JP2606017B2 - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JP2606017B2 JP20784191A JP20784191A JP2606017B2 JP 2606017 B2 JP2606017 B2 JP 2606017B2 JP 20784191 A JP20784191 A JP 20784191A JP 20784191 A JP20784191 A JP 20784191A JP 2606017 B2 JP2606017 B2 JP 2606017B2
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  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置に用い
られる超音波探触子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波診断装置において、一般的
に使用されている超音波探触子としては、図5に示すよ
うな構成が知られている。
【0003】図5は従来の超音波探触子を示す斜視図で
ある。図5に示すように、保持体20の上に複数個の短
冊状の圧電振動子21a、21b、21c、…が等間隔
で一列に並設され、圧電振動子アレイ21が形成されて
いる。圧電振動子アレイ21の超音波放射面に第1およ
び第2の音響整合層22および23が順次設けられ、第
2の音響整合層23の上に音響レンズ24が設けられて
いる。音響レンズ24は被検体Mよりも超音波伝搬速度
の遅い物質、例えば、シリコーンゴム等からなり、圧電
振動子アレイ21の配列方向と直交する断面で凸面状に
形成されている。
【0004】以上の構成において、音響レンズ24の凸
面側の表面を被検体Mに接触させ、圧電振動子アレイ2
1の複数個の圧電振動子21a、21b、…に電気信号
を印加する。これに伴い、圧電振動子21a、21b、
…の超音波放射面から放射される超音波ビームは、音響
整合層22、23および音響レンズ24を伝搬して被検
体M内に進行する。被検体M内からの反射信号は上記と
は逆の径路をたどり、圧電振動子21a、21b、…に
より受信されて電気信号に変換され、超音波診断装置本
体(図示省略)へ送られ、ここで画像処理され、超音波
診断画像が表示される。この動作について圧電振動子2
1a、21b、21c、…を順次切り替えて行うことに
より、数画面の超音波診断画像を実時間で表示すること
ができる。そして、上記のように超音波ビームを被検体
M内に放射する際、音響レンズ24と被検体Mとの超音
波伝搬速度の差を利用して圧電振動子アレイ21の配列
方向と直交する断面での超音波ビームの集束を行うこと
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般にサイドローブレ
ベルは圧電振動子21a、21b、21c、…の開口に
よって決まるものであり、圧電振動子21a、21b、
21c、…の開口において、印加する電圧を制御した
り、放射面積を変えたりして、中心部ほど音圧が高く、
周辺部に至るに従って音圧を低くすることにより、サイ
ドローブレベルを低減させることができることは良く知
られている。しかしながら、上記のような従来例の構成
では、音響レンズ24の厚みが圧電振動子アレイ21の
配列方向に直交する断面で見ると、開口の中心部が最も
厚く、周辺部に至るに従って薄くなっているため、音響
レンズ24の超音波伝搬減衰によって開口の中心部から
周辺部に至るに従い、音圧が高くなり、サイドローブレ
ベルが上昇する。また、超音波の伝搬減衰は周波数に比
例して大きくなるため、周波数帯域特性において高周波
成分の利得低下が生じる。このため、分解能の低下や疑
似エコーの発生など、超音波診断画像を著しく劣化さ
せ、誤診を招く要因になっている。
【0006】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、超音波ビームを所定の位置に集束させ
ると共に、サイドローブを低レベルに抑圧し、また、広
い周波数帯域特性を有し、したがって、分解能を向上さ
せることができると共に、疑似エコーの発生を防止する
ことができて良好な超音波診断画像を得ることができ、
また、周波数帯域特性を変えることなく、被検体との接
触性を向上させることができるようにした超音波探触子
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数個の圧電振動子が一列に並設され、
その配列方向と直交する断面で超音波放射方向に凹面形
状に形成された圧電振動子アレイと、この圧電振動子ア
レイの超音波放射面に設けられ、上記圧電振動子アレイ
側の面が上記圧電振動子の配列方向と直交する断面で凸
面形状であり、反対側の面が平面形状である音響整合層
と、この音響整合層の平面側に設けられ、音響整合層と
は反対側の面が上記圧電振動子の配列方向と直交する断
面で凹面形状を有し、所定の超音波減衰を持つ第1の超
音波伝搬材料と、この第1の超音波伝搬材料の凹面側に
設けられ、第1の超音波伝搬材料側の面が上記圧電振動
子の配列方向と直交する断面で凸面形状であり、超音波
減衰がほぼ0に近い第2の超音波伝搬材料とを備えたも
のである。
【0008】そして、上記音響整合層が、圧電振動子側
の面が凸面形状の第1の音響整合層と、この第1の音響
整合層と第1の超音波伝搬材料との間に設けられた平板
状の第2の音響整合層からなり、上記第1の音響整合層
の音響インピーダンスZ1と上記第2の音響整合層の音
響インピーダンスZ2が、圧電振動子の音響インピーダ
ンスZ0と被検体の音響インピーダンスZ3との中間の値
を有し、 Z0>Z1>Z2>Z3 の関係が成り立つように設定するのが好ましい。また、
上記第1の超音波伝搬材料および第2の超音波伝搬材料
の音響インピーダンスを被検体の音響インピーダンスと
ほぼ等しく設定し、また、上記第1の超音波伝搬材料
、Triangular関数、Hanning関数、Hamming関数、Blac
kman関数、Gauss関数、Sine関数の何れか1つの関数で
規定される凹面形状に形成するのが好ましい。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、圧電振動子アレ
イを配列方向と直交する断面で超音波放射方向に所定の
曲率で凹面形状にすることにより、圧電振動子アレイの
配列方向と直交する断面で超音波ビームを所定の深さに
集束させることができ、また、第1の音響整合層の厚み
を圧電振動子アレイの配列方向と直交する断面におい
て、中心部から周辺部に至るに従って薄くすることによ
り、広範囲な周波数領域での音響的整合をとることがで
き、周波数帯域特性の広帯域化を図ることができるの
で、第1の超音波伝搬材料の減衰による高周波成分の低
下による画質への影響を最小限に抑えることができる。
また、所定の超音波減衰を持つ第1の超音波伝搬材料の
厚みを圧電振動子アレイの配列方向と直交する断面にお
いて、中心部から周辺部に至るに従って厚くなるように
形成しているので、中心部から周辺部に至るに従って第
1の超音波伝搬材料による減衰が大きくなり、中心部に
至るに従って音圧が高く、周辺部に至るに従って音圧が
低くなり、これにより超音波診断画像の分解能の劣化や
疑似エコーの要因であるサイドローブを低く抑えること
ができる。また、第1の超音波伝搬材料と被検体との間
に超音波減衰がほぼ0に近い第2の超音波伝搬材料を設
けて第1の超音波伝搬材料の凹部を埋めているので、周
波数帯域特性を変えることなく被検体に適合させること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
について説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例における超音波探
触子を示す斜視図である。図1に示すように、保持体1
0の上に電気音響変換を司る複数個の圧電振動子11
a、11b、11c、…が等間隔で一列に並設されて圧
電振動子アレイ11が形成されている。この圧電振動子
アレイ11は配列方向と直交する断面(以下、XZ断面
という)で超音波放射方向(以下、Z方向という)に所
定の曲率半径で全体が曲げられて凹面形状に形成されて
いる。圧電振動子アレイ11の超音波放射面に、圧電振
動子アレイ11側の面がXZ断面で凸面形状であり、反
対側の被検体M側の面が平面形状である第1の音響整合
