JP2607785Y2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JP2607785Y2 JP2607785Y2 JP1993003172U JP317293U JP2607785Y2 JP 2607785 Y2 JP2607785 Y2 JP 2607785Y2 JP 1993003172 U JP1993003172 U JP 1993003172U JP 317293 U JP317293 U JP 317293U JP 2607785 Y2 JP2607785 Y2 JP 2607785Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- housing
- lock key
- double lock
- bus bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用ワイヤーハー
ネスの接続に用いられる電気接続箱に関する。
ネスの接続に用いられる電気接続箱に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車用ワイヤーハーネスの接続に用い
られる電気接続箱は、回路を構成するバスバーを組付け
た絶縁板を積層してケースに収納し、ヒューズやコネク
タなどの部品を組み込んで構成されている。バスバー
は、銅、黄銅などの金属板をプレス加工し、その端子部
を曲げて形成されたものである。このような電気接続箱
において、ワイヤーハーネスとの接続に用いられるコネ
クタは、最近になり、コネクタの半嵌合や抜けを防止す
るために、二重ロックキーを備えている。このコネクタ
の電気接続箱への取り付けは、例えば以下のようにして
行われている。即ち、
られる電気接続箱は、回路を構成するバスバーを組付け
た絶縁板を積層してケースに収納し、ヒューズやコネク
タなどの部品を組み込んで構成されている。バスバー
は、銅、黄銅などの金属板をプレス加工し、その端子部
を曲げて形成されたものである。このような電気接続箱
において、ワイヤーハーネスとの接続に用いられるコネ
クタは、最近になり、コネクタの半嵌合や抜けを防止す
るために、二重ロックキーを備えている。このコネクタ
の電気接続箱への取り付けは、例えば以下のようにして
行われている。即ち、
【０００３】 １）先ず、図２に示すように、二重ロックキー１を有す
るコネクタ２を、ケース９に設けられたハウジング４に
上から挿入し、コネクタ２をハウジング４に嵌合する。
６は二重ロックキー１の先端部１ａを逃げるためにハウ
ジング４に設けられた逃げ穴である。 ２）次いで、二重ロックキー１をコネクタ２の嵌合方向
と同方向に押し込むと、 図３に示すように、その先端部
１ａはコネクタ２を貫いて穴６に納まる。 なお、３はケ
ース９に収容された絶縁板、５はハウジング４内に突出
しているバスバー端子である。
るコネクタ２を、ケース９に設けられたハウジング４に
上から挿入し、コネクタ２をハウジング４に嵌合する。
６は二重ロックキー１の先端部１ａを逃げるためにハウ
ジング４に設けられた逃げ穴である。 ２）次いで、二重ロックキー１をコネクタ２の嵌合方向
と同方向に押し込むと、 図３に示すように、その先端部
１ａはコネクタ２を貫いて穴６に納まる。 なお、３はケ
ース９に収容された絶縁板、５はハウジング４内に突出
しているバスバー端子である。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】上述のように、コネク
タ２をハウジング４に嵌合して、二重ロックキー１を押
し込むと、二重ロックキー１は十分な長さを有するため
に、その先端部１ａは、ハウジング４に設けられた穴６
を貫通して、ハウジング４の底面よりも先に出る（図
３）。そこで、二重ロックキー１の先端部１ａが絶縁板
３に突き当たるのを避けるために、図２および図３に示
すように、その分だけハウジング４を底上げする必要が
あった。 しかしながら、ハウジング４を底上げすると、
ハウジング４内に立ち上げるバスバー端子５の長さが長
くなり、不経済になる。また、立ち上げるバスバー端子
５の長さが長くなると、バスバーパターン（展開したと
きのバスバー回路パターン）そのものも大きくなり、コ
ストアップの原因になるという問題があった。
タ２をハウジング４に嵌合して、二重ロックキー１を押
し込むと、二重ロックキー１は十分な長さを有するため
に、その先端部１ａは、ハウジング４に設けられた穴６
を貫通して、ハウジング４の底面よりも先に出る（図
３）。そこで、二重ロックキー１の先端部１ａが絶縁板
３に突き当たるのを避けるために、図２および図３に示
