JP2606455B2 - 観測及びトリガチャネル切替信号発生装置 - Google Patents
観測及びトリガチャネル切替信号発生装置Info
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- JP2606455B2 JP2606455B2 JP264591A JP264591A JP2606455B2 JP 2606455 B2 JP2606455 B2 JP 2606455B2 JP 264591 A JP264591 A JP 264591A JP 264591 A JP264591 A JP 264591A JP 2606455 B2 JP2606455 B2 JP 2606455B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオシロスコープ等に使用
する観測及びトリガチャネル切替信号発生装置に関す
る。
する観測及びトリガチャネル切替信号発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5、6は従来の観測及びトリガチャネ
ル切替信号発生装置の構成を示している。図5、6にお
いて、401は表示切替信号でCHOPパルス発生回路
450と、カウンタ駆動パルス切替器420と、CHO
Pブランク制御回路460に接続されている。CHOP
パルス信号451はカウンタ駆動パルス切替器420に
接続されている。422はカウンタパルス信号、432
はリセット信号で観測チャネル切替信号を生成するシー
ケンス回路400に接続されている。406は観測チャ
ネル信号で観測チャネル信号をエンコードする観測エン
コード回路407と、トリガ信号の切替条件を選択する
トリガ切替選択回路408に接続されている。404は
観測チャネル切替信号、403はトリガチャネル選択信
号、405はトリガチャネル切替信号である。421は
ALTパルス信号でカウンタ駆動パルス切替器420に
接続されている。410はCHOPブランク生成回路
で、カウンタパルス信号422からブランク信号411
を生成する。ブランク信号411はCHOPブランク制
御回路460に接続されている。402は観測チャネル
選択信号でシーケンス回路400に接続されている。
ル切替信号発生装置の構成を示している。図5、6にお
いて、401は表示切替信号でCHOPパルス発生回路
450と、カウンタ駆動パルス切替器420と、CHO
Pブランク制御回路460に接続されている。CHOP
パルス信号451はカウンタ駆動パルス切替器420に
接続されている。422はカウンタパルス信号、432
はリセット信号で観測チャネル切替信号を生成するシー
ケンス回路400に接続されている。406は観測チャ
ネル信号で観測チャネル信号をエンコードする観測エン
コード回路407と、トリガ信号の切替条件を選択する
トリガ切替選択回路408に接続されている。404は
観測チャネル切替信号、403はトリガチャネル選択信
号、405はトリガチャネル切替信号である。421は
ALTパルス信号でカウンタ駆動パルス切替器420に
接続されている。410はCHOPブランク生成回路
で、カウンタパルス信号422からブランク信号411
を生成する。ブランク信号411はCHOPブランク制
御回路460に接続されている。402は観測チャネル
選択信号でシーケンス回路400に接続されている。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
観測チャネル選択信号402で所望の観測チャネルを選
択する。表示切替信号401を“1”にすることにより
CHOPパルス発生回路450はパルスを発生しカウン
タ駆動パルス切替器420を経由してシーケンス回路4
00のカウンタを駆動する。シーケンス回路400内の
JKフリップフロップの初期値は不定であるため、観測
チャネル選択信号402が設定された後数クロック入力
することにより、観測チャネル信号406が定まる。そ
の後のクロックの入力で所望の観測チャネル信号406
が現われる。また表示切替信号401が“1”であるた
めCHOPブランク制御回路460は、ブランク信号4
11をイネーブルとしCHOPブランク生成回路410
でカウンタパルス信号422を整形し出力する。407
観測エンコード回路は観測チャネル信号406をエンコ
ードし観測チャネル信号404として出力する。トリガ
チャネル切替信号405は、トリガ切替選択回路408
によりトリガチャネル選択信号403と観測チャネル信
号を切替、エンコードすることにより生成される。
観測チャネル選択信号402で所望の観測チャネルを選
択する。表示切替信号401を“1”にすることにより
