JP2609610B2 - 光バイパススイッチモジュール - Google Patents

光バイパススイッチモジュール

Info

Publication number
JP2609610B2
JP2609610B2 JP62133372A JP13337287A JP2609610B2 JP 2609610 B2 JP2609610 B2 JP 2609610B2 JP 62133372 A JP62133372 A JP 62133372A JP 13337287 A JP13337287 A JP 13337287A JP 2609610 B2 JP2609610 B2 JP 2609610B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
switch element
input
output
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62133372A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63300218A (ja
Inventor
勉 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP62133372A priority Critical patent/JP2609610B2/ja
Publication of JPS63300218A publication Critical patent/JPS63300218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2609610B2 publication Critical patent/JP2609610B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は,ループ形光ローカルエリアネットワークに
於いて,ループのノード間に挿入されてループとノード
の接続/切り離しを行なうと共に光信号の変調を行なう
光バイパススイッチデータリンクモジュールに関する。
[従来の技術] 光ローカルエリアネットワーク(光LAN)の一方式と
して,ループ形光LANがある。この方式は第3図に示し
たようにループライン13に,多数のノード14を接続し,
ノード14間で通信を行なう方式である。
ここで,あるノード14が故障や保守のため停止する場
合その影響が全体に及ぶのを防ぐために,光バイパスス
イッチ10が使用されている。このスイッチ10は,2入力2
出力端子を有し通常はループラインからの信号をノード
14のレシーバ11に,またノード14のトランスミッタ12か
らの信号をループラインに送出するように端子が接続さ
れている。ところが,バイパスが必要な場合は,ループ
ラインの入力信号がスイッチ10中で折返されて,そのま
まループラインに出力するように端子間の切換が行なわ
れている。
この種の光スイッチ10としては,従来,光学素子の可
動部を有するメカニカル形式の光スイッチが用いられて
きた(例えば,青山,他“光ファイバリンク用2×2光
スイッチ”昭55年度電子通信学会総合全国大会講演予稿
集No.2211)。
[発明が解決しようとする問題点] さて,この種の機械式スイッチは低損失で,低漏話
(−50dB以下)であるが,切換動作の信頼性という点で
は十分ではない。即ち,ループ形光LANではノードの切
り離しはごく間欠的であり,場合によっては,数年に1
度ということもある。可動部を有する形式ではこの間に
可動部分あるいは可動部に接触している部分に何らかの
変質が生じ,切換動作特性が劣化し易い。
これ故に,磁気光学効果や電気光学効果を利用したノ
ンメカニカルな光スイッチが検討されているが,現在報
告されている構成のものは,いずれも漏話量が−20〜30
dB程度にとどまり,光LANで必要とされる漏話量(−50d
B以下)を満足していない。
また,バイパス切換に必要とされる切換時間は通常数
10msec以内であればよいので,上記のノンメカニカルな
光スイッチの有する高速切換性能は有効に利用されてい
ない。光信号の変調は光源であるLDあるいはLEDによっ
ている。
そこで,本発明の技術的課題は上記欠点に鑑み,低漏
話が実現できると共に,発光素子自体の変調帯域に係ら
ず広帯域なデジタリンク用光バイパススイッチモジュー
ルを提供することである。
[発明の概要] 第1図に示すとおり,本発明の光バイパススイッチモ
ジュールは,誘電体又は半導体基板1上に,モノリシッ
クに形成された3個の縦続接続された1×2(1入力2
出力又は2入力1出力)の第1,第2及び第3の電気光学
効果スイッチ素子2,3,4と,発光素子6受光素子5及び
1対の入出力ファイバ7,8から構成されている。
受光素子5は第1のスイッチ素子2の−出力側に接続
される。発光素子6は第3のスイッチ素子4の−入力側
に接続される。また,入力側光ファイバ7は第1のスイ
ッチ素子2の−入力側に,出力側光ファイバ8は第3の
スイッチ素子4の−出力側に接続される。ここで,バイ
パスモードの時には,3つのスイッチ素子2,3,4すべて
に,駆動電圧が印加されず,入力側ファイバ7からの光
は、3つのスイッチ素子2,3,4を経て出力側ファイバ8
に結合する。
一方,ノーマルモードの時には,3つのスイッチ素子2,
3,4すべてに駆動電圧が印加され,入力側ファイバ7か
らの光は第1のスイッチ素子2をへて受光素子に結合
し,第1のスイッチ素子2でのクロストークとして漏れ
出た光は,第2のスイッチ素子3により遮断される。発
光素子6からの光は,第3のスイッチ素子4を経て,出
力側ファイバ8に結合する。この時発光素子5に変調電
流信号が印加されず,単に一定光(CW光)が出ている場
合,第3のスイッチ素子4に変調電圧信号を印加して,
外部変調方式のモジュールとすることが出来る。
発光素子6に変調電流信号を供給する従来の直接変調
方式では,普通のLEDを用いた場合,数十Mb/s程度の帯
域が限界である。一方,本発明に係るモジュールでは,
外部変調方式が適用できるので,普通のLEDを用いても
第3のスイッチ素子4の帯域(数百Mb〜数Gb/s)まで変
調可能であり,きわめて広帯域なモジュールとすること
ができる。
また,上記の構成にすれば,漏話の問題も解決でき
る。即ち,ノーマルモード時の入力側ファイバ7から入
るライン側信号の,出力側ファイバ8への漏れは,第3
