JP2607163B2 - 刈払機のハンドル - Google Patents

刈払機のハンドル

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JP2607163B2
JP2607163B2 JP2045910A JP4591090A JP2607163B2 JP 2607163 B2 JP2607163 B2 JP 2607163B2 JP 2045910 A JP2045910 A JP 2045910A JP 4591090 A JP4591090 A JP 4591090A JP 2607163 B2 JP2607163 B2 JP 2607163B2
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浩明 甲斐玉
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、刈払機のハンドルに係り、詳しくは把持
部の位置を調整自在なハンドルに関するものである。
〔従来の技術〕
刈払機では、ハンドルが、操作桿から左右へ張り出す
ように、操作桿に固定され、両側の先端部において作業
者により把持される。
従来の刈払機(例:実開昭63−138024号公報)では、
ハンドルは、長さを固定され、調整することが困難にな
っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の刈払機では把持位置を調整することができない
ので、作業者が、自分の体格及び作業条件に合わせて、
最適な把持位置を選択することができず、疲労の増大及
び作業能率の低下につながっている。
この発明の目的は、ハンドルの長さが調整可能である
とともに、固定が確実である刈払機のハンドルを提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明を、実施例に対応する図面の符号を使用して
説明する。
この発明の刈払機(10)のハンドル(20)では、基端
側挿入部材(28)及び先端側挿入部材(30)は、パイプ
状ハンドル本体(24)の先端部(26)内に先端部(26)
の延び方向へ変位自在に挿入されるとともに、斜面部
(32,34)を介して相互に対峙している。また、螺合式
結合部材(38,40,48)は、基端側挿入部材(28)及び先
端側挿入部材(30)の相互の距離を調整自在に基端側挿
入部材(28)及び先端側挿入部材(30)を結合し、基端
側挿入部材(28)及び先端側挿入部材(30)の結合体
は、斜面部(32,34)における相互の摺動により最大径
を増減するようになっている。
〔作用〕
螺合式結合部材(38,40,48)を回して、基端側挿入部
材(28)及び先端側挿入部材(30)の距離を増加させる
と、基端側挿入部材(28)及び先端側挿入部材(30)の
斜面部(32,34)の間に間隙が生じるとともに、基端側
挿入部材(28)及び先端側挿入部材(30)の結合体の最
大径は、減少し、パイプ状ハンドル本体(24)の先端部
(26)の内径以下となる。これにより、基端側挿入部材
(28)及び先端側挿入部材(30)の結合体は、先端部
(26)内を変位可能になる。
基端側挿入部材(28)及び先端側挿入部材(30)の結
合体を先端部(26)内において変更させて、先端部(2
6)からの先端側挿入部材(30)の突出量を調整する。
次に、螺合式結合部材(38,40,48)を回して、基端側挿
入部材(28)及び先端側挿入部材(30)の距離を減少さ
せると、基端側挿入部材(28)及び先端側挿入部材(3
0)は、斜面部(32,34)において相互に摺動しつつ、さ
らに接近し、この結果、基端側挿入部材(28)及び先端
側挿入部材(30)の結合体の最大径は、増加し、パイプ
状ハンドル本体(24)の先端部(26)の内径以上にな
る。これにより、基端側挿入部材(28)及び先端側挿入
部材(30)の結合体は、パイプ状ハンドル本体(24)の
先端部(26)の内面に係合し、先端部(26)からの先端
側挿入部材(30)の突出量が固定される。
〔実施例〕
以下、この発明を図面の実施例について説明する。
第7図は刈払機10の全体を概略的に示す斜視図であ
る。刈払機10は、長く延びる操作桿12と、この操作桿12
の上端部に結合するエンジン動力部14と、操作桿12の下
端部に結合するギヤ装置16と、このギヤ装置16の下面側
に配設されエンジン動力部14から操作桿12内の軸(図示
せず)及びギヤ装置16の歯車(図示せず)を経て伝達さ
れる回転動力により回転される刈刃18とを備えている。
ハンドル20は、左右へ張り出すように操作桿12に固定さ
れ、スロットルレバー22は、ハンドル20の先端部に取付
けられ、エンジン動力部14のスロットル弁開度を調整す
る。
第3図はハンドル20の先端部の構造を示す断面図であ
る。ハンドル20は、操作桿12に固定されて操作桿12から
左右へ張り出すパイプ状ハンドル本体24を備え、パイプ
状ハンドル本体24は、先端部26において所定傾斜角度で
斜め上方へ突出している。基端側筒部材28及び先端側筒
部材30は、先端部26の奥側及び入口側に挿入され、斜面
32及び斜面34において相互に対峙している。先端側筒部
材30は、先端部26の中心線に沿って先端部26から上方へ
突出し、先端部26からの露出部に握り部36を備えてい
る。ナット38は基端側筒部材28の下面に固定され、ボル
ト40は、ばね座金42及び平座金44に挿通されてから、先
端側筒部材30の上面より先端側筒部材30内へ挿入され、
先端側筒部材30及び基端側筒部材28を延びて、ナット38
に螺合している。キャップ46は、先端側筒部材30の上端
部に着脱自在にかぶせられ、ボルト40の頭部、ばね座金
42及び平座金44を内側に隠す。
第4図は先端側筒部材30の正面図である。先端側筒部
材30の外面には目盛が記入され、パイプ状ハンドル本体
24の先端部26の端における先端側筒部材30の目盛を視認
することにより、先端部26からの先端側筒部材30の突出