層12が設けられ、必要に応じて、第1の音響整合層1
2の超音波放射面に平板状の第2の音響整合層13が設
けられている。第2の音響整合層13の上には被検体M
側で、XZ断面で第2の音響整合層13とは反対側の被
検体M側が凹面形状であり、所定の超音波減衰を持つ第
1の超音波伝搬材料14が設けられ、この第1の超音波
伝搬材料14の凹面側の被検体M側に、XZ断面で第1
の超音波伝搬材料14側の面が凸面形状であり、反対側
が平面形状であり、超音波減衰がほぼ0に近い第2の超
音波伝搬材料15が設けられている。
【0012】以上の構成において、第2の超音波伝搬材
料15の平面側の表面を被検体Mに接触させ、圧電振動
子アレイ11の複数個の圧電振動子11a、11b、…
に電気信号を印加する。これに伴い、圧電振動子11
a、11b、…の超音波放射面から放射される超音波ビ
ームは、第1、第2の音響整合層12、13および第
1、第2の超音波伝搬材料14、15を伝搬して被検体
M内に進行する。被検体M内からの反射信号は上記とは
逆の径路をたどり、圧電振動子11a、11b、…によ
り受信されて電気信号に変換され、超音波診断装置本体
(図示省略)へ送られ、ここで画像処理され、超音波診
断画像が表示される。この動作について圧電振動子11
a、11b、11c、…を順次切り替えて行うことによ
り、数画面の超音波診断画像を実時間で表示することが
できる。
【0013】そして、圧電振動子11a、11b、11
c、…には、一成分系の圧電セラミックスPbTi
3、二成分系の圧電セラミックスPbZrO3−PbT
iO3、三成分系の圧電セラミックスPb(Mg1/3Nb
2/3)O3−PbZrO3−PbTiO3等を用い、XZ断
面においてZ方向に所定の曲率半径で凹面形状に形成
し、所定の形状比(幅と厚みの比)に切断分離する。こ
れらの圧電セラミックスの音響インピーダンスは概ね2
5〜30MRaylである。この圧電振動子11a、1
1b、11c、…は圧電セラミックスを焼成した後、研
磨して形成し、若しくは焼成時に所定の曲率を持つよう
に成形することができる。このように、圧電セラミック
スを凹面形状に形成することにより、その曲率半径に対
応した距離にXZ断面における超音波ビームの集束を行
うことができる。
【0014】第1の音響整合層12には、エポキシ樹脂
や塩化ビニルなどの高分子材料にタングステンなどの金
属粉末を所定の比率で混合した材料を用い、この材料を
圧電振動子11a、11b、11c、…の超音波放射面
に密着させるようにXZ断面において圧電振動子11
a、11b、11c、…側を凸面形状に、反対側の被検
体M側を平面形状に形成する。この第1の音響整合層1
2の音響インピーダンスは、図2(a)、(b)に示す
ように、エポシキ樹脂、塩化ビニルなどの高分子材料と
金属粉末との混合比によって変化させることができるの
で、圧電振動子11a、11b、11c、…と第2の音
響整合層13の音響インピーダンスの中間の値を持つよ
うに金属粉末の混合比を調整して決める。また、この材
料は流動性であるので、比較的容易にさまざまな形状に
成形することができる。
【0015】第2の音響整合層13はエポキシ樹脂を用
いて平板状に成形する。エポキシ樹脂の音響インピーダ
ンスは、約3MRaylである。
【0016】これらの第1および第2の音響整合層12
および13は、超音波を効率よく被検体Mに放射すると
共に、被検体Mからの反射エコーを効率よく受信する役
割を持つ。
【0017】一般に、音響整合層の厚みtnは、λ/4
に設定することが望ましいとされている。ここで、λは
音響整合層における超音波の波長であり、超音波の周波
数fと音響整合層の音速Vnから、(数1)で求められ
る。
【0018】
【数1】
【0019】音響整合層の厚みtnと超音波の周波数と
の関係は(数2)で表わされ、音響整合層の厚みと通過
する超音波の周波数が関係していることを示している。
【0020】
【数2】
【0021】したがって、上記のようにXZ断面におい
て一方が凸面形状、他方が平面形状を持つ第1の音響整
合層12の厚みtn(x)は、図3に示すように、x方向に
対し、(数3)で表わされる。
【0022】
【数3】
【0023】ここで、Rは曲率半径、aは圧電振動子1
