藤
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は金属製枕木に関する。
従来の技術 従来、枕木は2本のレールを支えて車輪の圧力を広い
面積に広げて道床に伝えるとともに、軌間を一定に保つ
ために設けられている。そして、枕木を木製としたとき
には、腐朽、割裂、犬釘穴の拡大などの問題が生じるた
めに、近年ではPC(プレストレストコンクリート)枕木
や、金属製枕木が用いられている。そして、従来の金属
製枕木は中空状に形成され、内部に道床の一部を抱き込
んで配置されていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の金属製枕木は、道床に押し込むことよ
り底部の開口から道床の一部を抱き込む構造であるため
に、内部に十分に道床を抱き込むことができない問題が
あった。
本発明は上記課題を解決するもので、枕木の内部に道
床の一部を容易に、かつ十分にき込ませることができ、
しかも軽量化を図った金属製枕木を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、底部が開口して
中空状をなし、左右一対のレールを支持して設けられる
金属製枕木であって、天面でレールを支持する両端部の
レール支持部と、双方のレール支持部間に位置し、天井
部のみ残して両側壁部に切り欠いて側面開口部を形成し
た中央部の連結部とを、鋳造により一体的に成形した構
成としたものである。
作用 上記した本発明の第1の構成により、金属製枕木を道
床に設置するときは、道床上に枕木を配置した状態で連
結部の側面開口部から道床の砕石を枕木の内部に投入す
る。このことによって枕木の内部に道床を十分に抱き込
むことができ、道床に対する金属製枕木の設置作業が容
易なものとなる。しかも、連結部の側面が切り欠かれて
いることによって軽量化が図られるとともに、コストが
低減される。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図〜第3図において、枕木本体1は左右一対のレール
2の間にわたって配置されており、枕木本体1は両端部
に形成したレール支持部3の上面で絶縁材よりなるタイ
パッド4を介してレール2を支持している。また、枕木
本体1は中空状に鋳鉄で鋳造されて底部が開口してお
り、底部開口部5を通して周囲の道床6に連通するとと
もに道床6の一部を抱き込んで設けられている。さら
に、枕木本体1の中央部は連結部7に形成されており、
連結部7は天井部8を残して両側壁面が切り欠かれて側
面開口部9が形成されている。そして、レール支持部3
の天面にはショルダー部10がレール2の両側に位置して
枕木本体1と一体に形成されており、ショルダー部10に
は穴部11が鋳造後に後加工によって形成されている。ま
た、ショルダー部10の穴部11にはパンドロールクリップ
12が装着されており、パンドロールクリップ12は絶縁材
よりなるインシュレータ部13を介してレール2を枕木本
体1に押圧している。
以下、上記構成における作用について説明する。枕木
本体1を道床6に設置するときは、道床6の上に枕木本
体1を配置した状態で連結部7の側面開口部9から道床
6の砕石を枕木本体1の内部に投入する。このことによ
って枕木本体1の内部に道床6を十分に抱き込むことが
でき、道床6に対する金属製枕木の設置作業が容易なも
のとなる。しかも、連結部7の側面が切り欠かれている
ことによって軽量化が図られるとともに、コストが低減
される。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、連結部の側壁面を
切り欠いて側面開口部を形成することによって側面開口
部から道床の砕石を枕木の内部に投入することができ、
枕木の内部に道床を十分に抱き込ませることができ、道
床に対する金属製枕木の設置作業を容易化することがで
きる。しかも、連結部の側面が切り欠かれていることに
よって軽量化を図ってコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
同実施例の全体平面図、第3図はレールの締結状態を示
す拡大図である。 1……枕木本体、2……レール、3……レール支持部、
5……底部開口部、6……道床、7……連結部、9……
側面開口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 直勝 兵庫県尼崎市大浜町2丁目26番地 久保 田鉄工株式会社武庫川製造所内 (72)発明者 佐藤 好尚 兵庫県尼崎市大浜町2丁目26番地 久保 田鉄工株式会社武庫川製造所内 (56)参考文献 実開 昭53−161405(JP,U) 実公 昭32−10007(JP,Y1) 実公 昭49−12724(JP,Y1) 実公 昭55−43121(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部が開口して中空状をなし、左右一対の
    レールを支持して設けられる金属製枕木であって、天面
    でレールを支持する両端部のレール支持部と、双方のレ
    ール支持部間に位置し、天井部のみ残して両側壁部を切
    り欠いて側面開口部を形成した中央部の連結部とを、鋳
    造により一体的に成形したことを特徴とする金属製枕
    木。
JP1258445A 1989-10-02 1989-10-02 金属製枕木 Expired - Lifetime JP2610684B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5123448Y2 (ja) * 1972-04-28 1976-06-16
JPS53161405U (ja) * 1977-05-25 1978-12-18
JPS5745481Y2 (ja) * 1978-09-13 1982-10-06

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