JP2607737Y2 - スカム捕集装置 - Google Patents
スカム捕集装置Info
- Publication number
- JP2607737Y2 JP2607737Y2 JP1993033076U JP3307693U JP2607737Y2 JP 2607737 Y2 JP2607737 Y2 JP 2607737Y2 JP 1993033076 U JP1993033076 U JP 1993033076U JP 3307693 U JP3307693 U JP 3307693U JP 2607737 Y2 JP2607737 Y2 JP 2607737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scum
- box
- water
- collecting device
- pond
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Activated Sludge Processes (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、スカム捕集装置に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】塩素混和池とかオキシデーションディッ
チ池などにおいては、流入水量の変動が大きく、従って
水位の変動も大きい。こうした水位変動の大きな処理池
では、一定のレベルに固定式にスカム捕集装置を設置し
たのでは水面の方が変動するため、スカムを有効に捕集
することができない。そこで、スカム捕集装置自体を水
位に変動して昇降可能に構成してある。
チ池などにおいては、流入水量の変動が大きく、従って
水位の変動も大きい。こうした水位変動の大きな処理池
では、一定のレベルに固定式にスカム捕集装置を設置し
たのでは水面の方が変動するため、スカムを有効に捕集
することができない。そこで、スカム捕集装置自体を水
位に変動して昇降可能に構成してある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のスカム
捕集装置は、構造が複雑で高価についていた。
捕集装置は、構造が複雑で高価についていた。
【０００４】この考案は上記問題を解消するためになさ
れたもので、その目的とするところは、構造が簡単で安
価なスカム捕集装置を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、構造が簡単で安
価なスカム捕集装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項１記載の考案は、水位変動のある塩素混和池
・オキシデーションディッチ池等の処理池内において互
いに水平方向に離間するようにして垂直に伸びて固定さ
れたガイドレールと、周部にスカム誘引口が明けられる
とともに下向きに窄まり状に形成され前記ガイドレール
間にあって同レールにローラーを添わせるようにして昇
降自在に設けられたスカムボックスと、前記スカム誘引
口の下縁部が常時水面より少し下側にあるように前記ス
カムボックスに浮力を与えるフロートと、前記スカムボ
ックスの昇降運動を途中で吸収する部分を備え前記スカ
ムボックスの底部に連通して設けられてスカムを水とと
もに池外に排出する排出管とを備え、スカム誘引口の下
縁部が常時水面より少し下側にあるように保ちながらス
カムボックスが追従して昇降することで水面上のスカム
を水とともに捕集してゆくスカム捕集装置において、前
記スカムボックスは、外向きに水平に突出するフランジ
をスカム誘引口よりも上方で水面より上方に対応して位
置するようにして全周に一体的に備えていることを特徴
とする。請求項２記載の考案は、請求項１記載のものに
おいて、ガイドレールは、処理池の上壁を固定側として
同壁底面を介して固設されている。請求項３記載の考案
は、請求項２記載のものにおいて、スカム誘引口の下縁
部 は堰プレートの上縁部により形成され、同堰プレート
は、高さ合わせ機構により高さ調節可能であるとともに
その調節が処理池の上壁に明けられた開口を通じて上方
から調節操作可能になっている。
め、請求項１記載の考案は、水位変動のある塩素混和池
・オキシデーションディッチ池等の処理池内において互
いに水平方向に離間するようにして垂直に伸びて固定さ
れたガイドレールと、周部にスカム誘引口が明けられる
とともに下向きに窄まり状に形成され前記ガイドレール
間にあって同レールにローラーを添わせるようにして昇
降自在に設けられたスカムボックスと、前記スカム誘引
口の下縁部が常時水面より少し下側にあるように前記ス
カムボックスに浮力を与えるフロートと、前記スカムボ
ックスの昇降運動を途中で吸収する部分を備え前記スカ
ムボックスの底部に連通して設けられてスカムを水とと
もに池外に排出する排出管とを備え、スカム誘引口の下
縁部が常時水面より少し下側にあるように保ちながらス
カムボックスが追従して昇降することで水面上のスカム
を水とともに捕集してゆくスカム捕集装置において、前
記スカムボックスは、外向きに水平に突出するフランジ
をスカム誘引口よりも上方で水面より上方に対応して位
置するようにして全周に一体的に備えていることを特徴
とする。請求項２記載の考案は、請求項１記載のものに
おいて、ガイドレールは、処理池の上壁を固定側として
同壁底面を介して固設されている。請求項３記載の考案
は、請求項２記載のものにおいて、スカム誘引口の下縁
部 は堰プレートの上縁部により形成され、同堰プレート
は、高さ合わせ機構により高さ調節可能であるとともに
その調節が処理池の上壁に明けられた開口を通じて上方
から調節操作可能になっている。
【０００６】
【実施例】以下、図示した実施例を参照してこの考案を
詳細に説明する。図１ないし図３は、この考案の一実施
例であるスカム捕集装置を示している。１は処理池で、
図１に示すように幅Ｈで水位変動をする池であり、塩素
混和池とかオキシデーションディッチ池などがこれに相
当し、同池１に本捕集装置が設置されている。
詳細に説明する。図１ないし図３は、この考案の一実施
例であるスカム捕集装置を示している。１は処理池で、
図１に示すように幅Ｈで水位変動をする池であり、塩素
混和池とかオキシデーションディッチ池などがこれに相
当し、同池１に本捕集装置が設置されている。
【０００７】各スカム捕集装置は、ガイドレール２を備
える。同ガイドレール２は、合計４本でＬ形の部材を利
用しその間を上下の継ぎ部材３で結合して構成されてい
る。これらのガイドレール２…は、上端Ｌ形部分を池上
壁４に取付けることで４本柱式に垂下され、互いに平行
で縦向きに設けられている。
える。同ガイドレール２は、合計４本でＬ形の部材を利
用しその間を上下の継ぎ部材３で結合して構成されてい
る。これらのガイドレール２…は、上端Ｌ形部分を池上
壁４に取付けることで４本柱式に垂下され、互いに平行
で縦向きに設けられている。
【０００８】これらガイドレール２には、上下にそれぞ
れストッパー５…が設けられており、スカムボックス７
の昇降運動をこれで一定に制限する。スカムボックス７
は、四角ろ斗状に形成され、その下部は図３に示すよう
に逆四角錐面状（テーパー状）とされ上部は基本的に四
角筒状に形成されている。そして、同ボックス７の上部
は、図２に示すように、１つの対向する面が横長矩形状
をしており他の対向する面は上端が開放状するＵ字状の
切欠７ａが形成され両端に前記１つの対向する面に続く
高い筒面部分を残した形状になっている。切欠７ａの明
けられた対向する面の外面には、スカム誘引口８の下縁
部を形成する堰プレート９が昇降調節自在に設けられて
いる。同堰プレート９は、高さ合わせ機構１０により上
縁が水面１１より少し低くなるように池上方から調節可
能になっている。 前記スカムボックス７の上端には、直
角折り曲げ状のアングル材により上からみて四角枠をし
た上枠１９が固着されている。この上枠１９は、スカム
ボックス７の外周に添った垂直な基部１９ａと、同基部
１９ａから外方へ水平に突出する フランジ１９ｂとを有
している。同上枠１９は、図１に示すように、スカム誘
引口８に対応する上部にも横架状に通されている。
れストッパー５…が設けられており、スカムボックス７
の昇降運動をこれで一定に制限する。スカムボックス７
は、四角ろ斗状に形成され、その下部は図３に示すよう
に逆四角錐面状（テーパー状）とされ上部は基本的に四
角筒状に形成されている。そして、同ボックス７の上部
は、図２に示すように、１つの対向する面が横長矩形状
をしており他の対向する面は上端が開放状するＵ字状の
切欠７ａが形成され両端に前記１つの対向する面に続く
高い筒面部分を残した形状になっている。切欠７ａの明
けられた対向する面の外面には、スカム誘引口８の下縁
部を形成する堰プレート９が昇降調節自在に設けられて
いる。同堰プレート９は、高さ合わせ機構１０により上
縁が水面１１より少し低くなるように池上方から調節可
能になっている。 前記スカムボックス７の上端には、直
角折り曲げ状のアングル材により上からみて四角枠をし
た上枠１９が固着されている。この上枠１９は、スカム
ボックス７の外周に添った垂直な基部１９ａと、同基部
１９ａから外方へ水平に突出する フランジ１９ｂとを有
している。同上枠１９は、図１に示すように、スカム誘
引口８に対応する上部にも横架状に通されている。
【０００９】そして、このスカムボックス７は、ローラ
ー１３をガイドレール２に当てることにより昇降自在に
なっている。その昇降量はストッパー５…で制限され
る。このストッパー５…は上下調節可能である。尚、ロ
ーラー１３は、図３に示すように、スカムボックス７側
の４隅から突出する取付片１２にローラーブラケット１
３ａを介して取り付けられている。
ー１３をガイドレール２に当てることにより昇降自在に
なっている。その昇降量はストッパー５…で制限され
る。このストッパー５…は上下調節可能である。尚、ロ
ーラー１３は、図３に示すように、スカムボックス７側
の４隅から突出する取付片１２にローラーブラケット１
３ａを介して取り付けられている。
【００１０】スカム誘引口８を水面より少し低く一定の
レベルに保つため、浮力手段であるフロート１４が水面
上に浮かぶようにボックス７両側に取付けられている。
このフロート１４は上下調節可能にも構成できる。
レベルに保つため、浮力手段であるフロート１４が水面
上に浮かぶようにボックス７両側に取付けられている。
このフロート１４は上下調節可能にも構成できる。
【００１１】スカムボックス７の底部には昇降管１５が
垂直に連通して接続されている。この昇降管１５は、ガ
イドレール２および継ぎ部材３側により固定された固定
管１６の中で上下運動可能になっている。固定管１６の
内周にはシール１７が設けられ、昇降管１５とのシール
性が保たれている。これら昇降管１５および固定管１６
は丸管であるが角管など他の管であってもよい。
垂直に連通して接続されている。この昇降管１５は、ガ
イドレール２および継ぎ部材３側により固定された固定
管１６の中で上下運動可能になっている。固定管１６の
内周にはシール１７が設けられ、昇降管１５とのシール
性が保たれている。これら昇降管１５および固定管１６
は丸管であるが角管など他の管であってもよい。
【００１２】昇降管１５および固定管１６は排出管１８
を構成する。この排出管１８は、スカムボックス７へ流
入するスカム水（スカムと水の混合したもの）を池外に
誘導排出するものである。
を構成する。この排出管１８は、スカムボックス７へ流
入するスカム水（スカムと水の混合したもの）を池外に
誘導排出するものである。
【００１３】次に同実施例のスカム捕集装置の作用を説
明する。すなわち、図示水位において、スカム誘引口８
は水面１より少し低くされ、常に水面上のスカムを水と
ともにスカムボックス７内に誘引する。これは常に一定
量になるもので、水位が下がると、ローラー１３がガイ
ドレール２に添って円滑に下降することにより、スカム
誘引口８もこれに合わせて下降して常時水面から一定の
低い高さを保つようになる。
明する。すなわち、図示水位において、スカム誘引口８
は水面１より少し低くされ、常に水面上のスカムを水と
ともにスカムボックス７内に誘引する。これは常に一定
量になるもので、水位が下がると、ローラー１３がガイ
ドレール２に添って円滑に下降することにより、スカム
誘引口８もこれに合わせて下降して常時水面から一定の
低い高さを保つようになる。
【００１４】スカム誘引口８の高さが水面１１のレベル
の関係でスカムを呑み込むのに適していない場合、池上
方から高さ合わせ機構１０のボルトを回し、好ましい高
さに調節する。
の関係でスカムを呑み込むのに適していない場合、池上
方から高さ合わせ機構１０のボルトを回し、好ましい高
さに調節する。
【００１５】図４ないし図９は他の実施例を示してい
る。つまり、図４および図５は、スカムボックス２０の
内部にステー２１により軸受２２を設け、同軸受２２に
回転軸２３を設けるとともに、同回転軸２３の上端に回
転アーム２４を取付けてある。このアーム２４の端部に
は、周縁２５に内外から接触するようにブラシ２６を設
けて清掃可能にしてある。そして、回転軸２３の下端に
は、回転羽根２７が取付けられ、同羽根２７には、スカ
ムボックス２０内に流入したスカム水がラセン状に流れ
落ちて回転力を発生し、回転アーム２４を回転駆動する
ようになっている。周縁２５を清掃することで、スカム
の流入が常に円滑になるとともに藻の除去にもなる。
る。つまり、図４および図５は、スカムボックス２０の
内部にステー２１により軸受２２を設け、同軸受２２に
回転軸２３を設けるとともに、同回転軸２３の上端に回
転アーム２４を取付けてある。このアーム２４の端部に
は、周縁２５に内外から接触するようにブラシ２６を設
けて清掃可能にしてある。そして、回転軸２３の下端に
は、回転羽根２７が取付けられ、同羽根２７には、スカ
ムボックス２０内に流入したスカム水がラセン状に流れ
落ちて回転力を発生し、回転アーム２４を回転駆動する
ようになっている。周縁２５を清掃することで、スカム
の流入が常に円滑になるとともに藻の除去にもなる。
【００１６】図６は、排出管３０の一部を、蛇腹部３１
とし、スカムボックス３２の昇降運動を途中で吸収する
部分としてある。図７はスカムボックス４０に流入する
スカム水の流れをラセン状にして円滑な流入を図るよう
にして実施例を示している。この実施例において、スカ
ム誘引口４１を形成する堰プレート４２に切欠４３…を
設け、同切欠４３…をプレートに直角でなく斜めに向け
て形成してある。切欠４３…が斜めに指向するので、流
入したスカム水はろ斗面にラセン状に流れ落ち、早急に
排出管４４内に流れ込むようになる。
とし、スカムボックス３２の昇降運動を途中で吸収する
部分としてある。図７はスカムボックス４０に流入する
スカム水の流れをラセン状にして円滑な流入を図るよう
にして実施例を示している。この実施例において、スカ
ム誘引口４１を形成する堰プレート４２に切欠４３…を
設け、同切欠４３…をプレートに直角でなく斜めに向け
て形成してある。切欠４３…が斜めに指向するので、流
入したスカム水はろ斗面にラセン状に流れ落ち、早急に
排出管４４内に流れ込むようになる。
【００１７】図８は、ろ斗面５０にラセン条５１…を突
状に形成して流入するスカム水が円滑に流れるようにし
た実施例を示す。この実施例と図７の実施例は、図４お
よび図５に示す実施例と組み合わせることができる。
状に形成して流入するスカム水が円滑に流れるようにし
た実施例を示す。この実施例と図７の実施例は、図４お
よび図５に示す実施例と組み合わせることができる。
【００１８】図９は、排出管６０の内周面にラセン６１
を設けて円滑な流出を図るようにした実施例を示してい
る。
を設けて円滑な流出を図るようにした実施例を示してい
る。
【００１９】
【考案の効果】この考案によれば、常時定量のスカム水
を他池に導くスカム捕集装置として、特に、構造が簡単
で安価なものを提供することができるようになる。特
に、スカムボックスは、外向きに水平に突出するフラン
ジをスカム誘引口よりも上方で水面より上方に対応して
位置するようにして全周に一体的に備えていることを特
徴とするので、切欠によるスカム誘引口を有して構造的
に弱くなりがちなスカムボックスを誘引口上方において
効果的に補強し、その結果、スカムボックスに付される
ローラーの位置がより正確になってガイドレールにより
確実かつ円滑に昇降運動するようになって、スカムボッ
クスも水位変動により確実かつ円滑に追従し、これによ
り、スカムの誘引が水の呑み込み過ぎなどなくより的確
に行われることになる。
を他池に導くスカム捕集装置として、特に、構造が簡単
で安価なものを提供することができるようになる。特
に、スカムボックスは、外向きに水平に突出するフラン
ジをスカム誘引口よりも上方で水面より上方に対応して
位置するようにして全周に一体的に備えていることを特
徴とするので、切欠によるスカム誘引口を有して構造的
に弱くなりがちなスカムボックスを誘引口上方において
効果的に補強し、その結果、スカムボックスに付される
ローラーの位置がより正確になってガイドレールにより
確実かつ円滑に昇降運動するようになって、スカムボッ
クスも水位変動により確実かつ円滑に追従し、これによ
り、スカムの誘引が水の呑み込み過ぎなどなくより的確
に行われることになる。
【図１】この考案の一実施例であるスカム捕集装置設置
状態の正面図。
状態の正面図。
【図２】同装置の右側面図。
【図３】同装置の平面図。
【図４】他の実施例を示す平面図。
【図５】同実施例の縦断面模式図。
【図６】他の実施例を示す正面図。
【図７】スカム誘引口の他の実施例を示す斜め上方矢視
図。
図。
【図８】他の実施例を示す平面図。
【図９】他の実施例を示す横断面図。
１ 処理池 ２ ガイドレール４ 池上壁 ７ スカムボックス ７ａ 切欠 ８ スカム誘引口 １１ 水面１２ 取付片 １４ フロート １８ 排出管 １９ 上枠 １９ｂ フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C02F 1/40 B01D 21/24
Claims (3)
- 【請求項１】 水位変動のある塩素混和池・オキシデー
ションディッチ池等の処理池内において互いに水平方向
に離間するようにして垂直に伸びて固定されたガイドレ
ールと、周部にスカム誘引口が明けられるとともに下向
きに窄まり状に形成され前記ガイドレール間にあって同
レールにローラーを添わせるようにして昇降自在に設け
られたスカムボックスと、前記スカム誘引口の下縁部が
常時水面より少し下側にあるように前記スカムボックス
に浮力を与えるフロートと、前記スカムボックスの昇降
運動を途中で吸収する部分を備え前記スカムボックスの
底部に連通して設けられてスカムを水とともに池外に排
出する排出管とを備え、スカム誘引口の下縁部が常時水
面より少し下側にあるように保ちながらスカムボックス
が追従して昇降することで水面上のスカムを水とともに
捕集してゆくスカム捕集装置において、前記スカムボッ
クスは、外向きに水平に突出するフランジをスカム誘引
口よりも上方で水面より上方に対応して位置するように
して全周に一体的に備えていることを特徴とするスカム
捕集装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のものにおいて、ガイドレ
ールは、処理池の上壁を固定側として同壁底面を介して
固設されているスカム捕集装置。 - 【請求項３】 請求項２記載のものにおいて、スカム誘
引口の下縁部は堰プレートの上縁部により形成され、同
堰プレートは、高さ合わせ機構により高さ調節可能であ
るとともにその調節が処理池の上壁に明けられた開口を
通じて上方から調節操作可能になっているスカム捕集装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993033076U JP2607737Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | スカム捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993033076U JP2607737Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | スカム捕集装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685088U JPH0685088U (ja) | 1994-12-06 |
| JP2607737Y2 true JP2607737Y2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=12376630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993033076U Expired - Fee Related JP2607737Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | スカム捕集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2607737Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4193182B2 (ja) * | 2004-07-12 | 2008-12-10 | 株式会社石垣 | ろ液受槽における清澄液の回収装置 |
| KR101119912B1 (ko) * | 2011-11-23 | 2012-02-29 | 주식회사삼영이앤티 | 수처리장의 거품 및 스컴 제거장치 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP1993033076U patent/JP2607737Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0685088U (ja) | 1994-12-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4693821A (en) | Weir for waste water treatment systems | |
| US4050104A (en) | Two-in-one perimeter gutter for swimming pools | |
| US4125467A (en) | Liquid-solids separator | |
| JP2607737Y2 (ja) | スカム捕集装置 | |
| CN215026387U (zh) | 一种市政管道污水处理装置 | |
| KR101645221B1 (ko) | 스컴 제거장치 및 스컴 자동제거 시스템 및 스컴 자동제거 방법 | |
| CN114835252B (zh) | 一种厌氧反应器用可调节式三相分离器 | |
| CN211735691U (zh) | 一种可截流初期雨水的雨水口 | |
| JP2582163Y2 (ja) | スカム除去装置 | |
| CN205360697U (zh) | 一种组合式的分级沉淀池 | |
| CN218968920U (zh) | 一种浮渣、浮油刮收装置 | |
| CN220223692U (zh) | 一种气浮池溢流出水装置 | |
| JPS5830636Y2 (ja) | 浮上濃縮装置 | |
| JP3017612U (ja) | 上澄水取り出し装置 | |
| JP3018158U (ja) | 浮遊物除去装置 | |
| CN214608351U (zh) | 一种水处理剂灌装装置 | |
| JP2585537Y2 (ja) | オキシレーション等の処理池用スカム除去装置 | |
| JP3726166B2 (ja) | 浮遊物除去装置 | |
| SU1717171A1 (ru) | Устройство дл сбора промстоков из отстойника | |
| JPS6327832Y2 (ja) | ||
| CN217399890U (zh) | 一种污水处理用闸门 | |
| CN219315672U (zh) | 水面漂浮物自动旋转收集装置 | |
| JPH0222006Y2 (ja) | ||
| KR0123926Y1 (ko) | 폐수처리조의 청정수 배수장치 | |
| CN210313858U (zh) | 一种新式水处理装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |