JP2608148B2 - 架空電線工事用遠隔作業装置 - Google Patents

架空電線工事用遠隔作業装置

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JP2608148B2 JP23141589A JP23141589A JP2608148B2 JP 2608148 B2 JP2608148 B2 JP 2608148B2 JP 23141589 A JP23141589 A JP 23141589A JP 23141589 A JP23141589 A JP 23141589A JP 2608148 B2 JP2608148 B2 JP 2608148B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、配電工事等を遠隔操作で行うのに好適な架
空電線工事用遠隔作業装置に関するものである。
[従来技術] 従来、第9図に示すように、電柱55に架設されている
高圧電線56の配電工事等の工事を活線状態で行う場合に
は、高所作業車57上のバケット昇降油圧シリンダ58の電
気絶縁性ピストンロッドからなるバケット昇降アーム33
の先端に設けられたバケット32上に作業者59が乗り、該
作業者59がホットステックと呼ばれる伸縮絶縁アーム60
を保持し、該伸縮絶縁アーム60の先端に専用の作業工具
61を取付けて、高圧電線56の切断,皮剥ぎ,コネクタの
取付け等の作業を行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような工事の仕方では、作業者59
が伸縮絶縁アーム60と作業工具61との全重量を負担しつ
つ作業を行わなければならないので、重労働となり、且
つ作業性も悪い問題点があった。
本発明の目的は、作業に係る重量負担を軽減でき、作
業性のよい架空電線工事用遠隔作業装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の構成を説明する
と、次の通りである。
請求項(1)に記載の架空電線工事用遠隔作業装置
は、先端に作業工具を支持する工具取付け部を有し且つ
後端に手動操作部を有する操作アームと、前記操作アー
ムを前後に移動自在に支持する揺動フレームと、前記操
作アームが揺動自在となるように前記揺動フレームを揺
動自在に支持する支持体と、前記操作アームの先端側の
荷重を負担するアクチュエータとを備えてなるものであ
る。
請求項(2)に記載の架空電線工事用遠隔作業装置
は、請求項(1)において、前記操作アームがその軸心
のまわりに回転自在に前記揺動フレームに支持されてい
ることを特徴とする。
請求項(3)に記載の架空電線工事用遠隔作業装置
は、請求項(2)において、前記操作アームには、その
前後動時にその前後動作力によってウエイトを駆動して
該操作アームの操作荷重を軽減するアーム操作荷重軽減
機構が結合されていることを特徴とする。
[作 用] 請求項(1)のように、操作アームを揺動フレームを
介して支持体で支持させ、且つ該操作アームと先端側の
重量をアクチュエータで負担させると、作業者は手動操
作部側で操作アームの操作荷重だけを負担すればよくな
り、作業性がよくなる。
また、揺動フレームを用いると、操作アームを揺動フ
レームに対して前後に移動させることができるようにな
り、操作アームの操作性がよくなる。
請求項(2)のようにすると、操作アームをその軸心
のまわりに回転させることができ、操作アームの操作性
がよくなる。
請求項(3)のようにすると、操作アームを軸心方向
に動かしたとき、その駆動力でウエイトが動かされ、操
作者が負担する操作荷重を軽減できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図乃至第3図は、本発明の第1実施例を示したも
のである。本実施例では、高電圧下での活線作業を行う
ために電気絶縁性を配慮した構造として示しているが、
通信ケーブルの工事のように電気絶縁性が問題にならな
い場合には電気絶縁性を配慮しない構造にしてもよい。
図示のように、本実施例の架空電線工事用遠隔作業装
置は、伸縮型の操作アーム1を有する。該操作アーム1
は、第1のアーム体2と、これに連結されて該第1のア
ーム体2を伸縮移動させる第2のアーム体3とで構成さ
れている。
第1のアーム体2は、板面を縦向きにして平行に配設
された1対の側板4と、これら側板4を上下で枠形に連
結している連結板5とで構成されている。このような第
1のアーム体2は、絶縁材(例えば、FRPやポリアセタ
ール樹脂等)で形成されている。
第2のアーム体3は、両側板4の内側でこれらに平行
に配設された1対の側板6と、これら側板6を上下で枠
形に連結している連結板7と、これら側板6間に配置さ
れて長手方向の両端の連結板7で支持されたエアシリン
ダ8とで構成されている。エアシリンダ8はシリンダ本
体8Aとシリンダロッド8Bとを備え、シリンダロッド8Bの
先端の工具取付け部8Cに専用の作業工具が取付けられる
ようになっている。また、この工具取付け部8Cに第1の
アーム体2の先端が連結されている。このような第2の
アーム体3は、その全体又は一部が例えばFRPやポリア
セタール樹脂等の絶縁体で形成されている。工具取付部
8Cも絶縁材で形成されている。
外側の両側板4の内面にはガイド溝9がそれぞれ設け
られ、内側の両側板6の外面には各ガイド溝9に嵌り合
うガイド突起10がそれぞれ突設され、第2のアーム体3
に対して第1のアーム体2が移動自在に動けるようにな
っている。
第2のアーム体3の後端側には手動操作部11が設けら
れ、該手動操作部11には操作ハンドル12が取付けられて
いる。手動操作部11とエアシリンダ8とは連結体13で連
結され、操作用エアーの供給と排出とが行えるようにな
っている。
このような伸縮型の操作アーム1の先端と後端との間
の部分と揺動自在に支持するため、支柱状の支持体14が
設けられている。該支持体14の上端には二股のブラケッ
ト15が突設されている。これらブラケット15の上端に
は、支軸16が回転自在に貫通支持されている。両ブラケ
ット15の間で支軸16には1対の揺動フレーム17が該支軸
16を中心として前後が上下に揺動自在となるようにして
支持されている。第1のアーム体2は、その両側端4が
両揺動フレーム17の内面にローラ18で上下から挟持され
ることにより、摺動自在に該揺動フレーム17に支持され
ている。従って、操作アーム1は操作ハンドル12を持っ
て作業者が前後させることにより前後動ができるように
なっている。
支軸16の長手方向の中央には、ピニオン19が一体に固
着されている。該ピニオン19に噛み合って該ピニオン19
を回転させる第1のラック20が、第2のアーム体3の幅
広の連結板7に固定されている。両揺動フレーム17の下
部には1対のローラ軸21が支持され、これらローラ軸21
には各1対のローラ22が回転自在にそれぞれ支持されて
いる。これらローラ22上には、四角柱状のウエイト23が
前後動自在に載置されている。このウエイト23の上面に
は、ピニオン19に噛み合う第2のラック24が長手方向に
沿って設けられている。第2のアーム体3を支柱4に対
して固定するため、支軸16にブーキをかけるブレーキ34
がブラケット15に取付けられている。これら第1,第2の
ラック20,24と、ピニオン19と、ウエイト23と、ローラ2
2と、ブレーキ34とにより、操作アーム1の操作荷重を
軽減するアーム操作荷重軽減機構25が構成されている。
支持体14より先に位置する操作アーム1の荷重及び作
業工具の荷重は、アクチュエータとしてのエアシリンダ
26により負担されるようになっている。該エアシリンダ
26は、シリンダ本体26Aと、シリンダロッド26Bとを備
え、シリンダ本体26Aは支柱14に固設された支持台27に
枢支具28を介して前後に揺動自在に支持されている。シ
リンダロッド26Bの先端には二股のブラケット29が支持
され、該ブラケット29は枢支軸30で揺動フレーム17に連
結されている。
支持体14は、その軸心のまわりに回転自在に連結フレ
ーム31上に支持され、該連結フレーム31はバケット32に
固定されている。バケット32は、前述した高所作業車57
のバケット昇降アーム33の先端に支持されている。
このような架空電線工事用遠隔作業装置は、本実施例
ではバケット32に取付けられているので、該バケット32
