JP2606216Y2 - 管内検査カメラ装置 - Google Patents

管内検査カメラ装置

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JP2606216Y2
JP2606216Y2 JP1993037675U JP3767593U JP2606216Y2 JP 2606216 Y2 JP2606216 Y2 JP 2606216Y2 JP 1993037675 U JP1993037675 U JP 1993037675U JP 3767593 U JP3767593 U JP 3767593U JP 2606216 Y2 JP2606216 Y2 JP 2606216Y2
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JP
Japan
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camera
camera head
float
control unit
pipe
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JP1993037675U
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裕 山口
知伸 関
英 五十嵐
一義 黒岩
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Tokyo Metropolitan Government
Tokyo Electronic Industry Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Metropolitan Government
Tokyo Electronic Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、上水管、下水管、ガ
ス管等の内部を視覚的に検査できる管内検査カメラ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】上下水管の検査等に用いられている管内
検査カメラ装置は、管内に進入したテレビカメラ部によ
り管内部を撮像し、ケーブルを介して外部のモニタへ画
像信号を伝送し、管内部を視覚的に観察できるようにな
っている。これにより、管内壁及び管接続部の損傷状態
等を検出することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
管内検査カメラ装置によると、上水管等水中の検査は、
カメラの撮像位置、撮像姿勢を思うように制御しにくい
ために、撮像範囲が狭く、傷や損傷等を見落とすことが
あった。また、管内部に泥等が蓄積していると、カメラ
がこれに接触し、水中を汚濁するために沈殿するまで待
たなければならず、破損箇所を見付けるまでに時間がか
かるという問題があった。そこでこの考案は、管内に挿
入されるカメラヘッド部の位置を自由に制御することが
できる管内検査カメラ装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、カメラヘッ
ド部と、このカメラヘッド部内部の電気回路に接続され
る信号線を内挿し、前記カメラヘッド部に一端が取り付
けられ、他端が外部の遠隔制御部に接続されたカメラ制
御ケーブルと、前記カメラヘッド部近傍に取り付けら
れ、チューブとの間のみで空気出し入れが行われるフロ
ートと、前記フロートの空気容量を前記遠隔制御部側か
ら前記チューブを通して制御してカメラヘッド部の浮
上、沈下をおこない、カメラ位置を制御する位置制御手
段とを備えるものである。
【0005】
【作用】上記の手段により、前記フロートの空気容量を
位置制御手段により制御することにより、カメラヘッド
部を浮上、あるいは沈下させることが自由になり、管内
部の撮影エリアを拡大でき、また管内部の障害物を避け
て侵入することが可能となり検査の作業性の向上、検査
の正確性の向上を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下この考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1はこの考案による管内検査カメラ装置であ
る。カメラヘッド部100は、外部フレーム101の内
部に固体撮像素子とその前方のレンズ系102を有す
る。レンズ系102の周囲には前方を照明するための複
数の照明部103が設けられている。固体撮像素子を駆
動するための電源や、制御信号、さらには固体撮像素子
で取得された撮像信号は、カメラ制御ケーブル400の
内部を通して配線された信号線を通じて、遠隔制御部5
00と関連されている。
【0007】次に、カメラヘッド部100とカメラ制御
ケーブル400の継ぎ目周囲には、例えば浮き輪状のフ
ロート600が取付けられている。このフロート600
は、カメラ制御ケーブル400の内部を通して遠隔制御
部500に繋がるチューブ601を介して制御される。
即ち、チューブ601の一端は、フロート600に接続
され、他端は遠隔制御部500の電磁弁50fに接続さ
れている。電磁弁50fには電磁弁50eが接続され、
電磁弁50eには、コンプレッサ502が接続されてい
る。さらに電磁弁50e、50fは制御部501により
動作が制御される。
【0008】ここでフロート600の制御について説明
する。電磁弁50eは、常時閉弁であり、50fは常時
開の弁である。したがって、両者がオフしているとき
は、フロート600は現状を維持する。次に電磁弁50
eがオン、電磁弁50fがオフの場合は、フロート体積
が増加してカメラヘッド部100は水中において浮上さ
れる。逆に次に電磁弁50eがオフ、電磁弁50fがオ
ンの場合は、フロート体積が減少してカメラヘッド部1
00は沈下される。
【0009】上記したカメラ装置によると、図2
(A)、図2(B)、図2(C)に示すような各状態に
位置させることができ、カメラの撮像場所を変えたり、
管内の障害物を乗り越えたりすることができる。これに
より撮像エリアを拡大でき管内の検査精度を向上でき、
また作業性を向上できる。またこの装置は、浮上したり
沈下する装置であるから、水中で水を噴射する方式とこ
となり、静かに浮上、沈下するので、管内部に沈下して
いる泥等を攪拌することがない。
【0010】この考案は、上記の実施例に限定されるも
のではない。図3はこの考案の他の実施例であり、向き
制御部300をさらに設けたものである。そして向き制
御部300の周囲にフロート600を配備した装置であ
る。
【0011】この実施例においては、固体撮像素子を駆
動するための電源や、制御信号、さらには固体撮像素子
で取得された撮像信号は、連結部材200の内部、向き
制御部300の内部及びカメラ制御ケーブル400の内
部を通して配線された信号線を通じて、遠隔制御部50
0と関連されている。
【0012】次に、向き制御部300には、その軸周り
