JP2606657Y2 - 起立訓練用フレーム - Google Patents

起立訓練用フレーム

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JP2606657Y2
JP2606657Y2 JP1993073115U JP7311593U JP2606657Y2 JP 2606657 Y2 JP2606657 Y2 JP 2606657Y2 JP 1993073115 U JP1993073115 U JP 1993073115U JP 7311593 U JP7311593 U JP 7311593U JP 2606657 Y2 JP2606657 Y2 JP 2606657Y2
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康成 奥村
正勝 廣恵
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オージー技研株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、下肢の運動機能に障害
を有した患者が、起立訓練を行なう際に用いる起立訓練
用フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術には登録意匠729002号が
あり、該意匠に係る公報には移動及び収納を容易にする
部材が設けられていない肋木が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述の従来技術に係る
機器では、機器の移動が容易でなく、通常、非使用時に
該機器を室外に出すということは出来ないものであるか
ら、該機器の非使用時にも訓練室に一定の場所を占有し
訓練室空間の有効な利用を妨げていた。又、効果的に起
立訓練をする為の手摺り部材が突出状に取着されておら
ず、起立訓練がやり辛いものであった。本考案の目的
は、上記問題点を解決し、移動及び収納が容易で、起立
訓練がやり易い起立訓練用フレームを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本考案は、床面1に
載置される左・右脚枠2a・2bと、該左・右脚枠2a
・2bのそれぞれの先端に設けられた左・右車輪3a・
3bと、左・右脚枠2a・2bに垂直状に立設される肋
木4と、該肋木4の立設中途位置から水平方向に延設さ
れる平行棒5とから構成されたことを特徴とする起立訓
練用フレームである。前記肋木4の左・右支柱7a・7
bには該左・右支柱7a・7bに沿って左・右取着フレ
ーム9a・9bが取着され、該左・右取着フレーム9a
・9bに平行棒5の左・右手摺り10a・10bのそれ
ぞれの基端が上下移動可能及び回動可能に外嵌されてな
る。前記左・右脚枠(2a)・(2b)の間には平板で
なり床に載置される踏板(14)が設けられ、該板(1
4)の先端辺の左右両端は、該左・右脚枠(2a)・
(2b)又は左・右支柱(7a)・(7b)の各下部に
軸12を用いて軸支されてなる。又、肋木(4)の横バ
ー(8)には、弾力を有する膝パッド(15)が掛止さ
れている。
【0005】
【作用】患者は本考案の機器を使用して起立訓練を行な
うが、その際、患者は床面1に垂直状に立設される肋木
4の立設中途位置から水平方向に延設される平行棒5又
は横バー8のどちらかを掴んで起立する。肋木の正面に
向い合って立つ患者の前方に向けて、該肋木4を傾倒さ
せると、左・右脚枠2a・2bの左・右車輪3a・3b
が床面1に当接して、肋木4の上部を施療者が持って押
すか又は引けば、該左・右車輪3a・3bが床面を転動
し、肋木4の移動に供される。
【0006】平行棒5の手摺り10a・10bのそれぞ
れの基端は、肋木4の左・右支柱7a・7bに取着され
た左・右取着フレーム9a・9b上を上下移動及び回動
する。患者が起立訓練を行なう際、左・右脚枠2a・2
bの間に設けられた踏板14上で訓練を行なうものであ
り、本考案機器に掛る力が閉ざされた構造体の中で作用
するので該機器は移動しない。肋木4の横バー8に掛止
される膝パッド15は、起立訓練中の患者の前方に突出
する膝を受け止めその前方移動を阻止し、膝折れを阻止
する。
