JP2608379B2 - レーザー誘導感熱色素転写用色素供与体素子 - Google Patents

レーザー誘導感熱色素転写用色素供与体素子

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JP2608379B2 JP5291585A JP29158593A JP2608379B2 JP 2608379 B2 JP2608379 B2 JP 2608379B2 JP 5291585 A JP5291585 A JP 5291585A JP 29158593 A JP29158593 A JP 29158593A JP 2608379 B2 JP2608379 B2 JP 2608379B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー誘導感熱色素
転写装置の色素供与体素子において赤外吸収物質として
金属コロイドを使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、カラービデオカメラから電子的に
発生させた画像からプリントを得るための感熱転写装置
が開発されている。このようなプリントを得る一つの方
法によると、まず電子画像をカラーフィルターによって
色分解する。次いで、それぞれの色分解画像を電気信号
に変換する。その後、これらの信号を操作して、シア
ン、マゼンタ及びイエローの電気信号を発生させ、これ
らの電気信号を感熱プリンターへ伝送する。プリントを
得るため、シアン、マゼンタまたはイエローの色素供与
体素子を色素受容体素子と向い合わせて配置する。次い
で、それら二つを感熱プリントヘッドと定盤ローラーと
の間に挿入する。ライン型感熱プリントヘッドを使用し
て、色素供与体シートの裏側から熱をかける。感熱プリ
ントヘッドは、数多くの加熱素子を有することができ、
またシアン、マゼンタまたはイエローの信号に応じて逐
次加熱される。その後、この工程を、その他の2色につ
いて反復する。こうして、スクリーンで見た元の画像に
対応するカラーハードコピーが得られる。この方法とそ
れを実施するための装置についての詳細が、米国特許第
4,621,271号明細書に記載されている。
【0003】上記の電子信号を使用してプリントを熱的
に得る別の方法は、感熱プリントヘッドの代わりにレー
ザーを使用する方法である。このような方式では、供与
体シートは、レーザーの波長において強い吸収を示す物
質を含有する。供与体を照射すると、この吸収物質が光
エネルギーを熱エネルギーへ転換し、その熱がすぐ近く
の色素へ伝達し、よってその色素がその蒸発温度にまで
加熱されて受容体へ転写される。吸収物質は、色素の下
方にある層中に存在しても、または色素と混合されてい
ても、あるいはその両方であってもよい。元の画像の形
状や色を代表する電子信号によってレーザーを変調し
て、元の物体の色を再構築するために存在させなければ
ならない受容体上の領域においてのみ各色素を加熱して
蒸発させる。この方法の詳細については、英国特許出願
公開第2,083,726号明細書に記載されている。
【0004】米国特許第5,034,313号明細書に
は、準安定の金属コロイドとその調製について記載され
ている。しかしながら、その特許明細書には、レーザー
誘導感熱色素転写装置における赤外吸収物質としてその
ような金属コロイドを使用できることについては何ら記
載がない。
【0005】英国特許出願第2,083,726号明細
書では、そのレーザー装置に使用されるものとして記載
されている吸収物質はカーボンである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】吸収物質としてカーボ
ンを使用することには、それが粒状であり、塗布時に塊
を形成しやすく、転写色素画像を劣化させうるという点
で問題がある。また、カーボンは粘着やアブレーション
によって受容体に移動して、まだらな色素像または脱飽