の光スイッチ素子4を単に光路切換として機能させる場
合,第1,2,3のスイッチ素子2,3,4の漏話の総和となり,
また,第3の光スイッチ素子4を変調器として機能させ
る場合,第1と第2のスイッチ素子2,3の漏話の和とな
る1つのスイッチ素子の漏話を,現状の電気光学効果ス
イッチで得られている普通の値−25dBとすると,前者の
使い方では−75dB,後者の使い方では−50dBが本モジュ
ールでは実現できる。
一方,ノーマルモードの時の送出信号の受光素子5へ
の漏れは,原理上では送出信号が出力側ファイバ8の近
端,又は遠端で反射した光のまわり込みが主要因とな
る。出力側ファイバ8からの反射光は第3,2,1のスイッ
チ素子4,3,2(漏話成分)と入力側ファイバ7の近端又
は遠端反射をへて,第1のスイッチ素子2を通過して,
受光素子5に入射する,この時の漏話は,スイッチ素子
3個の漏話分(−75dB),2ケ所のフレネル反射損(−25
dB)の和−100dBとなり,全く問題ない。なお,バイパ
スモード時は発光素子6,受光素子5とも通常使用しない
ので,漏話の問題は生じない。また,バイパスモード時
には,入力光は3ケのスイッチ素子2,3,4を通過するこ
とになるが,導波路形スイッチの場合,スイッチ素子自
体の損失は小さい(0.2dB以下)ので大きな問題とはな
らない。
[実施例] 次に,本発明の一実施例について述べる。
第2図は本発明を適用した光バイパススイッチモジュ
ールの構成を示したものである。モジュール本体基板1
には,ニオブ酸リチウム(LiNbO3)(0.5×20×60mm)T
iを熱拡散して導波路を形成した。その後SiO2のバッフ
ァ層をつけた後金属電極14を蒸着して3つのΔβ反転形
スイッチ素子(素子長16mm,スイッチ電圧6V)2,3,4を形
成した。スイッチ素子2,3,4は駆動電圧が印加時はパラ
レルモードに,電圧印加がない時はクロスバーモードに
なるよう導波路パラメータを設定した。光ファイバ7,8,
15は,受光素子側16を除いてはモードフィールド径10μ
mの偏波保持ファイバを使用している。受光素子側はコ
ア径50μmのマルチモードファイバを使用している。光
源には波長1.3μmの半導体レーザ,受光素子5にはGe
・APDを用いている。
入出力ファイバ間挿入損失,2.5dB,入力ファイバー受
光器間損失,1.8dB,光源ファイバー出力ファイバ間損失
1.9dB,ノーマルモード時の入出力ファイバ間漏話は,第
3のスイッチ素子4を単に光路切換器として使用した時
−70dBが得られた。また,第3のスイッチ素子4を光変
調器として使用した時,1Gb/sの高速応答が得られ,この
時の漏話は−50dBであった。
なお,ニオブ酸リチウム基板の代りに,半導体基板
(例えばInP基板)を用いると3ケのスイッチ素子の他
に第1のスイッチ素子2の−出力側に受光素子5(例え
ばInGaAs−PD)を,また,第3のスイッチ素子4の−入
力側に発光素子6(例えばInGaAsP−LD)をモノリシッ
クに形成することも可能である。また発光素子6,受光素
子5及びスイッチ素子2,3,4の駆動信号処理電子回路を
もモノリシックに形成することも可能である。
[発明の効果] 以上,詳細に説明したように,本発明の光バイパスス
イッチモジュールは,モノリシックに形成され縦続に配
置された3ケの導波路形光スイッチ素子と,ライン入出
力ファイバ及び,発光,受光素子から構成され,3ケのス
イッチ素子に駆動電圧が印加されてない時は,バイパス
モードとなり,電圧印加時はノーマルモードになる。こ
の時,発光素子が接続された第3のスイッチ素子を外部
電圧変調器として用いることも可能である。このため
に,低漏話が実現できるとともに,第3のスイッチ素子
を外部変調器として使用する場合,発光素子自体の変調
帯域が狭くても広帯域な(高速応答な)データリンク用
光バイパススイッチモジュールが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光バイパススイッチモジュールの基本
構成を示す図,第2図は本発明の一実施例を示した図,
第3図は,ループ形光ローカルエリアネットワークの基
本構成を示す図である。 1……基板,2……第1のスイッチ素子,3……第2のスイ
ッチ素子,4……第3のスイッチ素子,5……受光素子,6…
…発光素子,7……入力側ファイバ,8……出力側ファイ
バ,9……導波路,10……バイパススイッチ,11……レシー
バ,12……トランスミッタ,13……ループライン,14……
ノード,15……光ファイバ,16……光ファイバ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1の入力導波路と第1及び第2の2の出力
    導波路を有する第1の導波路形スイッチ素子と、 前記第1の導波路形スイッチ素子とモノリシックに形成
    され、1の入力導波路と1の出力導波路を有し、前記第
    1の導波路形スイッチ素子の前記第1の出力導波路に縦
    続接続された第2のスイッチ素子と、 前記第1の導波路形スイッチ素子とモノリシックに形成
    され、第1及び第2の2の入力導波路と1の出力導波路
    を有し、前記第2の導波路形スイッチ素子の前記出力導
    波路に前記第1の入力導波路が縦続接続された第3のス
    イッチ素子と、 前記第1の導波路形スイッチ素子の前記入力導波路に接
    続される第1の入出力光ファイバと、 前記第1の導波路形スイッチ素子の前記第2の出力導波
    路に接続される受光素子と、 前記第3の導波路形スイッチ素子の前記出力導波路に接
    続される第2の入出力光ファイバと、 前記第3の導波路形スイッチ素子の前記第2の入力導波
    路に接続される発光素子とを備え、 前記第1の導波路形スイッチ素子と前記第2の導波路形
    スイッチ素子と前記第3の導波路形スイッチ素子に電圧
    が印加されていないときに、前記第1の入出力光ファイ
    バと前記第2の入出力光ファイバ間が結合し、 前記第1の導波路形スイッチ素子と前記第2の導波路形
    スイッチ素子と前記第3の導波路形スイッチ素子に電圧
    が印加されているときに、前記第1の入出力光ファイバ
    は受光素子と結合し、前記第2の入出力光ファイバは前
    記発光素子に結合することを特徴とする光バイパススイ