1a、11b、11c、…の短軸開口長、t0は第1の
音響整合層12の最小厚み、xは曲率中心線からの距離
である。(数3)で表わされるように、第1の音響整合
層12の厚みが変化するため、それぞれの厚みに対して
通過する超音波の周波数が変化し、広範囲な周波数帯域
を持つ超音波探触子を実現することができる。
【0024】第1の超音波伝搬材料14には、シリコー
ンゴムのように音響インピーダンスが被検体Mとほぼ等
しく所定の超音波減衰を持つ材料を用いる。第2の超音
波伝搬材料15には、ブタジエンゴムや天然ゴムのよう
に音響インピーダンスが被検体Mとほぼ等しく、超音波
減衰がほぼ0に近い材料を用いる。すなわち、第1およ
び第2の超音波伝搬材料14および15の音響インピー
ダンスを被検体Mとほぼ等しくして音響整合条件を維持
し、第1の音響伝搬材料14の超音波減衰を利用して、
超音波探触子から放射される超音波の重みづけを行う構
成となっている。
【0025】第1の超音波伝搬材料14の減衰係数をα
とすると、第1の超音波伝搬材料14における超音波減
衰量Aは、(数4)で表わされる。
【0026】
【数4】
【0027】ここで、fは超音波の周波数、tは第1の
超音波伝搬材料14の厚みである。(数4)から明らか
なように特定の周波数に対する超音波の減衰量は、第1
の超音波伝搬材料14の厚みに比例している。したがっ
て、上記のようにXZ断面において第1の超音波伝搬材
料14における第2の音響整合層13とは反対側の被検
体M側の面を所定の関数で凹面形状に形成することによ
り、中心部に至るに従い、超音波減衰を少なくし、周辺
部に至るに従い、超音波減衰を大きくすることができる
ので、XZ断面での超音波の指向特性においてサイドロ
ーブを抑圧することが可能となる。
【0028】図4は代表的な窓関数を示し、(表1)は
窓関数とサイドローブレベルの関係についてシミュレー
ションを行った結果を示している。
【0029】
【表1】
【0030】(表1)に示す結果から、窓関数として、
Triangular関数又はHanning関数又はHamming関数又はBl
ackman関数又はGauss関数又はSine関数を用いると、第
1のサイドローブレベルは、全く重みづけをしない場合
のレベル(−28.3dB)と比較して上記各関数とも
大幅に低くなっていることがわかる。したがって、第1
の超音波伝搬材料14の形状をXZ断面においてその厚
みが、上記各関数の何れか1つの関数となるように形成
することにより、XZ断面におけるサイドローブを大幅
に抑圧することができる。
【0031】第2の超音波伝搬材料15として、超音波
減衰がほぼ0に近い材料を用いることにより、第1の超
音波伝搬材料14における重みづけの効果を損なうこと
なく、被検体Mとの接触性を高めることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
電振動子アレイを配列方向と直交する断面で超音波放射
方向に所定の曲率で凹面形状にすることにより、圧電振
動子アレイの配列方向と直交する断面で超音波ビームを
所定の深さに集束させることができ、また、第1の音響
整合層の厚みを圧電振動子アレイの配列方向と直交する
断面において、中心部から周辺部に至るに従って薄くす
ることにより、広範囲な周波数領域での音響的整合をと
ることができ、周波数帯域特性の広帯域化を図ることが
できるので、第1の超音波伝搬材料の減衰による高周波
成分の低下による画質への影響を最小限に抑えることが
できる。また、所定の超音波減衰を持つ第1の超音波伝
搬材料の厚みを圧電振動子アレイの配列方向と直交する
断面において、中心部から周辺部に至るに従って厚くな
るように形成しているので、中心部から周辺部に至るに
従って第1の超音波伝搬材料による減衰が大きくなり、
中心部に至るに従って音圧が高く、周辺部に至るに従っ
て音圧が低くなる。これにより超音波診断画像の分解能
の劣化や疑似エコーの要因であるサイドローブを低く抑
えることができる。したがって、良好な超音波診断画像
を得ることができる。また、第1の超音波伝搬材料と被
検体との間に超音波減衰がほぼ0に近い第2の超音波伝
搬材料を設けて第1の超音波伝搬材料の凹部を埋めてい
るので、周波数帯域特性を変えることなく、被検体に適
合させ、被検体との接触性を向上させることができる。
【0033】また、第1および第2の音響整合層を用い
ることにより、両者の音響インピーダンスを調整して超
音波を効率よく被検体に放射すると共に、被検体からの
反射エコーを効率よく受信することができる。
【0034】また、第1および第2の超音波伝搬材料の
音響インピーダンスを被検体の音響インピーダンスにほ
ぼ等しくすることにより、被検体の境界面での超音波の
反射を低くし、効率よく被検体内に超音波を放射するこ
とができる。
【0035】また、第1の超音波伝搬材料を所定の関数
で規定される凹面形状に形成することにより、サイドロ
ーブを大幅に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における超音波探触子を示す
斜視図
【図2】(a)同超音波探触子に用いる第1の音響整合
層を形成するエポキシ樹脂とタングステン粉末の混合比
と、音響インピーダンスの関係を示す図 (b)同超音波探触子に用いる第1の音響整合層を形成
する塩化ビニルとダングステン粉末の混合比と、音響イ
ンピーダンスの関係を示す図
【図3】同超音波探触子に用いる第1の音響整合層の厚
みの変化を求めるための説明図
【図4】同超音波探触子に用いる第1の超音波伝搬材料
を形成するための代表的な窓関数の説明図
【図5】従来の超音波探触子を示す斜視図
【符号の説明】 10 保持体 11 圧電振動子アレイ 12 第1の音響整合層 13 第2の音響整合層 14 第1の超音波伝搬材料 15 第2の超音波伝搬材料 M 被検体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−207840(JP,A) 特開 昭63−234949(JP,A) 特開 平2−234749(JP,A) 特開 平2−246957(JP,A) 特開 平3−151952(JP,A) 実開 昭61−180006(JP,U) 実開 昭58−48213(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の圧電振動子が一列に並設され、
    その配列方向と直交する断面で超音波放射方向に凹面形
    状に形成された圧電振動子アレイと、この圧電振動子ア
    レイの超音波放射面に設けられ、上記圧電振動子アレイ
    側の面が上記圧電振動子の配列方向と直交する断面で凸
    面形状であり、反対側の面が平面形状である音響整合層
    と、この音響整合層の平面側に設けられ、音響整合層と
    は反対側の面が上記圧電振動子の配列方向と直交する断
    面で凹面形状を有し、所定の超音波減衰を持つ第1の超
    音波伝搬材料と、この第1の超音波伝搬材料の凹面側に
    設けられ、第1の超音波伝搬材料側の面が上記圧電振動
    子の配列方向と直交する断面で凸面形状であり、超音波
    減衰がほぼ0に近い第2の超音波伝搬材料とを備えた超
    音波探触子。
  2. 【請求項2】 音響整合層が、圧電振動子側の面が凸面
    形状の第1の音響整合層と、この第1の音響整合層と第
    1の超音波伝搬材料との間に設けられた平板状の第2の
    音響整合層からなり、上記第1の音響整合層の音響イン
    ピーダンスZ1と上記第2の音響整合層の音響インピー
    ダンスZ2が、圧電振動子の音響インピーダンスZ0と被
    検体の音響インピーダンスZ3との中間の値を有し、 Z0>Z1>Z2>Z3 の関係が成り立つ請求項1記載の超音波探触子。
  3. 【請求項3】 第1の超音波伝搬材料および第2の超音
    波伝搬材料の音響インピーダンスが被検体の音響インピ
    ーダンスとほぼ等しい請求項1または請求項2記載の超
    音波探触子。
  4. 【請求項4】 第1の超音波伝搬材料が、Triangular関
    数、Hanning関数、Hamming関数、Blackman関数、Gauss
    関数、Sine関数の何れか1つの関数で規定される凹面形
    状である請求項1または請求項2または請求項3記載の
    超音波探触子。
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