JP2606202Y2 - 陳列部付き耐火金庫 - Google Patents
陳列部付き耐火金庫Info
- Publication number
- JP2606202Y2 JP2606202Y2 JP1993041448U JP4144893U JP2606202Y2 JP 2606202 Y2 JP2606202 Y2 JP 2606202Y2 JP 1993041448 U JP1993041448 U JP 1993041448U JP 4144893 U JP4144893 U JP 4144893U JP 2606202 Y2 JP2606202 Y2 JP 2606202Y2
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- Japan
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- safe
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- display unit
- section
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、陳列物たる宝石や貴金
属の如き高額商品等の陳列物を陳列する陳列部と、該陳
列物を保管する金庫部から成る陳列部付き耐火金庫に関
する。
属の如き高額商品等の陳列物を陳列する陳列部と、該陳
列物を保管する金庫部から成る陳列部付き耐火金庫に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、宝石店等においては、営業時間外
は盗難等を防止するべく、陳列してあった宝石や貴金属
の如き高額商品等の陳列物をショーケースから取り出
し、該ショーケースと別の場所に設置してある金庫類に
運搬して保管するのが一般的である。そして、営業開始
前に該金庫類から前記陳列物を取り出して、ショーケー
スまで運搬し、再度陳列しなおすという方法をとってい
た。
は盗難等を防止するべく、陳列してあった宝石や貴金属
の如き高額商品等の陳列物をショーケースから取り出
し、該ショーケースと別の場所に設置してある金庫類に
運搬して保管するのが一般的である。そして、営業開始
前に該金庫類から前記陳列物を取り出して、ショーケー
スまで運搬し、再度陳列しなおすという方法をとってい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の方法では、
陳列物の陳列点数が多い場合には、営業の開始及び終了
にあたって、運搬のためショーケースと金庫類間を何度
も往復しなければならず、該運搬作業及び搬出入作業に
長時間を要するという問題点があった。
陳列物の陳列点数が多い場合には、営業の開始及び終了
にあたって、運搬のためショーケースと金庫類間を何度
も往復しなければならず、該運搬作業及び搬出入作業に
長時間を要するという問題点があった。
【0004】本考案は以上の問題点を解消することを課
題とし、かつ該課題を解決した陳列部付き耐火金庫を提
供することを目的とする。
題とし、かつ該課題を解決した陳列部付き耐火金庫を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するために、例えば、宝石や貴金属の如き高額商品等の
陳列物を内部に陳列し、少なくとも正面と上面から該陳
列物を透視し得る陳列部2を、該陳列物を保管し得る耐
火性を備えた金庫部1の上に、溶接で一体不可分に固定
するとともに、陳列部2の出入部9と、金庫部1の開閉
可能な開放部4を背面側に設け、この開放部4に、引き
出し可能、かつ押し込み可能に、引出し4aを取り付け
た。
するために、例えば、宝石や貴金属の如き高額商品等の
陳列物を内部に陳列し、少なくとも正面と上面から該陳
列物を透視し得る陳列部2を、該陳列物を保管し得る耐
火性を備えた金庫部1の上に、溶接で一体不可分に固定
するとともに、陳列部2の出入部9と、金庫部1の開閉
可能な開放部4を背面側に設け、この開放部4に、引き
出し可能、かつ押し込み可能に、引出し4aを取り付け
た。
【0006】
【作用】前記陳列部2の出入部9と金庫部1の開放部4
が、上下に隣接することになるので、陳列物を陳列部2
と金庫部1間において容易に移すことが可能で、運搬作
業を行うことなく、該陳列物の保管作業あるいは陳列作
業を短時間で行うことができる。
が、上下に隣接することになるので、陳列物を陳列部2
と金庫部1間において容易に移すことが可能で、運搬作
業を行うことなく、該陳列物の保管作業あるいは陳列作
業を短時間で行うことができる。
【0007】
【実施例】以下に、本考案の好適な実施例を添付図面に
基いて詳細に説明する。ここにおいて、図1は縦断側面
図、図2は正面図、図3は背面図である。
基いて詳細に説明する。ここにおいて、図1は縦断側面
図、図2は正面図、図3は背面図である。
【0008】図1〜図3に示すように、本実施例の陳列
部付き耐火金庫は、箱状の金庫部1と、内部に陳列物た
