JP2607360Y2 - オーディオシステム - Google Patents
オーディオシステムInfo
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- JP2607360Y2 JP2607360Y2 JP1993054886U JP5488693U JP2607360Y2 JP 2607360 Y2 JP2607360 Y2 JP 2607360Y2 JP 1993054886 U JP1993054886 U JP 1993054886U JP 5488693 U JP5488693 U JP 5488693U JP 2607360 Y2 JP2607360 Y2 JP 2607360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- controller
- amplifier
- setting
- slave
- amplifiers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バスを介して接続され
ている複数のスレーブ(アンプ)の制御を適切に行わせ
るようにした、例えば車載用等のオーディオシステムに
関する。
ている複数のスレーブ(アンプ)の制御を適切に行わせ
るようにした、例えば車載用等のオーディオシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用オーディオシステムは、多
種多様な要素によって構築されている。オーディオ要素
として、たとえばカセットテープデッキ、ラジオチュー
ナ、CD(コンパクトディスク)プレーヤ等があり、こ
れらオーディオ要素から出力されるオーディオ再生信号
はアンプを介して車内に搭載されたスピーカから再生さ
れるようになっている。
種多様な要素によって構築されている。オーディオ要素
として、たとえばカセットテープデッキ、ラジオチュー
ナ、CD(コンパクトディスク)プレーヤ等があり、こ
れらオーディオ要素から出力されるオーディオ再生信号
はアンプを介して車内に搭載されたスピーカから再生さ
れるようになっている。
【0003】また、これらの各要素をシステマチックに
動作させるためには、各要素を統括的にコントロールす
る必要があり、そのために各要素のコントローラをバス
方式のネットワークにより接続し、互いの制御データを
ネットワークを構成する通信バスを介してポーリング方
式により送受するように構築されている。
動作させるためには、各要素を統括的にコントロールす
る必要があり、そのために各要素のコントローラをバス
方式のネットワークにより接続し、互いの制御データを
ネットワークを構成する通信バスを介してポーリング方
式により送受するように構築されている。
【0004】ここで、ポーリング方式とは、各コントロ
ーラのうちのいずれかに優先的地位を与えてそのコント
ローラをマスターとし、残る他のコントローラをスレー
ブとして主従関係を定め、マスターがスレーブからデー
タを収集する場合に常にマスター側からスレーブ側にア
クセスする方式である。
ーラのうちのいずれかに優先的地位を与えてそのコント
ローラをマスターとし、残る他のコントローラをスレー
ブとして主従関係を定め、マスターがスレーブからデー
タを収集する場合に常にマスター側からスレーブ側にア
クセスする方式である。
【0005】この場合、マスターがスレーブに通信デー
タを送信しアクセスしたりスレーブ側からデータを返信
する場合に、各コントローラの識別或は特定を行う必要
があり、各コントローラには当該コントローラを示すア
ドレスが割り当てられている。
タを送信しアクセスしたりスレーブ側からデータを返信
する場合に、各コントローラの識別或は特定を行う必要
があり、各コントローラには当該コントローラを示すア
ドレスが割り当てられている。
【0006】また、マスターがスレーブに対してアクセ
スするためには、マスターが通信バス上の全スレーブの
アドレスを登録しておく必要があり、登録されていない
スレーブに対しては何等アクセスすることができないた
め、スレーブが物理的或は電気的に通信バスに接続され
たとしても機能しないということが起こり得る。
スするためには、マスターが通信バス上の全スレーブの
アドレスを登録しておく必要があり、登録されていない
スレーブに対しては何等アクセスすることができないた
め、スレーブが物理的或は電気的に通信バスに接続され
たとしても機能しないということが起こり得る。
【0007】これを解決するために、マスターはスレー
ブから接続確認依頼があった場合に、スレーブに対し通
信バスに接続されている他のスレーブ及びマスターに関
する接続情報を発行するように構成されている。更に、
この接続情報は、各スレーブの動作状態等により変化す
るため、所定時間間隔毎にスレーブは自己の接続情報を
