JP2609737B2 - 音声/データ識別器 - Google Patents
音声/データ識別器Info
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- JP2609737B2 JP2609737B2 JP2049951A JP4995190A JP2609737B2 JP 2609737 B2 JP2609737 B2 JP 2609737B2 JP 2049951 A JP2049951 A JP 2049951A JP 4995190 A JP4995190 A JP 4995190A JP 2609737 B2 JP2609737 B2 JP 2609737B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電話回線で伝送される信号を音声信号と
音声帯域データ信号とに識別する音声/データ識別器に
関するものである。
音声帯域データ信号とに識別する音声/データ識別器に
関するものである。
第2図はDSP インプリメンティッド スピーチ/ボ
イスバンド データ ディスクリミネータ,IEEEグロー
バル テレコミュニケーションズ コンファランス ア
ンド イクジビション(“A DSP Implemented Speech/V
oiceband Data Discriminator",IEEE Global Telecommu
nications Conference & Exibition,1988,pp.43.5.1−
43.5.9)に示された従来の音声/データ識別器を示す構
成図であり、図において、1A則などにより圧縮符号化さ
れた入力信号をリニア符号化PCM信号に変換するリニア
変換部、33はリニア変換部1の出力信号のうち高周波数
帯域成分を通過させる高域通過フィルタ、34はリニア変
換部1の出力信号のうち低周波数帯域成分を通過させる
低域通過フィルタ、35はリニア変換部1の出力の差分信
号を算出する差分信号算出部I、36は高域通過フィルタ
33の出力の差分信号を算出する差分信号算出部II、37は
低域通過フィルタ34の出力の差分信号を算出する差分信
号算出部III、38はリニア変換部1,高域通過フィルタ33,
低域通過フィルタ34,差分信号算出部I(35),差分信
号算出部II(36),差分信号算出部III(37)の各出力
信号の予め定められた数の過去サンプルを保持するバッ
ファ、39はバッファ38に保持されたデータから電力およ
び零交差数を算出する電力・零交差数算出部、40は上記
電力および零交差数から入力信号の種別を判定する判定
部である。
イスバンド データ ディスクリミネータ,IEEEグロー
バル テレコミュニケーションズ コンファランス ア
ンド イクジビション(“A DSP Implemented Speech/V
oiceband Data Discriminator",IEEE Global Telecommu
nications Conference & Exibition,1988,pp.43.5.1−
43.5.9)に示された従来の音声/データ識別器を示す構
成図であり、図において、1A則などにより圧縮符号化さ
れた入力信号をリニア符号化PCM信号に変換するリニア
変換部、33はリニア変換部1の出力信号のうち高周波数
帯域成分を通過させる高域通過フィルタ、34はリニア変
換部1の出力信号のうち低周波数帯域成分を通過させる
低域通過フィルタ、35はリニア変換部1の出力の差分信
号を算出する差分信号算出部I、36は高域通過フィルタ
33の出力の差分信号を算出する差分信号算出部II、37は
低域通過フィルタ34の出力の差分信号を算出する差分信
号算出部III、38はリニア変換部1,高域通過フィルタ33,
低域通過フィルタ34,差分信号算出部I(35),差分信
号算出部II(36),差分信号算出部III(37)の各出力
信号の予め定められた数の過去サンプルを保持するバッ
ファ、39はバッファ38に保持されたデータから電力およ
び零交差数を算出する電力・零交差数算出部、40は上記
電力および零交差数から入力信号の種別を判定する判定
部である。
次に動作について説明する。音声/データ識別器に入
力される圧縮符号化されたPCM信号は、まずリニア変換
部1でリニア符号化PCM信号に変換された後、高域通過
フィルタ33および低域通過フィルタ34で処理される。高
域通過フィルタ33は入力信号成分のうち950Hz以上の帯
域の成分を通過させ、一方、低域通過フィルタ34は入力
信号成分のうち950Hz以下の帯域の成分を通過させる。
さらにリニア変換部1,高域通過フィルタ33,低域通過フ
ィルタ34の各出力サンプル値に対する差分信号を、それ
ぞれ差分信号算出部I(35),差分信号算出部II(3
6),差分信号算出部III(37)で算出する。バッファ38
はリニア変換部1,高域通過フィルタ33,低域通過フィル
タ34,差分信号算出部I(35),差分信号算出部II(3
6),差分信号算出部III(37)の各出力信号の値を過去
のNサンプル分だけ保持する。
力される圧縮符号化されたPCM信号は、まずリニア変換
部1でリニア符号化PCM信号に変換された後、高域通過
フィルタ33および低域通過フィルタ34で処理される。高
域通過フィルタ33は入力信号成分のうち950Hz以上の帯
域の成分を通過させ、一方、低域通過フィルタ34は入力