上に乗った作業者により操作されることになる。このと
き、操作アーム1が揺動フレーム17を介して支持体14で
支持され、且つ該操作アーム1の先端側の荷重がエアシ
リンダ26で支持されているので、作業者は手動操作部11
側で操作アーム1の操作荷重だけを負担するだけで、操
作アーム1を操作できることになる。
操作アーム1の長さが不足するときには、エアシリン
ダ8を作動させ、シリンダロッド8Bを伸長させると、こ
れと一体の第1のアーム体2が第2のアーム体3に対し
て押し出される。このように第1のアーム体2がシリン
ダ8で前方に押し出されると、支軸16より前方部分の重
量が後方部分の重量より重くなる。このときの操作アー
ム1の先端側の重量もエアシリンダ26で負担される。
一方、作業者が操作ハンドル12を持って前方に押す
と、操作アーム1はローラ18でガイドされて全体的に前
方に押し出される。このとき、第1のラック20も一緒に
前進するので、この第1のラック20の第1図で左方への
移動により、ピニオン19が第1図で反時計方向に回転さ
せられ、このピニオン19の回転により第2のラック24を
介してウエイト23が第1図で右方向即ち後方へ移動され
ることになる。操作アーム1を後退させたときには、ウ
エイト23が前進駆動されることになる。このようにウエ
イト23の動きが操作アーム1の動きに対して逆向きなの
で、操作アーム1の操作荷重が軽減される。
このようなアーム操作荷重軽減機構25を設けると、第
4図又は第5図に示すように操作アーム1を傾斜させて
の使用時に、該操作アーム1の自重で該操作アーム1が
揺動フレーム17のガイド作用によりずれ落ちるのを阻止
する操作荷重をウエイト23の動きで軽減することができ
る。
第2のアーム体3の前後動位置が所定の状態になった
とき、ブレーキ34を操作し、ピニオン19の回転を固定す
ることにより、該第2のアーム体3を支持体14に対して
固定する。
この状態での支持体14より先側の操作アーム1の重量
は、前述したようにエアシリンダ26で負担されている。
また、操作アーム1の所要の傾斜角度は操作部11を介
してエアシリンダ26を操作することにより、該エアシリ
ンダ26により自動的に決めることができ、且つ該エアシ
リンダ26によりその状態を維持させることができる。従
って、このときにも作業者は重量負担をせずに操作を行
えることになる。
第6図及び第7図は、本発明に係る架空電線工事用遠
隔作業装置の第2実施例を示したものである。なお、第
1実施例と対応する部分には、同一符号をつけて示して
いる。この第2実施例では、電気絶縁構造の操作アーム
1の構成と、揺動フレーム17の構成とが第1実施例とは
相違しているので、その相違点のみ説明する。本実施例
では、第1のアーム体2と第2のアーム体3とが共に管
体で形成され、第1のアーム体2内に第2のアーム体3
が同軸状にしかも相対的に軸心方向に移動自在に嵌合さ
れている。そして、第2のアーム体3がエアシリンダ8
の一部を兼ねている。
エアシリンダ8は、管体よりなる第2のアーム体3
と、その先端を閉塞する閉塞体を兼ねた工具取付け部8C
と、第2のアーム体3内に順次同軸状に収納された後退
用作動流体供給管体35及び前進用作動流体供給管体36
と、後退用作動流体供給管体35と前進用作動流体供給管
体36の各先端に取付けられていて該管体35の先端を塞ぐ
と共に第2のアーム体3の内周に機密状態を保って相対
的に摺動自在に嵌合されている固定封止体37と、該固定
封止体37より先の第2のアーム体3内と前進用作動流体
供給管体36内とを連通すべく該固定封止体37に形成され
た連通孔38と、第2のアーム体3の後端にこれを塞いで
取付けられていて後退用作動流体供給管体35の外周に摺
動自在に嵌合されている可動封止体39と、第1のアーム
体2と両管体35,36の各後端を支持する手動操作部11に
設けられていて管体35に後退用作動流体を供給する後退
用作動流体供給孔40と、同じく該手動操作部11に設けら
れていて管体36に前進用作動流体を供給する前進用作動
流体供給孔41と、管体35の先端寄りの外周に開口されて
いて該管体35に供給された後退用作動流体を固定封止体
37より後の第2のアーム体3内に供給する連通口42とを
備えて構成されている。
揺動フレーム17は、すべり軸受43を介して第1のアー
ム体2を摺動自在の支持する構造になっている。
第1のアーム体2をその軸心のまわりに回転させる関
係で、ラック20が該第1のアーム体2とは別体に形成さ
れている。第1のアーム体2とラック20とは、第1のア
ーム体2の外周に固定されたリング状連結子44と、ラッ
ク20に固定されていてリング状連結子44を回転自在に係
止している雌形連結子45とにより連結されている。
このような架空電線工事用遠隔作業装置では、操作ア
ーム1をその軸心のまわりに回すことができる。従っ
て、第1実施例のものよりも使い勝手がよくなる。
この実施例のシリンダ8は、前進用作動流体供給孔41
よりエアー等の前進用作動流体が供給されると、これが
前進用作動流体供給管体36と連結孔38とを経て、工具取
付け部8Cと固定封止体37との間の第2のアーム体3内に
供給され、その圧力が工具取付け部8Cに作用して第2の
アーム体3が第1のアーム体2に対して前進動作する。
逆に、後退用作動流体供給孔40よりエアー等の後退用作
動流体が供給されると、これが後退用作動流体供給管体
35と連結口42とを経て、固定封止体37より後の第2のア
ーム体3内に供給され、その圧力が可動封止体39に作用
して第2のアーム体3が第1のアーム体2に対して後退
動作する。
第8図は、本発明に係る架空電線工事用遠隔作業装置
の第3実施例を示したものである。なお、前述した第1
実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示してい
る。本実施例の架空電線工事用遠隔作業装置は、電気絶
縁構造の操作アーム1が多関節屈伸型になっている点で
第1実施例と相違している。即ち、該操作アーム1は、
第1実施例と同様の構造の第1のアーム体2の先端に第
1〜第3の屈伸アーム体46〜48がそれぞれ関節部49〜51
を介して屈伸自在に連結された構造になっている。これ
ら第1〜第3の屈伸アーム体46〜48は、それぞれの屈伸
アーム体の中間で、或いは各関節部で電気絶縁されてい
る。また、これら第1〜第3の屈伸アーム体46〜48は、
各関節部49〜51に設けたエアモータ型,油圧モータ型の
如き関節駆動機構52〜54で屈伸駆動が行われるようにな
っている。更に、各関節部49〜51には、図示しないが第
1〜第3の屈伸アーム体46〜48の動作角度を検出する動
作検出器がそれぞれ設けられている。第3の屈伸アーム
体48の先端には、工具取付け部8Cが設けられている。そ
の他の点は、第1実施例と同様に構成されている。
このような構造でも、操作アーム1が支持体14で支持
され、且つ該操作アーム1の先端側の荷重がエアシリン
ダ26で支持されているので、作業者は手動操作部11側で
操作アーム1の操作荷重だけを負担するだけで、操作ア
ーム1を操作することができる。また、該操作アーム1
はその傾斜角度をアクチュエータ26で制御するので、こ
のときにも作業者は重量負担をせずに操作を行うことが
できる。特に、この実施例では、第1〜第3の屈伸アー
ム体46〜48を必要に応じて屈伸駆動させることができる
ので、第1実施例よりも小回りがきき、作業現場に応じ
て使い分けをすることができる。
なお、この第3実施例では、関節駆動機構52〜54とし
てエアシリンダーを用い、該エアシリンダーを各関節部
49〜51に併設して第1〜第3の屈伸アーム体46〜48を屈
伸させることもできる。
また、この第3実施例では3関節構造の場合について
示したが、これに限定されるものではなく、関節数は1
関節以上であればよい。
上記各実施例では、高圧電線の工事について説明した
が、この架空電線工事用遠隔作業装置は通信ケーブル用
の遠隔作業装置としても使用できるのは勿論である。
上記各実施例では、エアシリンダ26よりなるアクチュ
エータを用いたが、その代りに第6図に破線で示すよう
に支軸16にロータリアクチュエータ26′を接続しても同
様の効果を得ることができる。
また、アーム操作荷重軽減機構25は、上記各実施例で
は、ラック20,24とピニオン19とでウエイト23を動かす
構造としたが、ラック20を介してピニオン19で回転され
