JP2606566Y2 - 多層クロスヘッド - Google Patents

多層クロスヘッド

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JP2606566Y2
JP2606566Y2 JP1993007795U JP779593U JP2606566Y2 JP 2606566 Y2 JP2606566 Y2 JP 2606566Y2 JP 1993007795 U JP1993007795 U JP 1993007795U JP 779593 U JP779593 U JP 779593U JP 2606566 Y2 JP2606566 Y2 JP 2606566Y2
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嘉孝 大野
宏文 佐川
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、多層クロスヘッドに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多層クロスヘッドとしては、実開
昭60−73118号公報に示されるようなものがあ
る。これに示される多層クロスヘッドは、第1円筒と、
これの内周側にはめ合わされており電線通路が形成され
た第2円筒と、これの外周側に同心状に重ね合わせて配
置された複数のニップルとを有しており、第1円筒に取
り付けられた揺動手段(調整ボルト)によって第2円筒
を介して軸心側のニップルの半径方向の位置を調整する
ことにより、基準となる中間のニップルに対する同心度
を所定のものとするようにしている。また、第1円筒に
間接的に取り付けられた別の調整ボルトによって外周側
のニップルの半径方向の位置を調整することにより、中
間のニップルに対する同心度を所定のものとするように
している。なお、出口側のダイスはさらに別の調整ボル
トによって半径方向の位置が調整されるようになってい
る。これにより連続的に軸方向に移動する電線に同心状
の多層の樹脂被覆を施すようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の多層クロスヘッドには、内層のニップルを
半径方向に移動させるためには、第2円筒を半径方向に
移動させる必要があり、このような構成のものを多層パ
リソン成形用のクロスヘッドとして用いるのは困難であ
る。すなわち、多層パリソン成形用のクロスヘッドは、
ダイスの内周側にコアが配置されており、コアと一体の
ロッドを軸方向に移動させる(環状通路の幅を変更す
る)必要があるが、ロッドに半径方向の力を作用させる
と、軸方向の移動が円滑に行えないおそれがあり、好ま
しくない。本考案はこのような課題を解決することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、ロッドの外周
側に内筒を配置し、これに軸方向に分割したスリーブを
順次重ね合わせた状態ではめ合わせるとともに、スリー
ブの外周側にハウジングを設け、各スリーブと対応する
ようにハウジングにそれぞれ設けた調整ボルトによって
スリーブを個別に半径方向に移動させることにより、上
記課題を解決する。すなわち、本考案の多層クロスヘッ
ドは、同心状に配置された複数の環状通路(A1 、B1
、C1 、及びD1 )の通路幅を調整部材(64、6
6、68、及び70)によってそれぞれ調整し、これら
の環状通路(A1 、B1 、C1 、及びD1 )からそれぞ
れ押し出された筒状の溶融樹脂を互いに重ね合わせてコ
ア(28)の外周部及びダイ(32)の内周部間に形成
される環状出口(F)から多層パリソンとして押し出す
ものを対象にしており、筒形のハウジング(22)と、
これの軸心側に所定の半径方向の間隔をおいて固定配置
された内筒(24)と、ハウジング(22)及び内筒
(24)間に軸方向に順次重ね合わせた状態で配置され
た複数のスリーブ(36、38、40、42、及び4
4)と、を有しており、一番上の第1スリーブ(36)
は、半径方向に移動しないように、ハウジング(22)
に固定されており、第1スリーブ(36)以外のスリー
ブ(38、40、42、及び44)は、半径方向に移動
可能とされており、互いに隣り合うスリーブ(36と3
8、38と40、40と42、42と44)によって上
記環状通路(A1 、B1 、C1 、及びD1 )がそれぞれ
構成されており、ハウジング(22)に上記調整部材
(64、66、68、及び70)が第1スリーブ(3
6)以外のスリーブ(38、40、42、及び44)を
それぞれ半径方向に移動できるように設けられているこ
とを特徴としている。なお、上記環状出口(F)側の上
記スリーブ(44)の下端側外周部と対応する位置に配
置された調整リング(34)と、調整リング(34)を
半径方向に移動させることが可能な第2調整部材(6
2)が設けられており、スリーブ(44)及び調整リン
グ(34)によって環状の外層側通路(E1 )が形成さ
れており、溶融樹脂が複数の環状通路(A1、B1 、C1