和した色素像の原因となる場合がある。本発明の目的
は、こうした欠点を有さず、しかも感熱効率または被覆
力のより大きな吸収物質を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】これら及びその他の目的
は、昇華性画像色素と赤外吸収物質とがバインダー中に
含まれている色素層を表面に担持する支持体を含んで成
るレーザー誘導感熱色素転写用色素供与体素子であっ
て、該赤外吸収物質が非球形の板状金属銀コロイドであ
り、該コロイドが直径20nm未満の核の表面に銀を無
電解めっきすることによって得られる、そのようなレー
ザー誘導感熱色素転写用色素供与体素子から構成される
本発明によると達成される。
【0008】本発明に有用な板状金属銀コロイドは、上
記の米国特許第5,034,313号明細書にさらに詳
しく記載されている。この特許明細書の実施例1及び実
施例2に、本明細書で有用な板状金属銀コロイドの調製
方法が示されている。
【0009】板状金属銀コロイドは、本発明においてそ
の所期の目的に有効な任意の濃度で使用することができ
る。一般には、約0.04〜約0.33g/m2 の濃度
において良好な結果が得られる。
【0010】色素層の上の別の層中にスペーサービーズ
を使用して、色素供与体と色素受容体とを分離させるこ
とによって、色素転写の均一性や濃度を向上させること
ができる。この発明については、米国特許第4,77
2,582号明細書にさらに詳しく記載されている。所
望であれば、スペーサービーズをポリマーバインダーに
よって塗布してもよい。
【0011】本発明で用いられるレーザー誘導感熱色素
転写画像を得るために、寸法が小さいこと、コストが低
いこと、安定であること、信頼性が高いこと、頑丈であ
ること、そして変調し易いことという実質的な利点を提
供することから、ダイオードレーザーを使用すると好ま
しい。赤外吸収物質を使用することによって、レーザー
輻射線が色素層中に吸収されて、内部変換として知られ
ている分子過程によって熱に変換される。こうして、有
用な色素層の構成は、画像色素の色相、転写性及び強度
のみならず、色素層が輻射線を吸収してそれを熱に変換
できる能力にも依存する。赤外吸収色素は、色素層自体
に含有させてもよいし、また組み合わされた別の層中に
含有させてもよい。
【0012】上記のレーザーを使用して感熱印刷媒体上
に画像を形成する感熱プリンターについては、米国特許
第5,168,288号明細書に記載され、また特許請
求されている。
【0013】本発明に用いられる色素供与体には、レー
ザーの作用によって色素受容層へ転写可能であるなら
ば、いずれの色素を使用してもよい。以下に示すような
昇華性色素を使用すると特に良好な結果が得られる。
【0014】
【化1】
【0015】
【化2】
【0016】
【化3】
【0017】また、米国特許第4,541,830号、
同第4,698,651号、同第4,695,287
号、同第4,701,439号、同第4,757,04
6号、同第4,743,582号、同第4,769,3
60号及び同第4,753,922号明細書に記載され
ている色素のいずれを使用しても良好な結果が得られ
る。上記の色素は、単独で使用しても、組み合わせて使
用してもよい。色素は、約0.05〜約1g/m2 の被
覆量で使用することができ、また疎水性であることが好
ましい。
【0018】色素供与体素子中の色素は、ポリマーバイ
ンダー中に分散している。ポリマーバインダーとして
は、例として、セルロース誘導体、例えば酢酸水素フタ
ル酸セルロース、酢酸セルロース、酢酸プロピオン酸セ
ルロース、酢酪酸セルロース、三酢酸セルロース、ポリ
カーボネート、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリ
ル)、ポリ(スルホン)、ポリ(フェニレンオキシド)
または親水性バインダー、例えばポリビニルアルコール
もしくはゼラチンが挙げられる。バインダーは、約0.