る支軸16により操作アーム1の方向に沿ったエンドレス
ベルトを回転し、該エンドレスベルトに取付けたウエイ
ト23が操作アーム1の動きと逆向きに動く構造としても
よい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る架空電線工事用遠隔
作業装置によれば、下記のような効果を得ることができ
る。
請求項(1)では、操作アームを揺動フレームを介し
て支持体で支持させ、且つ該操作アームの先端側の重量
をアクチュエータで負担させているので、作業者は手動
操作部側で操作アームの操作荷重だけを負担すればよく
なり、作業性がよくなる。
また、揺動フレームを用いているので、操作アームを
揺動フレームに対して前後に移動させることができるよ
うになり、操作アームの操作性がよくなる。
請求項(2)では、操作アームをその軸心のまわりに
回転させることができ、操作アームの操作性がよくな
る。
請求項(3)では、操作アームを軸心方向に動かした
とき、その駆動力でウエイトが動かされ、操作者が負担
する操作荷重を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る架空電線工事用遠隔作業装置の第
1実施例の要部縦断面図、第2図は第1図のA−A線断
面図、第3図は第1実施例の装置の全体構成を示す側面
図、第4図及び第5図は第1実施例の装置の2種の傾斜
状態の操作状況説明図、第6図は本発明に係る架空電線
工事用遠隔作業装置の第2実施例の縦断側面図、第7図
は第6図のB−B線断面図、第8図は本発明に係る架空
電線工事用遠隔作業装置の第3実施例の全体構成を示す
側面図、第9図は従来の活線工事作業の一例を示す斜視
図である。 1……操作アーム、2……第1のアーム体、3……第3
のアーム体、4……側板、5……連結板、6……側板、
7……連結板、8……エアシリンダ、8A……シリンダ本
体、8B……シリンダロッド、8C……工具取付け部、9…
…溝、10……突起、11……手動操作部、12……操作ハン
ドル、14……支持体、15……ブラケット、16……支軸、
17……揺動フレーム、18……ローラ、19……ピニオン、
20……第1のラック、21……ローラ軸、22……ローラ、
23……ウエイト、24……第2のラック、25……アーム操
作荷重軽減機構、26……エアシリンダ(アクチュエー
タ)、26′……ロータリアクチュエータ、27……支持
台、29……ブラケット、30……枢支軸、31……連結フレ
ーム、32……バケット、33……バケット昇降アーム、34
……ブレーキ、35……後退用作動流体供給管体、36……
前進用作動流体供給管体、37……固定封止体、38……連
通孔、39……可動封止体、40……後退用作動流体供給
孔、41……前進用作動流体供給孔、42……連通口、43…
…すべり軸受、44……リング状連結子、45……雌形連結
子、46〜48……第1〜第3の屈伸アーム体、49〜51……
関節部、52〜54……関節駆動機構。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に作業工具を支持する工具取付け部を
    有し且つ後端に手動操作部を有する操作アームと、前記
    操作アームを前後に移動自在に支持する揺動フレーム
    と、前記操作アームが揺動自在となるように前記揺動フ
    レームを揺動自在に支持する支持体と、前記操作アーム
    の先端側の荷重を負担するアクチュエータとを備えてな
    る架空電線工事用遠隔作業装置。
  2. 【請求項2】前記操作アームがその軸心のまわりに回転
    自在に前記揺動フレームに支持されていることを特徴と
    する請求項(1)に記載の架空電線工事用遠隔作業装
    置。
  3. 【請求項3】前記操作アームには、その前後動時にその
    前後動作力によってウエイトを駆動して該操作アームの
    操作荷重を軽減するアーム操作荷重軽減機構が結合され
    ていることを特徴とする請求項(2)に記載の架空電線
    工事用遠隔作業装置。
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