すように、その分だけハウジング４を底上げする必要が
あった。 しかしながら、ハウジング４を底上げすると、
ハウジング４内に立ち上げるバスバー端子５の長さが長
くなり、不経済になる。また、立ち上げるバスバー端子
５の長さが長くなると、バスバーパターン（展開したと
きのバスバー回路パターン）そのものも大きくなり、コ
ストアップの原因になるという問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段と作用】本考案は上記問題
点を解決した電気接続箱を提供するもので、コネクタの
嵌合方向と同方向に押し込まれる二重ロックキーを有す
るコネクタと嵌合し、前記二重ロックキーの逃げ穴が設
けられたハウジングを有するケースに、バスバーが組付
けられた絶縁板を収納してなる電気接続箱において、前
記絶縁板に前記二重ロックキーの先端部が収納される逃
げ穴を設けたことを特徴とするものである。上述のよう
に、絶縁板に二重ロックキーの逃げ穴を設ける。そうす
ると、二重ロックキーをコネクタの嵌合方向と同方向に
押し込んで、二重ロックキーの先頭部がハウジング底面
よりも先に出ても、二重ロックキーの先頭部は絶縁板に
あたることがない。従って、ハウジングを底上げする必
要がなくなり、全体に小型化できるとともに、バスバー
端子も短くすることが出来る。
点を解決した電気接続箱を提供するもので、コネクタの
嵌合方向と同方向に押し込まれる二重ロックキーを有す
るコネクタと嵌合し、前記二重ロックキーの逃げ穴が設
けられたハウジングを有するケースに、バスバーが組付
けられた絶縁板を収納してなる電気接続箱において、前
記絶縁板に前記二重ロックキーの先端部が収納される逃
げ穴を設けたことを特徴とするものである。上述のよう
に、絶縁板に二重ロックキーの逃げ穴を設ける。そうす
ると、二重ロックキーをコネクタの嵌合方向と同方向に
押し込んで、二重ロックキーの先頭部がハウジング底面
よりも先に出ても、二重ロックキーの先頭部は絶縁板に
あたることがない。従って、ハウジングを底上げする必
要がなくなり、全体に小型化できるとともに、バスバー
端子も短くすることが出来る。
【０００６】
【実施例】以下、図面に示した実施例により本考案を詳
細に説明する。図１は、本考案にかかる電気接続箱の一
実施例を構成するコネクタ嵌合部の部分断面図である。
図中、符号は従来技術の説明に用いた図２、３と同一の
ものである。７はバスバーである。図１において、ケー
ス９内には、バスバー７が組付けられ、積層された２層
の絶縁板３ａ、３ｂが、バスバー端子５がハウジング４
内に突出するように収納されている。
細に説明する。図１は、本考案にかかる電気接続箱の一
実施例を構成するコネクタ嵌合部の部分断面図である。
図中、符号は従来技術の説明に用いた図２、３と同一の
ものである。７はバスバーである。図１において、ケー
ス９内には、バスバー７が組付けられ、積層された２層
の絶縁板３ａ、３ｂが、バスバー端子５がハウジング４
内に突出するように収納されている。
【０００７】本実施例の従来と異なる特徴は、ケース９
内に収容された絶縁板３ａ、３ｂにはそれぞれに、ハウ
ジング４の二重ロックキー１の逃げ穴６に対応する位置
に、二重ロックキー１の逃げ穴として貫通する穴８ａ、
８ｂを設けたことである。 こうすることにより、本実施
例では、二重ロックキー１を押し込むと、二重ロックキ
ー１の先端部１ａはハウジング４の逃げ穴６を貫通し、
さらに、絶縁板３ａ、３ｂの穴８ａ、８ｂを貫通し、絶
縁板３ａ、３ｂに遮られることはない。 従って、従来の
ように、ハウジング４を必要な距離（二重ロックキー１
の先端部１ａがハウジング４の底より先に進む距離）だ
け底上げする必要はなくなる。その結果、電気接続箱は
小型化し、また、バスバー端子５は短くなるために、コ
ストが削減される。
内に収容された絶縁板３ａ、３ｂにはそれぞれに、ハウ
ジング４の二重ロックキー１の逃げ穴６に対応する位置
に、二重ロックキー１の逃げ穴として貫通する穴８ａ、
８ｂを設けたことである。 こうすることにより、本実施
例では、二重ロックキー１を押し込むと、二重ロックキ
ー１の先端部１ａはハウジング４の逃げ穴６を貫通し、
さらに、絶縁板３ａ、３ｂの穴８ａ、８ｂを貫通し、絶
縁板３ａ、３ｂに遮られることはない。 従って、従来の
ように、ハウジング４を必要な距離（二重ロックキー１
の先端部１ａがハウジング４の底より先に進む距離）だ
け底上げする必要はなくなる。その結果、電気接続箱は
小型化し、また、バスバー端子５は短くなるために、コ
ストが削減される。
【０００８】なお、絶縁板に設ける二重ロックキーの逃
げ穴は、二重ロックキーを押し込んだときの先端部の位