に複数のシリンダ30a、30b、30c、30d(3
0dは図示せず)が軸方向へシリンダ軸を可動できるよ
うに配備されている。そしてシリンダ30a〜30dの
可動軸には、例えばワイヤ31a〜31d(31dは図
示せず)が取付けられ、このワイヤ31a〜31dの他
端は、カメラヘッド部100の外部フレーム101に取
付けられている。
【0013】上記シリンダ30a〜30dは、カメラ制
御ケーブル400内部に内挿されたチューブ32a〜3
2dを通して、遠隔制御部500により制御される。遠
隔制御部500には、各チューブ32a〜32dが取付
けられる電磁弁50a〜50dが設けられ、またこの電
磁弁50a〜50bを制御する制御部501が設けられ
ている。さらに電磁弁50a〜50dには、コンプレッ
サ502が接続されている。なお、カメラ制御ケーブル
400内には、撮像信号を遠隔制御部500の映像処理
回路に導くための信号線及び固体撮像素子を駆動するた
めの信号線を内挿したケーブル401も設けられてい
る。
【0014】上記の連結部200は、例えば中空を有し
たゴム等の材質からなり、弾力性と復帰力を有する。こ
の連結部200はこの実施例に限らず、例えば、通常の
電線ケーブルの周りにコイルスプリングを巻回したもの
であっても良い。また、ワイヤ31a〜31dは、これ
に限らず連結棒であってもよく、アクチュエータの役割
を果たすものであればよい。
【0015】図4は、この上記実施例の動作例を示して
いる。カメラヘッド部100の向きを自在に制御するこ
とができ、装置の使い勝手、管検査の信頼性を向上でき
る。さらにこの装置は、向き制御部300の周囲にフロ
ート600を取付けてあるので被検査管700が大きい
径の場合、カメラの全体位置を上下に制御することがで
き、検査が容易になる。特に、小型のカメラヘッド部1
00であって、そのレンズ系の焦点を合わせるのに本体
を移動させて合わせなければならないような場合、極め
て有効である。この場合、平行してカメラヘッド部10
0の向き制御を行うことにより検査を正確に行うことが
できる。
【0016】またこのようにカメラヘッド部100の向
きを変えることができるので、屈曲した管内部を侵入す
る場合や、T字路の場合の向き変更が可能であり、作業
が容易であるとともに、カメラヘッド部100に外部か
ら無理な力をかけるようなことがなくなり、安全上でも
有効である。この考案は、上記の実施例に限定されるも
のではなく、シリンダの数は実施例では4つであるがさ
らに増設してもよい。また3つあるいは2つであっても
よい。さらに検査装置の上下が常に決まっているような
ものの場合、連結部材が復帰量を有すると最低1つであ
ってもよい。
【0017】図5は、向き制御のために3つの電磁弁5
0a、50b、50cが用意され、位置制御(浮上、沈
下制御)のために2つの電磁弁50e、50fが設けら
れた例を示している。ここでフロート600の制御につ
いて説明する。電磁弁50eは、常時閉弁であり、50
fは常時開の弁である。したがって、両者がオフしてい
るときは、フロート600は現状を維持する。次に電磁
弁50eがオン、電磁弁50fがオフの場合は、フロー
ト体積が増加してカメラヘッド部100は浮上される。
逆に次に電磁弁50eがオフ、電磁弁50fがオンの場
合は、フロート体積が減少してカメラヘッド部100は
沈下される。
【0018】
【考案の効果】上記したようにこの考案によると、ケー
ブル先端に設けられているカメラヘッド部の位置を自由
に制御することができ、管内部の侵入時の円滑性、監視
する撮像エリアの選択が可能となり、装置の使い勝手、
管検査の信頼性を向上できるものである。また、この装
置によると、カメラヘッド部の位置を変える場合、水等
の噴射を利用しないために、周囲の水の攪拌を行い濁り
を立てることがなく、静かに位置を変えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す図。
【図2】この考案の管内検査装置の動作例を示す図。
【図3】この考案の他の実施例を示す図。
【図4】図3の装置の動作例を示す図。
【図5】図3の装置に使用されたシリンダ及びフロート
制御系の説明図。
【符号の説明】
100…カメラヘッド部、200…連結部、300…向
き制御部、400…カメラ制御ケーブル、500…遠隔
制御部、101…外部ケース、102…レンズ系、10
3…照明部、30a〜30c…シリンダ、31a〜31
c…ワイヤ、32a〜32d…チューブ、50a〜50
d…電磁弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 五十嵐 英 埼玉県与野市八王子5丁目11番1−204 号 (72)考案者 黒岩 一義 東京都昭島市緑町1丁目6番31号KEN T HOUSE A−201号 (56)参考文献 特開 昭60−38641(JP,A) 実開 平1−74675(JP,U) 実開 平6−9338(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/253 H04N 7/18 G02B 23/24 - 23/26

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラヘッド部と、 このカメラヘッド部内部の電気回路に接続される信号線
    を内挿し、前記カメラヘッド部に一端が取り付けられ、
    他端が外部の遠隔制御部に接続されたカメラ制御ケーブ
    ルと、 前記カメラヘッド部近傍に取り付けられ、チューブとの
    間のみで空気出し入れが行われるフロートと、前記フロートの空気容量を前記遠隔制御部側から前記チ
    ューブを通して制御してカメラヘッド部の浮上、沈下を
    おこない、カメラ位置を制御する位置制御手段と を具備
    したことを特徴とする管内検査カメラ装置。
JP1993037675U 1993-07-09 1993-07-09 管内検査カメラ装置 Expired - Lifetime JP2606216Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010077991A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Cosmo Koki Co Ltd 管内作業装置

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JP7082345B2 (ja) * 2018-07-03 2022-06-08 株式会社美貴本 内面調査装置
JP2021047045A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 三菱パワー株式会社 管部材の検査システム及び管部材の検査方法
KR102311977B1 (ko) * 2021-04-05 2021-10-12 김성국 부력 조절이 가능한 관로 검사용 내시경 장치

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