マスターに対して送信するようにし、各スレーブの接続
情報を受け取ったマスターは、各スレーブの接続情報及
び自己の接続情報を各スレーブに送信するように構成さ
れている。
ブから接続確認依頼があった場合に、スレーブに対し通
信バスに接続されている他のスレーブ及びマスターに関
する接続情報を発行するように構成されている。更に、
この接続情報は、各スレーブの動作状態等により変化す
るため、所定時間間隔毎にスレーブは自己の接続情報を
マスターに対して送信するようにし、各スレーブの接続
情報を受け取ったマスターは、各スレーブの接続情報及
び自己の接続情報を各スレーブに送信するように構成さ
れている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のネットワークでは、図1に示すように、アンプがバ
スを介して複数接続されている場合、オーディオ関連の
キー(たとえばVOL+)を動作させるとき、各アンプ
にダイレクトにVOL値を送った後、音の変化のズレを
無くすため、同期コマンドを送り動作を終了するように
している。
来のネットワークでは、図1に示すように、アンプがバ
スを介して複数接続されている場合、オーディオ関連の
キー(たとえばVOL+)を動作させるとき、各アンプ
にダイレクトにVOL値を送った後、音の変化のズレを
無くすため、同期コマンドを送り動作を終了するように
している。
【0009】ところが、アンプの個数が多い場合にキー
の連続押しを行うと、キーコマンドの受信と同期コマン
ドの受信によって個々のアンプの動作が終了するが、実
際の動作においては全てのアンプが動作するとは限ら
ず、アンプが飛び越して動作される場合もある。この場
合、従来では全体のアンプの個数に見合った動作終了時
間を設定しているため、動作させるべきアンプの個数が
少ない場合にはアンプの個数に見合った動作終了時間が
経過するまでの不要な待ち時間が発生するという不具合
がある。
の連続押しを行うと、キーコマンドの受信と同期コマン
ドの受信によって個々のアンプの動作が終了するが、実
際の動作においては全てのアンプが動作するとは限ら
ず、アンプが飛び越して動作される場合もある。この場
合、従来では全体のアンプの個数に見合った動作終了時
間を設定しているため、動作させるべきアンプの個数が
少ない場合にはアンプの個数に見合った動作終了時間が
経過するまでの不要な待ち時間が発生するという不具合
がある。
【0010】また、個々のアンプが固定化された状態で
用いられているため、システムアップしようとした場
合、自由度が無いという不具合もある。
用いられているため、システムアップしようとした場
合、自由度が無いという不具合もある。
【0011】本考案は、このような事情に対処してなさ
れたもので、バスを介して接続されている複数のアンプ
の制御を適切な時間で行わせることができるとともに、
アンプのシステムアップの自由度を高めることができる
オーディオシステムを提供することを目的とする。
れたもので、バスを介して接続されている複数のアンプ
の制御を適切な時間で行わせることができるとともに、
アンプのシステムアップの自由度を高めることができる
オーディオシステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の考案は、
第1のスレーブと複数の第2のスレーブとがバスを介し
て接続され、上記第1のスレーブがコントローラからの
制御命令を受信して上記制御命令を実行することにより
上記第2のスレーブを制御するように構成されたオーデ
ィオシステムであって、上記第1のスレーブが上記コン
トローラからの上記制御命令を受信して上記複数の第2
のスレーブを制御し上記コントローラからの次の制御命
令を受信可能となるまでの時間を、上記第2のスレーブ
の数に基づいて決定する時間決定手段を備えることを特
徴とする。
第1のスレーブと複数の第2のスレーブとがバスを介し
て接続され、上記第1のスレーブがコントローラからの
制御命令を受信して上記制御命令を実行することにより
上記第2のスレーブを制御するように構成されたオーデ
ィオシステムであって、上記第1のスレーブが上記コン
トローラからの上記制御命令を受信して上記複数の第2
のスレーブを制御し上記コントローラからの次の制御命
令を受信可能となるまでの時間を、上記第2のスレーブ
の数に基づいて決定する時間決定手段を備えることを特
徴とする。
【0013】請求項2記載の考案は、コントローラによ
って制御される第1の信号増幅部と、前記第1の信号増
幅部によって制御される複数の第2の信号増幅部とがバ
スを介して接続されているオーディオシステムであっ
て、前記第1の信号増幅部及び前記複数の第2の信号増
幅部には、自己のアドレス特性や各種機能の設定を行う
設定手段が具備されており、前記個々の設定手段によっ
て設定された設定データが前記第1の信号増幅部に伝達
されることを特徴とする。
って制御される第1の信号増幅部と、前記第1の信号増
幅部によって制御される複数の第2の信号増幅部とがバ
スを介して接続されているオーディオシステムであっ
て、前記第1の信号増幅部及び前記複数の第2の信号増
幅部には、自己のアドレス特性や各種機能の設定を行う
設定手段が具備されており、前記個々の設定手段によっ
て設定された設定データが前記第1の信号増幅部に伝達
されることを特徴とする。
【0014】
【作用】本考案のオーディオシステムは、第1のスレー
ブと複数の第2のスレーブとがバスを介して接続され、
第1のスレーブがコントローラからの制御命令を受信し
てその制御命令を実行することにより第2のスレーブを
制御するように構成されている。つまり、第1のスレー
ブは、コントローラからの制御命令を受けると、その制
御命令に基づいて第2のスレーブを制御する構成となっ
ている。ここで、第1のスレーブがコントローラから制
御命令を受信し、その制御命令に基づいて第2のスレー
ブ(複数の第2のスレーブ)を制御し、その制御が完了
してコントローラからの次の制御命令を受信することが
できるようになるまでの時間を、時間設定手段が第2の
スレーブの数に基づいて決定する。よって、第2のスレ
ーブの数が変化しても、それらの数に即応した適切な時
間が決定され、その適切な時間内で、第1のスレーブが
複数の第2のスレーブを制御することが可能となる。
ブと複数の第2のスレーブとがバスを介して接続され、
第1のスレーブがコントローラからの制御命令を受信し
てその制御命令を実行することにより第2のスレーブを
制御するように構成されている。つまり、第1のスレー
ブは、コントローラからの制御命令を受けると、その制
御命令に基づいて第2のスレーブを制御する構成となっ
ている。ここで、第1のスレーブがコントローラから制
御命令を受信し、その制御命令に基づいて第2のスレー
ブ(複数の第2のスレーブ)を制御し、その制御が完了
してコントローラからの次の制御命令を受信することが
できるようになるまでの時間を、時間設定手段が第2の
スレーブの数に基づいて決定する。よって、第2のスレ
ーブの数が変化しても、それらの数に即応した適切な時
間が決定され、その適切な時間内で、第1のスレーブが
複数の第2のスレーブを制御することが可能となる。
【0015】また、本考案のオーディオシステムでは、
自己のアドレス特性や各種機能の設定を行うための設定
手段によって第1及び第2の信号増幅部が個々に設定さ
れ、この設定データが第1,第2の信号増幅部に伝達さ
れると、コントローラによって制御される第1の信号増
幅部により複数の第2の信号増幅部のアドレス特性や各
種機能が設定されることから、アンプのシステムアップ
の自由度が高められる。
自己のアドレス特性や各種機能の設定を行うための設定
手段によって第1及び第2の信号増幅部が個々に設定さ
れ、この設定データが第1,第2の信号増幅部に伝達さ
れると、コントローラによって制御される第1の信号増
幅部により複数の第2の信号増幅部のアドレス特性や各
種機能が設定されることから、アンプのシステムアップ
の自由度が高められる。
【0016】
【実施例】以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図2は、本考案の車載用オーディオシステ
ムの一実施例を示すものである。同図に示すように、車
載用オーディオシステムには、コントローラ10、アン
プ20,31〜37がバスを介して接続されている。
て説明する。図2は、本考案の車載用オーディオシステ
ムの一実施例を示すものである。同図に示すように、車
載用オーディオシステムには、コントローラ10、アン
プ20,31〜37がバスを介して接続されている。
【0017】各アンプ20,31〜37には、それぞれ
アドレス(1〜8)が付けられている。アドレス1のア
ンプであるアンプ20は、他のアンプであるアンプ31
〜37を管理し、コントローラ10とのやり取りはアド
レス1のアンプであるアンプ20が行うようになってい
る。
アドレス(1〜8)が付けられている。アドレス1のア
ンプであるアンプ20は、他のアンプであるアンプ31
〜37を管理し、コントローラ10とのやり取りはアド
レス1のアンプであるアンプ20が行うようになってい
る。
【0018】また、コントローラ10がアンプ20に対
してキーコマンド(VOL+)を送出すると、アンプ
20がコントローラ10に対してON ACK(PEE
音)を送出する。また、アンプ20は、アンプ31〜
32に対し順次dB値を送出する。この際、各アンプ3
1〜37へ送出されるdB値は同一データではないた
め、シリーズ伝送とされている。更に、一斉に音を変え
るため、全アンプ31〜37が受け取れる通信で同期コ
マンドが送出されるようになっている。
してキーコマンド(VOL+)を送出すると、アンプ
20がコントローラ10に対してON ACK(PEE
音)を送出する。また、アンプ20は、アンプ31〜
32に対し順次dB値を送出する。この際、各アンプ3
1〜37へ送出されるdB値は同一データではないた
め、シリーズ伝送とされている。更に、一斉に音を変え
るため、全アンプ31〜37が受け取れる通信で同期コ
マンドが送出されるようになっている。
【0019】このような構成の車載用オーディオシステ
ムは、次のような動作を行う。まず、アンプ20に対し
て何個のアンプ31〜37が接続されているかが判断さ
れる。
ムは、次のような動作を行う。まず、アンプ20に対し
て何個のアンプ31〜37が接続されているかが判断さ
れる。
【0020】すなわち、カウント=0とし、まずアドレ
ス2のアンプ31の存在が判断される(ステップ30
1,302)。アドレス2のアンプ31が存在している
場合には、アンプ31のch数が判断され、2chと判
断された場合にはカウント=+1とされる(ステップ3
03,304)。ここで、4chであると判断された場
合には、カウント=+2とされ、6chであると判断さ
れた場合にはカウント=+3とされる(ステップ308
〜310)。
ス2のアンプ31の存在が判断される(ステップ30
1,302)。アドレス2のアンプ31が存在している
場合には、アンプ31のch数が判断され、2chと判
断された場合にはカウント=+1とされる(ステップ3
03,304)。ここで、4chであると判断された場
合には、カウント=+2とされ、6chであると判断さ
れた場合にはカウント=+3とされる(ステップ308
〜310)。
【0021】アドレス2のアンプ31の存在とch数と
が判断された後、アドレス3のアンプ32の存在及びc
h数が判断される(ステップ305)。以降、同様にし
てアドレス8のアンプ37の存在とch数とが判断され
る(ステップ306,307)。
が判断された後、アドレス3のアンプ32の存在及びc
h数が判断される(ステップ305)。以降、同様にし
てアドレス8のアンプ37の存在とch数とが判断され
る(ステップ306,307)。
【0022】アンプの存在とch数との判断に基づいた
キー処理の動作フローは、図4に示す通りである。
キー処理の動作フローは、図4に示す通りである。
【0023】まず、キー入力があると、VOL値が1で
あるか否かの判断が行われ(ステップ401,40
2)、VOL値が1であると判断された場合には、マス
タへピー音が要求される(ステップ403)。次いで、
マスタへ表示データが出力され、アドレス2〜8のアン
プ31〜37に対してVOL値が出力された後、同期コ
マンドが出力される(ステップ404〜406)。
あるか否かの判断が行われ(ステップ401,40
2)、VOL値が1であると判断された場合には、マス
タへピー音が要求される(ステップ403)。次いで、
マスタへ表示データが出力され、アドレス2〜8のアン
プ31〜37に対してVOL値が出力された後、同期コ
マンドが出力される(ステップ404〜406)。
【0024】同期コマンドが出力された後、アンプの数
が判断され、アンプ数に応じたタイムがセットされる。
すなわち、アンプの数が0〜3である場合、セット時間
は250msとされ、アンプの数が4〜5である場合、
セット時間は300msとされ、アンプの数が4〜5で
ないと判断された場合、セット時間は350msとされ
る。セットされた時間がオーバーした場合、キーコマン
ドの要求が行われ(ステップ410)、前回押されたキ
ーが判断される(ステップ411)。
が判断され、アンプ数に応じたタイムがセットされる。
すなわち、アンプの数が0〜3である場合、セット時間
は250msとされ、アンプの数が4〜5である場合、
セット時間は300msとされ、アンプの数が4〜5で
ないと判断された場合、セット時間は350msとされ
る。セットされた時間がオーバーした場合、キーコマン
ドの要求が行われ(ステップ410)、前回押されたキ
ーが判断される(ステップ411)。
【0025】このように、この実施例では、予めアンプ
の数を判断し、アンプ数に応じてセット時間を決定する
ようにしたので、すべてのアンプの増幅動作の制御を終
える時間を適切に設定することができる。
の数を判断し、アンプ数に応じてセット時間を決定する
ようにしたので、すべてのアンプの増幅動作の制御を終
える時間を適切に設定することができる。
【0026】図5は、図2の車載用オーディオシステム
の構成を変えた場合の他の実施例を示すものであり、光
ケーブル60及びバスケーブル61を介してコントロー
ラ40、CD−M(マルチ)50、アンプ(1〜8)2
0,31〜37が接続されている。
の構成を変えた場合の他の実施例を示すものであり、光
ケーブル60及びバスケーブル61を介してコントロー
ラ40、CD−M(マルチ)50、アンプ(1〜8)2
0,31〜37が接続されている。
【0027】アンプ(1〜8)20,31〜37には、
スピーカ線62を介してスピーカ63が接続されてい
る。アンプ(1)31は、アンプ(2〜8)32〜37
の機能状態を全て管理している。
スピーカ線62を介してスピーカ63が接続されてい
る。アンプ(1)31は、アンプ(2〜8)32〜37
の機能状態を全て管理している。
【0028】図6(a)〜(c)は、各アンプ(1〜
8)20,31〜37に個別に設けられているアドレス
特性や各種機能を設定するための設定SW(スイッチ)
を示すものである。
8)20,31〜37に個別に設けられているアドレス
特性や各種機能を設定するための設定SW(スイッチ)
を示すものである。
【0029】同図(a)は、各アンプ(1〜8)20,
31〜37に対してアドレスを設定するためのアドレス
設定SWを示すものであり、アドレス設定SWによって
設定されたアドレスはコントローラのRAM(図示省
略)に格納されるようになっている。
31〜37に対してアドレスを設定するためのアドレス
設定SWを示すものであり、アドレス設定SWによって
設定されたアドレスはコントローラのRAM(図示省
略)に格納されるようになっている。
【0030】すなわち、アドレス設定SW70には、設
定摘み71が回転自在となるように設けられている。ア
ドレス設定SW70には、1〜8までの数字が付してあ
る。これらの数字は、アドレス番号に対応するものであ
り、それぞれのアドレス番号に対応する数字1〜8に対
応するスイッチデータは、たとえば0(000),1
(001),2(010),3(011),4(10
0),5(101),6(110),7(111)とな
っている。
定摘み71が回転自在となるように設けられている。ア
ドレス設定SW70には、1〜8までの数字が付してあ
る。これらの数字は、アドレス番号に対応するものであ
り、それぞれのアドレス番号に対応する数字1〜8に対
応するスイッチデータは、たとえば0(000),1
(001),2(010),3(011),4(10
0),5(101),6(110),7(111)とな
っている。
【0031】同図(b)は、各アンプ(1〜8)20,
31〜37に対して機能を設定するための機能設定SW
を示すものであり、上記同様に、設定された機能はコン
トローラのRAM(図示省略)に格納されるようになっ
ている。
31〜37に対して機能を設定するための機能設定SW
を示すものであり、上記同様に、設定された機能はコン
トローラのRAM(図示省略)に格納されるようになっ
ている。
【0032】すなわち、機能設定SW80には、設定摘
み81が回転自在となるように設けられている。機能設
定SW80には、スルー,mono,left,rig
ht,stereo,LOW,MID,HIGHが設け
られている。
み81が回転自在となるように設けられている。機能設
定SW80には、スルー,mono,left,rig
ht,stereo,LOW,MID,HIGHが設け
られている。
【0033】これらの機能に対応するスイッチデータ
は、たとえば0(000),1(001),2(01
0),3(011),4(100),5(101),6
(110),7(111)となっている。
は、たとえば0(000),1(001),2(01
0),3(011),4(100),5(101),6
(110),7(111)となっている。
【0034】同図(c)は、フェーダー切換えを行うた
めのフェーダー切換え設定SW90を示すものであり、
上記同様に、設定されたフェーダー切換えはコントロー
ラのRAM(図示省略)に格納されるようになってい
る。
めのフェーダー切換え設定SW90を示すものであり、
上記同様に、設定されたフェーダー切換えはコントロー
ラのRAM(図示省略)に格納されるようになってい
る。
【0035】すなわち、フェーダー切換え設定SW90
には、フロントとリアとの切換えが行われるようになっ
ている。また、これらの機能に対応するスイッチデータ
は、たとえばフロント→0(000),リア→1(00
1)となっている。
には、フロントとリアとの切換えが行われるようになっ
ている。また、これらの機能に対応するスイッチデータ
は、たとえばフロント→0(000),リア→1(00
1)となっている。
【0036】続いて、このような構成の各種設定スイッ
チによる設定動作を、図7を用いて説明する。
チによる設定動作を、図7を用いて説明する。
【0037】まず、リセットによって各アンプ(1〜
8)20,31〜37のRAM内の情報をクリア(ステ
ップ701)した後、アドレス設定SW70の設定摘み
71の回転によってアドレスデータを設定すると、この
設定されたアドレスデータがRAM内に記憶される(ス
テップ702,703)。