、及びD1 )及び外層側通路(E1 )を通って環状出
口(F)から多層パリソンとして押し出されるように構
成されているとよい。なお、かっこ内の符号は実施例の
対応する部材を示す。
【0005】
【作用】ハウジングの調整ボルトを進退させることによ
り、対応する位置のスリーブが半径方向に移動する。こ
れにより隣接する上段側のスリーブに対する同心度を調
整することができる。すなわち、この部分を通る溶融樹
脂の肉厚を調整することができる。このような調整作業
を順次行うことにより、多層パリソンの各層の肉厚を任
意に調整することができる。各スリーブの同心度を調整
しても、コア操作用のロッドには、半径方向の力が作用
することはなく、したがってロッドの操作に支障が生じ
ることはない。
【0006】
【実施例】図1に本考案の実施例を示す。図中上方の位
置には、中央部に段付穴10aが形成された支持板10
が配置されている。支持板10は、図示してない取付ね
じをもって図示してない固定部に固定されるようになっ
ている。支持板10には、これの段付穴10aに段付ナ
ット52がはめ合わされている。段付ナット52は、後
述する第1スリーブ36を介して後述する分割ハウジン
グ12及び支持板10によって軸方向位置が位置決めさ
れるようになっている。段付ナット52のめねじ部には
内筒24がねじ込まれている。内筒24は、所定の軸方
向位置において上端部にねじ込まれたロックナット86
によって回転しないようにロックされている。内筒24
内には、ロッド26が軸方向に移動可能にはめ合わされ
ている。ロッド26は、これの上端部において図示して
ないロッド駆動装置と連結されている。ロッド26の下
端部には、略円すい状のコア28がねじ込み固定されて
いる。ロッド駆動装置を駆動してロッド26を上下に移
動させることにより、コア28外周部と後述するダイ3
2の内周部との間に形成される環状出口Fの通路幅を広
げたり狭めたりすることが可能である。支持板10の下
面部外周側には、略筒形の分割ハウジング12がボルト
54をもって固定されている。分割ハウジング12に
は、同様な形状の分割ハウジング14、16、18、及
び20が半径方向に所定の移動範囲で移動可能に順次連
結されている。すなわち、上から2番目の分割ハウジン
グ14は、分割ハウジング12にボルト56をもって連
結されており、同様にして3番目以下の分割ハウジング
16、18、及び20は、対応する1段上の分割ハウジ
ング14、16、及び18にそれぞれボルト56をもっ
て連結されているが、ボルト56の締付力をあらかじめ
設定した範囲の大きさのものとしておくことにより、後
述する調整ボルト64、66、68、70などによって
それぞれ1段上の分割ハウジングに対して後述するスリ
ーブ38、40、42、44とそれぞれ一体の状態で半
径方向に所定の寸法範囲(通常1〜2mm)だけそれぞ
れ移動させることができるものとされている。なお、ボ
ルト54、及び各段のボルト56は、連結部ごとに均等
な間隔で複数設けられているが、図1中には一部しか見
えていない。分割ハウジング12、14、16、18、
20などによって全体として略筒状のハウジング22が
構成されている。ハウジング22の下端部(分割ハウジ
ング20)には、ダイホルダ30がボルト58をもって
固定されている。ダイホルダ30の内周側には、ダイ3
2が配置されている。ダイ32の下端側内周部は、上述
のコア28の円すい形状に対応した円すい穴形状とされ
ている。ダイ32の上端側には調整リング34が配置さ
れている。ダイ32及び調整リング34は、ダイホルダ
30によって軸方向には移動しないが、半径方向には移
動可能に支持されている。ダイホルダ30にねじ込まれ
た調整ボルト60を進退させることによってダイ32を
半径方向に移動可能である。同様にダイホルダ30にね
じ込まれた調整ボルト(第2調整部材)62を進退させ
ることによって調整リング34を半径方向に移動可能で
ある。なお、調整ボルト60及び62は、全周等間隔に
4本ずつ配置されているが、図中には1本ずつしか見え
ていない。ハウジング22の内周と内筒24の外周との
間の筒状空間部に第1スリーブ36、第2スリーブ3
8、第3スリーブ40、第4スリーブ42、及び第5ス
リーブ44が、互いに積み重ねた状態で配置されてい
る。第1スリーブ36の下端側外周部は上端側よりも次
第に縮小する小径のものとされており、この小径部に隣
り合う下段側の第2スリーブの内径部がはめ合わされて
環状通路A1 が形成されるようになっている。同様にし
て第2スリーブの下端側外径部及び第3スリーブ40の
上端側内径部によって環状通路B1 が形成され、第3ス
リーブ40及び第4スリーブ42間に環状通路C1 が形
成され、第4スリーブ42及び第5スリーブ44間に環
状通路D1 が形成されるようになっている。また、第5
スリーブ44及び調整リング34間に環状の外層側通路
E1 が形成されるようになっている。半径方向位置の基
準となる第1スリーブ36は、半径方向には事実上移動
しないはめ合いすきまをもって内筒24にはめ合わされ