CHOPパルス発生回路450はパルスを発生しカウン
タ駆動パルス切替器420を経由してシーケンス回路4
00のカウンタを駆動する。シーケンス回路400内の
JKフリップフロップの初期値は不定であるため、観測
チャネル選択信号402が設定された後数クロック入力
することにより、観測チャネル信号406が定まる。そ
の後のクロックの入力で所望の観測チャネル信号406
が現われる。また表示切替信号401が“1”であるた
めCHOPブランク制御回路460は、ブランク信号4
11をイネーブルとしCHOPブランク生成回路410
でカウンタパルス信号422を整形し出力する。407
観測エンコード回路は観測チャネル信号406をエンコ
ードし観測チャネル信号404として出力する。トリガ
チャネル切替信号405は、トリガ切替選択回路408
によりトリガチャネル選択信号403と観測チャネル信
号を切替、エンコードすることにより生成される。
【0004】次に表示切替信号401が“0”の場合に
ついて説明する。この場合CHOPパルス発生回路45
0はパルスの発生を停止している。またカウンタ駆動パ
ルス切替器420はALTパルス信号421をカウンタ
パルス信号422として出力する。さらにCHOPブラ
ンク制御回路460は、ブランク信号411の出力をデ
ィスエーブルとしている。その他の部分については、表
示切替信号401が“1”の場合と同様である。
ついて説明する。この場合CHOPパルス発生回路45
0はパルスの発生を停止している。またカウンタ駆動パ
ルス切替器420はALTパルス信号421をカウンタ
パルス信号422として出力する。さらにCHOPブラ
ンク制御回路460は、ブランク信号411の出力をデ
ィスエーブルとしている。その他の部分については、表
示切替信号401が“1”の場合と同様である。
【0005】このように上記従来の観測及びトリガチャ
ネル切替信号発生装置では、所望の表示切替、観測チャ
ネルの選択、トリガチャネルの選択、以上の条件を与え
ることにより所望の観測およびトリガチャネル切替信号
を得ることができる。
ネル切替信号発生装置では、所望の表示切替、観測チャ
ネルの選択、トリガチャネルの選択、以上の条件を与え
ることにより所望の観測およびトリガチャネル切替信号
を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の観測及びトリガチャネル切替信号装置では、シーケン
ス回路400が固定された回路であり観測チャネル切替
信号及びトリガチャネル切替信号のシーケンスが容易に
変更出来ない。またJKフリップフロップの初期値が不
定であるため、表示切替信号、観測チャネル選択信号、
トリガチャネル選択信号の設定あるいは変更後一定期
間、所望の観測チャネル切替信号、トリガチャネル切替
信号が得られないという問題があった。
の観測及びトリガチャネル切替信号装置では、シーケン
ス回路400が固定された回路であり観測チャネル切替
信号及びトリガチャネル切替信号のシーケンスが容易に
変更出来ない。またJKフリップフロップの初期値が不
定であるため、表示切替信号、観測チャネル選択信号、
トリガチャネル選択信号の設定あるいは変更後一定期
間、所望の観測チャネル切替信号、トリガチャネル切替
信号が得られないという問題があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、メモリに所望の観測チャネル切替、トリガ
チャネル切替のシーケンスを書き込むことにより回路の
結線を変更することなしに所望の切替信号を発生させる
ことができ、さらに表示切替信号、観測チャネル選択信
号、トリガチャネル選択信号の設定あるいは変更直後に
所望の観測チャネル切替信号、トリガチャネル切替信号
が得られる優れた観測及びトリガチャネル切替信号発生
装置を提供することを目的とするものである。
ものであり、メモリに所望の観測チャネル切替、トリガ
チャネル切替のシーケンスを書き込むことにより回路の
結線を変更することなしに所望の切替信号を発生させる
ことができ、さらに表示切替信号、観測チャネル選択信
号、トリガチャネル選択信号の設定あるいは変更直後に
所望の観測チャネル切替信号、トリガチャネル切替信号
が得られる優れた観測及びトリガチャネル切替信号発生
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、表示切替信号、観測チャネル選択信号、ト
リガチャネル選択信号、同期カウンタ計数値である環境
アドレス信号をメモリの入力とし、そのメモリの内容は
表示切替信号、観測チャネル選択信号、トリガチャネル
選択信号それぞれの組み合わせに循環アドレス信号で循
環するように構成されたシーケンスパターンと、メモリ
の外に設置された循環カウンタをリセットさせるための
条件パターンから成る。またメモリの出力は、シーケン
スパターンに対応する観測チャネル切替信号、トリガチ
ャネル切替信号と、条件パターンに対応する条件信号か
ら成る。上記内容のメモリと循環カウンタから成るシー
ケンス回路にCHOPパルス発生回路、CHOPブラン
ク生成回路、カウンタ駆動パルス切替器を設け、所望の
表示切替信号、観測チャネル選択信号、トリガチャネル
選択信号を与えることにより、必要なシーケンスパター
ンを得られるようにしたものである。
するために、表示切替信号、観測チャネル選択信号、ト
リガチャネル選択信号、同期カウンタ計数値である環境
アドレス信号をメモリの入力とし、そのメモリの内容は
表示切替信号、観測チャネル選択信号、トリガチャネル
選択信号それぞれの組み合わせに循環アドレス信号で循
環するように構成されたシーケンスパターンと、メモリ
の外に設置された循環カウンタをリセットさせるための
条件パターンから成る。またメモリの出力は、シーケン
スパターンに対応する観測チャネル切替信号、トリガチ
ャネル切替信号と、条件パターンに対応する条件信号か
ら成る。上記内容のメモリと循環カウンタから成るシー
ケンス回路にCHOPパルス発生回路、CHOPブラン
ク生成回路、カウンタ駆動パルス切替器を設け、所望の
表示切替信号、観測チャネル選択信号、トリガチャネル
選択信号を与えることにより、必要なシーケンスパター
ンを得られるようにしたものである。
【0009】
【作用】したがって本発明によれば、表示切替信号、観
測チャネル選択信号、トリガチャネル選択信号そして循
環カウンタから得られる循環アドレスにより、所望のシ
ーケンスパターンが書き込まれた領域を読み出し、必要
な観測チャネル切替信号、トリガチャネル切替信号、条
件信号を入力信号の設定直後から得ることが出来る。ま
たシーケンスパターンはメモリに記録される内容に依存
するため所望のシーケンスパターンが異なる場合でも個
々の回路および相互の接続を変更する必要がない。シー
ケンスパターンが入力信号の設定直後から得られること
により、CHOPブランク制御回路が不要となりカウン
タ駆動パルス切替器が一般の論理回路のみで構成でき
る。
測チャネル選択信号、トリガチャネル選択信号そして循
環カウンタから得られる循環アドレスにより、所望のシ
ーケンスパターンが書き込まれた領域を読み出し、必要
な観測チャネル切替信号、トリガチャネル切替信号、条
件信号を入力信号の設定直後から得ることが出来る。ま
たシーケンスパターンはメモリに記録される内容に依存
するため所望のシーケンスパターンが異なる場合でも個
々の回路および相互の接続を変更する必要がない。シー
ケンスパターンが入力信号の設定直後から得られること
により、CHOPブランク制御回路が不要となりカウン
タ駆動パルス切替器が一般の論理回路のみで構成でき
る。
【0010】
【実施例】図1、2は本発明の第1の実施例の構成を示
すものである。図1、2において、101はCHOP表
示とALT表示を切り替える表示切替信号であり、メモ
リ100のアドレス指定入力、カウンタ駆動パルス切替
器120のパルス切り替え入力、CHOPパルス発生回
路150のパルス断続入力に接続されている。102は
観測チャネル選択信号、103はトリガチャネル選択信
号であり、ROM100のアドレス切り替え入力に接続
されている。121はALTパルス信号であり、カウン
タを駆動するパルス切替器120の一方の信号入力に接
続されている。151はCHOPパルス信号であり、カ
ウンタ駆動パルス切替器120の他方の信号入力とCH
OPブランク生成回路110に接続され、CHOPブラ
ンク生成回路160は信号切替時に表示を消すブランク
信号111を出力する。122はカウンタを駆動するカ
ウンタパルス信号であり循環カウンタ130に接続され
ている。131はメモリ100のアドレスを循環させる
循環アドレス信号でありメモリ100のアドレス指定入
力と、カウンタの初期化条件を判定する判定回路140
の一方の入力に接続されている。メモリ100はアドレ
ス指定入力に従い観測チャネル切替信号104、トリガ
チャネル切替信号105、カウンタを初期化する条件信
号106を出力する。106条検信号は判定回路140
の他方の入力に接続されている。141は初期化信号で
あり循環カウンタ130の初期化入力に接続されてい
る。132は循環カウンタ130の循環アドレス信号1
31を全て“0”とするリセット信号である。
すものである。図1、2において、101はCHOP表
示とALT表示を切り替える表示切替信号であり、メモ
リ100のアドレス指定入力、カウンタ駆動パルス切替
器120のパルス切り替え入力、CHOPパルス発生回
路150のパルス断続入力に接続されている。102は
観測チャネル選択信号、103はトリガチャネル選択信
号であり、ROM100のアドレス切り替え入力に接続
されている。121はALTパルス信号であり、カウン
タを駆動するパルス切替器120の一方の信号入力に接
続されている。151はCHOPパルス信号であり、カ
ウンタ駆動パルス切替器120の他方の信号入力とCH
OPブランク生成回路110に接続され、CHOPブラ
ンク生成回路160は信号切替時に表示を消すブランク
信号111を出力する。122はカウンタを駆動するカ
ウンタパルス信号であり循環カウンタ130に接続され
ている。131はメモリ100のアドレスを循環させる
循環アドレス信号でありメモリ100のアドレス指定入
力と、カウンタの初期化条件を判定する判定回路140
の一方の入力に接続されている。メモリ100はアドレ
ス指定入力に従い観測チャネル切替信号104、トリガ
チャネル切替信号105、カウンタを初期化する条件信
号106を出力する。106条検信号は判定回路140
の他方の入力に接続されている。141は初期化信号で
あり循環カウンタ130の初期化入力に接続されてい
る。132は循環カウンタ130の循環アドレス信号1
31を全て“0”とするリセット信号である。
【0011】図3はシーケンスのデータであり、第1の
実施例におけるメモリ100の書き込み内容の一部を示
すものである。図3において231は3ビットのLSB
であるA0からA2アドレスであり、循環アドレス信号
131に対応している。203は5ビットのA3からA
7アドレスであり、トリガチャネル選択信号103に対
応している。202は5ビットのA8からA12アドレ
スであり、観測チャネル切替信号102に対応してい
る。201は1ビットのA13アドレスであり、表示切
替信号101に対応している。207は1ビットのA1
4アドレスであるが使用しないため“0”に固定してあ
る。これらによって所望のアドレスを選択することが出
来る。206は2ビットのD0、D1データであり条件
信号106に対応している。205は3ビットのD2か
らD4データでありトリガチャネル切替信号105に対
応している。204は3ビットのD5からD7データで
あり観測チャネル切替信号104に対応している。これ
らによって所望のアドレスに対応したデータを得ること
が出来る。200はA0からA2アドレス231が変化
し得る連続した8バイトのデータが示す1つの動作テー
ブルである。
実施例におけるメモリ100の書き込み内容の一部を示
すものである。図3において231は3ビットのLSB
であるA0からA2アドレスであり、循環アドレス信号
131に対応している。203は5ビットのA3からA
7アドレスであり、トリガチャネル選択信号103に対
応している。202は5ビットのA8からA12アドレ
スであり、観測チャネル切替信号102に対応してい
る。201は1ビットのA13アドレスであり、表示切
替信号101に対応している。207は1ビットのA1
4アドレスであるが使用しないため“0”に固定してあ
る。これらによって所望のアドレスを選択することが出
来る。206は2ビットのD0、D1データであり条件
信号106に対応している。205は3ビットのD2か
らD4データでありトリガチャネル切替信号105に対
応している。204は3ビットのD5からD7データで
あり観測チャネル切替信号104に対応している。これ
らによって所望のアドレスに対応したデータを得ること
が出来る。200はA0からA2アドレス231が変化
し得る連続した8バイトのデータが示す1つの動作テー
ブルである。
【0012】メモリ100は表示切替信号101、観測
チャネル選択信号102、トリガチャネル選択信号10
3による所望の組み合わせの種類に応じた動作テーブル
から成る。
チャネル選択信号102、トリガチャネル選択信号10
3による所望の組み合わせの種類に応じた動作テーブル
から成る。
【0013】次に上記第1の実施例の動作について説明
する。上記第1の実施例において表示切替信号101が
“0”の場合、カウンタ駆動パルス切替器120はAL
Tパルス信号121を反転しカウンタパルス信号122
として出力する。カウンタパルス信号122の周期はオ
シロスコープの掃引レートに依存している。CHOPパ
ルス発生回路はパルスの発生を止めCHOPパルス信号
151を“1”に固定する。このことによりCHOPブ
ランク生成回路110はブランク信号111を出力しな
い。また表示切替信号101が“1”の場合、CHOP
パルス発生回路は約500kHzのCHOPパルス信号1
51を出力する。カウンタ駆動パルス切替器120はC
HOPパルス信号151を選択し、これを反転してカウ
ンタパルス信号122として出力する。さらに約500
kHzのCHOPパルス信号151を入力されたCHOP
ブランク生成回路はCHOPパルス信号151の立ち上
がりを微分、反転した信号をブランク信号111として
出力する。循環カウンタ130はカウンタパルス信号1
22によって駆動され循環アドレス信号131を出力す
る。カウンタは表示切替信号により計数速度が異なる。
ROM100、循環カウンタ130、判定回路140そ
れぞれの動作の関係を表した5現象時のタイミングチャ
ートを図4に示す。310は表示切替信号101、観測
チャネル選択信号102、トリガチャネル選択信号10
3の設定、311は条件信号106のデータ、320は
カウンタパルス信号122のクロック、331は循環ア
ドレス信号131のアドレス、341は初期化信号14
1のリセットである。外部より設定310を図3のA3
からA7アドレス203、A8からA12アドレス20
2、A13アドレスに示すデータを図3のタイミング3
55で与えるとデータ311がD0、D1のように出力
される。またA0からA2アドレス入力331がタイミ
ング350のように現われると、判定回路140にデー
タ311のD0が「1」、A0からA2アドレス331
のA2が「1」を入力しているのでAND−NORをと
ることによりリセット341が「0」と出力される。こ
のリセット341の「0」がタイミング351の循環ア
ドレスカウンタ130に検出されクロック320の立ち
上がりでA0からA2アドレス331のA0からA2が
「0」にセットされる。これに伴いリセット341は
「1」となる。ここで初めてROM入出力250が整う
ことにより観測チャネル切替信号105が図3のデータ
204のように、またトリガチャネル切替信号106が
データ206のように現われる。
する。上記第1の実施例において表示切替信号101が
“0”の場合、カウンタ駆動パルス切替器120はAL
Tパルス信号121を反転しカウンタパルス信号122
として出力する。カウンタパルス信号122の周期はオ
シロスコープの掃引レートに依存している。CHOPパ
ルス発生回路はパルスの発生を止めCHOPパルス信号
151を“1”に固定する。このことによりCHOPブ
ランク生成回路110はブランク信号111を出力しな
い。また表示切替信号101が“1”の場合、CHOP
パルス発生回路は約500kHzのCHOPパルス信号1
51を出力する。カウンタ駆動パルス切替器120はC
HOPパルス信号151を選択し、これを反転してカウ
ンタパルス信号122として出力する。さらに約500
kHzのCHOPパルス信号151を入力されたCHOP
ブランク生成回路はCHOPパルス信号151の立ち上
がりを微分、反転した信号をブランク信号111として
出力する。循環カウンタ130はカウンタパルス信号1
22によって駆動され循環アドレス信号131を出力す
る。カウンタは表示切替信号により計数速度が異なる。
ROM100、循環カウンタ130、判定回路140そ
れぞれの動作の関係を表した5現象時のタイミングチャ
ートを図4に示す。310は表示切替信号101、観測
チャネル選択信号102、トリガチャネル選択信号10
3の設定、311は条件信号106のデータ、320は
カウンタパルス信号122のクロック、331は循環ア
ドレス信号131のアドレス、341は初期化信号14
1のリセットである。外部より設定310を図3のA3
からA7アドレス203、A8からA12アドレス20
2、A13アドレスに示すデータを図3のタイミング3
55で与えるとデータ311がD0、D1のように出力
される。またA0からA2アドレス入力331がタイミ
ング350のように現われると、判定回路140にデー
タ311のD0が「1」、A0からA2アドレス331
のA2が「1」を入力しているのでAND−NORをと
ることによりリセット341が「0」と出力される。こ
のリセット341の「0」がタイミング351の循環ア
ドレスカウンタ130に検出されクロック320の立ち
上がりでA0からA2アドレス331のA0からA2が
「0」にセットされる。これに伴いリセット341は
「1」となる。ここで初めてROM入出力250が整う
ことにより観測チャネル切替信号105が図3のデータ
204のように、またトリガチャネル切替信号106が
データ206のように現われる。
【0014】次に図4においてクロック320の立ち上
がりがタイミング351で現われると、図1、2の循環
アドレスカウンタ130の循環アドレス信号131が図
4のA0からA2アドレス入力331のタイミング35
1にあるデータに変化する。これにより図3のROM入
出力251が整い観測チャネル切替信号105がデータ
204に示すように変化する。以降カウンタパルス信号