る宝石や貴金属等の高額商品を陳列するための、該金庫
部1の上に溶接で一体不可分に固定された陳列部2とか
ら構成する。
部付き耐火金庫は、箱状の金庫部1と、内部に陳列物た
る宝石や貴金属等の高額商品を陳列するための、該金庫
部1の上に溶接で一体不可分に固定された陳列部2とか
ら構成する。
【0009】前記金庫部1は、鋼板製で防盗機能と耐火
機能を備えた、背面側を開放した箱状の本体3の該開放
部4に、開閉部材たる引出し4aを引き出し可能、かつ
押し込み可能に取り付けて成る。また、金庫部1には、
図示していないが、侵入盗対策として、破壊に対する衝
撃感知センサー、施錠忘れに対する非施錠感知センサー
を付設してある。前記引出し4aには、引き出す時に手
をかけるための把手5と、引出し4aを押し込んで閉じ
た状態でロックするための鍵穴6が設けてある。また、
本体3の底部四隅には、金庫を移動するためのキャスタ
ー7a・・・と、金庫を支持するための着脱可能な脚7
b・・・が設けてある。なお、図1〜図3中、符号8・
・・は、前記キャスター7a・・・及び脚7b・・・を
覆うカバーである。
機能を備えた、背面側を開放した箱状の本体3の該開放
部4に、開閉部材たる引出し4aを引き出し可能、かつ
押し込み可能に取り付けて成る。また、金庫部1には、
図示していないが、侵入盗対策として、破壊に対する衝
撃感知センサー、施錠忘れに対する非施錠感知センサー
を付設してある。前記引出し4aには、引き出す時に手
をかけるための把手5と、引出し4aを押し込んで閉じ
た状態でロックするための鍵穴6が設けてある。また、
本体3の底部四隅には、金庫を移動するためのキャスタ
ー7a・・・と、金庫を支持するための着脱可能な脚7
b・・・が設けてある。なお、図1〜図3中、符号8・
・・は、前記キャスター7a・・・及び脚7b・・・を
覆うカバーである。
【0010】前記陳列部2は、前記金庫部1の引出し4
aと同じ背面側に、二枚のスライド可能な引き戸9a,
9aを備える出入部9を設け、該引き戸9a,9aは、
必要に応じて、閉じた状態でロックし得るように構成さ
れている。図1及び図3中、符号10は、該ロックのた
めの鍵穴である。また、この陳列部2は、前記出入部9
の反対側である正面側及び上面を、透明なガラス板1
1,12で構成するとともに、他の二側部は不透明の板
体13,14で構成されている。さらに、該陳列部2の
内部には陳列物を載置するための階段状の陳列台15が
配置してある。
aと同じ背面側に、二枚のスライド可能な引き戸9a,
9aを備える出入部9を設け、該引き戸9a,9aは、
必要に応じて、閉じた状態でロックし得るように構成さ
れている。図1及び図3中、符号10は、該ロックのた
めの鍵穴である。また、この陳列部2は、前記出入部9
の反対側である正面側及び上面を、透明なガラス板1
1,12で構成するとともに、他の二側部は不透明の板
体13,14で構成されている。さらに、該陳列部2の
内部には陳列物を載置するための階段状の陳列台15が
配置してある。
【0011】以上のように構成した本実施例の陳列部付
き耐火金庫は、陳列部2の正面側であるガラス板11側
を御客が通過するように配置し、営業にあたっては、陳
列物を金庫部1から陳列部2に移し陳列する。したがっ
て、御客は金庫部1を陳列部2の単なる載置台と認識す
ることになり、陳列部2が金庫の一部であるというもの
ものしさを感じさせない。そして、閉店後に、陳列台1
5に陳列してある陳列物たる宝石や貴金属等の高額商品
を、陳列部2の引き戸9a,9aを引くことによって開
放した出入部9から取り出し、金庫部1の、引き出した
引出し4a内に移した後に、該引出し4aを本体3内に
押し込み、鍵穴6に鍵を差し込んでロックし保管する。
また、開店前には、前記保管作業とは逆の手順に従っ
て、陳列物を金庫部1から取り出し、陳列部2の陳列台
15上に陳列する。このように、本実施例では、陳列部
2の出入部9と、金庫部1の引出し4aを設けた開放部
4が、上下に隣接することになるので、運搬作業を行う
ことなく、陳列物の保管作業あるいは陳列作業を短時間
で行うことができるという利点がある。また、重量のあ
る金庫部1が陳列部2の載置台となるので、陳列部2の
載置台を別途設ける必要がないとともに、安定性もよい
という利点がある。
き耐火金庫は、陳列部2の正面側であるガラス板11側
を御客が通過するように配置し、営業にあたっては、陳
列物を金庫部1から陳列部2に移し陳列する。したがっ
て、御客は金庫部1を陳列部2の単なる載置台と認識す
ることになり、陳列部2が金庫の一部であるというもの
ものしさを感じさせない。そして、閉店後に、陳列台1
5に陳列してある陳列物たる宝石や貴金属等の高額商品
を、陳列部2の引き戸9a,9aを引くことによって開
放した出入部9から取り出し、金庫部1の、引き出した
引出し4a内に移した後に、該引出し4aを本体3内に
押し込み、鍵穴6に鍵を差し込んでロックし保管する。
また、開店前には、前記保管作業とは逆の手順に従っ
て、陳列物を金庫部1から取り出し、陳列部2の陳列台