1〜約5g/m2 の被覆量で使用することができる。
【0019】色素供与体素子の色素層は、支持体表面に
塗布してもよいし、またグラビア印刷のような印刷技法
によって支持体表面に印刷することもできる。
【0020】本発明に用いられる色素供与体素子用の支
持体には、寸法安定性があり、しかもレーザーの熱に耐
えられるならば、いずれの材料でも使用できる。このよ
うな材料には、ポリ(エチレンテレフタレート)のよう
なポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、セル
ロースエステル、フッ素ポリマー、ポリエーテル、ポリ
アセタール、ポリオレフィン及びポリイミドが含まれ
る。支持体の厚さは、一般に約5〜約200μmであ
る。また、所望であれば、米国特許第4,695,28
8号または同第4,737,486号明細書に記載され
ているような下塗層を支持体に塗布してもよい。
【0021】本発明に用いられる色素供与体素子と共に
用いられる色素受容素子は、通常は色素画像受容層を表
面に担持する支持体を含んで成るが、それ自体が色素画
像受容性材料であるものからできている支持体を含むこ
ともできる。該支持体は、ガラス、または透明フィル
ム、例えばポリ(エーテルスルホン)、ポリイミド、酢
酸セルロースのようなセルロースエステル、ポリ(ビニ
ルアルコール−コ−アセタール)またはポリ(エチレン
テレフタレート)であることができる。また、色素受容
素子用の支持体は、反射体、例えばバライタ塗布紙、白
色ポリエステル(ポリエステルに白色顔料を含有させた
もの)、アイボリー紙、コンデンサー紙またはDuPo
nt Tyvek(登録商標)のような合成紙であって
もよい。好ましい実施態様では、射出成形ポリカーボネ
ート支持体を使用する。
【0022】色素画像受容層は、例として、ポリカーボ
ネート、ポリエステル、セルロースエステル、ポリ(ス
チレン−コ−アクリロニトリル)、ポリカプロラクト
ン、またはそれらの混合物から構成してもよい。色素画
像受容層は、所期の目的に有効である任意の量で存在す
ることができる。一般に、約1〜約5g/m2 の濃度で
良好な結果が得られる。
【0023】本発明を利用するレーザー誘導感熱色素転
写画像の形成方法は、 a)赤外吸収物質と組み合わせた色素をバインダー中に
含有する色素層を表面に担持する支持体を含む少なくと
も一つの色素供与体素子を、ポリマー色素画像受容層を
表面に担持する支持体を含む色素受容素子と接触させる
工程、 b)レーザーによって色素供与体素子を像様加熱する工
程、並びに c)色素画像を色素受容素子へ転写してレーザー誘導感
熱色素転写画像を形成する工程、から構成される。
【0024】本発明の色素供与体素子は、シート状で使
用しても、また連続ロールやリボン状で使用してもよ
い。連続ロールまたはリボンを使用する場合、上述のよ
うに1種のみの色素を担持してもよいし、また別の色
素、例えば昇華性のシアン及び/もしくはマゼンタ及び
/もしくはイエロー及び/もしくはブラックまたはその
他の色素、からなる交互領域を担持してもよい。このよ
うな色素は、米国特許第4,541,830号、同第
4,698,651号、同第4,695,287号、同
第4,701,439号、同第4,757,046号、
同第4,743,582号、同第4,769,360号
及び同第4,753,922号明細書に記載されてい
る。こうして、本発明の範囲には、単色、2色、3色ま
たは4色の素子(また5色以上でもよい)が含まれる。
【0025】本発明の好ましい実施態様では、色素供与
体素子は、シアン、イエロー及びマゼンタ色素の領域を
逐次反復して塗布したポリ(エチレンテレフタレート)
支持体から構成され、上記の処理工程を各色について逐
次施すことによって3色色素転写画像を得る。もちろ
ん、この工程を単一の色についてのみ実施した場合に
は、モノクロ色素転写画像が得られる。
【0026】本発明を利用する感熱色素転写集成体は、 a)上記の色素供与体素子、及び b)上記の色素受容素子、 を含み、色素供与体素子の色素層が色素受容素子の色素
画像受容層と接触するように、色素受容素子と色素供与
体素子とが重ね合わされている。
【0027】これら2種の素子を含む上記の集成体は、
モノクロ画像を得る場合には、一体ユニットとして予め
集成しておいてもよい。この集成は、それら2種の素子
の縁部を一時的に接着することによって行うことができ
る。転写後、色素受容素子を剥離して、色素転写画像を
露呈させる。
【0028】3色画像を得る場合には、感熱プリントヘ
ッドによって熱を加える際に上記の集成体を3回形成す
る。最初の色素を転写した後、素子を剥離する。次い
で、第二の色素供与体素子(または異なる色素領域を有
する供与体素子の別の領域)を色素受容素子と位置合わ
せし、工程を繰り返す。同様にして第三の色を得る。
【0029】
【実施例】以下の実施例によって本発明を例示する。
【0030】米国特許第5,034,313号明細書の
実施例1に記載されているように、赤外吸収コロイド銀
ゾルを調製した。
【0031】本実施例で用いる色素分散液を以下のよう
に調製した。
【0032】 表I 成分 量(グラム) シアン、マゼンタまたはイエロー色素 250 Triton(登録商標)X−200 275 A2分散剤(18.2%水溶液) 蒸留水 476
【0033】表Iに示した配合物を、0.4〜0.6m
mのジルコニアシリカ媒体(Quartz Produ
cts社、SEPR部門、Plainfield NJ
より入手可能)を75体積%まで満たした1リットル媒
体ミル(モデル LME1、Netzsch社)におい
て16℃で微粉砕した。離散波長濁度法による平均近赤
外濁度測定値が示す粒径が0.2μm以下になるまで、
スラリーを微粉砕した。これは、45〜90分の微粉砕
滞留時間に相当した。
【0034】表IIに示した配合に従い、水性カーボン
ブラック(赤外吸収種)分散液を調製した。
【0035】 表II:カーボンブラック分散液 成分 量(グラム) カーボンブラック(Cabot Chemical社 200 から市販のBlack Pearl 430) Triton(登録商標)X−200 165 A2分散剤(18.2%水溶液) 蒸留水 635
【0036】100μmのゲル下塗済ポリ(エチレンテ
レフタレート)支持体上に、以下の多層構造体の各々を
水から同時塗布することによって、個々の色素供与体素
子を製作した。
【0037】a)上記の第二のイエロー色素、上記の銀
ゾル(0.11g/m2 )、ゼラチン(0.11g/m
2 )及びFluortenside FT−248(登
録商標)界面活性剤(ペルフルオロオクチルスルホン酸
テトラエチルアンモニウム)(Bayer社)(0.0
07g/m2 )を、ゼラチン(1.61g/m2 )及び
ポリ(ジビニルベンゼン)のスペーサービーズ(平均粒
径9μm)(0.02g/m2 )の層上に同時塗布し、
それ自身はゼラチン(3.77g/m2 )及びゼラチン
架橋剤の1,1’−〔メチレンビス(スルホニル)〕ビ
スエテン(0.054g/m2 )の層上に同時塗布され
ている、上記の色素分散体(0.44g/m2 )を含む
イエロー色素層。
【0038】b)上記の第一のマゼンタ色素、上記の銀
ゾル(0.11g/m2 )、ゼラチン(0.11g/m
2 )及びFluortenside FT−248(登
録商標)界面活性剤(ペルフルオロオクチルスルホン酸
テトラエチルアンモニウム)(Bayer社)(0.0
07g/m2 )を、ゼラチン(1.61g/m2 )及び
ポリ(ジビニルベンゼン)のスペーサービーズ(平均粒
径9μm)(0.02g/m2 )の層上に同時塗布し、
それ自身はゼラチン(3.77g/m2 )及びゼラチン
架橋剤の1,1’−〔メチレンビス(スルホニル)〕ビ
スエテン(0.054g/m2 )の層上に同時塗布され
ている、上記の色素分散体(0.57g/m2 )を含む
マゼンタ色素層。
【0039】c)上記の第二のシアン色素、上記の銀ゾ
ル(0.11g/m2 )、ゼラチン(0.11g/
2 )及びFluortenside FT−248
(登録商標)界面活性剤(ペルフルオロオクチルスルホ
ン酸テトラエチルアンモニウム)(Bayer社)
(0.007g/m2 )を、ゼラチン(1.61g/m
2 )及びポリ(ジビニルベンゼン)のスペーサービーズ
(平均粒径9μm)(0.02g/m2 )の層上に同時
塗布し、それ自身はゼラチン(3.77g/m2 )及び
ゼラチン架橋剤の1,1’−〔メチレンビス(スルホニ
ル)〕ビスエテン(0.054g/m2 )の層上に同時
塗布されている、上記の色素分散体(0.78g/
2 )を含むシアン色素層。
【0040】銀ゾルを上記のカーボン分散液(0.22
g/m2 )に交換して、対照用色素供与体素子を上記の
ように製作した。
【0041】用いた色素画像受容素子は、米国特許第
5,234,886号明細書に記載されているように製