122に図4のクロック320にある立ち上がりが現わ
れるごとに、図3のROM入出力252、253、25
4と変化していく。ROM入出力に254が現われると
再び図4のA0からA2アドレス331のA2が「1」
となりデータ311のD0の「1」と共に図1、図2の
判定回路140に入力され再び図4のタイミング355
でリセット341が「0」と出力される。このリセット
341の出力「0」がタイミング356のクロック32
0の立ち上がりで循環カウンタ130のA0からA2ア
ドレス311の全てのビットが「0」にセットされこれ
に伴いリセット341は「1」となる。新たな表示切替
信号101、観測チャネル選択信号102、トリガチャ
ネルの選択信号103が現われるまで上記リセット34
1が「0」から再び「0」となる動作を繰り返す。また
電源投入直後等で循環アドレス信号131が所望のデー
タをとらない場合でも図2のROM入出力255から2
57のデータ206のD0に示すように「1」が出力さ
れ、図4のクロック320の立ち上がりで図1、2の循
環カウンタ130のA0からA2アドレス311の全て
のビットが「0」にセットされる。これに伴いリセット
341は「1」となり正常な動作を開始することが出来
る。
がりがタイミング351で現われると、図1、2の循環
アドレスカウンタ130の循環アドレス信号131が図
4のA0からA2アドレス入力331のタイミング35
1にあるデータに変化する。これにより図3のROM入
出力251が整い観測チャネル切替信号105がデータ
204に示すように変化する。以降カウンタパルス信号
122に図4のクロック320にある立ち上がりが現わ
れるごとに、図3のROM入出力252、253、25
4と変化していく。ROM入出力に254が現われると
再び図4のA0からA2アドレス331のA2が「1」
となりデータ311のD0の「1」と共に図1、図2の
判定回路140に入力され再び図4のタイミング355
でリセット341が「0」と出力される。このリセット
341の出力「0」がタイミング356のクロック32
0の立ち上がりで循環カウンタ130のA0からA2ア
ドレス311の全てのビットが「0」にセットされこれ
に伴いリセット341は「1」となる。新たな表示切替
信号101、観測チャネル選択信号102、トリガチャ
ネルの選択信号103が現われるまで上記リセット34
1が「0」から再び「0」となる動作を繰り返す。また
電源投入直後等で循環アドレス信号131が所望のデー
タをとらない場合でも図2のROM入出力255から2
57のデータ206のD0に示すように「1」が出力さ
れ、図4のクロック320の立ち上がりで図1、2の循
環カウンタ130のA0からA2アドレス311の全て
のビットが「0」にセットされる。これに伴いリセット
341は「1」となり正常な動作を開始することが出来
る。
【0015】このように上記第1の実施例によればメモ
リ100が書き込み可能であるため、図3にあるメモリ
の内容を変更することが出来る。このことから従来オシ
ロスコープの機種ごとに設計した回路を1つの回路に統
一し共通して使用できるという利点を有する。また上記
第1の実施例によればメモリ100と、循環カウンタ1
30と、CHOPブランク生成回路110と、カウンタ
駆動パルス切替器と、判定回路140と、CHOPパル
ス発生回路150とから成り回路規模が小さく結線本数
が少ない為、回路全体を小さく出来るという効果を有す
る。
リ100が書き込み可能であるため、図3にあるメモリ
の内容を変更することが出来る。このことから従来オシ
ロスコープの機種ごとに設計した回路を1つの回路に統
一し共通して使用できるという利点を有する。また上記
第1の実施例によればメモリ100と、循環カウンタ1
30と、CHOPブランク生成回路110と、カウンタ
駆動パルス切替器と、判定回路140と、CHOPパル
ス発生回路150とから成り回路規模が小さく結線本数
が少ない為、回路全体を小さく出来るという効果を有す
る。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、所望の観測チャネル切替とトリガチャネル切替とカ
ウンタリセットの条件の状態遷移をメモリのデータと
し、観測チャネル選択とトリガチャネル選択と表示切替
とカウンタの循環アドレスをメモリのアドレスに対応さ
せ、外部から指定する観測チャネルとトリガチャネルと
表示切替によって、所望するデータを循環して出力出来
るようにしたものであり、メモリの内容は書き込み可能
であるため異なる機能のオシロスコープでも同じ回路構
成で所望の動作を得ることができるという効果を有す
る。
に、所望の観測チャネル切替とトリガチャネル切替とカ
ウンタリセットの条件の状態遷移をメモリのデータと