15上に陳列する。このように、本実施例では、陳列部
2の出入部9と、金庫部1の引出し4aを設けた開放部
4が、上下に隣接することになるので、運搬作業を行う
ことなく、陳列物の保管作業あるいは陳列作業を短時間
で行うことができるという利点がある。また、重量のあ
る金庫部1が陳列部2の載置台となるので、陳列部2の
載置台を別途設ける必要がないとともに、安定性もよい
という利点がある。
【0012】本考案は前記実施例になんら限定されるも
のではなく、例えば、金庫部1と陳列部2の固定は、前
記実施例のように溶接ではなく、ビス止め等他の方法に
よってもよいほか、金庫部1と陳列部2を一体形成する
ようにしてもよい。また、陳列部2の出入部9及び金庫
部1の開放部4は、前記実施例のように背面側ではな
く、他の二側部(前記実施例にあっては板体13あるい
は14が設けてある側部)のうちのいずれか一方に設け
てもよい。さらに、この陳列部付き耐火金庫は横方向に
複数設けてもよい。
のではなく、例えば、金庫部1と陳列部2の固定は、前
記実施例のように溶接ではなく、ビス止め等他の方法に
よってもよいほか、金庫部1と陳列部2を一体形成する
ようにしてもよい。また、陳列部2の出入部9及び金庫
部1の開放部4は、前記実施例のように背面側ではな
く、他の二側部(前記実施例にあっては板体13あるい
は14が設けてある側部)のうちのいずれか一方に設け
てもよい。さらに、この陳列部付き耐火金庫は横方向に
複数設けてもよい。
【0013】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、陳列部
の出入部と、金庫部と、金庫部の引出しを設けた開放部
が、上下に隣接することになるので、運搬作業を行うこ
となく、陳列物の保管作業及び陳列作業を短時間で行う
ことができるとともに、金庫部が陳列部の載置台となる
ので、陳列部の載置台を別途設ける必要がないという効
果を奏し得る。
の出入部と、金庫部と、金庫部の引出しを設けた開放部
が、上下に隣接することになるので、運搬作業を行うこ
となく、陳列物の保管作業及び陳列作業を短時間で行う
ことができるとともに、金庫部が陳列部の載置台となる
ので、陳列部の載置台を別途設ける必要がないという効
果を奏し得る。
【図1】縦断側面図。
【図2】正面図。
【図3】背面図。
1 金庫部 2 陳列部 3 本体 4 開放部 4a 引出し 9 出入部 9a 引き戸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05G 1/00
Claims (1)
- 【請求項1】 宝石や貴金属の如き高額商品等の陳列物
を内部に陳列し、外部から透視し得るように成した箱状
の陳列部と、該陳列物を保管し得る耐火性を備えた金庫
部を一体的に設けた陳列部付き耐火金庫であって、該陳
列部を金庫部の上に一体的に設けるとともに、陳列部の
出入部と、金庫部の開閉可能な開放部を一面側に設け、
この開放部に、引き出し可能、かつ押し込み可能に、引
出しを取り付けたことを特徴とする陳列部付き耐火金
庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993041448U JP2606202Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 陳列部付き耐火金庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993041448U JP2606202Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 陳列部付き耐火金庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076466U JPH076466U (ja) | 1995-01-31 |
JP2606202Y2 true JP2606202Y2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=12608664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993041448U Expired - Lifetime JP2606202Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 陳列部付き耐火金庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606202Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP1993041448U patent/JP2606202Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076466U (ja) | 1995-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |