JP2608069B2 - ポリアミド酸の製法及びポリイミドの製法 - Google Patents

ポリアミド酸の製法及びポリイミドの製法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2,5−ジスチリルピラジンユニットを主鎖
中に有する新規な線状ポリアミド酸又は線状ポリイミ
ド、およびその製法に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
芳香族ポリイミドは、優れた機械的特性、電気的特
性、物理的特性、化学的特性を有し、その特性を生かし
たフィルム、ワニス、成形品としてエレクトロニクス、
電気分野、精密機械などに広く使用されている。これま
でに合成された線状芳香族ポリイミドは、フェニレンジ
アミン、ジアミノジフェニル、ジアミノジフェニルメタ
ン、ジアミノジフェニルケトン、ジアミノジフェニルエ
ーテル、ジアミノジフェニルチオエーテル、ジアミノジ
フェニルスルホンなどの芳香族ジアミンを用い、二無水
ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルホン酸二無
水物、ジフェニルエーテルテトラカルボン酸二無水物な
どの芳香族テトラカルボン酸二無水物を作用させること
によってポリアミド酸を得た後、熱閉環させることによ
りポリイミドを得ている。
しかしながら、本発明のごとく、2,5−ビス(4−ア
ミノスチリル)ピラジンを芳香族ジアミン成分とした芳
香族ポリアミド酸、芳香族ポリイミド、即ち剛直な分子
骨格から成り、高い光反応性を有する2,5−ジスチリル
ピラジンユニットをポリマー主鎖に有するポリアミド
酸、ポリイミドは知られていない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者、剛直な分子骨格を有し、光反応性を有する
2,5−ビス(4−アミノスチリル)ピラジンをジアミン
成分とした芳香族ポリイミドについて、鋭意研究した結
果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は下記の一般式〔I〕で表わされる重合
体、具体的には一般式〔IV〕で表わされる芳香族ポリア
ミド酸及び一般式〔V〕で表わされる芳香族ポリイミド
を提供するものである。
Arは芳香族四官能残基、nは2以上の整数を表わす。) 本発明のポリマーは以下の合成経路で得ることができ
る。
即ち、式〔II〕で表される2,5−ビス(4−アミノス
チリル)ピラジンと下記一般式〔III〕で表されるテト
ラカルボン酸二無水物とを反応させることによってポリ
アミド酸〔IV〕を得る。
ここで、2,5−ビス(4−アミノスチリル)ピラジン
は以下の合成経路で得ることができる。即ち、2,5−ジ
メチルピラジン(a)にp−アセトアミノベンズアルデ
ヒド(b)を縮合剤の存在下、作用させることにより2,
5−ビス(4−アセトアミノスチリル)ピラジン(C)
を得ることができる。そして酸性条件下で脱アセチル化
することにより2,5−ビス(4−アミノスチリル)ピラ
ジン〔II〕を得ることができる。
尚、上記(1)の反応式において、Aはポリリン酸、
無水酢酸、硫酸、無水安息香酸、塩化亜鉛、あるいはそ
れらの混合物からなる縮合剤を表わすが、必ずしもこれ
らに限定されるものでなく、縮合作用のある化合物なら
ばすべて用いることができる。又、Bは塩酸、硫酸、p
−トルエンスルホン酸、リン酸等の酸触媒を表わすが、
必ずしもこれらに限定されるものでなく、一般にブレン
ステッド酸ならすべて用いることができる。ついでこの
ポリアミド酸〔IV〕を熱閉環させることによりポリイミ
ド〔V〕を得る。
この反応式(2)で示される2,5−ビス(4−アミノ
スチリル)ピラジンとテトラカルボン酸二無水物との反
応によるポリアミド酸およびポリイミドの合成は通常の
ポリイミド合成と同様な条件下に行うことができる。即
ち、フィルム状のポリマーを得る方法として2,5−ビス
(4−アミノスチリル)ピラジンを極性溶媒、例えばジ
メチルアセトアミド(DMAc)に溶解し、このジアミンと
等モルのテトラカルボン酸二無水物を加えて混合し、ポ
リアミド酸溶液を得る。そしてこの溶液を流延、減圧乾
燥してポリアミド酸フィルムを得る。さらに、このフィ
ルムを熱処理することによって熱閉環させフィルム状の
ポリイミドを得ることができる。
本発明において、ポリアミド酸およびポリイミドの合
成原料として用いる芳香族テトラカルボン酸二無水物と
しては、芳香族ポリイミドの合成に常用されるものを用
いることができる。即ち、前記一般式〔III〕中のArが
次に列挙するものの中から選ばれた芳香族四官能残基で
あるものを用いることができる。また、二種以上のテト
ラカルボン酸二無水物の混合物であっても良い。
好ましいテトラカルボン酸二無水物としては、ピロメ
リット酸二無水物、2,3,,7−ナフタレンテトラカルボン
酸二無水物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二
無水物、3,3′,4,4′−ジフェニルテトラカルボン酸二
無水物、3,3′,4,4′−ベンゾフェノンテトラカルボン
酸二無水物、3,3′,4,4′−ジフェニルエーテルテトラ
カルボン酸二無水物などが挙げられる。
本発明のポリアミド酸およびポリイミドの重合度は明
確ではないが、ポリアミド酸溶液の還元粘度値から求め
た一般式〔IV〕および〔V〕中のnの値は50以上であ
る。