し、観測チャネル選択とトリガチャネル選択と表示切替
とカウンタの循環アドレスをメモリのアドレスに対応さ
せ、外部から指定する観測チャネルとトリガチャネルと
表示切替によって、所望するデータを循環して出力出来
るようにしたものであり、メモリの内容は書き込み可能
であるため異なる機能のオシロスコープでも同じ回路構
成で所望の動作を得ることができるという効果を有す
る。
【0017】さらに本発明によればメモリとカウンタと
切替器と判定回路と発振回路で構成されるため回路規模
が小さく結線を少なくすることができるという効果を有
する。
切替器と判定回路と発振回路で構成されるため回路規模
が小さく結線を少なくすることができるという効果を有
する。
【図1】本発明の第1の実施例における観測及びトリガ
チャネル切替信号発生装置の回路図
チャネル切替信号発生装置の回路図
【図2】本発明の第1の実施例における観測及びトリガ
チャネル切替信号発生装置の回路図
チャネル切替信号発生装置の回路図
【図3】同装置のメモリ100に記録された5現象時の
シーケンスデータ図
シーケンスデータ図
【図4】同装置の5現象時のタイミングチャート
【図5】従来の観測及びトリガチャネル切替信号発生装
置の回路図
置の回路図
【図6】従来の観測及びトリガチャネル切替信号発生装
置の回路図
置の回路図
100 メモリ 101 表示切替信号 102 観測チャネル選択信号 103 トリガチャネル選択信号 104 観測チャネル切替信号 105 トリガチャネル切替信号 106 条件信号 110 CHOPブランク生成回路 111 ブランク信号 120 カウンタ駆動パルス切替器 121 ALTパルス信号 122 カウンタパルス信号 130 環境カウンタ 131 環境アドレス信号 132 リセット信号 140 判定回路 141 初期化信号 150 CHOPパルス発生回路 151 CHOPパルス信号
Claims (1)
- 【請求項1】所望の切替データを観測チャネルとトリガ
チャネルと表示形式から選択する入力と循環するアドレ
スの入力と、上記観測チャネルの切替出力と上記トリガ
チャネルの切替出力とカウンタリセットの条件出力によ
り、上記観測チャネル切替データと上記トリガチャネル
切替データとリセット条件データが書き込まれたメモリ
と、CHOPパルスを発生する発振器と、表示形式によ
り上記CHOPパルスとALTパルス入力を切り替える
切替器と、切り替えられたパルスにより計数値を出力
し、リセット信号により初期値を出力する循環カウンタ
と、上記メモリから出力される条件と循環カウンタの計
数値を比較しリセット信号を出力する判定回路を備えた
観測及びトリガチャンネル切替信号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP264591A JP2606455B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 観測及びトリガチャネル切替信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP264591A JP2606455B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 観測及びトリガチャネル切替信号発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04242169A JPH04242169A (ja) | 1992-08-28 |
JP2606455B2 true JP2606455B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=11535101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP264591A Expired - Lifetime JP2606455B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 観測及びトリガチャネル切替信号発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606455B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP264591A patent/JP2606455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04242169A (ja) | 1992-08-28 |
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