信号成分のうち950Hz以下の帯域の成分を通過させる。
さらにリニア変換部1,高域通過フィルタ33,低域通過フ
ィルタ34の各出力サンプル値に対する差分信号を、それ
ぞれ差分信号算出部I(35),差分信号算出部II(3
6),差分信号算出部III(37)で算出する。バッファ38
はリニア変換部1,高域通過フィルタ33,低域通過フィル
タ34,差分信号算出部I(35),差分信号算出部II(3
6),差分信号算出部III(37)の各出力信号の値を過去
のNサンプル分だけ保持する。
電力・零交差数算出部39はバッファ38に保持されてい
る、リニア変換部1,高域通過フィルタ33,低域通過フィ
ルタ34の各出力信号のそれぞれに対し、電力を算出する
とともに、リニア変換部1,高域通過フィルタ33,低域通
過フィルタ34,差分信号算出部I(35),差分信号算出
部II(36),差分信号算出部III(37)の各出力信号の
それぞれに対し、零交差数を算出する。この電力は、2
乗平均値を算出することにより求められる。零交差数は
一定時間内に信号が零レベルと交差する回数を数えるこ
とにより求められる。判定部40は電力・零交差数算出部
39の出力結果をもとに、音声/データ識別器への入力信
号が音声信号であるか音声帯域データ信号であるかを判
定し、その判定結果を出力する。
る、リニア変換部1,高域通過フィルタ33,低域通過フィ
ルタ34の各出力信号のそれぞれに対し、電力を算出する
とともに、リニア変換部1,高域通過フィルタ33,低域通
過フィルタ34,差分信号算出部I(35),差分信号算出
部II(36),差分信号算出部III(37)の各出力信号の
それぞれに対し、零交差数を算出する。この電力は、2
乗平均値を算出することにより求められる。零交差数は
一定時間内に信号が零レベルと交差する回数を数えるこ
とにより求められる。判定部40は電力・零交差数算出部
39の出力結果をもとに、音声/データ識別器への入力信
号が音声信号であるか音声帯域データ信号であるかを判
定し、その判定結果を出力する。
次に、判定部40の動作の詳細を説明する。まず電力に
着目して音声信号と音声帯域データ信号を比較する。音
声信号の電力は母音部分で大きく子音部分小さいため、
変動が大きいが、それに対して音声帯域データ信号の電
力は変動が小さく、また電力の平均値は音声帯域データ
信号の方が高い。さらに、音声信号は900Hz以下の帯域
にほとんどのエネルギーが集中しているのに対し、音声
帯域データ信号はむしろ900Hz以上の帯域にエネルギー
が集中している。従って、リニア変換部1,高域通過フィ
ルタ33,低域通過フィルタ34の各出力の過去Nサンプル
に対して算出した、時刻nにおける電力をそれぞれEX
(n,N),EF1(n,N),EF2(n,N)とすると、もし入力信
号が音声信号であれば、 EX(n,N)EF2(n,N)≧EF1(n,N)となり、一方入
力信号が音声帯域データ信号であれば、 EX(n,N)EF1(n,N)≧EF2(n,N)となる。従っ
て、Ext、Ef1t、Ef2tを適当な閾値とすれば、以下の
(1)式〜(3)式を入力信号が音声帯域データ信号で
あると判定するための必要条件とすることができる。
着目して音声信号と音声帯域データ信号を比較する。音
声信号の電力は母音部分で大きく子音部分小さいため、
変動が大きいが、それに対して音声帯域データ信号の電
力は変動が小さく、また電力の平均値は音声帯域データ
信号の方が高い。さらに、音声信号は900Hz以下の帯域
にほとんどのエネルギーが集中しているのに対し、音声
帯域データ信号はむしろ900Hz以上の帯域にエネルギー
が集中している。従って、リニア変換部1,高域通過フィ
ルタ33,低域通過フィルタ34の各出力の過去Nサンプル
に対して算出した、時刻nにおける電力をそれぞれEX
(n,N),EF1(n,N),EF2(n,N)とすると、もし入力信
号が音声信号であれば、 EX(n,N)EF2(n,N)≧EF1(n,N)となり、一方入
力信号が音声帯域データ信号であれば、 EX(n,N)EF1(n,N)≧EF2(n,N)となる。従っ
て、Ext、Ef1t、Ef2tを適当な閾値とすれば、以下の
(1)式〜(3)式を入力信号が音声帯域データ信号で
あると判定するための必要条件とすることができる。
EX(n,N)≧Ext ……(1)式 EF1(n,N)≧Ef1t ……(2)式 EF2(n,N)≦Ef2t ……(3)式 次に零交差数に着目して音声信号と音声帯域データ信
号の性質を比較する。リニア変換部1、差分信号算出部
I(35)の各出力の過去Nサンプルに対して算出した、
時刻nにおける零交差数をそれぞれZ0X(n,N),Z1X(n,
N)とする。第3図はN=32とした時のZ0X(n,N)とZ1X
(n,N)の分布を示す分布図であり、図においてAは音
声の子音部分の零交差数が分布する領域、B,Cは音声の
母音部分の零交差数が分布する領域、Dは音声帯域デー
タ信号の零交差数が分布する領域である。
号の性質を比較する。リニア変換部1、差分信号算出部
I(35)の各出力の過去Nサンプルに対して算出した、
時刻nにおける零交差数をそれぞれZ0X(n,N),Z1X(n,
N)とする。第3図はN=32とした時のZ0X(n,N)とZ1X
(n,N)の分布を示す分布図であり、図においてAは音
声の子音部分の零交差数が分布する領域、B,Cは音声の
母音部分の零交差数が分布する領域、Dは音声帯域デー
タ信号の零交差数が分布する領域である。