作したポリカーボネートの厚いスラブとした。
【0042】米国特許第5,105,206号明細書に
記載されている装置と似たようなレーザー画像化装置を
使用して、上記の色素供与体シートから色素受容体へ単
色画像を以下に示すように印刷した。レーザー画像化装
置は、コリメーティング光学レンズ及びビーム付形光学
レンズを取り付けたシングルダイオードレーザー(日
立、モデルHL8351E)から構成されるものとし
た。レーザービームを、ガルバノメーターミラーへ向け
た。ガルバノメーターミラーを回転させて、画像のX軸
方向のレーザービームの掃去を制御した。レーザーの反
射ビームを、真空溝を備えた平らな定盤にビームを集め
るレンズに向けた。親ネジによって位置を制御する可動
ステージに定盤を取り付けて、画像のY軸位置を決め
た。色素受容体を真空溝によって定盤にしっかりと固定
し、そして各色素供与体素子を第二の真空溝によって色
素受容体にしっかりと固定した。
【0043】レーザービームの波長は830nmとし、
その定盤における出力は37mWとした。レーザービー
ムの公称測定スポットサイズは7×9μmの卵形(レー
ザービームの掃去方向が長軸)であった。線の中心間距
離は8.94μm(1インチ当たり3290本のライ
ン)とし、レーザー走査速度は26.9Hzとした。
【0044】画像化電子装置を作動させ、変調したレー
ザービームで色素供与体を走査して色素を色素受容体へ
転写した。画像化後、色素受容体を定盤から取り外し、
そして白色光を50秒間照射して画像色素を受容体中へ
融合させた。
【0045】各々の着色画像の可視スペクトルを、空気
を基準にした可視分光光度法で測定した。(望ましくな
い中性物質転写または色汚染の測定値として)色素自身
が吸収しないスペクトルの領域における濃度は以下のと
おりであった。
【0046】
【表1】
【0047】上記表中の最後の欄にあるデータは、赤外
吸収物質として銀を使用した場合の非色素吸収領域にお
いて透過した光の増加量を反映している。光は、画像化
系において画像色素にのみ吸収されることが理想的であ
るので、これらの光透過の向上は、望ましくない吸収の
除外による色純度の実質的改善を構成する。
【0048】
【発明の効果】本発明に用いられる板状金属銀コロイド
は、赤外光の吸収性が高いので、他の赤外吸収物質より
も少量で使用することができ、すなわち、熱効率が高
い。また、これらの物質を用いた色純度も、カーボンの
ような望ましくない物質の転写がないために改善され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−201483(JP,A) 米国特許5034313(US,A) 欧州特許出願公開395095(EP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇華性画像色素と赤外吸収物質とがバイ
    ンダー中に含まれている色素層を表面に担持する支持体
    を含んで成るレーザー誘導感熱色素転写用色素供与体素
    子であって、前記赤外吸収物質が非球形の板状金属銀コ
    ロイドであり、前記コロイドが直径20nm未満の核の
    表面に銀を無電解めっきすることによって得られる、前
    記レーザー誘導感熱色素転写用色素供与体素子。
JP5291585A 1992-11-24 1993-11-22 レーザー誘導感熱色素転写用色素供与体素子 Expired - Lifetime JP2608379B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US980891 1992-11-24
US07/980,891 US5273857A (en) 1992-11-24 1992-11-24 Laser-induced thermal dye transfer with silver plated colloids as the IP absorber

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06199044A JPH06199044A (ja) 1994-07-19
JP2608379B2 true JP2608379B2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=25527935

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