〔発明の効果〕
本発明のポリアミド酸、ポリイミドは、従来の多くの
芳香族ポリアミド酸、芳香族ポリイミドと同様な耐熱性
および通常の有機溶媒に対する耐溶剤性に優れたポリマ
ーである。ここで、興味あることに本発明のポリイミド
はポリマー主鎖にピラジン残基を有するため通常の芳香
族ポリイミドが不溶な硫酸に溶解性を示す。
本発明によって得られるポリアミド酸およびポリイミ
ドは塗料、フィルム、成形用樹脂、積層体、複合材料な
どに利用することができる。また、本発明のポリアミド
酸およびポリイミドは剛直な分子骨格から成る2,5−ジ
スチリルピラジンユニットを主鎖に有するため、高弾性
率を有するポリマーとなる。さらに、主鎖中に光反応性
の二重結合を有するため、光照射により〔2+2〕環化
付加反応が起こる(この光反応により、三次元化および
共役系の切断が起こることになる。)。従ってこの光反
応を利用することによって等方的高弾性率ポリイミド、
感光性ポリマー、光表示材料あるいは光記録材料等に用
いることができる。
また、本発明のポリアミド酸およびポリイミドはピラ
ジン残基を主鎖に有するポリマーである。このピラジン
残基はポリマーに多くの興味ある特性を与える。即ち、
ピラジン残基は、親水性および塩基性官能基であり、ま
た容易にプロトン化あるいは4級化される。
従って、このピラジン残基の親水性特性および塩基性
特性を利用して、分離膜、キレート樹脂、イオン交換樹
脂への応用が可能である。また、ピラジン残基のプロト
ン化によるポリマーの吸収波長の変化を利用して、分
析、測定試剤としての応用が可能である。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1 定法に従い、撹拌子を入れた蓋付き三角フラスコに、
0.314g(0.001mol)の2,5−ビス(4−アミノスチリ
ル)ピラジンを加え、4.0mlのDMAcに分散させた。次に
0.332g(0.001mol)のピロメリット酸二無水物(PMDA)
を粉末状のまま少量ずつ加え、室温にて12時間撹拌し
た。生成したポリアミド酸粘性溶液からサンプリング
し、0.2g/dlの濃度で還元粘度を測定した。ポリアミド
酸の粘性が高いので、さらに4.0mlのDMAcを加え、撹拌
の後、アルミ箔上にキャストし減圧下で80〜100℃に加
熱、乾燥させ、ポリアミド酸フィルムを得た。アルミ箔
上のポリアミド酸を、減圧下、220℃で10時間乾燥、脱
水させ、冷却後アルミ箔を希塩酸で処理し、水で洗浄、
風乾させ、ポリイミドフィルムを回収した。
この芳香族ポリイミドの赤外吸収スペクトルを第1図
に示す。反応は次式に従うと考えられる。
実施例2 テトラカルボン酸二無水物として3,3′,4,4′−ベン
ゾフェノンテトラカルボン酸二無水物(BTDA)を用い、
実施例1と同様の方法によりポリアミド酸およびポリイ
ミドフィルムを得た。
このポリイミドの赤外吸収スペクトルを第2図に示
す。反応は実施例1と同様な経路で進行すると考えられ
る。
実施例3 ポリイミドの熱安定性(TGA) ポリイミドフィルムを熱重量分析(Thermo Dravimetr
ic Analysis)にかけ、10%重量減少温度、熱分解油線
により、熱安定性を求めた。図3および図4にTGA曲線
を示す。また表1に空気中と窒素中での10%重量減少温
度を示す。図3はPMDAより得られたポリイミド(実施例
1のもの)、図4はBTDAより得られたポリイミド(実施
例2のもの)であり、実線は空気中、点線は窒素中で測
定したものである。
実施例4 ポリイミドの溶解特性 PMDAおよびBTDAより得られたポリイミドPMDAおよびポ
リイミドBTDAの溶解性を表2に示す。
塩酸およびトリフロロ酢酸中でポリイミドPMDAは赤紫
色から濃赤紫色への変色が観察された。また同じ溶媒中
でポリイミドBTDAは黄色から濃赤紫色への変色が観察さ
れた。
実施例5 ポリイミドの光反応性 PMDAおよびBTDAより得られたポリイミドフィルムに50
0W高圧水銀灯を用いて24時間光照射を行ったところ、赤
外吸収スペクトルにおいてオレフィンの吸収ピークの減
少が観察された。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は夫々実施例1、実施例2で得た芳香族
ポリイミドの赤外吸収スペクトルのチャート、第3図、
第4図はそれらの熱分解曲線を示す図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式〔II〕で表わされる2,5−ビス
    (4−アミノスチリル)ピラジンと下記一般式〔III〕
    で表わされるテトラカルボン酸二無水物を反応させるこ
    とを特徴とする下記一般式〔IV〕で表わされる芳香族ポ
    リアミド酸の製法。 (式中、Arは下記式で示される芳香族四官能残基; nは2以上の整数を表わす。)
  2. 【請求項2】下記一般式〔II〕で表わされる2,5−ビス
    (4−アミノスチリル)ピラジンと下記一般式〔III〕
    で表わされるテトラカルボン酸二無水物を反応させて下
    記一般式〔IV〕で表わされる芳香族ポリアミド酸を製造
    し、 (式中、Arは下記式で示される芳香族四官能残基; nは2以上の整数を表わす。) 次いで、これを熱閉環させることを特徴とする下記一般
    式〔V〕 で表わされる芳香族ポリイミドの製法。
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