8)20,31〜37のRAM内の情報をクリア(ステ
ップ701)した後、アドレス設定SW70の設定摘み
71の回転によってアドレスデータを設定すると、この
設定されたアドレスデータがRAM内に記憶される(ス
テップ702,703)。
【0038】次いで、機能設定SW80によって各種機
能であるスルー,mono,left,right,s
tereo,LOW,MID,HIGHのいずれかを設
定すると、この設定されたいずれかの機能が上記のRA
M内に記憶される(ステップ704,705)。
能であるスルー,mono,left,right,s
tereo,LOW,MID,HIGHのいずれかを設
定すると、この設定されたいずれかの機能が上記のRA
M内に記憶される(ステップ704,705)。
【0039】更に、フェーダー切換え設定SW90によ
ってフェーダーの切換えを行うと、この切換えによるス
イッチデータがRAM内に記憶される(ステップ70
6,707)。
ってフェーダーの切換えを行うと、この切換えによるス
イッチデータがRAM内に記憶される(ステップ70
6,707)。
【0040】このようにして、RAM内に記憶された各
種データに基づき、アンプ31〜37がアンプ20に対
して各種設定データを送ることにより、アンプ20が自
らの機能設定を行うとともに、これらのアンプ31〜3
7の機能を設定する。
種データに基づき、アンプ31〜37がアンプ20に対
して各種設定データを送ることにより、アンプ20が自
らの機能設定を行うとともに、これらのアンプ31〜3
7の機能を設定する。
【0041】このように、この実施例では、各アンプ
(1〜8)20,31〜37に対してアドレス設定、各
種機能設定、フェーダーの切換え設定等を行うことがで
きるため、アンプの増設等が生じた場合であっても、そ
の都度増設アンプに対してアドレス等の設定が行われる
ので、システムアップの自由度が高められる。
(1〜8)20,31〜37に対してアドレス設定、各
種機能設定、フェーダーの切換え設定等を行うことがで
きるため、アンプの増設等が生じた場合であっても、そ
の都度増設アンプに対してアドレス等の設定が行われる
ので、システムアップの自由度が高められる。
【0042】
【考案の効果】以上説明したように本考案のオーディオ
システムによれば、第1のスレーブがコントローラから
制御命令を受信してその制御命令に基づいて第2のスレ
ーブ(複数の第2のスレーブ)を制御し、その制御が完
了してコントローラからの次の制御命令を受信すること
ができるようになるまでの時間を、時間設定手段が第2
のスレーブの数に基づいて決定するようにしたので、第
2のスレーブの数が変化しても、それらの数に即応した
適切な時間を決定することができ、その適切な時間内で
第1のスレーブが複数の第2のスレーブを制御すること
が可能となる。
システムによれば、第1のスレーブがコントローラから
制御命令を受信してその制御命令に基づいて第2のスレ
ーブ(複数の第2のスレーブ)を制御し、その制御が完
了してコントローラからの次の制御命令を受信すること
ができるようになるまでの時間を、時間設定手段が第2
のスレーブの数に基づいて決定するようにしたので、第
2のスレーブの数が変化しても、それらの数に即応した
適切な時間を決定することができ、その適切な時間内で
第1のスレーブが複数の第2のスレーブを制御すること
が可能となる。
【0043】また、自己のアドレス特性や各種機能の設
定を行うための設定手段によって第1及び第2の信号増
幅部が個々に設定され、この設定データが第1の信号増
幅部に伝達されると、コントローラによって制御される
第1の信号増幅部により複数の第2の信号増幅部のアド
レス特性や各種機能が設定されることから、アンプのシ
ステムアップの自由度を高めることができる。
定を行うための設定手段によって第1及び第2の信号増
幅部が個々に設定され、この設定データが第1の信号増
幅部に伝達されると、コントローラによって制御される
第1の信号増幅部により複数の第2の信号増幅部のアド
レス特性や各種機能が設定されることから、アンプのシ
ステムアップの自由度を高めることができる。
【図1】従来の車載用オーディオシステムにおけるデー
タの流れを示す図である。
タの流れを示す図である。
【図2】本考案の車載用オーディオシステムの一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】図2の車載用オーディオシステムの動作を説明
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
【図4】図2の車載用オーディオシステムの動作を説明
するためのフローチャートである。
するためのフローチャートである。
【図5】図2の車載用オーディオシステムの構成を変え
た場合の他の実施例を示す図である。
た場合の他の実施例を示す図である。
【図6】図2又は図5のアンプに対して各種機能設定を
行うための設定スイッチを示す図である。
行うための設定スイッチを示す図である。
【図7】図2の車載用オーディオシステムにおけるアン
プに対しての各種機能設定を行うための動作を示すフロ
ーチャートである。
プに対しての各種機能設定を行うための動作を示すフロ
ーチャートである。
10,40 コントローラ 20,31〜37 アンプ 40 コントローラ 70 アドレス設定SW 80 機能設定SW 90 フェーダー切換え設定SW
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中野 哲宏 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社川越工場内 (72)考案者 川▲崎▼ 健一 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社川越工場内 (72)考案者 舟木 規治 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パイオニア株式会社川越工場内 (56)参考文献 特開 平5−183654(JP,A) 特開 昭58−53210(JP,A) 特開 昭61−39711(JP,A) 特開 平3−133206(JP,A) 特開 平1−259610(JP,A) 特開 平7−22878(JP,A) 特開 平5−176399(JP,A) 実表 平6−503669(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 1/00 - 3/18 H03G 5/16 B60R 11/02
Claims (2)
- 【請求項1】 第1のスレーブと複数の第2のスレーブ
とがバスを介して接続され、前記第1のスレーブがコン
トローラからの制御命令を受信して前記制御命令を実行
することにより前記第2のスレーブを制御するように構
成されたオーディオシステムであって、 前記第1のスレーブが前記コントローラからの前記制御
命令を受信して前記複数の第2のスレーブを制御し前記
コントローラからの次の制御命令を受信可能となるまで
の時間を、前記第2のスレーブの数に基づいて決定する
時間決定手段を備えることを特徴とするオーディオシス
テム。 - 【請求項2】 コントローラによって制御される第1の
信号増幅部と、前記第1の信号増幅部によって制御され
る複数の第2の信号増幅部とがバスを介して接続されて
いるオーディオシステムであって、 前記第1の信号増幅部及び前記複数の第2の信号増幅部
には、自己のアドレス特性や各種機能の設定を行う設定
手段が具備されており、前記 個々の設定手段によって設定された設定データが前
記第1の信号増幅部に伝達されることを特徴とするオー
ディオシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054886U JP2607360Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | オーディオシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054886U JP2607360Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | オーディオシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725613U JPH0725613U (ja) | 1995-05-12 |
JP2607360Y2 true JP2607360Y2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=12983078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993054886U Expired - Lifetime JP2607360Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | オーディオシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607360Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP1993054886U patent/JP2607360Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0725613U (ja) | 1995-05-12 |
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