【0007】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照して説明
すると、該実施例は、床面1に沿って載置される脚枠2
と、該脚枠2の先端に設けられた車輪3と、脚枠2の長
手辺の略中央位置から垂直状に立設される肋木4と、該
肋木4の立設中途位置から水平方向に延設される平行棒
5とから構成される。前記脚枠2は床面1に沿って載置
される互いに平行な左・右脚枠2a・2bからなり、前
記車輪3は、該左・右脚枠2a・2bのそれぞれの先端
に設けられた左・右車輪3a・3bである。左・右脚枠
2a・2bの下面に常時には床面1に接する足部6が突
設され、該足部6が床面1に接している時前記車輪3は
床面1から僅少距離だけ離間し非接触となる。前記肋木
4は左・右脚枠2a・2bの長手辺の略中央位置から垂
直状に立設される左・右支柱7a・7bと、該左・右支
柱7a・7b間に適宜な間隔をもって複数本掛け渡され
る横バー8とからなる。左・右支柱7a・7bのそれぞ
れには該支柱7に沿って左・右取着フレーム9a・9b
が取着されている。
【0008】前記左・右取着フレーム9a・9bのそれ
ぞれに左・右手摺り10a・10bが水平方向に延設さ
れ、該手摺り10の基端は取着フレーム9に上下移動可
能及び回動可能に外嵌され、又、該手摺り10の延設中
途部から先方は僅か下方に屈曲される。該手摺り10を
互いに平行に固定具11で固定して平行棒5が構成され
る。左・右脚枠2a・2bの間には平板でなる踏板14
が設けられ、該踏板14の先端縁の左右側は該脚枠2の
長手辺の略中央部に軸12にて軸支され後端縁は床に接
する程度に脚枠2に設けた掛止ピン13で掛止される。
【0009】前記横バー8には、垂直方向に弾力を有し
平面を形成した膝パッド15がその裏側に止着された鉤
具16で掛止される。そして、該パッド15は他の横バ
ー8に掛け変えると高さを変更できる。尚、図1中、1
7は踏板14の左右端を折り曲げた側板部、18は踏板
14の先端を持ち上げて垂直状態にして支柱7に掛止す
る支柱掛止ピン、19は横バー8の高さを示す高さ目盛
である。
【0010】実施例の使用に当っては、先ず車椅子(図
示省略)に乗った患者は実施例の正面に移動し、次に踏
板14に足を乗せ、手で手摺り10を握り、手摺り10
を引き寄せるようにして上体を引き上げ起立を図る。手
摺り10の高さ調節は、固定具11を緩めて固定を解除
し、該手摺り10を上下動し個人差に応じて適宜な高さ
に調節した上固定具11を締めて行なう。肋木使用時に
は、起立移動中、前方に出る膝を膝パッド15で受け止
めその移動を抑止し膝折れしないように膝を支持する。
【0011】非使用時に実施例を収納する時、介助者
は、先ず掛止ピン13を抜き踏板14の掛止を解除し、
該踏板14の延設先端を持ち上げ垂直状になして、踏板
14の側板部17に左支柱7aの外側から支柱掛止ピン
18を差し込んで固定する。次に、肋木4を、該肋木4
に向かう訓練患者から見て前方向即ち肋木4の背部方向
へ傾け、車輪3を床面1に接触させ、支柱7の頂部に止
着されている横バー8を持って引くか又は押して実施例
を移動させる。
【0012】実施例を起立訓練に供する使用時には、手
摺り10は患者に向かって延びた延設形勢にあるが、非
使用時及び収納時には、取着フレーム9を中心に該手摺
り10を回動させて折り畳み形勢に変更する。即ち、固
定具11を緩め、左・右手摺り10a・10bの各先端
を互いに他方の手摺り10の方向へ水平面状に回動し、
左・右手摺り10a・10bの各先端を肋木4の横バー
8の間をくぐらせて背面側へ臨ませ、固定具11を締め
左・右手摺り10a・10bを取着フレーム9に固定す
る。この様にして、手摺り10を、患者側への延設形勢
から折り畳み形勢に変更し、実施例の占有空間を減少さ
せる。肋木4を前述の折り畳み形勢にした時には、平行
棒5が肋木4の背面側へ移動しているため、肋木4は本
来の機能を発揮する。即ち、障害が回復していない自立
程度の低い患者が該肋木4の横バー8を掴んで行なう起
立訓練や、その他下肢屈伸訓練、足関節底背屈訓練等に
使用する。
【0013】
【考案の効果】請求項1に記載の本考案は、支柱7を背
面側に傾斜させれば車輪3が接地し容易に移動できるの
で、非使用時には訓練室から搬出することにより訓練室
を広く利用でき、好都合である。又、例えば患者の自立