    ッチモジュール。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の光バイパスス
    イッチモジュールに於いて、発光素子に直流電流を印加
    してCW発振させ、前記第3のスイッチ素子に変調信号電
    圧を印加して光信号を送出することを特徴とする光バイ
    パススイッチモジュール。 [産業上の利用分野]
JP62133372A 1987-05-30 1987-05-30 光バイパススイッチモジュール Expired - Lifetime JP2609610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62133372A JP2609610B2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30 光バイパススイッチモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62133372A JP2609610B2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30 光バイパススイッチモジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63300218A JPS63300218A (ja) 1988-12-07
JP2609610B2 true JP2609610B2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=15103187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62133372A Expired - Lifetime JP2609610B2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30 光バイパススイッチモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2609610B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6597830B1 (en) 1998-07-01 2003-07-22 Nec Corporation Matrix optical switch and optical ADM
JPWO2005078970A1 (ja) * 2004-02-17 2008-01-10 日本電信電話株式会社 光伝送システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5895330A (ja) * 1981-11-30 1983-06-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光スイツチ
JPS61185731A (ja) * 1985-02-14 1986-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 偏波面保存光フアイバ形バイパススイツチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63300218A (ja) 1988-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2125751C (en) Polarization independent transmissive/reflective optical switch
CA1178703A (en) Optical switch
US4815803A (en) Optical signal network with node by-pass switching capability
EP0279520B1 (en) Optical waveguide switch
Korotky et al. Fully connectorized high-speed Ti: LiNbO 3 switch/modulator for time-division multiplexing and data encoding
EP0806824A2 (en) Apparatus and method for a single-port modulator having amplification
Himeno et al. 4× 4 optical-gate matrix switch
JP2609610B2 (ja) 光バイパススイッチモジュール
US5185831A (en) Optical waveguide device
CN110784194B (zh) 基于单微环谐振器光开关的全光d触发器
US4913509A (en) Fail-safe port for use with an optical fiber
Taylor Technology and design considerations for a very-high-speed fiber-optic data bus
Matsushita et al. Fiber-optic devices for local area network application
US4871222A (en) Reflex transmitter for a bidirectional light waveguide communication system
Villarruel et al. Tapped tee single-mode data distribution system
JPH1073791A (ja) 半導体マッハツェンダ型光変調器、光変調器モジュールおよび光伝送装置
US6498885B1 (en) Semiconductor nonlinear waveguide and optical switch
JP2903700B2 (ja) 導波路型光デバイス
JP2998373B2 (ja) 光制御回路
JP3060503B2 (ja) 光ローカルエリアネットワークのノード装置
JP2900569B2 (ja) 光導波路デバイス
JPH09269428A (ja) 反射戻り光補償回路
JP2912039B2 (ja) 光制御デバイス
JP2000068943A (ja) 光伝送装置
JPS6344208B2 (ja)