第3図に示すように、音声帯域データ信号の零交差数
はモデムのキャリア周波数に依存した特定の領域に集中
するのに対して、音声信号の零交差数は音声帯域データ
信号と異なる領域に分布する。従って、Z0xa,Z0xb,Z1x
a,Z1xb,Dxを適当な閾値とすれば、第3図中のDの領域
に分布する値に対し以下の(4)式〜(6)式をすべて
満たすようにすることができ、これら(4)式〜(6)
式を入力信号が音声帯域データ信号であると判定するた
めの必要条件とすることができる。
はモデムのキャリア周波数に依存した特定の領域に集中
するのに対して、音声信号の零交差数は音声帯域データ
信号と異なる領域に分布する。従って、Z0xa,Z0xb,Z1x
a,Z1xb,Dxを適当な閾値とすれば、第3図中のDの領域
に分布する値に対し以下の(4)式〜(6)式をすべて
満たすようにすることができ、これら(4)式〜(6)
式を入力信号が音声帯域データ信号であると判定するた
めの必要条件とすることができる。
Z0xa≦Z0X(n,N)≦Z0xb ……(4)式 Z1xa≦Z1X(n,N)≦Z1xb ……(5)式 −DX≦|Z1X(n,N)−Z0X(n,N)|≦Dx ……(6)式 同様に、高域通過フィルタ33,差分信号算出部II(3
6),低域通過フィルタ34,差分信号算出部III(37)の
各出力の過去Nサンプルに対して算出した、時刻nにお
ける零交差数をそれぞれZ0F1(n,N),Z1F1(n,N),Z0F2
(n,N),Z1F2(n,N)とすると、Z0F1(n,N)とZ1F1(n,
N)の分布、Z0F2(n,N)とZ1F2(n,N)の分布はいずれ
も、第3図に示したものと同様な性質を持つため、以下
の(7)式〜(12)式も入力信号が音声帯域データ信号
であると判定するための必要条件とすることができる。
6),低域通過フィルタ34,差分信号算出部III(37)の
各出力の過去Nサンプルに対して算出した、時刻nにお
ける零交差数をそれぞれZ0F1(n,N),Z1F1(n,N),Z0F2
(n,N),Z1F2(n,N)とすると、Z0F1(n,N)とZ1F1(n,
N)の分布、Z0F2(n,N)とZ1F2(n,N)の分布はいずれ
も、第3図に示したものと同様な性質を持つため、以下
の(7)式〜(12)式も入力信号が音声帯域データ信号
であると判定するための必要条件とすることができる。
Z0f1a≦Z0F1(n,N)≦Z0f1b ……(7)式 Z1f1a≦Z1F1(n,N)≦Z1f1b ……(8)式 −Df1≦|Z1F1(n,N)−Z0F1(n,N)|≦Df1 ……(9)
式 Z0f2a≦Z0F2(n,N)≦Z0f2b ……(10)式 Z1f2a≦Z1F2(n,N)≦Z1f2b ……(11)式 −Df2≦|Z1F2(n,N)−Z0F2(n,N)|≦Df2 ……(12)
式 ここで、Z0f1a,Z0f1b,Z1f1a,Z1f1b,Df1,Z0f2a,Z0f2b,Z1
f2a,Z1f2b,Df2は適当な閾値である。
式 Z0f2a≦Z0F2(n,N)≦Z0f2b ……(10)式 Z1f2a≦Z1F2(n,N)≦Z1f2b ……(11)式 −Df2≦|Z1F2(n,N)−Z0F2(n,N)|≦Df2 ……(12)
式 ここで、Z0f1a,Z0f1b,Z1f1a,Z1f1b,Df1,Z0f2a,Z0f2b,Z1
f2a,Z1f2b,Df2は適当な閾値である。
判定部40は上記(1)式〜(12)式を全て満たす時、
入力信号が音声帯域データ信号であると判定し、それ以
外の時、入力信号が音声信号であると判定する。
入力信号が音声帯域データ信号であると判定し、それ以
外の時、入力信号が音声信号であると判定する。
従来の音声/データ識別器は以上のように構成されて
いるので、判定部40が入力信号の種別を音声帯域データ
信号と判定するためには、前記(1)式に示すように、
電力・零交差数算出部39の算出する入力信号の電力Ex
(n,N)が閾値Extを越えることが必要条件となってい
る。この閾値Extは、通常、音声信号の平均電力よりも
高い、約−20dBm0に相当する高い値に定めるため、回線
等における信号の減衰により、音声/データ識別器に実
際に入力されるまでに信号の電力が低下した場合、音声
帯域データ信号を音声信号と誤って判定するなどの問題
があった。
いるので、判定部40が入力信号の種別を音声帯域データ
信号と判定するためには、前記(1)式に示すように、
電力・零交差数算出部39の算出する入力信号の電力Ex
(n,N)が閾値Extを越えることが必要条件となってい
る。この閾値Extは、通常、音声信号の平均電力よりも
高い、約−20dBm0に相当する高い値に定めるため、回線
等における信号の減衰により、音声/データ識別器に実
際に入力されるまでに信号の電力が低下した場合、音声
帯域データ信号を音声信号と誤って判定するなどの問題
があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、入力信号の電力の大小にかかわらず、入力
信号を音声信号と音声帯域データ信号とに識別できる、
音声/データ識別器を得ることを目的とする。
れたもので、入力信号の電力の大小にかかわらず、入力
信号を音声信号と音声帯域データ信号とに識別できる、
音声/データ識別器を得ることを目的とする。
この発明に係る音声/データ識別器は、入力信号が音
声信号であるか音声帯域データ信号であるかを、nブロ
ックの入力信号の電力における最大値と最小値との比で
あるブロック間電力比の大きさに基づいて判定する電力
判定部と、入力信号が音声信号であるか音声帯域データ
信号であるかを、nブロックの入力信号の零交差数にお
ける最大値と最小値とに基づいて判定する零交差数判定
部と、前記電力判定部と零交差数判定部の判定結果か
ら、入力信号が音声信号であるか音声帯域データ信号で
あるかを判定し、その結果を出力する識別結果出力部と
を備えたものである。
声信号であるか音声帯域データ信号であるかを、nブロ
ックの入力信号の電力における最大値と最小値との比で
あるブロック間電力比の大きさに基づいて判定する電力
判定部と、入力信号が音声信号であるか音声帯域データ
信号であるかを、nブロックの入力信号の零交差数にお
ける最大値と最小値とに基づいて判定する零交差数判定
部と、前記電力判定部と零交差数判定部の判定結果か
ら、入力信号が音声信号であるか音声帯域データ信号で
あるかを判定し、その結果を出力する識別結果出力部と
を備えたものである。
この発明においては、電力の低い音声帯域データ信号
が入力された場合でも、ブロック間電力比により入力信
号の種別を判定する電力判定部、零交差数により入力信
号の種別を判定する零交差数判定部とも入力信号が音声
帯域データ信号であると判定し、これによって音声/デ
ータ識別器が入力信号の種別を音声帯域データと正しく
判定するように動作する。
が入力された場合でも、ブロック間電力比により入力信
号の種別を判定する電力判定部、零交差数により入力信
号の種別を判定する零交差数判定部とも入力信号が音声
帯域データ信号であると判定し、これによって音声/デ
ータ識別器が入力信号の種別を音声帯域データと正しく
判定するように動作する。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例による音声/データ識別
器を示す構成図であり、1は第2図に示した従来装置と
同一のもの、2は電力判定部、3は零交差数判定部、6
は論理積回路である。
器を示す構成図であり、1は第2図に示した従来装置と
同一のもの、2は電力判定部、3は零交差数判定部、6
は論理積回路である。
また、8は電力算出部、9は遅延線1、10は最大ブロ
ック電力検出部、11は最小ブロック電力検出部、12はブ
ロック間電力比算出部、13は比較部1で、これらは電力
判定部2を構成している。
ック電力検出部、11は最小ブロック電力検出部、12はブ
ロック間電力比算出部、13は比較部1で、これらは電力
判定部2を構成している。
また14は零交差数算出部、15は遅延線2、16は最大零
交差数検出部、17は最小零交差数検出部、18は減算回
路、19は比較部2、20は比較部3、21は比較部4、22は
論理積回路で、これらは零交差数判定部3を構成してい
る。
交差数検出部、17は最小零交差数検出部、18は減算回
路、19は比較部2、20は比較部3、21は比較部4、22は
論理積回路で、これらは零交差数判定部3を構成してい
る。
9a〜9n−1,15a〜15n−1は遅延素子で、このうち遅延
素子9a〜9n−1は遅延線1(9)を構成し、遅延素子15
a〜15n−1は遅延線2(15)を構成している。29は第1
の閾値、30は第2の閾値、31は第3の閾値、32は第4の
閾値である。
素子9a〜9n−1は遅延線1(9)を構成し、遅延素子15
a〜15n−1は遅延線2(15)を構成している。29は第1
の閾値、30は第2の閾値、31は第3の閾値、32は第4の
閾値である。
次に動作について説明する。音声/データ識別器に入
力される圧縮符号化されたPCM信号は、リニア変換部1
においてリニア符号化PCM信号に変換され、電力判定部
2、零交差数判定部3にそれぞれ入力される。このう
ち、電力判定部2はブロック間電力比の大きさにより入
力信号が音声信号であるか音声帯域データ信号であるか
を判定し、その判定結果を出力する。また、零交差数判
定部3は零交差数の大きさにより入力信号が音声信号で
あるか音声帯域データ信号であるかを判定し、その判定
結果を出力する。
力される圧縮符号化されたPCM信号は、リニア変換部1
においてリニア符号化PCM信号に変換され、電力判定部
2、零交差数判定部3にそれぞれ入力される。このう
ち、電力判定部2はブロック間電力比の大きさにより入
力信号が音声信号であるか音声帯域データ信号であるか
を判定し、その判定結果を出力する。また、零交差数判
定部3は零交差数の大きさにより入力信号が音声信号で
あるか音声帯域データ信号であるかを判定し、その判定
結果を出力する。
次に、電力判定部2の動作について詳しく説明する。
電力算出部8はある一定時間のブロック内における、前
記リニア符号化PCM信号のサンプルの絶対値をとった後
にそれらの加算平均値を算出し、この値を時刻nにおけ
る入力信号の電力として、(n−1)個の遅延素子9a〜
9n−1から構成される遅延線1(9)に出力する。各遅
延素子9a〜9n−1は電力算出部8の出力する電力の値を
1ブロックに相当する時間だけ遅延させる。電力算出部
8の出力およびn−1個の遅延素子9a〜9n−1の出力、
すなわち過去のnブロックにおける電力の値は、最大ブ
ロック電力検出部10および最小ブロック電力検出部11に
与えられ、最大ブロック電力検出部10はn個の入力信号
のうちの最大値、すなわち過去nブロックの電力の最大
値を出力し、最小ブロック電力検出部11はn個の入力信
号のうちの最小値、すなわち過去nブロックの電力の最
小値を出力する。
電力算出部8はある一定時間のブロック内における、前
記リニア符号化PCM信号のサンプルの絶対値をとった後
にそれらの加算平均値を算出し、この値を時刻nにおけ
る入力信号の電力として、(n−1)個の遅延素子9a〜
9n−1から構成される遅延線1(9)に出力する。各遅
延素子9a〜9n−1は電力算出部8の出力する電力の値を
1ブロックに相当する時間だけ遅延させる。電力算出部
8の出力およびn−1個の遅延素子9a〜9n−1の出力、
すなわち過去のnブロックにおける電力の値は、最大ブ
ロック電力検出部10および最小ブロック電力検出部11に
与えられ、最大ブロック電力検出部10はn個の入力信号
のうちの最大値、すなわち過去nブロックの電力の最大
値を出力し、最小ブロック電力検出部11はn個の入力信
号のうちの最小値、すなわち過去nブロックの電力の最
小値を出力する。
ブロック間電力比算出部12は前記最大ブロック電力検
出部10の出力する過去nブロックの電力の最大値を、前
記最小ブロック電力検出部11の出力する過去nブロック
の電力の最小値で除し、この値をブロック間電力比とし
て出力する。比較部1(13)は前記ブロック間電力比算
出部12の出力するブロック間電力比と第1の閾値29とを
比較し、このブロック間電力比が第1の閾値29よりも大
きい時、入力信号が音声信号であると判定して“0"を出
力し、このブロック間電力比が第1の閾値29よりも小さ
い時、入力信号が音声帯域データ信号であると判定して
“1"を出力する。
出部10の出力する過去nブロックの電力の最大値を、前
記最小ブロック電力検出部11の出力する過去nブロック
の電力の最小値で除し、この値をブロック間電力比とし
て出力する。比較部1(13)は前記ブロック間電力比算
出部12の出力するブロック間電力比と第1の閾値29とを
比較し、このブロック間電力比が第1の閾値29よりも大
きい時、入力信号が音声信号であると判定して“0"を出
力し、このブロック間電力比が第1の閾値29よりも小さ
い時、入力信号が音声帯域データ信号であると判定して
“1"を出力する。
次に零交差数判定部3の動作について詳しく説明す
る。零交差数算出部14は、ある一定時間のブロック内に
おける零交差数、すなわち前記リニア符号化PCM信号が
零レベルと交差する回数を算出し、n−1個の遅延素子
15a〜15n−1から構成される遅延線2(15)に出力す
る。遅延線2(15)は前記遅延線1(9)と同様な動作
をするため、零交差数算出部14の出力および各遅延素子
15a〜15n−1の出力は過去のnブロックにおける零交差
数となる。これらのn個の出力は最大零交差数検出部16
および最小零交差数検出部17に与えられ、最大零交差数
検出部16はn個の入力信号の最大値、すなわち過去nブ
ロックの零交差数の最大値を検出し、この値を比較部2
(19)および減算回路18に出力する。また最小零交差数
検出部17はn個の入力信号の最小値、すなわち過去ブロ
ックの零交差数の最小値を検出し、この値を比較部3
(20)および減算回路18に出力する。減算回路18は最大
零交差数検出部16の出力する過去nブロックの零交差数
の最大値から、最小零交差数検出部17の出力する過去n
ブロックの零交差数の最小値を減じ、この値を比較部4
(21)に出力する。
る。零交差数算出部14は、ある一定時間のブロック内に
おける零交差数、すなわち前記リニア符号化PCM信号が
零レベルと交差する回数を算出し、n−1個の遅延素子
15a〜15n−1から構成される遅延線2(15)に出力す
る。遅延線2(15)は前記遅延線1(9)と同様な動作
をするため、零交差数算出部14の出力および各遅延素子
15a〜15n−1の出力は過去のnブロックにおける零交差
数となる。これらのn個の出力は最大零交差数検出部16
および最小零交差数検出部17に与えられ、最大零交差数
検出部16はn個の入力信号の最大値、すなわち過去nブ
ロックの零交差数の最大値を検出し、この値を比較部2
(19)および減算回路18に出力する。また最小零交差数
検出部17はn個の入力信号の最小値、すなわち過去ブロ
ックの零交差数の最小値を検出し、この値を比較部3
(20)および減算回路18に出力する。減算回路18は最大
零交差数検出部16の出力する過去nブロックの零交差数
の最大値から、最小零交差数検出部17の出力する過去n
ブロックの零交差数の最小値を減じ、この値を比較部4
(21)に出力する。
比較部2(19)は、最大零交差数検出部16の出力と第
2の閾値30とを比較し、最大零交差数検出部16の出力が
第2の閾値30よりも大きい時“0"を、小さい時“1"を出
力する。比較部3(20)は、最小零交差数検出部17の出
力と第3の閾値31とを比較し、最小零交差数検出部17の
出力が第3の閾値31よりも大きい時は“1"を、小さい時
は“0"を出力する。比較部4(21)は、減算回路18の出
力と4の閾値32とを比較し、減算回路18の出力が第4の
閾値32よりも大きい時は“0"を、小さい時は“1"を出力
する。論理積回路22は比較部2(19)、比較部3(2
0)、比較部4(21)の出力がすべて“1"の時、入力信
号が音声帯域データ信号であると判定して“1"を出力
し、比較部2(19),比較部3(20),比較部4(21)
の出力のうち少なくとも一つが“0"の時、入力信号が音
声信号であると判定して“0"を出力する。