ており、ハウジング22に対して位置決めピン74によ
って所定の円周方向位置に位置合わせされており、また
スリーブ38、40、42、及び44は、ハウジング2
2に対してそれぞれ位置決めピン75をもって位置合わ
せされている。こうすることによって各スリーブ36、
38、40、42、及び44の通路と各分割ハウジング
12、14、16、18、及び20の通路との接続がそ
れぞれ確保されるようになっている。ハウジング22に
は、スリーブ36、38、40、42、及び44にまで
達するように熱電対72がそれぞれぞれねじ込まれてい
る。これによりスリーブ36、38、40、42、及び
44の温度(これらを通る溶融樹脂の温度)をそれぞれ
測定可能である。ハウジング22には、これの外周部に
図中上から順に配管継手46、47、48、49、及び
50がねじ込まれている。配管継手46、47、48、
49、及び50は、図示してないそれぞれの押出機の押
出口と接続されるようになっている。配管継手46、分
割ブロック12、及び第1スリーブ36によって樹脂通
路Aが形成されている。樹脂通路Aは、上述の環状通路
A1 と連通している。同様にして配管継手47、第2ス
リーブ38などによって樹脂通路B(環状通路B1 と連
通)が形成され、配管継手48、第3スリーブ40など
によって樹脂通路C(環状通路C1 と連通)が形成さ
れ、配管継手49、第4スリーブ42などによって樹脂
通路D(環状通路D1 と連通)が形成され、配管継手5
0、第5スリーブ44などによって樹脂通路E(外層側
通路E1 と連通)が形成されるようになっている。ハウ
ジング22、内筒24、スリーブ36、38、40、4
2、44などによって多層クロスヘッドが構成されてい
る。多層クロスヘッドのハウジング22には、これの外
周部に第1調整ボルト(調整部材)64、第2調整ボル
ト(調整部材)66、第3調整ボルト(調整部材)6
8、及び第4調整ボルト(調整部材)70がねじ込まれ
ている。第1調整ボルト64をハウジング22に対して
進退させることにより第2スリーブの半径方向の位置を
変えることが可能である。同様に第2調整ボルト66に
よって第3スリーブ40の半径方向の位置を変えるこ
と、第3調整ボルト68によって第4スリーブ42の半
径方向の位置を変えること、及び第4調整ボルト70に
よって第5スリーブ44の半径方向の位置を変えること
が、それぞれ可能である。すなわち、調整ボルト64、
66、68、70、及び62を進退させることによっ
て、樹脂通路A、B、C、D、及びEの環状通路部のす
きまを調整可能である。各配管継手46、47、48、
49、及び50を介して図示してないそれぞれの押出機
から多層クロスヘッド内にそれぞれ溶融樹脂を供給する
ことにより、コア28及びダイ32間からこの実施例の
場合、5層に重ね合わせたパリソンを押し出すことが可
能である。ハウジング22には、樹脂通路A、B、C、
D、及びEとそれぞれ連通する位置にブリードオフバル
ブ76、78、80、82、及び84がそれぞれ設けら
れている。ブリードオフバルブ76、78、80、8
2、及び84は、対応する樹脂通路の樹脂圧力が何らか
の理由で所定値以上に上昇したときに、これから溶融樹
脂の一部を外部に排出して樹脂圧力を低下させるように
なっている。なお、ハウジング22の外周部には、図中
仮想線で示すようにバンドヒータ88が取り付けられて
おり、同様に、ダイホルダ30の外周部にはバンドヒー
タ89が取り付けられている。各バンドヒータ88、8
9は、対応する熱電対72の温度測定データに基づいて
クロスヘッド内の溶融樹脂の温度を所定の範囲内に維持
するようになっている。
【0007】次に、この実施例の作用を説明する。あら
かじめ、ボルト56の締付力は、各調整ボルト64、6
6、68、及び70を進退させた場合に各分割ハウジン
グ14、16、18、及び20が、それぞれのスリーブ
38、40、42、及び44と一体の状態で、1段上の
分割ハウジングに対して半径方向に移動可能な大きさの
ものとされている。これにより、各調整ボルト64、6
6、68、及び70を進退させると、最上段の分割ハウ
ジング12を除く各分割ハウジング14、16、18、
及び20が、それぞれのスリーブ38、40、42、及
び44と一体の状態で、1段上の分割ハウジングに対し
て半径方向に移動し、環状通路A1 、B1 、C1 、及び
D1 の通路幅を調整することができる。この調整作業に
よって、2段目以降の配管継手47、48、49、及び
50は、図示してないそれぞれの押出機に対して相対位
置が変わることになるが、この位置の変化は1〜2mm
の小さい範囲であるので、配管継手と押出機間を接続す
る配管の弾性変形によって変位の影響を吸収することが
できる。同様にして調整リング62の半径方向位置を調
整して外層側通路E1 の通路幅を調整する。通路幅は、
全周にわたって均一となるように設定するのが一般的で
あるが、中空成形品の形状に応じて所定の偏心量となる
ように調整することもできる。これにより多層パリソン
の各層の肉厚調整が完了し、パリソン押出準備が整う。