量を測定することができる。
第5図はボルト40の正面図であり、第6図は蝶ボルト
48の正面図である。ボルト40の代わりに蝶ボルト48を使
用することも可能であり、蝶ボルト48の場合は、スパナ
等の工具を使用することなく、蝶部を把持して、蝶ボル
ト48を直接回転させることができる。
第1図及び第2図はキャップ46を外した状態でパイプ
状ハンドル本体24への基端側筒部材28及び先端側筒部材
30の係合解除状態及び係合状態をそれぞれ示す構造図で
ある。第1図及び第2図を参照して、実施例の作用につ
いて説明する。
ボルト40をナット38に対して回して、基端側筒部材28
及び先端側筒部材30の距離を増加させると(第1図)、
基端側筒部材28及び先端側筒部材30の斜面32,34の間に
間隙が生じるとともに、基端側筒部材28及び先端側筒部
材30の結合体の最大径は、減少し、パイプ状ハンドル本
体24の先端部26の内径以下となる。これにより、基端側
筒部材28及び先端側筒部材30の結合体は、先端部26内を
その中心線方向へ摺動可能になる。
基端側筒部材28及び先端側筒部材30の結合体を先端部
26内において先端部26の中心線方向へ摺動させて、先端
部26からの先端側筒部材30の突出量を変更する。突出量
の目安のために、先端部26の端に位置する先端側筒部材
30の目盛(第4図)が視認される。次に、ボルト40をナ
ット38に対して回して、基端側筒部材28及び先端側筒部
材30の距離を減少させると(第2図)、基端側筒部材28
及び先端側筒部材30は、斜面32,34において相互に摺動
しつつ、さらに接近し、基端側筒部材28及び先端側筒部
材30の結合体の最大径は、増加し、パイプ状ハンドル本
体24の先端部26の内径以上になる。これにより、基端側
筒部材28及び先端側筒部材30の結合体は、パイプ状ハン
ドル本体24の先端部26の内面に係合し、先端部26からの
突出量が固定される。
図示の実施例では、ナット38が基端側筒部材28の下面
側に固定され、ボルト40が先端側筒部材30の上面側より
挿通されているが、逆に、ボルト40の頭部を基端側筒部
材28の下面側に固定し、ボルト40の軸部先端を先端側筒
部材30の上面より突出させて、その突出部にナット38を
螺合させて、ナット38の回転操作により基端側筒部材28
及び先端側筒部材30の距離を変更することも可能であ
る。
〔発明の効果〕
この発明では、基端側挿入部材及び先端側挿入部材
が、両者の距離を調整自在に螺合式結合部材により相互
に結合されるとともに、斜面部を介して相互に対峙して
いる。したがって、基端側挿入部材及び先端側挿入部材
の距離を相互に調整することにより、基端側及び先端側
挿入部材の結合体の最大径がパイプ状ハンドル本体の先
端部の内径以下及び以上となり、先端部の内面への係合
による先端部への基端側及び先端側挿入部材の固定と、
係合解除による先端部内における基端側及び先端側挿入
部材の変位とを選択して、ハンドルの把持位置を作業者
の体格及び作業条件等に合わせて調整することができ
る。
また、パイプ状ハンドル本体の先端部に出し入れ自在
の挿入部材を設け、挿入部材の突出量を調整及びボルト
等の締着手段による挿入部材への突出量の固定を行うこ
とによりハンドルの長さを調整する構造では、締着手段
の締付けによりパイプ状ハンドル本体及び挿入部材が径
方向へつぶれる欠点があるが、この発明では、パイプ状
ハンドル本体の内側から外側へ先端側及び基端側挿入部
材の押圧力が作用するので、さらに、パイプ状ハンドル
本体内面への基端側及び先端側挿入部材の押圧部分の面
積は十分大きく、押圧力が分散されるので、パイプ状ハ
ンドル本体のつぶれや変形を防止することができる。
また、パイプ状ハンドル本体の先端部へ螺合部材を螺
合させ、螺合量の調整によりハンドルの長さを調整する
構造では、ねじ部の強度を確保するため、ねじ部の肉厚
を厚くする必要があり、肉厚の厚いねじ部と肉厚の薄い
非ねじ部との境の強度が低下するとともに、曲げ方向の
応力は、ねじ部等に集中してかかるが、この発明では、
ねじ部を必要せず、また、曲げ応力は長さ方向へ適当に
分散されるので、螺合部材を用いた構造に比し、強度性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例に関し、第1図及び第2図はキ
ャップを外した状態でパイプ状ハンドル本体への基端側
筒部材及び先端側筒部材の係合解除状態及び係合状態を
それぞれ示す構造図、第3図はハンドルの先端部の構造
を示す断面図、第4図は先端側筒部材の正面図、第5図
はボルトの正面図、第6図は蝶ボルトの正面図、第7図
は刈払機の全体を概略的に示す斜視図である。 10……刈払機、20……ハンドル、24……パイプ状ハンド
ル本体、26……先端部、28……基端側筒部材(基端側挿
入部材)、30……先端側筒部材(先端側挿入部材)、3
2,34……斜面、38……ナット(螺合式結合部材)、40…
…ボルト(螺合式結合部材)、48……蝶ボルト(螺合式
結合部材)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端側挿入部材(28)及び先端側挿入部材
    (30)が、パイプ状ハンドル本体(24)の先端部(26)
    内に前記先端部(26)の延び方向へ変位自在に挿入され
    るとともに、斜面部(32,34)を介して相互に対峙し、
    螺合式結合部材(38,40,48)が、前記基端側挿入部材
    (28)及び前記先端側挿入部材(30)の相互の距離を調
    整自在に前記基端側挿入部材(28)及び前記先端側挿入
    部材(30)を結合し、前記基端側挿入部材(28)及び前
    記先端側挿入部材(30)の結合体は、前記斜面部(32,3
    4)における相互の摺動により最大径を増減するように
    なっていることを特徴とする刈払機のハンドル。
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