程度が高い場合は平行棒5を用い、低い場合は肋木4を
用いるという様に、患者の自立程度に応じて平行棒5を
用いるか肋木4を用いるかを適宜選択でき、一台の装置
で二つの機能を選択的に得られ、省スペース化、省コス
ト化に貢献でき好都合である。
【0014】請求項2に記載の本考案は、平行棒5が上
下移動可能であるから、患者の個体差に応じてこの移動
を行ない適宜高さに固定することができ、訓練をより効
果的に実施でき、好都合である。又、収納時、平行棒5
を肋木4の背面側へ容易に回動できるので、外形を小型
化でき省スペース化が図れ、好都合である。更に、肋木
4を使用する際に、平行棒5を肋木4の背面側へ回動し
ておけば、介助者は訓練の介助を行ないやすいという利
点がある。
【0015】請求項3に記載の本考案は、基端が左・右
脚枠2a・2bに軸支された踏板14を設けているの
で、患者が起立する時、該板14の上に乗って行ない、
患者の発揮する力は本考案機器内に作用するので、本考
案機器が床面に対して不測に動くことは無く安全に起立
訓練を行なえ、好都合である。又、収納時には、軸12
を中心に回動させて支柱7に添わせた垂直状態になして
固定できるので、省スペース化を図ることができ好都合
である。
【0016】請求項4に記載の本考案は、横バー8に掛
止される膝パッド15により、該パッド15に押し当て
る患者の膝の移動を抑止し患者の膝折れを防止できるの
で、甚だ自立度の低い患者であっても該患者の起立訓練
を、より早期から安全に実施できることとなり、好都合
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す側面図である。
【図3】本考案の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 床面 2 脚枠 2a 左脚枠 2b 右脚枠 3 車輪 3a 左車輪 3b 右車輪 4 肋木 5 平行棒 7 支柱 7a 左支柱 7b 右支柱 8 横バー 9 取着フレーム 9a 左取着フレーム 9b 右取着フレーム 10 手摺り 10a 左手摺り 10b 右手摺り 15 膝パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 1/02 A61G 5/00 502 A61G 7/05

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面(1)に載置される左・右脚枠(2
    a)・(2b)と、該左・右脚枠(2a)・(2b)の
    それぞれの先端に設けられた左・右車輪(3a)・(3
    b)と、左・右脚枠(2a)・(2b)に垂直状に立設
    される肋木(4)と、該肋木(4)の立設中途位置から
    水平方向に延設される平行棒(5)とから構成されたこ
    とを特徴とする起立訓練用フレーム。
  2. 【請求項2】 肋木(4)の左・右支柱(7a)・(7
    b)には該左・右支柱(7a)・(7b)に沿って左・
    右取着フレーム(9a)・(9b)が取着され、該左・
    右取着フレーム(9a)・(9b)に平行棒5の左・右
    手摺り(10a)・(10b)のそれぞれの基端が上下
    移動可能及び回動可能に外嵌されてなる請求項1記載の
    起立訓練用フレーム。
  3. 【請求項3】 左・右脚枠(2a)・(2b)の間には
    平板でなり床に載置される踏板(14)が設けられ、該
    板(14)の先端辺の左右両端は、該左・右脚枠(2
    a)・(2b)又は左・右支柱(7a)・(7b)の各
    下部に軸12を用いて軸支されてなる請求項1記載の起
    立訓練用フレーム。
  4. 【請求項4】 肋木(4)の横バー(8)には、弾力を
    有する膝パッド(15)が掛止されている請求項1記載
    の起立訓練用フレーム。
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JP2009261484A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Toyama Univ 立ち上がり補助具
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