図示してないそれぞれの押出機から配管継手46、4
7、48、49、及び50を介して多層クロスヘッド内
にそれぞれ溶融樹脂を供給する。それぞれの溶融樹脂
は、樹脂通路A、B、C、D、及びEから、すきま調整
された環状通路A1 、B1 、C1 、D1 、及び外層側通
路E1 を通ってコア28及びダイ30間の環状出口Fで
互いに重ね合わされ、5層の多層パリソンとして押し出
される。図示してないロッド駆動装置を作動させること
によってロッド26を介してコア28を軸方向に移動さ
せることにより、多層パリソンの全体の肉厚を調整する
ことができる。スリーブ38、40、42、及び44
と、調整リング62を半径方向に移動させても、ロッド
26に半径方向の力が作用することはないので、ロッド
26は軸方向に円滑に移動させることができる。
【0008】なお、上記実施例の説明においては、5層
の多層パリソンを押し出すものとしたが、これ以外の層
数とすることもできる。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
多層パリソンの肉厚調整を簡単に行うことができ、多層
クロスヘッドの作動に支障が生じることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の多層クロスヘッドを示す図である。
【符号の説明】
10 支持板 12、14、16、18、20 分割ハウジング 22 ハウジング 24 内筒 26 ロッド 28 コア 30 ダイ 32 ダイホルダ 34 調整リング 36 第1スリーブ 38 第2スリーブ 40 第3スリーブ 44 第4スリーブ 46 第5スリーブ 62 調整ボルト(第2調整部材) 64 第1調整ボルト(調整部材) 66 第2調整ボルト(調整部材) 68 第3調整ボルト(調整部材) 70 第4調整ボルト(調整部材) A、B、C、D、E F 樹脂通路 A1 、B1 、C1 、D1 環状通路 E1 外層側通路

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心状に配置された複数の環状通路(A
    1 、B1 、C1 、及びD1 )の通路幅を調整部材(6
    4、66、68、及び70)によってそれぞれ調整し、
    これらの環状通路(A1 、B1 、C1 、及びD1 )から
    それぞれ押し出された筒状の溶融樹脂を互いに重ね合わ
    せてコア(28)の外周部及びダイ(32)の内周部間
    に形成される環状出口(F)から多層パリソンとして押
    し出す多層クロスヘッドにおいて、 筒形のハウジング(22)と、これの軸心側に所定の半
    径方向の間隔をおいて固定配置された内筒(24)と、
    ハウジング(22)及び内筒(24)間に軸方向に順次
    重ね合わせた状態で配置された複数のスリーブ(36、
    38、40、42、及び44)と、 を有しており、 一番上の第1スリーブ(36)は、半径方向に移動しな
    いように、ハウジング(22)に固定されており、第1
    スリーブ(36)以外のスリーブ(38、40、42、
    及び44)は、半径方向に移動可能とされており、互い
    に隣り合うスリーブ(36と38、38と40、40と
    42、42と44)によって上記環状通路(A1 、B1
    、C1 、及びD1 )がそれぞれ構成されており、ハウ
    ジング(22)に上記調整部材(64、66、68、及
    び70)が第1スリーブ(36)以外のスリーブ(3
    8、40、42、及び44)をそれぞれ半径方向に移動
    できるように設けられていることを特徴とする多層クロ
    スヘッド。
  2. 【請求項2】 上記環状出口(F)側の上記スリーブ
    (44)の下端側外周部と対応する位置に配置された調
    整リング(34)と、調整リング(34)を半径方向に
    移動させることが可能な第2調整部材(62)と、が設
    けられており、 スリーブ(44)及び調整リング(34)によって環状
    の外層側通路(E1 )が形成されており、溶融樹脂が複
    数の環状通路(A1 、B1 、C1 、及びD1 )及び外層
    側通路(E1 )を通って環状出口(F)から多層パリソ
    ンとして押し出されるように構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の多層クロスヘッド。
JP1993007795U 1993-02-02 1993-02-02 多層クロスヘッド Expired - Lifetime JP2606566Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6058011B2 (ja) * 1975-08-12 1985-12-18 凸版印刷株式会社 ブロ−成形用多層パリソン成形装置

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