2の閾値30とを比較し、最大零交差数検出部16の出力が
第2の閾値30よりも大きい時“0"を、小さい時“1"を出
力する。比較部3(20)は、最小零交差数検出部17の出
力と第3の閾値31とを比較し、最小零交差数検出部17の
出力が第3の閾値31よりも大きい時は“1"を、小さい時
は“0"を出力する。比較部4(21)は、減算回路18の出
力と4の閾値32とを比較し、減算回路18の出力が第4の
閾値32よりも大きい時は“0"を、小さい時は“1"を出力
する。論理積回路22は比較部2(19)、比較部3(2
0)、比較部4(21)の出力がすべて“1"の時、入力信
号が音声帯域データ信号であると判定して“1"を出力
し、比較部2(19),比較部3(20),比較部4(21)
の出力のうち少なくとも一つが“0"の時、入力信号が音
声信号であると判定して“0"を出力する。
次に、論理積回路6は電力判定部2および零交差数判
定部3の出力の論理積をとり、入力信号が音声信号であ
るか音声帯域データ信号であるかの判定結果を出力す
る。すなわち、電力判定部2と零交差数判定部3の出力
がいずれも“1"の時、入力信号が音声帯域データ信号で
あると判定して“1"を出力し、電力判定部2と零交差数
判定部3の出力の少なくとも一つが“0"の時、入力信号
が音声信号であると判定して“0"を出力する。この論理
積回路6の出力を、音声/データ識別器の判定結果とす
る。
定部3の出力の論理積をとり、入力信号が音声信号であ
るか音声帯域データ信号であるかの判定結果を出力す
る。すなわち、電力判定部2と零交差数判定部3の出力
がいずれも“1"の時、入力信号が音声帯域データ信号で
あると判定して“1"を出力し、電力判定部2と零交差数
判定部3の出力の少なくとも一つが“0"の時、入力信号
が音声信号であると判定して“0"を出力する。この論理
積回路6の出力を、音声/データ識別器の判定結果とす
る。
従って、この音声/データ識別器に音声帯域データ信
号が入力された場合、音声帯域データ信号のブロック間
電力比は小さい値をとるため、比較部1(13)の出力が
“1"となり、それにより電力判定部2は入力信号が音声
帯域データ信号であると判定して“1"を出力し、また、
音声帯域データ信号の零交差数はモデムのキャリア周波
数に依存した特定の範囲の値をとるため、比較部2(1
9),比較部3(20),比較部4(21)の出力がすべて
“1"となり、それにより零交差数判定部3は入力信号が
音声帯域データ信号であると判定して、“1"を出力し、
この音声/データ識別器の出力は“1"(音声帯域データ
信号)となる。
号が入力された場合、音声帯域データ信号のブロック間
電力比は小さい値をとるため、比較部1(13)の出力が
“1"となり、それにより電力判定部2は入力信号が音声
帯域データ信号であると判定して“1"を出力し、また、
音声帯域データ信号の零交差数はモデムのキャリア周波
数に依存した特定の範囲の値をとるため、比較部2(1
9),比較部3(20),比較部4(21)の出力がすべて
“1"となり、それにより零交差数判定部3は入力信号が
音声帯域データ信号であると判定して、“1"を出力し、
この音声/データ識別器の出力は“1"(音声帯域データ
信号)となる。
一方、音声/データ識別器に音声信号が入力された場
合、音声信号のブロック間電力比は大きい値をとるた
め、比較部1(13)の出力が“0"となり、それにより電
力判定部2は入力信号が音声信号であると判定して“0"
を出力し、また、音声信号の零交差数は音声帯域データ
信号と異なる範囲の値をとるため、比較部2(19),比
較部3(20),比較部4(21)の出力のいずれかが“0"
となり、それにより零交差数判定部3は入力信号が音声
信号であると判定して“0"を出力し、この音声/データ
識別器の出力は“0"(音声信号)となる。
合、音声信号のブロック間電力比は大きい値をとるた
め、比較部1(13)の出力が“0"となり、それにより電
力判定部2は入力信号が音声信号であると判定して“0"
を出力し、また、音声信号の零交差数は音声帯域データ
信号と異なる範囲の値をとるため、比較部2(19),比
較部3(20),比較部4(21)の出力のいずれかが“0"
となり、それにより零交差数判定部3は入力信号が音声
信号であると判定して“0"を出力し、この音声/データ
識別器の出力は“0"(音声信号)となる。
また、上記の電力判定部2,零交差数判定部3において
判定に用いているブロック間電力比および零交差数の値
は、回線等における信号の減衰により、音声/データ識
別器に実際に入力されるまでに信号の電力が低下した場
合でも影響を受けないため、上記の動作は入力信号の電
力の大小にかかわらず正しく行われる。
判定に用いているブロック間電力比および零交差数の値
は、回線等における信号の減衰により、音声/データ識
別器に実際に入力されるまでに信号の電力が低下した場
合でも影響を受けないため、上記の動作は入力信号の電
力の大小にかかわらず正しく行われる。
なお、上記実施例では、電力算出部8はブロック内の
入力信号のサンプルの絶対値の平均を算出し、この値を
電力値としているが、絶対値の平均の代わりに、ブロッ
ク内の2乗平均値、あるいは最大ピーク値等を用いても
よい。
入力信号のサンプルの絶対値の平均を算出し、この値を
電力値としているが、絶対値の平均の代わりに、ブロッ
ク内の2乗平均値、あるいは最大ピーク値等を用いても
よい。
また、上記実施例では論理積回路6において、電力判
定部2および零交差数判定部3の出力の論理積をとり、
この論理積を音声/データ識別器の判定結果としている
が、論理積回路6の代わりに論理和回路を用い、電力判
定部2および零交差数判定部3の出力の論理和をとり、
電力判定部2の出力あるいは零交差数判定部3の出力の
いずれかが“1"の時、入力信号が音声帯域データ信号で
あると判定して論理和回路の出力を“1"とし、電力判定
部2の出力および零交差判定部3の出力の両者とも“0"
の時、入力信号が音声信号であると判定して論理和回路
の出力を“0"とし、この論理和回路の出力を音声/デー
タ識別器の判定結果とするような構成にすることも可能
である。
定部2および零交差数判定部3の出力の論理積をとり、
この論理積を音声/データ識別器の判定結果としている
が、論理積回路6の代わりに論理和回路を用い、電力判
定部2および零交差数判定部3の出力の論理和をとり、
電力判定部2の出力あるいは零交差数判定部3の出力の
いずれかが“1"の時、入力信号が音声帯域データ信号で
あると判定して論理和回路の出力を“1"とし、電力判定
部2の出力および零交差判定部3の出力の両者とも“0"
の時、入力信号が音声信号であると判定して論理和回路
の出力を“0"とし、この論理和回路の出力を音声/デー
タ識別器の判定結果とするような構成にすることも可能
である。
この発明に係る音声/データ識別器によれば、入力信
号が音声信号であるか音声帯域データ信号であるかを、
nブロックの入力信号の電力における最大値と最小値と
の比であるブロック間電力比の大きさに基づいて判定す
る電力判定部と、入力信号が音声信号であるか音声帯域
データ信号であるかを、nブロックの入力信号の零交差
数における最大値と最小値とに基づいて判定する零交差
数判定部と、前記電力判定部と零交差数判定部の判定結
果から、入力信号が音声信号であるか音声帯域データ信
号であるかを判定し、その結果を出力する識別結果出力
部とを備えるようにしたので、入力信号のレベルの大小
にかかわらず、入力信号を音声信号と音声帯域データ信
号とに識別できるという効果がある。
号が音声信号であるか音声帯域データ信号であるかを、
nブロックの入力信号の電力における最大値と最小値と
の比であるブロック間電力比の大きさに基づいて判定す
る電力判定部と、入力信号が音声信号であるか音声帯域
データ信号であるかを、nブロックの入力信号の零交差
数における最大値と最小値とに基づいて判定する零交差
数判定部と、前記電力判定部と零交差数判定部の判定結
果から、入力信号が音声信号であるか音声帯域データ信
号であるかを判定し、その結果を出力する識別結果出力
部とを備えるようにしたので、入力信号のレベルの大小
にかかわらず、入力信号を音声信号と音声帯域データ信
号とに識別できるという効果がある。
また、この発明に係る音声/データ識別器によれば、
入力信号が音声信号であるか音声帯域データ信号である
かを、nブロックの入力信号の電力における最大値と最
小値との比であるブロック間電力比の大きさに基づいて
判定する電力判定部を備える構成としたので、音声信号
の電力は母音部分では大きく子音部分では小さいためそ
の時間的変動が大きいのに対し、音声帯域データ信号は
その時間的変動が小さいという特性の相違を利用するこ
とにより、簡易な構成で確実にかつ安定した信号の識別
を行うことができるという効果がある。
入力信号が音声信号であるか音声帯域データ信号である
かを、nブロックの入力信号の電力における最大値と最
小値との比であるブロック間電力比の大きさに基づいて
判定する電力判定部を備える構成としたので、音声信号
の電力は母音部分では大きく子音部分では小さいためそ
の時間的変動が大きいのに対し、音声帯域データ信号は
その時間的変動が小さいという特性の相違を利用するこ
とにより、簡易な構成で確実にかつ安定した信号の識別
を行うことができるという効果がある。
また、この発明に係る音声/データ識別器によれば、
入力信号が音声信号であるか音声帯域データ信号である
かを、nブロックの入力信号の零交差数における最大値
と最小値に基づいて判定する零交差数判定部を備える構
成としたので、音声信号の零交差数は母音部分では小さ
く子音部分では大きいためその時間的変動が大きいのに
対し、音声帯域データ信号はその時間的変動が小さく、
かつその分布範囲はモデムのキャリア周波数に依存した
特定の領域に集中するという特性の相違を利用すること
により、簡易な構成で確実にかつ安定した信号の識別を
行うことができるという効果がある。
入力信号が音声信号であるか音声帯域データ信号である
かを、nブロックの入力信号の零交差数における最大値
と最小値に基づいて判定する零交差数判定部を備える構
成としたので、音声信号の零交差数は母音部分では小さ
く子音部分では大きいためその時間的変動が大きいのに
対し、音声帯域データ信号はその時間的変動が小さく、
かつその分布範囲はモデムのキャリア周波数に依存した
特定の領域に集中するという特性の相違を利用すること
により、簡易な構成で確実にかつ安定した信号の識別を
行うことができるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による音声/データ識別器
を示す構成図、第2図は従来例による音声/データ識別
器を示す構成図、第3図は音声信号と音声帯域データ信
号の零交差数の分布を示す図である。 図において、1はリニア変換部、2は電力判定部、3は
零交差数判定部、6は論理積回路、8は電力算出部、9
は遅延線、10は最大ブロック電力検出部、11は最小ブロ
ック電力検出部、12はブロック間電力比算出部、13は比
較部1、14は零交差数算出部、15は遅延線2、16は最大
零交差数検出部、17は最小零交差数検出部、18は減算回
路、19は比較部2、20は比較部3、21は比較部4、22は
論理積回路、9a〜9n−1,15a〜15n−1は遅延素子、29は
第1の閾値、30は第2の閾値、31は第3の閾値、32は第
4の閾値である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
を示す構成図、第2図は従来例による音声/データ識別
器を示す構成図、第3図は音声信号と音声帯域データ信
号の零交差数の分布を示す図である。 図において、1はリニア変換部、2は電力判定部、3は
零交差数判定部、6は論理積回路、8は電力算出部、9
は遅延線、10は最大ブロック電力検出部、11は最小ブロ
ック電力検出部、12はブロック間電力比算出部、13は比
較部1、14は零交差数算出部、15は遅延線2、16は最大
零交差数検出部、17は最小零交差数検出部、18は減算回
路、19は比較部2、20は比較部3、21は比較部4、22は
論理積回路、9a〜9n−1,15a〜15n−1は遅延素子、29は
第1の閾値、30は第2の閾値、31は第3の閾値、32は第
4の閾値である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】入力信号が音声信号であるか音声帯域デー
タ信号であるかを、nブロックの入力信号の電力におけ
る最大値と最小値との比であるブロック間電力比の大き
さに基づいて判定する電力判定部と、 入力信号が音声信号であるか音声帯域データ信号である
かを、nブロックの入力信号の零交差数における最大値
と最小値とに基づいて判定する零交差数判定部と、 前記電力判定部と零交差数判定部の判定結果から、入力
信号が音声信号であるか音声帯域データ信号であるかを
判定し、その結果を出力する識別結果出力部とを備えた
ことを特徴とする音声/データ識別器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2049951A JP2609737B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 音声/データ識別器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2049951A JP2609737B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 音声/データ識別器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03250961A JPH03250961A (ja) | 1991-11-08 |
JP2609737B2 true JP2609737B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=12845346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2049951A Expired - Fee Related JP2609737B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 音声/データ識別器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2609737B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3094832B2 (ja) * | 1995-03-24 | 2000-10-03 | 三菱電機株式会社 | 信号識別器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55166359A (en) * | 1979-06-14 | 1980-12-25 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | Detector for modulated data signal |
JP2648779B2 (ja) * | 1987-08-26 | 1997-09-03 | 日本電気株式会社 | 通話信号識別装置 |
JPH01212168A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-25 | Nec Corp | 音声とデータの識別方式 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP2049951A patent/JP2609737B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03250961A (ja) | 1991-11-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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