置に応じて、必ずしも貫通穴である必要はない。上記実
施例においては、下側の絶縁板３ｂに設ける穴８ｂは貫
通しない穴でもよい。
げ穴は、二重ロックキーを押し込んだときの先端部の位
置に応じて、必ずしも貫通穴である必要はない。上記実
施例においては、下側の絶縁板３ｂに設ける穴８ｂは貫
通しない穴でもよい。
【０００９】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、コ
ネクタの嵌合方向と同方向に押し込まれる二重ロックキ
ーを有するコネクタと嵌合し、前記二重ロックキーの逃
げ穴が設けられたハウジングを有するケースに、バスバ
ーが組付けられた絶縁板を収納してなる電気接続箱にお
いて、前記絶縁板に前記二重ロックキーの先端部が収納
される逃げ穴を設けたため、電気接続箱を小型化し、ま
た、バスバーパターンを小さくでき、コストを削減する
ことができるという優れた効果がある。
ネクタの嵌合方向と同方向に押し込まれる二重ロックキ
ーを有するコネクタと嵌合し、前記二重ロックキーの逃
げ穴が設けられたハウジングを有するケースに、バスバ
ーが組付けられた絶縁板を収納してなる電気接続箱にお
いて、前記絶縁板に前記二重ロックキーの先端部が収納
される逃げ穴を設けたため、電気接続箱を小型化し、ま
た、バスバーパターンを小さくでき、コストを削減する
ことができるという優れた効果がある。
【図１】本考案に係る電気接続箱の一実施例を構成する
コネクタ嵌合部の部分断面図である。
コネクタ嵌合部の部分断面図である。
【図２】従来の電気接続箱を構成するコネクタ嵌合部の
コネクタ嵌合前の断面図である。
コネクタ嵌合前の断面図である。
【図３】従来の電気接続箱を構成するコネクタ嵌合部の
コネクタ嵌合後の断面図である。
コネクタ嵌合後の断面図である。
１ 二重ロックキー １ａ 先端部２ コネクタ ３、３ａ、３ｂ 絶縁板 ４ ハウジング５ バスバー端子 ６、８ａ、８ｂ 穴 ７ バスバー ９ ケース
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−23482（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−14425（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−54418（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−25474（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 コネクタの嵌合方向と同方向に押し込ま
れる二重ロックキーを有するコネクタと嵌合し、前記二
重ロックキーの逃げ穴が設けられたハウジングを有する
ケースに、バスバーが組付けられた絶縁板を収納してな
る電気接続箱において、前記絶縁板に前記二重ロックキ
ーの先端部が収納される逃げ穴を設けたことを特徴とす
る電気接続箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993003172U JP2607785Y2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993003172U JP2607785Y2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 電気接続箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0657025U JPH0657025U (ja) | 1994-08-05 |
| JP2607785Y2 true JP2607785Y2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=11549969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993003172U Expired - Fee Related JP2607785Y2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2607785Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP1993003172U patent/JP2607785Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0657025U (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |